王様戦隊キングオージャー 第5話 冬の王来たる 感想

リタ・カニスカは揺るがない・・・? 第5話 冬の王来たる 感想です。

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感想


リタ・カニスカが属性てんこ盛り。

いよいよ5人目のキングオージャー、リタ・カニスカが本格的に登場した訳ですが・・・思った以上に個性的なキャラでした。

他のキャラがヤンキー・ワガママ姫・二枚舌・実は王族と濃ゆいキャラ達。
あまりにも濃すぎるキャラ達なので最後の1人はクールビューティー系のド真面目キャラかと思ったら・・・一番ツッコミどころのあるキャラじゃないですか。
冷徹なツッコミするキャラだと予想していたのに・・・。むしろ逆でした。

職務中は全く私情を挟まない裁判長キャラかと思えば時々感情を爆発させたように奇声を発するある意味ダメ人間。
裁判自体は自身で証拠を集め極めて公平な判決を言い渡しているようですが・・・もっふん転売ヤー死 ね!とか言い出しているあたりかなり危ない。
それでも私情を挟まないあたりリタ・カニスカは揺るがない!のでしょう。多分。恐らく。もっふんが絡まない限りは。

そんな濃ゆいキャラが集まってうんぬんかんぬんでキングオージャー結集!と思いきやそれぞれの国王はそれぞれの職務へ戻る模様。

バグナラクの脅威は去っていないどころから隠されていた(内通者がいた?)3大守護神の1体、ゴッドスコーピオンが奪われ事態は悪化中。
・・・いやもうちょっと協力しようよ。
ある意味一枚岩のバグナラクの方が統制が取れているような気さえしてくる。カメジムはなんか怪しい気がしますが。裏切りそう、というか下剋上しそう。

それはともかく・・・
王族である事が判明しつつも未だ王ではないギラ
ヤンキー過ぎて政に関心が薄いヤンマ
ワガママ過ぎて自身に興味があるもの以外どうでもいいヒメノ
二枚舌過ぎて他の王に信用されていないカグラギ
もっふん好きすぎるリタ

と、王ではあるけれども(ギラは王になる男ですが)王として成長途中なキングオージャー。
これからの成長が、そして真の王様戦隊となる過程が楽しみな 王様戦隊キングオージャー 第5話 冬の王来たる 感想でした。

ギラ・ハスティー


リタ「お前はキングオージャーを奪い他国を侵略しようとした。間違いないか?」
ギラ「フフッフフッフフッ・・・フハハハハハッ!そうだ。俺様は世界を支配する邪悪の王!ささ・・・さささ・・・さっさとシュゴッダムへ連れて行くがいい!」
リタ「そうはならない。お前はここで裁かれる」
ギラ「それは困る!ごめんなさい。僕は悪人のふりをしてました」
リタ「今さら命乞いか。お前の悪事への調べは進めている」
ギラ「僕はみんなを守りたかっただけです!」

他の国でもそうですが時々素が出るギラ。
・・・時々?よく考えたら結構素が出ている時が多い気が。
今回無罪なった要因の一つに他国民が恩義を感じていた、というのがありますが基本的に素の行動からの結果のはず。
他国の王と接する時には邪悪なる王を演じているようですが・・・素が出るのが早すぎる。
カグラギのようにずっと二枚舌を使えという訳ではないですがもう少し粘った方がいいような気がしないでもない。
まあその辺も含めて成長過程なんでしょうね。

ラクレス「失礼。よく聞き取れなかったが」
リタ「無罪だ。む・ざ・い」
ラクレス「納得のいく説明をしていただこう」
リタ「ギラがオージャカリバーの生体認証を突破したのは逆説的にギラが王の資格を持つ可能性を示している」
ラクレス「根拠のない憶測にすぎない」
ヤンマ「いいや!裁判長が正しい」
リタ「レインボージュルリラ。この料理はどこにも存在しない。だが唯一、十数年前にコーカサスカブト城で供されていた記録を発見した」

回想
ギラ「美味しい!」
ラクレス「よかったな」
ボシマール「ラクレス様。国王がお呼びです」
ラクレス「こぼさずに食べるんだぞギラ」

リタ「彼の本名はギラ・ハスティー。ラクレスの弟であり、シュゴッダムの王族だ」
ラクレス「何を根拠に?」
ヒメノ「この私が遺伝子照合したんだから間違いない」
リタ「知ってて隠していたな。反逆者が兵器を奪い、破壊行為を行ったのではない。王族が自分のものを使い王としてやるべきことをやった。法にのっとればなんの問題もない」
ラクレス「やつが行ったのは侵略だ。民を守ったなどとなぜ言い切れる⁉」
リタ「民がそう証言した。被害を訴えるどころか皆一様に恩義を感じていた」

オージャカリバーの生体認証を突破←ヤンマのお墨付き
遺伝子照合の結果←ヒメノのお墨付き
それらの証拠を地道に集めたリタ。
これまでに会った王達にある意味認められた(行動・資質ともに)形でギラが王族であるという綺麗な流れ。いやあいい展開ですね。

一人忘れられているような気がしますが・・・今回のリタも特にカグラギがから情報得られなかったですし。
ただしカグラギはカグラギでギラが王族である可能性が高い事を考慮した上でリタに引き渡した可能性が高いのである意味全員強力した形での無罪放免&王族発覚という流れになりました。
うん、やっぱり綺麗な展開。

ただし逆にラクレスの行動に疑問が残る結果に。

回想では仲の良い兄弟に見えたギラを何故追放(?)したのか。
何故ギラがそれを覚えていないのか。
そしてそのギラに何故自分の野望を伝え、自身を討つように仕向けた(?)のか。

操られているのか。そしてそれに抗っているのか。
それともギラの成長の為に演技をしているのか。
それとも自身かギラのどちらかが世界を平和に導けばいいと考えているのか。

先代王が亡くなった経緯も不明ですし・・・まあこの辺は今後の展開の主軸となりそうなのできちんと語られる事を祈っています。
・・・ただしTTFCの告知でラクレスがオオクワガタオージャーに変身する事は確定したっぽいので操られている可能性は低そう。

その場合誰がバグナラクに情報を流している(ゴッドスコーピオンの情報が漏れた件)のかですが・・・ボシマールが回想にいる事がヒントっぽいですね。これに関しては後述します。


リタ・カニスカ


リタ「お前はこれ(もっふん)を買い占め、本来の数十倍の金額で転売した。よってマイナス10度の牢獄で半年過ごせ」
転売ヤー「転売の何が悪いんだ~!」

リタ「リッたん、おかえり~」
リタ「もっふん、もう嫌だよ」
リタ「えっ?リッたん、どうしたの~?」
リタ「もっふんのこと転売したやつ、半年しかぶち込めなかった」
リタ「死罪でいいのに~!」
リタ「それにあのギラってやつもさ、100パー有罪だよね?もういいかな有罪で。ダメ?ダメだよね~まだ調べなきゃいけないこと残ってるもんね~」
リタ「人間のかがみ!」
リタ「よし。リタ頑張る。ちゃっちゃと調べてさっさと有罪にしちゃうぞ」
書斎を出るリタ
リタ「まずは各国王の聞き取りと情報収集」
モル「えっ?出張?」

最初に何故小物っぽい転売ヤーの描写が入ったのかと思えば・・・まさかの展開。
パトレンのつかさが似たようなキャラでしたが・・・あれより強烈ですね。
そしてつかさと違うのはつかさはあくまで可愛いものを愛でたいだけに対して(多分)リタはもっふん、つまり自分以外に頼れる存在がいない事を示しているんですよね。

リタ「法とは王をうがつ矛。法とは民を守る盾。なればこそ、ゴッカンは不動なり!」

これがリタの想いのはず。
要は力無き、そして罪なき民の盾となるべく憎まれ役をやっている。はず。

どういった経緯で王となったのか。
そしてどういった経緯でこの考えに至ったのかは今後明かされるとは思いますが・・・若干無理が生じている模様。
本音ではもっふんに酷い事したやつは一生豚箱にぶち込みたいし面倒な手続き(ギラの件)とかはさっさと有罪にしたい。

ただそれでも民の盾となるべく奮闘している。
その思いは素晴らしいとは思うのですが・・・いつか潰れますよね。
今はもっふんで持ちこたえているとしても。
なので今のリタに必要なのは理解者と協力者な訳ですが・・・果たしてどうなる事か。


ラクレス「ハハハハハハッ・・・!私の忠告を忘れたのか?やつを解放するということはこの私を敵に回すことだ!」
リタ「法とは王をうがつ矛。法とは民を守る盾。なればこそ、ゴッカンは不動なり!地が避け、天が降ろうともこのリタ・カニスカは揺るがない!私が無罪と言ったら無罪だ!」
ギラ「ありがとう」
リタ「仕事をしただけだ」

この台詞だけ見れば超カッコいいのですが・・・もっふんの件があるので。
天が降ろうとも揺るぎそうにないですがもっふん絡みの件だと揺らぎそう。
まあこの辺がリタの成長ポイントなんでしょうかね。
キャラ的にはほぼ完成しているような気はします。

とはいえ法が間違っていた、もしくは法では民を守れなかった場合どうするのか、というのがこの手のキャラによくある葛藤。
例えば法を守ると犠牲なくバグナラクに勝てないとしたら。
法を守り犠牲を出すのか。それとも法を破ってでも民を守る事を優先するのか。
どうもリタは法は絶対だから守るキャラ、ではなく民を守る為に必要な力だから法を守っているように思えるんですよね。
なので民を優先するとは思いますが・・・そんなシーンでも揺るがないリタが見られる事を期待しています。

どうでもいいのですがオージャカリバーをガンガン地面に叩きつけるのはどうかと思います。最終的に先端が変形してる気がする。もしくは裁判所の床が穴だらけに。


ヤンマ・ガスト


リタ「ギラがキングオージャーを動かせたのはお前が手引きしたからだな?」
シオカラ「んなわけないっしょ・・・!」
リタ「ギラの刑が確定したら次はお前だ。恩赦で減刑してほしければ協力しろ」
ヤンマ「あいつが勝手にトリプルAの生態認証を突破したんだよ」
リタ「つまりなんだ?」
ヤンマ「そう簡単に奪えるもんじゃねえんだ。あれを使えるのは王の資格を持つ者だけだ」
リタ「あああああーっ・・・‼」
コーラを吹き出すヤンマ
ヤンマ「ああ?」
リタ「最悪・・・やっぱそっちだったの?」
ヤンマ「協力しただろ。俺の裁判はなしだよな?」
リタ「なめるなよ!お前が国王だろうが知ったことか!」

叫んだリタに対してコーラを吹き出す総長が可愛い。
逆に言えば初めてこの姿を見たとも言えそうですが。よくある事ならこれほどビビらないはず。
基本的に王族同氏は交流が少ないって事ですよね。ある意味自然ではあると思いますが。

しかし他の王もそうですが王は自身の技術力に絶対の自信があるようですね。
自身が設定した生体認証を突破した。それは絶対に王族にしか出来ない事。だからギラは王族だ、と。

これまでの回でそれぞれの王について描写して今回はそれを強調する演出。良い見せ方だと思います。


ヒメノ・ラン


リタ「ギラの逃亡に手を貸したその罪は必ず裁く!」
ヒメノ「やれるものならやってみなさい」
リタ「時に優秀な医者はいるか?」
ヒメノ「ここにおりますが?」

優秀な医者過ぎる。
多分医術関係全てトップクラスな気がする。
これも全て自分のお気に入りを失いたくないために身に着けた技術なんでしょうね。
特撮の医者系のキャラって医療全般に対しても万能なキャラが多い気がしますがその中でも最上位な気がします。
苦手な分野がなさそう。


カグラギ・ディボウスキ


カグラギ「あのギラという男、強盗団の親玉、という噂がありまして毒虫を主食にしている化け物なんていう話も」
リタ「もういい」

今回何もしていない・・・と思わせて実はこれはこれでありなのかもしれない。

自分の役割は前回ギラをラクレスではなくリタに引き渡した時点で終わってますよ。これ以上価値のある情報はないですよ。それより自国の民から情報を得て下さい、的な?

そう考えるとありなのですが・・・逆に言えば自分の証言に価値はないと認めているも同然。
自分から話す事は何もない、直接民から聞いてはどうか?と直接言える方が良さそうですよね。
ただ現時点で胡散臭いと思われている自分がそう言うより煙に巻いたような言い方をした方が事がスムーズに運ぶだろう、という判断をしたともいえそうな。
前回と同じくおもてなし状態ですね。おもての顔を見せず誘導している。

そう考えるとヤンマとヒメノ。カグラギとリタは似た者同士なのかもしれない。
ヤンマとヒメノは二人とも超ワガママ。方向性は違いますが。
ある意味おもてだけ。

対してカグラギとリタはおもてなし。裏だけ。
自身の感情を出さず(リタは時々叫びますが)民を守るための行動に徹している。こちらも方正性は違いますが。

これはある意味製作者側の狙いなんでしょうかね?
・・・と考えるとやっぱりギラとラクレスは似た者同士とか?
共に邪悪なる王を演じている、とか。


キングオージャー


リタ「5王国同盟は国同士が一丸となって敵を打ち倒すために制定するものである。戦え。拒否権はない。お前たちもだ」
ヒメノ「なんでもいいから早くしていだだける?寒すぎる!」
ヤンマ「俺、同盟外された気がするんだけどなあ」
カグラギ「この日が来るのをずっと信じておりました!」
ギラ・ヤンマ・ヒメノ「ウソつけ!」
ギラ「俺様がひねり潰す!」

3人にウソつけと言われているカグラギは・・・もう少し他国の王の信用を勝ち取った方が良いと思います。
それはともかくこれが5人の初変身。若干ズレましたが。
いやあ今年の戦隊は早いですね。
前回の戦隊なんて全員揃っての変身が44話?そして全員揃っての名乗りが最終回と遅めでしたから。

・・・いや前回がおかしかっただけですね。昭和の戦隊なんて1話で全員名乗って変身多かった気がしますし。
まあ前々回のゼンカイジャーも5人揃っての名乗りが5話だったので令和戦隊は平均すると5話ぐらいが基本になるのかも。
平均にしてはいけない戦隊があったような気がしますが・・・これ以上は止めよう。不毛だ。


リタ「貴様ら何を考えている!」
ヤンマ「スカポンタヌキ!」
リタ「貴様・・・!」
ヤンマ「おめえが・・・!」
ギラ「ああーっ!もう!」
一同「いいから黙って・・・」
4人「引っ込んでろ!」
ヒメノ「引っ込んでなさい!」

電王のクライマックスフォームを思い出させる演出。
あちらは最終的にクライマックスフォームが最終フォームじゃない為かラストまであまり一致団結していなかったと思いますが(そもそも怪人たちだし)こちらは最終的に一致団結して戦う布石と思っておきます。
まあこんな感じでやり合っているメンバーが最終的に力を合わせて戦うのってベタですが燃える演出ですしね。
ドンブラは意図的にこの手の描写外していた(というより井上先生がその手の演出好まない気がする)ような気がするので・・・その分も合わせて今年は盛り上げてもらいたいものです。


モルフォーニャ


モルフォーニャ「おろ?退勤ですか?私も帰っていいですかー?」

モルフォーニャの立ち位置がわからない。
ある程度リタに信用されていはいるっぽいですが・・・それでもリタの心の支え(もっふん)にはなれないっぽですし。
それにゴッカンはほぼ全員が囚人か元囚人。モルさんは元々囚人なのか。それとも数少ない原住民なのか。
今後の展開で明らかになってほしいものです。
リタが今の考えに(不動)に至るきっかけになったキャラ?


ゴッカン


リタ「招かれざる者は入れず、許されざる者は逃さない。最果ての牢獄、ゴッカンへようこそ」

基本的に他国と交流はなさそうですね。流刑地って事でしょうか?
それで国として成立するのかは気になりますが・・・きっと転売ヤーが頑張って稼いでいるのだと思います。
ただしもっふん転売したら(実質)死刑。


リタ「お前たちは奪う者か?奪われた者か?」
サナギム「ヒホウ・・・ワタセ・・・!」
リタ「そうか・・・奪う者よ。そこで凍るまでゴッカンの吹雪に震えろ」

奪う者はわかりやすいのですが・・・奪われた者、が気になります?
他の国で居場所がなくなった人間が逃げ込む場所にもなっているのでしょうかね?
とは言え現時点ではほぼ全ての国民がその国に満足して(イシャバーナの不正受給の人はいましたが)その国にいるっぽいのであまりいそうもないですが・・・。
とはいえその国に馴染めない国民はゴッカンで受け入れているのかもしれない。
ただリタは「招かれざる者は入れず」とも言っているので・・・実際どうなのか微妙な感じもします。


モル「この国の人、ほぼ全員、罪人か元罪人なわけですよ」
ギラ「じゃあみんな一度は裁判長に裁かれてるのか」
モル「だから国民全員リタのことが嫌いなの。あなたも恨むならリタを恨んでくださいね。転売さんもね~私じゃないですよ~」
ギラ「・・・恨まない」
モル「えっ?」
ギラ「正しさを守る人ほど嫌われる。だからあの人がそうだと言うなら受け入れる。でも悔しい・・・かも」
モル「うん・・・」

国民全員の中にモルフォーニャが入るのか気になります。
ギラがリタの考えに賛同して悔しい・・・かも、と言っているので自分も過去に同じ経験をした可能性が?
しかし全員に嫌われつつ国として成立しているって凄い事だとは思いますが・・・今回リタとギラに焦点が当たっていて国民についてはあまり触れられなかったので次のリタ回にはその辺に触れて欲しいと思います。


ラクレス・ハスティー


ラクレス「ギラはもちろん死罪になるんだろう?」
リタ「それはお前が決めることではない」
ラクレス「フッ・・・私は脅威と見なしたものは例外なく力で排除する。ギラも・・・そしてもしそれを解き放つようなことをするなら君の国も」
ラクレスの頬をたたくリタ
ドゥーガ「何を・・・!」
リタ「失礼。蚊がいたもので」
ラクレス「法にのっとれば暴行罪ではないのかな?」
リタ「この程度で痛むのか?」

痛みの有無と暴行罪は関係あるのか・・・と思ったのですが日本での暴行罪は傷害の有無に関係している模様。
傷害事件で障害がない暴行は暴行罪となる模様?
ただしこれは日本の法律でチキューの法律ではないのですが・・・この辺はやめておきます。

しかしラクレスは「私は脅威と見なしたものは例外なく力で排除する」とは言っていますが・・・何故ギラを孤児院に入れるような状態になったのか。
そして何故ギラを法で裁くように仕向けているのか。

ギラが跡目争いで邪魔になったのであれば謀殺すればよい話。
それこそ力で排除すればいい話。それをしなかった理由は?
そして1話でギラと再会した時に自身の野心を伝えてますよね。わざわざ。
伝える必要もない。そもそも邪魔なら排除すればいい。

何か考えがあってギラを保護したいのであればリタによって裁かれるのは不都合なはず。それこそ自国で捕まえて表向きには処刑した、とすればいい話。
しかし今回の無罪判決には不服な模様。よくわからない。

まあこの辺は色々と思惑があるようですが・・・内通者がいる可能性を否定できないのでギラを遠ざけておいた(自分が失敗した時の保険と残しておきたかったとか)という可能性も?
というのも・・・


ボシマール


ラクレス「国際犯罪でなければゴッカンは動かない。君のおかげだよ」
カグラギ「国際裁判長、リタ殿は氷のように無慈悲なお方。あのギラという大罪人も一巻の終わりでしょう!」
ドゥーガ「しかしカグラギ様。ゴッドカブトを奪われた失態をなかったことにはできません・・・」
カグラギ「そんなことより、今最も警戒するべきはバグナラクにカブトムシを奪われることかと!」
ボシマール「残りの三大守護神も急いで探させますか?」
ラクレス「ああ。やっと手掛かりを解読できた」
ボシマール「なんと・・・!」
ラクレス「もう一つは氷の寝床で眠っている」

ボシマールが怪しい。
何故かラクレスとギラの回想にボシマールが出ているんですよね。しかし1話の会話を見る限りボシマールとギラは初対面に見えました。
回想のボシマールと現在のボシマールは別人の可能性が?

そして今回ゴッドスコーピオンの情報はラクレスと側近の2人しか知らないはずの情報。その情報がカメジムに漏れたという事は・・・

そういえばピクシブのボシマールの項目で知ったのですがボシマールの名前は諸説あるっぽいんですよね。
その中の一つ、キボシマルウンカはテントウムシに擬態しているカメムシという事らしいです。
つまり・・・


デズナラク8世


8世「チキューの秘宝。2体目の守護神。間違いなくそこにあるんだな?」
カメジム「必ず。虫の知らせがありまして・・・」

ボシマールはカメジムの擬態の可能性がありそうです。
それならば「虫の知らせ」にも納得できそうですね。自身が直接情報を得ている訳ですから。これはあり得そうですね。
真偽はともかく興味深い描写と名前です。


リタ「何があった?」
モル「あいつらが・・・何かを奪って・・・」
リタ「まさか本当にこの国に・・・秘宝が?」
8世「まずは一つ」

しかし・・・カメジムが暗躍していると考えると8世様の謎の行動も説明がついてしまうのが嫌です。

皆殺しを宣言しながらも一向に皆殺ししようとしない←目的は三大守護神確保のため。無差別攻撃で三大守護神を消滅させたくなかった?

ンコソパ、トウフでも猶予を与え、結果敗北した←三大守護神の所在が不明。情報を得る為。各地の散発的な襲撃は情報を得る為(もしくは秘蔵している可能性のある守護神を引きずり出すため)。

ゴッカン襲撃←カメジム経由で情報を得たので怪人を囮にしてカメジムに直接奪いに行かせた

・・・ヤバイ。こうしてみると8世が知将に見えてきてしまう。
いや、まだ可能性は残っている。
8世は極度の脳筋でカメジムだけが有能な可能性を!

8世にはきっちり新ロボのかませ犬になっていただいて9世、もしくは下剋上した幹部が真のラスボスになる展開を期待しています。

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