機界戦隊ゼンカイジャー 11~20話 感想 

機界戦隊ゼンカイジャー 11~20話の感想です。

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第11カイ! 渡る世間は鬼ごっこかい?!

今回はある意味ゾンビホラーでした。ただしゾンビ役も全力全開。
昨今のゾンビホラーって結構ゾンビも全力なんですよね。
ゾンビが全力疾走してくる映画は新感染でしょうか?あそこまでゾンビが全力な映画が他に記憶がない。
しかし新感染のゾンビは全力ではありますが知能はしょせんゾンビ。
大量の物量は危険ではありますが行動自体は単純ではあります。
新幹線内にゾンビが出てきたらそりゃどうしようもないですがゼンカイジャーは主に町内(規模は世界全体ですが)。これだけなら対処方法はあります。
マジーヌさえ鬼にされていなければかなり楽に事態を打開できたはずです。
(リッキー達が空を飛べるとは言えマジーヌが空中に逃げていれば基本的には鬼にされない)

しかし今回のゾンビはある程度の判断能力持ち。
ゾンビ役が生前の行動を繰り返す、というのは結構見ますが(最近見たやつだとデッド・ドント・ダイ、アイアムアヒーローとか)自身の意志で鬼ではない人間の行動を予測して行動する(今回はブルーン)というのは非常に珍しい、というかそれはもうゾンビものではないのでは?といった感じもしますが…いや今回はゾンビものではなく鬼ごっこでした。

とは言えある意味ゾンビもの以上にホラーな展開。
なにせ上記した全力疾走と判断能力に加えて
触られただけで感染(鬼にされる)
さらには自我があるので攻撃できない(盾にされる)
とあまりに全力全開すぎるゾンビ…じゃない鬼ごっこでした。

そしてもう一つ付け加えるならその効果範囲。
地味にトジテンドに戻っても効果は継続するんですよね。
前回のマヒルワルドは同じ世界にいないと効果が無い、という訳で地下道に潜む必要があったのですが今回は最初に鬼役さえ作れれば後は引きこもりOK。
どこぞの大王が作戦をぶっ壊しさえしなければ完全に敗北していました。
(余談ですが毒を打ち込んでそのまま自身のアジトに引きこもろうとした例がシンケンジャーでありましたね。あの時は今全力全開で調子に乗っている寿司屋がいなかったらイエローが代替わりをしていたところです。)

という訳でゼンカイジャーでも最強クラス、いや歴代でも最悪クラスの能力のオニゴッコワルドでしたが運と上司と敵に恵まれず敗北。
パワハラ上司と敵に即座に技術を丸パクリ出来る技術者と数十秒で世界一周できる化け物がいた事が敗因ですね。運が無かった。
実際今回の話はツイカー一家回でしたがそれ以上にオニゴッコワルドの印象が強かった回でした。
それと今回の件でボッコワウス大王は組織のボスとしてはゴーバスターズのメサイヤクラスに格下げ。前回の弱気な発言といい、今回の無能っぷりといいもう少しいいところをみせて欲しいと思います。
…まあゴーバスターズはメサイヤのパワハラ上司っぷりである意味パワーバランス取っていたようにゼンカイジャーも敵が全力出せたら即敗北しかねないぐらいの戦力差はあるのである意味仕方ない面もあるとは思います。

・介人

介人「失敗も挽回。何回もトライだ!」「俺達のギアを作った母ちゃん父ちゃんの口癖」

いつも介人が両親の事を話す時は父ちゃん母ちゃんの順番だったと思うのですが今回は母ちゃん父ちゃんの順番。何か意味があるのでしょうか?
1話を見返すと
父は「結果を出すまで全力全開!」。
二人で「失敗も挽回」と言っています。
父親の方は全力全開で突き進む性格。
母親の方は失敗も挽回でトライする性格。
だったのかもしれないですね。

「そう、あんことクリームをウンッて混ぜてあんクリーム」

それ以上やってはいけない。といっても劇場版で介人はピザすき焼きにしよう!的な事を言っていたので台詞自体には違和感ないのですがあんクリームはくっつけ方が危ない。
やるならせめてキラメイジャーのセンタイギアを使って下さい。

・ジュラン

ゾックス「サラバーイ」
ジュラン「そのあいさつ止めた方がいいぞ!」

ジュランの感性がよくわからない。
ジュランはジュランでルー語のような話し方をしていますがサラバーイは駄目なのでしょうか。
年齢的に(ジュランが実際何歳か知らないですが)バハハーイ!ならOKだった可能性も?

・ガオーン

マジーヌ「(鬼になったブルーンに発砲)マジで容赦なしか!」
ガオーン「ブルーンなら平気でしょ?キカイノイドだし」

ステイシーの時は1話かけて悩んでいたのに仲間であるブルーンはこの仕打ち。ガオーンらしいっちゃらしいですが。

「ごめん。介人…逃げてー!逃げて欲しいけど逃げられると傷つくから…。だから待って!」

上記の台詞もそうですがガオーンって本音隠さないですよね。
逆にそれが信頼の証とも言えなくもない気がしますが…まあガオーンはガオーンらしくいて欲しい。
ガオーン「さすが界賊ちゅわんだね。果てなき界賊スピリッツ!」
違うそれは界賊じゃなくて果て無き冒険魂。これを許したら全部の戦隊が果て無き何々スピリッツで通ってしまうのでその辺はきちんと使い分けて欲しい。

・マジーヌ

「鬼にされちゃった罪なき人たちは自分が魔法で抑えるっす」

実際の話、今回の話ってマジーヌが空から飛んでゴセイジャーギアで鬼を一掃すれば難なく攻略出来た相手なんですよね。セッちゃんからも期待の星と言われるだけある。
だからこそ序盤で鬼にされたと思いますが。

・ブルーン

「もういいかーい?見つけましたよ皆さん。というかなんで普通にここにいるのですか!私場所わかっちゃうに決まってるじゃないですかー!」

鬼ごっこのルールに従ってちゃんともういいかい、と宣言するブルーンは生真面目。
しかし他のメンバーも鬼ごっこ強制させられている鬼がこの手の判断しながら迫ってくるとは想定していなかったのではないでしょうか?
さらに言えば基本的に駄菓子屋以外集まる場所ないですしね…。

・チェンジ全開

世界初!鬼ごっこをしながら変身する初の戦隊!

…初ですよね。多分。全シリーズ観てないので初かどうかわからない。
カーレンジャー辺り怪しいですが基本的に変身するときはカーレンジャーも真面目な場合が多いですからね。不思議コメディシリーズなら鬼ごっこは無いにしても変な変身はありそうな気が。
それにしても毎回毎回変身と名乗りが斬新ですね。ゼンカイジャーって。

介人「みんな名乗った?」「あっちょっと5人そろってー!」
ジュラン「一回タイム!並ぼう並ぼう」
ガオーン「今5人そろってって言った?」

ボクシングワルドの時、ラウンド間の休憩が有効だったようにタイムもありだった気がします。一応全員並ぼうとはしていましたし。失敗しましたが。
世界初!鬼ごっこのせいで全員揃っての名乗りに失敗する戦隊!

・ゴセイジャー

今回ウインドライブ使っていましたがインビジブリーズで隠れる展開かと思いました。ゴセイジャーって隠れながら人々を助けているイメージが強かったので。
…で調べなおしてみたら勘違いが発覚。インビジって全種族共通カードじゃなかったんですね。全員使っているイメージがあった。アラタがよく使っているから勘違いしていた模様。
それはそうとこれ実物(東映公式HP参照)なんですね。
よくこの手の小物が残っているものだと感心。ゴセイって10年以上前の作品なのに。

・ゾックス

ゾックス「これでも食って元気出しとけ(界賊丼)」

雑過ぎる盛り付けはともかくしゃもじは机に直置きしないで欲しい。
しかし前に朝食を食べていた時はキレイに盛り付けられていた気がします。リッキーカッタナーどちらかわからないですが野菜が無いから買い付けに行こう、的な台詞もあったので食事担当は基本的に弟二人が担当している模様。
ゾックスとフリントは多分食事超適当な気がします。

・センタイにレボリューション!

ゲキレンジャー

ゲキレンジャーは心技体の3人以外は追加戦士って枠でいいのでしょうか?
微妙に扱いが悪いゲキレンジャーの追加戦士(スーパーゲキレンジャー登場以降にスーパー以下の戦力で登場したのはどうなのかと。最終決戦時3人以外は時間稼ぎしか出来なかったのは悲しい)なのですが初回でゲキチョッパーを使ったのは何故でしょうかね?今度ゴーストコラボでゲキチョッパー(ではないですが)出るからでしょうか?
ところでゲキチョッパーの必殺技って切断系だった気もしますが鬼ごっこでタッチするのは不向きな気がします。まあ倒せば解除なので最初は切断する気だったかもしれないですが。

ハリケンジャー

シュリケンジャーが追加戦士枠なのは納得なのですがいまだにゴウライジャーが追加戦士枠なのかどうなのかわからない。
立ち位置的には間違いなく追加戦士枠なのですが。
上記のゲキレンジャーと違ってハリケンジャーはラスボスは5人のビクトリーガジェットで倒してますし…どうなのでしょうか?

・カッタナー リッキー

フリント「2人ともすっげえ兄貴に憧れてるからさ すぐマネするんだよね」

ツイカー一家って本当に家族間の仲は良いですよね。カッタナーとリッキーも基本的には息ぴったりですし。
家族以外には心底興味が無い(海賊トピアでは自身以外の海賊は全員敵だったと思われる)のでその対比なんでしょうかね?

・フリント

フリント「ゼンカイジャーのギアをマネして作ったんだ。兄貴にも使えるやつをな」
介人「えっすげえ!天才全開!」

いや本当に天才なんですが。この子簡単に技術をマネしすぎですよね。追加戦士枠ってのは結構な特殊能力ある事が多い気がしますがこの子は開発専門(ハンマー使っていたので多少戦闘も?)なせいかその能力が異常。
まあ昔は追加戦士が自身の技術でロボを作っていた事もある(メガシルバーとかシンケンゴールドとか)のでこれぐらいの能力は妥当なのでしょうか?

・次回予告

ツーカイオーカッタナーが炎神代将軍に見える。
劇場版見返してみたら結構違うのですが胸の炎マークのせいでしょうかね?

・オニゴッコワルド

「オニゴッコトピアのパワーによる鬼ごっこ。スタートオニゴッコ!」

ボクシングトピアの時と言いこの手の世界が怖い。合図がなったら即鬼ごっこ開始なのでしょうか?終わりなき鬼ごっこって拷問以外の何物でもないのですが。

・ダイオニゴッコワルド

「渡る世間は鬼ばか…!(爆発)」

そりゃ爆発しますよ。介人のあんクリームみたいなネタじゃなくてこちらは言い切っていたら番組自体が爆発しかねない台詞。途中で台詞を切られたのは製作者側のやさしさと言える気もします。

・ボッコワウス

「それは面白い!地獄の鬼ごっこ。これは見ものだ」
「何をグズグズしておる!貴様も鬼であろう。現場でどんどん鬼を増やさんか!」

ボッコワウス大王が有効な作戦をぶっ壊した初の例な気がします。基本的に作戦の邪魔はしてなかったですからね。幹部にパワハラしてただけで。
この件でボッコワウス大王のランクはゴーバスターズのメサイアクラスに落ち…いやあいつは複数回にわたってエンターの邪魔をし続けていたからまだまだですね。無能長い長いスーパー戦隊の歴史。無能首領のトップの座にはまだ足りない。
最近観たのですがそもそもゴレンジャーのラスボスも酷かったですからね。ゴールデン仮面大将軍の進言を無視して無茶な作戦立てて自滅。まあ基本的にラスボスって死にますし(妖怪大魔王とか倒せないやつ除く)無能な面があるのは仕方ない。

第12カイ! ノロノロマイマイ、カタい貝!

違う世界の人間と完全に分かり合える日は来るのか?
第12カイ ノロノロマイマイ、カタい貝! 感想です。

・感想

人気が無くて拗ねるジュランが可愛い。
一般市民から見ればゼンカイジャーもツーカイザーも同じ戦隊の仲間。一見すると同じ戦隊メンバーにしか見えてない事が発覚しました。

ゼンカイジャーから見ればツーカイザーは部外者な訳でして一般市民お構いなしのツーカイザーには迷惑に感じている面もある訳ですが一般市民から見れば関係なし。そもそもツーカイザーの分までゼンカイジャーで守ると宣言(ごく一部の前でしか言っていないので宣言というか誓いのようなものになってますが)している訳なので部外者の一般市民から見ればやっぱり同じ戦隊メンバーな訳なんですよね。
歴代でも一部のメンバーが迷惑をかけてその他メンバーがフォローに入る、といった事態は起こっている訳ですし。
なので実際に市民を守っているジュランからすればその気が全くないツーカイザーに対して拗ねるのは当然の流れ。人生のパイセンと言えど子供っぽいところはある訳です。
いやむしろジュランはトジテンドの支配に不満を覚え、しかしその支配に屈する事が無かった(一般市民の大人は怯えながら暮らしていそう。長い物には巻かれろ、的な)ある意味大人になり切れていない人物。
その過程には既に守るべきものが無くなってしまった(家族失踪?)ものがあるのかもしれませんがとにかくジュランは拗ねもするし羨むし、ある意味一番子供心を残した大人なのかもしれません。

そのパイセン含めたゼンカイジャーがツイカー一家と完全に手を組む初めてのお話。
結果強敵の(毎回強敵ですが)カタツムリワルドを撃破出来た訳なのですがその溝は完全に埋まらず。
そもそもの原因は根本的に解決していない(ツイカー一家は海賊気質)為ではありますが多少は蟠りが解けた…いや多少深まったような気もしないでもないですが多少関係性に進展はあった模様。
これからも度々手を組む事ととなるのか?
それとも最終的にも決して分かり合えない関係で終わってしまうのか?
並行世界は色々な人間がいる、という事を知った介人やジュラン。(10話)相いれない界賊とも互いに理解し、良い関係性を作る事が出来るというのは実は重要なメインテーマにも繋がってくると思われます。

さらに言えば決してゼンカイジャーを倒すべき敵だとは認識していないステイシー(父を超える事を目的としている。介人は嫌われてしまいましたが)との和解にも繋がってきそうな、そんな展開の切っ掛けにもなりそうな第12カイでした。

・ツイカー一家

リッキー「バイバーイ!」
カッタナー「バイビー!」
フリント「ニャニャニャ~!」
ゾックス「サラバーイ!」

挨拶は統一しましょう。
しかし弟二人は兄貴に憧れてすぐマネする、的な事をオニゴッコワルドの時に言っていた気もしますがサラバーイは弟たちもダサいと思っている可能性が?
…ところでニャニャニャ~って挨拶?

・ゾックス

マジーヌ「フリントたちの助けを待つってことっすか?」
ゾックス「別に?あいつらの助けがなきゃ生き残れないようじゃゴールドツイカー一家を率いる長として失格でしょ!」

からの

ジュラン「聞いたろ?妹たちの気持ち。だからお前ももうちょっと…」
ゾックス「一緒には戦ってんだろ。ただ最後にケツ持つのは俺しかいない。そういうこと」

ゾックスもゾックスなりに矜持がある模様。
まあ海賊トピアって他は海賊しかいないっぽいですしね。武力的にも精神的にも強くないとやっていけない、という訳なんでしょう。
でも後半の展開でゾックスがピンチになってフリントたちが奮闘。現在のこの関係性がちょっと変化。そしてそれがゾックスに他者に対する対応の変化に繋がる、といった展開もありそうな気がします。

・フリント

フリント「ターボレンジャーギアの力使ってターボかけてやった!」
セッちゃん「あれ?そんな技あったっけチュン?」

この子もしかしてイメージだけで能力付加したのでしょうか?
さすが天才全開。
とは言えイメージだけでやれるとなるとタイムレンジャーギアで時間操作したり(一応劇中で未来からロボを飛ばしてはしてますが)やりたい放題しそうで怖い。
というか基本的には45も戦隊いるのでギアは戦隊の能力を使って欲しかった。

・ゼンカイジャー
ゼンカイジャーメンバーのツイカー一家に対する現在のスタンスを台詞から考察。

・ジュラン

「なんで逃げられるんだよ!俺達頑張ってんのによ!」
「あんな界賊一家と仲間だなんて思われたくねぇだろぶっちゃけ!」

ジュランは完全に嫌ってますね。トジテンドに家族を奪われた(恐らく)からかこの手の輩は嫌っている模様。
今回の件で溝が埋まるかと思いきやさらにモヤモヤする結果に。大事なものがあるからと言って他の人間の大切なものを傷つける人間は許せない質のようです。というかそれが普通の感覚ですが。

・マジーヌ

「わかりみ。なんか何してもいちいち乱暴だし…」

マジーヌも同様。
そもそもマジーヌは自分の可能性を広げてくれそうな世界を壊すトジテンドを倒すためにゼンカイジャー入りした人間。
海賊系の人間とは相いれる訳がないんですよね。

・介人

「弟たち助けるために戦ってるってなんか気持ちわかるから…俺たちは俺達で頑張ればいいじゃん!」

恐らく唯一ツイカー一家の心情を理解した上で比較的好意的な態度をとっていると思われます。
まあ介人ってそういう人間ですしね。変わったところがあってもそれが良いと(マジーヌ加入回とか)いう人間ですし。
カッタナーとリッキーが元に戻り(最終回以降の話になりそうですが。ロボ戦できなくなるし)ツイカー一家が本来の活動、海賊行為を行うようになった時どうするのか気になります。

・ガオーン

「界賊でもなんでも人間ちゅわんなんだよね~!少なくともジュランよりかわいいし!」

ガオーンは性格的にツイカー一家を好きなんじゃないですね。形状的に好きなだけですよね。流石完全に敵対していたステイシーすら攻撃するのを躊躇った人間。キカイノイド以外には判断が甘すぎる。

・ブルーン

「海賊トピア、世界海賊、使っている技術!好奇心のエンジンがブルンブルンしっぱなしです!」

ブルーンに至っては人間としてどうなのか、といった事は全く見ていない。
技術や世界がどうなっているのしか気にしてないですよね。まあブルーンはブルーンでトジテンドで働いていただけあって納得の描写ですが。ブルーンは初期の仮面ライダーWのフィリップを思い出す。もっと人間そのものに興味を持ってほしいと思います。
そもそも自分の名前を呼ばれていない事すらあまり気にしていなかった(加入回)ですしね。自分に対してこれじゃ他人の性格などにほぼ興味がある訳もない。

・名乗り

介人「5人揃って!…ってあれ?あっ6人?6人揃って…!」
ゾックス「俺をカウントすんな!」

6人揃って初名乗り…とはいきませんでした。まあまだ序盤ですし後半やるとは思いますが。
しかしゼンカイジャーっていつも変身前の状況が混沌としているせいかこの手の普通の名乗りが逆に珍しい。12話現在でも2,3回ぐらいしかやっていない気がする。

・ツーカイオーカッタナー

ゴーオンジャーの劇場版に出てきた炎神代将軍に見える。見返してみたらそうでもなかったですが。胸の炎のマークのせいでしょうか?
まあフリントが作ったロボ(恐らく)なので歴代メカからデザインをパクっている可能性もありそうですが。

カッタナー刀烈火大斬!

烈火大斬刀ってロボ戦でも映えますよね。
そこを敢えて等身大戦で使うのが良かったのですがやっぱりロボ戦でも映える。しかしデザインをパクったと公言するだけあってフリントはデザインを良いとこどりしてる印象があります。
でもツーカイオーリッキーはいまいちな気も。動いている場面を見たら印象かわるかもしれないですが。

・ターボレンジャー

介人・ゾックス「ターボレンジャーギア!」

ターボレンジャーは未視聴なので調べたのですがゾックスが2人目のブルーに変身できたのは劇中でターボレンジャーのクラスメイトが変身した事例があった模様。
この手の変身が出来るとなるとゾックスは2代目キレンジャーも使えそうですね。マスクマンのX1マスクとかは使えるか微妙ですが。1話しか使ってないですしね。

・ボッコワウス

ゲゲ「またボッコワウスを怒らせるなよ。オイル圧が上がる」

キカイノイドには血ではなくオイルが流れているようです。
本当にキカイノイドと人間の間で子供(ステイシー)が出来るのか怪しい気もしてきました。
と言ってもジュラン達は普通に御飯食べて活動しているようなので実際どうなのか不明。
個人的にはステイシーはバラシタラの実施でない可能性を推しておきます。変身時は人間のDNAにギアが組み込まれているような描写がありますし。
ただ時々組織のボスだけ違う人種(異星人とか。戦隊より昭和ライダーのラスボスが多い?)の場合もあるのでボッコワウスだけオイルが流れていて他のキカイノイドには血が流れている可能性もあるのかもしれない。

・ステイシー

「今度こそバラシタラよりいい成果を出してやる!」

ステイシーは基本的にはゼンカイジャーを倒す、というよりバラシタラを超える、という動機で行動しているんですよね。無駄に破壊活動はしないですし。
仲間化するのならこの辺が鍵となりそうなのですが…捨て石ですしね。本来は性格良さそうな子な気もする(ゾックスよりもよっぽど)ので個人的には仲間化して欲しいところですが…。

イジルデ「行け!バトルシーザーロボ!」

ライバルポジションのロボの初登場なのに主だった戦果を挙げられていない(むしろダイカタツムリの方が苦戦)のは非常に珍しい気もします。本来ステイシーは存在しない(役者さんありきで作ったキャラ)なのでその辺も若干不遇な扱いになっているのかもしれません。
しかしギアのエネルギー切れの心配がないとは言え5体ぐらいなら問題なく戦隊ロボを召喚出来るステイシーが専用ロボを貰ってもそれほど戦力的には影響なさそうな気もしますが…。まあレジェンド戦隊ロボ集めるの大変ですしね。専用ロボがあった方が色々都合がいいのでしょう。

・カタツムリワルド

「食らえっ!カタツムリワルドの世界の力!」

仮面ライダードライブで毎回見た光景。
結構強力な効果(ワルドの中では比較的おとなしい気も)ですがカタツムリ気質のせいで破られてしまいました。
オニゴッコの時はボッコワウスが作戦を潰しカタツムリはバラシタラが的確な助言。どちらが優秀な指揮官かは一目瞭然。
まあバラシタラもバラシタラで加勢すればゼンカイジャーを倒せていた作戦でも傍観している場面もありますが。
違いはボッコワウスは素で激怒しているのに対してバラシタラの場合は意図的に手を抜いている(楽しい戦いが観たい)のですが。

・ダイカタツムリワルド

ジュラン「あっ!俺のシッポ!ちょ待てよ!カタツムリの殻ってそんなに硬えもん⁉」
ダイカタツムリ「俺は正確にはカタツムリではない!ダイカタツムリワルドだカタツムリ!」
ジュラン「答えになってねえわ!」

ツッコもうと思ったらジュランに突っ込まれた。全く答えになっていない。
しかし初期ロボとは言え戦隊ロボのメインウェポン粉砕する怪人ってかなり珍しい気もしますが。基本的に新ロボ登場回とか最終回付近の幹部かラスボスがやる事ですよね。
ダイカタツムリ「降水確率100%ミサイル!雨さえ降ってれば無敵カタツムリ」
何が変わったか全くわからない。結局その後瞬殺されてましたし。
仮面ライダースーパー1のレーダーハンドのように直接ぶつけていた方がいくらか効果的だったと思います。

・バラシタラ

カタツムリワルド「放っておいてもどうせ動けないカタツムリ~!」
バラシタラ「そこはのんびりせんでいいのである!」

拡声器で指示ってキカイトピアはハイテクなのかアナログなのかよくわからない。基本的に通信機器、もしくは直接指示する事が多いですしね。微妙な効果範囲のカタツムリワルドの能力を避ける為には拡声器が一番だったのかもしれませんが。
しかしカタツムリワルドは他のワルドに比べて効果範囲が狭めな分効果は強力な気がします。やろうと思えばバラシタラ倒せていた可能性も。

バラシタラ「界賊め相変わらず面白いことをする(空中マーキング)」

この時の動きをスローなしで見てみたい気もします。
他のキャラとの速度差を考えると超高速で踊っていたと思われます。

第13カイ! リサイクルすりゃもう一回!

ステイシーがゾックスに取引を持ち掛けてきたのはSDトピア関連の話?
そもそもゾックスとトジテンドが対立している理由はSDトピアがトジルギアに閉じ込められている為。
ゼンカイジャーとツーカイザーが手を組めばトジテンドとしても厄介。
カタツムリワルドもどちらか一方が欠けていればトジテンド側の勝利に終わっていたはず。
で、ゾックスを倒すのはそれなりに難しい話。
本拠地は宇宙空間にあるはずなのでそこに逃げられたら何もできず非常に厄介。
そして倒すよりも確実に戦闘を回避する方法はSDトピア解放という話になってくる、と思われます。
戦い自体を楽しむバラシタラと違ってイジルデは戦いではなく結果を求めるタイプ。
このところ良いところがない訳なのでなおさら結果が欲しい訳です。

そこでステイシー経由でSDトピア解放を突きつけ、あわよくば共倒れを狙っている訳ではないでしょうか?
どちらも倒れれば最高。ゼンカイジャーが勝ってもツーカイザーが勝っても良し。
最悪でもSDトピアを解放してツイカー一家がSDトピアの突入した時点で再封印すれば(出来るか現在は不明。出来るならやってそうですし。今回の件もリサイクルで出す必要はなかった)ツーカイザーは文字通り封印できる訳です。
ほぼどう転んでもイジルデには美味しい話。

といった事にはならないのはお約束の展開。
どういった展開かは分かりませんがゼンカイジャーとツーカイザーが完全に結束する流れになる事はほぼ確実な訳なのですね。
もしかしたら問題を先送りにするだけかもしれないですがそれは見てのお楽しみ。
数度共闘しても相いれなかったゼンカイジャーとツイカー一家が結束する事はあるのか?
そして現在はバラシタラを超える、という目的に固執してイジルデに駒同然の扱いを受けるステイシーは本当に捨て石になってしまうのか?
ゼンカイジャーとツーカイザーとの話に一区切りつきそうな次回。
またまた見逃せない展開となりそうです。

完全に余談。
リサイクル怪人(再生怪人ではなく)で一番好きな怪人は仮面ライダーXのサソリジェロニモジュニア。
胸に輝くJRのマークが素晴らしい。
無駄に博士を殺して話をややこしくした無能サソリジェロニモと違いエックスに致命傷と思わしき傷を与えた結構凄い怪人。一応実質ラスボスの1人ですし(呪博士は戦闘力なし、キングダークは内部に侵入した時点で終了。実質ラスボス)。
…まあそもそも分かり易いリサイクル怪人ってあまりいないですしね。大体再生怪人。最近だとニンニンジャーで猫又を使い回ししていたぐらい?

さらに余談
好きな悪の戦隊はメガレンジャーのネジレンジャー。
メガレンジャーが訳あって変身控えるぐらいの強さを持ち、物語後半を盛り上げてくれたと思います。まあ実質首領の一部ですからね。そりゃ強いですよ。
そしてネジレンジャーのせいで他に何もできず消滅していったジャビウスは影の薄い敵組織首領トップじゃないでしょうか?
メガレンジャーはその存在自体認識していたか怪しい。

・デカレンジャーギア

手錠を出した時の効果音がデリート許可にしか聞こえない。
ゾックスも他の世界で色々やっているので宇宙最高裁判所にジャッジメントされればデリート許可が出る可能性が無きにしも非ず?
とは言えデリート許可が下りるのは惑星滅ぼした、クラスのやつが多いのでゾックスはデリート許可が下りない可能性が高い、と思いたい。

・介人

ゾックス「やめとけって!お前(ガオーン)がどんなに好きでもな今のそいつらには関係ねえんだよ!」
介人「そんなことない!だって…戻った時絶対悲しい!」

一般人が操られてここまで気にしている戦隊キャラってあまりいないですよね。無駄に傷つけないようにはしている事がほとんどですがくすぐり、というかなり手間取る行為で傷つけないようにしているのはゼンカイジャー、というか介人ならではな気がします。
まあそうでもしないと操られた一般人ではなくゾックスが暴れまわるから、という理由もありますが。

・ガオーン

子供たち「ねこじゃらし!」
ガオーン「ええっ⁉ネコ?ネコ科の血が騒いじゃう~」

キカイノイドにネコ科等の分類があるのかどうなのか。
恐らく冗談だと思われますが(ジュランはともかくマジーヌとかブルーンがわからない。ブルーンはメガネが来るとか言われていたのでメガネ科の可能性も?メガネ科てなんだって話ですが)。
それともこれは伏線でキカイノイドは動物の遺伝子情報か何かを埋め込まれた、例えば亡のチップを埋め込まれた不破さんのような状態なのでは?と思ったのですが他の庶民キカイノイドって全員似たような形状をしているので…やっぱり単なる冗談の可能性が高そうです。

「人間ちゅわんのほうからじゃれてきてくれるなんて…ゼンカイジャーやっててよかったあ~!」

ガオーンの見た目なら小学生とかに大人気だと思われますが…あまり知らない近所のお兄さんにじゃれる小学生もあまりいそうにないので親しみやすいゼンカイジャーならでは、という事でしょうかね?
ただじゃれてくれるからやっていて良かった、というのはなかなか歴代戦隊にもいなかった考え方な気も。同じメイン脚本のジュウオウジャーの操が近かったかもしれない。友達が出来るから、的な。

バラシタラ「さあリサイクルクダックやるのである!」
介人「どうしよう⁉」
ガオーン「介人、とりあえずチェンジしよう!」

ガオーンって人間好きな割にこの辺の判断はきっちりしてますよね。ステイシー初登場回で戦うのを躊躇っていた時も変身だけはきっちりしてましたし。守りたいモフモフを守る為にゼンカイジャーになったのだからとりあえず守れる可能性が上がる変身はきっちりやっておこう、的な。

・ブルーン

マジーヌ「でかすぎこちょこちょ~!」
ブルーン「お掃除によさそう!」

ブルーンって基本的に未知の存在への好奇心が原動力ですがそれ以外にも掃除関連だけには興味津々なんですよね。リサイクル…じゃないゴミワルドの時もやたら張り切ってましたし。
その興味が他の人間やキカイノイドそのものに移る日は来るのでしょうか?ゾックスに対しては人として興味があるのではなく界賊って凄い、的な興味しかないですからね。もっと人に興味を持ってほしい。他のメンバーも似たような状態ではありますが。

・ゴーオンジャーギア

ゴーオンウイングスって便利ですよね。ペアの追加戦士って珍しいので独自性がある。ゴーカイジャーの時も特別な変身、そしてゴールドモードへの布石となりましたし。
…と思ったのですがライブマンのブラックとグリーンからしてペアで追加。ハリケンジャーのゴウライジャーもペア。そもそもゴーオンジャーって3+2+2の構成なのでペアだらけ。ペアの追加戦士ってあまり珍しくない気もしてきた。
ただゴールドとシルバーのように対になっている事は珍しいと思うのでやっぱりそれなりに独自性はある気もします。

・リサイクル戦隊ダイワルジャー

もうこれで今後リサイクル戦隊という呼称が使えない事に…。
手裏剣戦隊がシュリケンジャーという名前で無かったように(ハリケンジャーで使用済み)リサイクル戦隊という名前も今後使えない事になってしまいました。再利用怪人が先に今後使えそうな名前の戦隊を使ってしまうとはなんという事か。
まあ今後リサイクル戦隊が出るとしたら今回の話が無かった事になるだけだと思いますが。多分。
それはそうと実質再生怪人で強かった例ってあまりないですよね。
個人的に酷いと思ったのはキカイダーで復活した再生怪人(それもパワーアップした状態で)が新しい怪人の噛ませ犬になった事例。それぐらい再生怪人って人権が無いのですが…でも今回チラっと登場したゼツメイツって結構強かった気も。まあゼツメイツって実質幹部的なポジションでしたしあれは特例な気がします。

・名乗り

リッキー?「正義の雄叫びじゃん…」

今回ガオーン回=ガオレンジャー回という事でしょうか?
ゾックスはともかくリッキーとカッタナーはそれなりに戦隊の事は調べていそうな気がします。

・ゾックス

ゾックス「まっ俺はあいつらからギア回収するけどね」
ジュラン「おいちょ待てよ。それってリサイクルクダックを襲い続けるってことか?」
ゾックス「本物が交っている可能性はゼロじゃない」
ガオーン「そしたら人間ちゅわんたちはどうなるんだよ!」
ゾックス「言ってるだろ。俺達はこの世界のやつらがどうなろうと構わないって」

バラシタラがゾックスのこの性格を計算に入れて作戦を組み立てたとしたらゼンカイジャー以上にゾックスの事を理解してる気がしてきました。気質的にはゾックス、というかツイカー一家ってゼンカイジャーよりトジテンドよりですしね。バラシタラの方が理解できるのはある意味当然なのかもしれませんが。

介人「こちょこちょ全開だ~!」
ゾックス「くっだらねえ!なんだよそれ。ハハハ…!介人!やっぱお前面えわ!」

ただこの辺りは理解できていなかった模様。
ゾックスは確固たる信念があってやるべきことはやる、的なところがありますが手段自体はそれほど問わない性格な気がします。多少遠回りしても目的達成できれば、それも自身も楽しければいいという考えかもしれないですね。
それなりの若さ(見た目の外見と年齢が一致するかは別世界の人間なので不明)で一家の長をやっている為、多少気負っているところはあるのかもしれませんが素の性格は介人よりなのかもしれません。

・ボッコワウス

ボッコワウス「そういえば界賊は何やらトジルギアを探しているということだったが…」
ゲゲ「イジルデが生かし切れていない情報をバラシタラが利用したというわけか」

次回(というか今回ラスト)はイジルデがこの情報を生かした作戦を立てるようですが…それよりボッコワウス大王がギアを探している事を把握している方がびっくり。その辺まったく興味が無いと思っていました。
でも前に界賊怖い、的な事を言っていた気もしますし危険な存在に対してはそれなりに警戒するのでしょうかね?
強さ的には最強クラスなのかもしれませんが性格的には完全に小物なボッコワウスにラスボスが務まるのか、そもそもラスボスなのか気になります。

第14カイ! 決闘!ゼンカイVSツーカイ!

序章終了といった感じのゼンカイジャー。
今後追加メンバーはあれどもメインキャラの関係性は出来上がりつつある様子。
で、その関係性が良かったので今回は介人・ゾックス・ステイシーの関係性についてまとめてみようと思います。

まず介人。
と言っても介人自身は基本的に広い世界、並行世界の人間の事を知ったばかり。
現時点ではゾックス・ステイシーともに悪い面もあるけれどいい面もあるよね、的なスタンスで動いていると思われます。
今後さらに世界が広がった時。介人自身のこれまでの成長が問われる可能性が高そうです。

次いでゾックス。
今回介人と完全に手を組みステイシーを撃退した訳ですが…まだ問題が。
今回の件。ステイシーが失敗したのは介人とゾックスの両方を倒す、つまりバラシタラより良い戦果をあげようと準備不十分な段階で行動してしまった事です。
この辺りはステイシーの項目で書くとしてゾックスについて。
ゾックス自身は今回介人の方が面白そうだから、といった点で共闘した訳です。
確かにゾックス(というかツイカー一家は)楽しい事優先主義である事自体は間違いありません。しかしそれ以上に家族が優先である事は確実。
つまり実際にSDトジルギアを取引材料に使われていたらゾックスはステイシーと共闘するしか道は無かったはずです。ステイシーの失策はゾックスが求めるギアを確認せず作戦を実行してしまった事。
この一点さえなければ作戦は成功していたと思われます。なので今回介人とゾックスは共闘した訳ですが今後敵対する可能性はまだ残っている訳なんですね。

ただ今回の件。ステイシーがゾックスからSDトピアの事を聞き出す事は難しかったと思われます。介人ならともかくゾックスであれば自身の求めるギアを特定される=取引材料に使われる、という事は理解しているはずなので話さなかった可能性が高いと思われます。
それはさておき共闘自体はしたもののまだ敵対する道は残っている介人とゾックス、といった関係性な訳ですね。

最後ステイシー。
ゾックスの項目で書いた通り準備不十分な状態で動いてしまい失敗してしまいました。
しかし無理もない話です。
元々自身の戦闘能力自体はそれほど高い訳ではなくイジルデの作る装備が無ければ満足に戦えない状態。さらに言えばイジルデはそれほど開発速度が早い訳ではなく(何か準備中ですがそれこそステイシーが捨て石にされる可能性も)ゼンカイジャーとの戦闘はバラシタラが担当している事が多い状況な訳です。

そこで巡ってきた武勲を立てる機会。
焦って行動してしまっても無理はないという話なのです。
さらに言えば二人を侮ってしまった事も完全に失策と言えるでしょう。
奪う事ばかり考えている界賊だからエサさえ準備すれば簡単に敵対するだろうと安易な作戦を立ててしまった訳ですね。
敵を知り、じっくりと作戦を立てていればまた違ったと思われますが…この辺りはバラシタラの方が上手と言えるでしょう(前回ダミーギアだけでゾックスとゼンカイジャーを敵対させた。ゾックスの性質をより理解してるが故の有効な作戦)
バラシタラを超えようと焦るあまりバラシタラより安易な作戦を立ててしまい結果的にバラシタラの方が有能だったと証明してしまった訳です。(幸か不幸かボッコワウスはそんな事全く気にしないとは思いますが)

介人からは同情され。ゾックスからは利用され。イジルデからも利用され。バラシタラからは実験兵器扱い。
ある意味全てが敵の状態のステイシーですが…そのまま散ってしまうのはあまりにも寂しいので救いの手が欲しいと思っています。
長々色々と書いてしまいましたが徐々に出来上がってきた人間関係。
それぞれが自分の知らなかった世界を知り成長していくメインキャラ達。
今後どうなって行くのか。個人的には特にステイシーに注目しながら観ていきたいと思います。

・劇団ゼンカイジャー

団長の五色田介人は頑張り屋さん
ジュランはオッサンの良い味出してるし
ブルーンは真面目だし
とにかくマジーヌは可愛い
そしてガオーンはよくわからないし
…よくわからない?
マジーヌが可愛いのは異論はないと思いますがガオーンも可愛いと思います。

・介人

介人「それってSDトジルギアを手に入れられるってこと?」
ゾックス「ああ」
介人「わかった。いいよ。勝負しよう」
介人「不意打ちとかじゃなくてこうやって本当のこと話してくれて勝負だって言ってくれたんだよ。嬉しくない?だからちゃんと受けて立ちたいって思った。俺が勝っちゃうかもしんないけど」

最初に会った時は問答無用で海賊行為でお店の売り物を強奪されたのでそれに比べれば関係性が良くなった、嬉しい、という事ですよね。
その上で勝負には勝ってしまうかも、というのが介人らしいですが。

介人「なんかどんどん世界広がってる気がするな」
ゾックス「お前は他の世界行ったことないだろ」
介人「でもみんなが来てくれて仲良くなれたし」
ゾックス「今回はたまたまだ」
介人「またまた~。俺のこと面白いって思ったくせに」
ゾックス「まあそこはな」

上記踏まえてラストシーン。
ゾックスと共闘してさらに関係性が良くなった。自分を面白いと認めてくれたし…といった一見するとゾックスと仲間になった、という流れなのですがこの件は「たまたま」なんですよね。
ゾックスが探しているのがSDトジルギアだとステイシー側が限定出来ていなかった為の作戦。
ステイシーがSDトジルギアを理由に介人とゾックスに戦うように仕向けていたらゾックスは逆に介人を利用してステイシーからトジルギアを奪おうとしたと思われます。介人とゾックス間で良くなったのは関係性だけでゾックスの界賊としての本質は一切変わっていない。だからこその「たまたま」なんですよね。
今後どういった展開でこの関係性が変化していくのか楽しみなところではありますが今のところ危うい関係性と言えるでしょう。

介人「ステイシー!ゾックスたちの家族を助けたいって思いを利用するなんて許せない!俺を倒したいなら直接俺に向かって来いよ!相手してやる!」

珍しく介人激おこシーン。ワルドは毎回倒してはいるのですがここまで敵対心むき出しで「相手してやる」ってのは初めてみた気がします。
それだけ介人は家族関係に関する思いが強いという事だと思いますが。
今後介人両親が利用されていたとして、その場面に直面したらどれだけ怒りの感情を見せることか。

・ガオーン

「なんで介人が君と決闘なんかしなきゃいけないのさ!」

ゾックスの事は(人間だから)好きだけどそれ以上に介人の方は(人間であり、仲間だから)好きとだという事…いやもしかして単に人間と人間が争うのを嫌がっただけかもしれない。
これまでの話からガオーンは介人を優先すると思いますがステイシーの件で迷ったようにゾックスと本当に対立する時が来た時は迷うのかもしれないですね。

・ピザすき焼き

劇場版のピザすき焼き初登場。
…初ですよね?スーパー悪者ワルド倒した時はピザすき焼きパーティに至っていないはずですし。
確か劇場版は6話ぐらいの話だったはずなので…結構作ろうと思ってから時間が経過しているはず。満を持して登場、という事はやっぱり今回は序章に一区切りの重要な話って事ですよね。

・ゾックス

ゾックス「ゼンカイザーを倒した後、もしトジテンドに乗り込めなくても俺たちに損はない」
フリント「うん。騙されてムカつくだけ」

基本的に多少の労力は厭わない、といったスタンスなんでしょうか?
ここで怖いのがゾックスはゼンカイザーがいなくなっても自分たちに不利益は無いと考えている事ですね。
面白いやつだけどいてもいなくても大差ない、といった感じでしょうか?やっぱりまだ仲間化は無理でしょうね。

介人「SDトジルギア。あるといいな」
ゾックス「ああ、そしたら話は簡単だ」

本当に話は簡単だったんですよね。ギア貰って弟元に戻してサラバーイだったので。
ただし弟たちがいないとロボ戦が出来ない=放送終了直前、もしくは放送終了後の帰ってきたゼンカイジャーぐらいのエピソードにならないとSDトピアに行けないのはほぼ確定なのですが。

ステイシー「目的のためならなんでもできるやつだってね」
ゾックス「俺に何してほしいわけ?」
ステイシー「ゼンカイザーを倒してよ。報酬は君が探しているトジルギアだ」

ゾックスは目的の為なら何でもできる。この辺は敵側、というかバラシタラとイジルデの共通見解のようです。単純なエサで釣ろうとしたイジルデよりあるかどうかわからないけど可能性は0じゃない、で敵対させたバラシタラの方がゾックスの方を理解していると思われますが。
あとステイシーがゼンカイジャーじゃなくてゼンカイザーって言っている事について。戦果が得られれば倒すべき相手は最小限で良いという判断なのか?それともゼンカイザー倒せば後は自分で倒せるからゼンカイザーだけやってね、といった事なんでしょうかね?
今回ゾックスも倒そうとした事からゼンカイジャー全員倒そうと思っていたと思われますが。残す理由もないですしね。

ステイシー「どのギアが欲しいんだ?僕が探して必ず持ち出す」
ゾックス「それより俺をトジテンドに連れてってくれよ。欲しいものは自分の手で奪う。その方が面白い」

このやり取りがゾックスらしい。
どのギアが、と聞かれて違う条件を提示する事で自身の欲するギアを特定させない。並行世界を股にかけて界賊やっていただけやって駆け引きに関してはゾックスの方が数枚上手のようですね。
情報が洩れるとしたら介人経由な(弟を元に戻す云々をステイシーに話す→SDトジルギアという事を特定)気がします。

ゾックス「なんかちょーっと違うけど。まっいっか。腹減ったし」(ラストピザすき焼きのシーン)

このシーンは(共闘はしたけど仲間になった覚えはない。一緒にパーティをやる理由もない)からのなんかちょっと違う、でしょうか?
介人はゾックスを仲間だと思っていますがゾックスは介人を仲間と思っていないというのは上記の台詞(俺たちに損はない)からも確定でしょうね。
この認識の違いが後半またひと騒動になりそうですが…。どういった結末を迎えるのか。

・ツイカー一家

ゾックス「だってお前(ステイシー)より介人の方が面白いんだよ」
フリント「私たちゴールドツイカー一家のモットーは…」
カッタナー「面白そうなことには…」
リッキー「頭から突っ込め!」

面白そうな事は優先。
でも一番重要なのは仲間、というか家族でしょうね。
フリントがカシワモチワルドの件で暴走した時にも激おこでしたし。
その辺りの認識を履き違えると痛い目に合いそうな気がします。特にステイシーが危ない。

・マスクマン

マスクマンの空中浮遊はOPの為か長官の技のイメージが。
戦隊メンバーもやっていたはずなんですけどね。OPで毎回見てるとそのイメージが刷り込まれてしまうものです。
さらに言うとOPの最初のカットの筋肉のせいでマスクマン=筋肉というイメージが刷り込まれている。そんなに筋力で力押しする戦隊じゃない(むしろ戦闘に対する技術が非常に高い)のですが…OPって怖いですね。

・キュウレンジャー

キュウレンジャーはどこからどこまでが初期メンバーなのかわからない。
9までが初期なんですかね?
とするとゾックスはリュウコマンダーとコグマスカイブルーとホウオウソルジャーが使えるという解釈でいいのでしょうか?
リュウコマンダーとかある意味初期メンバーですが変身できるようになったのは序盤よりちょっと後ですし…まあビッグワンが追加戦士ならリュウコマンダーも追加戦士枠って事でいいですよね

・ジャッカー電撃隊

セッちゃん「今のはビッグワンの技、というか権力チュン」

まあビッグワンだったら逆らえないですよね。
そもそもビッグワンなら4人全員より強そう(ラストバトルのアイアンクロー戦。4人<アイアイクロー。ビッグワン=アイアンクロー。ぐらいの力関係だったと思うので)なのですが。

・ステイシー

ステイシー「僕を信じてないってことだね」
ゾックス「そりゃそうでしょ」
ステイシー「いいよ。協力してくれたらトジテンドパレスに連れて行こう」

この辺のやり取りがステイシーが未熟と言うか交渉術が拙いという印象を与えますよね。
信じてない相手に証拠も示さず連れて行こう、と言ってもそりゃ通じない…いや介人なら協力するかも…いや介人も介人で別の理由で断りそうですね。自身の目的の為に他人を犠牲にするのは極力さけてますし(前回のリサイクルワルドとか)。

ゾックス「礼なら言葉より行動で示して欲しいもんだね」
フリント「トジテンドパレスに連れてってくれる約束だろ!」
ステイシー「いいとも。ただし…首だけね」

ここであっさり始末しようとしなければまた結果は違ったと思われますが…まあ物語上それはないですしょうね。
それより前にゾックス一人相手に肉弾戦でボロ負けしたと思うのですがゾックス+介人なしのゼンカイジャーに勝てる気だったのでしょうか?
クダイターが結構強かったので行けると思ったのでしょうかね?実際そこそこ追い詰めてましたし。

ステイシー「僕も本当はお前(介人)をこの手で倒したいんだ」

この辺は介人を倒すのが目的ではなくバラシタラを超えるのが目的だったから、という解釈でいいのでしょうか?
介人は自身の手で倒したい、でもそれ以上にバラシタラを超える事が優先=戦果を挙げる事が優先だった。
だから介人を倒すよりもゾックスと敵対させる方法をとった。でもやっぱり介人を直接倒せるなら倒したい、といった感じですかね?

・バラシタラ

バラシタラ「イジルデ!貴様、俺様の兵隊をステイシーに倒させたであるな!一体何を企んでいるのである?」
イジルデ「はて?なんのことやら…」
バラシタラ「貴様は技術だけ提供していればいいのである!余計な事はするな!」

他の幹部の部下を倒してもお咎めなし、というのが実にトジテンドらしい。本当ならボッコワウスがきっちり咎めないといけないのですが大王は基本的にその辺興味なさそうですからね。おかげで幹部がやりたい放題。
ほっといていも同士討ちしてどちらか片方いなくなりそうな気がします。

・イジルデ

「我が輩渾身の作戦を…!まあ進行中の計画も見直さねばならんな」

あれで(相手の求める物を知らずに立てた雑な作戦)渾身の作戦だったのか。まあ彼は指揮官ではなく技術系の人間なのでその辺は疎いのでしょう。
それより計画が気になりますが。
ゾックスとゼンカイザーを倒せなかったから見直しなのか。ステイシーザーが思ってより強くないから見直しなのか。
イジルデの最終的な目標がわからない以上この辺は予想しづらいですね。

第15カイ! ガチョーン!レトロに急旋回!

今も昔も良いところがあった。
連綿と受け継がれているスーパー戦隊を象徴するかのような話だったと思います。

「あの頃はよかった…」と思う事は誰しもあると思います。
しかし必ずしも昔が最高だった、今は駄目だ。といった事も無いと思います。
アニーバーサリー作品であるゼンカイジャーは歴代のスーパー戦隊が数多く登場しますがスーパー戦隊好きならばどの作品が好きだった、といった思い出はあると思います。
最近の戦隊は昔と違ってなんか違う。昔の戦隊が最高だ、という感想を持つ人もいるでしょう。
逆に昔の戦隊より今の戦隊の方が良い、という人もいるでしょう。
でもどの作品もそれぞれの個性があって良いところ、悪いところが必ずあったはずです。

現在のゼンカイジャーが戦隊の歴史に名を刻み続けているのは昔の戦隊が歴史を紡いてきたからこそ。
今の技術も歴代の戦隊が重ね続けてきた努力の結晶と言えるはずです。
今回ジュラン達が「あの頃は良かった…」ではなく今が最高!なテンションでレトロワルドを倒しましたが彼らは思い出したくない過去があるからこそ、現在で戦う事ができました。

ゲストの少年は「あの頃は良かった…」だったのですが自身にとっては生まれる以前の古いものに触れ、逆に新しい世界を知る事きっかけとなりました。
新しい、古いではなく、それぞれに良いもの悪いものがある。
過去の出来事を自身の成長の可能性を狭める物ではなく、現在の出来事で過去を貶める事のないように。
そう、戦隊は全ての子供たちと一部の大人たちを笑顔にするための作品なのだから。そう思える第15カイ! ガチョーン!レトロに急旋回!でした。

・ジュラン

「あ~あ…。あの頃はよかったぜ…あの頃…あの頃…どの頃?」
「違えわ違げえわ!よかったあの頃なんてなかったわ俺達!」

他はともかく(ガオーン、生命体すべて嫌い。マジーヌ、自分の殻に閉じこもっていた。ブルーン、知的好奇心が満たせない)ジュランは良かったあの頃はあった気もするのですが。
明言はしてないのですが家族失ってるっぽいんですよね。良かった時代があった気もします。その良かった時代、悪かった時代も踏まえて人生のパイセンとして介人に手助けしてるような感じですし。
この辺は後々判明してくれると良いのですが…。全く良い時代が無かったら今の性格になってないと思います。なんとなく。

・ガオーン

「はじめましての子どもちゅわんだよね?」

ガオーンは全員の子供の顔を覚えていそうな気がします。ただし人間の。キカイノイドの子供は無下にはしないと思いますがあくまで店員として接してそう。

・マジーヌ

介人「俺達が絶対元の世界に戻すから」
マジーヌ「じゃなくて!その子引っ越してきたくなかったんだと思う…。知らない人と知らないとこばっかの街なんて心細いから…」
介人「そっか…」

世界の融合を体験した介人とマジーヌの違いが良くわかる一幕。
マジーヌは非常に心細かったから諒の気持ちがわかる。
介人はワクワクしかなかったから諒が何に対して寂しいと思うか勘違いをしてしまった。だからこその「そっか…」なんですよね。
介人も色んな世界の人と知り合って世界が広がったと前回言っていましたがまだまだ子供の心理には疎い気がします。まあ会っているキャラが信念のあるキャラばかりなので仕方ないとは思いますが。

・ブルーン

「好奇心のエンジンがブルンブルンなのです!まさか昔の世界を体験できるなんて!」

好奇心で殺人事件を体験しそうな恰好してますね。
金田一耕助はほぼ観たことが無いので詳しく言及できないのですが…という訳でちょっと調べてみたら金田一耕助だけじゃなくて色々混ざってる気がする。違うキャラと勘違いしてたらすみません。
どちらにせよ殺人事件に首突っ込みそうな恰好な気がしますが。

ヤツデ「好きな物とりな」
セッちゃん「あっ駄目チュンよ!ブルーンのメガネは駄目チュンよ!

冒頭でもメガネ奪われているしラストもこれ。ブルーンのメガネは子供たちに商品として認識されているのでは?
もうブルーンのメガネを普通に販売したらいい気もしますが商品にしたら多分売れない。

・ゼンカイジャー

ガオーン「ちょっとレアだけど4人合わせて…」

毎回毎回何かしらその場限りの恰好をしている気がするので普通の名乗りの方が逆にレアな気がします。人数違うのは確かにレアですが。オニゴッコの時も無理やり5人で名乗ってましたしね。

・タイムレンジャー

ジュラン「俺らは今を生きる未来びとなんでよろしこ!」

ジュランの台詞アドリブらしいですね。
タイムレンジャーの面々も全員未来のそれなりに不満というか問題を抱えていた為、最終回近くで未来を変える云々の話があったような。タイムレンジャーは良い未来が待っていたが現代に残り現代を救う道を選んだので…まあ若干違うのですがアドリブなのでこの辺は置いといて。
前にも書いた気もしますがタイムレンジャーの個々のメンバーには時間操作系の能力はなかったはず(アクセルストップが辛うじて該当しそう?)。ロボは未来から送られてきていましたが個人じゃできなかった…はず。まあ上記アドリブ台詞も含めてこの辺はノリですね。

・ヤツデ

ヤツデ「ねえ君…名前は?私はヤッちゃん!諒ちゃんか!ねえ諒ちゃん!ヤッちゃんと一緒に探検しに行こうか!」
ブルーン「冒険⁉」
ガオーン「探検って…。でもヤツデ、こんな時に?」
ヤツデ「どんな時もだよ!今とこれからを笑って過ごせるほうがいいだろ!」

過去がどうであれ、今を楽しむ事が出来るなら今を楽しんだ方がいい。
さすが介人の祖母ですね。ポジティブさが半端ない。
知らない人がいれば名前を教え合って知り合いになればいい。知らない場所があれば探検に行けばいい。
介人の性格って介人両親から来ていた気がしてたのですがよく考えたら10年前に失踪した両親よりヤツデの方が一緒にいた期間が長い(と思われる)のですよね。さまに介人の祖母って感じの一連のシーン。
それはともかくブルーンは探検と言われてすかさず冒険と入れるのは止めた方がいい。本当に最終回ブルーンは宇宙にも旅立ちそうな気がします。いや色々あってツイカー一家と世界を巡る事になるのかもしれない。

過去回想
ヤツデ「悔しいからさ。私たちもめいっぱい楽しく過ごして2人が戻ってきたらうらやましがらせちゃおう!」
レトロ電波
ヤツデ「息子たちが行方不明のまんま私は歳を取っていくんだ…」

しかしそんなヤツデもやっぱり過去の方が良かったちょっと寂しいシーン。まあ現状が最高って訳じゃないですからね。息子たちがいたらまた話が違ったのでしょうが。介人を励ますシーンも自身が強がっているだけに聞こえますしね。
最終回(もう少し早くてもいいですが)は楽しい現在、そして笑える未来が期待できるシーンを観たいものです。

・ゾックス

ゾックス「ヨホホイヨホホイヨホホイホイ」
レトロワルド「うん?微妙にレトロなこの歌…」

レトロワルドさんからレトロに該当しそうというお墨付きをいただきました。やっぱりレトロっぽいですよね。微妙にですが。

・ツイカー一家

フリント「カッタナーとリッキーも人間の恰好でさ…」
ゾックス「4人でいろんな世界巡って痛快だったなあ…」

フリントが物凄いバブリーな恰好をしている気がする。
それはともかく今の生活も悪くはないけど楽しい事第一主義なツイカー一家にとっては現状は不満があるって事ですよね。
家族の安否は最優先だけどその為に行動しているのは不本意である、といった感じでしょうか?

・ダイレトロワルド

東映特撮的にはレトロで済ませてよいか微妙なレトロな必殺技が映っている気もしますが気のせいですよね。

・レトロワルド

「レトロ…それは古き良き昔。レトロ…それは素晴らしき日々!クフフフフ!レトロトピアの力にひれ伏せレトロ!」

全く関係ないけどマジレンジャーの冒頭のナレーションに聞こえる。
魔法、それは聖なる力。魔法、それは未知への冒険。魔法、そしてそれは勇気の証!
…並べてみたら結構違いました。いやでもマジレンジャーっぽい気がします。

「レトロ電波」

強制変身解除+変身不可って結構強い能力…なのですがまあワルドって毎回強いですからね。特に今回はゲゲ配下のワルドですし。
しかしゲゲ配下のワルドは精神攻撃ばかりしてきそうな気もします。性格悪そうだし。

「トキヲモドソード」

こっちも結構な強能力。タイムレンジャー(っぽい能力)ギアがなければエグゼイドのようにセーブ機能を開発するかキラメイジャーの為朝のように心を折る戦いを挑まなければいけなかった。

・ステイシー

「せっかくイジルデの誘いにのったというのに何もかもがうまくいかない。あいつとは手を切って他の手を考えるべきか…」

ステイシーの装備はイジルデ開発なのでイジルデと手を組む以外の方法は無いのですが。よそ者扱いなのでトジテンドから必要とされなくなったら処刑される可能性が高い(それこそ捨て石状態)のですが…その辺は認識できていない気がします。
バラシタラの目的がわからないですが戦果をあげても上げなくてもトジテンドでは良い未来は待っていない気もします。

ステイシー母?「ステイシー」
ステイシー「違う!母上はもう…!」

そのステイシーに次週以降変化がありそうな展開が。
予告を観る限りステイシーはヤツデに接触するようなのですが…これがどうなるのか。
ステイシーの母親も死んでいると確定した訳じゃないので今後どうなっていくのか気になるところです。
現状ほぼ生存しているであろう介人両親よりステイシーとジュランの家族関係が気になります。

・ボッコワウス

「ゼンカイジャーは倒せん!界賊も倒せん!誰も彼も敗戦続きで一向に征服が進まんではないか!」

オニゴッコワルドの時は作戦妨害してこれですよ。ゲゲに対してはあからさまに贔屓をするし…最近の組織首領にしてはかなりの無能な気がします。いやでもドグラニオとかジニスとか自分が楽しければいいや的な発想(何があっても自分で全部破壊できる自信もあったからですが)に比べれば遅々として進まない侵攻作戦を咎めるだけ組織のボスっぽい気がしないでもない。
どうでもよい話ですがこのシーン紙相撲に見えます。

・ゲゲ

「僕も試してみたかったんだ。トジルギアとゼンカイジャーの力をさ」

今後はゲゲも参戦という事で。
まあ今までの戦いってほぼバラシタラ配下だったのでバラシタラ対イジルデというよりバラシタラ対ゲゲって感じですが。ステイシー絡みの時だけイジルデが出るのでしょうか?
しかし今までの状況を鑑みるとゲゲがラスボス展開もあり得そうな気がします。ゲゲに言いくるめられてボッコワウス出陣、勝利はするもののボロボロになったゼンカイジャーにギアの力で強化されたゲゲと最終決戦みたいな。

第16カイ! 「磁石シャクだぜもう限界!」

ステイシーが可哀そうなぐらい追い詰められていく。
利用しようとしていたゾックスに利用され、ゲゲには捨て石にされるフラグが立ってしまいました。
それもこれも全てステイシーの迂闊な行動の為なのですが。
基本的に外様幹部状態でトジテンドに居場所が無いとは言え(一応ワルドには様付けされてますが他幹部より明らかに格下扱い)迂闊に人間世界で動きすぎているんですよね。

さらに言えば
ゼンカイザー対ゾックスの時は見通しが甘く作戦失敗。
イジルデと手を切って他の手を考える(前回の話)、というのも自身の立場が理解できていない。
等々ステイシーの現状はステイシー自身の甘さが招いた事なのです。
しかしステイシーの気持ちもわからなくもない、というのが視聴者的にはあると思います。
父親であるバラシタラから母を殺され(たようなもの)そのバラシタラから実験兵士扱い。バラシタラを超えようと自らイジルデの実験に志願し、力を手に入れたものの失敗続き。
自暴自棄的になっていたところに母親の面影のあるヤツデの登場。
心揺れても仕方のない事なのかもしれません。
四面楚歌状態のステイシーですが希望はあるのでしょうか?

ヤツデは事情を話せば味方になってくれるとは思いますがそういった展開もなさそうな、あったとしてもそれは根本的解決にはならないと思われます。
あくまでステイシーの目的は母親を捨てたバラシタラを超える事であってヤツデがいるからといってステイシーの問題は解決する訳ではないのです。

本当に捨て石となってしまうのか。
はたまた吹っ切れて介人の心強い味方となるのか。
全ては他ならぬステイシー自身の心、そして行動次第なのですが…個人的には幸せになって欲しいキャラです。

・介人

「お客さんすいません。ただ今磁石なもので…」

普通の世界だったら訳の分からない説明ですがゼンカイジャーの世界なら通用しそうな接客。
そもそも前回のレトロワルドの時も皆違和感なく生活していたぐらいです。店員が磁石になったぐらいで誰が驚くのでしょうか?
…いや色々とおかしい。
でもゴーカイジャーの時も普通に一般市民だと思われるお姉さんがあの戦隊は!みたいは反応していましたし戦隊の世界の住人は順応性が高いのでしょう。多分。

介人「ステイシー、待ってよ!頼む!手を貸してくれって!」
ステイシー「だから!どうして!僕にそんなこと。僕はお前を倒そうとしてるんだぞ」
介人「俺にできないことができるから!皆を助けられるなら誰だって関係ない。お願い。このとおり」

ちゃんと周囲を巻き込んでいくスタイル。
しかし他のトジテンドには絶対こういった頼みごとをしないで倒すあたり介人はステイシーの事を完全に悪いやつだとは思ってないって事ですよね。今回の件も踏まえてちゃんと和解できればいいのですが…現時点ではゲゲにいいように利用されて捨て石にされる運命しか見えない。

・ジュラン

「お前うるせえけど(ブルーン)いいやつだったぜ!」

過去形にしてはいけない。
初期は完全にうるさいやつ扱いだったとは思うのですが今現在もうるさいやつ扱いなんですね。ジュランは正直と言うかなんというか。

「そういえば俺こういうのできるんだった(炎)」

手間がかかる為か滅多に使わないですよね。前よりCG多用できる時代になったとは言え手間のかかる攻撃は減少していく定め。
と言ってもセイバーは要所要所で炎の聖剣を燃やしてますしジュランも頑張って…いや毎回毎回大がかりな準備して各ワルドの世界を作っているので無理は駄目ですね。ほどほどに炎をまき散らしていってください。

・ガオーン

「キカイノイドやめれないんだけど!」(磁力増加に対して)

まるでキカイノイドを辞めたいような発言。
…いやガオーンって自分の体含めてキカイノイドのモフモフしていない体が嫌いなのでキカイノイドをやめたいとは思っていると思われますが。
最終的には少しは自分の体を好きになって欲しい。モフモフした、守りたい対象を守れるキカイの体!的な発想になるのでしょうかね?

・ブルーン

「アイルビーバック」

どこで観たのかと。
といっても図書館で上映会やっているところもあるらしいので図書館でしょうかね?ターミネーターの上映会やっている図書館もどうかと思いますが。
もしかしたらヤツデの私物かもしれない。
ただターミネーターとか見せるとパラドックスが云々とか液体金属がどうのこうのとか何故電話帳で住所調べてるのかと非常にうるさそうな気がするので…やっぱりジュランの言っている事は間違いなさそうです。

「ややっ、その声はゾックスさん?HEY!助けてホイ!」

ブルーンにとって悪気はあるのだろうか。傍から聞くと完全に馬鹿にしてるようにしか思えない発言なのですが。
と言っても単にゾックスの発言をマネしているだけのはずなので本人にとって悪気は一切とないと思います。その辺ブルーン疎いと思われますし。
さらに言えば別にゾックスも気にしてない気がします。ゾックスって一応他世界のキャラだしその辺の価値観は違うんでしょうね。多分。

・ゾックス

「大人しくいう事聞いた方がいいんじゃない?介人はヤツデの孫だ。介人の命を狙っていることバラされたくないだろ?」

完全に台詞が悪役のそれ。まあ界賊ですしね。使えるものは何でも使う。
介人も似たような事を今回やっていましたがゾックスは介人には絶対使えない手が使える。
何話か共闘して多少態度が軟化したようにも思えますが本質的なところでは全く変わってないですね。

・ファイブマン

ジュラン・ガオーン「介人が賢い…」

結構酷い言いぐさ。普段二人がどういう風に介人の事を思っているかよくわかるシーン。
しかし理科教師で理科の知識つくとかもう戦隊の能力関係ないですよね?それはもう個人の能力ですよね。今後そういった能力でギアを使う事が増えてくるのだろうか。例えば対戦ゲーム的なワルドが出たらメガレンジャー使うとか。いやでもキラメイジャーの為朝とかの方が直近で印象に残りやすいしで…まあ納得のいく形で使ってほしいものです。

・ステイシー

ヤツデ「またおいでね」

振り返るも返答なしで去っていくステイシー。
非常に寂しいシーン。また来たい、でも敵対する人間の根城だから長居はできない。
だからこその返答なしで振り返るだけ。切ないですね。
で、このシーンを見たゾックスに利用されて…もうゾックス完全に悪役じゃないですか。ステイシー頑張れ。

ガオーン「あのさ、ほらサトシはどうしてここに?」
サトシ「たまたま近くを歩いていたんだ」

そういえば普段ステイシーはどこにいるのでしょうか?
作戦時はトジテンドにいるようですが他に居場所がなさそうな気もします。前も食べ歩きしてましたしね。ひょっとしたら帰る家がないのかもしれない。母親は野垂れ死にした、的な話もあったのでやっぱり家がない可能性が。

・ボッコワウス

「どうだ?わたしの可愛いゲゲ。トジルギアを使ってみて楽しかったか?ん?」

一応映画でゲゲはトジルギアを使ってはいるのですが(自分も最近見直して気が付いたのですが)…まあボッコワウスは覚えてないですよね。失敗した作戦は絶対に覚えてなさそう。

・ゲゲ

ゲゲ「面白かったよ、ボッコワウス。鳥の僕にも使えるなんて、とてもいい発明だね」
ボッコワウス「そうかそうか!よかったなイジルデ」
イジルデ「ハハハハッ恐縮です。はい」

今回これでイジルデに恩を売っているんですよね。バラシタラの失敗も帳消し…とまではいかないまでも機嫌を直したことには変わりないですし。

ゲゲ「ふーん、うまくいってるんだ」

この発言も今回の目的(ボッコワウスの機嫌取り)を考えたら納得。あまり作戦の成否に興味がない感じがします。

イジルデ「ゲゲ、お前の作戦も失敗したようだな」
バラシタラ「フンッ!ペットの分際であまり偉そうな口を利かんことである」
ゲゲ「でも、僕が手を出したことでボッコワウスの機嫌が直ったと思わない?君たちはこれからも自分のやりたいことを試してごらんよ。また僕が機嫌を取ってあげるからさ」
ゲゲ「ステイシー?君も今は黙っておいてあげるよ」

そもそもゲゲの目的がわからない。
幹部連中には恩を売っておく。ステイシーは手駒として使えるようにしておく(これは偶然ですが)。作戦が遅延しても一向にかまわない、むしろ作戦の遅延を望んでいるかのよう。
これは侵略完了を防いでいるのか、それとも時間稼ぎをしたい理由でもあるのか。
実は介人両親が作った味方…という線はなさそうですが(どう見ても悪役っぽい。ステイシーに対する態度などから)目的はなんでしょうかね?

組織の乗っ取りがあり得そう?イジルデとバラシタラに反旗を翻させてボッコワウス討伐を狙っているとか。でもその場合はイジルデとバラシタラを各個撃破できるだけの実力が欲しいですし…。
根拠のない予想ですが介人両親と繋がっていて二人に指示して何か作らせているとか?
推測する手がかりが少なすぎてわかりませんが気になるところです。

・ジシャクワルド

無限鉄骨が地味に強い。
キラメイジャーのセッチャクザイ邪面とかは接着剤出すだけでくっつけるものは周囲から調達していましたがこいつは自前で出せるんですよね。
少々頭のほうが追いついていなかったですが結構な強敵…いや毎回毎回強敵ばかりですね。ゼンカイジャーって。
スーパー悪者ワルドが映画で観た時は非常にやばい敵だと思っていましたがあれはまだマシな部類だった気がしてきました。

・ダイジシャクワルド

ガオーン「ねえジュラン」
ジュラン「あ?」
ガオーン「ジシャクワルドの顔怖くない?」
ジュラン「昔の担任に似てるんだよ」

合体時のアドリブ台詞。何の話してるの二人は?
しかし当然ながらキカイノイドにも学校があって…学校あるのでしょうか?
マジーヌが周囲から疎外感を感じていた。
ブルーンがトジテンドで掃除係をやっていた。
これらから学校がない可能性も(学校あればマジーヌだった知り合いはそこそこいただろうしブルーンは学校で働けばいい)ある気がしてきました。

第17カイ! ぬぬっとオカルト同好会!

本当に怖いのは超常現象などではなく、人の心なのです、な
第17カイ ぬぬっとオカルト同好会! 感想です。

マジーヌをマジ切れさせるとマジで怖い。
今回の件、完全にマジーヌの逆恨みなのですが(一応侵略はしているので倒されるのは自業自得なのですが)それはさておき。
マジーヌの戦う理由が再確認できた回でした。

そもそもマジーヌの戦う理由は
「せっかく開けそうな新しい世界。潰されてたまるか。」
なのです。(第3カイ)
誰にも認められない占いを、自分自身にすら信用していない占いを認めてくれた介人と介人たちの世界。
新しい、自分の可能性を広げてくれる世界。それを潰されてたまるか、というどちらか言うと世界そのものよりも自分の世界を守りたい、といった理由で戦い始めたのですね。

そして今回登場したオカルト同好会。
介人以外に自分の占いを認めてくれた、そんな彼らの為に奮闘するのはマジーヌにとって至極当然な話。
大事な大事な自分の世界ですからね。
そしてそんな彼らの思いを踏みにじったトウメイワルドに「お前を倒すって話だが!」とまで言い切るのも当然な話なのです。(濡れ衣ですが)

第三カイは開けそうな世界を守る為。
今回は開けた世界を守る為。
少しずつ自身の世界を広げ、それに伴い成長していくマジーヌ。
今後のマジーヌ回では今回以上にマジ切れするマジーヌが見られる事でしょう…そう一番怖いのは人の心だから。

…いや普通の回も見たいのでマジ切れしないマジーヌ回もお願いします。
余談ですが久しぶりにオカルト回(ホラー回?)を見た気がします。
前にやったのってニンニンジャーだった気もします(雪女回?)
前は夏の定番でホラー回があった気がするのですが最近あまりないようで寂しい。

さらに余談ですが骨格標本をみるとデストロン首領を思い出します。
昭和ライダーのラスボスって弱いのが多い…と思って下に書いてみましたがそこそこ強いのが多いですね。
間違いなくラスボスで間違いなく最弱なのはデストロン首領という事で。
初代 ゲルショッカー首領 火力だけはあり。追い詰められたら即自爆
V3 デストロン首領 恐らく最弱
X 呪い博士? キングダークと考えると最強クラス
アマゾン 真のゼロ大帝 覚醒したアマゾンが強すぎてよくわからない
ストロンガー 岩石大首領 こいつは間違いなく強敵
スカイライダー ネオショッカー大首領 岩石と並ぶ強敵
スーパー1 サタンスネーク 強くはない。ゴールドゴーストの方が強敵
ブラック 実は観てない
RX ネオクライシス皇帝 こっちもしっかりは観てない。そこそこ強かった気も。

・ジュラン

介人「興味全開!俺達も行こう!」
ジュラン「留守番は任せとけ!」

ジュラン「オバケの役目を果たさなきゃいけねえんだ!」

ジュランおじちゃん優しい。
5話のスシ回を見直したのですが家族がいなくなった、とジュランは言ってるんですよね。家族構成はわからないのですがこれまでの話(マジーヌ介入回で近所の子供たちと遊んでいた)から恐らく子供を含めていなくなっている可能性が。
おじちゃんの子供に対する優しさが自身の子供を失った悲しみに因るものだとすると…ジュランにも幸せになって欲しいものです。

ジュラン「いや…ぶっちゃけ今がむしろチャンスじゃね?(ジュラン透明化)」

今回のジュランとマジーヌ。両者とも子供の事を思っている訳ですが考え方が違うんですよね。
マジーヌは透明化がオカルトではない事に子供たちががっかりすると思っていた。
ジュランはオカルトでなくても子供たちが喜びさえすれば良いと思っていた。
マジーヌはマジーヌ自身もオカルト好きなのでそれも含めて今回マジ切れしていた訳ですが両者ともに子供の事を考えている事はかわりないんですよね。
2人とも良いキャラですよね。
何故かオカルトに興味がないジュランが超常現象に遭遇している訳ですが…お仲間と思われたのだろうか?

・ガオーン

ガオーン「消えててくれた方が合体しやすかったなあ」
ジュラン「ちょっと、何言ってるかわかんないんすけど」
ガオーン「ごめん」

毎回のアドリブ台詞ですが本当に何を言っているのかわかんないすけど。
結局ガオーンはまだ合体に抵抗があるのでしょうか?あるんでしょうね。
キレてる時は合体しようぜ!的なノリの時もありますが基本的に嫌なんですね。
消えた状態で合体は合体と言えるのかわかりませんが。

・ブルーン

ブルーン「Follow The sun,Catch The sun」

サンバルカンOP歌詞。この手のレジェンド関連の台詞を言うのはジュランが多い印象でしたが今回はブルーンが担当。知識以外にも興味が出始めたという事なのでしょうか?
そんな彼も次回まさかの恋愛回でメイン。彼の知的好奇心がどのように暴走するのか今から楽しみです。

・セッちゃん

マジーヌ「見ぃ~つけた」
セッちゃん「ヒエエエーッ!!た…太陽戦隊サンバルカンのギアを使うチュン!」

今回ギアなしでも勝てていた(と思われる)ので…マジーヌが怖かったんでしょうね。マジで。
ただし倒す事は可能だったと思いますがホラー映画のようになってしまう為セッちゃんが気を利かせてくれたのだと思われます。五寸釘で敵を倒すヒーローってあんまりいない(無いとは言わない)ですからね。子供ドン引きしちゃう。

・マジーヌ

マジーヌ「透明なんて能力使って、嫌~なタイミングで出てきて、あの子たちのワクワク弄んだの絶対絶対ぜっ~たい!はちゃめちゃ許せない!!」
トウメイ「なんの話トウメイ?」
マジーヌ「お前を倒すって話だがぁぁぁ⁉」

あまり関係ない話ですがゴーカイジャーのピンク誘拐回を思い出しました。
人間に誘拐されたのに無関係なザンギャックが誘拐犯と勘違いされてそのまま倒されるという話。
やっている事は侵略なので倒されて当然なのですが倒され方がちょっと理不尽。
トウメイワルドからしたらまさに「なんの話トウメイ?」ですよね。
少なくともワクワクを弄んだのはトウメイワルドの仕業ではない。
まあ本人も紛らわしいベタな恰好をしてはいますが。
さらに余談ですがアイムはこの回の「ま、いっか…」が一番好きな台詞。
お姫様も海賊らしくなってきたなと思う良い(?)シーン。

・トウメイワルド

ゾックス「んっ?お前何ワルドだ?」
ワルド「界賊なんぞに教えるものかトウメイ」
ゾックス「はっはーん…。トウメイワルドね」

ワルドの悲しい語尾。隠し事が出来ないですね。
名前=能力であり、さらにいえばトジルギアを使った瞬間語尾が強制(自主的にやってるっぽいですが)されるので能力を隠す事が出来ない定め…。
自身の能力を隠していた方が有利なのですが一般戦闘員から昇格したクダックの自己主張しなければいけないという悲しいジレンマ。
いつか解消する時が…まあ来ないでしょうね。

・ダイトウメイワルド

ワルド「こうなれば奥の手トウメイ!(包帯除去して透明に)」

最初から使っていればもうちょっとマシに戦えたのに。
そもそもトウメイワルドなのにあんな自己主張の激しい格好を(これは元ネタ通りなのでしょうがない面もありますが)するのはどうなんでしょうかね?
マヒルワルドとか思いっきり目立ちたいはずなのに下水に隠れてましたり…今回はバラシタラの指示が悪かったと思いましょう。

・トウメイクダック

ゾックスがクダックに苦戦する珍しいシーン。
そういえばピンポイント攻撃は得意ですが範囲攻撃はあまりないっぽいですからね。(シンケンフォームは烈火大斬刀で範囲攻撃できそうですが)
意外な弱点な気がします。と言ってもゼンカイジャーはマジーヌの魔法以外範囲攻撃は苦手っぽいですが。

・バラシタラ

イジルデ「本当にボッコワウス様の機嫌が持ち直したな」
バラシタラ「ああ。気に食わん鳥だがこうなればこちらもうまいこと利用するまでである」

両者ともに完全にゲゲに利用されているような気がします。
ゲゲの目的は不明ですが完全に時間稼ぎやっているように見えるんですよね。作戦失敗しても成功してもどっちでもいい、むしろ作戦成功しない方がいい的に考えている気がします。
しかしオイル圧が乱高下しているボッコワウス様の体調が心配です。

・ゲゲ

ゲゲ「今度のギアも面白そうだね。せっかくの侵略だもん。楽しまなくちゃ」

ゲゲは楽しみたいだけなのでしょうか?
いくつか世界が解放されているとは言え実質最後の侵略ですからね。それを楽しみたいのか…それとも裏があるのか?
しかしこれだけ序盤で黒幕臭がすると逆に中盤で粛清されそうな気もします。

・ステイシー

「僕は一体どうしたいんだ…?」

バラシタラを超える、という目標で動いていたのにヤツデの登場で完全に心揺れてますからね。
そして迷っているうちにどんどんドツボにはまっていく(前回のゲゲの件とか)ステイシーに未来はあるのでしょうか?

第18カイ! いのち短し、恋せよゼンカイ!

公式が病気とはこの事を言うのでしょうか?
キカイノイドであるブルーンと人間との恋、の事ではなく
性別を超えたジュランガオーン、またはマジーヌフリント、の事でもなく
パッと見ではギャグにしか見えないレンアイワルドの倒し方、でもなく今回の話題を全て掻っ攫っていったレンアイワルドの倒し方の元ネタ
ジェットマン最終回ですよ。

戦うトレンディドラマと評されたジェットマン。
あの井上敏樹先生が自分の趣味…じゃない全力を出して戦隊内の恋愛を描いたジェットマン。
戦隊の枠内なのに戦隊内のメンバーでトレンディドラマを、いや敵幹部も巻き込んでの(そもそもレッドの恋人が操られた敵幹部)トレンディドラマの結末は今回描かれた通り。
そう、同じ戦隊の仲間でもあり、恋のライバルでもあったブラックコンドルが最終回に通りすがりの強盗に刺殺されるという衝撃の結末。

今回のパロディは衝撃的、というより笑劇的でしたが元ネタは衝撃的、というより病気と言っても過言ではないと思うのです。
詳しく知りたい方はわざわざ公式がジェットマン最終回を無料公開するというある意味ブラックコンドルの公開処刑のような事を行っていますので是非そちらを…と言いたいのですが最終回だけだとあれなので是非とも全話見て欲しいものですね。最終回が衝撃的すぎる為か話題になりづらいですが他幹部の最後も非常に個性的で(特にトランザとか)お勧めです。

話は変わって、というか今回の本当の本題のブルーンの恋について。
今までブルーンは技術に興味はあったのですが人そのものにはほぼ興味が無いといった状態でした。
ゾックスに対してメンバー内で比較的好意的だったのはゾックスに興味があるのではなく海賊や界賊、それに関する技術にのみ興味がある、といった感じでゾックスの人格そのものには興味はなし。(カタツムリワルド回)
他の回も人間やキカイノイドそのものに興味があるといった描写はほぼ皆無でした。

しかし今回強制的にですが自身に恋心が芽生えてしまいました。
切っ掛けは敵の攻撃によるもの。
しかし芽生えた感情は本物であり、ブルーンの切ない(はずなのですがその前の展開が酷すぎて頭に入ってこない)初恋はジェットマンのブラックコンドルのように散ってしまったのです。
ただの失恋で終わってしまうのか。
それとも他人に興味を持つきっけかとなるのか。
これからのブルーンの行動に注目していきたい良い回…と言いたいのですがこの回を思い出すと真っ先にジェットマン最終回を思い出しそうなのが残念です。

・ブルーン

花恋「私のこと信じられないわけ?」
ブルーン「いいえ、確認したいのです。でないと私、この胸の辺りがどうしようもなく苦しいのです!」
「嫌われた!嫌われてしまった!苦しみが止まりません!しょっぱい…。これが…これが恋というものなのですか⁉」

シーン変わって

ブルーン「私は学びました。恋愛なんて苦しいことはするものではないと!レンアイワルド。あなたは必ず倒します!」

同じ趣味を持つという事で親近感を持ち。
意気投合してデートに行き。
さらに嫉妬心から彼女の事を疑い。
いつも以上に暴走して彼女から嫌われたと思い込み。
恋心が悪い方向に暴走した結果、聖帝サウザーのような発言をするに至る。
これがわずか一日での出来事。
勉強にはなったと思いますがもう少し長期間学ばせてあげたかった気もします。

ブルーン「もう恋なんてしないパワー…ぬううぅ…ゼンカイブルーン!」

という訳でもう恋なんてしないなんて、言わないで欲しい絶対に、と思うジェットマン回…じゃないブルーン回でした。
とはいえ今回はブルーン自身の気持ちに気が付く切っ掛け回ですしね。キラメイジャーで充瑠が柿原さんのいい仲になったように。
ジェットマンでイエローオウルがゲストキャラと結婚したように。
ブルーンもこの後花恋と進展があるのかもしれない。ないかもしれない。
それも恋愛ですよね。

ゼンカイジャーのブルーンさんも読んでいる。オススメ100冊

介人の世界と人間世界が融合してまだ半年は経ってないと思いますがそれでもオススメ出来る本が100冊以上。どれだけ図書館に入り浸っているのでしょうか?
もしかしたらどの本も素晴らしい!的な発想で100全部オススメしてる可能性もありますが。自分の知らない知識=知的好奇心を満足させてくれる本なら全てオススメしてそう。

・介人

介人「ひと目ぼれ全開だ~!(カラフルサンデー)」
セッちゃん「そんな道ならぬ恋もありチュン⁉」

結局介人は他人には惹かれなったのですが伏線なのか介人が頑張ったからなのか。ジュランに恋愛話ふられた時に普通に返していたので普通に恋愛はしていそうな気もしますが。

・ジュラン

ブルーン「レンアイワルドは倒したのに…なんだか少し胸に苦しいものが残りますね」
ジュラン「ブルーンよ。それはきっと偽物じゃなくて、お前の本当の気持ちなんじゃねえの?」
ブルーン「なるほど…。これが恋でしたか」

さすが人生のパイセン。酷い…じゃない切ない回を綺麗に纏めてくれました。他のメンバーは言えそうにない台詞ですからね。
言えるとしたらヤツデくらいでしょうか?

・ガオーン

「隙あり!ねえねえ、毛づくろいして!」

今回ガオーンがキモい。
というか今回全体的に女性キャラっぽいのですが。ジェットマンでも女性キャラやってましたし。
…もしかしてガオーンは男性ではなく女性キャラだった?
とはいえ今回の回を見る限り昨今のLGBTに配慮しまくった内容だったのでガオーンは元々心は女性なのかもしれない。

・マジーヌ

破局パワー!ゼンカイマジーヌ!

破局している割に変身前と名乗り中、仲良く見えるのですが。
これが恋愛と言うものですか。不勉強な分野ですね。是非この続きも教えて欲しかったものです。

・ゾックス

メロリア「トラーイ!あ~ん!見つけた!私が探していたオンリーワンの歌声!」

一般人に変身妨害されるって珍しい気も。敵が直接変身妨害するのはNG(でも最近はない)ですが一般人ならOKという事でしょうか?
ジェットマンギア内の空間にも登場していたので純粋な一般人かは疑問ですが。

・セッちゃん

ブルーン「マジーヌとフリントさんも恋ですか?恋なのですね!」
セッちゃん「日曜の朝チュンよ!」

マジーヌとフリントの恋は日曜日だから駄目でジェットマン最終回は金曜日の夕方だから許された。そういう訳ですね。
…いや日曜だろうが金曜だろうがジェットマン最終回は駄目だと思います。せめて深夜帯。
セッちゃん「介人!なんとなくだけど鳥人戦隊ジェットマンのギアを使うといい気がするチュン!」
なんとなくでこんなカオスな展開にしてはいけません。
もちろん普通に戦隊内の恋愛で敗北したからと言って強盗に刺殺される展開にしてもいい訳ではないのですが。本当に井上先生は何を考えてあの結末にしたのか?
生死不明ENDだったのにご丁寧にゴーカイジャーで死亡確定させるし。とはいえゴーカイジャーの時の凱は楽しそうなのでそれは悪くない気もしますが。

・ステイシー

サトシがストーカーになってしまった…。
本当に何がしたいのかサトシ…じゃないステイシーは。
とは言え今回ラストの描写からステイシー自体は介人両親の事を知っている模様。現状ではイジルデの研究所で働いていた、という情報があった気もしますが…ステイシーザーになる過程で一度あってるのでしょうかね?
そして倒すべき敵である介人の両親であり、自身の母親の面影があるヤツデの子供でもある介人両親に対してステイシーはどのような行動をとるのか。
次回パワーアップフォーム回ですがそのパワーアップに両親共々関与してくるのでしょうかね?

・レンアイワルド

レンアイ「でも恋は楽しいだけではないレンアイ。レンアイパワー!レベルアーップ!
セッちゃん「恋心が悪い方に暴走したチュン」

良い方に暴走していた時の方が危なかった気もしますが。結果的に敗北の原因となりましたし。
一番恋愛の事をわかっていなかったのは実はレンアイワルドだった気もします。まあ所詮中身はレンアイワルドであろうとしているクダックですしね。

ダイレンアイ「ハーレムエンド…失敗!」

やっぱりレンアイワルドが一番恋愛を理解していなかった可能性が。7股が許されるのはギャルゲー、もしくはペルソナの主人公だけ。
今回の話とは関係ないですがエグゼイドのラブリカバグスターとレンアイワルドが戦ったらどうなるか見もの。というか修羅場が見れそう。

バラシタラ「レンアイワルドの作る世界は人々が些細なきっかけで恋に落ち他のことをおろそかにするであります」

他の世界も大概ですがレンアイトピアも大変そうですね。
勉強中のブルーンを是非ともレンアイトピアに送り込んでみたいもの。

・ゲゲ

ボッコワウス「面白い!ゲゲが作戦の指揮をしたことがいい刺激になったようだな。なあ~ゲゲ」
ゲゲ「あっ…そう…かもな」
バラシタラ「うん?うむ」

ゲゲの微妙な反応。やはりゲゲは作戦成功自体には興味がない、というかむしろ成功して欲しくないと思っているようにも見えます。
そしてその様子を見て違和感を覚えるバラシタラ。
ゲゲの思惑を潰すのは他でもないバラシタラかもしれないですね。ただ直接バラシタラがゲゲをやると大王の怒りがバラシタラに向くのでゲゲとステイシーを潰し合わせる、といった展開になるかもしれませんが。

第19カイ! ゼンカイ改め、超ゼンカイ!

ステイシーがどんどん危険な(色々な意味で)状況に。
今回介人両親(と思われる存在)に全力で全開なパフォーマンスで目覚める(?)切っ掛けを与えたステイシー。
その結果として…
介人はゼンカイジュウギアでパワーアップ
ゾックスもおこぼれでパワーアップ(予定)
そしてステイシーはパワーアップなしで立場だけが危うくなる予感
直接的な描写はありませんでしたが今回の件もゲゲに見られていた可能性があります。
イジルデにコンピュータにアクセスした形跡がばれる可能性もあります。
危険を冒して介人、というかヤツデの為に行動したのに結果自分の微妙な立場をさらに危うくしただけ。
本当に最近のステイシーは「僕は一体どうしたいんだ…?」状態。
自身の優先順をハッキリとさせてないと本当にただの捨て石で終わってしまう可能性が高いのですが…
しかし今回の件。
トジテンドでの人間の扱いがステイシーにとって希望の光となるかもしれません。
介人両親(と思われる存在)はデータベース化されたような状態でいました。
基本的にトジテンドは用済みとなったものはスクラップとされてしまうようですが(劇場版のスーパー悪者ワルドになったクダックとか)人間は別の扱いを受けるのかもしれません。
優秀な存在はその存在をコピーされ、利用され続けるのか。
それとも本体は眠らされてその頭脳だけを利用されるのか。
現状では生存すら不明ですがとにかくトジテンドにとって利用価値のあるものは生かされている可能性があります。
ステイシーの母親は死んだ、とは言われていますが実際どうなっているのかは不明な状態。
バラシタラが妻とするぐらいなので(893番目ですが)優秀な、利用価値のある存在であったことは間違いないでしょう。
つまり介人両親と同じような状態になっている可能性があります。
死んでいないのであればステイシーと介人の和解の切っ掛けとなる可能性も十分にあり得ます。
今回のステイシーの行動は自身の立場を考えれば完全に悪手でしたが…今回の行動がどういった結果を招くのか。
次回も介人だけではなくステイシーの行動にも着目していきたいと思い…えーと次週コラボ回?
毎週毎週カオスな回が続きますがこれまで以上のカオス回となりそうですね。

・スーパーゼンカイザー

「フンッ!全然痛くない!」

ライダーだと硬いフォームって結構あるような気がする(クウガのタイタンフォーム、キバのドッガ、鎧武のカチドキとか)のですが戦隊で重装甲、重火力の強化フォームってあまり印象にない。
基本的に戦隊なので他のメンバーとの兼ね合いもある為でしょうか?
…というかそもそも戦隊というかメタルヒーローに見えます。初見の予告の時はシャンゼリオンかと思いました。

・介人

「なーんか、思い出すなあ…。父ちゃんと母ちゃんと3人で一緒に出掛けたの、あれが最後だっけ…」

レトロワルド回の時もそうですが基本的に楽しい記憶、楽しい時間から脱却するには悲しい記憶が必要なのでしょうか?
基本的に全員悲しい記憶持ちですからね。能天気…じゃないあまり悩みを持たない雰囲気はありますが。
一番前向きな介人が一番悲しい記憶持ちというのは…恐らく両親の教育が良かったからでしょうね。多分。…そして一番悲しい記憶持ちが介人ではなくジュランな可能性があるのがちょっと怖い。一番過去が不明な人物ですし。

・ブルーン

「次はヘラクレスオオカブトを狙います!」

日本に野生のヘラクレスオオカブトはいない(多分)
それを知らないブルーンではないと思うので狙うは飼育されているヘラクレスという訳ですね。…いやそこまでブルーンが常識ない訳ではない(はず)ので恐るべしはカブトムシワルドの洗脳。

・ガオーン

「みんな可愛がってあげるからね~!(カブトムシ)」

同じく恐ろしいカブトムシワルドの洗脳。
カブトムシを捕まえる楽しい記憶なんて絶対ないと言い切れるガオーンすらこの有り様。
洗脳の範囲は狭めですがその分効果は強力ですね。
逆に破った介人の想いが強かったというべきかもしれませんが。

ガオーン「虫取り、川遊び!お祭り!夏休みっていいよね!」
ジュラン「宿題は厄介だけどな」

前にも学校がどうとか、というアドリブがあったのですが本当にトジテンドに学校があるのかどうか疑問に思います。学校があればブルーンがそこで働いてそうですしね。
そしてガオーン。他はともかく虫取りは絶対やらないと思うのですがまだ洗脳が解けていないのでしょうか?
キカイノイド大嫌いな、モフモフ要素がない昆虫(蛾とかはどう思っているのか疑問ですが)を愛でているガオーンが想像できない。

・アバレンジャー

カッタナー「そのペンで描くと絵が本物になるんだって!」
リッキー「へえ~!ときめくぜ!」

流石にゾックスはときめかなかった。
それはそうとウイングペンタクトって絵を現実化できる設定あったんですね。流石に20年近く前の作品だと詳細忘れてますね。一度(2度ぐらい?)しか言わなかった「ときめきの白眉!」は忘れられないのですが。

・フリント

「こっちもいいもん手に入ったし」

この天才に新技術を見せてはいけない。完コピどころか魔改造までしてくる始末。実際問題ゾックスよりフリントの方が怖いですよね。
そしてその新フォームのお披露目は…コラボ回?それでいいのかとは思いますが…どういった使い方をするのか気になります。

・ステイシー

「秘密のパワー!ゼンカイザー!全力全開!ちょあーっ!。くっ…やるんじゃなかった…」

ちょあーっ!が可愛いステイシー。
介人は嫌いですがよく見てるんですね。
介人両親が何に反応したのかはいまいち不明ですがきっと言葉ではなく全力全開で頑張るステイシーに反応したんでしょう。

・イジルデ

「ひと休みしよう。そうだ、こんな時はスパにでも行くか」

そういえばキカイノイドも汗をかくんですよね(映画のジュラン)
スパがあって当然と言えば当然なのですが…マイ桶は必要なのは単に趣味なのかそれとも施設設備的にマイ桶必須なのかちょっと気になります。

・カブトムシワルド

「なんと大量の樹液!俺の大好物カブトムシ!」

戦隊で樹液が発言があるとビート・樹液・スタッグを思い出してしまう。
コラボ回は無理にしてもヒーロー戦記に出てこれないでしょうか?比較的ご本人登場がしやすい部類だと思うのですが。
まあ一介の雑魚怪人の関係で出れるとは思えませんが。

・ゲゲ

バラシタラ「カブトムシワルドのビームを食らった者どもは幻覚が解けるまでずっと虫取りに夢中であります!」
ボッコワウス「楽しませてどうする!」
ゲゲ「落ち着きなよ、ボッコワウス」
ボッコワウス「しかしだなあ、ゲゲ…」
ゲゲ「バラシタラ、その幻覚こちらの好きな時に解けるんだろうな?」
バラシタラ「も…もちろんである!」
ボッコワウス「ということは牢屋を増やすこともなく必要な時に駆り出せる奴隷を大量に作れるということか。引き続き進めるがよい!」

やっぱりゲゲはひたすらボッコワウスのご機嫌取りに終始している印象。
狙いがよくわからないのですが時間稼ぎをして(明らかに作戦成功に興味ない反応はしてますし)何をしたいのか。
何かを企んでいるボスのお気に入りの鳥、という情報しかないですからね。
それはさておき牢屋自体はあるんですね。用済みになったらクラッシュしてる印象があるのですが牢屋はある様子。
介人両親はどういった状況なのか不明ですがあれは牢屋扱いなのでしょうか?でもあの状態なら牢屋を増やすのは手間でもなさそうですし介人両親は牢屋に入っている訳ではなさそうな気がします。
それこそイジルデの独断でしょうかね?

・ダイカブトムシワルド

「昆虫すごいぜ」

どこかで聞いた言葉かと思ったのですが香川照之の昆虫すごいぜ!ですね多分。
カブトムシは昆虫代表という訳で今回出ましたが流石に他の虫系のワルドは難しそうですね。カマキリワルド回とかあったら楽しそうなのですが。

第20カイ!  映画公開記念合体スペシャル! 剣士と界賊、兄の誓い。

お兄様たち合体回スペシャル。
映画では介人と飛羽真の交流が(主演同士あまり一緒に行動はしないようですが)描かれる為かテレビでは兄妹同士の交流がメインでしたね。
凌牙の戦う理由は一族の定めでもある世界平和の為。
ゾックスの戦う理由は海賊行為の為。
しかし二人はともにそれ以上に大切な妹、家族の為に戦うといった側面もある。
自身の一番大切なもの為に戦う姿は美しく…いや女装がどうのこうのではなく美しく、そしてそれぞれの強さにも繋がってくる、といった回でした。
しかしオリヒメワルドとヒコボシワルドというのはどうなのでしょうか?
当然オリヒメトピアとヒコボシトピアがあって一年に一度会える的な設定なのか。神(芽依)はよくわからない世界を創ますね…といいたいところですが先週のカブトムシワルドのカブトムシトピアもよくわからない、強いて言えばビートルアンデッドがバトルファイトに勝ち残った世界観だとのようなものだとは思いますが存在理由がよくわからない世界が多くあるのがゼンカイジャーの世界観。いまさらオリヒメとヒコボシ程度でどうのこうの言う問題ではないですね。
とにもかくにも多種多様な世界を経験する事で精神的に成長を遂げていく。
ゼンカイジャーの基本的な流れですがゾックスは戦隊とライダーの世界を行き来する事で精神的成長を遂げたようです。
人それぞれ大切な人、物がある。
それを自覚したからこそライドブックを返却した訳ですし、今回の話でゾックスにも他者を思いやる気持ちが芽生え…芽生えるのでしょうかね?
まだまだ完全なヒーローとは言い難いゾックスですがこれを機に他者を思いやる気持ちを持っていくきっかけとなればいいと思う合体回感想でした。

・ジュラン

「はあーん。なんか…いける気がする!」

介人のセイバー、ガオーンのゼロワンは初期フォームの能力使っていましたがガオーンのそれはジオウⅡの能力ではないでしょうか?
なんか行ける気がするでなんとなく使ってはいましたが魔王はちょっと自重して欲しい。さすがは最低最悪の魔王。

「マジーヌはもう、ただ守られてるだけの小さい子供じゃないんですわよ」

近所のおっちゃんが成長した子供の事を思って言っている良い台詞なのですが恰好と語尾が台無し。
並行世界のライダーも見てる事なので多少は自重して…というか今回のコラボはどちらもゼンカイジャーよりの話になってましたからね。ジュランが自重するはずもない。

・介人

玲花「あなたたちもこの界賊の仲間なのですか?」
介人「仲間みたいなもんかな」

介人も仲間と断定しないで仲間のようなものという認識。
まだちょっと隔たりがありますね。ゾックスの方は絶対仲間と認識していないですが。
しかし介人なら仲間と即答するかと思ったのですがまだそうではないみたいですね。逆にゾックスなら混乱させる為に仲間と言い切ったかもしれないですが。

介人「この世界にはいろんなヒーローがいるってわかったし、これからもっとたくさんのヒーローに会えますように!」

実際に映画で会えた訳ですが…時系列的にはどうなのか。神代兄弟のリアクション的(映画、今回の話では両方とも初対面的な反応)にはパラレル扱いになってそうですが。
しかし介人が直接会ったのはイマジンズに最低最悪の魔王とライダーの事を勘違いしそうなメンバーばかり。
…でもこれぞ仮面ライダーってキャラいないですしね。全員個性的すぎる。

・マジーヌ

マジーヌ「あれ(七夕)がはちゃめちゃ神秘的で楽しかったから、もう一回やりたくて!」
ヤツデ「でもね、マジちゃん。七夕っていうのは1年に1回なんだよ」
マジーヌ「ぬぬっ?2回やっちゃダメなんすか?」

逆にマジーヌはその辺り気にしそうですけどね。1年に1回。
占いもその辺の周期とか盛り込んでやると思うのでマジーヌだったら気にしそうな気がしますが…単に楽しかったから2回目やりたい的な感じだったのでしょうか?
しかしダイヒコボシワルドが良い事を教えてくれましたね。旧暦扱いで2度目をやってしまえばいいと。珍しく断末魔が役に立った(?)

・ブルーン

「やってやって(名乗り)物足りないでしょ」

一応真面目キャラなのですがやはりゼンカイジャー世界の住人。名乗りは好きなようですね。
まあレンアイワルド回で振られた時も名乗りやってましたしブルーン含めてゼンカイジャーは名乗りをやらないと物足りない模様。

「いいなあ…仮面ライダー!私のギアはないんですかあ~⁉私も変身したいですう~!」

ブルーンだと何が合うのか。色合い的にブレイドとか形状的にカブトマスクドフォームとか。カブトならおばあちゃんが言っていたが一番似合いそうな…いや介人の方が似合いそう。
関係ない話ですが映画のカブトは他のパイセンたちが自重して短めの発言だったのに一人だけ長文(おばあちゃんが言っていた。悪の栄えたためしはない(でしたっけ?)を言っていたのは流石だと思いました。さすが天の道を往き、総てを司る男。
さらに関係ない話ですが映画のアキバレンジャーに変身したのってゼンカイジャーかイマジンズのどちらだったか記憶があやふや。しかし何故どちらも一人あぶれる構成を選んだのか。
…まあ4人組の戦隊とかライダーのパイセンって少ないですしね。ブレイド勢とキラー抜かしたアバレンジャーとかぐらい?

・スーパーツーカイザー

「海賊のパワーアップ!スーパーツーカイザー!」

前話の感想でスーパーゼンカイザーはシャンゼリオンっぽいと書きましたがこちらはスーパールパンレッドっぽいビジュアル。
界賊が通常フォームを海賊からパクってスーパーはさらに怪盗からパクり。さすが世界を股にかける界賊と言わざるを得ない。

・ゾックス

介人「ゾックス!お前だって妹がいるんだし、あの人の気持ちもわかるだろ?」
ゾックス「でも捕まったのはフリントじゃない。こいつの間抜けな妹だ」

一応気持ちは理解してるんですよね。わからないと返答していないので。
心配する気持ちもわかるけれどもそれ以上に自身の妹が心配。ゾックスはこの辺は全くブレないですね。

・凌牙

「俺は神代凌牙。(時国剣界時!)またの名を仮面ライダーデュランダル!俺を怒らせるな」

時国剣の鳴るタイミングからして普段から練習していた可能性が。
基本的に名乗る必要のない剣士(さらに言えば兄妹ともに奇襲が得意)が何故こんなに名乗りがうまく行ったのか。もしかすればこれがゼンカイジャーの世界の影響なのかもしれない。

・玲花

「神代玲花(煙叡剣狼煙!)またの名を仮面ライダーサーベラ」

兄は促されてやっていましたが妹さんはノリノリですね。
さすが毎週マジーヌを応援していそうな妹さんですね。
…まあ映画では剣士全員やっていた気もしますがそれもゼンカイジャー世界の影響だと思っておきます。

ブルーン「HUGっと!」
マジーヌ「あの…れ…玲花さん…?」

物凄い唐突なシーンだったので気になったのですが中の人ネタだったんですね。前フリ全くないからシーン見逃したかと思ってしまいました。
それはそうとブルーン。それは戦隊ともライダーとも違う並行世界のヒーロー(ヒロイン?)のネタなので自重して下さい。

・ヒコボシワルド

イジルデ「界賊の家族がいないではないか」
ヒコボシ「ええっ⁉ではもっと織姫候補を見つけるヒコボシ」
イジルデ「織姫など、どうでもいい!界賊の家族をさらってこいと言ったのだ!」
ヒコボシ「ええ~⁉そうっすか?」
イジルデ「おい、ヒコボシワルド!とっとと行ってこい!」
ヒコボシ「もっと探すヒコボシ!フウッ!」

目標を知らずに探索するヒコボシはどうかと思う…のですがよくよく台詞を見るとこいつわざと作戦遅延しているような。全ては新しいオリヒメを見つける為に。
愚痴を言ったりするワルドはいますが作戦無視して自分の目的の為に動くワルドは初めてな気がします。

ヒコボシワルド「ぐわあっ…!織姫に会いたかったヒコボシ…!」

それはオリヒメワルドの事だったのか。それとも新しい織姫だったのか

「織姫候補の皆さ~ん!楽しくやってますかヒコボシ!誰にしようかな~?」

この台詞から考えると新しい織姫だった気がします。まあこの時点でオリヒメワルド爆死してますしね。仕方ない気がしないでもない。

・ゲゲ

「そろそろあの界賊を少しばかり懲らしめたほうがいいかもしれないな」

珍しくゲゲがやる気。基本的にボッコワウスの機嫌取り(時間稼ぎ?)しているイメージなのですが。
これもボッコワウスの機嫌取りの為だけに言ったのか。それとも本当に海賊が邪魔になったのか。気になります。

・イジルデ

「ではやつの家族を狙ってはいかがでしょう。あの男、大変な家族思いのようですから」

そういえばイジルデって介人両親と繋がりがありそうな感じですが介人と介人両親の関係は知らなさそうですね。知っていたらとっくに利用しているはずですし。
介人両親がどういった経緯を踏まえてあの状態となったのか、そしてどういった状況なのか。気になりますね。

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