仮面ライダーリバイス 第34話「悪魔が悪魔を呼んでいる」 その2

遅くなりましたがリバイス雑記更新です。明日の本編感想は明日の夜、もしくは明後日になると思います。
・バイス
ベイル「やはりお前か。18年前に俺の邪魔をした悪魔は!」
バイス「そうだ!一輝の家族は絶対に俺っちが守る!」
最近の感想でバイスがなんか怪しい、と書いてはいますがこの家族を守る発言は本当だと思うんですよね。ベイルとバイス以外いない状況でしたし。
ただその目的が本当に家族を守るだけなのか、というのは疑問が残ります。ベイルもさもいい人のように白波純平に囁き、そして裏切った経緯があるので。
一輝を戦わせ、代償として家族の記憶を消し、そして自身が五十嵐家の家族の一員として居座るのが目的・・・というのは考えすぎでしょうか?
ベイル「助けが来たか。だがその関係がいつまでも続くと思うなよ。悪魔はいずれ人間に捨てられる」
バイス「俺っちと一輝の関係が終わる…⁉」
ベイル「俺のようにな」
やりたい放題やって捨てられた偉大なる先輩の言葉は重い。
両親を殺害し、復讐心を抱くようにさせたNOAHは憎いだろう、とか言っていましたが実行犯は当の本人ですしね。そりゃ捨てられますよ。
それはさておき話の流れ的に最終フォームの前フリでしょうかね?今週、そして次回予告からも大ピンチ状態。そろそろ起死回生の一手という事で最終フォーム出てもおかしくない展開(そして時期)なので人間と悪魔の関係性を発展させたものが最終フォームに関連してくると予想しておきます。
ベイル「バイス。忘れるんじゃないぞ。悪魔らしく生きろ。悪魔らしく・・・」
誰よりも悪魔らしく生きた結果、捨てられストーカーと化した悪魔の言葉。まさに悪魔。
現状一輝とバイスの関係性は悪くない(ように見える)のでバイスがしすぎているように見える(そして一輝は何故バイスが悩んでいるか見当がついていないように見える)のですが・・・それを壊そうとするベイルはマジで悪魔。
・大二
大二「俺たちでフェニックスをあるべき姿に戻すんだ!」
最近大二がろくに活躍出来ていない(今週に至っては変身直後に変身解除)のは焦りがあるから?と思えてきました。
ホーリーライブ誕生回で大二が学んだのはカゲロウの非情さ。ただし最近は非情さばかり優先しすぎていて大二本来の強さ、優しがが抜け落ちているようにも思えるんですよね。
それについては後述。
大二「朱美さんが人質に取られている以上俺たちがうかつに動けないと考えているはず。それを逆手にとって突入します」
一輝「ちょっと待てよ!それじゃ朱美さんが危ないんじゃ・・・」
大二「朱美さんは必ず俺が助け出してみせる。狩崎さんと連携を取りますので俺の連絡を待っていてください」
牛島「大丈夫か。なんだか彼はずいぶん焦っているように見えるが」
この台詞からも朱美さんの安否はそれほど気にしてない模様。もしくは自分が助け出すという絶対の自信があった可能性も。
前の大二ならば朱美さんの身の安全を第一に考えていたと思うのですが最近はカゲロウに寄り過ぎな気がします。
優しさも非情さも併せ持つのが今の大二の強みのはずなのでそのバランスが崩れているようも思えるんですよね。それがホーリーライブの不振に繋がっているようにも思えます。
大二「今ならヒロミさんの気持ちがわかります。この命にかけても守りたい正義があるって」
原因はこれでしょうかね?ヒロミが戦えない以上自分がその分戦うしかないという思い。
前にママさんは大二の事を自分も含めて誰も傷つけたくない、と評していましたが現在はヒロミのように自分の身を軽んじているようにも思えます。大二には大二の良いところがあるのでヒロミの極端なところは見習わなくてもいいと思うのですが・・・果たして大二の焦りは解消されるのでしょうか?
・狩崎
狩崎「ドライバーに封印されていた悪魔ベイルに変身者の命を食らわせ、その力を利用していたデモンズドライバーですが今回の改良によって変身者の中にいる悪魔の力を利用し制御することでの変身が可能となりました」
赤石「素晴らしいじゃないか」
狩崎「このドライバーであれば量産が可能です。長官がお望みとあらば」
・・・リバイスドライバーと何が違うの?
と言ってもこのシーン長官を罠にはめようとしているので狩崎のセリフ自体は適当でもいいんですよね。要は目の前で変身して長官倒せればいいってシーンなので。
しかしドライバーの開発自体は長官の指示だったはずなので量産化はギフにとって都合の良い話だったのでしょうか?
どういった経緯で作り始めたは不明なのでいまいちわかりませんが・・・ちょっと気になります。
・夏木花
花「ありがとう。さくらちゃんのおかげで楽しい」
さくら「まあお邪魔虫がいなきゃもっといいんだけど。休みの日ぐらいついてこなくていいのに」」
結局前回のストーカーたちの話はまるく収まったようです。
花様が可愛いだけのキャラになっていますが。
しかし敵幹部が味方側(ウィークエンドなので完全な味方とも言い難いですが)についてマスコット的な立ち位置となっているのはライダーではあまり記憶が無い。
敵側の女幹部が味方側になると大抵死にますからね(剣のトラ姉、キバの現在のクイーン、Wのクレイドール、フォーゼのおとめ座・・・は男だった。等々。そもそも味方側に着く顔出し女幹部が少ないような)
果たして花様は今後ストーカーに追われるだけのキャラになってしまうのか。気になるところですが・・・変身しないかな。
花「っていうかアギレラって呼ばないでって言ってるでしょ?私は夏木花」
玉置「はい!花様」
自分はフリオと呼ぶなと散々言っておいて花様をアギレラ様扱いする玉置はどうかと思います。
そういえばフリオとオルテカはデッドマンズに入る前の名前だったと思うのですが夏木花ってどこから出てきた名前でしょうかね?
たしか物心ついた時からデッドマンズにいたはずですが・・・本名だけは覚えていたのでしょうか?
花「信じよう。さくらならきっと・・・大丈夫」
本当に戦闘面では何の役にも立たないですね。
光ですら盾になろうとしていたのに・・・
まあ出てきたところでギフテリアンにされる末路しか思い浮かばないですし基地内で祈っていた方がいいとは思うのですがその場合ウィークエンドにいなくてもいいんじゃないかという疑問が。公私ともにさくらと一緒にいたいだけ・・・あれ別にしあわせ湯でもいいようが気がしますね。さくらと一緒の制服を着たいだけな気がしてきました。
・光
光「さくらさんが心配です。僕も現場に行かせてください」
牛島「ダメだ」
光「僕の仕事はさくらさんのボディーガードじゃないんですか⁉」
牛島「落ち着け。今のお前では弾よけにすらなれない」
光「じゃあ・・・僕にもドライバーを作ってくださいよ」
光の変身フラグ?まあ光変身させるなら花様を変身させてほしいですが。
しかし牛島さんは真っ当な助言しかしないですね。言い方はきついですが。その勢いでさくらのボディーガードの任務を解いた方がいいと思いますが。少なくとも光より花様の方が肉弾戦強いですし本人からの信頼もあるでしょう。
・・・色々やけになって暴走して死にそうな気がしてきました。リバイスはレギュラーメンバーが結構退場するので油断ならない。
・玉置
花「玉置。なんのつもりでここにいるの?」
玉置「アギレラ様の楽しそうな姿を見ていたいだけです」
花「気持ち悪っ」
玉置「気持ち悪い・・・?」
気持ち悪い自覚がなかったのか・・・。
少なくとも光は自分の行為をボディーガードとして正当化する=自分の行為がストーカーっぽいと自覚していたのに。玉置にはその自覚がなかったようです。
とはいえ今までと同じ行為をしているだけで玉置が変わった訳ではないのですが・・・もう少し色々と自重した方がいいと思います。
・朱美
赤石「君は絶望の意味を知る必要があるようだ。朱美くん、君の選択を披露したまえ」
朱美「大二くん・・・ごめんね。私人類の未来が・・・見えない」
大二「朱美さん・・・?」
赤石「ギフ様。お願いいたします」
朱美 ギフデモスに変身
赤石「彼女もまた悪魔のささやきに負けたんだ。いずれ君も・・・」
レギュラーメンバーがまた一人退場?
ただしギフテリアンと違い変身解除できそうな(現時点では不可能そう。最終フォームなら可能?)なのが気になります。
朱美が見たのはギフが人間をギフテリアンに変える過程でしょうかね?多数のギフテリアンが存在していましたが恐らく相当数の人間が囚われ、ギフテリアンにされたはず。それを止める事が出来ないとすれば朱美が絶望する理由もわからなくもないです。
気になるのが赤石の「いずれ君も・・・」。前々から赤石は大二を高く評価していましたが最終的な目的はギフの忠実なしもべとする事でしょうか?
「悪魔のささやきに負けた」とも言っているので負けなければギフの力を逆に利用できそうな気もがしますがどうなる事か。
・ベイル
ベイル「俺は純平の荒んだ日常の中で自由に生き、悪魔としての強さを得たのだ。お前も悪魔らしくもっと気ままに生きてみろ。そうすれば強くなれるぞ」
荒んだ日常=両親敵をとる事だけに囚われた日常。
両親の敵は他ならぬベイルなのでマッチポンプというか自作自演というか・・・確かに悪魔らしいのですが。
しかし逆に言えばあのアクマハンターになった時期がなければここまでベイルは成長しなかったという事。ベイルも純平の悪魔である以上純平が生み出すエサ的な感情がなければ成長できなかったという事でしょうか?
現在ベイルが五十嵐家を突け狙ってきているのも相棒を取り戻す事に加えて自身の更なる成長を狙っているのかもしれませんね。
・赤石
赤石「ここに宣言します。明日我々フェニックスは皆さんに苦渋の決断を迫ることになります。それはなぜか⁉皆さんが当たり前のように享受している平和を破壊する脅威が目前に迫っているのです!現在全力で情報を収集中です。明日の正午、再び会見を開きその脅威の全貌を説明しますので、その折には必ず耳を傾けていただきたい!」
わざわざ前日に告知したのは一輝たちを罠にはめる事に加えてギフの姿を見せたいという思惑がありそうな気がします。
ギフが今まで静観してきたのは赤石の段取りもあったとは思いますがそれ以上に問答無用で全人類を悪魔化出来ないという事でもありそうです。できならさっさとやっているはずですしね。
少なくとも現段階では直接自身が触れなければ悪魔化は出来ないはず。ただし引きこもっていてもギフテリアンを量産していた事から何らかの方法でギフテリアン化する事は出来るはずなんですよね。
その条件がギフの姿を見せるとかではないでしょうか?なのでわざわざ前日に告知したとか。
朱美が何を見たのかは気になりますがそれがこの台詞に関連していそうな気がします。
赤石「私がこの世に生まれたのは数千年前だ。人類が知性を手に入れた頃、とある文明の王だった私はギフ様と出会い、契約を結んだ。そして託されたのだ。人類の未来の選択を!」
大二「人類の未来?」
赤石「そうだ。人類はギフ様のしもべとなるべきか?それともあらがい戦うべきか?それを選べと!」
狩崎「あなたが動き出したということはその答えが出たということですか?」
赤石「人類はどうやってもギフ様に勝つことはできない。そう!私が選んだ人類の未来は戦略的退化。今こそ全人類が進化を諦めて従順なるギフ様のしもべとなるべきだ。それが人類が種として存続する唯一の道。人類はギフ様とともに未来を生き延びることができる!」
一輝「そんなことお前に決める権利はない!」
赤石「逆だね・フフッ・・・ハハハハハッ!私にしか決める権利はない」
私にしか決める権利はない、とか言い出すとセイバーのイザクを思い出します。オルテカの時もそんな事言っていたような気がする。
なぜ「私にしか決める権利がない」と言っているのかは気になりますがそれはさておきギフの選択肢にあらがう、というのがあったのが気になります。数千年前の話なので今と人口は全く違ったはず。そこから数千年かけて人類は数を増やしてきた訳なので数が増えるのを見越してあらがう選択肢を残していた可能性もありますかね?
手駒にするなら多い方がいいだろう、という思惑。さらにいえばその間着々と人類に悪魔を植え付けていたのかもしれない。
赤石が何故数千年かけてギフと戦う選択肢をとらなかったというのは気になりますが・・・遺伝子を直接埋め込まれているようなので逆らえなかった可能性もありそうですね。この辺の経緯も知りたいところ。

引っ越し
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