映画 スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021 リュウソウジャー特別編 メモリー・オブ・ソウル・メイツ 感想

32話と33話。映画と併せて観たい32.5話でした。
映画はキラメイジャーとゼンカイジャーに尺を取られて短かったですがその時間をフルに使って良い話になっていたと思います。
本編ではあまりにも短いリュウソウジャーの一員としてのナダでしたがそれを補完してくれる良い作品でした。

ディメボルケーノとのやり取り(全て奪われたら云々。これが33話ラストの動画にも繋がってくる)
卓球(33話冒頭で前フリなしの突然の卓球)
弱体化していたガイソーグでのウデンとの死闘。
そしてラストのコウの、全てを知った後での思い出・ソウルを一つにしたナダとのメモリーを思い出すモノローグ。
本編で使った描写をフルに活かして短いなりにもきちんとまとめていた、ファンにとってはたまらないメモリーになったと思います。

・コウ

パンフレットのインタビューで役者さんが語っていましたがラストのモノローグが切ない。

・トワ

メルト、トワ、アスナという組み合わせって結構珍しい感じが。
本編だとメルトとトワってあんまり絡んでないイメージなのですが。

・メルト

フォーメーション考えていたのメルトだった事が判明?
しかし本編では7人全員の名乗りは叶わなかっただけに今回やって欲しかったような気がします。

・カナロ

いつもの残念婚活。
ただ最終回では(ファイナルはまだ読んでないです)アスナとの関係性が気になる展開となっていたので本編で婚活成功してしまう訳もなし。
というか今回は(大抵相手が既婚者、恋人持ち)相手が残念だった(命の恩人につぶれかけの卓球場の券を渡すのはどうなのかと)のですが。

・ガイゾーグ

ウデン戦でそれまでの強さが嘘のようにあっさり(と言ってもウデン自体が幹部の強敵ですが)破損し、ナダ死亡となった訳ですが今回理由が判明。
もう既にただの鎧状態だったんですね。
ウデン戦で特に必殺技等使用しなかったのも納得。
使用しなかったのではなく、使用できなかっただけという話。
言われてみれば単純ですが本編の流れからしても納得できる話です。
ただ最初に鎧を装着した(特に思念が集まっていない状態の)ヴァルマが結構強かった事を考えると単なる鎧状態でもそこそこ強かったはず。(単純にヴァルマが無駄に強かった可能性もありますが)
リュウソウジャーとなって初戦の、そして最後の戦闘がウデンでなければもう少し活躍できたかもしれない、と思うと残念ですね。

・卓球

33話の冒頭、そしてラストのエラスの悪夢でナダが卓球をしていましたがこちらも理由が判明。
カナロの婚活の(いつもの、そして残念な)結果だったんですね。
戦いに明け暮れた末のつかの間の休息。
今回の映画だけ観ると微笑ましいシーンですが33話、そして最終回まで観ると涙無くしては見れないシーンになってますね。

・坂本監督

何故か敵が人間型(そしてスタイルの良い女性)マイナソー。
そして無駄にヘソ見せスタイル。
アクションで吹っ飛ぶ椅子。
十中八九坂本監督だと思っていたらやっぱり坂本監督でした。
しかし予算もあまりないはずの今回のリュウソウジャーの裏事情を逆手にとって、生身アクション大好き坂本監督というのは非常に良い選択だったんじゃないかと思います。
新造のキャラは作れない。アクターさんはキラメイ(そして前回の全レッドの無茶企画)に取られて色々と制限のある中では生身のアクションに集中して撮影ってのは最善だったんじゃないでしょうか?
最終回後のある意味ファンサービス的な回でなおかつ尺が短いとなると変身前の姿を多く描いて欲しいですしね。

特撮
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