仮面ライダーギーツ 26話 慟哭Ⅱ:真紅のブースト! 感想

25話の次回予告「英寿の秘密があばかれる!」 あばかれたのか疑問に思う 26話 慟哭Ⅱ:真紅のブースト! 感想です。

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感想


いよいよ英寿の謎が・・・?

明かされなかった。

25話の次回予告で「英寿の秘密があばかれる!」とあったので詳細に語られるのかと思っていたのですが・・・ちょっと肩透かし。

ただし次回の27話でも英寿についてやるらしいので英寿の謎解明はそちらを期待。

とはいえ今回明らかになった事もあります。

「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」*4
かつてのデザ神が勝ち取り、そして実現されなかった願い。
その願いが今回、同時にかなう事に。

7話での会話
景和「あの・・・英寿くんってデザグラのこといろいろ詳しいみたいだけどいつから参加してるの?」
英寿「西暦元年」

この7話の会話、そして今回のかつてのデザ神の願いから推測すると・・・英寿は生まれ変わりながらデザグラに参加している事は確定っぽいですね。
デザ神の名前は全てエースに関するものなので。

ミツメに関する記憶が曖昧なのは確かなようですが・・・自分が生まれ変わりながら戦い続けている事は自覚している模様。

思えば今のデザグラ。英寿が初めて叶えた願いは
「俺が死ぬまでデザイアグランプリに参加できる世界」。この願いを使ってギロリに退場させられた時も自力で復帰はしていましたが・・・それ以前からも戦い続ける事を覚悟し、仕込みを入れていたと考える方が良さそうです。

また16話では
ツムリ「なぜ毎回あんな願いを?」
英寿「知りたいんだ。なぜ俺みたいな存在が生まれたのか。俺が生きてる意味はなんなのか。母さんに会って確かめたいんだ」

と話すシーンがありました。

自身が生まれ変わる事を知っている。
ニラムの言う通り理に反する存在である事は間違いなさそうです。
確かにそれならば生きている意味が知りたいと思うのは当然なのですが・・・

逆に英寿が何故そんな存在になっているのかが気になるところ。
恐らくミツメによる仕込みだと思うのですが・・・理由がわからない。

デザグラのナビゲーターをやっていた。
英寿に忘れなさいとの言葉を残した。
なんかよくわからない古風な格好をしていた、ぐらいしかわかってない(はず)ので・・・。

現在のナビゲーターであるツムリがデザグラの在り方に疑問を抱くシーンが時々ありますがミツメもデザグラについて何か思うところがあったのでしょうか?
ただしツムリは運営の在り方に関してですがミツメはデザグラそのものになにか思うところがありそうな・・・気がする。根拠なし。

デザグラそのものに何か思う、というのは私の個人的な考えがあるので。
昔の世界とは言えショーの舞台にして荒らしまくる(そしてゲームが終わればリセット)ってのはどうかと思う人間がいてもおかしくはないかなあ、と思う訳ですよ。

ミツメもそう考えて英寿に何か託した可能性はないでしょうかね?
現時点でミツメに関して情報が少なすぎて全く根拠がないですが・・・その辺も含めて次回ちょっとは明らかになってほしいな、と思う 26話 慟哭Ⅱ:真紅のブースト! 感想でした。

浮世英寿


英寿「この寺も、もう1000年ぐらい続いているのか?」
鬼塚「ええ。先祖代々この地域を見守り続けて・・・うちで毎年主催するすずなり鬼祭りも町の風物詩だったんですが・・・」

生まれ変わっているらしい事が判明した英寿。
前にもこの祭りに関わった事がある?
別に根拠はないのですが・・・1000年ぐらい続いているのか?という聞き方がなんとなく気になって。
1000年以上前からある寺はそこそこあるっぽいですがそれほど多くはないはず。数百年続いているのもそれほど多くない?
1000年という数を出したのが気にはなったのですが・・・気にしすぎですかね?


ショウタ「あの・・・今日のお祭りは?」
鬼塚「ああ・・・ごめんね。今年は中止になったんだよ」
ショウタ「えっ・・・なんで?」
鬼塚「最近何かと怪物の噂が広まってるから、被害者の出る恐れがある催し物は認められないって・・・」
ショウタ「そんな・・・お母さんが良くなるようにってお願いしたかったのに・・・」
鬼塚「ごめんね」
ショウタ「お母さん・・・」
回想 ミツメ?「私のことは忘れて・・・それが幸せよ」
英寿《母さん・・・》
英寿「やろう・・・祭り」

母親の為にすずなり祭りに参加しようというショウタの思いに応えたかった英寿。
ジャマトという理不尽な存在に願う事を邪魔されるのが嫌だったのでしょうか?
記憶があるかは不明ですが何シーズンもデザグラに参加しているっぽい英寿。
自身が諦めきれずに戦い続けているからこそショウタの願いを叶えさせたかったのでしょうか。

で、英寿の回想。前にも出てきましたが何故ミツメは「忘れて」と言っているのでしょうかね?
そもそも未来人のはずのミツメが英寿と直接接触しているのには何かしらの意図があると思うのですが・・・。
ミツメが英寿の母親的存在であるのは間違いなさそう。どのような方法で英寿を生み出したかは不明ですが現代の英寿の母親はミツメとは別人。となると他の時代でも英寿、エースを産んだ母親は別となりそうですが・・・。

逆にこの回想の時はエースを産んだ実の母親だったとか?
ナビゲーターとしてデザグラに参加。そこで参加者と結ばれ生まれた子供がエースとか?
未来人は自在に姿をデザインできるっぽいので子供を埋めるのかは不明ですが・・・祢音ちゃんが創世の女神から生まれたっぽい存在なのでミツメとデザ神になった人間双方の同意があれば可能?
まあ創世の女神の力を考えれば同意なしでも出来そうですが主人公的にそれはどうかと思うので。

さすがにナビゲーターがデザ神になるのは難しいと思うのでデザ神となった参加者の願いでミツメとの間に子を成した、と予想しておきます。

鬼塚「でも・・・歴史書の『古事記』にも記されている。。暗く災いの多い世界を救うために岩戸に隠れた太陽神を誘い出すためいどんちゃん騒ぎをした。それが祭りの起源だとか」
鬼塚「ええ一説には」
英寿「どんな暗い世の中でも感謝と祈りを込めれば、いつか明るい希望が訪れる。そうやって昔の人は暮らしてきたんだ。だから君も・・・鬼から鈴を取ってこられるか?お母さんは頑張って病気と闘ってる。君も勇気を出して戦えるはずだ」

祭りの起源として天岩戸の話をしているっぽいですが英寿がやっている事はミツメを探すためにどんちゃん騒ぎをしている可能性が?
スター(以下略)になったのもミツメに自分を探してもらうためだったはず。
英寿がスター(以下略)になったのは祭りの起源をヒントにしたのかもしれないですね。
その仮定が正しければ英寿は前にも祭りに参加した可能性がありそうですが・・・どうなんでしょうかね?


ナイト「ギーツの神話も、もう終わりだな」
道長「お前の負けだ、ギーツ!」
英寿「諦めない・・・そこに願いがある限り・・・。俺の覚悟を思い知れ」

ナイト、透がギーツの神話と言っているのが若干気になる。
浮世英寿がデザ神になったのは4回(願い1回目「死ぬまで参加」2回目「働かなくても」3回目「世界スター」4回目「家族」のはず)
初回でいきなり不敗神話と言われる事はないと思うので透が英寿と一緒にデザグラに参加したのは2回目?
3回目は道長が参加しているはずなので・・・恐らく透が参加したのは2回目っぽい。
もちろんナイトが後から話の可能性はありそうですが・・・2回目な気がする。

それはともかく「俺の覚悟」は本当に覚悟なんですよね。
今回の描写で少なくとも4シーズンはクリアしている事が確定。何度生まれ変わろうがミツメを探し出す。その願いで諦めずに数十年(下手したら数百年?)戦い続けているっぽいので。
全ての記憶があるか不明ですが・・・初参加は西暦元年と言い切っているのである程度の記憶はあるはず。
その原動力が母親に会いたい・・・というだけ(世界を救いたいのもある)というのは本当に覚悟が極まっている。


道長「お前は・・・!」
英寿「仮面ライダーギーツ。その言葉を・・・お前は信じるか?」

決め台詞変わった?
今回の件で運営と一部オーディエンスには正体(エース)がバレたはず。
つまりこれまで以上に運営に警戒される事は間違いないはずなのでその決意から決めセリフが変わった可能性もあるし、単に今回だけ言ってみた可能性もある?


ニラム「保留となっていたかつてのデザ神たちの願いが同時にかなったか・・・」
「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」
(八雲 栄守、Ace Garfield 、エース・リー、A(?))
ニラム「エース・・・君は世界の理を変えた・・・存在するはずのない男だ」

この件でシーズンが終わってもデザ神の願いは有効だという事が確定した?
今までも歴史上の偉人にデザ神がいた、という話がありましたがデザ神の願いはシーズン毎にリセットではなくシーズンが終わっても後々の歴史に影響を与えるっぽい。
無制限に願いが叶えられる訳ではない(ニラムがチェックしているはず)のですが・・・結構危ない事してますね。
ニラムたちがいる未来世界にも直接影響を与えかねないと思うのですが・・・ニラムたちの世界もその上位の存在が行っているショーの一部とかいう可能性は・・・さすがに無いか。

ニラムが何を指して「存在するはずのない男」としているかは不明(転生している以外にも何かありそう?)ですが・・・理を変えつつあるのは確かなようです。


ブーストフォームマークⅡ


英寿「これが俺の求めていた力」

エースの願い「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」

世界を守る覚悟を決めた時に世界を守る力欲しかった?
英寿の真の願いは世界を守る事ではなくミツメを探し出す事。ある意味二の次だったと思うのですが(世界が守れなかったらその世界でミツメは探せないので守る必要はあったはずですが)ここに来て世界を守る覚悟もした模様。
逆に言えば今まではあまり覚悟をしてこなかったとも言えそうですが・・・自身の願いと世界を守る思いが同等になったという解釈でいいのかな?

しかしこれで最終フォームじゃないのか。かなり大がかりな準備で作った力だと思うのですが。
コマンド→マークⅡと強化フォームが来ているのであと2回ぐらい変身を残していそうですが・・・時期的にあと1回な気もする。
マークⅢ、マークX的な感じで強化されるのか。それとも別系統のパワーアップをしていくのか。そしてその際は何を使って強化されるのか。色々と気になります。


吾妻道長


道長「見返りがなきゃ本気で戦う気も起きないか!それじゃあ俺には勝てないぞ」
英寿「そういうお前こそなんのために戦ってる?不幸な世界なんてかなえる価値があるのか?」
道長「お前ら仮面ライダーが不幸になる世界ならな!」

見返りがなければ戦う気云々。
全く見返りなく戦い続けている道長自身の説得力が凄い。
本当に何が原動力で戦っているのかよくわからない。
仮面ライダー憎しで戦っているのはわかるのですがリタイアする直前は他のライダーにある程度共感している部分もあったはず。
となると・・・半分ジャマトになっているのが影響しているのでしょうかね?
それなればわからないでもないのですが・・・逆に道長の考えを変えるにはジャマト部分をどうにかしないといけない気もします。


透「ほら食えよ。炭水化物。昔から大好きだったもんな」
道長「フッ・・・いつの頃の話だよ。お前は?」
透「ああ・・・俺は水があればいいから」
道長「ああ・・・そっか」
大智「仲いいね、2人とも」
透「学生時代からの腐れ縁だからな」
大智「興味深いね。ジャマトと友情を育む男の心」
道長「何が言いたい?」
大智「ううん。別に。君も半分ジャマトみたいなもんだし、ジャマト同士に絆が芽生えても否定しないけど」

仲いいね。2人とも。
焼きそばパン?を買ってくるナイトジャマトってのは想像すると可愛い。
ジャマトグランプリ中に奪っている可能性もありますが。
・・・いや、ゲーム中に「あいつ炭水化物好きだからゲーム終わるまでに炭水化物確保しといてやろう」とナイトが思っていた可能性も?
それはそれで可愛いですね。屋台から奪ったものでもなさそうだし移動中に奪ったんでしょう。多分。

ナイト「助けてくれ道長・・・!」
道長「計算が狂ったな。お前を利用すればギーツを倒せると思ったが・・・」
透「俺たち・・・親友だろ?」
道長「ああ?ただのバケモンだろ。透はもうこの世界にはいない」

対する道長はこの仕打ちですが。
結構ドライな道長が怖い。
逆に言えば結構道長は冷静なんですよね。とすると執拗にライダーをぶっ潰そうとするのが気になりますが・・・透がいない事を事実だと受け止めているからこそライダーをぶっ潰したいのかもしれない。


透「無駄だ。お前一人でかみなり祭りを止められない」
道長「今度こそ手加減しないぞ」

・・・今まで加減してたの?
今までも完全に加減なしで殺しにかかってきていたような。
まあゲームが終わったら帰って行ってたので加減してたのでしょう。多分。


今井透


ナイト「5つの櫓が完成した時、町中に恐怖の雷が落ちる。それがかみなりジャマト祭りの習わしだ」

丁寧に説明してくれるナイトが可愛い。
相手に説明する必要はないのに。
道長にパンを買ってきたりと昔はヤンチャだったけれども今は真面目に仕事してたんでしょうね。
・・・今回で退場してしまいましたが。
とはいえIDコアがあれば何体か作れそうではあるのですが・・・出番終了なんですかね?
景和の願いが叶えば復活はしそうですが・・・どうなる事か。

そういえばデザ神の願いはシーズン関係なく発揮される事が発覚した今回。景和の願い、退場者の復活は他シーズンにも影響を与えるのだろうか。現代から未来を舞台にしたシーズンもあったようですが過去未来関係なく復活したらそれはそれで大変な事になりそう。


五十鈴大智


大智「やけるね。バッファばかりひいきにしちゃって」
ベロバ「なら・・・あんたもジャマトになってみる?」
大智「もちろん。必要とあらばね」
ベロバ「フフフフ・・・それは楽しみ」

必要とあらば。
絶対になる気ないですね。こいつ。
最終手段的には考えている気はあるかもしれませんが・・・なさそう。
利用しようとして利用される未来しか見えないのですが果たしてどうなる事か。


ベン


ジョン「ヨーヨーすくいはいかが~」
祢音「もう1個取~ろうっと!」
ジョン「お嬢様は店番する側ですよ!」
祢音「わかってるよ!」

ベンはどこ?
何故か今回ベンがいなかったのは中の人の都合か。
それともベンの方が日本語が怪しかったような気がするからベンだけ呼ばれなかったのか。気になります。


ニラム


ニラム「やはり私が出るしかないか」
英寿「その必要はない」
サマス「タイクーンとナーゴが負傷しています。ギーツをいえども体は一つ。全てのジャマトには対応できないかと」
ニラム「君一人に何ができる?」
英寿「フッ・・・見くびられたもんだな」

ニラム的には極力このシーズンを終わらせたくない模様。
最終手段としてこのシーズンを終わらせる事をちらつかせてますが・・・その前に出来る限りの事はしておきたいようですね。
・・・もしかしたらヴィジョンドライバーが2本ないと終わらせる事も出来ないのかもしれない。
その場合は今までの発言にいくつか矛盾が出そうなのでそれはないと思いますが・・・何にせよリセットする前にやれることはやっておきたいと思っている様子?


サマス「女神が動いた・・・?」
光聖「なぜこのタイミングで・・・?」
ニラム「ついにこの時が来たか・・・」
光聖「どういう意味だ?君は何を知っている⁉」

ギロリから英寿、エースはこの時代の人間ではないと伝えられた辺りでエースの正体に気づいていたっぽいですかね?
で、何度か英寿に探りを入れていたけど確証が無かった。しかし今回の件で確証が得られた、という事ではないかと思います。


ジーン


ジーン「見逃せない因縁の対決だね。生き様か死にざまか・・・いずれにしろ感動が待ってるはずだ」

ジーン「ホントに1人で大丈夫?なんなら俺がもっと本気出してあげてもいいけど」
英寿「本気で世界を守る気もないくせに」
ジーン「なんでそんなこと言うの?ずっと応援してきたのに。君と一緒に戦えてこんなに感動してるのに」
英寿「俺たちは遊びで戦ってるんじゃない!この世界は俺たちの現実なんだよ」
ジーン「英寿・・・」

徐々に表れる現代人と未来人との意識の差。
ジーンは感動を求めているようですが結局は参加者が死のうが生きようが自分が感動出来ればいい、的な考えてやっているようですね。
まあ現代の人間も歴史上の人物が登場する創作物を見て一喜一憂しているのでそれと変わらない感覚なのでしょうか?
自身も少し干渉出来るけど干渉しすぎると感動が薄れるから必要最低限にしとこう、的な。
そりゃ英寿から「本気で世界を守る気もない」と嫌味を言われるのもわからないでもない。
生き様、死にざまで感動、とか言っている人間に平和を託したくはないですよね。

結局のところデザグラを通して自身の求める感情を得たいと思っている時点でベロバもジーンも大差ないのかもしれない。


ショウタ


母親「ショウタ!」
ショウタ「お母さん⁉ホントに帰ってきた・・・!お母さん・・・!僕鬼から鈴を取ったんだよ!」
母親「よく頑張ったねショウタ!」

お母さん・・・タイミング的に願いと全く関係なく退院してますね。
前回鬼塚が「お母さん帰ってくるよ」と言い切っていたのはこの事実知っていたからですね。多分。
一時的に外出許可が下りただけかもしれませんが・・・まあそれは野暮なツッコミは置いといてショウタの成長の切っ掛けにはなったはず。
英寿がある程度自身の姿をショウタと重ね合わせていた事もありますがなかなか良いシーンだったと思います。


ジャマトグランプリ


「ジャマトグランプリにペナルティは存在しない。協力・妨害・裏切りなど、あらゆる行為が認められている」

要は加点のみで減点はないって事ですよね。
これはラスボスが登場する時以外はライダーと戦わずにポイント積み重ねていった方がいいのでは・・・という気もしますがベロバが特に何も考えずに設定しているだけだと思います。
どうせジャマトの事も使い捨ての駒としか思ってないようですし。

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