劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本 その2


・バハト

バハト「滅びは訪れる。また会う日もそう遠くはない」

という訳で34章で再登場。
しかしこの台詞。自身が封印から解かれた理由を知っていたからなのか?それともバハトも全知全能の書の一部から歴史を知っていたのか。
知っていたならここで敗北する事も知っていたはずなので封印から解かれる際にマスターと何らかのやり取りがあった可能性がありそうです。
それとも単に破滅が近い時=破滅の本の封印が解かれる時、といった意味合いなのかもしれません。

バハト「滅びるのは定め。ただそれが早まっただけ。これは決まっている事なのだ」
飛羽真「定めか。いい響きだ!ただしそんな言葉には惑わされない。運命とは自らつかみ取るものだ。そしてその頑張りがその人の物語となり、やがて歴史となるんだ」
バハト「何もかもが無」
飛羽真「確かに人類の歴史には争いが絶えない。でもそれだけじゃない。色んなものを生み出してきた!それは人を救いたいという気持ち。人の善意や思いやりから生まれたものだ。本がそれを教えてくれた」
バハト「認めろ!世界は悪と災いで出来てる。全てを無に帰す事が唯一(?)
飛羽真「確かにそうかもしれない。でも人類は争いを乗り越えてきた、だから未来は変えられる!物語の結末は自分たちで決める!」

この一連のやり取りからバハトは歴史の詳細は知らない可能性はありますが人類の歴史には終わりがある、といった事実を知っているようですね。
そして基本的な考え方として全ては無から生まれた、世界が続いても全て無に帰する、悪と災いが絶える事のない世界なのだから自分が全て無に帰す、といった考えなのでしょうね。
…ユーリと知り合いだったという事は元闇の聖剣の所持者だった可能性もあり得そう?それならば人類の歴史が終わる事を知っているしそれを止める術がほぼない事を知っているはず。
そして悪意が蔓延する世の中だから全て自分の手で滅ぼしてしまえ、的な考えに至ったのでしょうか?
結構辻褄が合いそうなのであり得そうな展開な気がしてきました。予想があっているか次週以降に期待。

・タッセル

タッセル「大変だ。バハトが破滅の本を開いちゃったよ。バハトは危険な不死身の剣士だから本に封印されてたはずなのに…。このままじゃワンダーワールドが消滅しちゃう。それはつまり現実の世界が消えちゃうって事!」

次回予告によるとバハトとユーリは知り合いの様子。タッセルとユーリは友人である為タッセルもバハトの知人の可能性はありそうですね。
で、タッセルはワンダーワールド守護の為にワンダーワールドの世界の住人になったという設定。ワンダーワールドが消えると世界が消滅する、という設定はテレビ本編で言っていた事がありましたっけ?
ワンダーワールドの消滅が現実世界の消滅とどう関連するのかわかりませんがとにかくワンダーワールドを守護する必要性があったからこそタッセルはワンダーワールドに残ったという事ですね。

・マスターロゴス

テレビに先駆け劇場版先行登場。この辺は例年の映画通りですね。現時点では変身していないですがこの後ライダーに変身すればこれも例年通り先行でライダー顔見せという事になります。(劇場版時点で変身できないキャラの顔見せは照井竜さんなどの前例が。他は大体変身してるのですが照井さんはベルトがない状態でメモリだけ持っていた)
それはともかくテレビ本編の台詞から考えると破滅の本の封印を解いたのはマスターで間違いなさそうですね。
同じく禁書のプリミティブドラゴンの目的がエレメンタルドラゴンとすると破滅の本の封印を解いた理由も同じくエモーショナルドラゴンが目的の可能性が高そうです。
禁書をそのまま使用するのはマスターにとって都合が悪いのか、それとも単に本を強化できる可能性がある為封印を解いたのか。これは次週明らかになりそうです。

・芽依

芽依「じゃーーーん!お祝いする(エクレア持参)」
倫太郎「エクレール・オ・ショコラ!今日こそ僕が食べますからね!」

30章で飛羽真が倫太郎に対して初エクレアだな、と言っているシーンが。
つまり結局芽依さんはお祝いでエクレア持ってきてそのままエクレア食べながら逃走した事に。さすが芽依さん。常人には理解できない行動をやってのける。

・飛羽真とバハトのやり取り

飛羽真「何故こんな事をする!」
バハト「争いは無くならない。人は何故争う?力だ…力こそ争いの源」
飛羽真「争いは俺たちが止める!」
バハト「ならばお前は今、私と何をしている!人がいるから、世界があるから、力があるから争いが起こる!」
飛羽真「そんなことは…」
バハト「それが人の歴史だ!人類はその先には進めないのだ!」
飛羽真「だから…だから全てを⁉」
バハト「存在の真理は無。全ては何もない無から始まった。だから全てを無に帰す!」

上記を踏まえて以下剣士たちの台詞

・尾上
「そんなのはごめんだね!俺はそらが生きていく世界を未来を守る!」
子育て王はわかりやすいですね。尾上はそらが一番大事。そしてそらが生きていく為に世界を守る。他のメンバーに比べて非常に分かり易い。

・賢人
「人は過ちを犯す。だがそれを償う事も出来るのが人だ!」
今現在の賢人に聞かせてあげたい言葉。これは自分の父の件も含んでいるような気がします。
過ちを償う事が出来る日はそう遠くはなさそうですが…いつになる事か。

・蓮
「強さに果てはない!進み続ければどこまででも強くなれるんだ!」
バハトが「力があるから争いは起こる」と言っているのに対してその力に果てはない、どこまでも強くなれると全く見当違いの事言ってるんですよね。もしかしたら蓮の中では物理的な強さ=精神的な強さなのかもしれませんが。
この辺の考え方がデザストに気に入られる一因となっている気がしますが…蓮とデザストは今後どうなる事か。

・倫太郎
「僕は!僕自身もホモサピエンスの未来も絶対に諦めません!」
この頃から基本的に諦めない、が倫太郎の考え方のようですね。組織の事で迷っていた期間が非常に長いので忘れていました。

・大秦寺
「人の歴史は争いだけじゃないぜ!受け継がれていく技術や想いは最高の歴史のサウンド!」
台詞があっているか不明。音の聖剣の効果音と爆発が相まって台詞が聞き取れない。
言っている事は良いとしてこの人想いはともかく技術が超大事!と思っていそうな気がします。祖父から受け継いだ精神で飛羽真の傍にいる事を決めたので想いを蔑ろにしているつもりはないと思いますが普段の行動がそれを思わせない。

・エモーショナルドラゴン
「勇気・愛・誇り。三つの力を持つ神獣が今ここに」
勇気はブレイブドラゴンとして残り二つは破滅の本に封印されていた愛と誇りのドラゴンですよね。何故この二つが封印されていたのか疑問ですが…本編で解説するか気になります。
そして本編で変身するのかも気になります。

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