暴太郎戦隊 ドンブラザーズ ドン2話 おおもも、こもも

スポンサーリンク

感想


名前通りゼンカイジャー以上の暴れっぷりかもしれない。

ゼンカイジャーが45周年記念作品の割にレジェンド戦隊要素が薄い(その代わり敵ワルドが毎週毎週濃すぎましたが)作品だとは思っていたのですが…どちらかというとドンブラザーズの方がレジェンド戦隊要素が強そうですね。

東映公式HPによるとドンブラザーズの模索は始まったばかり、という記述がありましたが今までの戦隊要素を取り入れつつ、これまでにない戦隊を創り出そうとしている感が。

CGで描かれた凸凹戦隊。
基地がなく(らしい)各キャラそれぞれの生活が描かれる。
前作から続投の同キャラ(?)
番組当初から登場する第三勢力。そしてその複雑な人間関係。

等々これまでに無い要素を取り入れつつ、かつての戦隊の力を借りる事で戦隊らしさも魅せていく、といった模索っぷりが垣間見えるんですよね。

現状面白い試みだとは思うのですが…どっちつかずにならないか心配な面もあります。

キジブラザーとイヌブラザーのアクションですが現時点では若干浮いているようにも見えます。キジはスーツアクションも組み合わせてはいますがイヌに関してはCGしか存在せず(?)他のスーツ組と比べて違和感あるんですよね。
戦闘がカッコいいかと言われれば微妙ですし…製作者側も毎週毎週CGとスーツが入り乱れるアクションを作るのには難色を示したからこそのレジェンド戦隊へのアバターチェンジなのではないでしょうか?ゼンカイジャーもゼンリョクゼンカイオーの敵はほぼCGでした(一部スーツと組み合わせてはいましたが)し相当な手間と労力がかかるはず。
もしくはレジェンド要素を取り入れたからこそのイヌとキジのCG起用だったとも考えられそうです。

だからといってレジェンド戦隊にアバターチェンジばかりしていてはドンブラザーズである意味も薄れてきますし…この辺は中盤後半どうなってくるのか気になるところです。

戦隊が45年も続けてこれたのは一年一年違う事をやり続けてきたからこそだと思います。
現時点では新たな試みが暴れっぷりをみせていますがこれがまとまっていくのか、それとも広げるだけ広げて放りっぱなしになってしまうのか。
気になるドン2話 おおもも、こもも 感想でした。

桃井タロウ


同僚「おいタロウ。おかず賭けてジャンケンしようぜ。そうだな…この卵焼きだ」
タロウ「いいだろう。こい!」
同僚「お前何出す?」
タロウ「パーを出す!」

さなえ「タロウくん!あんたね正直なのはいいけどそこまでいくとバカだよ」

これはまた極端なキャラ設定。
井上先生の極端なキャラ設定というと…(まあ大体メインは極端なのですが)仮面ライダーキバのこの世アレルギーを思い出しますが…あれは気のせいだったという事で。

まったく関係ない…という訳でもないのですがゲームの話で思い出したことが。
SFCの新・桃太郎伝説にカルラという鬼がいるのですがこいつ嘘がつけるんですよね。新・桃太郎伝説の鬼たちはカルラ除いて嘘がつけないのですがこいつだけ何故か嘘がつけるという設定。
嘘をつく、つかない、という問題ではなく嘘と言う概念自体ない鬼たちはカルラのいう嘘を見抜けず騙されてしまい、こいつの思惑通りに物語が進んでいき…といった展開があります。

ゲームの方はあまり関係ないので話を元に戻して…
桃井タロウは本当に人間なのでしょうか?そもそも人間界以外の世界から送られてきたように見える(ドン1話)タロウ。
この世界の人間ではなく他世界の人間、もしくは異種族である可能性も?
そういえば仮面ライダーキバも複数種族がいる世界観。
馬鹿正直な桃井タロウは人間なのか気になるところです。

さなえ「タロウくんは私いくつだと思う?」
タロウ「68だ!」

で、馬鹿正直なのも良いのか悪いのかわからない展開となったこの話。
正直は美徳とされる事が多いのですが結果として事態の悪化を辿ってしまいました。ただしさなえがこの年齢で満足できるはずもなかったので(タロウが言おうが言うまいが)列車鬼は誕生したと思われるのですが誕生を早めた事は確か。
今後もメインキャラクターの設定によって鬼が誕生するという事もありえそうですね。

同僚「さなえちゃんの娘さんとか?」
さなえ「アハハハ…!娘!フフフフ…!ねえタロウくん。タロウくんは私いくつに見える?」
タロウ「68だ!」

この時タロウは何が見えていたのでしょうか?
見た目的にはどうみても68には見えないのですが…さらに言えばもっと若返った時にさえ即答で68と答えています。
鬼によって変化した姿は認識できないのか。(他のメンバーのサングラス状態と逆パターンで鬼によって変化したものでも変わらず見えるとか?)それとも何か他に特殊な能力でもあるのか。色々と謎が多いキャラですね。

さなえ「ねえタロウくん。私いくつに見える?」
タロウ「68。でも生き生きとしている。幸せな68に見える」
さなえ「うれしいこと言うねえ」

ただし基本的には悪い人間ではなさそうですね。
というかあまりにバカ正直な上に一方的なコミュニケーションをとってくるので…やっぱり初見には怖い人間に見えそうです。ドン1話のように。
1話から最終回までこのキャラを押し通せるのか。キバの主人公のように成長しまくってもはや別キャラとなってしまうのか。気になるところです。

桃井陣


陣「明日3時、タロウは羅生ノ宮交差点に現れる。タロウは誰よりも強い。彼の前でひざまずき忠誠を誓え」

これは未来予知が出来るのか。それとも桃井陣は年を取っていない、つまり時間軸がおかしくなっていて未来も見えるのか。
それとも単に3時頃羅生ノ宮を通るように配送依頼したのか。気になるところです

鬼頭はるか


《えっ?今日は顔を隠しているのに…》

…その変装で誤魔化せると思っているのか。そしてそれはマスターからダメと言われたような気もしますが。
1話のよっぴーの話から素直な良い子だとは思うのですが天然には違いないですね。
既に思い込みで複数名に忠誠を誓ってますし。

手の甲のメモ「冗談社入こう証返す」

講がかけないのは…まあ手書き(色んな意味で)のメモですし別に漢字じゃなくてもいいのですが。
今回の敵が列車で思い出しましたが秘密基地行きのチケットがトカッチのだけ秘密基地じゃなくて墓地とかかれていた(×で修正されていましたが)のを思い出しました。多分あれはトカッチのだけ間違えたけどトカッチだからいいや的なもので適当に修正されたものだったのでしょう。多分。

はるか「どうしよう…。逃げたい…。でも戦わなきゃ。戦士だし。『初恋ヒーロー』の作者だし」

戦隊でこの手の描写があるのは珍しいような。そこまで一人一人の描写やらないですしね。マジーヌも若干似たような描写がありましたが自分に開けた世界を守りたいと願うマジーヌに対してこちらは自分の世界を取り戻したいと願うのも対照的。
というかはるかに比べて他のメンバーが好戦的すぎるようにも思えます。つよしとかなんで戦っているのかよくわからないですしね。

オニイエロー


「フクはうち!オニもうち!フクはふち!オニシスター!」

…そういえばなんで今回オニが味方側なのでしょうか?
変身前口上というか変身音声は好みですが。最終的に鬼も敵じゃない的な展開になるのでしょうかね?

雉野つよし


つよし「すごいな、あの人。まあちょっと変わっているけど…」
<逆に僕はごくごく平凡な男だ。あの日までは…あれ以来ろくなことがない。脱臼はするし…自転車は盗まれるし…そうだ僕は平凡だ。でも…でも…!>
雉野みほ「お待たせつよしくん!」
つよし「結婚して3か月僕にはみほちゃんがいる!」

何故つよしが戦っているのか気になるのですが。
はるかは自身の失ったものを取り戻す為。翼も恐らく同様。真一は…来週判明?
失ったものもない、今の生活が幸せ。特に命をかける必要もないと思うのですが…ちょっと気になります。
ただ1話の描写をみる限り強制的に変身させられる時もあるようなのですが…それにしても結構好戦的なんですよね。

雉野みほ


みほ「何…?何が起こったの?」
つよし「さあ…。きっと神様が守ってくれたんだよ」
みほ「違うよ。愛の力」

…これは単なる新婚補正なのか。
それとも夫は黙っているけど妻は何やっているか知っている描写なのか。
なにか裏がありそうな気がしますが井上先生って伏線っぽいものをバラまいて後から回収できそうなものだけを伏線として回収している傾向があるので今回のは単なるバカップル描写と思っておきます。

猿原真一


真一「鬼頭はるかだな?その手の甲に書かれたメモだよ。冗談社から入構証の返却を求められなおかつ顔を隠す必要があるのは盗作騒ぎで炎上中の鬼頭はるか」

この人どうやって情報収集しているのか気になります。金は持たないという事はテレビやスマホは持ってなさそう。週刊誌も読まなさそう。(そもそも買わない気がする)
知恵はまわるキャラっぽいですがその情報源がどこから来ているのか気になります。パトロンから必要物資だけ貰っているのでしょうか?

真一「で、申し訳ないが…。私には金がない。金には人々の欲望、悲しみ、怨念がこびりついている。不浄のものだ。だから持たない。そこでた。コーヒー代の代わりにどうだろう?私が俳句を詠むというのは」
はるか「マスター」
介人「いいよ」
真一「春風や亡きあの人とすれ違う」
マスター「いいね」

金はないのに喫茶店でコーヒーを頼むのはどうかと。
頼む前にまず確認をしてほしいと思うところ。
それはともかく「亡きあの人」関連で金を持たなくなったような気がします。
それともそれは別件で「亡きあの人」関連で戦う決意をしたのでしょうかね?

犬塚翼


タロウ「彼とは縁がなかったようだ」
翼「捕まってたまるか。俺は無実だ」

指名手配犯に配送できるのでしょうかね?なんとなく警察が張って…張ってましたね。
しかし翼もはるかと同様に濡れ衣っぽいですがこれは同じ人物と言うか組織が関連しているのか。その場合なぜ二人が狙われているのか。気になるところです。

次回予告


真一「じかーいじかい。私は生まれながらの変人教授風流人。鬼頭はるかとシロクマが宅配泥棒を追っている?私の知恵を授けよう」
はるか「『ドン3話あかりどろぼう』というお話」

次回予告ははるか限定じゃないんですね。サブタイトルははるかが読んでるっぽいですが。
そもそも次回予告を戦隊メンバーがやる時点で珍しい。仮面ライダービルドのOPは何故か準レギュラーの人もやってましたがこちらも結構変則的。

で、どっかで聞いたような次回予告だと思って考えてみたのですが…うたう大龍宮城っぽい。サブタイトルが簡素なのがそう聞こえるのかもしれません。龍宮城の方は簡素どころではなかったですが。

アバターチェンジ


翼「アバターチェンジ!」
「リュウソウジャー!」
つよし「えっそんなのあるんだ!よーし僕も…」

回収したギアはメンバー共有装備になるっぽいですね。はるかが変身するとどうなるのかは気になりますが。
ドンブラザーズで対応していない戦隊メンバーのチェンジは無効になりそうな気もします。

アルターチェンジ

…これチェンジする利点ありますかね?そもそもモモタロウの時点で怪人と幹部2人相手にできるぐらい強いですし…わかりやすい弱点もあるので次第に使われなくなりそうな予感。
そもそも井上先生パワーアップ系のアイテム全然使わないイメージ。キバのバッシャーフィーバーの出番ぐらい作って欲しかった。555もブラスター使わずにピンチになる事何度もありましたし。その割にキバのエンペラーは通常フォームといわんばかりに使ってましたが…。

さなえ


さなえ「みんな若いって言うけどしょせんはお世辞。はあ~若くなりたい!」
《もっと若くならなきゃ…もっと…!》

この辺りの描写はオーズっぽい。鬼の力の源が欲望なので当然といえば当然なのですが。
しかし今回のケース。一度若返った時点で満足していたらそのままの姿でいられたのかが気になります。その場合利点しかないのですが…多分その手の人間にはそもそも憑りつかないか。

五色田介人


介人「これ盗作?」
はるか「全力全開で違います!」
介人「全力全開…?フッ…なんだ?それ」

違う人間らしいというのはわかってましたがこれだけ違うと完全に別人ですね。ゼンカイジャーの神でもなさそう。
その目的は一体なんなのか…。

ソノイ


ソノイ「愚かな…若さを求める欲望こそ自身を醜くゆがめるもの」
はるか「そのとおり。…なんて感心してる場合じゃない!」

はるかさん同意してはいますがそれはあなたが若いから…。
それはともかく幹部勢は欲望を察知しているのかそれとも鬼を察知しているのか。基本的に鬼化してから来てるので後者でしょうかね?
1話の欲にまみれていた(っぽくみえる)はるかは助けていた事から醜くない欲望に関しては推奨しているのでしょうか?

公式HP「人間の芸術に興味を持つ」

今回敵幹部がそれぞれ人間の何かに興味を持っているようですがソノイは芸術。はるかと真一が該当しそう?
他の幹部も興味がある分野に該当しそうなキャラがいるので敵幹部と対応する戦隊メンバーがいる構図でしょうかね?

ソノニ


公式HP「人間の恋愛に興味をもつ」

まだ未登場ですが次週出るようなので。
ソノニはつよしと因縁ができそう。彼氏持ち(だった)はるかも該当?

ソノザ


公式HP「人間の喜怒哀楽に興味を持つ」

今回はそういった描写はなかったですが…該当しそうなのはタロウ?それとも翼?はるかも喜怒哀楽ははっきりしているキャラですが…逆に真一とはあまり合わなそうなキャラですね。

列車鬼


トッキュウジャーですか。
…よく考えてみたら一番平均年齢若い(それも圧倒的に)戦隊ですね。若さに取りつかれた人間に憑りつくのもある意味頷ける気もします。ザラム入れたらわかりませんが…実はザラムが一番若い説もありえるかもしれない。

あまり関係ない話ですが一番平均年齢が高い戦隊ってなんでしょうね。教師勢のファイブマンとか高そうですが…一人年齢爆上げしているのがいるボウケンジャーとか平均したら何万歳とかになりそう。
追加メンバー入れると平均年齢が数億歳になるオーレンジャーがぶっちぎりになりますが。

コメント