映画 スーパー戦闘 純烈ジャー 感想

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スーパー戦闘 純烈ジャー
ネタバレありの感想です。
近所の映画館での上映が遅くてみたのが結構遅くなってしまいました。
純烈自体はあまり知らないのでどちらかと言うと特撮ファンから見た感想となっています。
以下ネタバレありの感想です。
・感想
スーパー銭湯で見たい作品。
個人的には元々特撮出身者が多い純烈のメンバーが出る特撮作品、という訳で楽しみにしていたのですが実際どんな年齢層の人が観るか気になっていたんですよね。
純烈のファンは特撮ファンが少なさそう(実際どうなのかはわからないですが)
特撮ファンが映画館で見るような作品と言われれば…若干系統が違う気もする。
子ども連れで見る作品でもない気が…と思っていたのですが実際に見て、さらにパンフレットまで観てわかりました。
スーパー銭湯などで家族でゆるーく観る作品にちょうどいい作風なんですね。
非常に分かり易いストーリー展開。
それでいてアクションは本格特撮(というか東映が作っているので当然なのですが)。
散りばめられたコメディ要素と腰を据えてじっくり見る作品、というよりかはゆるーく家族で見るような作品だったと思います。
それでいて純烈のメインファン層に合わせたサービスも散りばめられ、さらに特撮ファンにはニヤニヤ出来る描写やマッチングがあり、となかなかに楽しめる作品でした。
続編は未定だそう(リーダー的には一年ごとに作りたいそうですが)ですが続編がでるなら是非期待したい映画だったと思います。
その場合追加戦士でギル…いやなんでもないです。
以下雑記。
・純バイオレット
バイオレットがリーダーとか珍しいですね。そもそもバイオレット自体珍しい(ゲキとキョウリュウぐらい?)。
それはそうとロッドがメインウェポンというのはどこからでしょうかね?ブルーが銃。レッドが刀というのは納得なのですが。
ガオブラックは斧。さすがに純烈の武器で斧は不適切という訳でロッドになったのでしょうか?どちらかというとガオホワイトの武器っぽい(長さは全然違いますが)
・純ブルー
今回結構アクションが多くて大変そうだなと思ったのですが…。
いやよく考えたらゾルダって変身前あまりアクションしてないですよね。というか龍騎は設定的に生身アクションシーンが少ない(ミラーワールドに生身で入ったらインペラーのような事になるので)ので…と思っていたらやっぱりあまり龍騎でアクションシーンやった事なかった模様。
色々大変だったと思います。
・純レッド
普通にアクションシーンがカッコいい。撮影時肩を怪我していたようですが流石のアクション。伊達さんと一緒にまだまだスーパーヒーロータイムでも通用しそうな人ですね。
変身後の刀アクションもカッコいい。決着がギャグっぽいのがちょっと残念。一人ぐらい普通にカッコよく切り捨てても良かったと思います。
・純グリーン
スーパースターニンジャーと剣斬を合わせたようなフォルム。
そして必殺技?は熱湯と冷水攻撃。
短刀二刀流。しかも逆手という結構珍しくなおかつカッコいいメインウェポンなのに…。実質主人公なのに戦闘では扱いが悪かったような気がしないでもないです。これは彼のポジション的にそうなのでしょうかね?
それはそうとヒーローが尻を露出していいのはベテランだけです。例えば斬鬼さんとか。新人が尻を出すのはまだ早い、それどころか多種多様なモザイクを入れる必要があったのだろうか。
いやメイン視聴層的にはあったんでしょうね。恐らく。
・康助 山本康平
眼帯してビジュアル的に目立ちすぎと思っていたのですが出番的にも目立ちすぎ。まさか普通に殉職するとは。
それも実質主人公のグリーン覚醒の切っ掛けになるとか非常に美味しいポジションじゃないですか。アクションがなかったのは残念ですが。
ところで彼のエキスがまずかったのはもうヒーローとしてはベテランの域に達していたからでしょうか?
・スーパー銭湯機
時空転移装置とかトンでも装置があるのは別にいいのです。
必殺技が完全に破邪百獣剣じゃないですか。
これはリーダーのガオブラックにあわせた調整なのでしょうか?
しかしよく考えると他の選択肢はない事に気が付きました。
ゾルダは合体系の必殺技なし。そもそも神崎がそんなカードを用意する訳もない。あるとしたらユナイトベント。もしくは海外版のリンクベント。
どちらも純烈の必殺技には不適切だと思われます。(そもそもリンクベントは必要人数が多すぎる上に地味)
じゃあカブトライジャーの合体技は…思い出せないのでハリケンジャーとの合体技のビクトリーガジェットとなるのですが…その前にハリケンイエローが殉職してしまったのでこちらもある意味不適切。
となると破邪百獣剣しかないですね、と言いたいところなのですがちょっと調べてみたら最初から破邪百獣剣ありきの企画(Wikipediaから)だったんですね。そりゃ似てるのも当然というかそのままで当然ですね。
・オフロディーテ
見た目の平均年齢が高い…。
いや女神なので平均年齢が高いのはある意味当然なのですがこれは視聴者層に合わせた配慮なのでしょうか?
いやもしかしたらガオレンジャーのヒロインのテトムが超高齢だったのをオマージュして年齢層を上げた可能性が?
・ザウナ 岩永洋昭
伊達さん。誰がどう見ても伊達さん。
乳首が弱いのも伊達さんなので当然。納得の人選ですよね。
しかし他の純烈のメンバーと年齢的には大差ないはずなのですが肉体美に圧倒されるばかり。(純レッドも凄いですが)
…というか伊達さん40超えてたんですね。グランブルの実写化で普通に大学生役やっていましたが違和感が無かった…。恐るべし伊達さん。
・ガラン 松本享恭
どっかで見た事あると思っていたらエグゼイドの無免許医でした。
そして対決したのはゾルダ。
つまり銃ライダー対決という事に。
伊達さんばかり注目してしまって無免許医に気が付かなかった…。
ちゃんとわかっていれば銃ライダー対決という事でもっと個人的に盛り上がったというのに。残念。
これもキャラが濃すぎる伊達さんが悪い。
しかし四天王は全員攻撃力特化過ぎて防御がいまいちですね。女王の趣味(衣装がスタイリッシュ(伊達さん除く))だとは思うのですが純ブルーとの対決は銃の技術云々より装甲の違いが大きすぎたと思います。
・ゾープ 白又敦
こちらもどこかで…と思ったのですが鎧武のはせちゃんでした。出番短かったから完全に忘れてました。すみません。
しかし刀使いってのはどうかと。ガランは銃使ってたりしたのですが…。単にカブトライジャーに合わせたってだけでしょうかね?
槍でも結構面白そうな対決になったと思うのですが…もしくはヘキジャインベスの爪とか。
・ジャワー
純グリーンが新人の為かこちらも特撮経験なしの方でしょうかね?
調べた限り出演経験はなさそうでした。
しかし熱湯+冷水攻撃に敗北する四天王というのは結構斬新な気がします。そもそも熱湯攻撃してくるヒーローが少ない(いないとは言っていない)のですが。
・女王フローデワルサ
さすがラスボス。納得のラスボス感。
何が一番凄いってあの衣装ほぼ自前っぽいところなんですよね。(過去の紅白の衣装を合わせたものらしい?)
まごうことなきラスボスですね。
しかし等身大キャラで巨大化したラスボスを倒すというのはガオレンジャーのセンキ戦を思い出して良いのですが純烈って普通に巨大化できるはず(スピンオフでギャラスと相撲)なのですが。
巨大化した純烈に対してさらに巨大化して圧倒するぐらいの存在感があっても良かったと思います。
・アリサ
女王のもう一つの姿。
伊達さんの乳首攻め(しかも結構長い)が許されてグリーンとのベッドシーンが寸止めされるというのは視聴者層に合わせての事なのでしょうか?

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