暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン37話 イとニとザとシ 感想

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感想


ソノシが薄い。

ソノシのキャラが薄い訳ではないのです。
周囲が濃すぎて薄く見える。

脳人側の追加幹部は初期案からあった模様。
まあ追加幹部は追加戦士並みに盛り上がる展開ですしね。
追加幹部自体は珍しいものではありません。

だがしかし。
登場が遅すぎたと言っても過言ではない。
展開的にも若干遅い、そして戦力的もゴールドンモモタロウなら単独で倒せそうですがそんなことよりキャラの濃さがインフレしきった現在ではキャラが薄いと感じてしまうのです。

確かに初期の脳人達と比べたら非常に濃ゆいキャラ。
6話で脳人三人衆は・・・

ソノイ「それは人間が未熟だからだ。私は芸術というものに人間の不完全さを見る。未熟な人間のあがきを見る」
ソノニ「なぜ男と女は愛し合うのかしら?愛は尊いというけれど…愛の意味がわからない」
ソノザ「なぜ笑うのか…人間は。なんだ?笑いとは」

等々人間と違う生命体であるという事をアピールしている存在でした。
こいつらの中にソノシを突っ込んだらそりゃ濃いキャラですよ。

東映公式HPによると

・監察官
・潔癖症・消毒癖あり
・女性口調
・高貴・可憐・潔白
・そして赤い!!

これだけの属性を併せ持つソノシ。
初期三人衆に比べれば濃いのですが・・・あくまで初期に比べれば、の話。

現在の3人衆に比べれば・・・まあ普通?
むしろ若干大人しい?
もう少し特徴的なキャラでもいいのでは?と思うようなキャラでした。

とはいえ初回の登場で30話以上積み重ねてきた痴態・・・じゃない個性と同等の濃さを1話で見せつけてきたと考えれば結構濃いキャラには違いありません。

まあ濃度はともかくこれまでと違う方向性の濃いキャラを追加してきたと思えばありなのかな・・・と思ったら1話で消されかけました。
追加幹部がまさか1話で退場するなんて前例は・・・女帝ジューザがいました。

ジューザは1話ではなく2話でしたが・・・
敵組織の追加幹部。というか敵組織首領。
幹部達から反感を食らい戦隊と敵幹部達に倒される。
等々似たような扱いですね。まだソノシは退場はしていないのですが次回退場しないとも限らない。

次回お料理回?
お料理回で幹部が死なないと誰が決めたのでしょうか?
きっと誰か退場する。タロウが昇天しかけてましたし。

という訳で全く油断のならない存在のソノシ。
果たして・・・いやラストであんなシーンぶっこんでこないでください。
薄く見えるキャラがさらに濃くなってくるじゃないですか・・・。

という訳で次週。
お人形をみほちゃんと呼び始めたつよしの運命は如何に!
といった感じの ドン37話 イとニとザとシ 感想でした。

余談ですが次回料理回ですよね。
井上大先生の一番有名な料理回といえばカブトの暗黒包丁編。
暗黒包丁と言えば阿部進之介さん。
阿部進之介さんと言えばインパクターロ〇ア。
インパクター〇ギアと言えば自爆したにも関わらずナレーションの台詞だけで復活した敵。

つまり今週大野が理由もなく生存していたのは次回の伏線だった可能性が?

桃井タロウ


はるか「ソノイってばすっかり通になってるよ」
タロウ「まあ随分通ったようだがしょせんは付け焼き刃。俺とは年季が違う」

タロウもそんなに長い間通っているとは思えないのですが・・・。
タロウって成長速度は普通の人間並みのようなのでおでん屋台に通い始めたのはここ1~2年ぐらいじゃないでしょうか。
つまりこの台詞は単にソノイに張り合っているだけの可能性が高いですね。
・・・単に仲の良い友達に張り合っているだけじゃないですか。そりゃ元老院も監査送り込みますよって話ですね。


タロウ「し・・・死ぬ・・・」
ソノザと斬り捨てられ倒れるタロウ
ソノシ「心肺停止。瞳孔反応なし。よくやったねソノイくん」

心肺停止を確認するキャラはいたような気がしますが瞳孔反応を見る敵キャラってのはそう多くはないような。
それだけソノシがきっちり仕事をするという描写だとは思うのですが・・・相手が悪かった。タロウでなければ問題なかった。
問題はタロウがタロウだった、という事ですね。


星獣鬼「なぜだ・・・!」
ソノイ「桃井タロウはウソをつくと死ぬ。つまり死んだふりをすれば脈が止まる」
タロウ「そういうことだ」

こんなの初見で誰が見破れるというのか。
漫画レベルEのディスクン星人(の一部)並みじゃないですか。
・・・いや違う。実際死んでいるから疑似死とかのレベルではない。普通に死んでいる。
それを死んだふりと言っていいのか疑問ですがタロウの死んだふりはオンリーワンの領域。劇中で死んだ回数もオンリーワンになりつつありそう。


鬼頭はるか


はるか「どうでしょうか?」
ソノザ「ダメだ!」
はるか「うわああ~・・・」
ソノザ「展開に無理がある!お前の悪い癖だ!もっとストーリーの縦軸を考えろ!頑張れ!俺はお前を信じているぞ。お前ならできる」
はるか「はい・・・ありがとうございます!」

これは井上先生の自虐ネタなのだろうか。
とは言えドンブラザーズの展開に全く無理はないですよね。登場人物がおかしいだけで展開自体は登場人物にあわせて至極真っ当なもの。
戦隊メンバーがヒトツ鬼になった一般市民を見殺しにしても仲間(正体は知らない)とトラブルになっても仲間を警察に売っても人形をみほちゃんと呼び始めても全く展開に無理はない。
という訳で鬼頭はるか大先生も井上大先生に負けじと頑張ってほしいものです。できれば登場人物は真っ当な人でお願いしたいのですが・・・
初恋ヒーローの主人公ってちょっと性格あれですよね。他の生物(人間どころか動物さえ)の初恋把握してるんですよ。
・・・登場人物がちょっとあれでも展開はまともでお願いします。


猿原真一


真一「しかし驚いたな。はるかがソノザにマンガを・・・そんな関係だったとは」
はるか「いや・・・それはつまりあの・・・」
真一「タロウとソノイは時にわかり合っているような視線を交わすし・・・ならば私はソノニに接近してみるか」
真一に視線が集まる
真一「そんな・・・変な下心はない!脳人を知るためだ」

真一がおかしい。
初登場時は変人と呼ばれていたのに実際は戦隊内で一番まともな(あくまでドンブラザーズ内での比較)人物だったのを気にしてなのでしょうか。
とはいえタロウはソノイと。はるかはソノザと。つよしはツル獣人と。翼はソノニとそれぞれ幹部クラスと何らかの関係性があるなか一人(ジロウ除く)敵と関係がないというのは寂しいですね。
・・・ソノシと何かあれば大丈夫ですね!
しかしこれだけ扱いが悪いというか普通だとジェットマンのアコを思い出します。戦うトレンディドラマと称されたジェットマンで全く恋愛に関わらない女子高生というのもなかなか個性的だと思いました。


真一「お待ちどうさま。お近づきの印に」
深呼吸 少し近づく 赤とんぼ
真一「今のは・・・」
ソノニから顔にケーキを押し付けられる真一
はるか「手伝わない報いだ」

はるか大先生がキレておられる。
そりゃ周囲が大掃除しているのに一人自分の金で買った可能性0のケーキを女性幹部に差し入れしていたらキレますよね。
はるかって真一に対してそこそこ好感度が高かった気がするのですが今回の件で急降下したような気がします。


雉野つよし


はるか「帰ってきたんだ。雉野の奥さん」
つよし「はい。いろいろ心配かけちゃいましたけど、おかげさまで」
真一「みほちゃんだったか?やれやれ・・・これでひと安心といったところか」

・・・先週そんな描写ありましたっけ?
見逃してしまったと勘違いしてしまったのですが最後までみてひと安心。

つよし「ただいま、みほちゃん!遅くなっちゃってごめんね!今日もさ、いろいろあって疲れちゃったよ~寂しかった?アハハッ!僕もだよ~。1人にさせてごめんね」

すみませんウソつきました。全く安心できない描写。
次週獣人編やるならともかく次週暗黒包丁編・・・じゃないお料理回なのでしばらくこの調子が続くのでしょうか。

名乗り
つよし「トリは堅実 キジブラザー!」

まあ本人的には安定してますし堅実な戦いが出来ているのは間違いないので問題ないですね。多分。
しかしこのみほちゃん(仮名)をどうやって見つけてきたのか気になります。
・・・もしや翼が解放された事と何か関係が?
既につよしが獣人化している可能性すらあるように思えてきました。というかそっちの方がいくらかマシ。
この状態で精神面が安定しているとすればもう元には戻れなさそう。


犬塚翼


翼「獣人の森に捕らわれた俺はなぜ助かったのか・・・それは俺自身にもわからない」

問題先延ばしが多いドンブラザーズなのである程度予想は出来ていましたがやっぱり詳細不明でした。
まあ自力で脱出できたのなら夏美を置いて出てくる訳ないですからね。
しかしつよしはともかく翼のメンタルが心配。夏美=ツル獣人は確認したので夏美を助けにいこうと色々やらかしそうですが・・・まあつよしより無茶はしないですよね。多分。


ソノシ「な~んか1人足りない気がするけど・・・まあいっか」

敵側の人数を把握していないのは監査官としてどうなのでしょうか?
とはいえあくまで倒すべき敵はドンモモタロウなので一人ぐらい忘れていても大丈夫ですよね。
問題は名乗りで翼がいないと言及しない他お供たち。タロウは一人二人抜けても絶対に気にしない。


ドンブラザーズ


ソノイ「いい気になるな。おごるな」
ソノニ「いい気になるな」
タロウ《ソノイのやつ、まだ続けるつもりか?》
ソノザ「いい気分だ。おごるな」
はるか「いい気分だ。おごろう」
タオル「フッ・・・ほうそうか。おごってくれるのか。おやじ、全種類もらおうか」
ソノイ「そんな筋合いはない!」
ソノニ「そんな筋合いはない」
ソノザ「そんなすじ肉はない」
はるか「今日はすじ肉がいい・・・だって!」
タロウ「そうか。すじ肉か」
ソノイ「すじ肉?」
タロウ「すじ肉、大盛りだ」
ソノイ「もういい!なんでそうなる・・・!」

ドンブラザーズを象徴するかのような伝言ゲーム。
みほと夏美の問題も他の戦隊であれば一時的な対立はしそうですがその後一致団結して解決に向かう(事が多い)のに。
この会話のように誰かが原因で話が拗れおかしい方向へと進んでいく。
ドンブラザーズでいつも見る光景ですね。
ソノイが「なんでそうなる!」と言いたくなるのもわかります。
まあこの伝言ゲームはそもそもソノイが始めたのでこのシーンで一番悪いのはソノイ。次にソノザとはるか。


名乗り


ソノイ「ひとつ言っておきたいことがある。戦いの場で私たち脳人は名乗りをする。気は乗らないがソノシの命令でな。笑わないでほしい」
タロウ「名乗りか。わかった。ならば俺たちも名乗ろう。名乗りには名乗りで返す。それが礼儀というものだ」
はるか《きたー!名乗り好き!》

・・・なんで先週唐突に名乗り始めたのか?
今週やれば自然じゃないですか。
これは展開に無理がある。もっとストーリーの縦軸を考えてほしい。
ソノシが名乗りを強要したのはソノシがそういったキャラというだけなのでこの名乗り始める展開には全く無理がない。と思う。多分。


ソノイ「清廉潔白完全勝利 ソノイ!」
ソノニ「美しい花には刺がある。愛を知りたい ソノニ!」
ソノザ「思い込んだら一直線 ソノザ!」
3人「脳人三人衆見参!」
ソノシ「うんうん!いい・・・いいよ!」

うーん。ソノシ的にはいいのかもしれませんが名乗りはもう少し統一してほしい。バラバラの戦隊の名乗りを個別に聞いているようです。
例えばはるかの名乗り、マンガのマスター!オニシスターがキュウレンジャーの名乗りに混ざっていたら違和感がないですか?似てはいますがスターが入っていればいいってものじゃない。フードマイスターはスターなのか疑問に思うところですがそれはさておき。
名乗りが自分の主義趣向を伝えているので問題はないと思うのですがもう少し統一感があればねえ・・・
と思ったのですが敵側の名乗りだった。これはこれで問題ないのか。長官ポジションの人が喜んでいるので問題ない。多分。


桃谷ジロウ


ジロウ「ちょっと待ってください!初めての名乗り、僕にもやらせてください!」
タロウ「早くしろ!」
ジロウ「筋骨隆々 ドンドラゴクウ!」
「超一龍!」
闇ジロウ「うっ・・・俺が最強 ドントラボルト!」
「エクストラ!」

これでジロウも名乗った事に。
ジロウも映画出てましたけど名乗ってなかったですからね。
しかし筋骨隆々ってのはどうかなと思います。闇ジロウの俺が最強なら僕こそ最高とかにした方が良い気がします。
筋骨隆々を龍に合わせているのなら闇ジロウの方はトラに合わせた方がいいと思いますし。
・・・まあこいつら仲悪いので闇ジロウがわざと外してきた可能性もありそうですが。
というかどちらかと言うと闇ジロウがドンブラザーズの名乗りに合わせていてジロウだけが外しているような気も。ジロウらしいですが。場の空気を読めない。読まない。


五色田介人


ソノイ「実は頼みがある。ソノシは脳人の恥」
ソノザ「そうだ!我々の手で倒したい」
タロウ「いいのか?仮にも脳人の仲間だろう」
ソノニ「普通なら許されない。だがソノシがヒトツ鬼になれば・・・」
つよし「えっ?でも脳人はヒトツ鬼にならないんじゃ・・・」
ソノイ「ああ。だが禁じ手がある。成熟する寸前のヒトツ鬼を採取し、ソノシの移し替えれば・・・」
介人が神妙な面持ちになる

介人が微妙な反応をしている・・・
いやそもそもなんで介人がドンブラトピアで活動しているか不明でしたね。物語終盤にもなって。
基本的何事にも動揺しない(店内が消火剤まみれにされた事除く)介人が珍しい・・・のではないですね。
この手の描写が過去の話過ぎて忘れ去られそうになっているだけ。基本的に介人はヒトツ鬼が脳人に倒される事を嫌っている
(3話 怪盗鬼がソノニによって倒された後 介人「これは…。よくないな」)のでそれ関連の話なんでしょう。
この微妙な反応が何を示すのか。明かされる日はくるのか気になります。
・・・いやだってあまり本筋と関係ないのでスルーされそうじゃないですか。井上先生だし。


ソノイ


ソノイ「おやじ、いつもの」
つよし「「いつもの」ってそんなよく来てるんですかね?」
真一「さあな・・・」
ソノイ「美味!恐らくはだしを変えている・・・かつお節の量を増やした・・・か?」
店主「ピンポン!さすがだねえノイちゃん」

どんだけおでん好きなのか。
しかし最終回でタロウとソノイ、仲良くおでん屋台でおでんを食べている姿を予想したのも遠い昔の話。
もう既におでん屋台が戦隊内の基地に相当する場所になってきたような印象を受けます。


ソノシからきちんと戦っているかと問われたソノイ
ソノイ「無論当然のこと」
ソノシ「それはどうかな~ソノイくん、君は一度倒したドンモモタロウの復活に手を貸した、と聞いてるけど」
ソノイ「それは・・・」

手を貸したからこそソノイはタロウの力を使ってパワーアップできたんじゃないですか。その辺りの経緯を考慮してほしい。
そもそもタロウ復活させなければパワーアップの必要性もなかったような気がしますがその辺はおいといて。


タロウ「そうか。あのソノシとやらはあんたたちの戦いぶりを調査しに来たのか」
ソノイ「ああ。戦うのは望むところだがやつの命令で・・・というのは気持ちが乗らない」
タロウ「同感だ」

戦うのは望むところ?
最近わざと戦うのを避けているようにも思えるソノイですが・・・
母親から宿題やりなさい、と言われて今やるところだった、やる気が削がれたと言っている小学生たちに見えます。


タロウ「要するにヒトツ鬼になりそうな人間を探せばいいのか。それなら心当たりがある」
ソノザ「本当か?」
タロウ「ああ。しかし随分はっきり言うんだな。あんたらしくないような気がするが」
ソノイ「・・・わかっている。それだけ切羽詰まっていると思ってくれ」

まあ無限床拭きは嫌ですもんね。
それはともかく監査官が送り込まれている時点で疑われてますからね。例えソノシを倒したところで問題の根本的な解決をしなければ意味がないのですが・・・果たしてソノシは今後どうするのか。どうしたいのか。気になります。


ソノシ「お前たち・・・忘れないぞ決して・・・お前たちの運命は・・・私の手に!」
ソノザ「なぜだソノイ・・・なぜやつを倒さなかった⁉」
ソノイ「確かにやつは嫌なやつだ。だがそれでも脳人・・・。私たちの仲間だ・・・」

いい事言っている。ように聞こえる。実際は全然違いますが。
そもそも監査官がむかつくからヒトツ鬼憑りつかせて倒そうぜ!とか言い出したのソノイですからね。
最後の最後で迷うぐらいなら最初からそんな事を言い出さない方が・・・とは思うのですがそれだけ切羽詰まっていたんでしょうね。多分。


ソノニ


ソノニ「犬塚翼」
翼「今日はなんだ?」
ソノニ「獣人・・・ではないようだな」
翼「はあ?フッ・・・さあな」
ソノニ「元に戻ったのか。でもどうやって?」
翼「お前には関係ないだろ」

翼解放にソノニは関係なさそう。そもそも関係あったら今頃眠りの森で獣人駆逐されてそうですし。
しかしこのシーンのソノニ。
真一と同じくソノニも壊れ始めた・・・いやむしろ始まったのかもしれない。最終回に向けて混沌とした人間関係が。


ソノシ「それからソノニくんはイヌブラザーとかと仲良しのようだね」
ソノニ「ご・・・誤解だ」

翼が獣人になったと知るや否やツル獣人から情報を聞き出そうとするするソノニ。
仲良しではないですね。もはや正妻と言っても過言ではない。


ソノザ


ソノシ「怪しいぞ!この!まあ一番の問題は・・・ソノザくんかな。オニシスターとはどういう関係なんだろうね?」
(息を吹きかける音)
ソノザ「うわっ!よ・・・よせ!ふざけるな!」

宿敵ドンモモタロウを復活させたソノイよりソノザの方が問題なのだろうか?
しかし敵幹部が戦隊メンバーのマンガのダメだししてくるなんて展開は過去の戦隊を捜しても・・・ラッキューロが似たような事をしていた気がする。つまり最終的にソノザは味方に。
・・・もう現時点で味方か。


ソノシ


ソノシ「お久しぶり。ソノイくん」
ソノイ「・・・ソノシ」

この辺のソノイとソノシの関係が気になる・・・と言いたいところですが東映公式HPにボツシーンが記載されていたので転載

ソノザ「……ソノイ、確かお前は学生時代にソノシと因縁があったな」
ソノイ「ああ。私と奴は生徒会長に立候補したのだが……結局当選したのは私だった。
ソノシはあの事を根に持っているに違いない。そういう奴だ」
ソノザ「……おれは子供の頃、意味もなく後ろから蹴られた」
ソノニ「……私は……子供の頃、耳垢をフッとやられた」
ソノイ「……ソノシの奴……昔からそんな事を……」
ソノニ「……なぜ、あんな奴が監察官に……」
ソノイ「家柄だ。奴は上級貴族の生まれ」
ソノザ「ふん。名家の七光か」

つまり同級生って事ですね。過去からの因縁がある模様。
・・・なぜこのシーンをカットしたのか。と言っても他のシーンも外せないですし仕方ない気もする。
しかしこのシーンからソノイ達は上級貴族ではない事がわかりますね。3人衆の仕事は上級貴族が行う仕事ではない模様。世界の安定の為に必要な仕事だとは思うのですが・・・まあトップクラスがする仕事じゃないですよね。
治安維持に必要な手筈は国のトップクラスが決めますが実行するのはトップではないのは当然。
まあそれはさておき多分元老院はこの関係を知っていてソノシを送り込んだのだと思います。全く仕事しない3人衆に対する嫌がらせで。


ソノシ「結論を言うとね。君たちには一刻も早くドンブラザーズと決着をつけてほしいのよ。私の報告次第じゃ君たちは元老院で裁判にかけられ無限の床拭きの刑よ」
ソノニ《無限の・・・》
ソノザ《床拭き・・・》
ソノイ《それだけは・・・》

報告次第という事はまだ改善の余地があると思っているのでしょうか?
しかし無限床拭きの刑というのは・・・ソノシが考えた刑なのか、それとも脳人の傾向としてこの手の刑罰を望むのか。
まあ裁判で実行される刑なのでソノシは関係なさそうですね。凶悪犯が出るとやつには無限床拭きの刑に!と言った世論が高まったりするのでしょうか?


つよし「昨日の変な人なんだったんでしょうね?」
はるか「オカリナなんか吹いちゃってさ」
真一「おでんのことバカにしてたぞ」
タロウ「失礼なやつだ」
ソノシ「空気邪悪度・・・78パーセント!消毒!」

ドンブラザーズに変な人呼ばわりされるって・・・まあ変な人ではありますよね。つよし程ではないと思いますが。
それはさておき空気邪悪度とはいったい・・・消化器で中和できるものなのでしょうか?
・・・いやそもそもあれは消火器なのか。それとも脳人特性の消火器のようにみえる何か特別な道具なのか。気になるところですが多分今後登場しそうにない。制作スタッフの片付け大変そうですし。


耳垢を吹きかけるソノシ
真一「うおっ!やめろ!汚らしい」
ソノシ「私の耳あかは金粉なのよ。でもお前たちにはもったいなかったかしら」

どういった食生活を送ったら耳垢が金粉になるというのか。
他の脳人が普通の人間に見えるだけソノシが異常に見えてしまいますが・・・まあ今更耳垢が金粉ってだけじゃキャラとしてちょっと弱いので今後もう少し頑張ってほしいと思います。


ソノシ「汚い!消毒消毒~!」
消毒後、オカリナを吹きアノーニを召喚。人々を連れ去るソノシ。
ソノイ「あれではヒトツ鬼と同じだ」
タロウ「お前か。なんのつもりだ?」
ソノシ「見てのとおり、この汚い世界をきれいにしている。お前たちもきれいにしてやろうか?」

お前も蝋人形にしてやろうか、的な事を言われても。
しかし汚物は諸毒だ!を令和になってもやる人間がいるとは。脳人ですが。
ヒトツ鬼と言われても仕方ない。
しかし普通の人間はイデオンにとって必要な資源だったと思うのですがそれを排除するのは監査官としてどうなのかと思います。
ソノシはソノシで上官から抹殺されそうな気がします。当然の上官も問題ある人物なのでその上官から・・・こうして、世界は守られた。となりそうな予感。


大野稔


ソノニ「あの男は・・・!まさか生きていたとは・・・」
大野「大野流忍法参の型」
ソノザ「まさにうってつけだ!」

まさか生きていたとは。
・・・いや脳人に斬られたら謎空間で封印されるって設定どこ行った。
ただこれに関しては東映公式HPでも触れられておりその回答がこちら

ちゃーんと理由を用意しましたよ。2つほど!

1,「32話のソノイはタロウの力が入った状態だったので、消去が不完全だった」
2,「忍者なので、謎の忍者パワーで生き残った」

さぁ! こちら、どちらかお好きな方をお持ちくださいませ!!

という事らしいです。
つまり特に理由なし!
まあ星獣鬼は除外しても3回もヒトツ鬼になってる存在ですからね。生き延びていてもおかしくはない。
とはいえこれはもうヒトツ鬼量産機と化しているのでそろそろ対策したほうが。デザグラに参加して途中退場すれば多分元に戻るはず。
問題は大野が変身せずとも戦えそうな事(勝ち残りそう)。景和が記憶を取り戻しかけているように見える事から大野も自分で願う心を取り戻しそうな事ですが。

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