・感想
劇場版という事で劇場版でメインのゲスト、仮面ライダーファム・霧島 美穂について書いてみようと思います。
「龍騎、衝撃の結末。最終回、先行映画化。」
というキャッチコピーのこの映画。テレビ放送を見た視聴者は理解していると思いますが最終回ではありません。
簡単に解説すると龍騎の世界はライダーバトルを繰り返し行っています。
繰り返し行える、行っている理由については書き切れないので省略しますがライダーを変え、パターンを変え、何度も何度も行っている訳です。
そして今回の参加者・霧島美穂について。
彼女は結婚詐欺師。
殺人も厭わない悪徳刑事のシザース。ゲーム感覚で人を殺すガイ。凶悪殺人犯の王蛇。
等々癖の強い(そういった人間を神崎が選出していはいるのですが)参加者の中で彼女もそういった人間なのでしょうか?
自分は違うと思います。
確かに彼女は結婚詐欺師です。しかし結婚詐欺師相手に詐欺を行う等人を選んで詐欺行為等を行っています。上記の3人のようなサイコパス気質(シザースは若干違う気がしますが)とは違い相手を選び、行動しているようです。理由はきっと姉が死んだ事が関係しているのでしょう。たまたまそこにいたから、といった理由で浅倉に殺された姉。その姉の為にライダーとして戦う事を決意した霧島ですが浅倉のように無差別に人を陥れる事は避けたかったのではないかと思えます。
決して善人という訳ではないですが根本的な悪人ではない。そんな彼女が出会ったのが城戸でした。かなりお人よしであり抜けている部分もありますが強い正義感の持ち主であり人の為を思って行動できる人間です。姉が殺され自身は結婚詐欺を繰り返す。そんな経験から荒んでしまった彼女が、純粋で人の為に行動できる城戸に惹かれたのも納得できる展開と言えます。
しかし彼女は城戸の姿をしたリュウガに致命傷を負わされ亡くなってしまいます。
最後に城戸に看取ってもらう事も出来た彼女でしたが彼と別れ一人で死ぬことを決意します。それはきっと城戸に心労をかけたくなかったからではないでしょうか?
靴紐も満足に結べない、自身の事は無頓着な彼ですが他人の為ならば命を張ってまで行動できる人間です。そんな彼に死にゆく自分の、姉の為とは言え結婚詐欺などを行ってしまった自分の為に苦しんでほしくなかったのではないでしょうか?
最期の思いも自分の事ではなく姉、そして城戸に対するものでした。自身の最期に他人の事を思いやる事の出来る人間。やはり根本的な悪人ではなく、もし道が違えば城戸といいパートナーになれた存在だったかもしれませんね。
勧善懲悪ではなく善悪入り混じった人間たちの人間ドラマを描いた龍騎。その中の戦いの一つの結末を描いた劇場版でしたがその龍騎に相応しい、単純な良い、悪いでは語れない人間性を見せてくれた霧島。劇場版のストーリーを盛り上げてくれた良いキャラだったと思います。
以上龍騎の感想です。
以上がTTFC投稿分
以下追記。主に雑記。
・戦わなければ生き残れない!
龍騎関連の作品みるたびに思うのですが酷いキャッチコピーだなと。戦っても生き残れないですからね。ライダーバトルで勝利、というか終わらせる為には黒幕である神崎士郎の妹と知り合いになってさらにその彼女に神崎士郎を説得させなければならない、という条件を満たさないといけないわけでして。さらには一度や二度で諦める人間ではないので幾度となく戦いを繰り返した後で妹に説得させなければいけないという条件付き。
あれやっぱり戦わなければ生き残れない?
戦っても生き残れる人間がほとんどいないのが問題ですが(というか生き残ったライダー自体は存在しなくてリセットされたから結果として生き残れたという話になってくる?)
外伝というかドラゴンライダーを入れれば違ってくるんですが。結構強かったゼイビアックス将軍が13人のライダーのリンクベント食らって死ぬシーンはなかなかアメリカンだなと思います。
・劇場版ゲストキャラ
この作品は(というか龍騎、555辺り?)前作登場人物がゲストキャラで出てきてるんですよね。大体キャラの性格を踏まえた配置になってはいるのですがここでもやっぱりギルスの扱いが酷い。浅倉にやられる街のチンピラというのは。まあ思い切りはまり役ではあるのですがもう少し美味しい役を上げて欲しかった。本当に色々扱い悪いですよねギルス。
・ガードベント
龍騎の特徴として同じ種類のカードでもライダーによって効果が違うんですよね。
アドベントはまあ違って当然なんですが特殊なコピーベントもライアとベルデで違いますからね。
そして単なる盾のはずなのに結構個性が出るガードベント。
ファンの間では王蛇のガードベントが有名ですがファムも結構個性的ですね。防御だけではなく回避率向上のバフ付き。王蛇が相手でなかったらもう少し善戦できたのではないでしょうか?劇中無敵を誇ったベルデのコピーベントとかも見破れそうな。こういう個性的な効果いいですよね。
・ドームズデイ
劇場版先行登場でしたっけ?
まあ本編同様に扱い悪いのですが。王蛇のライダーキル率ダントツに高いはずなんですがこのファイナルベント失敗しまくりなんですよね。
とはいえ単純に強いデッキが勝ち残る訳ではないのも龍騎のいいところ。オーディンとか中の人問題があるとはいえ負けまくりですしね。
・サバイブ
どういう経緯で入手したのか。そしてリュウガ戦で何故使わなかったのか。この辺りはものすごく井上先生っぽい展開な気がします。
リュウガ戦途中で神崎士郎が発狂してるからその前に渡されてはいるはずなんですよね。じゃあ何でリュウガ戦で使わなかったのか。多分気分の問題。井上先生はパワーアップアイテムを実に雑に使いますよね。
その代わりか知らないですがキバは後半エンペラーしか使わなったですが。そしてエンペラーしか使わなかったはずなのに使われなかったバッシャーフィーバー。もう本当にこの手のアイテムの使い方が雑。
展開自体は互いを認めつつ絶望的な戦いに挑む二人の決意を表しているようでいいんですけどね。

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