感想
重要な設定が色々と明らかに・・・
いやあんまりなってないですね。
むしろ次回、いよいよ物語は大きく動き出す・・・?
今回明らかとなったのは
鶴獣人「獣人は人間をコピーする。そして獣人が死ねばコピーされた本物の人間も死ぬ」
という事。
つまり前回ムラサメに倒された猫獣人のバスガイドさんはお亡くなりに・・・。戦隊だと結構珍しい一般人が死ぬ描写。
状況的に亡くなる人はいても描写されてないという事は多いので。
その重要な情報を戦隊内で共有して獣人問題に立ち向かっていく事に・・・ならないのは非常にドンブラザーズっぽい展開。
ちゃんと真一が作戦中止について確認しようとしたのですが・・・タロウに「ガタガタ言うな」と一蹴されてしまいました。
タロウは聞けば答えてくれる事が多いのですが・・・ただし今回の件に限ればいったところで脳人側が納得しない、つまり言っても無駄と判断して言わなかった可能性もあるのですが・・・
それはさておき戦隊内での情報共有について。
タロウはともかく今回困ったのが犬塚翼。
ソノニから作戦について聞かされたはいいものの30話にして未だに誰が戦隊メンバーかどうかすらわかっていない異常事態。
これに関してはソノニは悪くない。
まさか半年以上戦っていて仲間の事を知らないとかそりゃ脳人でも想定できないでしょう。
結局、超新星鬼が登場した事によって情報を伝える事が出来た(ただし翼は場所を伝えていないので不十分でしたが)のですが・・・
いよいよ次回その翼がドンブラザーズの仲間に・・・ならずにつよしと対立しそう。
無事に仲間となるのか。
それともみほ(夏美)の関係で再度翼は孤立してしまうのか。
気になるところですが・・・さすがに物語も対獣人に向けて動き始めているので無事に仲間になってほしいところ。
といった訳で次回は毎度毎度個人回では酷い目にあっている翼回。
いや翼とつよしと獣人回?
さて鶴獣人は物語を紡ぐ存在だとの話も出てきましたが人の体を乗っ取り、人間社会に潜むみほは何の物語を紡ぐのか。
そして翼はドンブラザーズの真の仲間となれるのか。
気になる ドン30話 ジュートのかりゅうど 感想でした。
余談
設定が明らかになったのは
猫は気ままに遊び、鶴は物語を紡ぎ、そしてペンギンは・・・といった話もありますが鶴獣人からの話なのでいまいち信用ならない。
何せ物語を紡ぐ鶴の話なので。
・・・それを言ったら獣人死んだらコピー元も死ぬよ、という話も殺されない為の作り話かもしれないですね。
鶴が猫に言った台詞で
ひっそりと暮らす、それが掟だ、というのは嘘偽りなさそうですが・・・誰が何の目的で決めたんでしょうね?
不可殺の獣人なら敵対するものがいても問題なさそうですが・・・ムラサメ(対獣人兵器)の存在を知っていたからこそ目立たないようにしていたのでしょうか?
桃井タロウ
みほ「お前がドン家の者か?」
タロウ《この女、どこかで・・・》
みほ「獣人は折り紙を折る。今ネコを折る者たちが集合している。やつらに手を出すな。その代わりネコの獣人は私が止める」
どこかで会ってましたっけ?
ちょっと記憶にない。
まあ戦隊というか特撮のその辺の設定は製作者側でも把握していない事がありますし大丈夫ですよね。多分。
メガレンジャーとか序盤で顔バレしてるのに終盤で誰がメンバーか探ってましたし。
しかし獣人同士で止める、というのはどうやってやるのでしょうかね?ツルで攻撃はしていましたがお互い不可殺の存在なので倒す事はできない、つまり止める事も難しいと思うのですが・・・倒せないだけで気絶させる事はできるのでしょうか?今回ツル獣人が気絶していたように。
もしくはイヌのかくらん回でツル獣人が翼から折り紙を取り除いていたように獣人同士なら獣人化を解除できるとか?
タロウ「お前も・・・獣人なのか?」
みほ「そうだ。ドン家が作った生命体だ」
回想
ソノイ「脳人が生きていくには人間の波動が必要だ。いわば人間は資源のようなもの。ドン家はより安定した資源の供給を求め獣人を作った」
回想終わり
みほ「獣人に罪はない。そうではないか?」
タロウ「それは・・・そうかもしれないな」
獣人からすればもっともな話。
都合の良い資源として創られて失敗作だとわかったら処分されるとわかったのならそりゃ反発もしますって話ですよ。
人間含めて他の生命体も基本的には他の生命体の命を奪ってますからね。獣人だけが非難される言われは無い。
なのでタロウが言葉に詰まるのも無理はないのですが・・・獣人は存在自体がいびつというか本当にドン家が作ったのか疑問に思うところがあるんですよね。
そもそも脳人世界の安定の為に作ったのにその脳人世界の住人のアノーニを食べる必要があるのはどうかと思います。
アノーニを食料として捕食しているのか、それとも娯楽として狩っているのかは不明。多分食料だと思うのですが・・・。
世界を安定させる為に世界の住人を犠牲に・・・なくもなさそうですが主人公の血筋のものが行った行為にしては如何なものかと。
もちろんそのことを憂いた主人公、タロウがそのシステムを作り変えるという展開もありなんですけどねえ。
個人的には元老院が作って、失敗したからドン家に責任を押し付け封印した。復活する事を見越してドンムラサメを作っていた、というオチを予想しておきます。
あいつら人のカツサンドに招待状挟むぐらいの外道ですからね。それぐらいはやりかねない。
タロウ「待て。お供たち、作戦は中止だ。獣人に構うな」
真一「それは一体どういう・・・」
タロウ「ガタガタ言うな!命令だ」
ソノニ「裏切り者!」
感想でも書いたのですが今回理由も説明してないんですよね。
初期はともかく最近はそれなりに作戦について説明してくれる事が多い・・・作戦説明した場面が思い出せない。
それなりにお供達と打ち解けてきたように思えるので「ガタガタ言うな」と一蹴するのは違和感あるのですが・・・それだけタロウもこの問題に関して決めかねているという事でしょうかね?
鬼頭はるか
はるか「遅いな・・・叔母さん。せっかくバージョンアップしたビーフストロガノフを作ったのに」
自信作だったスペシャリテをバージョンアップするとは・・・それだけ25点を気にしていたのか。
とは言えタロウって30点台でも美味いと言うんですよね(ヒーローしごとにんのつよしのラーメン)。少し改良すればタロウに美味いと言わせる事が出来るはずなのではるかなりに頑張っているのだろうか。
それとも椎名ナオキに同様のものを出されたから気にしているのか・・・。
とりあえず点が気になるのでタロウ(とはるか)のリアクションが見てみたい。
はるか「間違いない。花村静香といえば花村の母親・・・。そういえば花村・・・ここのところ学校に来ていないな」
オニがみたにじ(10話)以降登場していない?
実際いつから学校に来ていないのかわからないですが・・・元カレに対してあんまりな扱いじゃないですかね?はるからしいと言えばらしいですが。
今回の話、結局花村は出てこなかった訳ですが・・・どうなったのか気になりますね。
スーパーで買い物をする静香。牛ロース肉のパックをその場で開け、食べ始める静香。
はるか「げっ!マ・・・マジか。やばい!獣人確定だよ・・・」
静香「あなた鬼頭はるかさんじゃない。息子の友達の。確か一度うちに遊びにいらっしゃったわよね」
はるか「はい・・・」
人目もはばからず肉を食いだしているあたりネコ獣人?
もちろんツルもやる可能性はあるのですが・・・ただし獣人ではなく単なる変わった人の可能性もある訳で・・・脳人のリストに載っていたから獣人である事は間違いないのでしょうかね?
はるか「あの・・・花村・・・くんは、最近学校を休んでいるみたいですけど・・・」
静香「あの子、ああ見えて体が弱くて今田舎で療養中なのよ」
はるか《怪しい・・・》
田舎で療養中ならそういった連絡が来ているはず。多分。
もちろん既に興味を無くしたはるかが忘れている可能性もあるのですが・・・どうなったのでしょうかね?
静香「さあ、できたわよ。今日のお昼はすき焼き。こちらへどうぞ。一人じゃ味気ないでしょ?ちょうどよかったわ。あなたと会えて・・・飲み物じゃジンジャーエールでいいかしら?お肉に合うのよ」
はるか《やっぱり肉がない・・・まさか肉は・・・私?》
食われたという可能性は低いと思うのですが・・・今のところ獣人が人を食う描写はなかったはず。多分。アノーニは食われまくってますが。
みほ「ネコは気ままに遊ぶ」との事で遊んでいるだけなのかもしれませんが・・・花村の運命や如何に。
鬼頭ゆり子
誘拐犯(アノーニ)に襲われるゆり子
ゆり子「なんのつもり?王苦署勤務、警部補の鬼頭ゆり子よ。人違いであろうとなかろうと逮捕します」
そういえば叔母さん警察の人でしたね。
(まともな)人間関係に乏しいドンブラザーズのメンバーですがこれは頼りになりそうな人物。
ゆり子《全員イケメン。誘拐に松竹梅があるなら、これは・・・松ね》
でもなかった。
間違いなくはるかの血縁関係者ですね。ヒトツ鬼になってもなんら違和感はない。
犬塚翼
夏美「翼はさ、私がいない時、私のこと考えたりする?」
翼「いや、考えたりはしない。なぜならいつも思ってるからな」
夏美「などと申しており・・・」
などといつもの(回想で)バカップルっぷりをアピールしている翼ですが・・・
翼「お前か」
ソノニ「今日は大事な提案がある。我々脳人とドンブラザーズとで手を組まないか?」
翼「はあ?どういうことだ?」
ソノニ「獣人の動きがおかしい。どうやら何かたくらんでいるようだが・・・そこで逆手を取って連中をまとめて始末したい。こっちにはムラサメがある。獣人は共通の敵・・・悪い話ではあるまい」
翼「ああ?いやいやいや・・・」
ソノニ「1時間後、大丹村の白い邸宅で。他の仲間たちにもそう伝えろ」
翼「おいちょっと待っ・・・!獣人?ムラサメ?なんの話だ・・・大体どうやって他の仲間と連絡を取る?」
もう夏美じゃなくてソノニでいいじゃない?
いつも回想の後にソノニ来てますし。
・・・いや「いつも思ってる」から何時ソノニが来ても回想シーンと繋がってしまうのか。恐るべし翼。
しかし30話にして敵の名前すら知らない。状況もわからない。そもそもの話他の仲間の顔すら知らない・・・
次回かおバレわんわん。一体どんな展開になるのか。楽しみですね。
翼「おいみんな!聞いてくれ。敵から提案があった。一緒に獣人とかと戦おうと」
真一「どういうことだ?」
翼《ああよかった・・・伝えられた》
ソノニ「1時間後、大丹村の白い邸宅で」
この部分が重要だと思うのですが・・・伝えられてませんよね?
基本的に単独行動しかしない翼なので・・・もう少し仲間とコミュニケーションを取って伝達能力を高めてほしい。
次回はつよしと物理的にコミュニケーションをとる模様ですが。
ジロウ
単独で超新星鬼を倒すジロウ
ジロウ「タロウさん!皆さん!僕がやりましたよ!」
タロウ「65点だ」
・・・褒めてるの?貶してるの?
タロウにしては高めの得点ですが・・・おにぎりの鬼の時は90点台とか出しているので微妙な評価には違いないと思います。
僕がやりました!と言わなければもう少し高評価だった可能性もありますが・・・ジロウじゃ無理ですね。闇ジロウだったらもう少し高かったかもしれない。
アノーニ
つよし「えっ⁉叔母さんが誘拐?アノーニに?」
真一「アノーニといえば戦いの場にわらわらと現れるいわるゆ戦闘員のような・・・」
タロウ「そうだ。一般人に紛れて脳人に加勢する者たちだ」
いわゆる戦闘員で通じるのだろうか・・・。
この作品って初期の頃はヒトツ鬼の事をモンスターって言ってましたよね。他の戦隊だったら怪人、戦闘員呼称でもいいと思うのですがアノーニを戦闘員と呼ぶのはちょっと違和感が。
まあ細かい事気にしてたら多分ダメですよね。井上先生ですし。
真一「それで要求は?」
はるか「それが・・・「獣人を捕まえて隔離しろ」って」
つよし「獣人って確かこの間の・・・」
真一「どういうことだろう?なぜ獣人を・・・」
アノーニ「獣人は我々アノーニの天敵なのです。こんばんは」
はるか「アノーニ・・・!叔母さんを・・・叔母さんを返して!」
タロウ「落ち着け。気持ちはわかるが無意味なセリフだ。詳しく聞こう」
タロウの落ち着かせ方が酷い。いつも通りか。
しかしアノーニは隔離しろとは言っていますが・・・それは元老院かソノイ達に依頼する事では?
ただソノイ達は基本的に戦っても無駄と言っていた気がするので(何話か忘れた)直訴しても無駄なんでしょうね。ソノイの葬儀すら無駄と言っていたので無駄な事は一切しない主義なんでしょう。
元老院は多分アノーニの話を聞く事すらしなさそう。元老院だし。
アノーニ「はい。ありがとうございます。獣人は我々を襲い食べるのです。とても迷惑しています。やつらは人間の姿をしていますがその正体はとても邪悪な存在なんです」
はるか「お前が言うな!叔母さんを返せ!」
アノーニ「獣人は不可殺の者・・・倒す事ができません。そこであなたたちの力で獣人を隔離してもらいたいのです」
邪悪な存在・・・なのかどうかは今後の展開次第という事で。
資源として創られた可哀そうな人工生物の可能性もありますしね。違う可能性もありますが。
とはいえアノーニからしたら殺せない上に、誰も対処してくれない存在という事で・・・そりゃ邪悪な存在には違いないでしょう。対処方法がない。
どうやって隔離するのかは不明ですが・・・意外にマスターがやれそうな気がする。
そういえば桃井陣を閉じ込めている存在って誰なんでしょうかね?あの檻?に閉じ込めればなんとかなりそうな気がするのですが・・・でも不可殺なので無理やり突破できるのでしょうか?
もしくは檻に閉じ込めていたのに無理やり突破してきたのが現状とか?
それだと桃井陣も獣人の可能性がありそうなのですが・・・ペンギン獣人?
下位種が脱出出来て上位種が脱出できない理屈はわからないですが・・・きっと幽遊白書の魔界の結界みたいな感じなのかもしれない。A級未満は素通りだけどA級以上は通れない、的な。
はるか「だからといってなんで叔母さんを・・・関係ないのに!」
アノーニ「それは・・・ドンブラザーズの皆さんの中のただ一人の家族だからです。他の方々は誰も身内がいない」
つよし「えっ?ちょっと待ってください・・・。僕にはみほちゃんっていう立派な奥さんがいますよ」
・・・誰もいない?
結構衝撃的な設定だと思うのですが。
タロウの育ての親の陣じゃ特殊な存在なので除外するとして・・・
つよしはママがいたはず(むすこ、ににんばおり回)。
あの時はママいつも反対して・・・みたいな事を言っていたような気がするのですがもう既に故人だったのですね。あのシーンの見方がちょっとかわりました。亡き母親に報告するような感じだったのかもしれない。
で、はるかは実家にいづらくなって居候していた訳ではなく両親が既に亡くなっていただけの可能性が?
ちょっと衝撃的なのですが・・・後々この辺について設定は詳しくやるのだろうか。多分やらないと思いますが。
アノーニ「マスター、お会計を。皆さんの分も一緒に。お釣りは結構です。失礼しました」
タロウ「なかなか礼儀正しいな。気持ちがいい」
アノーニ金持ちですね。
モデルやっているアノーニもいる(1話)事なのでそれなりに金を持っているアノーニが多いのでしょう。
それに自分たちの命がかかっている状況で金銭面を惜しんでいる余裕はないでしょうし・・・まあこの後食われましたが。おしい人達をなくしました。タロウに気持ちがいいと言われる人達なんてあの近辺に存在しないと思うのですが。
猫獣人
タロウ「それで?要求はなんだ?」
はるか「それが・・・よくわからなくて」
狭山「ムラサメを渡せ・・・」
真一「お前・・・獣人か?」
狭山「ムラサメを渡せ・・・」
タロウ《ムラサメというと・・・やつのことか》
回想
ソノイ「そしてムラサメは恐らく元老院が作った対獣人の兵器。ムラサメだけが獣人を葬ることができる」
そういえば何故ソノイはムラサメが対獣人の平気だと察したのでしょうかね?元老院の事を疑っている可能性も?
それはともかく結構猫獣人も知能あるっぽいですね。所有者を把握していない辺り知能はそれなりのようですが。
まあ実質ドンブラザーズとソノイ達は仲間みたいなものなのであながち間違っていない対応ではあるのですが。
直接ソノザに言ったら斬られますしね。
狭山「ムラサメを渡せ・・・場所は大丹村の白い邸宅」
介人「お代は?」
狭山「払っとけ」
タロウ「態度がなってない。感じが悪い」
アノーニに対して獣人のこの態度。
とは言え獣人が知的に稼ぐのは厳しそうなので仕方ないのですが・・・。
というか逆にアノーニが戦闘員にしては礼儀正しすぎる。
鶴獣人
みほ「大事なことを教えよう。獣人は人間をコピーする。そして獣人が死 ねばコピーされた本物の人間も死ぬ。ネコは気ままに遊ぶ。ツルは物語を紡ぐ。そしてペンギンは・・・」
ペンギンは・・・ペンギンは?
もう少しヒントが欲しい。まだ考えていないだけかもしれませんが。
しかしツルが物語を紡ぐというのは・・・ツルもツルで何かしらの思惑があるようですね。
そもそもつよしと結婚してますし。
ネコ獣人「ツルが来たぞー!」
みほ「解散しろ、ネコども。目立つまねはするな。それがおきてだ!」
狭山「指図するな!」
静かに暮らしたいだけとか?
乗っ取った後は基本的に目立たないように生活してますね。
ただしみほは夏美の時より手の動きが良いようですが・・・
この掟は誰が決めたのかも気になります。ネコには無理だろうに。
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