仮面ライダーギーツ 25話 慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡ 感想


オーディエンスの謎が徐々に明らかに。

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感想

ジーン曰く
「好きなようにデザイン出来ちゃう世界だからね。人格も、外見も、家族も、恋人も、職業も。設計図を描いて組み立てるみたいにね。生まれた瞬間から理想が叶ってるし寿命もあらかじめ設定されるから死に悲しみもない。」
との事。

産まれる前から理想の自分を思い描いて設計図を組み立てる、というのが理解しづらいですが・・・死ぬ前に新しい自分を設定し、死んだあとは新しい自分に転生する、みたいな感じでしょうか?
明言されていないのでその辺は不明ですが。

とにかく最初から理想の姿で生まれてくるので自分自身に興味が持てない人間(?)が多い模様。
少なくともオーディエンスは自分ではなく他者に感情を移入しているような状態でしょうかね?

ジーンは英寿に感動を。
キューンは祢音ちゃんに愛を。
ベロバは人間(ミッチー?)に不幸を。

それぞれのオーディエンスはそれぞれ自身が求める感情を欲してサポーターをやっているようです。

となるとケケラは・・・ケラケラ笑う、せせら笑うが名前の元になっていそうですが内心、景和の事をそう思っているのかもしれない。世界平和なんて実現できねえよ、的な。

それとは別に気になるシーンが。

ニラムと光聖のシーン。
どうやら光聖はデザ神となって祢音ちゃんを授かった模様。
※24話 「そしてある者は掛け替えのない子宝を手に入れた」との話がありましたがそれは光聖と祢音ちゃんの話?

そして光聖の目的は祢音ちゃんに理想を叶えて欲しいと願っている?
経緯はどうあれ自身の娘には変わりないようですが・・・何故か自身の手で愛情を注ぐ事を躊躇している模様。

ある意味自分たちの本当の娘ではないと思ってしまっているからなのか。
それとも創世の女神の力は何かしらの制限があるからなのか。
それともオーディエンスたちが設定された存在であるように祢音ちゃんもある意味設定された存在だからなのか・・・

光聖の真意。
真実を知った祢音ちゃんが何を思うのか気になるところですが・・・これはまた後半に明かされそうです。

まあ何にせよ最近はデザグラの真相だとかオーディエンスの謎など物語の根幹に関わる情報があかされ、主人公の影が薄くなってきたかなあと・・・と思った今回。

次回いよいよ英寿の謎に迫る回となりそうです。
英寿自身の謎も気にはなりますが・・・それ以上にどうやって強化されるのか気になります。

今までの強化フォームはブーストにコマンドと他ライダーも使用できるある意味では共通装備。
次回予告で観る限りは英寿、ギーツの専用バックルとなりそうですが・・・果たして。

他のキャラに押されて若干影が薄かったように思えるスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの英寿が再び世界のスターとなる展開が待っているのか?
「ここからが本当のハイライトだ」になるのか気になる 25話 慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡ 感想でした。

鞍馬祢音


キューン「ちやほらされてその気になっちゃって。これだからお嬢様は・・・」
祢音「あっ!はあ・・・なんか用ですが?」
キューン「別に。明日のお祭りが楽しみだなあって」
祢音「ふ~ん。鬼に直してもらいたいんですね、ミミズみたいにねじ曲がったその性格」
キューン「ミミズ⁉別にうまくないけど、その例え。そっちこそ直してもらいな。大根みたいに図太いその性格」
祢音「はあ⁉大根⁉」
キューン「そんなんじゃ一生経っても本当の愛なんて手に入らないよ」
祢音「余計なお世話です!・・・ん?なんで知ってるの?私の願い」

キューンは何をしたいのかがよくわからない。
前回落とし物を届けた時もわざわざ突っかかってますからね。祢音ちゃんの願いを叶えたいと思っているのは確かだと思うのですが・・・それにしてもやり方が幼い。
もしかしたら未来では自分達を完全に設定できるから恋愛感情もないのかもしれませんね。いや他の未来人たちもそうですが感情が乏しいというか欠落しているというか。
死すら悲しい事ではないと言い切ってますしね。

という事はやり方が幼いのではなく単純にアプローチ方法がわからないから結果的に幼いやり方になってしまっている、という可能性が?
もしくは少女漫画を読んで現代でのアプローチ方法を学んで実践しているとか?
そう考えると少女漫画っぽいやり取りにも見える。

しかしこのやり方は祢音ちゃんにはあまり印象がよろしくないので最新の少女漫画を読んで色々と学んだ方がいいと思います。
そう、脳人やムラサメも感動(多分)した初恋ヒーローを。


鞍馬光聖


光聖「待て。我々の世界から手を引くつもりか?まだ祢音の理想はかなっていなんだぞ!」
ニラム「ならばあなた自身が愛娘に本当に愛を注いでは?注げませんか?女神の力で手に入れた一人娘に」
光聖「黙れ!」
ニラム「ならばせめて信じてあげてください。仮面ライダー諸君の活躍を。ひいては愛娘の幸せを」

感想の方でも書きましたが祢音ちゃんは光聖がデザ神になった願いで生まれた子供っぽいですね。
しかし何故愛情を注げないのかはよくわからない。この時代では不自然な事をしている負い目とか?

真実を話すのが怖いからなのか。それとも真実を伝えても大丈夫だと判断できるぐらい自立してから話すつもりなのか。
それとも祢音ちゃんの願いが叶えれば創世の女神がなんかうまいこと調整してくれそうだからそれを待っているとか?
まあ何にせよ直接愛情を注ぐことは躊躇っているようですね。


吾妻道長


道長「世界をつくり変える力なんてないだろ」
ベロバ「どうせ手に入るわ。ううん。ミッチーが手に入れてくれるんじゃない?ラスボスを倒してヴィジョンドライバーを奪ってね。気に入ってくれた?私のコーディネート」

道長のコーディネートが変化。
他のライダーと同じ格好をするのが嫌だったのか。それとも単にこだわりがないだけなのか。
なんにせよ身も心も完全にデザグラ側のライダーに。


今井透「道長。お前はどこに向かっている?」
道長「もうあとには引き下がれない。仮面ライダーは全てぶっ潰す」
透「そうだな。力を合わせてかなえようぜ」
道長「何言ってんだ?お前はもう・・・」
ナイトジャマトへと姿を変える透
道長「お前は・・・!」
ナイト「全ての仮面ライダーが不幸になる世界を。ハハハッ・・・」

道長の願いは全てのライダーをぶっ潰すこと。不幸になる世界ではないはず。これは透の記憶を受け継いだナイトの意思なのか。それとも道長の意思を曲解しているのか。
どちらにせよ若干のズレはあるようですが・・・そのズレが今後どう影響していくのかは気になります。


透「こうしてまた2人で戦うことになるとはな」
道長「お前、その傷・・・」
透「思い出すよ。親方に拾われる前、2人でケンカを買ってたあの頃を。忘れたのか?」
道長「・・・忘れるかよ」
透「今度こそぶっ潰そうぜ。仮面ライダーのやつらを。やられた仕返しだ」

透が意外に子供っぽい。
過去の回想では道長に夢を語っているシーン。そして消えるシーンしかなかったのでもう少し大人なキャラだと思っていたのですが・・・道長と同類ですね。
ただし道長は「・・・忘れるかよ」と・・・で何か言いたい事があるような感じではあるのですが。
上記しましたが道長とナイトは若干のズレがあるようですが・・・道長自身はナイトをどう思っているのでしょうか?


レイジングソードで自分を斬り、チャージ完了させる道長

コマンドフォームって自分を斬ってもチャージ出来るんですね。これで敵が少ない時でも本領発揮できる・・・いや道長以外出来ないですよね。これ。死になれている(通算2回死亡したはず)道長以外出来ないやり方。
個人的にはこういった独自の変身(チャージ?)方法は好きです。


ナイト


大智「興味深い進化だよね。人間の姿形に擬態するだけじゃなく記憶や知恵も身につけ始めてる。そのうち君の親友そのものになったりして」

透の記憶を持つジャマト、ナイト誕生。
OPではジャマト側のライダーが揃う場面で空きスペースがあるので透が入るのでしょうか?
4人ぐらい並べそうなのでもう一人追加ありそうな気もしますが・・・

それはともかく記憶や知恵を持ったジャマトは人間と同一の存在なのか。半分ジャマトになっている道長はどう思っているんでしょうかね?
ナイトは完全に自分の事を透だと思っているようですが・・・


景和「今までのジャマトと違う・・・!」
ナイト「ハッ・・・当然だ。お前ら人間たちとは覚悟が違うからな・・・!」
ベロバ「第1ターン終了!」
ナイト「・・・命拾いしたな」

ゲーム終了後即撤退するあたり本当覚悟が違う・・・
今までのジャマトのパターンからすると不自然ではあるのですが恐らくゲーム以外で攻撃したらペナルティあるんですかね?
それを遵守しているという事は自分達をゲームの駒ではなく自分たちの意思で参加しているプレイヤーだと認識している、という事にもなりそうです。


五十鈴大智


道長「お前はジャマトグランプリにエントリーしないのか?」
大智「そうしたいのはやまやまだけど僕はジャマトじゃないから。半分なりかけている君とは違ってね」

大智は何かしらの意図があって参加している模様。
ジャマ神に成れない以上こちら側に着く理由はないと思うのですが・・・ベロバから何かしら取引があったのでしょうかね?
そしてそれを使って自分だけ出し抜いてやろうと考えていそう。そして失敗しそう。
だってこいつデザスターでもないのに完全に墓穴掘ってデザグラ敗退したやつだし・・・。他の人間を出し抜ける実力があるならそもそもデザ神になってますよ。


オーディエンス


英寿「ベロバとやり合ったらしいな」
ジーン「ああ。結局、ドライバーは取り返し損ねたけどね」
英寿「ふざけた連中だな。ジャマトグランプリなんてどうせ口先だけのもんだろ。世界をつくり変える力もないのに」
ジーン「その力を手に入れるのも計画のうちなんだろ」
英寿「ジャマトに競わせて自分は高みの見物ってわけか」

このシーンについてちょっと思うところがあります。本当に取り返し損ねたのでしょうか?
といってもジーンたちは本気で取り返そうとしていたと思うのですよね。ではなぜ思うところがあるのかと言えば・・・

ジーン「ホント、昔の世界って面白いよね。たった一つかなえたい理想にドラマと感動がある」
英寿「お前らの未来にはないのか?」
ジーン「好きなようにデザインできちゃう世界だからね」
英寿「デザイン?」
ジーン「人格も外見も家族も恋人も職業も・・・設計図を描いて組み立てるみたいに。生まれた瞬間から理想がかなってるし、寿命があらかじめ設定されるから死に悲しみもない」
英寿「ハッ・・・ぶっ飛んでんな、未来は」

オーディエンスたちは本当に自分たちの意思で設計図を描いて生まれてきたのでしょうか?
誰かに操作されて作られているような気がしてきました。祢音ちゃんが創世の女神から生まれたと同様オーディエンスも創世の女神から生まれてきた存在とか?
オーディエンスも実際はデザグラの視聴者ではなく参加者として作られた存在じゃないかと思えてきました。
ベロバから実力でドライバーを取り返せなかったのではなく取り返すと不都合があるから取り戻す事が出来ないようにプログラムされていたとか。

問題は誰が何の目的でそんな事をしているかですが・・・。特に思い当たる事がないので完全に妄想なんですけどね。
ただオーディエンスも自分の意思ではなく誰かの意思で創られた存在ではないかと予想しておきます。


ケケラ「そんなことよりよ・・・おい!お前がさっき直してた、あれなんだ?」
景和「お祭りの準備だけど」
ケケラ「祭り?」
景和「知らないの?」
ケケラ「いや・・・」
景和「たこ焼き食べたりヨーヨー釣ったり」
ケケラ「へえ~面白えな。ハハハッ!初めて見たぜ」
景和「未来から来たなら俺たちの歴史のこと知ってるんじゃないの?」
ケケラ「いや、お前たちだって古代文明の暮らしは詳しく知らねえだろ?それと同じだ」
景和「そっか・・・」

オーディエンスは職業などは決められるようですが未来ではお祭りはない模様。
日常が決まりきってい過ぎていてハレとケみたいな概念がないのでしょうかね?それならお祭りを知らないという事もありそうですが・・・ただ別に他の国でも祭り自体はありますし祭りを知らないってのは若干違和感がありますが。
長い年月が経過しすぎていて本当に古代文明での祭事になってしまっているのか。それとも祭りと同様の概念はあるけれども屋台などの概念がなくなってしまっているのか。それともオーディエンスは創られた存在なので余計な事は知らないということなのか。気になります。


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サマス「ジャマトに関する情報の拡散指数が10パーセントを超えました」
ニラム「10人に1人の人間に知れ渡ったか」
光聖「どうするつもりだ?早く世界をつくり変えないと社会問題になるのも時間の問題だ。政府や警察を黙らせておくのも限界がある」
ニラム「それがやつらの狙いでしょう。私を引きずり出すために・・・」
光聖「この落とし前をどうつける?」
ニラム「場合によっては全てをリセットするしかないかと」
光聖「待て。我々の世界から手を引くつもりか?まだ祢音の理想はかなっていなんだぞ!」

今までスポンサーってなんで必要だったのかよくわからないのですが警察や政府などの行政機関に口出しして運営の進行をスムーズにしていたとかですかね?
資金面は創世の女神でどうにでもなりそうですし・・・いやでも創世の女神で記憶操作できるのでその辺もどうにでもなると思うのですが。よくわからない。
今回のようにヴィジョンドライバーを奪われ創世の女神にアクセスできなくなった時用の備えとか?
追加エントリーの件を光聖に依頼していた件があるのでデザグラライダーになれそうな人物のピックアップがメインの可能性も。
ライダーはオーディエンスの公募から選出されるらしいですが全ての人類をいちいちみるのは難しそうですもんね。

何にせよスポンサーという割に立場が弱い(運営はいざとなればリセットすればいい)ですよね。本当にスポンサーが必要なのか疑問が残ります。


ベロバ


アルキメデル「ああ・・・これだけになってしまったが、生き残ったお前たちは大切な大切な私の右腕や左腕だ」

・・・本当にベロバはなんでジャマトを減らしたのでしょうか?
ジャマーガーデンは自分で破壊。前回雑魚ジャマトは無駄に街に放って数激減。
数が多いと管理が面倒だかとか?
そして数が少なくて失敗してもまた別のデザグラで遊べばいいや、とか思っているから?
ただ失敗したら次回以降のデザグラ出禁になりそうですよね。ベロバは。本当に何を考えているのかよくわからない。


チラミ


チラミ「涙ぐましい・・・ノ・・・ノンフィクション、ド・・・ドキュメン・・・」
ツムリ「ウソ泣きはやめてください。ついこの間までスリルとか刺激とか言ってたくせに」
チラミ「私たちのデザグラを取り返して!」

ベロバ以上に何を考えているのかよくわからない。ベロバと取引した可能性は高そうですがそれ以降特に何もやっていないんですよね。
デザスターミッションと称してデザスターに他ライダーの妨害をさせていましたがこいつはこいつでベロバから指令を受けて今も何かしらの妨害をしている可能性がある?


ジャマトグランプリ


ベロバ「誰かの大切なものを壊すことによってたまるスコアを競い合う、最高にゾクゾクするゲーム!見事ラスボスを撃破した時、最もスコアが高かった者はジャマ神となり、不幸の世界をかなえられる」

ラスボスを倒した時って・・・現状の戦力では全員で一斉にやってもニラムは倒せそうにないのですが。
ジャマトの数も激減しているので・・・ラスボスを倒す事が目的ではなく単にベロバが誰かの大切なものを壊すシーンがみたいだけなのかもしれない。


ベロバ「ジャマトグランプリ第1回戦はかみなりジャマト祭り。雷を落として町を滅ぼす。人間たちを苦しめて5つの櫓を完成させるの!そして全てを破壊する。災いの祭りを楽しみましょう」

デザグラ以上にあやふやなゲーム設定。苦しめて櫓を完成させる、という条件は曖昧過ぎやしないだろうか。
これも単に破壊するシーンが楽しいから適当に設定しているだけに思えます。


景和「何するんだよ!」
道長「お前たちにもスコアが設定されているからな」
祢音「スコア⁉」
得点表 仮面ライダー 10,000pt
道長「のんきなやつらだ。ジャマトグランプリの敵役に設定されているとも知らずに」
景和「えっ・・・俺たちが敵⁉」

道長に対して「何すんだよ」という景和はどうかと思います。
道長って今までもゲーム関係なしに襲ってきたのに・・・ジャマトグランプリになればそりゃ襲ってきますよ。景和は道長の何を見てきたのか。
しかし一律10000ptってのはどうなんですかね?もう少し差をつけてもいい気がしますが・・・とはいえゲームの設定自体ベロバが適当にやっているように見えるのであまり細かい事を考えていないだけなのかもしれない。


シークレットミッション
至近距離からライダーに攻撃をヒットさせる

接近戦すれば全員ミッション成功させられそうですが・・・シークレットはこれでいいのだろうか。
まあ頭突きしないと成功判定ないよ、というのならば道長以外達成しそうもないですが。
しかしベロバはいつのまにコマンドバックルを手に入れたのだろうか。


「最後まで勝ち残りスコアが一番高いジャマトはジャマ神となり不幸な世界を叶えられる」

理想じゃないんですかね?不幸な世界って。
今のジャマトが人間の記憶を持っているなら不幸の世界ではなく幸せな世界を願うやつがいてもおかしくはなさそうですが・・・
もしかしたらジャマトガーデンを破壊したのはジャマトグランプリに相応しくない願いを持ったジャマトを一掃する狙いがあったのかもしれない。


すずなり鬼祭り


鬼塚「怖がらずに鬼から鈴を取れば・・・願い事がかなうよ。これからお見舞いかい?」
ショウタ「鈴を取ったら・・・お母さん帰ってくる?」
鬼塚「もちろん」

お母さんが帰ってくる、という問いに「もちろん」と答えるのはどうかと思います。医者じゃないんだし。
まあ帰ってくるか微妙だけど・・・とか言うのは問題ありますが。帰ってくると断言した方がいいんですかね?もしくは病状を知っていて時間をかければ完治する病気だと把握していた可能性もありますが。

まったく関係ないですがシンケンジャーの外道衆を思い出しました。なんか飛び降りれば願いは叶うよ、的な事を子供にいったやつがいたような気がする。
もちろん鬼塚さんはそんな事は思っていないですが・・・何故か思い出してしまった。

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