映画 翔んで埼玉 感想

翔んで埼玉
これもかなり前に観たので詳細が曖昧です。
漫画版は全部読みました。
といっても漫画版は未完の作品ですが。

・ストーリーについて

原作ではさいたま県がひたすらディスられているといった世界観でしたが映画ではディスられていたという都市伝説があり、その話都市伝説をラジオで流している、といった風で話が展開していきます。
まあ原作は未完、それも打ち切りとかの話ではなく完全に途中で話が終わってますしそもそも特定の県をディスっているこの作品をそのまま作るのもどうかといった話でもありますのでこの映画の流れで良かったと思います。

・ロケ地

盛大にさいたま県をディスっているこの作品ですが一番ディスられているのが映画内の扱いでなくてロケ地ではないでしょうか?
映画のメインで使われているロケ地が埼玉県外で行われているらしいです。製作者のコメントを確認したわけじゃないので信憑性はわからないですがこれが一番ディスってますよね。
そしてその理由が「埼玉県にさいたまらしいロケ地がない」といったものらしいです。信憑性は不明ですがこの作品ならありえなくもなく、そして納得できそうなのが怖いですね。

・関東圏

で、この作品は埼玉ディスりがメインだと思われますが個人的には関東圏がほとんどディスられているんじゃないでしょうか?
千葉も埼玉県と同様ですし群馬はさらに酷い(といっても劇中説明がありますが)。そして東京も他県に劇中の状態を強いてる有様、そしてそのコバンザメ状態の神奈川。これはもう関東圏ディスってますよね。一番酷いと思うのが完全に悪役の東京だと思いますが。

・主演

二人とも非常に良い演技をしてたと思います。GACKTの役は原作では高校生役、というか映画でも高校生役なのですGACKTは年齢的にどうかと思ったのですが映画を観たらその評価は一変しますね。これはGACKT以外にあり得ない。そしてそのGACKTを使った格付けはある意味GACKTもディスられている状態と言えなくもないような気がしないでもない。
二階堂ふみも非常に良い演技をしてました。他県の地名を言おうとするだけであれだけ良い演技ができる若手はそうはいないでしょうね。非常に良いディスり方をしていました。

・感想

とても面白かったです。予告編を見て面白そうだと思った人は是非映画館に行ってください。
ただその結末は人には教えないでください。そうあなたの近くにも…これ以上書くと色々と危険なので詳細は映画館で。

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