機界戦隊ゼンカイジャー 21~30話 感想です。
第21カイ! 大カイジュウの大破壊!
コピーワルドの能力を最大限活かした回だったと思います。
ゼンカイジュウオーは怪獣モチーフ。
なら街を破壊しないと!という訳で躊躇なくコピーされた街を破壊するゼンカイジュウオー。
さらに暴れるコピーに対してそれぞれの想い、特に介人、ゾックス、ヤツデ、ジュランの想いが描写されていた無駄のない構成。
まあコピーされたら何故かミサイルを撃つようになってそれは本当にコピーなのか問い詰めたくなる描写もありましたがゼンカイジャーの世界なら違和感なし。
単なるコピー回ではなく、コピーである事を最大限活かした非常にゼンカイジャーらしい回でした。
・介人
介人「どうしてこんなことするんだよ!」
ゾックス「俺は俺の恰好で勝手なことされるの許せないんだよね。だから自分の手でケリをつける。お前もその気なら…連れてってやってもいいぜ」
介人「俺も絶対倒したい。偽物でも母ちゃん父ちゃんが作ったもの使って酷い事したんだ。絶対許せない!」
ゾックスが自分の姿で好き勝手やられた事を許せないと言っていたのに対して介人は自分の悪行というより両親の作ったものを悪事に利用された、という事に対して許せないと言っているんですよね。
介人の性格がよく表れた台詞だと思います。
介人って基本的に人の気持ちを踏みにじる系の作戦に対して許せないという考えですよね。
・ジュラン
「セッちゃんさ、コピーワルドだけじゃなく、あの偽物野郎たちも捜してくんねえか?」
「ヤツデの為にもこれ以上悪行重ねさせるわけにはいかねえんだ!」
さすが人生のパイセン。
コピーを倒しても根本的解決にならない事は承知済み。
コピーワルドを倒さないと被害は止まらない事も承知済み。
しかし、それでもコピーを止めにいく事を選択した訳ですね。
前のリサイクルワルド回で介人が「そんなことない!だって…戻った時絶対悲しい!」と言った事がありましたが今回の件もただコピーワルドを倒せば良いという話ではなかったはずです。
息子夫婦が創った平和のための道具で孫の顔をした悪人が暴れている訳ですからまずそれを止めよう、でないと元に戻った後もヤツデが悲しむから。
そんな思いでコピーの悪行を止めようとセッちゃんに頼んだ訳ですね。
他のメンバーには出来ない人生のパイセンさすがです。
・ガオーン
(コピー介人に撃たれて)「もう一人の介人、酷いよ」
(コピー介人に対して)「あっ…。ああっ、やっぱ無理~!」
こちらもこちらである意味さすが。
ステイシーに攻撃を躊躇ったように完全に悪人であるコピー介人に対しても攻撃が出来ないガオーン。
ラスボスが人型であった場合(恐らく無いですが)ガオーンの葛藤がまた見られそうな気がします。
・マジーヌ
コピーワルド「貴様らのコピーも作ってやるコピー」
マジーヌ「させるか!ヌヌヌマジーヌ!エラーコード!」
「トナーを交換してください」
今回の話、センタイギアいらなくない?
トナー切れであたふたしてたのでバイオマンは完全に追い打ちでしたよね。ヌヌヌマジーヌからのフィニッシュバスターで終了だったはずです。
マジレンジャーも毎回事態を打開できる魔法が出てきましたが(冥府神の時は直接的な打開とならない場合もありましたが)マジーヌの魔法も便利すぎると思います。便利すぎる能力って逆に難しいですよね。
・ブルーン
「えっとゾックスさんも偽物ですよね?(コピーに対して)」
ゾックスさんは普段と行動あまり変わらないから…。
一応確認されるゾックスが可哀そうというか自業自得な気がします。
もしかしたらブルーンは界賊に興味はあるけれどもゾックス自身に興味が無いのでうろ覚えだった、という可能性もありますが。
恋愛回以降は人自体に興味を持ったのか気になります。
・ゾックス
(コピーの事件を見て)ゾックス「面白くねえな」
自分は海賊行為を行う際に一切の躊躇いは無かったのですがこうしてまざまざと自身の行動を見せつけられてゾックスは何を思うのか。
ただ単に台詞通り面白くないだけか。
それとも自身の行動を省みる機会となるのでしょうか?
「俺はカイゾク介人を求めて空から警察署へ」
コピーは連続強盗事件。
そして本物は警察署襲撃。
両者とも間違いなく海賊であり界賊ですね。
前回の凌牙とのやり取り。そして今回の自身の行動を見せつけられてゾックス自身が人として成長していくのか気になるところです。
・ゼンカイジュウオー
フリント「2人仲良くやってね」
セッちゃん「かかか…介人とゾックスが合体して怪獣になったチュン!」
介人両親?からゼンカイジュウギアのデータを貰った訳で本来であればゼンカイジュウギアは介人専用の装備だったはず。
その技術をパクって兄貴用の装備も作った訳ですが…介人と兄貴の合体まで想定するとは。
きっと普段からそんな事を…いやなんでもないです。
・ヤツデ
ヤツデ「介人は馬鹿だよ。馬鹿だよ。あいつは馬鹿だよ。馬鹿だけど…」
ジュラン「馬鹿すげえ言う」
ヤツデ「あんな馬鹿をするような子じゃないんだよ!」
ブルーン「あれは偽物です。介人じゃありません」
ヤツデ「偽物でもなんでも介人の顔でギアトリンガーであんなことされるの見てらんないよ…」
祖母の立場から見れば孫が息子夫婦の残した道具で暴れまわるってのは見てられないですよね。その姿を見たジュランの行動がある意味今回の見どころだった訳ですが…ジュランも言ってますが馬鹿言い過ぎなのは笑いました。
まあ孫は元々スカイツリーからバンジーしようとするバカ…じゃない行動力ある孫ですからね。介人はいい人には違いないのですが今回の件でゾックスと一緒に普段の行動を省みた方が良いと思います。
・コピーツーカイザー
「海賊のコピー!ツーカイザー!」
海賊戦隊ゴーカイジャーのある意味海賊版がツーカイザー。
そしてその海賊版のある意味海賊版がコピーツーカイザー。
もうよくわからない状態ですね。
・ゲゲ
バラシタラ「界賊の娘が何やら新兵器を作ったと思われるであります」
ゲゲ「ああ~…界賊の娘」
ゲゲってゼンカイジャーが作戦阻止してもあまり気にしてないっぽいですがツイカー一家に関してはそこそこ気にしているっぽいですよね。
直接襲撃された時に何か因縁が出来たのか、それともゲゲ自身の目的に邪魔だからなのか。ちょっと気になります。
・イジルデ
イジルデ「界賊の小娘め!また妙なものを開発しおって!しかし我が輩もただ研究室にこもっていたわけではないぞ」
ステイシー「呼んだか?イジルデ」
イジルデ「ああ。ついてこい。お前に新たな武器を授けてやろう。どうした?ステイシー」
ステイシー「いや…なんでもない」
自分は一体何をやっているんだ、状態のステイシーでは新装備があると言われても上の空ですよね。
介人に勝ってしまったらヤツデが悲しみますし。
来週はゼンカイジュウオーと激闘を繰り広げるようですが結果がどうなるのか気になります。
さすがに登場直後のゼンカイジュウオーが完敗してステイシー自身の事情で引き分け、的な事にはならないと思いますが…。
…でもマジレンジャーのマジレジェンドって登場してすぐに苦戦続きだったという例もあるので油断は出来ないのですが。
・ダイコピーワルド
マジーヌ「なんでビルが襲ってくるんすか⁉」
ジュラン「ちょ待てよ!歩道橋って巻き付くもんだっけ?」
今回のコピーワルド。
ゼンカイジュウオーが街を破壊してもいいように用意されたワルドらしいですが(東映公式HP参照)…いやもうコピーとかそういった次元の存在ではないですよね?
ビルはミサイルを撃たないし歩道橋は巻き付きません。
でも戦隊の世界では歩道橋はともかくビルがミサイル撃っても違和感ないのかもしれない。デカベースロボとかもある事だし。
・クダイテスト
「こう見えて俺はコピーじゃないぞ!」
各種ワルドも語尾を工夫するなど自身がワルドである事をアピールするのに必死ですがそれ以上にクダイテストも必死ですね。
毎回毎回登場は数秒で同じことの繰り返しですし。
クダック以上にクダイテストも自身の存在をアピールしたいのでしょう。
…クダックとクダイテストの中間のクダイターってほぼ出ないですよね。クダイターももっと存在アピールしていいと思います。
第22カイ! ウシシなモ〜れつ闘牛会!
前回に引き続きゼンカイジュウオー販促回だと思ったらガオーン回でした。
前回の次回予告しっかり見たら思いっきりガオーン回の予告。
自分が如何に次回予告を適当に観ているかがわかる回でした。
それはさておきガオーン真の仲間加入回。
2話で仲間になったガオーンですが戦う理由は大好きなモフモフな世界を守る為。
ゼンカイジャーのメンバーは(介人除いて)嫌いではないけれどもどこか距離を置く関係でした。
そして今回の事件勃発。
切っ掛けはジュランでしたがジュランが悪いというよりも他のメンバー、特にジュランに対して風当たりが強いガオーンの態度が引き起こした事件であって今回の件が無くてもいつか必ず起こる、ある意味必然な仲違いであった訳です。
しかし結果としてガオーンは自身が本当に守りたいものに気が付く事に。
今までは自身が好きな物だけを守る、ある意味自分の為にだけ戦う戦士。
しかしこれからは自身の大切な物を守る為に戦える本当のヒーローへと成長できたのですね。
これからがガオーンの本当の戦いだと言っても過言ではないと思います。
そして気になるのがステイシー、
ヤツデに断腸の思いで別れを告げ、しかしヤツデからはまたおいで、と言われ心揺れるステイシー。
ステイシーの目的は自分と母親を捨てたバラシタラを超える事。
しかしその目的を達する為には母親の面影を残すヤツデを悲しませる可能性が高い。
自分の本当に大切なものは何か?
バラシタラを超える為、介人と戦い倒すのか。それとも別の決断をするのか。
今回ガオーンが真の仲間、ヒーローとなった訳ですがステイシーの未来は果たしてどうなるのか。
いったい自分は何をしているんだ、と迷うステイシーですが自分の大切な物、ステイシー自身の物語の結末はステイシー自身に決めて欲しい。
ガオーンは自身で自分の本当に大切なものを守る為に決意したのだから。
そう思えるゼンカイジャーの22カイでした。
・介人
「早くトウギュウワルド倒さないと牛にされたみんなも危ない!」
介人は基本的に操られている人の安否も気遣いますよね。リサイクルワルド回とか今回とか。
そもそもワルドの能力は世界を改変して市民そのものが大きく影響受ける事が多い上に操られる事も多いのですしね。守るべきものの安否を気遣うのは正義のヒーローの条件ですね。ゾックスはそれが全くない。今回のこの台詞にしても体力的な問題に加えて時間経過するとゾックスが暴れるという状況ですし。正義のヒーローも色々と大変ですね。
・ガオーン
ガオーン「迷惑かけて悪かったって思ってるよ!でもゼンカイジュウギアがごはんにイタズラしようとするから…!」
ジュラン「じゃあお前やったのが人間の子供でも同じことしたか⁉機械だからじゃねえのか⁉」
まあ今までのガオーンは人間、というか機械以外だったら全力で甘やかしてましたからね。敵であっても傷つけたくないというキャラですしつまみ食いされたぐらいなら駄目だよ人間ちゅわんと優しく窘めるぐらいの事しかしないと思います。
それはそうとゼンカイジュウギアがつまみ食いする、といか飲食をするのならそれ相応の対策を取っていないゼンカイジャーメンバー全員が悪い。
4人「ガオーン!最高全開!」
ガオーン「みんなこんな僕のこと受け入れてくれててさ…」
自身は冷たく当たっていても他の4人は(ジュランは微妙でしたが)受け入れてくれてましたし。ジュランもジュランでその態度は仲間として良くない、と窘めていただけにも思えますし。
ゼンカイジャーのメンバーは基本的に優しいですね。キレたら全員ヤバイですが。
キカイノイドの子供「(ボール受け取って)ありがとう」
ガオーン「うん!こちらこそありがとう」
ガオーンの「ありがとう」が印象的。基本的にこの手のシーンは「どういたしまして」などを返すのが自然です。
でもガオーンにとっては自身がキカイノイド含めて守っていく決意を固め、その第一歩として踏み出す事が出来た事に対して「こちらこそありがとう」と返しているんですよね。
非常に印象深い、そしてとても良いシーンだと思います。
ジュラン「っつうか何やってんだお前!むちゃしやがって!」
ガオーン「僕もたまには君たちにやられる側にならないとね。ずっと君たちに冷たくしてきたツケさ」
自身のやっている事に対して思うところがあったからこその今回の一連の流れ、そしてこのシーン。
このシーンも良いとは思うのですが…冷たくしてきたのってほぼジュランだけな気がしますが気のせいでしょうか?ブルーンはともかくマジーヌに対して冷たくしていた記憶はない。
・ジュラン
ジュラン「ああ…違うんだ。今回は俺の早とちりだ。お前のせいって決めつけちまった俺が悪い」
ガオーン「いいんだジュラン。君の言うとおりだった。僕が子どもだったんだよ」
ジュランもジュランできちんと謝れるのが良いですね。この辺は人生のパイセン。そしてこれからはガオーンも今回の事を経験し成長した姿が見られるように…いやでもジュランとガオーンの漫才が無くなるのはちょっと寂しい気もします。
今回ラストをステイシーに持っていかれたのでカラフルでの打ち上げが無かったのですがカラフルのシーンが今後どうなるのか気になります。
・マジーヌ
トウギュウ「ピン・ク!」
マジーヌ「自分のターンっすね!逃げるしか…!」
マジーヌの魔法は便利ですが便利すぎて逆に使いづらいというか毎回魔法でいいんじゃね、的な展開にならないようにするのが大変そうですね。
それはともかくオニゴッコワルドの時と違い飛んでいる人間もいないので今回は空を飛べば良かったと思います。
・ゾックス
ジュラン「あいつら(牛に追われているゼンカイジャー)助けるぞ!」
ジュラン「お前そっち(トウギュウワルド)なのね!」
ゾックスらしい…というか今回は操られた人を積極的に攻撃しなかっただけヒーローっぽくなってきたような気がします。
ゾックス「黒騎士効果が切れやがった!こうなりゃ蹴散らしたほうが早えな」
介人「やばい!早くトウギュウワルド倒さないとゾックスがみんなを傷つけちゃう!」
結局はこうなるのですが。多少は他人に気遣いできるようになってきてるようにも見えますがゾックスはゾックス。まだまだ正義のヒーローとは言えないようですね。
・ギンガマン
セッちゃん「星獣戦隊ギンガマンの黒騎士は牛に懐かれるチュン!」
ギンガマンは観てないので本当に黒騎士が牛に懐かれているのかわからないのですが…能力関係なしに今回も特に事態の打開には至らなかったですね。
前回のコピーワルドのバイオマンもダメ押しで使ってみた感じがありましたし最近はセンタイギアが決定打になる事が少なくなってきたように思えます。
ゾックスに武力以外で解決できる道を示した、という事では意味があったとは思いますが。
・介人両親
ヤツデ「これがね、私の息子の功(いさお)。で、この子はね、嫁さんの美都子(みつこ)ちゃん。知らない?ちょっと前にまたニュースになってたの。失踪した世界工学の博士だって…」
ちょっと前って前回のコピーが大暴れした時のですかね?でも介人はばっちりニュースになっていましたが両親については名前は出ていなかったような。いつの話かわからない…。
で、確認したら1話の話でした。並行世界存在説を唱えた博士でしたね。ギアトリンガーとかセッちゃんとか作っているのでそっち系の開発者だと勘違いしていました。というか世界工学ってなんだ。
・ゼンカイジャー
介人「そうだ!闘牛ってことは…。ほーら!赤いマント、ヒラヒラだ~い!」
トウギュウ「甘いトウギュウ!シ・ロ!」
ゼンカイジャーには厳しい相手。全員色被ってないですからね。赤2青2黄1緑1のハリケンジャーや何色が何人いるかよくわからないキョウリュウジャーや色が豊富すぎるキュウレンジャーだったらまた違った展開になったのですが…。
・ゼンカイジュウギア
ジュラン「ゼンカイジュウギアってのはどうなってるんだ?家出するなんて聞いてねえぞ」
フリント「うん?家出?ハッ…ないない」
ジュラン「なんでわかるんだよ」
フリント「そんなことできるレベルの人工知能ついてねえもん」
ジュラン「えっ⁉マジか!でもあいついなくなって呼んでも来ねえぞ」
フリント「うん?どっかその辺で動き回って何かに引っかかってるとかじゃん?ピンチに呼べば絶対来るって」
家出できるレベルの人工知能がついていなかった結果ゴミ収集の網にひっかかる人工知能。果たしてどちらが良かったのか。少なくとも家出できる人工知能があれば網を斬るぐらいは出来たと思うのですがそれはそれで本当にガオーンと喧嘩して家出していたと思われるのでどっちもどっちですね。
しかし放浪していて使えなくなるパワーアップアイテムというのはどうなのでしょうか?過去にも例が無かった…と思ったのですがカーレンジャーのペガサスサンダーとドラゴンクルーザーって野生の車捕まえ(というか仲間にした)てましたね。上には上がいました。流石映画で賢人に現実逃避させたカーレンジャーの世界。怖すぎる。
・トウギュウワルド
「俺は自分の好きな色を指定して牛にしたやつらに襲わせることができるトウギュウ!」
闘牛のワルドというかマタドールですよねこいつ。しかし操られた人はそれほどパワーアップはしていないもののビーム一発で完全に操る事が出来るワルドって恐ろしい…いやワルドってそんなやつばっかりですが。むしろビームを当てないと効果を発揮できないだけで下位に思えてきました。
レトロワルドって強制的にほぼ全員無気力にしてましたし。
まあその分一人では倒せない強さはあった(少なくともゾックス一人では倒せなかった)のですが
・ステイシー
イジルデ「そろそろ我が輩もボッコワウス様に良い成果を見せねばならん。お前もバラシタラを超えたいのだろう?」
ステイシー「ああ」
イジルデ「ならば次こそは…。わかっているな?」
ステイシー「わかっている。俺もあいつを倒したい」
一応現在も一番の目標はバラシタラを超える事。それはブレてはいないのですが…介人を倒すか否か。一応今回ヤツデにもうこないと自身で伝えているので覚悟は決めたようですが…次回予告をみる限りまだ吹っ切れていないようです。
ヤツデ「(介人両親を)サトシくんがもしどこかで見たら教えて。ねっ!」
サトシ「…はい」
ゼンカイジュウギア回で両親らしき存在を確認したからこその「…はい」なんでしょうね。見たけれども教えられない、教える訳にもいかない。ステイシー的には悩むところなのですが…果たして次回どうなるのか。
ヤツデ「サトシくん!またおいでね」
サトシ「今日が…最後かもしれません」
ヤツデ「えっ?(おやつ券渡して)またおいでね」
(おやつ券に「いつでも来てね!!」と書かれている)
台詞をよくみたらまだ迷ってますね。最後”かも”しれません、と言っているので。この辺の迷い、そしてさらにはヤツデから手渡されたおやつ券。ヤツデもヤツデで何かを察している様子。前にステイシーが来た時は介人と喧嘩した?と当たらずとも遠からずな事を言っていましたし。詳しい事情はわからないけど孫の友達だから力になりたいと思っているのでしょうか?
覚悟を決めたかに見えたステイシーですがヤツデの想いによってまた迷ってしまうのでしょうかね?
ステイシー「ゼンカイザー!僕は今日こそ君を倒す」
ステイシー「言っただろ!今日こそお前を倒す覚悟で来たんだ!
で、ラストシーン。この台詞を見る限り覚悟は決まったようですが…本当に覚悟が決まったのか。それともヤツデの想いも振り切ろうとしているのか。さらに言えば上記のヤツデとステイシーのやり取りを見た介人が迷っているので…次回どうなるのか。本当に気になります。
・クダイテスト
ゾックス「おい!なんか盛り上がってるけどあいつ来てるぜ!」
クダイテスト「もう話は終わったか?」
クダイテストは下手したらゾックスより空気が読めるのではないでしょうか?ゾックスだったら敵が話をしていても構わず撃ちそうですし。
まあクダイテストってクダックが変身していたワルドの性格を空気を読んでそのまま演じてる節もありますし…ゾックスよりは空気を読む事は間違いない。
・ダイトウギュウワルド
ダイトウギュウ「トウギュウパワーが満ち満ちたトウギュウ!」
介人「トウギュウパワーって…」
ジュラン「これ焼肉だろ!」
まあトウギュウワルドも闘牛というよりマタドールでしたし焼肉でも構わないような気がしないでもない。
焼肉の際のダクトは全く、まっっったく闘牛と関係ないのですがまあその辺はゼンカイジャーという事で。
前回も歩道橋コピーしたら歩道橋が巻き付いてきたりしましたしもうこのダイワルドの能力はスタッフのさじ加減としか言いようがない。
第23カイ! 三大合体 地球最大の戦い!
介人「俺も覚悟決めたから。ステイシーの覚悟、全力全開でちゃんと受け止めるって!」
ステイシー「そういうところが嫌いなんだ!」
覚悟を決めた両者の台詞ですがまずステイシーが介人のどの部分が嫌いか、という事をおさらい。
第8カイのステイシーと介人のやり取り
ステイシー「お前の親は攫われたんじゃなく、お前を捨てた!バラシタラみたいに」
介人「それはない!絶対ない。俺の父ちゃん母ちゃんはそんなことしない!」
ステイシー「どうして言い切れる?」
介人「俺が全力全開で信じているからだ」
ステイシー「君たちに恨みはないと言ったが少し変わった。ゼンカイザー、いや五色田介人といったな。僕はお前が嫌いだ」
最初は何を言われても自身の両親を信じる介人が嫌いになった、と言っている訳です。
母親は失踪し、父親にに捨てられ孤独となってしまい自分以外何も信じられない状態。
対してある意味同じような境遇の介人は両親を信じ切っている訳です。介人自身の性格もあると思いますがそれ以上に大事に両親に育てられてきたから。そんな介人が羨ましくもあり、それ以上に憎らしい。そんな思いからステイシーは介人が嫌いになったと宣言している訳ですね。
任務以上に私情が入ってしまったステイシーですがそんな彼もヤツデとの出会いで心揺れてしまう訳です。無き母親の面影のあるヤツデ。
母親とヤツデを重ねてしまい、以降介人と戦う気持ちが薄れる事に。
以前は自分以外何も信じられない状態でしたが今度は自分自身が何をしているのかわからない、自分自身も信じられない状態になってしまった訳です。
そんな中ヤツデに別れを告げ、介人と決着をつける事を望んだステイシーですがそんな彼の必死の思いも全て受け止める、と言われてしまった訳です。
自身は何も信じらない状態。自分自身の想いも振り切って介人と決着をつける事を望んだステイシーですが介人は全力で自分自身を信じ続けている訳です。
ステイシーの想いも、決意も、全てひっくるめて全力全開で受け止める介人。絶対に自分が出来ない事を平然と行う介人の姿を見て、「そういうところが嫌いなんだ」と再度宣言するステイシー。
8カイと同様にこの台詞も羨望と憎悪が入り混じっているように思えます。
結果、ステイシーは個の力としては上回っていはいましたが仲間の差によって敗北してしまう事に。
そのまま母親と同じように野垂れ死ぬかと思われたステイシーですがゲゲの思惑により生かされる事に。
さらには思いがけず介人の母親と出会う事となってしまったステイシーですが…果たして介人とステイシーの関係はどうなっていくのか。
両親に結果的に捨てられ、仲間もおらず、捨て石とされ…とあまりに可哀そうなステイシー。彼にも彼を大切に、要と思ってくれる存在が現れるのか。今後の展開に期待しています。
・介人
ジュラン「なんで仕切り直した?」
介人「ちょっとさ…。ちょっとずつ色々迷っちゃって…。サトシになってヤッちゃんに会いにくるステイシー見てたらさ、もしかしたら仲良くなれるかもって思ったりしちゃってたんだ」
ジュラン「でもよ、あいつが仲良くなりたかったのはぶっちゃけヤツデだけだったってこった」
介人「うん…そうだね」
世界が融合して、自分の知らなかった世界、知らなかった人がいる事をしったからこその迷いなのでしょうかね?
敵側にも事情があって、もしかしたら仲良くなれるかもしれない。現にゾックスとも最初は敵対していたけども今じゃ仲間…のような存在になってますし。
でも逆に知らない世界を知ってしまったからこそ決して相いれない存在がいる事も知ってしまったとも考えられます。
覚悟を決めた存在に対してはこちらも覚悟を決めなければいかないと。
そんな思いからこそ今回ステイシーを爆殺!したのかもしれないですね。
・ジュラン
ジュラン「イケてるお兄さん。よかったらお食事ご一緒しませんか?」
前にジュランと一対一で話した時はスシになっていた時ですからね。
人生の後輩が迷っている時は飯でも奢ってちゃんと話を聞いてあげる。さすが人生のパイセン。
…ところでスシになっていた時って酷い表現ですよね。実際それ以外に表現のしようがないのですが。
余談ですが東映公式HPによると初期案では銭湯で会話する予定だったらしいですね。それは直接ではないと言え後輩(リバイス)の重要な演出を奪いかねないという訳でラーメン屋台になったそう。その辺もさすが人生のパイセン。
ジュラン「介人、お前が気になってんならステイシーに聞いたほうがいいんじゃねえか?介人を倒すってことはヤツデを悲しませることになる。お前と同じ目に遭わせることになるんだぞって。あっいや…もちろん介人が負けるって言ってるわけじゃねえんだけどさ」
介人「俺からは言えないよ。俺に言われるのが一番嫌だと思うし。なんかずるいし。それにステイシーが一番よくわかってると思う。あいつ…全部わかってて覚悟決めてきたんだ」
ジュラン「そっか!」
一連のやり取りですがジュランは介人の真意を知りたかったのではなく介人の考えを理解した上で介人の決意を固める為に話を聞いてあげたように思えます。だからこその「そっか!」というシンプルな返答だと思いますし。
この辺はスシ回から、いや今までの回の積み重ねからのジュランへの信頼感ですね。また人生のパイセンの株が自分の中であがってしまった。
・ブルーン
「それにしてもステイシーはどうしてそんなにヤツデさんと仲良くなりたいのでしょう?ヤツデさんは素敵な人ですが倒そうとしている介人の家族ですよ?」
ブルーンが人の心に関心を示している…。
初期では全く興味なかった(ような気がする)のですが成長したのですね。ジェットマン回(レンアイワルド回)は無駄ではなかった。
・マジーヌ
「確かに…カラフルがゼンカイジャーの家だってわかってて襲ってこないのも変と言えば変っす…」
基地ではなく家なんですね。基地要素あるにはあるのですがセッちゃん以外ほとんど出入りしないから基地要素は無いも同然になってしまっている。追加武器もフリントが開発してますし…。
家が拠点というのはマジレンジャーとか思い出しますがあっちは魔法でなんとかしていたので家でも問題なかったのですがこちらは完全に駄菓子屋要素しかない。それでいいのかゼンカイジャー、と思いましたがワルドの能力が世界規模過ぎて基地があったところでどうにかなる問題でもないので逆に家でも大丈夫なのかもしれない。
・ゾックス
ゾックス「俺…明日は行かねえよ。明日は介人の勝負なんだよ」
フリント「途中まで巻き込んでいてそれはねえだろ!兄貴はそれでいいのかよ⁉」
ゾックス「まっステイシーのやつがSDトジルギア持ってるわけじゃないしな。それに…今の介人と一緒に戦う気にはなれねえ。あいつステイシーとの戦いに迷いがある」
フリント「そうなの?」
ゾックス「ああ。合体してたからわかる。痛快に戦えねえなら俺が戦う価値はない。明日の勝負は介人次第ってとこだ」
面白い事には全力で突っ込む、のがツイカー一家のモットーですが面白くない事には一切関わりたくない。この辺はブレない。
さらに言うと介人が負けてもお構いなし、というのもブレてないですね。前にステイシーと取引した時にもそんな感じでしたし。
ただ現段階ではゼンカイジュウオーの敗北=ゾックス死亡となってしまうので介人の迷いがあるうちは戦いたくないという気持ちもわかります。
ゾックス「俺はカイゾク、面白い勝負、見つけりゃ参戦」
「介人の覚悟が決まったみたいだからな。遊びに来たぜ」
遊び感覚で援軍に来る追加戦士。まあ「ときめくぜ」で戦場を荒らしまわっていた追加戦士もいた事なのでそれほど問題はない気も。
というか遊びに来たぜ、というのは建前で介人の決意を汲んできた、というのが正解だと思いますけどね。それぐらいの信頼関係はありそう。多分。
・リッキー
「やる気満々だぜ!」
それはオーレンジャーではなくガオレンジャーなのでリッキーさんはパイセンの台詞は慎重に選んで欲しいところ。
・ボッコワウス
「あと少しのところまでやつらを追い詰めていたというではないか!」
そういえば世界を閉じる凄まじい技術力がある(どこから手に入れたかは不明。独自開発でない可能性も)のにモニターとかないんですよねここ。上司への報告は直接行う。
もしかしたら直接口出しされたくないからわざとあそこにモニターを置いてないだけかもしれないですが。
・ゲゲ
イジルデ「何?我が輩にこいつを助けろと?」
ゲゲの声優さんってあの人だったんですね。そりゃここ最近台詞がない訳ですね。
それはともかくゲゲの行動について。
ゼンカイジャーは放置しても良いと考えていそう(作戦の成否自体は興味なし)
界賊は暴れられると厄介(フリント直接狙ったりしている)
ステイシーは戦力として手駒にしておきたい(ゾックスとステイシーが取引した時に黙認。そして今回)
となると可能性としてはトジテンドの支配とかでしょうか?
ゼンカイジャーは侵略しなければ戦う必要はない
界賊はSDトジルギアがある限り(そしてそれはトジテンドは知らない)襲撃してくる可能性がある
ステイシーは単純に戦力として欲しい。純粋なトジテンドの勢力という訳でもないし
という可能性がありそうですが…真意はなんでしょうかね?
・ステイシー
イジルデ「こいつはただのキカイノイドではないから面倒なんだ」
本当にキカイノイドとのハーフなのか気になります。
今回のガオーンの治療シーンを見る限りキカイノイドも生傷が出来てそれが自然治癒するようですが…本当にハーフが出来るのか、そしてステイシーがハーフなのか気になるところです。
・イジルデ
「しかしステイシーはもう用済み」
バトルシーザーロボが完敗したというのにこの余裕。ステイシーは本当に捨て石だった可能性も。しかし実際問題どうやってここから巻き返すのでしょうかね?ステイシーザーとバトルシーザーロボの量産化の目途でもたったのでしょうか?それともステイシー以外の駒でも見つけたのか。
今週の描写だけだとちょっとわかりません。
・介人両親
以前(カブトムシワルド回)ボッコワウスが自在に奴隷を操れれば牢屋いらない、的な事を言っていたのですが介人両親が収納されていたところが牢屋なのでしょうかね?
いらないやつはスクラップ、とトジテンドは公言している事から特別扱いなのは間違いないと思われますが…果たしてどんな状態(利用しやすいように保管されている?)のでしょうかね?
そして気になる事が一点。世界はギアに閉じ込める事は出来、その力を利用できるようですが人間はそうもいかないようです。技術的には世界を閉じる方が難しそうですが…この差はなんでしょうかね?
・クダイテスト
「イジルデ様の命により助太刀してやる!」
ステイシーの立ち位置がいまいち不明。ワルドはステイシーに対して幹部扱いしてると思うのですがクダイテストは見下している感じですよね。
幹部>クダイテスト>ステイシー>クダイター>クダック
みたいな関係なのでしょうか?
第24カイ! 侵略完了!できるか奪回?!
ゼンカイジャーだから出来るカオス回…じゃない夏休み回でした。
東映戦隊ではないのですが戦隊をモチーフにした漫画トクサツガガガで主人公が敵幹部とビーチバレーをして対決する、という回があるんですよね。
正確に書くとテレビくん(さん)の全員プレゼントで見れる映像の話なのですがそれを見た劇中主人公の仲村さんが「カオスにも程が…」と言っているシーンがあるんですよ。
それに類似した内容を本編で流す、さらに言えば侵略完了された世界で敵とビーチバレーをして対決する、といった内容はゼンカイジャーでしか出来ない、というか許されない内容になっていたのではないかと思います。
そもそもの話全世界を洗脳して侵略完了するって怪人がやってはいけないレベルの事だと思うのですよね。
近年だとリュウソウジャーのエラスが全人類に自身が望む夢を見させて侵略完了(というかある意味粛清ですが。自身が生み出した生命体なので)寸前まで持ち込んだケース。
昔の例だとライブマンの少年王ビアスがほぼ全人類を洗脳して世界征服完了寸前まで行ったケース。
洗脳系ではなく力での侵略だとオーレンジャーのマシン帝国バラノイアが世界征服完了(のちの奪還。オーレンジャー未視聴なので詳細は知らない)した、と言った感じで世界征服を完了させる事自体がラスボスクラスの敵にしか出来ない行為、というか許されない行為。
それを夏休み回のぽっと出怪人が成し遂げ、さらには戦隊側に惜しまれつつ退場するというのはカオス極まりない話だったとは思うのですが今までゼンカイジャーを見てきた視聴者にとっては十二分に納得できる回となっていたのではないでしょうか?
さらに言えば最終的な和解ENDを仄めかす内容となっており、ゼンカイジャーらしさを最大限発揮した、ゼンカイジャーでしか出来ない夏休み回だったと思います。
ステイシーが登場しないのは気になりましたがこの内容だと逆に浮くので登場しなくても良かった気がしないでもないです。
シリアス展開が浮く、というのはある意味難点なのかもしれないですが。
・介人
「おい、バカンスワルド!ビーチバレーで勝負だ!俺達が勝ったらそっちが別の場所に移動しろよな!」
バカンス「フンッ!いいだろうバカンス!」
誰も傷つかない、平和な世界。
バカンスワルドがビーチバレーの場所を奪ったのが事の切っ掛けですがバカンスワルドは敗北しても約束を反故せず場所を明け渡したんですよね。
以降さらに物語はバカンス一色に染まっていく訳ですが…この流れを本編でやれる、そしてそれが納得できる雰囲気を作り上げてきたゼンカイジャーって凄いと思います。
バカンス「今度は純粋にお前らと勝負したいバカンス!」
介人「うん!」
浮き輪投げ終了後
バカンス「いい勝負だったなバカンス!」
介人「うん、ありがと。楽しかったな!」
ラストシーン
介人「トジテンドの人たちと遊べたの、楽しかったな~。みんなああやって仲良くできたらいいのに…」
ネタ回…ではなく夏休み回でしたがもしかしたら最終回の伏線になれる回なのかもしれないですね。
介人たちは侵略行為を行っていない(実際には侵略完了した珍しい怪人ですが)怪人に対しては友好的。
クダック、クダイター、クダイテストは命令さえされなければ率先して破壊行為を行わない、それどころか一緒にバカンスを楽しめるほど。
幹部連中(ステイシー除く)以外は最終的に仲良くできる、和解ENDが期待できる内容だったのではないかと思います。
…となるとトジテンド(というかボッコワウス)倒した後はゾックスが一番の懸念材料となりそうですが最終回前までにもうちょっと精神的にヒーローっぽくなれば大丈夫でしょうか?
・ジュラン
「バカンス名乗るんだったら俺らを働かせるなっつうの!(冒頭のバカンスワルドに対して)」
結局のところバーベキューにパーティに茅ヶ崎にと一番バカンスを満喫していたのはジュランだったのかもしれない。まあゼンカイジャーのメンバー内では一番働いてる感のある人生のパイセンもちょっとは休めたでしょうか?
・ガオーン
「僕が残れば大体のことはなんとかなるから介人たちは行っちゃって!」
逆に言えばガオーンでもなんとかならない件があるのでしょうか?キカイノイドに対する態度はこの前のトウギュウワルド回で軟化したはずなので接客は問題なしのはず。料理(カラフルサンデー)は問題なく作れるはず。
何が駄目だというのでしょうか?
・マジーヌ
「じゃあ一応自分も残るっす」
となるとマジーヌの占いですかね?基本的にカラフル内で占いはやっていないようですが実際にはカラフルで占って、と依頼が来るかもしれない。
でもそれだったらマジーヌだけ留守番してればいいと思うのですが…というかマジーヌ以外留守番出来ない事になってしまう。
まあマジーヌは片付けられない(ゴミワルド回。改善したかもしれないですが)ので料理も微妙に出来ないのかもしれない。
・ブルーン
ブルーン「マジーヌ、好きなかき氷は何味ですか?」
マジーヌ「自分はイチゴっすかね」
ブルーン「私は当然、宇治金…」
合体時のアドリブ台詞に突っ込むのもあれなのですがこの台詞、字幕なしでは意味がわかりませんでした。宇治金時と言いかけて止めてるんですね。
まあ何が当然宇治金、なのかさっぱりなので字幕があっても意味がわかりませんが。マジーヌは色合い的に苺と言ったっぽいのでブルーンはブルーハワイとかそういった類が好きな気がします。
・カッタナー リッキー
カッタナー「やべえ!兄貴に出された宿題またやってねえ!」
リッキー「うわあっ!俺も…。明日から頑張ろうぜ!」
こちらも合体時のアドリブ台詞。
単に夏休み終わるから宿題やろうぜ!と視聴者の小さなお子様たちに言っているだけだと思う(でも明日やろうぜは死亡フラグなので止めた方がいい。明日もやらず最終日に死ぬことになる)のですがゾックスが宿題出している事に驚き。
カイゾクトピアって学校なさそうだから一家の長が宿題出したりするのでしょうかね?カイゾクトピアの教育が気になります。
・チェンジマン
敵を倒すどころか事態を悪化させているだけというのは珍しい。コピーワルド回でも特に意味のないギアの使い方をしていましたが今回は意味のないどころか侵略完了させる手助けをしている状態に。
これはチェンジマンの敵が999の星を侵略完了させたから選ばれたのでしょうか?それはそれで嫌な選出。
・ボッコワウス
バラシタラ「侵略が完了したであります」
ボッコワウス「何?もう一度申してみろ!」
バラシタラ「侵略が完了したであります」
ボッコワウスも二度聞くあまりに早い侵略完了。
そりゃ出撃して戦闘状態になったと思ったら侵略完了ですからね。ここまで早い怪人の勝利宣言は無いのではないでしょうか。
作戦の成否報告だけで言っても歴代最速クラス。実質何もできず精神的に折れ粛清されたリセットボタン邪面とどちらが早いかと言った感じでしょうか?
というかそもそも侵略完了させた怪人自体が超レアケース。(戦隊を全滅に近い状態に追い込んだ怪人すらレア。ゼンカイジャーは多いですが)
そりゃボッコワウスも2度聞くことになりますよね。
・バラシタラ
「下っ端のくせに我々より先にバカンスを満喫するなど言語道断!粛清である!ハアッ!」
作戦完了さえしていれば自身もバカンスを楽しむ気があるだけゼンカイジャーの世界の住人なのかもしれない。
よく戦隊内でブラック上司と言えばリュウソウジャーのガチレウス様が槍玉に挙げられますが今回の件でバラシタラはガチレウス様はそれを超えたのかもしれない。今回バラシタラいなかったら完全に敗北していたかもしれないですからね。まあその場合は仲良くバカンスENDになっていたかもしれないですが。
「まったく、頭の中までバカンスになってはおしまいである!(クダックを正座させて)」
敵怪人(というか戦闘員ですが)正座をさせられていると戦隊に直接関係ないのですがサンレッドを思い出します。とはいえあれはヒーローが敵幹部含めた怪人、戦闘員全員を正座させているのですが。
敵幹部に戦闘員が正座させられているのは世界初な気が…と言ってもこちらは調べれば前例がありそうな気がします。
・バカンスワルド
介人「世界初!世界みんなでバカンスだーっ!」
バカンスワルド「やったーっ!勝ったバカ~ンスッ!」
あまりに勝利条件が簡単すぎる。能力発動=勝利確定(確定後崩されましたが)というのは酷すぎる。ゼンカイジャーの世界観でなければ許されない怪人ですよね。他にも世界規模の能力のワルドはいますがこいつは別格でした。
・クダイター
クダイター「おいバカンスワルド!」
バカンスワルド「何バカンス?」
クダイター「何をのんきに遊んでいる!」
トジテンドの力関係がなんとなくわかった気がします。
ワルドは基本的にはクダックが変化したもの。そしてその地位はクダックより上ですがクダイターより下。
(怪人が上級戦闘員より地位が下、というのは珍しいですが仮面ライダーアマゾンの秘密結社ゲドンの戦闘員、赤ジューシャは怪人より地位が高いという設定があるので唯一無二という訳ではない)
恐らくですが
幹部>クダイテスト>クダイター>ステイシー>ワルド>クダック
と言った感じなのでしょう。
結構上下関係に厳しい世界な気がします。
・ダイバカンスワルド
「遊びは終わりバカンス!」
ワルドとダイワルドで性格が違うのは珍しい気もします。
とはいえ別個体なので性格が違って当然なのですが大体性格一緒ですからね。この性格だったら侵略完了されていたかもしれない。
第25カイ! やり直せ!ゼンカイジャー・改!
今回は総集編。
思い返せばもう半年。
そして見返してみれば各キャラの成長具合が見て取れます。
各キャラに関しては各キャラの項目で書くとして気になるのが次週登場のステイシー。強化フォーム使い放題の凶悪パワーアップをしてしまったようですが果たして精神状態はどうなってしまったのか。そしてどうやって介人と和解(願望ですが)していくのか。
ステイシーを捨て石のままにして欲しくない。
総集編では完全に個人的な事情をスルーされたステイシーですがこれからの巻き返しに期待しています。
・介人
「やっぱり時間が戻っちゃったんだ」
やたら物分かりが良いですが(飛ばされてすぐにに時間が戻った事を認識))…今までの経験ですよね。ワルドの能力なら時間を戻してもなんらおかしくないとこれまでの戦いから認識している訳です。
総集編で改めてみると敵の能力危ないのばっかりですね。それだけに今回のように敵側のミスで勝利している回がそこそこあるのが怖い。
・ガオーン
「ごめんね。僕がもっと早く決意していれば…。僕もゼンカイジャーになるよ」
個人的には
「僕とかわいい生き物たちの苦しみ。100倍にして思い知らせてやる!」の台詞の方が良かった気がします。
確かにガオーンの決意(敵と戦う意思が揺らいだり)が遅くてピンチになった事もありますがそれ以上に最初のモチベーションはモフモフな世界を守る為。その決意から始まりステイシーとの戦いなどで決意が揺らぐことはあったものの順序的にはモフモフ守る事、が優先だったので。
特に加入回のガオーンとかジュランはガン無視でしたからね。決意が遅いより何を守りたいか、と意思表明する台詞の方が良かったんじゃないかなあと思います。
・マジーヌ
「せっかく開けそうな新しい世界、潰されてたまるか!」
マジーヌは最初は”開けそうな”世界を守る為に戦い始めたんですよね。
で、オカルト回というかトウメイワルド回で”開けた”世界を潰された(と思い込んだ)ため理不尽な怒りをトウメイワルドにぶつけるといった流れ。
・ブルーン
「私の名前はブルーンです‼」
そしてブルーンは自分自身にも興味がない(というか薄い)状態から始まり、ジェットマン回を経て多少なりとも他人の心境に興味を示し始めた段階。
こうやってみるとガオーンとマジーヌは成長してある程度区切りはついた感じですがブルーンはまだまだ成長途中な気もします。
まあ最初は名前を呼ばれず掃除係と言われていても全く気にしていなかった状態ですからね。それに比べたら成長はしていますがまだまだその途中だと思われます。
今後の各メインキャラの個人回はガオーンマジーヌは成長した後の話を、ブルーンは成長していく話となるのでしょうか?
・ジュラン
そしてジュラン。
総集編では特に変わった台詞がある訳じゃないのですがまず最初に人間の子供を庇おうとしているんですよね。
スシ回で判明した事ですがジュランは家族が行方不明。自身の子供が行方不明になっている可能性がありそうです(近所の子供と遊ぶなど子供に優しい。子供のマジーヌに対しても最初から友好的)
人生のパイセンでもあるジュランは他のメンバーと違いかなり精神的に成長している訳なのですが…それだけに明かされていないバックボーンが気になるところ。
最終的にはジュラン、そしてステイシーも含めて全員ハッピーエンドを期待しています。
・ゾックス
ヒドケイ「ステイシー様!界賊に気を付けるヒドケイ!」
ステイシー「海賊?なんだそれは」
ヒドケイ「歌って踊る、わけわからないやつらヒドケイ」
ヒドケイワルドの説明も悪かったとは思いますがわけのわからない、という説明自体はあっているのでゾックスは自身を省みてほしいところ。
セッちゃん「でも悪いやつらってわけでもなさそうチュン」
そして完全な悪いやつって訳ではないとは思いますがヤバイ奴らではあるので(ステイシーとの決戦の時介人が死んでも構わない、的な発言があったり)ゾックスが最終的にどうなるのかは気になるところ。
ゼンカイジャーと同じメイン脚本だったルパパトのルパン側は目的の為に怪盗をやっていた訳で必要なければ怪盗行為をやらない訳ですがこちらは根っからの海賊ですからね。
最終的にヒーローとなれるのか。それとも完全な海賊に戻ってしまうのか。
・セッちゃん
「セッちゃんが頑張ってくれたから、私ら今こうやっていられるんだよ」
そう、今回セッちゃんは頑張った。恐らく時を戻されてから元の時間軸に戻るまで半年ほど時間経過している訳ですがその間充電しなかったのだから。頑張りすぎです。
というか単にスタッフが充電の事を忘れていたか総集編なので細かい事気にしていなかったのかそれともヒドケイワルドから充電していたのか…ちょっと気になるけど多分気にするだけ無駄な気がします。
・ヒドケイワルド
「トキヲモドソード」短時間の時間戻し
「トキヲモドソードZ」長時間の時間戻し
「トキヲモドソードV」時間停止
何このジオウとタイムジャッカー合わせたような能力。
前回のバカンスワルドもやばかったですが同様にヒドケイワルドもやばいですね。というかバラシタラ辺りと組んで時間停止と組み合わせれば楽勝だったと思うのですが。
まあバラシタラって自身が戦うよりも楽しそうな戦いを見るのが好きですからね。一方的に攻撃するってのはあまり好きではないのでしょう。多分。
カタツムリワルドの時はさっさとトドメさして来いと言っていたのは気のせい。多分。
「上司が誰もわかってくれないヒドケイ…」
「上司に恵まれない中間管理職の悲哀チュン」
ワルドって中間管理職なんですかね?
一応クダックよりは地位は上のようですが前回見る限りクダイターより下な気がします。といっても一応中間管理職ですね。
で、実際ワルドはそこそこ上司に恵まれない環境な気がします。基本的にワルドに理解のある上司はいないですし(初期のイジルデは多少なりともワルドを行動してましたが最近ステイシー頼み。バラシタラはあまり自分で前線に立たない)先週は粛清される始末。
といっても組織トップのボッコワウスがパワハラしかしていないので幹部連中も苦労はしているのですが。
「上司の問題っていうよりお前が口下手なだけチュン?」
逆に口下手でなければ敗北していた可能性が。というより他のワルドと手を組んで戦えば勝利できていたと思うのですが…まあワルドってそんなやつらばかりですよね。基本的に強すぎるので何かしら隙があるといった感じ。
・バラシタラ
「人間もキカイノイドもない。我々支配層以外は…。全て等しくスクラップである」
シーン変わって
バラシタラ「貴様は何者であるか!」
ヒドケイ「ヒドケイワルド、ヒドケイ!」
バラシタラ「ヒドケイ!って得体の知れないやつはスクラップである!」
有言実行する管理職。まあこの時点で他のワルド誕生していないのでひたすら怪しい存在であることは確かなのですが。
そもそも語尾に自分の名前を入れるようにしたのはキノコワルドが自発的にやっていてその後のワルドはそれに追従している感じですしね。冷静に考えてみれば語尾に自分の名前を入れる必要性はないし怪しい。
・イジルデ
「時間移動などという高等技術…。ワルドごときが使えてたまるか!」
この頃(5カイ?)まではキノコ、コオリ、ボクシングと比較的(ゼンカイジャー内での比較)大人しいワルドばかりですからね。レトロやバカンスワルド観た後だったらそれほど不自然ではないのですが。
・ボッコワウス
「ああ?時を戻しただと?それでゼンカイジャーが倒せるのか?」
逆に時を戻して倒せない敵がいたら教えて欲しい。
今回は使い方が悪かっただけですが相当に強力な能力だと思います。
直近だとキラメイジャーのリセットボタン邪面とかいますがあれも為朝がいなければ敗北してましたからね。
・ゲゲ
「いいじゃないかボッコワウス。寄り道も楽しいものだよ。ねえイジルデ」
声変わりをしていらっしゃる。
それはともかくやっぱり時間稼ぎしてるように見えるんですよね。と言ってもゲゲ自身が何かをやっているようには見えないので他の幹部を嗾けてボッコワウスに反旗を翻すように誘導しているようにも見えますが。
基本的にボッコワウスって超強いだけ(恐らく)で部下の信望って全くないですからね。果たしてどうなることか。
第26カイ! 改造王子と闇の外科医!
ゼンカイジャー全員を巻き込んだ介人の決意が良い。
ステイシーの事は吹っ切れていたようで吹っ切れいていなかった介人。
23カイでステイシーを倒す覚悟はしたもののそれはステイシー自身の覚悟を受け止めた為。ステイシーとの和解の道があればそれを選択したかったというのも事実。
そして今回ステイシーの復活。
前回の戦いよりさらに覚悟を決めたステイシーに対して介人の出した答えがもう本当に全力全開。
ステイシーが目的を果たすまで挑んでくるなら自分はその覚悟が変わるまで全力で受け止め続ける。
覚悟を決めた相手にそれ以上の覚悟で受け止める、本当に介人らしい全力全開の覚悟。
今回の勝負自体は介人の母親である美都子の脱走によって有耶無耶になってしまいましたが果たしてステイシーの覚悟は揺らぐことがあるのか?
次回、解放した並行世界を旅するゼンカイジャーですがその旅の結末は如何に。気になる展開ですね。
以上今回の感想ですが実際の話ステイシーの問題はどう解決するのか。
解決しない、倒されるだけという可能性もありますがそれは置いといて。
まず今回美都子博士が脱走した際、どうやら介人以外の世界に紛れ込んでしまったという事実。
そしてステイシーの母親は死亡が確認された訳ではなくどこかで野垂れ死にをしているんじゃないかと言われていた事、つまり行方不明で消息不明となっているという点。
何故ステイシーと同行していなかったという疑問は残りますがステイシーの母親も美都子同様並行世界ゲートで脱走した可能性があります。
それを知っていたからこそ初期のステイシーは当てもなく介人の世界を散策していたのではないでしょうか?
つまり生存を信じて探し回っていた。
見つからないのは死んでいたのではなくそもそもキカイトピアにも介人の世界にもいなかったから。
番組開始当初はそれ以外の世界は全て閉じられていた為、逃げ込んだ並行世界が閉じられてしまい探し出す事ができなかった。
そうは考えられないでしょうか?
次回以降美都子博士が介人と再会できるかはわかりませんが美都子博士がいれば(並行世界研究者)ステイシーの母親を探しだす事も可能になるのではないでしょうか?
ステイシーがヤツデを慕うのはあくまで母親の面影があるから。
ヤツデにも出来る事はあるとは思いますがやはりステイシーの覚悟を崩すのは他ならぬステイシーの母親の存在だと思っています。
果たして介人は美都子と、そしてステイシーは母親と再会できるのか。
そして介人とステイシーの和解、共闘の道は見つかるのか。
個人的にはそういった展開を期待しています。
・介人
ジュラン「介人はヤツデに話してえのか?」
介人「っていうか…。ヤッちゃんに説得してもらったらステイシーと戦わなくて済むかなあ…みたいなさ」
ジュラン「ふーん。まあ…親切にしてやったサトシくんが大事な孫を襲ってくる敵だなんて知ったら、そりゃショックだわな」
介人「だよね…」
23カイではステイシーを倒す覚悟を決めた介人ですがやはりまだ迷ってはいた模様。復活した今回も同じく戦わずに済む道があるなら選びたい。でも最後の「だよね…」からもそんな道がない事も自覚している訳なんですよね。
征服しか考えていないトジテンドやワルドに対しては戦うしかないと思っている介人ですが戦いたくない相手と戦わずに済む道があるならばそれを選びたい。ある意味わがままです(ヒーローとしては襲ってくる以上倒さなければならないので)が介人らしいですね。
介人「俺だって諦めなくていいよな!俺がずっとやられなかったらいつかお前の気持ちが変わるかもしれない!ステイシー!またうちの店来いよ!ヤッちゃん待ってるよ!すぐには無理でも俺も諦めないから!だからみんな。これからも協力よろしく全開!」
今回はジュランだけでなくゼンカイジャー全員巻き込んでの介人の覚悟。
何故自分達を襲ってくるのかはっきりした理由はわかっていない(そもそもステイシー自身もバラシタラを超える事が目的ではありますが実際の話超える事が物事の根本的解決にならないから迷ってる面もある訳で)面もあるのですがそれでも相手の覚悟を受け止める。気持ちが変わるまで受け止め続ける覚悟を決めたといった流れ。
倒す覚悟ではないのですがある意味それ以上にきつい覚悟ですね。さらに言えばステイシーが介人たち以外に被害を出していない(ロボ戦で出しているはずですが出ていないのは戦隊のお約束なので…)、つまり無駄に被害を出さないと信じている、という面もあるかもしれません。
それともゾックスの時のように被害を出すならそれも抑え込む、的な覚悟なのでしょうか?なんにせよ介人らしい、全力全開の覚悟ですね。
介人「あっ…ああっー!ヤーッ!ゾックス俺も今行く(ロボ戦)」
台詞だけだとわかり辛いですが美都子博士が逃げ出したと聞いた後のシーン。
スシ回で両親の事で迷った挙句被害を拡大してしまったからこその今回の迷いながらもまず脅威であるニセロボを倒す決意をした介人。この辺の葛藤もありながらまず戦う事を選んだ辺り成長が窺えますね。
ゼンカイジャーの面々は派手な成長はないですが少しずつ成長してる様が見れて良いですね。
・ジュラン
ジュラン「介人、こいつばっかりは俺も同じ意見だ(ゾックスと)。ステイシーの野郎どんだけヤツデを慕ってようが何度負けようが、お前を倒そうって意志は変わんねえんだから」
介人「うん…」
珍しくゾックスと同じ意見のジュラン。
というよりゾックスが助言する自体珍しいのですが。(23カイでは迷っているなら一緒に戦えない、と言っていただけで具体的な助言はなし)
それはさておきジュランも倒す以外に道はないと思っていた模様。この辺は流石パイセン。ただ介人自身も「うん」と言っている事からそれしか道はないと思っていたのですが…それだけに今回の介人の覚悟は全力過ぎます。
・ブルーン
ヤツデ「今日は何ワルドだったんだい?」
ブルーン「今日はステイシーですよ」
この辺の配慮が出来ないのはブルーンらしい。他人の感情に興味を持ち始めたとはいえまだまだ勉強不足といった感じですかね?
というか現段階では完全に配慮が出来るブルーンを見たら逆に違和感がありそう。最終回ぐらいで他人の心境も配慮した台詞を言えるように(別れ際の台詞とか)なったら良いですね。
・センタイギア
セッちゃん「介人!激走戦隊カーーーーーーレンジャーのギアを使うチュン!」
今回描写が細かい気がする。
グリーンがレッドを盾に
慌てふためくブルーとピンク
冷静なイエロー
カーレンジャーの劇中でもありそうなシーン。特にグリーンは人としてどうかと思いますが…。まあカーレンジャーだしある意味レッドレーサーを信頼しているという事で。
しかしカーレンジャーはイエローとブルーが突出して有能な気がしますね。今回のイエローの解体劇もあり得そうで怖い。
・美都子
ステイシー「この人間は?」
イジルデ「別の世界からさらってきたサンプルだ」
ステイシー「サンプル?お前のデータベースと関係あるのか?」
イジルデ「お前あれも見ていたのか…こいつは科学者でな、少し知識を利用させてもらっている。お前を助けるために人間の血が必要だったので一時的に解凍したんだ」
ブルーン登場回かなんかで両親はイジルデの研究所で働いていた、的な台詞があった気がしますがイジルデの台詞からするとデータベース化してそこから知識を得ていただけっぽい?
美都子「ここは…?コールドスリープシステム…?あっ…そうだ。私たちキカイトピアにさらわれて…」
イジルデから血を抜かれてコールドスリープから解凍されて状態としては最悪に近いと思われるのですがその直後に逃げ出す、さらには不意を突いたとは言えイジルデを転倒させるというのは…さすが介人の母親。全力全開すぎる。
それはともかくステイシーは何故コールドスリープを解除してから放置したのでしょうかね?
前にワルドに嘘情報を教えた件でゲゲに目をつけられているから解除するだけして後は美都子自身の選択に任せた、といったところでしょうか?逃亡失敗しても利用価値のあるうちは殺されないだろうと思っていたとか。
この辺は次週明らかになるのでしょうかね?
・ゾックス
ゾックス「また迷ってるのか?ヤツデが大事なら今度こそちゃんとステイシー倒して秘密は墓場まで持ってくしかねえだろ」
介人がステイシーの事を気遣っている事を考慮しながらそれでもステイシーを倒す必要性を説くゾックス。
前だったらこんな助言はしなかったゾックスですがこれは心境の変化なのか(介人を仲間と認めた?)それとも激化する戦いで介人がいないときつと思っている為なのか。
ゾックス「諦めて覚悟決めろ。でなきゃお前がやられる。そのほうがヤツデもつらいと思うぜ」
というか家族最優先のゾックスなので他者の家族を想う気持ちに対しては配慮している面もある感じでしょうかね?
ゾックスも界賊であると同時に一家の長でもある訳で家族を守る為にある程度の犠牲を伴う選択をしてきたのかもしれません。
・強化フォーム
セッちゃん「アバレマックスとスーパーゴセイレッド!使う偽物もパワーアップしてるチュン!」
よりにもよってあのアバレマックスを最初に持ってくるとは。
他のメンバーの変身不能にしてまで(終盤で改善)する強化フォームというのは戦隊では珍しい。というか戦隊を否定しかねない行為ですしね。あまり出してはいけない。その分超強かった(ラスボス以外無敗だった気がする)ですが。
スーパーゴセイレッドも強いっちゃ強いのですがゴセイナイトの方が強かったですしゴセイはナイトさん除いて全員パワーアップフォームありますしね。こっちはそれほど珍しくない。
・ブラックジュラガオーン
カラーリングが統一されているせいかこちらの方がカッコいい気もします。ただオリジナルにない技(必殺技返し)を使うのはどうなのかと思いますが。
・ステイシーザー
銃と盾使いって珍しいですよね。
特撮の銃使いって大体遠距離射撃から近接戦闘に入りますし。
その点遠距離は銃撃。接近されてもシールドアタックが使えるこのステイシーザーのスタイルは結構好き。
他に盾+銃というスタイルはゾルダぐらいしか思い出せないですがあれはほぼ銃撃専門だった気がしますし。というかガードベント出しているシーンが思い出せない。王蛇のガードベント(ガイ)はよく覚えているのですが。
・ステイシー
イジルデ「ゼンカイザーに敗れたお前を我が輩が助けてやったのだ。ついでに強化改造もしてやったぞ」
我が輩が助けたのではなくゲゲが助けたのですがそれはさておき。
強化改造が怖いですね。肉体じゃなくて精神が。
いざという時に操られそうな予感がします。ステイシーが結構命令無視するのは周知の事実なのでそれを放置しておくイジルデとは思えない。
介人「ごめん。この間、俺が倒しちゃったのに…」
ステイシー「謝られる覚えはない。僕が望んだ勝負だ。そして…。今度こそお前を倒す」
介人「決着ならこの間ついただろ!」
ステイシー「決着ついた覚えもない!」
介人「えっ?そんな…」
介人的には決着はついたと思っていてもステイシー的にはついてないですよね。目的を果たせなかった以上戦う理由はある訳なのですから。
ステイシーなりの覚悟を決めて前回カラフルを去った訳なのでこれからも介人を狙い続ける、といった覚悟を決めた訳ですが今回それ以上の覚悟を決めると宣言されてしまった訳で…果たしてどうなる事か。
ステイシー「そうさ僕は諦めない!何度だってゼンカイザーを打ち取りに来る!僕の目的のために!」
実際問題バラシタラを超えるというのが本当の目的でない以上ステイシーを諦めさせるにはステイシーの母を見つける事だけが(もしくは倒すか)問題の解決方法なのですが…次週どうなるのか見ものです。
・ボッコワウス
ボッコワウス「聞いたぞステイシー。一人でゼンカイザーを圧倒したそうだな」
結構ボッコワウス様はステイシーに甘いですよね。倒してないのに。
バカンスワルドなんか征服したのにも関わらずなんかバラシタラ怒られてましたし…ボッコワウス様の好感度で言ったらステイシーはそれなりにあるのかもしれない。
・バラシタラ
「ハハッ!残念だったであるな」
そのバラシタラはこの余裕。バラシタラが褒められたことってあまりない気もしますが(トウギュウワルド回とか褒めてた気も)そろそろバラシタラも自分の身の振り方を考えた方がいい気もします。バカンスワルド回とか完全に失態ですしね。
・クダイター
「おいステイシー!イジルデ様からの伝言だ。あの女が並行世界間ゲートを使って逃げた!至急捜索する。直ちに戻れとのことだ!確かに言ったぞ!」
今回の件で確信。トジテンドには通信機器はない。
上記のボッコワウスも「圧倒した”そうだな”」ですからね。
映像配信技術はおろか携帯電話もないに違いない。カタツムリワルド回とか拡声器で指示出してましたしよくこの程度の技術力で他の世界を閉じ込める事が出来たのだと思います。
その辺は介人両親の技術力が大きかったと思いますが。
第27カイ! 7つの世界を大航海!
ゼンカイジャーの世界観が広がったと同時に謎が深まった27カイ。
今まで〇〇トピアと言われても実際どんな世界なのか不明でしたが今回で色々と判明。
東映公式HPでも書いてありましたが某ネコ型ロボットのもしもボックスで作ったような世界観だという事。
その世界観を表現する並行世界の旅で最初にカシワモチを持ってくるあたりゼンカイジャーらしさ全開だったのですが…なんとなく並行世界の事については理解できました。
どの世界も価値観が違うだけで普通に人々は生活している世界。
そして世界は違えど同じ人々が生活しているという事。
歴代戦隊ではその戦隊がいる世界とは違った世界が存在する、という設定自体は多くありますがその違った世界を実際に行ってみる、というのはあまり多くなかったように思えます。せいぜい敵組織のある別世界に行くとかでしょうか?
なんにせよ7つ(実際はカシワモチ、レトロ、キノコ、コオリですが)の世界を巡ったゼンカイジャー。
物語が大きく動き出したのと同時に世界観も大きく広がったように感じます。
で、その旅でいくつか気になる点が。
まず一番気になるのが結局美都子博士は見つからなかったという事。
一つ一つ世界を巡ったゼンカイジャーはともかくトジテンド側(というかイジルデの独断のようですが)は各地で捜索をしたにも関わらず発見できなかったという点。
一つ一つの世界は広いので探しきれなかった、というのもありそうですがそれ以上に実際に解放された世界に美都子博士がいたのかが疑問です。
というのも並行世界間ゲートが誤作動を起こしていたから。
トジテンドはキカイトピアと介人たちの世界以外の並行世界は全て閉じた、と言っていましたが本当にそうなのでしょうか?
これだけ無数の並行世界がある世界で発見されていない並行世界があってもおかしくないと感じます。
とはいえこの手の事を言い出したらキリがないので未知なる世界が無いと仮定します。
で、実際はどこにいたのでしょうか?
個人的にはレトロトピアが怪しいのではないかと思います。
まずマジーヌの占いでレトロトピアが示された事。
3カイでは占いは全く当たらないと言っていたマジーヌでしたがそのカイの最後にはブルーンが登場する事を予知しています。
それから精神的な成長も遂げ、的中率が上がっていてもおかしくはない話。
そしてステイシーがヤツデと出会ったのもレトロワルド回。
レトロトピアが何らかの関係がありそうな予感が…根拠がないのでただの予想でしかないのですが実際どこにいるのかは気になるところ。
次の疑問は上でもちょっと書きましたがイジルデの反応。
美都子博士捜索にワルドを使用しなかった事。
バラシタラも動いていない。
実際に捜索したのはクダック、クダイター、ステイシーのみ。
そして美都子博士は「大変重要なサンプル」と言っており、ゼンカイザーを倒す機会を失ってでも早急に取り戻したい案件。
これらの事から美都子博士はイジルデの独断で自身の研究に使用していた可能性が高いです。
そもそも序盤でイジルデはいつそんな技術を手に入れた、的な台詞を言われていた記憶があります(いつのカイかは不明)
何故イジルデがそんな判断をしたのかは不明ですが…イジルデも単なる技術屋という話ではなさそうな気がします。
最後に並行世界の人間について。
今回は分かり易い例としてスーさんが各並行世界に登場しましたがつまり他の並行世界には介人たちの世界と同様の人間が住んでいる可能性がある事。
スーさん以外にも同一人物が存在していてもおかしくはないという訳ですね。
そうなると介人たちゼンカイジャーに相当する人物が他の並行世界にいてもおかしくはないですしステイシーの母親も同じような存在がいるかもしれません。
ステイシーの母親とヤツデの姿が重なったのは(レトロワルド回)本当にただの偶然なのか。
もしかしたら並行世界の同一人物ではないのか。そういった予想もできなくはないでしょうか?
ステイシーも介人と近い年齢には見えますが実際はキカイノイドとのハーフ(かどうかは確定ではないと思いますが)の存在。
介人より大幅に年上の可能性も残っています。
つまりステイシーの母親は並行世界のヤツデである可能性が?
といった話をし始めたらきりがないのでやめておきますが実際の話そういった可能性もない訳ではないですよね?
世界観が広がると同時に色々な可能性と言うか妄想がはかどってしまった訳ですがどれか当たると良いなと思う27カイ感想でした。
・介人
ゾックス「お前、全然へこまないな。むしろ元気になってねえか?」
介人「だって世界が平和だから。母ちゃんは見つかんないけど解放できてよかったなーって元気貰える。初めての世界楽しいし ね!」
前回の話だと結構必死でしたが今回は結構楽しそう。
まあ今まで世界を解放したもののその世界に行っていなかったですしね。元々世界初の事に挑戦したい、という人間ですし今回結局見つからなかったもののそれほど悲壮なラストになっていなくて良かったと思います。
・マジーヌ
介人「マジーヌ。母ちゃんがいそうな所、お願い(占い)」
マジーヌ「ああっ…やってみるっす!」
結局外れだったのかそれとも実際は当たっていたのか。マジーヌの占いの的中率自体は悪いのですが占いを実行した結果自体は悪くはないので実はレトロトピアに逃げ込んでいた説を推してみます。
・ブルーン
ブルーン「私も行きたかったです!」
ガオーン「ブルーンが行くと別のことに興味奪われまくってややこしくなるんだもん!」
ブルーン「ええっ!なんでややこしくなるのですか?」
他人の心に興味は持ち始めたものの実は自分の事を一番蔑ろにしているのがブルーンじゃないかと思えてきました。
さらに言えば心に興味はあるけれども技術などの知的好奇心の方が優先順位が高いってところでしょうかね?それも凄まじく。
最終的にピンクの気持ちに全く気が付かなったチーフと他人の心に興味を持ち始めたブルーン。最終的にはチーフを上回れるのか気になるところです(といってもチーフは恋愛関係が全く駄目なだけであってチームのリーダーだけあって一応他人を気遣える人物なのですが)
・ゾックス
「俺はお前だから協力してんだ。よその世界まで助けてやる義理はねえ」
一応介人の事を仲間として認めている感はありますね。
家族優先は変わらないけれども仲間の絆もそれなりに出てきたという事でしょうか?
それ以外の事は(事情があるにしても)気にしないのはゾックスらしいですが。
フリント「美都子探しはいいのかよ?」
ゾックス「クダイター倒して回るよりそっちが最優先だろ」
介人「でもほっとけるわけないだろ!」
ゾックス「ほっとくしかないだろ。どうせやつらは美都子が見つかるまで世界をあちこち回るんだ」
上でも書きましたが今回はゾックスのいう事が正しいんですよね。クダックなんていくらでも(恐らくイジルデの独断とは言え)追加できますからね。美都子博士を見つけるまで物事は解決しないという事を。非常な選択といえばそうなのですが…この場合は現実的な選択ってところですかね?前回のステイシーを倒してその秘密を墓に持っていく云々の件についても。
こういった一見正解な答えを視聴者に示すって結構丁寧な作りですよね。その分介人の発想が対比でよく見えますし。
ゾックスはこの手の答えをきちんと出せる辺りゼンカイジャーに必要な人物なのかもしれない。(ジュランもある程度現実的ですがヒーローよりの考えなので)
・フリント
ゾックス「フリント。とりあえずどっか行け」
フリント「あいよ~!」
で、結局カシワモチトピア。
youtubeで解放した(はず)のサクラモチトピアが無い以上一番美味しそうな世界を選択するのはフリントらしい。
というかカシワモチワルド回で一番被害受けてましたしね。フリントって。
・美都子博士
イジルデ「並行世界間ゲートを使って逃げようとしたところをクダックが発見したが…。クダックの攻撃によりゲートが狂いどの世界に繋がったかわからなくなった」
機械の故障なので全く未知の世界に繋がった可能性とかあるのでしょうか?
というかクダックの一撃で簡単に故障する並行世界間ゲートって結構怖いような。ハエと同時に転送されたらハエ男が誕生しそう。
・カシワモチトピア
ジュラン「スーさん、どうしたの?その頭」
スーさん「あんたらこそ柏餅かぶってないなんて、ああっ…非常識だ!」
カシワモチ世界の常識がわからない…。
東映公式HPによるとあの時のジュランは裸でうろついていたも同然の状態だったそうです。そりゃ逃げられますよね。カシワモチトピア恐るべし。
というか自販機で柏餅が売っていましたが乾燥してそう。
・レトロトピア
結局スーさんに邪魔されて捜索できず。
果たしてレトロトピアに美都子博士はいたのかどうか。気になるところです。
・コオリトピア
帰り際にゾックス兄弟がアイスを食べていましたが…コオリトピアでアイスって売れるんでしょうかね?
と言っても北海道の冬の室内は暖かいそう(暖房設備が充実)なのでコオリトピアも室内は暖かくアイス系も売れているのかもしれないですね。
・キノコトピア
スーさん「やめてくれ!わしのキノコ畑が…頼む!」
キノコ畑ってあるのでしょうか?
畑にキノコはできるようですがキノコ畑はあるのかどうか不明。まあキノコトピアなので畑でキノコ栽培しているのかもしれません。
というか抜いても抜いても(恐らく)頭から生えてくるキノコトピアでキノコが売れるのかどうかわからない。
…ああでも頭から生えてるキノコって毒でしたね。きっと食用のキノコなんでしょう。多分。
一般人の頭に毒が生えてる世界って怖いですが。
・ステイシー
「自分の世界に戻ってくれればよかったのに、全く面倒なことを…」
前回の行動は逃げるように促しただけという感じですね。
実際ステイシーの行動は見られると立場が危うくなりそう(ゲゲにはバレてそうですが)ですしこれがステイシーの出来る最大限の行動って事なんでしょうね。
クダイター「来い!おっ?あ…あれ?なんで⁉(美都子をステイシーに奪われて)」
ステイシー「さあ僕と一緒に来い」
シーン飛んで
ステイシー「ヤツデのためだ」
結局のところステイシーの行動はあくまで介人や美都子の為ではなくあくまでヤツデの為なんですね。
カラフルには二度と来ないと決意したももの色々と吹っ切れていない様子が伺えます。
そしてそんな行動を後々利用されそうな(特にゲゲに)予感が…。
・イジルデ
「我が輩は確かにコールドルームに戻したはずだが…」
牢屋じゃなくてコードルームなんですね。前にボッコワウスが牢屋が云々(カブトムシ回?)言っていましたがそれとは別のよう。
そもそもデータベース化して利用可能にしておくのはイジルデの独断な気もしますし他にも色々重要人物が捕らわれていそうな気もします。
今回ようやく通信機器が出てきましたが通信機能のみとスマホ以下(並行世界間での通信はできますが)なのでイジルデの技術は兵器開発以外は他の人間頼みな気がします。
イジルデ「ステイシー、お前もあの女を探して連れ戻せ」
ステイシー「それはそんなに急ぐことなのか?せっかくゼンカイザーを追い詰めることができそうだったのに」
イジルデ「我が輩にとっては大変重要なサンプルなのだ」
「我が輩にとっては」「貴重なサンプル」
つまりイジルデ以外には特に利用価値がない可能性が高そうですね。バラシタラが序盤でいつギア(だか並行世界に関する技術だったか忘れた)の技術を開発したとか言っていた気もしますし他の幹部はこの件について全く関与していない模様。ただしゲゲ除く。
バラシタラはともかくイジルデとステイシーはゲゲに利用される未来しか見えないのが怖いです。
第28カイ! 週刊少年マンガワルド大図解!
漫画のまま戦うというのは世界初ではないでしょうか?
ライダーも50周年。戦隊も45番目。
長い長い歴史の中でも漫画の原稿が戦うといった展開は初めてだったと思います。
アニメのキャラが登場して戦う(アバレンジャーの釣りバカコラボ回)はありました。
漫画のキャラクターが漫画から飛び出して戦う(劇場版ジオウの漫画版クウガ)というのもありました。
漫画的演出で戦うといったのもゼロワン(漫画回。カクレンジャーも漫画っぽい)でありました。
しかし漫画の原稿にされたキャラがそのまま漫画で戦うといった展開は初めてな気がします。
というか普通は考えても実行しない。流石はゼンカイジャーとも言える展開と演出と言える回だったのではないでしょうか?
しかもそれがおまけ程度ではなく本編のアクションシーンはかなりの尺が原稿でのアクションシーン(原稿のアクションシーンってなんだ)に割かれている状態。
さすがどんな事にも全力全開なゼンカイジャースタッフ。
今後もこの調子で世界初の試みに全力で挑戦していって欲しいと思います。
…でも次回のテニスはちょっと心配。
漫画でテニスを知ったらしいゾックスがステイシーと対戦する(らしい)流れ。
ステイシーが五感を奪われたり光る球で致命傷を負ったりタイムリープさせられたりしない事を祈ります。そこは全力でやらなくていい。
・ブルーン
マジーヌ「これは…!みんなが漫画に⁉」
ブルーン「ちょっと私にも見せてください!」
ジュラン「おい、気をつけろ!踏むんじゃねえぞ!お前何読んでんだ!」
ブルーン「気になるじゃないですか!」
最近のブルーンは本当にちょっとだけ他人への気遣いが出来てきたように思えていたのですが今回は全くそんな事が無かった。
とは言えキカイノイドにも普通に接しようと決めたガオーンもそれほど変わった様子はないので…まあこの辺は最終回に向けて徐々に変化していくという感じでしょうか?
と言っても今回のブルーンは全体的に酷かった。
ブルーン「発売する予定があるのですか?(週刊少年マンガワルド)」
発売する予定があるのなら買いそうな勢い。
…基本的にゼンカイジャーってお金持っていない(ガオーンの全財産が数千円ぐらい)ので図書館で借りる予定なのでしょうか?
いやそんな事はどうでもよくて人質を心配して欲しい。
ブルーン「本を破くなんて最低です!(人質にされた漫画を破こうとした事に対して」
本というか人というか人質なので人を心配して欲しい。
ブルーン的には本も重要だというのはわかるのですがそれは人なので…。
ブルーン「ひでぶっ‼(フリントに押しのけられて)」
世紀末救世主伝説っぽい台詞(そして秘孔を突かれたような効果音)だったのですがブルーンってその手の漫画も読むんですね。
まあジャンル問わず知的好奇心旺盛なのでほぼオールジャンルの漫画を読んでいそうな気もしますが。恋愛漫画除いて。
興味はあれどもトラウマ(レンアイワルド回)の為なんとなく避けてそうな気もします。
・ジュラン
ヤツデ「みんな元に戻ってよかったね!」
ジュラン「マジそれよ。ガタはきててもこの体愛着あるからな」
前回は船から飛び降りる度に腰やってましたからね。トジテンドを倒すのが先か、それともジュランの体が耐えられなくのが先か…。
・功博士
ステイシー「その人間もコールドスリープにされているのか」
イジルデ「抵抗できない状態にして直接頭脳を解析しているのだ。我が輩の発明のためにな。またあっと驚くようなものを作ってやる」
発明の為に他人の頭脳を解析してやる!という科学者としてどうなのかと思う台詞ですが…まあ科学者も万能ではないですしね。兵器開発、そして脳解析以外は専門外なのでしょう。多分。
イジルデ「使えそうな情報はもう出てこんか…10年も凍らせていれば脳に刺激もなく底も尽きるというもの。いや…待てよ…。脳に刺激か…。ウフフフフフッ!」
またステイシーが介人っぽい動きをするのか…。
といってもそれに関してはイジルデ知らないのであり得ないですが何をするのか気になるところ。脳に直接刺激を…というとゼンカイジャーではお見せ出来ないシーンになりそうなので他の人間を攫ってくるとかでしょうか?
・ゾックス
ゾックス「トジテンドは知識や技術目当てで博士たちを捕まえていたはずだ。残ったほうは大事にするさ。しばらくはな」
しばらくはな、とちゃんと言うところがゾックスらしい。
現状即座に命の危険性はないけれども時間かかるとやばいよ、と楽観視出来る状況でない事を言える辺り他のゼンカイジャーメンバーにないゾックスの良さ。
ジュランも同様の台詞は言えそうですが”しばらくは”という事はわかっていても言わなさそうなので。
ゾックス「漫画をなめるな!人を誘い出せるほどの傑作漫画を素人が簡単に描けると思うなよ」
ヤツデ「昔漫画家でも目指してたのかね?」
シーン変わって
ダイマンガワルド「「俺ぐらいになると絵が勝手に動き出すマンガ!」
ゾックス「わかるぜ。楽しいよなそれ!」
今回の台詞からゾックスって漫画を描いた事があるっぽいですね。
セイバーコラボ回では他の本にそれほど興味を示さなかった事からも漫画以外はほぼ読まないようですが漫画にはそれなりに思い入れがある模様。
介人「でも家族のためなら大事なお宝もばらまけちゃうんだね」
ゾックス「当たり前だろ」
しかしマンガ好きとは言え、マンガトピアのお宝よりも家族の方が大事な模様。まあ家族を大事にしないゾックスはあり得ないので当然なのですが。回収もしなかった(既にブルーンに回収されていて見つからなかっただけかもしれませんが)事からやはり家族最優先なようですね。
・ステイシー
「その前に僕が勝てばいいんだろ(イジルデが脳解析して新しい発明をするといった事に対して」
イジルデ的にはヤツデのために功博士も解放したいと思っている故の発言だとは思いますが結局のところ勝ったところで功博士が解放される訳でもないですし用済みとなった博士がスクラップにされる可能性もある訳で…。
まあステイシー的には他に出来る事もないので(これまで以上に管理は厳重になってそうですし)彼なりになんとかしたい、と思っているという事は間違いなさそうです。
・バラシタラ
バラシタラ「漫画という紙切れになった者どもの運命は今やマンガワルドの手の中であります」
ボッコワウス「マンガワルドのだと?」
バラシタラ「あっ…!つまりボッコワウス様の手の中であります!」
バラシタラは漫画に興味なさそう(紙切れ扱い)。
そもそもトジテンドに本という文化があるかどうかすら不明ですしね。図書館があればブルーンはそこで働いていたと思われますし。
それはともかく自分の発言に「あっ…!」とするバラシタラ可愛い。
・イジルデ
バラシタラ「捕まえておいた実験サンプルに逃げられたんだったか?」
イジルデ「あっまあ、いや…そんなようなところでして…。ご、ご、ご…ご安心くださいボッコワウス様。すでに始末はいたしました故、はい」
これでクダックを使った大規模な捜索は出来なくなりましたね。始末したと言ってしまったので。まあ前回の話で既に捜索は打ち切られていたっぽいですが。
しかしそうなると新しい実験サンプルを捕まえてくる可能性が。功博士にも刺激を入れたいようですし。
・ゲゲ
ゲゲ「報告といえば、イジルデ。先日お前の研究所が何やら騒がしかったようだが?」
この発言珍しい気も。基本的にゲゲはボッコワウスの怒りを逸らすような発言が多かったのですが今回わざと言ってますよね。恐らくこの件(美都子博士脱走)は自分で事実関係把握してると思うのですが。
美都子博士の捜索を完全に打ち切るように仕向けているのか。それとも新しい実験サンプルを捕まえてくるように仕向けているのか。
何かしらの意図がありそうで気になります。
・ダイマンガワルド
「俺ぐらいになると絵が勝手に動き出すマンガ!」
エグゼイドのクリエイターゲーマーを思い出せる能力。
あの時の永夢先生はやりたい放題だった…。
しかし基本的にマンガワルドがほぼ即死に近い漫画化能力を持っていたのに対してこちらはちょっと地味目。
というか今回ビジュアル的には派手ですがワルドの中では大人しい方の能力なんですよねこれでも…。ワルド恐ろしい。
第29カイ! 王子のねらい、知ってるかい?
テニプリネタは雑記で書きます。いくらなんでも今回はネタが多すぎる。
いつ更新できるかについては未定です。
今週はネタが多すぎる…。
そしてその裏で進行する超シリアスな展開。
エグゼイドのクリスマス回を思い出す(あちらは1人死亡しましたが)流れですね。
明るいというかネタ回と思わせて実は深刻な事態が発生していたといった展開。
…いやでもゼンカイジャーってある意味ネタ回ばかりなのでそれは当てはまらないような気もしますが今回は特に酷かった(誉め言葉)です。
テニプリネタには後で突っ込むとして今回は(恐らく)功博士が実験兵士にされてしまった件について。
前回刺激が足りない、とイジルデが言っていましたがまさかの実験兵士化。
いやまさか、というほどでもなかったですね。
まず第一に功博士は10年間コールドスリープ状態で既にほぼ解析済みだった。
第二に刺激が必要であり、その為に必要なのは実体験だった。
以上2点からステイシー以上の使い捨ての実験兵士には最適だったという訳ですね。
なんせ敗北してもこれ以上知識・技術を得られない以上保存しておく必要性は薄い。
万が一ゼンカイジャーに勝てれば大金星。敗北しても刺激となって新しい技術が得られれば大儲け。
といった訳でイジルデ的には失敗してもそれほど損失はなし。少しでも得られるものがあれば良い、ぐらいで改造したと思われます。
もちろん功博士が介人の父親という事は知らない訳で…その事実がわかった時点で介人、イジルデ、そしてステイシーが何を思い、どう行動するのか。
今回の話に反比例したシリアスな展開が待っているかもしれないですし、もしかしたら完全に新キャラな可能性もあります。
といった訳で次回ハカイダー…じゃないハカイザーの動向に注目したい第29カイ 王子のねらい、知ってるかい?感想でした。
・介人
ステイシー「やあ、五色田介人。今日こそ君を倒しに来た」
介人「あー…でもあと1件配達が残ってて…。そうだ!お店でちょっと待っててよ!ヤッちゃんも会いたがって…」
ステイシー「ふざけるな!僕を惑わせようったってそうはいくか」
覚悟を決めたステイシーに対してこの態度。全力全開で受け止めるとは何だったのか…。
と言いたいところですが介人の目的はステイシーを倒す事ではなく和解もしくは休戦に持ち込む事。戦い始めたら結局どちらかが倒れるまで戦い続ける事になってしまうのでこれも介人なりの全力なんでしょうね。
介人「ちょっと待って!ストップ!わかったごめん!やるからには勝ってお前をカラフルに連れていく!」
ステイシーには通じませんでしたが。
まあステイシーの目的は介人和解する事ではないですし。
それはともかくボロボロにした(前に倒した時は輸血が必要だった程)ステイシーをヤツデの前に連れて行ってどうするつもりだったのか。
それとも全力で戦闘能力だけを奪ってカラフルに連れて行くつもりなのか。介人の全力の覚悟を聞いてみたいところです。
・ブルーン
「うああっ!いでよ滝!滝行やっててよかった…」
滝行で滝は召喚できません。
しかしよく考えて欲しい。テニプリではブラックホールなどを発生させられるキャラがいる。つまり滝行やっていれば滝を召喚することぐらい不自然ではないような気がしないでもない。
もっとよく考えるとこれはゼンカイジャーであってテニプリではないのでちょっと無理な設定だったかもしれませんが最近のゼンカイジャーなら滝召喚ぐらいならできそうな気がしてきました。慣れって怖いですね。
・ゾックス
ブルーン「しかしテニスでしかダメージを与えられないというのは一体何をすれば…」
ゾックス「決まってんだろ。テニスするんだよ」
本は漫画しか読まないらしいゾックスさん。もう少し漫画以外にも興味を持ってほしい。漫画も含めて本全般が好きなブルーンが比較的まともな思考をしているのに対してゾックスは…いやでも多分これはゾックスが悪いのではなくゾックスが読んだ漫画が悪い。
という訳でゾックスさんは普通のテニス漫画を読んで欲しいと思います。
介人「ゾックス、テニスできたんだ?」
ゾックス「漫画で読んでさ、やってみたら意外と俺向いてんなって…」
ゾックス役の増子敦貴さんはミュージカルのテニスの王子様で白石役をやっていたそうな。エクスタシーとは言わなかったですけどね。後々の本編で唐突に言い出しそうなのが怖い。
ジュラン「KOじゃねえよ!格闘技じゃねえんだぞ!」
ゾックス「テニスは格闘技だろ」
ブルーン「あの…ゾックスさんの読んだテニスの漫画というのは一体どんなストーリーなんですか?」
介人「そっか!テニスでダメージって…そういうことか!」
初期のテニプリは比較的まともなテニス漫画だったのに…。多分タカさんが悪い。調べたらタカさんがKO狙いを始めた訳じゃないらしいのですが後半の試合がほぼ体を張ったものになっているので…。
現在のテニプリに比べたら大人しいものですが波動球で客席に吹っ飛びまくるタカさんのシーンって印象的ですよね。
・ステイシー
特訓シーン「やつらは何をやってるんだ…」「あれで本当にヤツデを助けられるのか?バラシタラにまた奪われるのか…?」
まさに今週のゼンカイジャーは何をやってるんだ状態。
しかしそれ以上に今週のステイシーは何をやっているんだ状態。ヤツデ(というか母親が絡むと)関係の話だとステイシーは暴走しっぱなしですね。今回のは流石に言い逃れ出来ない行動だった…と言いたいところですが思い返してみたらステイシーって結構ワルド倒してますね。今更の話かもしれない。
・ボッコワウス
ボッコワウス「ハッ!テニスだと?そんなもので世界を支配できるのか?」
バラシタラ「ただやつはある意味防御力が高いので倒される確率が非常に低いのであります」
ゲゲ「時間はかかるが確実に侵攻を進められるということか」
ボッコワウス「なるほど!様子を見てみるか」
ボッコワウス様は知らない。テニスで人を倒せるという事を。知っていたらテニスワルドに作戦を任せなかったと思われます。
と言っても介人たちも知らなかったのでその辺はしょうがない。そんなテニス漫画がある現実世界の方が恐ろしい。
で、話が変わるのですがゲゲってよく考えたら1話の時点で人間世界を武力で制圧しよう、って提案してるんですよね。今回の話も時間がかかる作戦にも異議を唱えていないですし…やっぱり何かしら企んでいて時間稼ぎをしている間なのでしょうかね?
・ハカイザー
イジルデ「新たな実験兵士だ!」
感想の方で色々書いたのでこっちでは短めに。
今回の件が有効だと思われたらさらに人を攫って改造しそうな予感。それはそれでゼンカイジャーがシリアスになりすぎるので是非阻止して欲しいところです。
・テニスワルド
「この世界をテニスで満たしてあげるテニス」
テニスで満たすと恐ろしい事になりそうな…実際恐ろしい目にあったのですが。この世界をテニスで満たしてはいけない。
「私はテニスでしかダメージを与えられないテニス」
非常に強力な能力だとは思うのですが相手が悪かった。
というか仮面を奪わないと実質無敵ってキラメイジャーではラスボス相当の能力ですよ(テニスワルドの破壊力はそれなりですが)。
非常に強力な事は間違いない。間違えたのはテニスを選択したこと…。でもメジャースポーツマンガだと他のも危険なスポーツ漫画(サッカーだとキャプテン翼、リベロの武田とか。野球だとアストロ球団、地獄甲子園とか。該当するの全部少年ジャンプなのは多分気のせい)が多いのでマイナースポーツマンガを選択するべきだったと思います。
・ダイテニスワルド
「うう…!コートではだれもひとりきりテニス!」
まあテニスワルドの元ネタはテニプリじゃなくてこっちですよね。その割に使っている技はテニプリっぽかったですが…もっとベストを尽くして欲しかったと思います。
・テニプリ
わかる範囲でまとめ。少年ジャンプで連載していた方は全部読んでますが新の方はあまり詳しくないので結構漏れがありそうな気がします。
・ガオーン「まだまだだね!と…」
越前リョーマの口癖。
・介人「よっしゃー!全力全開の極み!」
無我の境地。無我の境地については解説しきれないので調べて下さい。
で、無我の境地には種類があり百練自得の極み、才気煥発の極み、天衣無縫の極みの3種類があり(新だともう少しあるらしい?)介人は新しい境地を切り開いたようです。
・ジュラン「俺様の妙技に酔っちゃいな」
跡部景吾の決め台詞。
ただしそちらは「俺様の美技に酔いな」。
妙技に関しては跡部と同じ学校の丸井の技が妙技と称されていたのでそちらも混ぜたものかも?
・介人「ダンクスマッシュ!」
桃城の必殺技…ではなく普通にテニスで使われているスマッシュの一種です。
ですがこの回で登場した以上テニプリの範疇である事に違いない。
・クダイター「アウト」
第一話のセルフジャッジでライン際の球をアウトにされたシーン?
微妙ですが基本的にテニプリの審判は選手が客席に吹っ飛ばされようが、照明が倒れようが冷静にジャッジしているので…。
・フリント「あいつ(テニスワルド)の打球、爆発するぞ!」
該当する必殺技が多くて逆にわからない…。波動球はどうみても爆発していたので恐らく波動球?
ベースラインから跳ね返ってくるのは不二の白鯨っぽいですがあれは爆発しない。
・テニスワルド「さあ次の相手は誰テニス?」
ガオーン「よーし!ここは僕が!」
このシーン。顔面に直接ボールが飛んできてるんですよね。つまり避ければガオーンのポイントに。
こちらも該当するシーン(ボール避ければポイントになる)が多くてよくわからない。
・マジーヌ
蛇っぽいものに巻き付かれているシーン。
ブーメランスネイクかと思ったのですが比嘉中平古場のハブっぽい気もします。
・ブルーン
ブルーンが炎に包まれたシーン。
さすがにテニプリ本編でプレイヤーが炎に包まれたシーンはなかったはず(言い切れないのが怖い)ですがネットが燃え尽きたシーンはあり。まあ人が吹っ飛ぶ球が飛び交う戦場ならネットが燃え尽きる事に何の違和感もないですね。
・ゾックス「何⁉分身した⁉」
テニスワルド「そっちが2人で私は1人。何がずるいというテニス?」
菊丸の菊丸印のステップ(分身)。
ちなみに菊丸はシングルスの試合で1人ダブルスをやっていました。テニスワルドより卑怯ですね。さらにいえば多重に分身可能。
・分裂する玉
鬼十次郎?ブレ球とかあった気がしますが実際に球が増えている(ように見えるのは)鬼先輩だけのはず。多分。
・介人「油断せず行こう!」
手塚国光の口癖。
・ゾックス「スーパーチェンジ痛快。リズムにのるぜ!」
不動峰中学の神尾の口癖「リズムに乗るぜ」
・ゾックス「お前の五感奪ってやる」
ラスボス幸村の必殺技というか能力。
ちなみに新では五感を奪ったぐらいじゃ勝てない敵が結構いるらしいですね。インフレ怖い。
・ゾックス「勝ったモン勝ちだ」
四天宝寺校のスローガン「勝ったモン勝ち」
・ブルーン「(サトシに対して)王子様みたいです」
サトシは魔界の王子様…なのですがこの場合は漫画のタイトル「テニスの王子様」からですね。
・サトシ「どんどんいくよ」
主人公越前リョーマの口癖…というほどでもないですが台詞。のはず。
・ブルーン「全て同じ所に返球しています!」
手塚の必殺技手塚ゾーン…は回転をかけて自分のいる場所に返球させる能力なのでちょっと違う気も。
1話か何かで同じようなシーンがあった気がする。
・ゾックス「これが基本に忠実なパーフェクトなテニス…」
サトシのプレイスタイルを見てのゾックスの台詞ですが実際はゾックス役の増子敦貴が演じた白石のプレイスタイルが「パーフェクトテニス」。
・ラスト
越前リョーマの代表的な必殺技、ツイストサーブ。
…いやツイストサーブって必殺技じゃなくてテニスの普通の技なのですが。まあこれで相手の戦意喪失させたりしてる事もあるし必殺技という事で。
・特訓シーン
フリント 乾汁っぽいものを作成
崖登り 新の序盤でやっていたはず。
等々。
恐らく拾えていないネタもあると思いますがネタ多すぎて全部は無理でした。
第30カイ! 隣のキカイはカキ食うハカイ?!
ハカイザー登場でいっきにシリアス展開になると思いきや…そんな心配は杞憂だったようです。
まあゼンカイジャーですしね。ラストは結構シリアス路線となりそうですがそれまではこれまでの路線を貫き通していって欲しいです。
と言っても次回から多少の路線変更がある模様。
ゼンリョクゼンカイキャノンを入手した事によって待望の全合体ができるように。
…よくみたら5体合体?
ツイカー一家は合体に入らないのがちょっと残念ですがとりあえずの戦隊恒例の5体合体ができるようになるようですね。凄いスーパー戦隊っぽい。
というツッコミ(まさかの5体合体?!2体合体以上したことないゼンカイジャーにとっては夢のよう。まるでスーパー戦隊みたいじゃないですか!!)が公式HPに記載されるぐらい全力全開で色々と挑戦していますからね。45周年記念作品なのに戦隊っぽくないという。
そしてさらに言えば記念作品なのにレジェンド戦隊のメンバーは主に敵側で使われてきた経緯があります。
戦隊毎の召喚はステイシーザーが。
強化戦士は強化されたステイシーザーが。
そしてジャンル別戦隊の力はハカイザーが。
ゾックスが追加戦士枠の力も使用可能ではあったのですがゼンカイジャー同様ギアとして力や能力を一時的に使用できるだけ。
どちらかというと敵側の力として使用されてきた印象が強い訳です。
そんな中、全力破壊銃、改めゼンリョクゼンカイキャノンを入手した事によって戦隊の力を使用する事が可能に。
果たして今後はゴーカイジャーのようにレジェンド戦隊の力を多用していく事になるのか。それともこれまでのように助力程度でおさえてゼンカイジャーらしさを全力で推していくのか。
敵側も語尾で能力がばれるという欠点を逆手に取った行動をとるなど(とはいえばれても避けようのない攻撃だったので特に意味はなかった気もしますが)新しい戦い方を取り入れるなか、新しい力を手に入れたゼンカイジャーはどう戦っていくのか。
ゼンカイジャーらしさが問われる事になりそうな次回予告でした。
あまり今回の話について書いていませんが本編の感想については後で書きます
・介人
ハカイザー「頑張るなゼンカイザー給水いかなくて大丈夫か?」
介人「行ったら…この銃撃つんだろ!」
ハカイザー「正解!」
介人「させねえ!その銃は父ちゃんたちが考えた世界を守る力だ!その力で世界を終わらせてたまるか!!」
介人が珍しく「させねえ!」とまで言い切ってますね。
いつもだったらさせない、とかなんですけど家族関係の話になると介人は素が出る感じでしょうか。
しかしハカイザーの正体を考えると…このシーン後々回想で出てきそうな気もします。
介人「世界初!世界を守るミイラになってやる!」
ミイラのヒーローをどこかで見たような気がするのですが…思い出せない。まあミイラって大体敵側ですからね。世界を守るミイラの存在は珍しい事は間違いなさそうです。
・ガオーン
ガオーン「お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。いくよジュラン!」
ジュラン「ガオーン我慢してたもんね」
(ジュラガオーン合体)
最近ゼンカイジュウオーばかり使ってましたからね。スーパー合体もジュランしか使ってないですし。
そして来週は5体合体。今回逃すとかなり長期間出られない(恐らく次はクリスマスごろまで)事になるので…。
とりあえずお久しぶりです、そしてお疲れ様と言いたいところ。
しかしだからこそ今回のトドメはジュラガオーンとブルマジーヌでやって欲しかった。結局ツインブレーカーだったので。
・マジーヌ
マジーヌ「隣の客はよく柿食う客だ。隣の客はよく柿食う客だ。はいどうぞ!」
ブルーン「えっ?隣のきゃ…あっ」
ビーストウォーズを思い出させるアドリブ。本編あまり関係なし。一応柿は関係あるのですが…。
しかし前回のダイテニスワルドのトドメがブルマジーヌだったのでやっぱり今回のトドメはジュラガオーンでやって欲しかったと思います。
・ツイカー一家
ブルーン「(ギアの技術)それをさらにパクったのがゾックスさんたちということなんですね」
次回登場のゼンリョクゼンカイオーは5体合体。ツイカー一家は合体に入れないようです。パクり技術だからなんでしょうかね。
そうすると逆にジュラガオーンやブルマジーヌは最初から全合体を念頭に入れて設計されていた事に。キカイノイドのメンバーは変身前変身後の色が一致してるのですがこれは意図したものなのか。それとも色は本人に由来しているのか。ちょっと気になりますが…まあ色が多少変わったところで合体は出来る訳で色はたまたま戦隊っぽい色のメンバーが集まったという事でしょうかね?
・隣のキカイはカキ食うハカイ?!
…タイトルの意味がわからない。
いやなんとなく言いたい事はわかるのですがどういった意味だときっちり説明できないです。ハカイザー柿食わないですしね。これまでのタイトルはそれなりに意味が理解できたのですが今回はよくわからない。
・ハカイザー
「俺は…機械のパワーハカイザー!」
「俺はワルドをガードするためにイジルデに作られた機械戦士だ」
イジルデって呼び捨てなんですよね。結構地位が低めのステイシー(クダイターより下っぽい?)も呼び捨てですが実験兵士はそれほど地位に拘らない立ち位置なんでしょうか?
ボッコワウス様相手にも結構ラフな話し言葉だったので敬語自体使う気が無いのかもしれません。
「ってことで邪魔するやつらは全力で破壊!」
全力で、というところが介人の父親らしい。
また「ちょあーっ!」という掛け声が多い介人に対してこちらは「トウーッ!」という掛け声が多い。
実際どの程度父親の頭脳を使っているかわかりませんが介人の父親である事は間違いなさそうです。
「よーし、カキワルドを守ったぞ!じゃあな!」
この時ゼンカイジャーは全員倒れていたので倒すチャンスだったと思いますがあまり破壊する気はなさそうですね。全力で破壊、と言っているのに。
ハカイザーですが破壊が目的ではなく守るのが目的になっているような…というか最初にワルドをガードするのために作られたと言ってますからね。ハカイザーというのはイジルデが勝手につけただけで実質的には介人父の意識が強く守る事が一番優先順位が高いキャラになっていそうです。
イジルデ「今回は一から作り上げた機械の戦士でございます」
どこまで本当なのか。ゲゲも怪しんでましたし。
とは言えステイシーザーロボは一から作っていたっぽいのでハカイザーの体自体は自分で…いやよく考えたらゼンカイザーの没案だった。
今回全くオリジナルが無い気がするのですが…まあイジルデってそんな感じですよね。
ボッコワウス「見たところステイシーザーより性能は上がっているようだな」
実際戦ったところを見た訳ではなさそうなのですが(なんせ作戦が口頭での報告のみ)…まあゾックス含めたゼンカイジャーを圧倒している事から上だと判断したのでしょう。
もしかしたらスカウター的なものがボッコワウス様には備わっているのかもしれない。
ハカイザー「残念!エネルギーが切れそうだ。またな」
ステイシーザーも初戦でエネルギー切れを起こしていましたがこちらもその欠点は解消されていない模様。
イジルデはそれなりの強さの機械兵士を作るのは得意っぽいですがそれ以外の技術は本当にお粗末に見えます。
・全力破壊銃
「お覚悟!チャンバラパワー」
色が黄色固定だったのですが対応するパワーに対して色は一種類しか出せないって事なんでしょうかね?
でも次回予告だと複数種出していたのですが。
これはハカイザーがよく戦隊の事を知らないで使っていたからなんでしょうかね?人選からしてもそれほどチャンバラ得意なメンバーに見えませんし(ハリケンイエローはハンマーがメイン。シンケンは剣術に関しては殿かブルーの2強。キニンジャーは資格マニアだけあって全般得意なイメージ)。
全力破壊銃とゼンリョクゼンカイキャノンの差別化の為にわざと今回のような演出にしたと考えてもよさそうです。
・ホシガキワルド
ブルーン「あなたはミカンワルド…ですか?」
ホシガキ「違う!カキワルドカキ!」
語尾で自身の能力がバレるワルドはいましたが自身を偽るワルドは初めてですよね。そもそもアタッチメントつきで最初から騙す気満々なワルドは初めて。
まあ今回のワルド苦戦はしましたが能力的には弱めですからね。ハカイザーいなかったらすぐに敗北していたと思われるぐらいの。自分の実力を理解しての行動だとしたら…いやあまり意味はなかった気もします。その場合はホシガキワルドなのにカキワルドと認識されて散って行ったというだけの話になってしまうので。
ホシガキ「実は俺はホシガキワルドだったのだホシガキ!」
正体が判明してから語尾を変える徹底っぷり。というか語尾って自分でキャラ付けの為に言いだした(キノコワルド)なので変えられて当然なのですが…他のワルドは語尾で能力がバレているのもいますしそろそろ語尾が特にないワルドがでてくる可能性も?
・ダイカキワルド
柿、牡蠣、花器、火器と多彩な技を繰り出したダイカキワルドなのですが…いやお前はダイホシガキワルドですよね?その辺の設定はきっちり守って欲しい。
公式HPでの紹介でも
「暴走したホシガキパワーがクダイテストに満ち満ちてなぜか生まれた巨大級カキ戦闘兵」
何故かと言われてますし。本当はホシガキトピアはなくカキワルドが勝手にホシガキを名乗っているだけだったのかもしれない…。
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