映画 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 感想

映画 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
ネタバレありの感想です。
サムライミ版のスパイダーマンは視聴済み。
アメイジングスパイダーマンは未視聴。
マーベル作品は何作品かは観ています。
以下ネタバレありの感想。

・感想

マーベルスパイダーマン三部作の、そしてスパイダーマン映画3部作の締めに相応しい内容でした。
何が良いってキャラの使い方が非常に良かったです。
単純な敵役ではないグリーンゴブリンやオクタビアスなどの敵の使い方、そして映画歴代スパイダーマンの使い方が凄く良い。

ストーリー的には過去作のスパイダーマンでもあった未熟なヒーローが真のヒーローになる過程をなぞるような展開。
しかしその展開をただ単に現代風にリメイクしたのではなく、かつて同様の体験をしたヒーローたちが復讐心に囚われ誤った道を進もうとしたヒーローを止める非常に熱い展開。
そのヒーローを助けたヒーローたちも単なる引き立て役と言う訳ではなく、かつて自身が救えなかった者たちを救う、といった展開を見せ敵キャラ含め物凄くキャラの使い方がうまいストーリーだと感じました。

ただ、結果としてハッピーエンドと言えばそういった訳でもなく、雪の降る街を孤独に守るヒーローとなってしまったのは寂しい結末。
とは言えスパイダーマンの単独映画自体は幕を閉じてしまった訳ですが彼も今後のマーベル作品に登場する可能性は高い、いや食い逃げ犯の残した置き土産を考えると再登場はほぼ確実と言えるでしょう。
学生だった未熟なヒーローが払った代償はあまりに大きかったのかもしれません。

しかし成長し、大人となった真のヒーローはその払った代償以上のものを得る日がきっとくる。
大きな力を持ったものは大きな責任を負うのかもしれません。しかしその背負った責任以上のものを得る事が出来るのではないでしょうか?
そんな事を願ってしまう、とても良い作品だったと思います。

以下雑記

・グリーンゴブリン

父親の方しか出てこなかった。父親が改心して油断した時に息子が登場(ヴェノム含めて)する、といった展開を予想していたのですがお父さんだけでした。
まあそもそもヴェノムは今回完全に顔見せ(ピーター1には顔すら見せていないですが)の登場だった上に息子の方は死亡直前にピーター2と共闘している訳で今回の映画に登場したところで敵対する事はなかったのですけどね。
それこそヴェノム絡めたら3時間超の映画になってしまいますし。
しかしお父さん巣の能力強すぎやしませんかね?完全にピーター1を圧倒していましたがあそこまで強かったか疑問に残ります。飛行ユニットなしならピーター1相手に劣勢ぐらいのパワーバランスだった方が自分好みでした。

・オクタビアス

ナノテクをあっさり吸収したと思ったらペアリングされてあっさり乗っ取られるオクタビアス可愛い。
しかしとても良い扱いのキャラだったと思います。他の敵キャラが暴走する中、きっちり味方ポジションに収まっていましたからね。まあ元々チップの暴走さえなければヴィランになっていないキャラですし今回の扱いはある意味当然の流れだったのかもしれません。

・エレクトロ

アメイジングは観ていないので詳しい事は言えないのですがこれだけは言いたい。
送電線?破壊したピーターがあの後どう処理したのか気にになります。物理的に思いっきり破壊してた気がするのですが。

・リザード

他のキャラに比べて能力がしょぼいと思ったのですがやっぱり活躍的にもしょぼかった。エレクトロとかサンドマンに比べたら明らかに格下。ヴェノムだったら良い勝負をしたのかもしれませんが…。ちょっと可哀そう。

・サンドマン

…どうやって元の姿に戻したのか知りたいのですが。リザードとかエレクトロはなんとなくわかるのですがサンドマンは無理じゃないですかね?
それともピーターズはそれほどの天才だという事なのか。
別作品のキャラなのですがドクターマンハッタンもピーターズなら元に戻せそう。

・ユージーン・“フラッシュ”・トンプソン

結局スイング登校できなくなって可哀そうな気もする。別れの言葉すら(当然ですが)なかったですしね。彼はMJなどがMITに合格できた立役者なのに…。
…いやピーターの存在自体忘れさられたらMJ達も合格できたような気もするのでやっぱりあまりいらなかったような気もする。

・MJ

ドクターストレンジが気を利かせて記憶を残してくれるとかそんな展開をちょっと期待していたのですがそんな事は全くなかった。
しかし結局恋人と別れたキャプテンアメリカが最終的にハッピーエンドまでいけたようにピーターとMJも今後何かしらあると良いのですが。
ピーターが高校卒業資格?的なもの勉強を始めていた(アメリカのその辺の制度はよくわからないですが)のでMITで再開という展開もあり得そうですが。

・ネッド・リーズ

魔術師的な家系というのは適当に言っていたのかと思っていたら本当っぽい?
まあお祖母ちゃん魔女っぽいですもんね。普通スパイダーマンに蜘蛛の巣掃除は頼まない。

・ドクターストレンジ

魔術的な要素で解決する前に大学に嘆願しろ、と非常に大人な対応できるドクターは大人の人間ですね。いやまあ元々超優秀な医者でしたし。
しかしそんな彼も度重なる締め切り直前の仕様変更に大きなミスをやらかしてしまったようで次回作で酷い目に…今回一番可愛そうなのは彼に違いない。調子の乗ったピーターに幾何学模様の貼り付けされるし。

・J・ジョナ・ジェイムソン

サムライミ版の同キャラと凄い似てるなと思ったのですが同一人物だった。まあ彼以外にこのキャラはできないですよね。きっと。

・ヴェノム

カーネイジのラストで驚愕の展開!
そして今回の映画でさらに驚愕の活躍!
まさか顔見せすらしないとは思いもよりませんでした。まあ紫ゴリラとかいる世界(死んでますが)でこのヴェノムが出たところで何かできる感じもしませんが。今のハイテクピーター相手だったら一瞬で無力化されそう。
しかし置き土産は誰にとりつき成長するのか。今回のラストではわかりませんでしたが…魔術使えるようになったネッド?いや性格的にあり得ないので(カーネイジは性格が相まって強化されましたし)ジェイムソンとかですかね?

・ピーター3

アメイジング版ピーター(であってます?)
アメイジングは観ていないのですがそちらの方で恋人を救えなかった模様。
今回の映画で救えて(別人ですが)良かったですね。

・ピーター2

サムライミ版ピーター(のはず)
グリーンゴブリン戦、というかピーター1を止めるシーンが非常に良い。
2もグリーンゴブリンに対しては色々と思い入れがあるはずなのですが…それでもピーター1を止める選択をしたのは彼のその後の戦いの結果もあるのかもしれませんね。特に息子の方を助けられなかった事が大きい気がします。

・ピーター1

結局最終的に例外なく全ての人間の記憶から消去される事を望んだ訳ですが…今回の戦いの中で痛感した件もあるのかもしれませんが師匠のアイアンマンの事もあるのかもしれませんね。彼は自身が犠牲になる事を知りつつ歴史を修正しましたし。
彼の選択は他のピーター達の影響も大きかったと思いますがそれ以上にトニーの影響が大きかったのではないかと思います。

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