景和復活の12話。
感想
景和復活。
IDコアで記憶を取り戻したから再度平和を願う心を取り戻したのではなく一徹、そして姉を守る弟の姿に共感したからでした。
つまり願う心が失われても自力で取り戻す事は可能な模様ですね。
自身の身を犠牲に守る一徹と弟の姿を見る、というかなり特殊なケースだったのでそう簡単には取り戻せないようですが。
そんな訳で景和復活した訳ですが今週も色々な情報が明かされたので気になった事をまとめ
・エントリー権は譲渡可能。ただしゲームマスターの許可が必要。
・ツムリは中立派を貫く模様。英寿個人の事は嫌っている(家族という関係が続かなければ嫌いではない?)ようですが・・・英寿排除派のギロリとギロリ配下のウィンとは対立しそう
・過去にも今回の迷宮探索ゲームは行われた模様。ゲーム自体は攻略失敗した?(退場者がいたのは確定ですが失敗かどうかは不明?)
・ジャマト語は日本語に変換可能。グロンギ語のような関係っぽいですが何故地球人の言語に直接変換できるのか?(グロンギは元々人間だから問題なし)日本人が作った存在?
・道長はウィンとの共闘を否定しなかったけれども道長は道長で運営側の情報を探ろうとしている?
・退場者を復活させることは可能(願いを書くことが出来たから)。ただしどういった形での復活かは不明?
・アルキメデルはギロリの指示を無視してジャマトの世界を創ろうとしている?完全に制御不能っぽい。
・フィーバーフォームカッコいい。特にギーツとタイクーン。
といった感じでしょうか。
一番気になるのはジャマト関連。
「世界は我々の物だ」「デザイアグランプリを破壊~(聞き取れない)」
というアルキメデスの発言。
世界は我々の物、という事はジャマトは世界征服、というか人間の駆逐が目的なのでしょうかね?
デザグラ運営側の真意は不明ですがジャマト側を育て、人間と戦わせていた模様。先週ギロリが「指示していない」云々の発言がありましたが成長を制御しつつ人間とジャマトを争わせていた可能性が高そうです。
そのことをよしとしないジャマト側が暴走。
デザグラを破壊して人間を滅ぼす事を決意したとかですかね?
ジャマトが異形の姿であるのに対して現時点でボス格と思われるアルキメデルが人間の姿をしている理由は不明ですが人間とは対立する存在には違いないようです。
もしかすると本当にデザグラ運営はジャマトを管理、運用して世界を守って来た可能性もありそうですね。
ただしそれはジャマト側にそれなりのメリットがなければ当然反旗を翻される事になる訳で・・・それが今回のラストでしょうか?
とにかく現時点では運営とアルキメデルの真意は不明。
レギュラーメンバーが揃った事で一致団結してジャマトに立ち向かう・・・とはいかないのが仮面ライダーギーツという作品。
それぞれの願いを叶える為に、それぞれの意思で戦っている仮面ライダー達がどうジャマトと戦っていくのか。
次週も新キャラが登場(東映公式HP参照)するようで生き残りゲームではなく物語が動き始めた感のある仮面ライダーギーツ。
色々気になる 12話 謀略Ⅲ:スロット★フィーバー 感想でした。
浮世英寿
景和「どうしたらみんなを守れる?どうしたら戦える?」
IDコアを指さす英寿
英寿「触ってみろ」
祢音「英寿・・・?」
英寿「思い出すはずだ。俺が知っているタイクーンを」
景和が平和を求める心を取り戻すまで待っていた英寿。
自分の不運を嘆いているだけなら記憶を戻さなかったと思われます。
心を失っても戻る前例を知っていたから景和を待っていたのか。それとも景和なら前例はなくとも心を取り戻すと思っていたのか。
気になるところですが・・・もしかしたら前例は自分の例があるのかもしれないですね。
明言されていないですが英寿はデザグラから離脱していた時期があるっぽいですし。
11話の会話
祢音「ねえ・・・英寿にとってお母さんってどんな人?」
英寿「会ってみないとわからない。ただ一つ確かなのは・・・命をかけて戦う価値がある存在だ」
この会話、そして家族の事は忘れたよと話していた事もあるので記憶は取り戻せてないけれども(理由不明)家族に会いたいという心は取り戻しているはず。
自分が出来たのなら他の人間にも、特に自分のライバルとなるようなライダー達には出来ると信じていたとか?
英寿「これが本当に世界を守るゲームなら断る理由はないはずだ。それとも・・・それだけではない秘密でもあるのか?」
ゲームマスター「・・・いいだろう。仮面ライダーケイロウがエントリー権を譲渡するなら」
一徹「ああ。構わない」
ゲームマスター「タイクーンのIDコアを移送する」
英寿は英寿でデザグラの目的がなんとなく把握出来ている模様。少なくとも純粋に世界を守るゲームとは認識していないようですね。
まあ世界規模の理想を叶える力のあるデザグラ運営ならジャマトの侵攻を阻止する事ぐらい容易でしょうし。他に何か目的があると思うのは当然。
で、ゲームマスターも現時点でその目的を明かす事は出来ない上にジャマト側も不穏な動きを見せているという事でライダー側にも戦力が欲しい。
双方それなりにメリットがあるという事で景和の追加エントリーが決定したのだと思われます。
ゲームマスターは追加のエントリー権を持っている時点で他のライダーのエントリー権を譲渡する必要性もなさそうですが無条件でライダーを復帰させる前例が出来ると後々面倒な事になりそうなのでケイロウのエントリー権を譲渡させる形となった、と考えるのがよさそうですかね?
英寿「なんで運営が俺を落とそうとしているのかは知らないが俺はゲームマスターの思いどおりになるつもりはない。俺たち参加者はゲームマスターの駒じゃない!俺たちの意思でここにいる。俺たちの意思で戦っている!俺たちの運命は誰にも決めさせない。俺たちの手で決める」
運営側の意図、落とそうとしている理由には気が付いていそうですが(母に関する情報を得られない、つまり英寿の真の目的は運営に不利益となる可能性がある)そんな些細な事はどうでもいい。それより自分たちの運命は自分たちで手繰り寄せる、という意思表明にみえます。
これから運営と真っ向から戦っていくと宣言した宣戦布告のようなものにも聞こえますね。
桜井景和
一徹「英寿さん、頼む・・・彼のことも守ってやってくれないか?私はもう戦えない。だから・・・」
景和「待ってよ!それじゃおじいちゃんは・・・」
一徹「もうこれ以上若い君たちの足手まといにはなれない・・・」
景和「そういうわけにはいかないよ!
一徹「君たちはまだ若い。幸せになれる時間が・・・可能性がまだたくさんある」
このシーン。そして・・・
ジャマトに襲われる姉を守るとする弟
良樹「こっちに来るな!お姉ちゃんを傷つけるな!」
景和「ありがとう。君のおかげで大事なことに気がつけたよ」
このシーンで景和覚醒。
他人を守ろうとする人たちを見て景和も平和を願う心を取り戻した訳ですが・・・そういえば景和が世界平和を夢見るようになったきっかけはなんでしょうね?
ただ単に世界が平和であってほしいな、と思っていたのか何かそう思うきっかけがあったのか。
両親がデザグラに巻き込まれ不在になったのは数年前?っぽいですがその時なのか(姉を守ろうとして平和を願った?)、それ以前に何かあったのか。気になるところです。
IDコアを触り記憶が戻る景和
景和「そうだ・・・俺は・・・」
ゲームマスター「勝手な行動は慎んでもらいたい。浮世英寿くん」
景和「ゲームマスター頼む!俺をエントリーさせてくれ!」
ゲームマスター「桜井景和くん。君は守られるべき一般人だろう」
景和「こんな俺でも・・・やれることがあるって信じたいんだ!」
記憶が戻った瞬間戦う決意を固める景和。
まあ脱落したのが戦う意思を固めた瞬間ですからね。その記憶が戻ってさらには守るべき人たちがいる。やる気満々だぜ!なのは当然ですよね。
しかしゲームマスターがコアを触らせるのを嫌がってはいましたが・・・なんでこんな簡単に記憶が戻る仕様にしたのか。沙羅も偶然景和のコア触って記憶を取り戻してましたしね。ゲームマスターなら勝手な行動が出来ないようにしておくべきだと思います。それともシステム的なものに口出しできない程度の立ち位置なのでしょうか?
マグナムバックルを英寿に渡す景和
景和「はい。思い出させてくれたお礼に」
英寿「フッ・・・遠慮なく」
思い出させてくれたお礼。
再度退場の危険性があるデザグラに参加する事になった景和ですが巻き込まれた事を嘆くのではなく平和を脅かす存在と戦う力を取り戻させてくれた事に対して礼を言う。
本当に景和らしさが戻ってきたように思えますね。
祢音「また世界平和をお願いするの?」
景和「ううん。俺の願いは退場した全ての人たちが蘇った世界」
英寿「相変わらず壮大だな」
景和「そのためにもできることからやるよ。勝ち抜けると信じて」
英寿「まあ勝つのは俺だけどな」
ツムリ「感じ悪っ」
景和の願いは退場者の復活。
前回破損したIDコアがジャマト農場(?)で使われていましたが・・・運営側には問題ない模様。
まあ蘇ったからといって元に戻るとは限らない(ジャマト化する可能性とか?)ですしどう蘇るのも不明ですがとりあえずは叶えられる願いのようです。
・・・西暦元年以前からやっていた模様のデザグラだと数千、下手すると数万単位で蘇りそうですがそれは大丈夫なのだろうか。デザグラ運営側じゃなくて人間の世界的に。結構混乱しそう。
まあその辺はともかく景和らしい願いだとは思います。しかし景和の株が上がる一方でツムリの英寿に対する株は下がりっぱなしですね。
吾妻道長
ウィン「この迷宮を出る手掛かりならわかってる。ギーツを出し抜いて俺たちと脱出するか?」
尾形次郎「助かった~!」
道長「おい!お前らのてほどきは受けない。俺は俺のやりかたでギーツに勝つ」
まあ道長ならそうしますよね。
透の件もあるので人を陥れようとするような行為には絶対に賛同しないと思っていました。ですが・・・
道長「なんで運営側のお前がゲームに参加してる?ゲームマスターの目的はなんだ?」
ウィン「教えたら俺たちに協力するか?」
道長「・・・内容次第だ」
内容次第では協力も考えなくもない、的な返答をしています。
ライダーはライダーでほとんどが自分の願いの為に人を陥れるクズ。そのライダーを駆逐する為に戦っていた道長。しかし運営も英寿を陥れようとしてる模様。まずはその真意を確かめようって事なんでしょうかね?
道長はライバルポジションのライダーのようですが最終的には英寿と共闘となりそうな予感。もしくは敵幹部と相打ちとなって脱落しそう。
晴家ウィン
英寿「今度はアケビ・・・」
傷跡から文字が入れ替えられた事に気づく英寿
英寿「フッ・・・」
文字を正しい順番に戻す英寿
ウィン「えっ?ちょちょ、ちょちょ・・・!はあ⁉なんでわかった⁉」
英寿「キツネを化かそうったってそうはいかない」
基本的に色々と残念な頭脳ですよね。
作戦が雑。とは言え傷が無ければ発覚しなかったと思われますし短時間で出来る嫌がらせとしては効果的だとは思うのですが・・・
変なリアクションしてるから入れ替えをした事、そして正解に戻った事を自白したような形になってしまっているんですよね。やっぱり色々残念な頭脳。
ギロリは本当にウィンを刺客としているのか、それとも他の目的のカモフラージュにしているのか気になります。
丹波一徹
ツムリ「桜井景和様のエントリーに伴い丹波一徹様はここで脱落となります」
一徹「ああ・・・。助けてくれてありがとう」
景和「でもおじいちゃんにもかなえたかった理想の世界があったのに・・・」
一徹「いや。今を精いっぱい生きていればまだまだ現役。若くなりたいとは思わなくなったよ」
景和「どうかお元気で」
結局退場ではなく脱落。
確かにまだまだ現役ではありますよね。ブーストフィーバー、もしくは複数のフィーバーライダーでようやく倒せたジャマトライダーの必殺技をくらっても最後まで生き残ってましたし。
若くなっていたら最強のライダーとなっていたでしょう。惜しい人が脱落してしまいました。
ツムリ
英寿「しかしゲームマスターの命令に従わされて大変だな。ツムリに一目惚れなんて大芝居までしちゃって・・・」
ウィン「・・・気づいていたのか?」
芝居だったのでしょうか。ツムリは本気で嫌がっているように見えてましたが。
まあツムリは芝居であろうがなかろうがウィンから言い寄られたら本気で嫌がりそうではありますが。結構素の感情出してますよね。
景和が負傷した時は(サボテン戦)景和が退場する前に脱落扱いにさせていましたがあれは運営判断ではなくツムリ判断でやっていたように思えてきました。
英寿と違って景和の事は嫌ってなさそうですしね。(景和の願いに対して肯定的にも見えるシーンがあったはず)
英寿「俺を出し抜いて落とす気だったのか?」
ウィン「仕方ねえな・・・なら実力行使に出るまでだ」
英寿「俺とやる気か?」
ツムリ「待ちなさい!」
ウィン「なんで止める?」
ツムリ「参加者の妨害は違反行為です。ナビゲーターとして見過ごすわけにはいきません」
笑う英寿
英寿「なら正々堂々勝負だ」
英寿の事は嫌ってはいるようですがそれでもナビゲーターとしてのプライドはある模様。
英寿を直接排除するというゲームマスターの意向にも反対しているようですしツムリはギロリと違った思惑がありそうです。純粋にゲームの運営をしたいと願っているとか?
英寿も英寿でそのツムリを好ましく思っているようですが・・・ツムリは後半ライダー側につきそうな気がします。デザグラの本当の目的が明かされた後?
逆に言えば本当目的は知らないって事にもなりそうですが。
ジャマト語
英寿「ここにある文字は管内にあった絵画についていた文字。ヒマワリの「ヒ」。ウツボカズラの「ラ」。アケビの「ケ」と同じ文字だ」
景和「じゃあ答えは「ひらけ」だ!」
エラー音
道長「違ったようだな」
英寿「ジャマトの言葉だ。やつらは変身する前「ジュラピラ」と言っていたが、もしジャマトの言葉で「変身」を意味していたとしたら・・・ここに書かれているのはジャマト語の音読表だ」
ジャマト語はリントの言葉に変換可能。
これでようやく今までジャマトが何をしゃべっていたのかわかる・・・と言いたいところですが歯抜けが多すぎますし面倒なので翻訳はやめておきます。後々公式で字幕翻訳してほしい。クウガのように。
しかしちょっと気になる事が。ジュラビラ・・・ヘンシンって言ってましたがつまり変身・・・変身と言っていた事に。
やっぱりライダーになるなら変身って言っとかないとね!というジャマトの矜持をみました。
単にリントの言葉を学習中なだけかもしれませんが。
ジャマトライダー
ライダーの攻撃でフィーバーバックルを奪われるジャマト達
この描写からするとジャマトライダーに変身しなければバックルは使用できないって事なんでしょうかね?
使えるなら使っていそうですが。ただし進化する怪物のようなので後半は普通に使ってくるのかも。もしくはジャマト全員ライダーに変身してくる可能性が?555劇場版のライオトルーパーのように。
フィーバーマグナムフォームで必殺技を放つギーツ
ジャマトライダーを撃破。バックルを破壊する。
現状ジャマトライダーを倒すのには倒した後バックルを破壊する必要性がある模様。ドライバーが有限なのが救いですが・・・厄介な敵には変わりないですね。
ただし強化フォームのかませ犬にされそうな気もしますが。まとめて薙ぎ払われそう。
アルキメデル
アルキメデル「さあ・・・世界は我々のものだ。デザイアグランプリを破壊しておいで!」
おいで、という台詞はアルキメデルはジャマトを自身の子供扱いしているように思えます。
単に自分が育てたから子供と思っているのか。それとも自身が生み出した種族だから子供だと認識しているのか。
世界を奪うのが目的っぽいですが・・・何故人間のように見えるアルキメデルがこんな種族を生み出した(育てた?)のか気になるところです。
デザイアグランプリ
ツムリ「こんな所で一体・・・」
ウィン「前にも同じゲームに挑んだ参加者がいたはずだ。何かきっと痕跡が・・・」
誇りまみれになったバックルを発見するツムリ
ツムリ「確かに・・・昔この部屋で誰かが退場したようですね」
ウィン「ほらほらほら!あったぞ~!あっ・・・ギーツ⁉」
英寿「先輩ライダーが解いた暗号のヒントか」
かなり詳細にデータ集めていたようですが本当にライダーが集めたのでしょうか?
運営側がヒントとして出したものに追記したって感じなのでしょうかね?
しかし無敗の英寿がいるわりに失敗したケースが散見される(缶蹴りゲーム、脱出ゲーム)のはやっぱり英寿が参戦していない時期が結構長かったとも言えそうな気がします。
DGPルール
ゲームマスターの許可があれば、エントリー権の譲渡が可能である
エントリー権に関する事(選別、追加、譲渡)についてはゲームマスターが権限を有している模様。
ただジャマト側には指示を出す事しか出来ない(そして無視された)事からゲームマスターも大した権限はなさそうですね。
もしかするとアルキメデスがジャマト側のゲームマスターという可能性(そして同格の存在なので指示を無視された)があるのかも?
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