映画 シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想

映画 シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想
ネタバレありの感想です。
ちなみに今までの劇場版は一本も観てないです。
テレビ版はちょいちょい観た記憶が。漫画版もほぼ読んでません。
主な情報源はスパロボ。
という訳でかなり偏った知識での感想になっています。
そして適当な感想になっています。

・感想

色々とわからない事が多すぎました。
まあ旧作含めて劇場版観てないですし。
ただし観ていても終盤、特にガイウスの槍誕生辺りからラスト辺りまでは恐らく理解できなかったと思います。

一応ゲンドウの目的辺りはテレビ版と大差なかったはず(ユイ関連の話)なので理解できたのですがカヲル君関係はさっぱり。
あと旧作にいなかったマリもよくわからない。
カヲル君が何らかの要因以外では死ねない(真空がどうのこうの?)、そして大量に並べられた棺の描写。
これらから今までのシリーズは最終的には人類補完計画を止める為、世界をリセットし、やり直してきた。
そのたびにカヲル君は何らかの役割を与えられ、補完計画にとって重要な役割を担うシンジに影響を与えてきた、という解釈でいいのでしょうか?

今回の完結編ではエヴァンゲリオンをガイウスの槍で消滅(エヴァがいない世界を望んだ人類の望み?)にさせた事、やり直しではなく続きを、リセットではなくコンテニューを選ぶことでエヴァンゲリオンのいない世界を創り出し、人類は先へと進むことが出来た、という解釈でいいんですかね?
ラストの電車、カヲル君とレイ、そしてシンジとマリが登場していた事。ゲンドウやユイ、ミサトさんが出ていなかった(というか出てない人物が多すぎて判断しづらいですが)事から完結編終盤で死亡した人間や補完されなかった人物はいなくなったまま、といった解釈でいいのでしょうか?

メインストーリー、そしてカヲル君関係でもよくわからないのにさらにマリに関しては全くわからない。
冬月の教え子でユイやゲンドウと同じゼミ?の人間だという事はわかりましたが数十年外見が成長していなかった事。(アスカが使徒化していた事から恐らく同じ状態?)今までのシリーズには登場せず今回の劇場版のみに登場した事。
そして絵コンテ状態の海辺のシーンで登場出来た経緯がさっぱり。

エヴァンゲリオンのいない世界を創造した事でエヴァのパイロットであるマリが旧世界から除外され新たな世界へと至った、的な解釈でいいのでしょうか?
よくわからない事が多すぎましたがシンジの精神的な成長。そしてゲンドウとの対話。この辺りは旧作と変化してないと(細部は違っていた気がしますが)思われるのでその辺がエヴァンゲリオンのメインテーマなのでしょうか?

そしてそれがメインテーマだとすれば割と理解しやすい話にはなっていたのではないでしょうかね?
シンジが成長し、大人になれたのは旧作と違いカヲル君との別れから時間があり、なおかつ成長した周囲の人間の影響で自身も成長できたから、という事なんでしょうかね?

旧作ではカヲル君を握りつぶしてから否応なしにラストに突入していましたが今作は第3村で過ごす時間があり、成長した友人の助け、さらにはそっくりさんとの別れ。そしてそっくりさんから託された音楽プレイヤーから父親の心理に向き合う事が出来た。
父親は立ち向かう相手ではなく対話をする相手。
その事を理解できたからこそカヲル君やマリも言っていたように大人に成長する事が出来た。
そしてそれが補完計画の行く末を神の意思ではなく、人類の意思へ委ねる事が出来た、という事でいいのでしょうか?

この考えであっているなら結構わかりやすいストーリーだったのではないでしょうか?細部は全くわからなかったですが。
予備知識なしで映画を観てみましたが結構楽しめたと思います。
ですがやっぱり訳の分からない事が多すぎたので今度観るとしたら新劇場版全部観てから見直してみたいですね。

以下雑記。

というか予備知識がないのでほぼ駄文。

・レイ

新劇場版観てないから設定がさっぱり。
レイシリーズでなおかつ全く知識や経験がまっさらな状態で外に放りだされていたのか?まあこれは前作観てないとわからないですね。

・アスカ

使徒化と言われてもさっぱり。
これはネルフがエヴァンゲリオンパイロットとしてアスカシリーズを作成、さらには使徒の因子を植え込んだ的な解釈でいいんですかね?

・カヲル

カヲル指令ってなんでしょうか?
あれはリセットされた世界での役割?加持と普通に会話していたのもよくわからない。そして多分これは劇場版だけ見てもよくわからない気もします。

・ミサト

ミサトさんが艦隊戦をやっているとガンダムSEEDを思い出します。

・マヤ

若い男ってこれだから、のシーン。
最初と最後出てきましたがなかなかいい使い方だったと思います。

・シンジ ゲンドウ

結局のところコミュ障親子の騒動に巻き込まれたという解釈でいいのでしょうか?そりゃミドリも憎悪しますよ。
と言っても歴史自体はシナリオがある程度決まっているようにゲンドウはそのシナリオを利用して自身の都合の良いようにしようとしていた。むしろゲンドウがいなかったらシナリオ通りに進み人類は補完されていた、といった結果になりそうですが。

・量子テレポート

ゲンドウのコミュ障極まれり。さらには自身のATフィールド発動するし。
ユイ以外と向き合いたくないというのがわかる良いシーンですね。
自身の息子を避ける為に量子テレポートで逃げ回るってなかなかできる事じゃないですよ。

映画
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