暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン46話 なつみのよのゆめ 感想

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感想


みほが死ぬとは思わなかった・・・

物語的には全て作り物だったジロウの方が悲惨だったのですが・・・つよし的にはこれ立ち直れなくないですか?
みほ関連でヒトツ鬼3回もなったつよしが自力で立ち直れる気がしない。これからどうやってハッピーエンドに持って行くというのか・・・
もう翼が刺されるENDしか思い浮かばない・・・

つよしはついては不毛な考察になりそうなのでこの辺でやめておいてタロウについて。

・・・前回の感想で色々考察したのがバカみたいじゃないですか。
みほ「ひとつ教えよう。月は空だけにあるわけではない」

この台詞。凄い深い理由がある台詞だと思ったのですが・・・全くそんな事はなかった。
まさか物理的に侵入方法教えていただけとは。
とは言えみほも自分の言いたい事を全て言った訳ではないので他に意味合いがあるのかもしれませんがそれについて追及すると長くなるので省略。

で、それ以上驚いたのが獣人問題の解決方法。
タロウが全力出せば全て解決する問題だったとは。
Sランク獣人と言われたペンギン獣人でしたがふたを開けてみればタロウに乗っ取られてしまう結果に。お前はスコルピオワームか。

とは言え自力で覚醒し、獣人たちを統べる事は難しかった模様。
夏美であり、みほでもある鶴獣人がタロウと本気で夢を語り合った(?)からこそ出来た方法ですね。
まるでゼロワンの不破さんと唯阿さんのようだ・・・。
タロウも唯阿さんも夢はないですがタロウも夢ないので多分合ってる。気がする。

やや(やや?)強引な解決法方法とは言え納得はできるような気がしないでもない展開。
タロウは現時点では夢よりも現実が大事。そして獣人問題は獣人を封印しておくことが重要なのではなく獣人が罪を犯す事が出来ない状態にできればよい。
なので封印はしないけれども出てきたらただじゃおかない、と実力で物理的に釘を刺したような状態に持ち込んだのが今回のタロウ・・・って解釈でいいのかな?井上大先生。

まあ一応鶴獣人との「縁」。そして鶴獣人の「夢」によって獣人問題は解決した(?)のでタロウが培ってきたものが問題解決に貢献したといっても過言ではないでしょう。多分。きっと。

といったところで獣人問題は解決。
残る問題は・・・元老院含む脳人関連の問題。他は・・・
全てを失ったジロウ。みほをうしなったつよし。つよしに狙われそうな翼。
はるかは・・・漫画家問題が残っている。
よしレギュラーメンバー全員問題残ってますね。

・・・いや真一を忘れていた。初回登場で奇人変人と称されていたのに・・・今や一般人代表。ちょっと可哀そうですがはるかとラブかける2になれるように頑張って下さい。

といった訳で残り4話で問題山積みですが果たしてどうなる事か。
色々と気になる引きでしたがそれ以上に解決しそうにない残りの問題が気になる ドン46話 なつみのよのゆめ 感想でした。

桃井タロウ


タロウ「おい。どいつでもいい。さっさと俺をコピーしろ」
寺崎「ほう・・・意識があるのか。しかしバカなやつだ。自分から折り紙を食べるとは・・・」
タロウ「俺もジロウも同じドン家の者。変わりはあるまい」
寺崎「そうだな。ペンギンは王家の象徴・・・つまりドン家。そしてドン家の者はこのも森の守り人となる」
タロウ「あれが本物のお前か?」
寺崎「そうだ。100年間ここで眠り続け命を終えた。俺も、もうすぐ・・・」

自分から捕らわれてこの言い様。さすがタロウ。
それはともかくドン家は獣人を生み出した責任を取る気はあった模様。

人間と脳人の寿命の差が不明ですがタロウの成長速度を見る限り人間とほぼ同じと思われます。
で、寺崎が森の守り人になったのが100年ほど前。少なくとも100年前から獣人は存在し、ドン家も獣人を作った責任を取ろうとしたようですが・・・ドン家が滅びたのはいつ?そして何故でしょうね?

タロウが赤ん坊の時に滅亡だとしたら約20年前。獣人を生み出してから期間が長すぎます。
その間、獣人が悪さをし始めたようには思えない(人間界での活動もせいぜい1年?)。獣人を管理しながら脳人の世界・イデオンを滅亡させかけた罪で滅ぼされるというのはかなり理不尽に思えるのですが・・・

となるとやっぱりラスボスは元老院でしょうかね?
初期の三人衆・そしてソノシを見る限り純粋な脳人は人間を資源として思っていない事はほぼ明らか。その資源を大事にしようと言い出すとイデオン世界に影響が出てしまうと考えたのか。それとも単に人間に影響されるのが気にらなかっただけなのか。
理由は不明ですが元老院がラスボスならばその辺はきちんと説明してほしいところですね。
もちろん他にラスボスがいる可能性はありますが・・・マザーぐらいしかいなさそう。今回の件でジロウがさらに闇落ちしてラスボスになる可能性は・・・多分なさそう。


ソノイ「ならばタロウに伝えてくれ。私たちと手を組もうと」
ソノザ「今や敵は同じだ。問題あるまい」
真一「どうかな・・・タロウが「はい」と言うとは思えない・・・昨日まで敵だった君たちとすぐに同盟を結ぶとは・・・」

確かにタロウは「はい」と言わなさそう。今回共闘していましたが・・・次回予告からするとそうすんなりいきそうもないですね。
タロウは必要であれば自分の意思をあまり気にせず行動すると思うのですが・・・ソノイは別なんですよね。意地を張っているようにも見える。
それだけソノイが特別な存在と言うことでもありそうですが・・・


ペンギン獣人「配達の・・・時間だ・・・」
翼「桃井・・・やはりお前まで獣人に・・・」

Sクラスのペンギンでもコピー元になった人間の影響を受けるのか。
それともタロウだからペンギン獣人にも影響を与えたのか。
実際どうなのか不明ですがタロウだから影響を与えたに一票。だってタロウだから。
しかし椎名ナオキの未来はこのペンギンがタロウをやっていたのでしょうね。そりゃ色々もめ事も起きるって話ですよ。

倉持夏美「お前獣人になったか。しかもペンギンの」
ペンギン「ツルの分際で文句があるのか?」
夏美「そうかわかったぞ。なぜお前が獣人になったか・・・」
ペンギン「どけ」
ペンギン獣人の顔を叩く夏美
夏美「思い出したか?お前のするべきことを」
タロウ「ああ。礼を言う。だがなぜお前は俺に関わる?」
夏美「人間は悲しい。そしていじらしく愚かだ。私は・・・もういい」

ただ何故未来ではこのやり取りが無かったのかは不明。
椎名ナオキがやった事は翼を救出する事とマンガに眠りの森への侵入方法のヒントを残した事。

侵入方法のヒントはタロウが勝手に理解したのでほぼ無意味。(タロウが自我を取り戻せなければ意味はあったはず)
なので翼を助けた事が関係ありそうなのですが・・・未来では翼は救出されず誰かがムラサメでツル獣人を消し去ったとか、でしょうかね?
それなら真ちゃんがみほの事を聞かれて「言えない・・・それだけは」と言葉を濁したのも説明できそう。

という事で個人的には未来ではツル獣人がムラサメで消され、タロウはペンギン獣人のままになっている説を推しておきます。
東映公式HPにもifルートではペンギン獣人が暴虐の限りを、と書いてありますし(あの文章自体は半公式ですが)大きくは間違ってなさそう。

話が完全にそれたのでこのシーンについて。
先週に引き続き思いっきり井上節炸裂な上に断言もしていないのでわかりづらいですが獣人問題には大きく関係あるので整理。

タロウが獣人になった理由。ドン家の末裔として責任を取る為。
タロウがやるべき事。獣人になることではなくドン家のまま責任を取る事。
鶴獣人がタロウと関わる理由。タロウと自分が近い存在だと思ったから(?)

わかりづらい。そもそもあまりタロウとツル獣人って会話してないですしね。

東映公式HPにツル獣人が何故タロウの目を覚ます事が出来たのか、と言う事に触れてはいますが・・・よくわからない箇所が多いです。

まあ井上先生も断言してないですしここは自分なりの解釈を。
人間をコピーする事で人間を知る事が出来た。タロウは人間を知ろうとしても知る事が出来ていない。獣人である自分を創り出したある意味創造主的なドン家の末裔が人間を知ろうとしても自分以下の理解しか出来ていない。ある意味不憫に思い色々助言した。
といった感じ?自分で書いていてもよくわからない。

もう超簡単に書いてみます。
自分は人間になりたかった。なれなかった。タロウはなれるかもね!上から見ててやるよ!
的な感じでしょうか。そういう事にしておこう。


タロウ「わかったぞ。森への入り口が」
翼「桃井・・・!お前どうして・・・?」
タロウ「俺は獣人。だから森のことも全てわかる」
寺崎「お前まさかそのために獣人に・・・?いやお前は獣人にコピーされたのではない。逆に乗っ取ったな⁉」

感想でも書きましたが・・・スコルピオワーム、いやそれより悪質。
ドン家のものが100年眠っているという話を聞いた後に乗っ取ろうなんて発想そうそうできないですよ。
・・・まあ鶴獣人いなければ眠ったままでしたが。
それはともかく覚醒した後乗っ取ったのはタロウだから出来る事。タロウならできますよね。タロウだし。


翼「ムラサメ!」
タロウ「よせ!その必要はない」

ゴールドンモモタロウにアバターチェンジするタロウ
タロウ「聞け!獣人ども!お前たちの存在に罪はない。だが人間を襲うという罪を犯した。二度と同じ罪を犯すな。お前たちは永遠にこの森で暮らせ。外に出ることは許さない。文句があるやつは・・・俺が相手をしてやる」

超上から目線のタロウらしい説教。
獣人に罪はないけど罪を犯したら消すよ、外にも出るなと宣言するのは暴君では・・・と言いたいところもありますが落としどころとしてありなのかなと。
鶴とペンギンがいても猫の暴走は抑えられない事は事実。徒党を組んで鶴襲うぐらいですし。
外に出たら確実に罪を犯す。なら妥協案として外に出るな、というのはギリギリあり?話し合いも無理ですしねえ。
獣人の食料問題はどうするのかといった問題はありますが(肉系を好んで食べていた事からアノーニを食べなくても生存はできそう?)・・・それは今後解決する問題でしょうかね?

で、ちょっと話は戻りますが何故タロウが獣人になって鶴獣人に叩かれたのかわかりました。
要は獣人になって責任を取るのではなくドン家のまま責任を取れって話ですよね。
獣人になるのはある意味逃げ。ドン家が獣人を作った責任を取るのならばドン家のまま責任を取り続けろって事ですね。
今気が付いたので上で書いたところで色々おかしいところが出てきてしまいまいたが・・・直すの面倒なのでそのままにしておきます。


鬼頭はるか


はるか「あの・・・それで雉野は?なんとかならないの?前にタロウを助けてくれた時みたいに・・・」
ソノイ「無理だ。あの時とは条件が異なる」
はるか「そんな・・・じゃあ雉野はもう・・・」

はるかってこういう時はきっちり他人を心配しますよね。
あばたろう(よっぴー) オニがみたにじ(2代目オニシスター) おかえりタロウ(タロウ) もしもしユーレイ(ユーレイ)などなど。普段からこういった台詞を言っておけばヒロインっぽく見えるのに・・・普段ががね。

はるか「あっ雉野!よっぴーも!おかえり~!」

まあ色々あってよっぴーも戻ってきましたし後ははるか先生の本領発揮を・・・あれ結局花村と花村の母親はどうなったのか?
花村母親は鶴獣人じゃないかって説聞いた気もしますが・・・果たしてはるか関係の問題は解決するのか気になります。


猿原真一


真一「大体君たちは今まで多くの人間を消去してきたのではないのか?」
ソノイ「ではどうすれば・・・?」
真一「まずは誠意を見せてほしい」

まるでヤク〇の言い方・・・介人も突っ込んでましたが。
とはいえ本人的には絶対に金で誠意をみせる事はないのですが(アレルギーだし)・・・言い方が悪かったですね。
とはいえ今まで散々襲撃されてきた事を考えると真一の言い分はもっとも。
まずは誠意を・・・まずは、か。次にもありそうな言い方。やっぱり言い方が悪い。


犬塚翼


ジロウ「あっ犬塚さーん!あれ?タロウさんは?せっかくルミちゃんを紹介しようと思ったのに・・・」
翼「お前・・・どうかしてるぞ」
ジロウ「えっ?」
翼「しっかりしろ!ルミなんていない!いないんだ!」
ジロウ「・・・はい?」

前にも見たやり取り(人形と話すつよし)。
翼は失った恋人を探して他のメンバーにおかしい人間扱いされていたのに実際は他のメンバーが実在しない人物について語っていた事が判明。
まるでホラー映画ですね。実は狂っていたのは主人公ではなく周囲の人間だったのです・・・。

ジロウ「紹介します!僕の彼女のルミちゃんです!」
ルミちゃん「よろしくお願いします」
ジロウ「もう・・・バカ言わないでくださいよ。ルミちゃんがいないなんて。ねえ~!」
翼「犬塚翼だ。よ・・・よろしくな」

で、いないとわかりきっているのに事件解決の為に話を合わせる翼。
・・・もしかするとドンブラザーズは本格的なホラーだったのかもしれない。一見まともなそうな人間に潜む狂気を追う・・・一見まともそうだったのはいつの話か。ジロウも出てすぐにお供処刑するとか言ってたし・・・

ジロウ「っていうか大体ホントにいるんですか?夏美さんとかみほさんとか・・・怪しいですよ」
翼《お前が言うな!》

そして話は本人の意思と関係なくホラー要素が増していく。
これほどまでに「お前が言うな」案件はそうそうない。

翼「夏美・・・!」
夏美「翼・・・?私ずっと夢を見ていたような・・・」
翼「夢は終わった。俺を見ろ。ずっと俺を・・・」

かと思ったらラストは恋愛映画のハッピーエンドに。
・・・本格的なホラーが始まるのはこれからかもしれない。
次回。精神的なホラーは終わり、物理的な恐怖(つよし)が翼を襲う?


桃谷ジロウ


ジロウ「犬塚さん!なぜタロウさんが獣人に・・・?どうして⁉」
翼「ああ・・・やつはな・・・お前の代わりに獣人になった」
ジロウ「そんな・・・ウソだ・・・意味がわからない‼」
寺崎「本当だよ。その男の言葉は」
ジロウ「寺崎さん・・・」

寺崎さん・・・何も止めを刺さなくても・・・。
まあ今回の描写を見る限り寺崎さん本当に消滅直前っぽかったので話さないといけない事だったのですが。

ジロウ「あの・・・寺崎さん。何の話?」
寺崎「俺がお前を育てたのはそのためだ。俺の後継ぎとして・・・お前に謝りたい。この村でお前と俺はずっと二人きりだった。だから俺はお前の友人たちの幻を作った。お前がここで楽しく生きられるように」
ジロウ「何バカなこと言ってんだよ・・・幻って・・・そんなわけないじゃないか!」
寺崎「俺はもうすぐ死ぬ!お前の代わりに桃井タロウという守り人も生まれた」

立崩れ、すすり泣くジロウ。

いつ作ったんでしょうかね?4人の幻を。
闇ジロウからジロウの人格が生まれた以前には作っていたと思うので・・・ほぼ最初から?
ルミちゃんの母親はいたはずなので友人の家族関係も作っていたはず。ペンギン獣人流石に凄いですね。さすがSランク。タロウに一瞬で乗っ取られましたが。

ジロウ「そんなわけないよね?ルミちゃんたちが幻だなんて・・・だってここにちゃんといるし・・・」
4人「そうだよ」
ジロウ「じゃあ・・・」
闇ジロウ「タロウを助け出して今度こそ俺が倒す・・・!」
ルミちゃん「いってらっしゃい!」
消え始める4人
ジロウ「あっ・・・!」
ジロウ「ジロウくん頑張って!」
三増・佐五「頑張れよ!」
八会「頑張れよ!ジロウ!」
ジロウ「ルミちゃん・・・そんな・・・」
4人「頑張れ!」
消滅する4人
ジロウ「みんなも・・・ウソだ・・・ウソ・・・」

そして結局全員消えてしまうとか・・・。ジロウに立ち直れるのか心配ですね。
最後の最後で幻とは言えジロウを応援していたので大丈夫そうな気もしますが・・・
ただそれ以上に気になるのが闇ジロウ問題。そもそも最初の人格が闇ジロウですし。
ラスト4話。脳人問題解決に向けて色々やると思いますがジロウ・闇ジロウ問題について言及してくれるのか心配です。


倉持夏美 鶴獣人


猫獣人に襲われる夏美
夏美「そんなに嫌いか。私のことが・・・」

なぜここまで夏美、鶴獣人は嫌われていたのでしょうかね?
猫に大人しくしろ、と攻撃し続けていたのが原因なのか、それとも別の原因があるのか。
あまりにも人間に近寄り過ぎ、思考が獣人のものと違ってきてしまったので排除されてしまったのでしょうかね?

夏美「倒せる・・・!森の人々が解放されれば獣人はもはや不可殺ではなくなる。やったなドンモモタロウ・・・!」

このシーンでも獣人の安否よりタロウが成し遂げた事を喜んでますし。
倉持夏美は獣人ではなく人間である事を選んだのかもしれません。

鶴獣人は物語を紡ぐ。
美容師の夢を断念し舞台女優となった夏美をコピーした鶴獣人。
夏美の夢であるみほという美容師の物語を紡ぎ、そして雉野つよしと出会い人間へと至った。

猫獣人との戦いのあと、川に流され、沈む夏美

なつみのよのゆめ は今回のサブタイトルですが・・・人の夢と書いて儚い。もの悲しいですね。
・・・いや井上先生脚本で水に沈んで死んだやつがいただろうか?いやいない(断言)。
アギトでも555でもキバでも沈んだやつは全員生きてた。むしろ水に落ちて死んだ特撮ヒーローなんてゴセイジャーのマジス(あれは崖?)ぐらいしか知らない。
という訳で逆に生存フラグではないかと思えてきました。
個人的には雉野はみほと一緒になるENDを期待しています。
・・・まあ雉野成長して自立ENDでもいいのですが今までの描写から見るとよほどの事がなければ無理そう。それこそ翼を刺して正気に戻るとか。


五色田介人


ソノザ「しかし誠意とは・・・?」
介人「一般的に人間界で誠意とは・・・金のことだ」
真一「違う!もっと心のこもった誠意を・・・やめなさい!」

介人・・・。
前回のゼンカイジャーではそんな子ではなかったのに。
彼は1年というモラトリアム期間を経て大人になってしまったんですね。大人になるって悲しいことなの・・・。


脳人3人衆


ソノニ「なぜ元老院は急に私たちの処刑を?」
ソノイ「ソノシのせいだ。やつが元老院にそう進言したのだろう」

自分たちのやった事を思い出してほしい。
ソノシが上官→気に入らないから倒そう→普通に倒すとダメ→じゃあヒトツ鬼化させて自分たちに非が無いようにしよう→トドメさす寸前で思いとどまる
うん、急にでもなんでもなくただの自業自得ですよね。むしろ遅かったぐらい。
まあ元老院もソノシ一人では手に余る案件だと判断してソノゴ、ソノロクを招集したと思われます。
・・・もう極悪人じゃないですかね?3人衆。

ソノニ「マスターが言っていたな。誠意はお金だと。お前たち、元老院からの給付金まだ残っているか?」
ソノザ「全然だ。貴重なマンガの古本を買ってしまった。・・・勉強のために。そういうお前はどうなんだ?」
ソノニ「私も・・・エステに・・・」
ソノイ「私は・・・お・・・おでんだ・・・」
ソノシ「あ~ら、なんかもの悲しいわね。お前たち」

さらに発覚する使い込み。
マンガは人間を知る資料と言い張ればいい気もしますが・・・おでんもおでん自体高いものではない(卵買ってきて特注していたので思った以上にかかった可能性が?)。ただしエステは言い訳できない。気がする。
しかし特撮の使い込みでエステって・・・なかなかいないですよ。ゼロワンの永遠の24歳(45歳)はエステ含めて横領してましたがそれと同レベル。
クビにされ処刑されるのもやむを得なし。


許しの輪


ソノイ《本当の誠意・・・やはりやるしかない・・・許しの輪。だがどうやって獣人の森に・・・》

そういえばどこが許しの輪なんでしょうね。
異空間に閉じ込めておいた人間を解放する手段がこれ。という事は脳人にとっても異空間に閉じ込める処置はあまりよいものだと思っていない?
まあ人間は資源なので出来る限り消費させたくないから最終手段なんでしょうね。ヒトツ鬼化していなければ積極的に狩ってはいなかったですし。

そもそもなんで消滅させた人達を解放するものが眠りの森に?
もしかしたら異空間もドン家が管理していたのかもしれないですね。獣人作ったけど失敗。閉じ込めておく必要がある。ちょうど異空間余ってるからそこにしようぜ!的なノリで。
もう少し詳しく解説ほしかったですが尺的に無理そうですね。今後も。


ソノイ


寺崎「お前は脳人か・・・なぜここに?」
ソノイ「言え。許しの輪はどこだ?」
寺崎「貴様、消去した人を救うために来たのか?」
ソノイ「そうだ。それが私の誠意だ!」
寺崎「そうか・・・脳人も変わったということか・・・」

なぜここに・・・ソノイは行き方知らないはず。
その1。タロウなら知ってるだろうという事でタロウを追ったらたまたまプールに飛び込んでいるのを見た。
その2。翼を見かけて追いかけてみた。
その3。はるかのマンガからヒントを得て自力で答えにたどり着いた。

理由は不明ですが・・・いや本当に不明なのですがどうやったのか。
これは絶対に説明してくれそうにない。追及するのもやめておこう。不毛だ。


ソノニ


真一「まずは誠意を見せてほしい」
ソノニ「猿原、私に俳句を教えてくれ」
真一「ここで一句。・・・はっ!おっと危ない!そんなことでだまされないぞ!」

すげえ。
迷うことなく一番有効だと思われる手段をとってきました。
ソノニ・・・恐ろしい子。さすが愛という名の血を流した脳人。
ただ翼は翼で夏美を取り戻した訳で・・・3人の関係、いやつよし含めた4人の関係はどうなるのか気になります。


ドン家


寺崎「まず話はドン家の絶望から始まる。ドン家は脳人に絶望した。人間の命を軽んじ資源として扱うその態度に。だから人間の代わりとなる者として獣人を作った。だが結果は失敗。ドン家は獣人を森に閉じ込めた。だからドン家には責任がある。森を守る責任が」

結局ドン家は獣人をどう資源として活用したかったのか?

6話
陣「脳人の世界は人間が放つ波動によって支えられている。波動が乱れれば脳人の世界も不安定になる。そして人の波動を乱すのが欲望だ。脳人は人の欲望を否定する」

獣人は波動を安定供給するために生み出された?
人間をコピーして安定した波動を生み出せる生物を創ろう→
コピー元の人間は眠りにつきさらには制御できない生物になってしまった
という事?
まあそもそも人間の放つ波動自体がよくわからないのですが・・・まあ資源作ろうと思ったら制御できなかったという話でしょうかね?
不可殺なのは永遠に波動生み出すためだと思われますが・・・技術が凄いのか凄くないのかよくわからない。
ドンムラサメを作ったのは処分する為。生み出してしまった責任を取って処分しようとか・・・アマゾンアルファかな?

何にせよ責任取る態度を見せていたと思われるドン家を滅亡させた元老院もなかなか裏がありそうですが・・・果たして。


元老院


真一「やつらは・・・?」
ソノシ「ソノシ!」
ソノゴ「ソノゴ!」
ソノロク「ソノロク!」
3人「ハッ!」

ちゃんと名乗りしている・・・口上がないのが気になりますが。恥ずかしかったのだろうか。1~3はちゃんと前口上もあったのに。というかソノシがやらせたのに。ちょっと理不尽。


はるか「何?あれ」
真一「仲間か?」
ソノシ「ドンブラザーズ。それからソノイ、ソノニ、ソノザ。お前たちはもう終わりよ」
ソノゴ「そのとおりよ。私たちが来たからには・・・」
ソノロク「元老院はお前たちを脱落者と判断した。処刑する!」

ソノシ単独で送りこんだら何故か返り討ち(しかも汚名を着せられそうに)されたので脱落者と判断。
・・・至って正常な判断ですね。
脳人世界の安定だけみたら元老院は非常に正常な判断をしていると思われます。
という事は元老院がドン家を処刑したのは人間の感情に惹かれたのが原因でしょうかね?獣人問題はあまり関係なさそう。


新初恋ヒーロー


翼《やはりずっと満月のまま・・・どういうことだ?獣人の森と関係があるのか?》

椎名ナオキがこの時代に来た理由。
東映公式HPによると22話のマンガにヒントがあるとの事でしたが・・・

翼「この村では月はずっと満月・・・そうだな?なぜだ?獣人の森と関係があるのか?」
タロウ「わかったぞ。森への入り口が」
翼「桃井・・・!お前どうして・・・?」
タロウ「俺は獣人。だから森のことも全てわかる」
寺崎「お前まさかそのために獣人に・・・?」
タロウ「月は・・・空だけにあるのではない。ついてこい」

答えはマンガに書かれていた月でした。わかるかこんなもん!
というのもTTFCで見られる22話の原稿に月は映ってなかったんですよね。月を加筆して今回の原稿に仕立てたそうです。TTFCのをいくらみてもわからんよ・・・。
ただ今回の東映公式HPを見ると涙なしで語れない深い理由がありました。

東映公式HPより引用

”「椎名ナオキの漫画あったろ、あそこに森の入り口のヒントが隠されてるんだよ」

と、これまた大先生が仰いました。ドン43話のことです。
椎名ナオキの漫画というのはドン22話「じごくまんがみち」で描いていた
漫画「初恋ヒーロー新章」のことらしく。”

製作者側もヒントがあると知らされたのは43話。そりゃ無理ですよね。大先生が悪い。

という事で椎名ナオキが伝えたかったのは眠りの森への入り方です。
なぜ椎名ナオキが翼を救出しに森に入れたのか。その謎が解けましたね!
・・・いや口で言って?
数秒あれば言えたはずですよね・・・。
まあはるからしいと言えばはるからしい。
自分たちが苦しんでいるからお前たちも苦しめ的な発想だったんでしょう。多分。

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