王様戦隊キングオージャー 第2話 誰がための王 感想

意地とド頭でブッチギる! ンコソパ総長ヤンマ・ガスト! 第2話 誰がための王 感想です。

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感想


キングオージャーの物語の縦軸が見えた第2話。

「いつか王になる男の物語である」と1話でありましたがこの物語はギラが他の国、そして他の王と接し成長していく物語なんですね。

その最初の王が意地とド頭でブッチギる!
と完全にヤンキーなヤンマ・ガスト総長。

ギラにとっては自身の意地を優先して自国民を危機に晒すラクレスと同様の存在に見えましたが・・・実際は誰よりも民思いな王、ではなく総長でした。

ラクレスは自身の目的を優先し民を道具として使う王。
ヤンマは自身の実力で国をまとめ上げ、民を上下関係ではなく仲間として扱うラクレスとは全く違う王様。

キングオージャーでの戦闘でも自分が戦うだけではなく、必要であれば仲間の力も借り、一緒に戦う事を望む王。
あくまで自身は先頭に立っているだけでそこに上下関係はない。王と民ではなく総長とその仲間、という事を意識して総長と呼ばせているようですね。

これはみせかたが非常にうまいと思います。
1話でラクレスの非道を描いたからこそヤンマの行動が王として相応しいものに思えてきます。

もちろんヤンマの行動に問題がない訳ではないんですよね。
ラクレスに喧嘩を売った(売られた喧嘩を買った?)ヤンマが敗北すれば国自体の存続が怪しくなるので。

そもそもの話ラクレスの行動が間違っているかどうかは現時点では判断できないところある(5国を無理やりでも纏めなければバグナラクに勝てない場合)のですが・・・視聴者にラクレス王よりヤンマ総長の方についていくぜ!という気持ちにさせてくれるみせかたになっていますよね。

これは他の王のメイン回が楽しみになってきます。
個性的で何かしら問題がある王たちではあるけれども・・・そこには民が王を信じてついてきて来てくれる。
ラクレスとは違った魅力的な王様たちの登場に期待が持てる 第2話 誰がための王 感想でした。

感想ではないのですが気になる点が2点あるので書いてみます。

1点目。
ラクレスが演技なのかどうか。
1話でギラが邪悪な王役でヒーローごっこをやっていましたがラクレスも似たような事をやっている可能性はないでしょうか?

自身が悪役となる事で世界をまとめ上げ、自身を討伐させる事でギラを真の王にさせる為の演技。
ギラは自身も兵士と一緒に自身を傷つけるような振る舞いをしてはいましたが・・・ラクレスは最終的には自身も討たせる覚悟でやっているとすれば?
例えば進撃の巨人の・・・ネタバレになりそうだから止めとこう。

もしラクレスとギラに何かしらの血縁関係があるとすればありえなくもなさそうな気がしないでもない。きっと。
そうなるとギラが王を目指す切っ掛けとなる反面教師としての王としての側面だけではなく真の王を目指すための成長の切っ掛けにもなる、非常に美味しいポジションになるのですが・・・期待薄ですがちょっと期待しておきます。
まあ前回(民を犠牲)と今回(コガネ達を人質)を見る限り難しそうですが。小物っぽい。

2点目。
バグナラクについて。
話し合いをしよう、と言ってくるのが違和感。

目的は秘宝=シュゴットらしいですが最初から全力でやればシュゴットを奪う事は難しくもないように思えます。
現時点の敵の首領が前線に出張ってきて怪人おいて去っていくってのは何かしらの意図がありそうなんですよね。戦力を無駄に小出しにしているように見える。

秘宝=シュゴットという認識がこちら側(ヤンマは知らなかった模様)にはなかった事も含めこちらにはない情報を持ち、それに基づいて行動しているようにも思えます。

前回の大戦で敗北したから慎重を期している。
もしくは前回力づくで奪おうとしたらシュゴットの真の力が解放され結果として敗北したから出来る限り刺激しないように動いている、とか?

なので最初にある程度力を見せつけて・・・
あなたたちの戦力では勝てませんよ、秘宝をよこせば楽に死なせてあげますよ、的な交渉を・・・交渉になってないですね。
皆殺しとか言わなければまだわからないでもないのですが。

本当に虫並みの知能なのか。
それとも何かしらの意図があるのか。かなり気になります。

意図があるとすれば・・・時間を与えると見せかけて、時間稼ぎをしているとか?
その場合8世さんが完全に時間稼ぎ要因となって可哀そうな存在になってしまうのですが・・・。
・・・戦隊側でもやっている戦隊ありましたね。時間稼ぎの影武者。
もしかするとキングオージャーはデズナラク8世が真の8世の養子となって9世として、真の王となる物語だった可能性が?

ギラ


ドゥーガ「お前は指名手配されている。おとなしく城まで来い」
ギラ「ハハハハ・・・好都合だ。城まで連れて行け!」

現時点でギラがやろうとしている事はラクレスを討つ事。
ですが連行される時点でオージャカリバーは没収されると思うのですが・・・どうやって討つ気なのか気になります。
まあ1話の時点で特に考えなしで城に突撃。その場で王を討つべき対象として認識して・・・という流れなのであまり細かい事を考えてはいない模様。現時点では自身は王ではなく戦う必要がある民という認識だと思うので仕方ないとは思いますが行き当たりばったり感が強い。
まあその辺含めてもこの物語はギラが王になる物語なんでしょうね。


ギラ「どこだ⁉ここはーっ!」
ヤンマ「へえ~初めてか。テクノロジーの国、ンコソパへようこそ」
ギラ「ンコ・・・ってなんだ?」
ヤンマ「ああ⁉」

ブーンとコガネは調印式がある、つまり他の国があると理解していたはず。同じ孤児院で育ったギラが他の国について知識がないのは違和感あるような。
名前は聞いた事あるけど実際はどんな国かは知らない、という認識ならわかるんですけどね。何かの伏線だったり?


ヤンマ「さて・・・どうやってキングオージャーを動かした?」
ギラ「フン!どうやってだと?」
ヤンマ「シュゴットのシステムを理解しているのは俺だけだ。だから断言できる。てめえがやったことは全部あり得ねえんだよ」
ギラ「えっ⁉僕にしか使えないの?ハッ・・・!フン!ハッハッハッハッ・・・!」

俺、僕と一人称が安定しない。
というか基本的に”俺”の時は演技。素は僕なんでしょうね。
最終的な一人称が気になる。俺なのか。それとも最後まで僕で通すのか。
自分を”我”。あいてを”うぬ”とか言い出さないか心配。

それはさておき。
全部あり得ねえ、の全部ってなんでしょうね。
変身した事、ゴッドクワガタを覚醒させた事、キングオージャーを合体させた事、キングオージャーを動かした事、ですかね?
現時点で一番の技術者がこう言っているので・・・ギラの変身すら本来ではありえない事なんでしょうね。何故ギラが変身等々できるのか。気になるところですね。


ギラ「今すぐシュゴッダムへ帰らせろ!さもなくばキングオージャーでこの城を跡形もなく消し去ってくれるわ!」
シオカラ「キャーッ!ほら、やべえやつじゃないっすか!どうすんすか⁉」
ヤンマ「やれよ。やってみろよ・・・オラ。お前さ、ホントは悪じゃねえだろ」
ギラ「違う!俺様は邪悪の王となる男!・・・です!」

一人称も安定しなければ設定も安定しない。
まあ最初から邪悪な王になる!とか言っていたのではなくごっこ遊びの設定ですしね。とりえあず言い出した感が強い。
そもそも王になって民を守るのが目的ではなくて民を苦しめる王を討伐するのが目的だし・・・ギラが理想の王となれるのはいつの日か。


ギラ「フハハ・・・ラクレスを憎みながらいつの間にか同じことを民に強いている。滑稽だな」
ヤンマ「てめえ・・・!犯罪者が王様相手に何様だコラ‼」
ギラ「俺様はラクレスの正義を討ち滅ぼすために自ら悪になった!」
ヤンマ「はあ⁉」
ギラ「やつの目的はチキューの統一。「民は道具」と言い放った」
ヤンマ「ラクレスの言いそうなこった」
ギラ「僕はあいつが許せない。王様は僕たち国民を守ってくれるんじゃないのか?守ってくれないなら・・・戦うしかないんだよ」
ヤンマ「てめえまさかラクレスに近づくためにわざと悪役を演じ続けてんのか?」
ギラ「貴様に命ずる!民を救うために頭を下げてラクレスにわびろ。そのあとは・・・俺がどんな手を使ってもラクレスを倒してやる」

ヤンマも総長だったり王様だったり一人称が安定しない・・・のではなく他国民には王。自国民に対しては総長、と安定しないのではなくきちんと使い分けしているだけですよね。ギラはこの辺も見習った方がいいと思う。
しかしギラの「王様は国民を守ってくれる」という認識ですが何から来ているのか?
ラクレス王は平時の為政者としてはかなり優秀っぽいのでシュゴットの教育由来なのか。それとも伝説では王者が王になった事から王様は国民を守るものとして認識しているのか。
ただ「守ってくれないなら戦うしかない」と認識しているようにシュゴットは選挙とかなさそうですね。世襲制っぽい?
・・・とするとクワガタがシュゴットのシュゴッダムでカブトムシ系統だと思われるラクレス(=ヘラクレス?)が王というのは違和感。ギラはギラファクワガタ由来の名前だそうですが・・・ラクレスは本当シュゴッダムの正当な継承者なのか。疑問に思います。

関係ない話ですがクワガタのキングがギラファだとカブトムシのキングはコーカサスを期待してしまう。ただそうすると蜘蛛はタランチュラ、カマキリはパラドキサとなってしまうので・・・人物名的には使いづらいですかね?
追加戦士がコーカサスに関係した名前ってのはありそうですが。


ヤンマ「王だの国民だの超越してんだよ。俺たちは仲間だ」
ギラ「俺様に必要なものはそれだ!」
ヤンマ「ああ?」
ギラ「俺様は邪悪の王となる男、ギラ!ラクレスを討ち滅ぼすために俺様の仲間になれ!」
ヤンマ「なるわけねえだろタコメンチ!」

行き当たりばったり極まりないですが・・・上記しましたがそれは最初からですね。
これから徐々に理想の王となるべく成長していくのでしょう。

それはともかくタコメンチとスカポンタヌキの違いを教えてほしい。


ヤンマ・ガスト


ヤンマ「お前あいつらについてったら殺されんぞ」
ギラ「誰だ?」
ヤンマ「ンコソパの総長ヤンマ・ガストを知らねえとは言わせねえぞ」

総長の名前を知らねえとは言わせねえぞって・・・このヤンキーはイキり過ぎでは?
・・・じゃない。普通に王様ですよ。
そりゃ5国しかない国の王様の名前知らないとか勉強不足だと言われても仕方ない。
とは言え他国の民に接する時は総長は止めて王と言ってほしい。といっても2話の後半では王と言っているのでその辺はわかり辛いと認識していたのかもしれない。


シオカラ「ヤンマくーん‼ハア・・・ハア・・・やっと会えた・・・もう!何やってんすか!予言が当たって世界中大変なのにまたシュゴッダムと喧嘩しちゃって!」
ヤンマ「売られたから買っただけだ。あと「総長」って呼べ」
シオカラ「下手すりゃ国際問題っすよ」

調印式当日にやっぱ辞めた、とか下手しなくても国際問題ですよ・・・。あの超我儘っぽいヒメノも今更言うな的な事言ってましたし。ちょっと王としての自覚が足りないのかもしれない。
とは言え本人的にも王と振舞うつもりはなくテッペンとったら周りが勝手について来た、しょうがないから王やっている、というスタンスだと思うので・・・まあこの辺はお国柄なんでしょう。多分。
国民を見る限り誰がやっても大差ないと思う。
シオカラは多少違うと思いますが・・・リーダーの資質はなさそう。資質というか気質?


ヤンマ「でかダンゴムシの死骸、解析しとけ。あれは使える」
シオカラ「総長はいっつも自分のことばっか!それでもンコソパの国王っすか!」
ヤンマ「黙って言うこと聞いてろスカポンタヌキ!」
シオカラ「クゥ~ン・・・」

1話で倒したダンジームを早速武器化。
今後も敵を倒してキングオージャーの武装となっていくのでしょうか?敵を解析して武装にするって戦隊だと珍しいような。ライダーだと結構あるような気もしますが。
しかしキングオージャーはバグナラクの秘宝。そして敵の死骸を解析して武装に出来るという事で・・・2000年前の戦いはバグナラクの内乱だった可能性も?

まあその辺は置いといて完全にヤンキーなヤンマがこうやって的確に指示を出すのはまだ慣れない。今後もこうやって武装増えていくとは思うのですが・・・最終的には慣れすぎてヤンマがきっちりやらないと逆に違和感がでそう。


アッカ「総長‼あんた何やらかしてくれてんだコラァ!」
ヤンマ「口に気ぃつけろスカポンタヌキ」
アッカ「ああ?」
ウスバ「俺たちは不良だけどよ、犯罪者とつるむのは違えだろ!」
ギラ「お前たちの相手は・・・」
マユタ「うっせえ!てめえは引っ込んでろ。もう我慢できねえ。タイマンだタイマン!」
ヤンマ「上等だ。こいや。シオカラ!ボロもってこい」
シオカラ「またか・・・」

犯罪者とはつるまないのが不良。
不良とはいったい・・・。まあ王様とタイマンと言ってハッキング勝負仕掛ける辺り犯罪行為には手を出さないのでしょう・・・ハッキングは犯罪では?

ギラ「何をしてるんだ?」
子供「ンコソパ流の喧嘩だよ。ハッキングタイマン!」

まあンコソパでは犯罪ではないのでしょう。両者合意のハッキングなら問題ない。はず。多分。
しかしシオカラが「またか」と言っている事から普段からやってるんでしょうね。この国。
というか何か大きなもめ事があった場合その都度テッペンとったやつが指揮をとっていそう。ある意味合理的なのかもしれない。その時点で一番強いやつがトップに立つので。
テッペン立つ方法が合法でなおかつ国民の合意であるならばある意味究極の民主主義の可能性が?


ウスバ「次は俺だ!」
ヤンマ「ああー面倒くせえ!まとめてかかってこいスカポンタヌキども!」
一同「うわあっ・・・!」
ヤンマ「わかったかコラ。2度と口答えすんじゃねえぞ」

技術力は圧倒的な模様。ハッキングタイマン=技術力とは限らないですが・・・ハッキング能力が高くとも開発能力が高いとは限らないような気もしますし。
まあ何にせよヤンマがこの国のテッペンである事には違いなさそうです。


ギラ「今すぐわびろ!そして俺様をシュゴッダムに帰せ!」
ヤンマ「するわけねえだろ。ラクレスに頭なんか下げるかよ」
ギラ「くだらんプライドのために雑魚どもに滅ぼされることを選ぶのか?」
ヤンマ「くだらねえだと・・・?ンコソパはな、ずっとシュゴッダムの下請け仕事をさせられてきた。それがムカつくから俺は貧民街からパソコン1つでテッペンまでのし上がったんだ」
ギラ「国民が何人犠牲になると思う?」
ヤンマ「俺はテッペンが欲しかっただけだ。スカポンタヌキどもは・・・勝手についてきてるだけだ!」

技術力世界一なのに下請けというのは違和感が。
といっても地球でも技術力が高い=地位が高いという訳でもないのですが。この辺は政治力の無さが原因だと思います。ンコソパは政治に興味ないやつがほとんどな気もしますし・・・。
リーダーたる技術力があるにも関わらず下請けとなっている状態に嫌気がさしてテッペン取ってやろう、というヤンマの気持ちはわかるのですが・・・ンコソパではテッペンとれても5王国のトップに立つのは難しそうですね。

前回
ヤンマ「てめえがリーダー面する道理はなんだよ」
ヤンマ「昔話は聞いてねえ。2000年ビクともしなかったゴッドクワガタを電子制御して動かしたのは・・・俺だ」

と言っていた事から自身が5王国のトップに立とうという気はあるとは思う・・・いや微妙な気もする。
予言の襲撃に対して先頭に立って戦うのは俺がやる!という意気込みはあると思いますがその後の政治にはあまり興味なさそう。
ンコソパが下請けではなく対等な立場にさえなれば文句は言わなさそう。


ボシマール「罪人を渡しラクレス様に謝罪しなさい」
ヤンマ「この度の非礼!誠にに・・・フッ・・・やっぱ無理だ。この話、ノーカンで」
ギラ「どういうことだ⁉」
ドゥーガ「バカな・・・民の上に立つ一国の王がすることか!」
ヤンマ「ピーピーわめくな三下が!俺はこびねえへつらわねえ。誰が相手になろうとも意地とドタマでぶっちぎる!それがンコソパ総長ヤンマ・ガストだ!お前ら、いいから黙ってついてこい。俺は誰にも負けねえからよ!」
ラクレス「バカな選択を・・・」

引かぬ媚びぬ省みぬ!
・・・それは聖帝だった。
それはさておき、さすがヤンマのメイン回の一番盛り上がるシーン。
ギラのラクレスを討つ!という言葉に若干心揺れ、協力しようとはしましたがそれ以上にラクレスに媚び諂うのを嫌って宣戦布告。
ヤンマの性格がよく出ている良いシーンですよね。他の3王国の王様もこれぐらいの盛り上がるシーンになる事を期待しています。
ヒメノとカグラギはなんとなく想像できますが・・・リタはどう盛り上げるのか予想がつかないのでなおさら期待してます。どれだけ脅されても屈しない、中立国の王に相応しい振る舞い、的なものになるのだろうか。


シオカラ「やべえよーっ!うわあ~・・・!」
ギラ「結局貴様もラクレスと同じか!聞こえるか?これが民の怒りだ!」
アッカ「さすが俺らの総長だーっ!」
ウスバ「誰にも頭は下げねえ・・・それでこそヤンマ総長よ!」
マユタ「やっぱあんたがテッペンだ・・・」
アッカ「あんたが・・・」
一同「総長だーっ!」
シオカラ「やべえよヤンマくん・・・マジ・・・マジかっけえっす・・・」
ヤンマ「よーく見な。これが俺の国ンコソパ・・・」

一番の強国に真正面から喧嘩を売るのは王としてはどうかと思いますが・・・国民の総意ですからね。問題なし。多分。
そしてある意味一番やばいのはヤンマではなく普段は国王を諫めているシオカラ。こいつストッパーとして全く機能していない。
やべえ・・・マジかっけえ・・・とか。気持ちはわからんでもないですが。この国で一番まともそうなシオカラがこの有り様なので・・・早くラクレスをどうにかしないと国が滅ぶ。

ギラ「ハッハッハッハッ・・・!面白い。これがウンコソパか!」
ヤンマ「ンコソパだコラァ‼てめえ絶対言っちゃいけないこと言いやがったな!」

しかしヤンマは国名を気にしていたっぽいですね。
ラクレスは大義名分を掲げなくてもこの名称を連呼しているだけで勝手にンコソパが喧嘩を売ってきて思い通りになっていたと思います。
・・・小学生の喧嘩っぽくなりそうですが。


ウスバ「また勝手に突っ走って・・・」
マユタ「まあケツ拭いてやっからよ」
アッカ「ぶちかましてやれ!」
ヤンマ「フッ・・・おいスカポンタヌキども・・・ンコソパ流でぶちのめすぞ!」
ウスバ・アッカ・マユタ「おう!」
ギラ「手は敵を潰すことに使え!」
ヤンマ「ウスバ!」
ウスバ「対象の移動予測、計算終了!」
ヤンマ「マユタ!アッカ!」
マユタ「エネルギー転送ルート構築完了!」
アッカ「発動可能時間、マックス3.58秒!」
ヤンマ「上等!」
シオカラ「でかダンゴムシくん、お待たせっす!」
ヤンマ「上出来だシオカラ!」
ギラ「ハッ・・・面白い!雑魚の分際で・・・!」
ヤンマ「図が高えんだよーっ‼」
ボシマール「お前がな!」
一同「ぶちかませーっ!!」
ギラ・ヤンマ「ひざまずけーっ!」
ヤンマ「これが・・・ンコソパ流だ!!」

王と民が一丸となって敵を討つ、というのは創作では結構ある気がしますが文字通り一丸となって敵と戦うってのは珍しい気もします。
他の国でもあるのかと思ってしまいますが・・・

ギラ「上下の壁なくぶつかることためらわず。だからこそ強く繋がる。それがンコソパという国なんだな」
ヤンマ「王だの国民だの超越してんだよ。俺たちは仲間だ」

多分なさそうですね。王と国民ではなく仲間であるからこその描写。
ヒメノは超我儘ではあるようですが我儘で高い医療技術を維持しているような気もしますし。
有事の際は自身が我が道を切り開く、民は自分が切り開いた道をついてこい、的なキャラに見えるので王と国民が一緒に戦うのはンコソパだけだと予想しておきます。
もちろん前線に立って戦うのだけが戦いではないのでそういった意味では他の国も一丸となって戦うのかもしれませんが。


ンコソパ


該当ビジョン「そう!皆様の生活には欠かせないもの・・・インターネット、マイクロ通信デバイス、全自動運用システムなど・・・全世界のあらゆる”便利”は全てこのンコソパから生まれたんだ。これらのシステムは全てンコソパ国王ヤンマ・ガスト自らが管理してるんだぜ!」

技術力が高すぎる・・・。
その割にシュゴッダムの技術レベルが低そうなのは・・・ラクレスがわざと高い技術力を導入していないのか(一般市民の技術力が高まると統治しづらいとかの理由?)。
それともヤンマが他国への技術提供を完全に管理しているのか。(下請け状態が気に入らない。他国の軍事力強化の抑制?)ちょっと気になります。


キングオージャー


ギラ「おおっ!なぜ飛べる⁉」
ヤンマ「ほう・・・乗ったやつのシュゴットの力が使えるってことか」

結構珍しい設定?
全員が揃ってないとフルパワー出せないというのは結構ありますがシュゴットの力を引き出せないというのはあまりなかったような。制限あるけど使えるよ、というのが多い印象。
これなら全員乗る理由付けにはなりそうですね。
ただし後半ロボが増えるとその割り振りが大変になりそうですが。


ラクレス


アッカ「予言の化け物か・・・どうすりゃいいんだよ・・・」
マユタ「5国同盟があるだろ。すぐに助けも来る」
ラクレス「ンコソパの民よ。我々はンコソパを5王国同盟から外し防衛出動を一切しないことを決定した。全ての原因はヤンマ・ガストの身勝手な行動にある。我が国を危機に陥れ、指名手配犯ギラをかくまっている」
ブーン「ギラ兄ちゃんは悪くない!」
コガネ「早く帰ってきて一緒にレインボージュルリラ食べようね!」
兵士「おい!」
ギラ「ラクレス・・・‼」
ラクレス「最後のチャンスをやろう。誠意を示せ、ヤンマ・ガスト。死んでいった我が国の民にひざまずいてわびるのだ!」

ギラの項目でも書きましたがラクレス=ヘラクレスっぽいんですよね。カブトムシ系統の名前。何かの意図があるっぽいですが・・・。
それはさておき。ここまでラクレスが強気に出れる理由がよくわからない。
確かに雑魚兵士相手はシュゴッダムの防衛力が必要だと思う(軍事力は5王国最強らしい)のですが・・・ロボ戦になったら何も出来ないですよね?
それともキングオージャーなしでも敵の巨大戦力に対抗できるというのでしょうか?
きっちりヤンマに非がある事を示し、そのヤンマに詫びさせる事で国同士の力関係をはっきりさせる、というのはわかるのですが・・・
その言葉には軍事力による説得力が足りない気もします。
ただしラクレスはギラの性格は知っていてロボ戦になれば絶対に戦って倒すという事は理解しているはずなので・・・その辺は計算済みなのかもしれない。


バグナラク


カメジム「さて・・・ここからは話し合いといきましょうか」
ヤンマ「ああ?茶でも出してくれんのか?」
ギラ「誰だ?貴様」
デズナラク8世「我らは地帝国バグナラク。我が名は奈落王デズナラク8世」
カメジム「わたくしはカメジム。お見知りおきを。ウフッ・・・」
ギラ「貴様らが予言の・・・!」
デズナラク「我々は人類を皆殺しにする」
カメジム「ああ・・・でも死に前にチキューの秘宝を渡していただけますか?」
ヤンマ「ああ?秘宝だ?」
デズナラク「とぼけるな。伝説のシュゴットのことだ」
カメジム「夜まで猶予を差し上げます」

カメジムはラクレスより有能な気もしてきた。
まず一方的に襲って軍事力の差をみせつける。その後に話し合いという名の降伏を迫って秘宝を要求する。
あまり状況が見えていないように見えるラクレスより知将っぽい。
逆に8世は脳筋っぽくてかませ犬にしか見えない。カメジムが秘宝要求しているのに皆殺しだ言ってますし。前回も言ってたな。
まあ秘宝渡そうが渡すまいが皆殺しにするのは変わりないと思いますが・・・8世様はカメジムの操り人形的存在なのかもしれない。

しかしそれだけに夜までの猶予を出したのは気になりますが。時間をかけるほど5王国の結束が強まりそうですが・・・ラクレスと通じているのか。それともラクレスの意図を理解して利用しようとしているのか。
なんにせよカメジムは有能っぽい気がする。

カメジム「お取込み中失礼。秘宝を渡すかさもなくば虫けらのように死ぬか」
シオカラ「やべえ・・・時間だ!ヤンマくんどうしよう・・・?」
ヤンマ「お家に帰んな。スカポンタヌキ」
シオカラ「かっこいい・・・」
デズナラク「望みどおり皆殺しだ」

ただし8世様はちゃんと制御した方がいいと思います。
カメジムの言い分だったら秘宝を渡せば見逃す的な感じですが8世様は皆殺ししか言ってないんですよね。
もう少しきっちり打ち合わせをしてほしいところ。これじゃあ8世様がバカみたいじゃないですか・・・。本当にバカなのかもしれない。


ボダルジーム「かかってこいや!」
ヤンマ「巨大化⁉どういう原理だ?」
ギラ「雑魚には変わらん!返り討ちにしてくれるわ!」

・・・どういう原理で巨大化してるの?
ちょっと調べたけどわからなかった。今回の巨大化担当幹部は誰だろうか。
巨大化が怪人の自由自在にできるってのはあまりない気もしますが・・・幹部ならともかく。
関係ないとは思いますがキングオージャーの初かませ犬となった雉野・・・じゃないヒトツ鬼ングは自在に巨大化していたような気もしますが・・・あれはなんだったんだろうか。
全員揃ってなくて合体出来ないから(そもそも合体要因が怪人化してますし)巨大化してやれ!とか外道衆でも思いつかないような非道な作戦を決行した酷い雉野・・・じゃない怪人がいましたね。


ナレーション


<2000年の眠りを経て、バグナラクが地の底からよみがえる。それに対抗するため、5王国は同盟を結ぶはずだったが、ンコソパの王、ヤンマ・ガストが拒否したことで人類は危機を迎える。おお~怖い。そんな中、国王の欺瞞を目の当たりにしたギラは自ら立ち上がり邪悪の王としてラクレスを打ち倒す決意をするのであった・・・とさ>

ちょいちょい私情というか個人の感想が入るのが気になる。
まあ1話の時点で「王となる男の物語」と言い切っているので話が終わった後に誰かが物語形式で伝えているように聞こえますが・・・誰が誰に対して何の目的で伝えているのか気になります。

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