翼回はいつだってワンだふる過ぎる。扱いがいいのか悪いのかわからない翼回だった ドン17話「ひかりとつばさ」 感想です。
・感想
徐々に謎が解明されてきた翼回・・・
と思ったらラストで謎が増えた。どんだけ謎を詰め込んでいくのかこの番組は。
とりあえず完全に謎な存在のマザーとドンムラサメは置いといて今回判明した事まとめ
・翼は夏美は売れない劇団員
・夏美は鶴の獣人の適合者
・獣人に適合出来ない人間は眠り続ける
・折り紙の状態では獣人は握り潰せる程度で強くはない？
・翼に一年間秘密にしていれば再会できるといったのは獣人？
・少なくとも1年前から鶴の獣人は活動していた
・翼「愛は光だ。光がなければ人は一歩も歩けない」←脳人に恥ずかしくないのかと突っ込まれる程度には恥ずかしい台詞を言える翼
といった感じでしょうか？
・・・まとめてみたら謎はほとんど解明されていないような？
獣人が相当前から活動している事しか解明されていない。
それに関しても何故ネコの獣人の存在を感知できたソノイが鶴の獣人の存在を感知できなかったかという事にもなりますし、さらに言えばペンギンは存在すら出てきていない。
なぜがいっぱい。ドンブラザーズ。
この状態でさらに謎を追加していくとか・・・井上先生お得意の風呂敷を広げるだけ広げて畳める伏線だけ回収していくとかにならない事を祈っています。
それはさておき本編について。
翼は役になりきるタイプの役者さんだった訳ですね。
犬に変身すればつい反射的にドッグフードを食べ。
悪魔に変身すれば悪魔になりきる犬塚翼。
しかしその本質はヒーロー。困っている人がいれば（自分が追われている状態でなければ）率先して人助けをするある意味ドンブラザーズ1のヒーロー気質。
・・・なのに扱いが非常に悪いのはなぜでしょうか？
今回もドンブラザーズメンバーより先に敵に正体バレしている（恐らくソノイにも伝わったはず。彼らは必要な情報は共有しているので。ドンブラザーズと違って）レギュラーメンバーって何なのかと思うところではありますが・・・まあヒーローは秘密が必要な事もありますよね。多分。一人だけ秘密戦隊。
いやでもよく考えてみたらあの井上先生の戦隊代表作、ジェットマンのヒトツ鬼、鳥人鬼回の主役が翼。
つまりドンブラザーズの中で一番扱いがいいと言っても過言ではない？
きっと彼は最終回には夏美をよりを戻して幸せな生活を送る事でしょう。
・・・その場合はつよしに刺されかねないのが怖いですが。
とにもかくにも翼関連の話は謎を深めたまま終了となりましたが・・・次回は追加戦士？それとも追加幹部？
ジロウ関連の話も色々とあやふやな中、ここでさらにキャラを追加していくとか・・・非常にドンブラザーズっぽい流れ。
最終的には謎もほとんど（全て解明は期待していない）解明して 目指すは めでたしドーンとハッピーエンド！ となってほしいものです。
・タロウ
タロウを担いだ状態で転送されるはるかと真一
真一「私たちは神輿ではない！」
はるか「もう！」
タロウ「いくぞ」
3人「アバターチェンジ！」
何故こんな訳の分からない転送を・・・と思いましたが東映公式HPによると3人の出番が少なかったので少しでも印象に残そうとした監督の演出だそうです。
まあこの3人なら普段から神輿をしていても違和感ない（はるかも真一も文句は言いながらやりそう）ので問題なし。
普段から神輿をしても違和感が無いと思われている時点で問題はありそうですが。
・翼
翼「愛について語るつもりはない。恥ずかしいからな。だが一言だけ言うなら・・・愛は光だ。光がなければ人は一歩も歩けない」
ソノニ「今のは恥ずかしくないのか？」
翼「・・・聞くな」
脳人にも恥ずかしいという感情があるのでしょうか？
タロウの弱点をついたソノイが自身の事を卑怯だと言っていた事からある気はしますが・・・それはさておき。
夏美に対しては恥ずかしい・・・じゃない、愛情を隠さない表現をしまくる翼ですが流石に他人に聞かせるのは恥ずかしい模様。
台詞が芝居がかっているのは劇団員だからでしょうかね？劇中のセリフならそれほど違和感ない気もします。
素で言ってしまうあたりちょっと恥ずかしい気もしますが。
《やれやれだぜ。せっかく夏美に会えるかもしれないって日に・・・。だがもし夏美ならこの男の力になってやれって言うだろうな》
・・・翼がメンバーの中で一番常識人というかヒーローっぽい気がする。他のメンバーは色々問題あり過ぎですからね。つよしは普段ならいい人なのですが・・・ヒトツ鬼になりましたし。
そして普通にチンピラっぽい格好で加奈子を襲えばいいのに何故か悪魔の恰好をする辺り良い人な気はします。逃亡している間に罪を重ねまくりですが。
翼「俺も今まで何度もひどい失恋をした」
田辺「マジっすか？こんなかっこいいのに・・・」
翼「そういうのはいい。経験から言って失恋にはうまいもんを腹いっぱい食うことだ。気が紛れる」
翼「ボンゴレ・ビアンカと豚肉のリンゴソースだ」
田辺「うまい・・・！すごいです翼さん！」
突然ぶち込まれる特に本編と関係ない美味そうな料理・・・井上先生の得意料理だそうです。何故翼が急に（しかも材料なさそうな田辺の家で）作ったのかは不明。
しかしこれでメンバーの全員の料理の腕がわかりましたね。
タロウ（100点）＞翼（うまい）＞つよし（恐らく普通）＞はるか（25点）
真一は恐らく料理しない。
翼「俺が化け物になって襲いかかる。お前は彼女をかばい俺を倒せ」
・・・なんでこうなった。
元ネタはブラックデビル (オレたちひょうきん族)らしいのですが・・・きっとメイク担当がファンだったのでしょう。拒否しない翼もきっとファン。
しかし個人的には不思議コメディシリーズでこの手の悪魔を観たような記憶があるのですが思い出せない。それとも別のシリーズだったか。
調べ始めたらトトメス全話とか観なおしかねないのでやめときます。
翼「当時俺と夏美は売れない劇団員だった」
つよし《役者さんだったのか犬塚さん》
翼「公演を終え、俺と夏美は劇団の仲間と旅行に行ったのだが・・・その夜・・・」
就寝中、這い寄る折り鶴に気づき咄嗟に握りつぶす翼
翼《折り紙？》
夏美の口の中に侵入する折り鶴
翼「あっ・・・！夏美？夏美！夏美！夏美・・・？」
獣人「目を覚ましたか。この女は適合者だ」
翼「誰だ⁉」
空間に空いた穴に引きずり込まれる夏美
翼「な・・・夏美！」
夏美「翼！」
翼「夏美！夏美！」
獣人「男よ。このことは1年間口外するな。そうすればお前は再びこの女に会えるだろう」
結局獣人の1年間口外するな、というのはウソだったのでしょうか？今回一応出会えましたが前も（つよしヒトツ鬼となった回）会ってますしね。
そもそも口外したところで獣人に影響出るとは思えませんが・・・誰も信じないでしょうしね。意図が不明。
しかしこの怪しい人物（というか獣人）の言葉を信じる翼はある意味一番純粋な気がします。
それはさておき獣人は適合者を探して勢力を広げるのが目的なのでしょうかね？翼は猫の折り紙を口に入れられ（イヌのかくらん回）酷い目に（主にはるかから）あわされましたが・・・あれはドンブラザーズだから拒否反応があったのかそれとも攻撃用の折り紙なのだろうか？
まあ何にせよ現時点では不明な点が多すぎですね。とりあえず何らかの意図があって獣人は動いている（しかも知能は高い模様）という事で。
田辺「俺はあなたが・・・ああっやっぱりダメだ！俺には加奈ちゃんしか・・・ごめんなさい！」
翼《頑張った！ナイス田辺！》
影で見守る翼が護星天使っぽい。
姿は悪魔。性質は天使。天使のような悪魔の笑顔・・・違うこれは特撮じゃなかった。
この街にはあふれてなさそうですしね。
・雉野つよし
翼「夏美に会いたい・・・」
つよし《僕も会いたい！みほちゃん・・・》
つよし「あの・・・犬塚さん。こんな時になんですけど僕用事が・・・失礼します！」
本当にこんな時にですよ。とはいえつよしがいても自体は好転しなかったとは思いますが。
しかしこの調子だと本当にあと何回かヒトツ鬼になりそう。
・ジロウ
ジロウ「ヒトツ鬼・・・ではないようですが怪しすぎます！」
翼「お前には関係ない！クワーッ！」
ジロウが初めてヒーローっぽい活躍を・・・。いやよく考えたら人助け自体はやって（やろうと）しているジロウ。能力値自体は高い（＋努力家）のでその明後日の方向に向いてる正義のベクトルを正しい方向に向けてほしいものです。
今回のは仕方ないとは言え冤罪ですしね。
・ロボタロウ
ロボタロウギアがほぼ必殺技ぶっぱ用になっているのが悲しい。はるかとか普通に使ってもいいと思うのですがねえ。
変身して即必殺技、そしてオニタイジンに合体というはちょっと勿体ない気がします。
・オニタイジン
タロウ「まだまだ俺についてこい！さあ足となれ」
翼「ワンワン！」
はるか「鬼つよ～！」
真一「ウホッウホ～ッ！」
つよし「ガチャコン！ガッチャンコ！」
タロウ「お前ら一度黙れ！」
毎回毎回アドリブ台詞がありますがタロウさんからは不評な模様。とはいえ毎回似たような事言ってますからね。仕方ない。
つよしなんかは色々変えてますが足担当の二人は台詞を変えようがないですし・・・だからといってゼンカイジャーの合体のようにトランスフォーマービーストウォーズのようなアドリブを入れるのはなんか違う気もしますし。ここはタロウさんに一度見本を見せてほしいところ。
タロウ「よしジャンプキックだ！」
つよし「みんなの心を一つに！」
翼「任せろ！」
一同「フッ！ハアッ！ジャンプキック！」
全員の心を一つにしてどんな凄い必殺技を繰り出すのかと思いきや本当にただのジャンプキックだった・・・。
ジャンプキックを出すのにもみんなの心を一つにしなければいけないのはどうかと思います。
さらに言えばオニタイジンって飛べますよね？
・獣人
翼「他の仲間たちは眠ったままだった。今もずっと眠っている」
つよし《そうか。それで犬塚さんは指名手配に・・・でも奇妙な事件だ。やっぱり脳人のせいなのか？》
この件で指名手配されるのは若干納得がいかないのですが（証拠不十分で罪に問えなさそう）ドンブラザーズの強制みがわりシステム（2代目オニシスターとかジロウとか）がある以上あっても何か色々ねじ曲がって指名手配される事はありそうですよね。
そうなると獣人とドンブラザーズのシステムは関連がありそうな気もしますが・・・ドンブラザーズは対獣人用のシステムとか？
・ソノニ
翼「お前は・・・！」
ソノニ「思い出したか？驚いたぞ。まさかお前がドンブラザーズのイヌだったとは」
台詞的には間違ってはいないと思うのですがイヌブラザーと言ってあげないと翼がドンブラザーズに飼われているイヌに聞こえてしまいます。というか敵からしてもイヌ扱いなのか。
・・・そういえばドンブラザーズって名乗らないですね（オニがみたにじではるかがオニシスターと名乗っていたぐらい？）。パイセンのゼンカイジャーを見習って是非とも名乗りをしてほしいですね。
・・・その前に仲間に自己紹介させてあげてほしい気もする。
ソノニ「私にもわかったことがある。人は愛ゆえに欲にゆがみ憎しみ合い争う。違うか？」
急にレンアイトピア回のブルーンみたいな事を言い出して・・・きっとソノニの恋愛偏差値はブルーン並み。
まあ大きくは間違っていないと思うのですが愛を否定すると人間社会崩壊に繋がってその結果脳人の世界も崩壊しそうなのですがいいのでしょうか？
しかしソノニは仮面ライダーキバの過去クイーンのようになるかと思ったらそんな気配は全くないですね。どうなる事か。
ソノニ「お前、私と賭けをしないか？この男はもうすぐヒトツ鬼になる。恐らくは愛のせいでな。この男の闇を光に変えることができるか？」
賭けは翼の勝ちっぽいのですが何かソノニは賭けの代償を払ったのでしょうか？
というか今回は変身しなかっただけで今後変身しない可能性は否定できないのですがこの辺はどうなっているのか。仮面ライダーウィザードでもちょくちょくアンダーワールドのファントムを消滅させなかった回がありましたが気になります。
ソノニ「聞いたぞ。今の話。予言しよう。お前の話（1年前の出来事）が本当ならお前の愛はつらいものになる」
翼「どういう意味だ？」
ソノニ「いずれわかる」
ソノニはこの件が獣人の仕業であると認識しているという解釈でいいのでしょうか？
しかし元に戻せるならつらい体験となるのはつよしになる（恐らく夏美が本来の姿）と思うのですが・・・元に戻せないという事？
獣人は不可殺の存在なので脳人の技術、ましてや人間の技術では無理と言っている可能性もありますね。
もしかすれば元に戻った夏美を巡ってつよしに刺されるENDを予言している可能性が無きにしも非ず。
田辺「すいません。あなたがあんまりきれいなものだからついフラフラついてきてしまって・・・」
ソノニ《お前は愛に惑いヒトツ鬼になる》
ソノニ「さあ愛を語れ。私のために」
あかりどろぼう回でもそうだったのですがソノニってヒトツ鬼候補をヒトツ鬼にするの好きですよね。他のメンバーは違うっぽいのに。
単純に欲望に惑う姿をみたいのかもしれませんが・・・この辺はよくわからない。
・ソノザ
ソノニ「ソノザ、いいことを教えてやろう。そいつはドンモモタロウの仲間のイヌだ」
ソノザ「ほう・・・。イヌに鳴き方を教わるのも面白いな。鳴け！」
・・・ソノニに続いてソノザにもイヌ認識された。
しかしドンブラザーズ側で翼の正体を知っているのが恐らく介人だけなのに対して敵側にばかり正体がバレている翼が可哀そう。
タロウはともかく他のメンバー全員翼の事をイヌと認識してないでしょうか？
・鳥人鬼
田辺「翼さん？指名手配⁉」
加奈子「でもきっと無実よ。私を助けてくれたんだもん。きっとこの人が私の運命の人・・・」
部屋一面に張られる翼の手配写真
加奈子「翼くんだ～い好き！」
・・・さすが鳥人鬼になる人間は格が違った。他のヒトツ鬼はそれなりに一般人よりの性格（手裏剣鬼とかは危険人物でしたが）が多いのにこの人はヤバイ。
というかその翼の抱き枕はどこで買ったのか。いや多分特注ですね。もしくは自作。
・マザー
マザー「目覚めなさい。目覚めなさい、ムラサメ。ムラサメ・・・」
翼回やって獣人関連の話をやってこれから獣人関連の話を進めていくのかなと思いきや・・・何故か唐突にライバルキャラっぽいポジションの敵が追加。例年だと追加戦士登場後の数話は追加戦士と既存キャラのダブルメイン回をやる事が多いと思うのですが・・・その辺をドンブラザーズに期待したらダメですね。
しかしドンムラサメって事はドン王家の関係者でしょうか？
・・・ドンブラザーズとはドンモモタロウに仕えるブラザー（＋シスター）の話かと思っていたのですがもしかしたらドン王家のブラザー達による物語の可能性が？
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