共に踊れば繋がる縁! ドン最終話 えんができたな 感想です。
感想
ソノザ「展開に無理がある!お前の悪い癖だ!もっとストーリーの縦軸を考えろ!頑張れ!俺はお前を信じているぞ。お前ならできる」
37話。はるかと編集長の打ち合わせ。
こんなセリフがありました。
これは井上大先生の自虐ネタかな、と思ったものですが・・・最終回では違う結論に達しました。
ストーリーの縦軸がしっかりし過ぎていた、と。
この暴太郎戦隊ドンブラザーズはあくまでドンブラザーズのお話。
タロウとそのお供達のお話。
普通の戦隊だったら敵組織に尺を割き敵がどんな組織であるか、敵とどのような戦いを繰り広げる事になるのか、といった事に焦点を置きがちです。
要は敵があってこその戦隊な訳ですね。
しかしドンブラザーズは違いました。
ひたすら、ひたっすらにドンブラザーズ内でのやり取りに軸を置きまくり、ドンブラザーズ以外の要素が物凄くおざなりになろうともドンブラーズという戦隊を描くぞ!という気概に溢れた作品だったと思います。
結果として最終回では・・・
ソノシゴロクはぽっと出のラスボスにやられ。
そのぽっと出のラスボスはいつも通りタロウに瞬殺され。
ムラサメとマザーはなんか勝手に自己解決。
などど無理がある展開だったような気がしないでもないのですがそれはさておき。
ドンブラザーズメンバーは・・・
はるかは漫画家として完全に復活。
つよしと夏美は夢の続きを。
翼とソノニは100万から1500万の賞金首に。
真一は良い体験をしこれまで以上の俳句を詠めるように。
ジロウは・・・あれジロウは?エピローグなし?
と一部除いて物語初期からそれぞれ成長した姿でさらに戦いを続けていく、といった納得の結末を迎える事となりました。
そしてタロウは・・・
役目を終えたタロウは記憶をリセットされ戦い、ドンブラザーズとは無縁の世界に。
しかし袖振り合うも他生の縁。
タロウは再びはるかと縁を結ぶ事に。
それもこれも全てドンブラザーズでタロウとお供たちが縁を結び続けてきたから。
共に踊れば繋がる縁!とはドンモモタロウの口上ではありますが・・・共にドンブラザーズという物語を踊り続け、そして再度縁は繋がる。
暴太郎戦隊というドンブラザーズの物語の縦軸をこれ以上ないぐらい積み上げて来た戦隊に相応しい結末だったと思います。
1年間本当に楽しませてもらいました。
ありがとうドンブラザーズ。
とても良い最終回だったと思う ドン最終話 えんができたな 感想でした。
ああ、でも一つだけ言いたい。
ギイちゃんのエピソード入れるのはどうかと思う。
あれだけ見るとタロウの大切にしていたギイちゃんを他のメンバーが探して来た感動のシーンっぽく見えるじゃないですか。
あのシーンはタロウからどうしても一本取りたかったお供たちが陣からタロウの弱点となり得る情報を手に入れ、だまし討ちしようとしたシーン。
結局だまし討ちするのは止めたのですがそれはタロウの思い出を利用しようとしたのを思いとどまったからではなくタロウが負けるシーンを見たくないから、といった物凄く酷いシーンだったと思うのですが・・・
最終回にこのエピソードをぶち込んでくる井上先生はどうかしている(誉め言葉)と思います。
桃井タロウ
はるか《苦楽を共にしてきた仲間たち。でも・・・私が一番会いたい人がいない。私のマンガの主人公でもある桃井タロウが・・・なぜこうなったのかというと・・・》
最終回でも貫き通す《なぜこうなったかというと・・・》
この入り何回目なのか。
しかしこれも最後だと思うとちょっと寂しい。
しかし一番会いたい人がタロウというのは・・・意外でもないのですが気になる事が。
失踪した花村と花村の母親らしき人はどうなったのか?
・・・まあタロウの方が大事ですよね。もしくははるかが助けた可能性が?そうだと思っておきます。
はるか「ねえねえ、何かしらない?マスター」
真一「ああ。桃井タロウの様子が少々おかしいのだが・・・」
介人「知ってるよ」
つよし「えっ?」
介人「彼の記憶は今、リセットされつつある。ソノイたち脳人がドンブラザーズに入り、後継者であるジロウが成長した今、彼の仕事は終わった」
つよし「でもだからといってなぜ記憶を・・・」
介人「彼は休む時なんだ。記憶を一新して戦いとは無縁の人生を送る」
はるか「じゃあ今までのことも全部?」
つよし「僕たちのこともみんな・・・?」
真一「そうか。それでマスターは早めに桃井の誕生日を・・・」
ソノイ「バカな・・・タロウが全てを忘れる・・・だと?」
昭和の特撮を思い出させるシーン。
最終回直前で重要な設定をぶち込んでこないでほしい。
仮面ライダーですがリバイスは記憶が消えるってのはかなり前から(写真から消える描写は序盤から)やっていて、最終回直前で記憶が消えて・・・等やっていたのに比べたら・・・。
まあ井上先生なので仕方ない。555のたっくんも伏線があったとは言え最終回直前で灰化し始めましたからね。
まあそれはさておき最終回で明かされる重要な設定。
そもそもタロウあってのドンブラザーズだと思っていたのですが(ドン家がタロウの為に作っていたと予想していたのですが)そうではなかった模様。
ドンブラザーズのシステム上、タロウが必要だった訳であってタロウがドンをやり続ける必要はなかったようです。
これは予想できなかった、というか予想出来る材料と言わざるを得ない。ただし獣人の管理もドン家の義務。その獣人の管理人、ペンギン獣人も継承していくシステムだと考えればドンブラザーズのシステムも同じく継承してシステムなんでしょう。
・・・まあそもそもドンブラザーズって何をやるかよくわからないのですが。最終回になっても。
何故歴代戦隊の力を持ったヒトツ鬼が誕生するのか。何故介人が戦隊メダルを集めているのか。集め終わったらどうなるのか。何故ドンブラザーズがヒトツ鬼を倒さなければいけないのか・・・等々気になる事や山盛りでしたが全く解明されませんでしたしね。
予想は出来そうですが・・・まあ予想にしかならないので止めときます。
そういえば555もオルフェノクが何故発生するのか、等々全く解明せずオルフェノクの発生は止まらないし戦えるのは三原と海堂だけだけど後頑張ってね、的なラストだったような気がしないでもない。
これに限らず井上先生は色々とぶん投げすぎる。そこら辺も好きなのですが・・・色々モヤモヤが。
ソノイ「仲間たちの記憶が薄れていく?」
タロウ「ああ」
ソノイ《やはりそうなのか・・・タロウ》
タロウ「あんたに頼みがあってな。これからお供たちに誘われているんだが・・・」
最終的に頼ったのはお供ではなくソノイ。
これはやはりタロウにとって特別なのはソノイだったという事でしょうかね?
お供はお供で大切だけれどもソノイはそれ以上の存在。
もしくはお供に同じことを頼むのは気が引けた、という可能性もあるかも?
はるか「タロウ。いっぱい食べてね!目いっぱい」
ソノイ「鬼頭はるか。マンガを描く」
タロウ「ああ・・・はるか。お前のマンガを楽しみにしている」
はるか「うん」
つよし《桃井さん・・・》
ソノイ「雉野つよし。気が弱い」
タロウ「雉野つよし。泣くな!名前のように強く生きろ」
泣くつよし
真一「ゆっくり休んでくれ。桃井タロウ」
ソノイ「猿原真一。俳句を詠む」
タロウ「ああ・・・猿原真一。俺はいつかお前の句集が読みたい」
翼「俺は・・・俺はもっとお前と・・・」
ソノイ「犬塚翼・・・」
タロウ「誰だ?あんた。確かどこかで会ったような気がするが・・・」
ソノイ《タロウ・・・忘れたというのか。私のことまで・・・そんな・・・》
翼に関して言及が無かったのは特に言う事が思いつかなかったからではないと信じたい。
とは言えソノイは翼に関してあまり知らないような気がする(料理関係は知らなさそう)なので・・・愛に関する事かもしくは指名手配されている事について言いそう。
・・・言わなくて良かったような気がしないでもない。
それはともかく完全に忘れた訳ではなく微妙に覚えているっぽいのが切ない。「ああ・・・」と消えゆく記憶から思い出すように話してますからね。
つよしに関しては「ああ・・・」と言わなかったのは完全に覚えていたからかもしれない。こんな濃ゆいキャラそうそう忘れる訳がないですよね。
タロウ?「お届け物です。サインかハンコを・・・縁ができたな」
そしてうんぬんかんぬんでタロウは新しいタロウ?に。
めでたしめでたし・・・と言いたいところですがVシネクストがあるので再度戦う事はほぼ確定。
どんな経緯で新しいタロウはお供たちと縁を結んでいくのか。
楽しみにしています。
ソノイ
ソノイ「いいものですね。おでんというのは。こうして偶然同じ席に着いても心が和む」
タロウ「ああ、いいもんだ」
タロウが自身に関する記憶を失った直後にこのリアクション。
さすがだ・・・。
外のキャラとは心構えが違う。
ソノナ「あらソノイちゃん。ドンモモタロウはどこなの?まあどうでもいいけど」
ソノイ「タロウは今、仲間たちと最後の時間を過ごしている。邪魔はさせない」
そして最後の時間を仲間と一緒に過ごさせる為に自分はラスボスに立ち向かう。いいライバルキャラでした。
もう少し私情を挟むかと思ったのですがそうでもなかったのが意外。ラストもはるかの表彰式以外エピソードなかったですしね。もっとタロウに執着するのかと思ったのですが・・・もしかしたらタロウと一緒に配送業やっている可能性も?
もしそうならラストに登場しなかった(できなかった)理由付けにもなりそうですが・・・Vシネクストで何か判明するかも?
桃井陣
陣が握ったおにぎりを食べるタロウ
タロウ「うまい」
タロウが握ったおにぎりを食べる陣
陣「うまい」
タロウ「だが誰だったかな・・・あんた。確か前に会ったような気がするんだが・・・」
陣「気にするな」
陣 《ご苦労だったな・・・タロウ》
ドン4話「おにぎりのおに」での会話
タロウ「あんたはずっとおばあさんのおにぎりを食べてきたと言ったな。だが俺は子供の頃ずっとある人のためにおにぎりを握っていた。わかるか。握られてきた者と握ってきた者…。その差の重みが」
つよし「いやそれもうどうしようもないんじゃ…」
おにぎりを握り続けて来た人に対しておにぎりを握るタロウ。
タロウのリアクションが切ないですが陣は満足したようです。
恐らくタロウがこうなる事は知っていたとは思いますが・・・知らない人にも尽くそうとする、変わらないタロウに満足したのか。
それとも役目を終え、変わっていくタロウに満足したのか。
何にせよ陣はタロウの立派な父親だったと思います。
鬼頭はるか
記者「先生。新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』日本漫画大賞、受賞。おめでとうございます」
はるか「ありがとうございます」
記者「先生、今のお気持ちは?」
はるか「身に余る光栄です」
初登場時。そして映画時に続いて(はなたかえれじいも?)身に余る光栄と発言したはるか。
とは言え初登場時は完全に自信過剰な所がありましたが(映画時も)今回は自分だけの力ではなく、仲間の力があってこその受賞だと自覚しているように見えたシーンでした。
タロウ「お前どう思っている?ドンブラザーズに入ったことを」
はるか「何?それ」
タロウ「後悔しているか?」
はるか「全然!そりゃあ最初は死ぬかと思ったし地獄だったけど、タロウとかみんなと知り合えてさ。みんな変な人ばっかでホント笑えるし。私ドンブラザーズになって前より人間が好きになった気がする。・・・かな」
タロウ「そうか・・・よかった」
それもこれもドンブラザーズに入ったおかげ。
死にかけた、地獄だったとやや不穏な言葉が続きますが・・・まあ間違ってはいない。
死にかけたのは幾度となくあるし、ヒトツ鬼以外にもタロウの指導や脳人戦がありましたしね。
はるか「今ね。ドンブラザーズのことマンガに描いてるんだ。必ずカムバックするんだから!:
タロウ「ならもう「トウサク」とは言われないな」
はるか「それはいいの、いいの。だってかわいいじゃん!」
タロウ「それがお前のいいところだ。じゃあな。すまなかった」
はるか《タロウ・・・ちょっと変》
そんな激戦を乗り越えらえたのもはるかの良いところがあったから、なような気がしないでもない。
「トウサク」問題は「オニがみたにじ」で解決したと思っていましたが・・・可愛いからいい、と言い切るのははるかの良いところですよね。ドンブラザーズに戻る時はかなり迷ってましたが吹っ切れたらそれはそれでいい思い出、みたいな。
思えば翼と最初にあった誘拐事件の時も漫画の良いネタになる、的なセリフアありましたしこのポジティブさがはるかの一番の長所だったのかもしれないですね。
・・・ポジティブ過ぎる時が多すぎたような気がしないでもないですが。
はるか「ドンブラザーズは私のマンガの全てです。なぜならドンブラザーズは私が生きた真実の物語だからです」
はるか<そうして私は。私の・・・私たちの物語を描き続ける>
はるかで始まりはるかで終わったドンブラザーズ。
ある意味主人公とも言えそうですが・・・ただこれはもうはるかだけの物語ではないですね。
はるかの・・・はるかたちの物語。
猿原真一
真一「ほう・・・ではドンブラザーズに入ったことについて私が後悔しているか知りたいと?どうしたのかな?急に」
タロウ「答えろ、聞きたい」
真一「こんなこと言うのは少々照れるが・・・いい勉強をした。ほら、あの雲。風のままに流れ、消える。まさに理想の境地。だがいくら手を伸ばしても雲には届かない。そう思い知った。だから感謝しているよ」
タロウ「そうか。ならよかった」
3話「あかりどろぼう」では
真一<こんなふうに生きてきた私だが最近人生が変わった。そしてあれ以来ろくなことがない。なぜか私の家だけに地震が起こり何者かが泥棒に入りなぜか家の証明が盗まれた。しかし運命は受け入れるしかない。雲は日々形を変える。人生と同じだ>
こんな事を言っていた真一。
人生と同じだと思っていた雲は実は理想の極致であり理想でしかなかった事を自覚できた。それを勉強出来た。良い勉強が出来た、との事。
真一「ここで一句」
去る君の 足跡見えず 雪の夜
そしてタロウが去った後の俳句。
・・・正直言うと真一の言っている事は理解できるようであまり理解できない。俳句に関しても。
自分の頭では理解できそうもないですが理解できないものを無理やり理解する必要はないですよね。
真一は自分の知らない事を知る事が出来た。良い勉強が出来た。真一がそう思っていると理解しておけばいいですよね。きっと。
雉野つよし
つよし「も・・・桃井さん⁉びっくりした~!」
タロウ「ちょっと顔が見たくなってな。引っ越すのか?」
つよし「はい。ここにいるとみほちゃんのことを思い出して・・・」
タロウ「つらいな・・・」
つよし「や・・・やめてくださいよ!そんなの。僕は・・・ドンブラザーズなんですから」
タロウ「好きなのか?ドンブラザーズが」
つよし「はい。僕の誇りです!ヘヘッ・・・これからも人々を守るために生きようって。それが自分を救うことになるような気がして。構いませんよね。自分のために戦っても」
タロウ「ああ。全然いい」
自分を救うために人を守る。
良い結論に至ったと思います。
まあつよしってヒトツ鬼に何度もなりましたが自分の為ではなくみほの為でしたからね。
東映公式では他人に依存しなければ生きていけない人だと書かれていた気もしますがそんなつよしが出した答えは自分の為に人を助ける。
つよしらしい答えに至ったと思います。
タロウが「全然いい」と言っているのも印象的。
というのもタロウもある意味自分の為に戦ってきましたからね。
自分が幸せを学ぶために人に幸せを届ける。
つよしの考えに賛同するシーンも含めて良いシーンだったと思います。
夏美「あの・・・2人で夢の続きを見ませんか?」
つよし「あの・・・あの・・・」
そして結局つよしはみほと夢の続きを見る事に。
この後が描かれないのがちょっと残念ですが・・・地獄楽という漫画の最終回で書かれていた事を思い出しました。
鬼が島から帰った桃太郎のその後が描かれないのは退屈だからじゃない、野暮だからさ、というシーン。
確かにこのシーンの続きを見たいと思うのは・・・ちょっと野暮ですね。
犬塚翼
夏美「ねえ、まだ話してくれないの?翼がなぜ指名手配されてるのか」
翼「話しても信じないさ・・・」
夏美「私を信じてないってこと?でもやっぱりいいわ。翼の話を信じても信じられなくても無理・・・だから。ねえ、私聞いてほしい話があるんだけど」
翼「いや、話さなくていい。言いたいことはわかってる。お前のことならなんだってわかる」
夏美「などと・・・」
翼「申しており・・・」
夏美「ごめんなさい翼」
などと申しており・・・が切ない台詞になってしまった。
劇中で散々バカップルっぷりを見せてきたのに・・・。
もしかしたら最終的にこうなると決めていたからこそ劇中で何度も繰り返してきたのだろうか?
メインストーリーそっちのけでこの辺はしっかりやっていそうな気がする。ただノリで決めてそうな気もする。
タロウ「あの女は?」
翼「夏美だ。忘れたのか?」
タロウ「そうだったか・・・」
翼「あっけないもんだ。あれほど求めた女なのに、結局手が届かなかった・・・ああ~~っ!何もいいことがないぜ、俺の人生。これもドンブラザーズのせいか」
悲しそうな表情をするタロウ
翼「だが不思議だな。俺はドンブラザーズでいたい。俺は戦う。誰かを愛している者のために。誰かに愛されている者のために・・・」
翼を幸せにできなかった事に対して色々と思うところがありそうなタロウが切ない。
それはともかく翼は翼で吹っ切れた模様。
まあ逆に翼と夏美がよりを戻していたら色々と物理的に危ない事が起きそうだったのである意味別れたのは必然だったのでしょうかね?
警官「待て!犬塚!」
翼「ソノニ!」
ソノニ「はい翼!」
警官「待て!」
張り出される指名手配書 捜査特別報奨金 1500万円
指名手配 犬塚翼
氏名不詳 情報求む
結局最終的にはドンブラザーズのメンバーは元の生活に戻る事になりましたし。
・・・これを元の生活に戻ると言っていいのかは不明。
二人して愛を守る戦士となっていそう。
・・・ある意味初恋ヒーローっぽいですね。街中の初恋把握していそう。
桃谷ジロウ
ジロウ「どうしたんですか?皆さん。なんかしんみりして。ねえ!ほら・・・」
タロウ「桃谷ジロウ」
ジロウ「はい」
タロウ「あとはよろしく頼む」
ジロウ「いや、ちょっ・・・嫌だなあタロウさん!まるでどこか遠くに行ってしまうみたいに」
最終盤まで来てほぼ仲間の事情を知らされてないってのはどうなのかと思います。
とは言え逆にジロウがみんなと仲間だぜ!的な雰囲気出していても違和感しかないですが。
ジロウと闇ジロウのイベントも自己完結してましたからね。悪い意味で他のメンバーとあまり干渉してこなかった。
ソノイ「こいつらは脳人最強の処刑人・・・逃げろ!」
ジロウ「そうはいきませんよ。僕はタロウさんから後を託されたんですから!」
とはいえ最終的にはドンブラザーズのドンに。
彼も立派にヒーローに・・・なれたのでしょうか?
Vシネクストはジロウが色々やらかす模様。
最終回であまり描かれなかった分、きっちりVシネクストで成長してほしいものです。
・・・本音を言えば本編できっちり成長してほしかった。
いや成長はしていると思うのですが成長した後他のメンバーとほぼ絡みがなかったので・・・。
ドンブラザーズ
介人「君に読ませてくれて作者から頼まれた」
マンガを読むタロウ
はるか「あっ!すいません」
タロウ「縁ができたな」
はるか《何?怖っ!》
ソノイ「世の中にはきっと美しいウソもある」
タロウ「美しいウソ?」
ソノイ「例えばあの月。月はウソつきです。でも太陽より月のほうが信用できる。見つめることができますから・・・」
タロウ「お前たち何をしているんだ?」
4人「カブトムシのギイちゃんが帰ってきた!」
タロウ「えっ・・・?ギイちゃん?ギイちゃん⁉どこ?」
数々の名シーンがここに。
・・・ギイちゃんは違うでしょう。
タロウのトラウマついてタロウから一本取ろうとした鬼畜エピソードなのに。他にも感動的なエピソードあるじゃないですか。
・・・すぐには思い出せないですがきっとある。
ほら むすこ、ににんばおり とか・・・あとは・・・誰か追記をお願いします。
それはともかく真実を包み隠さず話したのは良かったような気がしないでもない。
ただし記憶が消えゆくタロウにギイちゃんのエピソードを感動系のものを勘違いさせたかった可能性が否定できないのも・・・それも含めてドンブラザーズですね。きっと。
タロウ「情けないぞ!お供たち。立て!名乗りだ」
ソノイ「清廉潔白完全主義、ソノイ!」
ソノニ「美しい花には刺がある。愛を知りたい、ソノニ!」
ソノザ「思い込んだら一直線、ソノザ!」
ムラサメ「ジョーズに目覚めた、ドンムラサメ!」
ジロウ「筋骨隆々、ドンドラゴクウ!ドントラボルト!」
真一「浮世におさらば、サルブラザー!」
はるか「マンガのマスター、オニシスター!」
翼「逃げ足ナンバーワン、イヌブラザー!」
つよし「トリは堅実、キジブラザー!」
はるか「タロウ・・・」
つよし「桃井さん!」
タロウ「桃から生まれた、ドンモモタロウ!」
タロウ「暴太郎戦隊・・・」
一同「ドンブラザーズ!」
最終回でようやくまともな名乗りが・・・。
youtubeでの特別配信では5人揃っての名乗りはやりましたが・・・本編だと全員名乗り始めてですよね。
前にやった時は翼ではなく翼獣人でしたし。
ゼンカイのゼンカイジャーがある意味逆だった(最終回だけ名乗ってない?)のは意図したものなのか?
気になりますが・・・とにかく色々な意味でドンブラザーズらしい良い名乗りでした。
・・・結局天女たちが名乗りに対して恐れおののいていたのは何だったのだろうか。
ドンムラサメ
ムラサメ「僕はあなたが気に入らない。だから反抗します!いいですよね。マザー」
マザー「思うとおりにしなさいムラサメ」
・・・これでムラサメ関係終わり?
ちょっと雑過ぎやしないだろうか。マザーもムラサメの成長を認めて言っているのではなく、どうせ話聞かないから好きにして、的な発言に聞こえますし。
前回のゼンカイジャーのステイシーが人気だったのは追加戦士だからではなく彼のエピソードをきっちりやったからであって・・・ムラサメは失敗だったと思います。
いくらなんでも謎が多すぎる。
ソノシゴロク
ソノナ「相変わらずね、ソノシちゃん。どうでもいいけど」
ソノヤ「お前グニャグニャだな。グニャグニャのナヨナヨだ」
ソノシ「お前たちは・・・まさか処刑しに⁉ちょっと待って・・・!」
ソノナ「いいの、いいの。頑張らなくて。もう終わりよ」
雑に退場していった・・・。
555の最終回もロブスターにセンチピードにホースにアークに、と幹部とラスボスを一気に倒して・・・いやホース以外倒してないな。ホースも倒してはないですし。ある意味ラスボスと相打ち。
それはともかく最終回で雑に処理するのは井上先生らしい。もう少し登場エピソードが早ければ生き残りもあったのかもしれませんが・・・色々と残念なキャラ達でした。
ソノナ ソノヤ
ソノゴ「おい。この世で一番美しい女は誰だ?」
ソノナ「私だ」
ソノゴ「ソノナ・・・なぜお前が・・・」
ソノナ「相変わらずくだらない美人ごっこか。ああ・・・いいの、いいの。好きにして。どうせもう死ぬんだから」
ソノロク「貸せ!俺が開けてやろう。フンッ!フハハハ・・・!ハアッ!どうだ、俺は親切だろう!お前は・・・ソノヤ!」
ソノヤ「相変わらずグダグダだな。ソノロク。処刑する」
ラスボス?
戦隊でも歴代トップクラスにぽっと出のラスボスではないだろうか。
ダイレンジャーのラスボスは新紐男爵でこいつが一番のぽっと出ラスボスとかは無しですよ。ラスボスは嘉挧・・・じゃないシャダム中佐。だと思う。多分。
とはいえヒトツ鬼がパイセン戦隊(後輩もいたような気もしますが)だったのを考えればある意味納得の人選かもしれない。
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