王様戦隊キングオージャー 第14話 もっふんといっしょ 感想

もっふーもふ もふもふ もっふんといっしょー もうにがさーなーい 第14話 もっふんといっしょ 感想です

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感想

オタ・・・じゃないリタ曰く「優しさの結晶であり、永遠の覇権であり、無二の大傑作。それが『もっふんといっしょ』」

らしいですが・・・本編超怖い。
こいつゴセイジャーの幽魔獣の類じゃないだろうか。筋グゴンと同類に見える。
あいつも仲間思いだった・・・
仲間外れにされた武レドランは可哀そうでしたね・・・そういえば今回の敵も飛田さんだった。

余談が過ぎるので本編感想を。
もっふんといっしょの本編が見たい方は是非TTFCで。

もっふん本編が怖すぎてテレビ本編の説得力が若干かけているような気がしますが・・・あれだ。きっと行間を読めってやつですね。

今回明らかになった設定は・・・

・現在の王が皆若いのは「神の怒り」の被害を大なり小なり受けているから
・「神の怒り」にジェラミーは関わっていない。(ゴッドスコーピオンの毒が用いられた事から利用されている可能性はありそう)
・もっふんといっしょは若くして女王となったヒメノを少しでも支える為

との事。

ジェラミーがなぜもっふん制作秘話を知っていたのかは不明ですが(神の怒りの際、1年ぐらい寝てたらしいですし)神の怒りによって女王にならざるを得なかったヒメノを少しでも支える、拠り所になるように、と国民の優しさの結晶で作られていたもっふん。

9話でギラが
「忠誠と依存は紙一重。孤高は傲慢と表裏一体だ!僕は子供たちと過ごしてそれを知った。ずっと僕一人で子供たちを守ってると思ってた。でも・・・同じくらい子供たちに救われてた」

と話していましたが・・・まさに今回それですね。
ヒメノは国を守るべる立場となっていたけれども実は自身も国民から支えられていた。

その事実に気が付いたヒメノはジェラミーに対する態度を軟化。
ジェラミーに対する疑いは晴れた、という優しさの結晶溢れるお話でした。

うん、良い話ですね。
「もっふんといっしょ」の本編がどうみてもホラーにしか見えないのはさておき。
となると誰が神の怒りを起こしたか、という事になってしまうのですが・・・色んな意味で起こせそうなのがラクレスになってしまうんですよね。もしくはギラの能力が暴走とか?

ただし15年前だとラクレスも相当若かったはず。
ヒメパパ達を暗殺した人物とはかなり違った印象を受けますが・・・真相はかなり複雑な気がする。

神の怒りを起こした人物。
神の怒りを利用した人物。
神の怒りによって利益を得た人物。
全部違う気がするんですよね・・・。

とすれば・・・現時点で行間が読める訳がない。
出ていない人物が真犯人でした、という可能性もありますし。
現時点ではラクレス怪しいな、ぐらいしか思い浮かばないのでまた本題に戻って。

国民はヒメノを女王と認め、一緒に国を作って行こうという意気込みが感じられる話でした。
本編がホラーチックなのは行間を読め、という東映からのお達しなのでしょう。多分。きっと。

最初は相いれない関係だったジェラミーと王様たち。
次回は・・・行間を読ませる気がない行間大好きジェラミーと行間でしか話さないカグラギのお話?
いや、もしかしたらカグラギとラクレスがメインとなってジェラミー自身が行間となってしまう可能性も・・・
楽しみではありますが話が超複雑化しそうで怖い。無事解決できそうな話でもないですし。スズメ奪還が成功してもしなくても関係拗れそう。

まあ色々と楽しみな 第14話 もっふんといっしょ 感想でした。

ギラ・ハスティー


ヒメノ「ギラ、すこピたちを捜して。そこにジェラミーもいる」
ギラ「ヒメノがやりたいことよっては僕は手を貸せない」
ヒメノ「セバス!」
ギラ「うわっ!」
セバス「イシャバーナ!」
ギラ「おい!何をするつもりだ!おい!やめろ!」

てじなーにゃ・・・いやなんでもないです。
しかしギラって普段は結構冷静ですよね。
ヒメノに対して「やりたいことによっては」と条件付きで話を聞こうとしてますし。
ラクレス関連だと猪突猛進しますがそれ以外ではかなりまともな思考をしていると思うのですが・・・相手が悪かった。
ギラは誘拐された回数が歴代レッドでも随一だと思われますが逆に誘拐した回数ではヒメノがトップだと思います。事ある毎にギラを誘拐してますよね。


ヒメノ「どうして協力しないの⁉すこピを助けるためじゃない!」
ギラ「タランチーノは悪くない!」
セバス「タランチュラのシュゴットですか。なぜそうお考えに?」
ギラ「サソリーヌたちと仲が良さそうだった。みんなは昔からの友達なんだ。だから一緒にいたいんだよ!」
ヒメノ「違う!操られてる!」

カブタン、サソリーヌ、タランチーノ←なんとなくわかる
ゴッドホッパー=バッタ←わからん
バッタだけ統一感が無いんですよね。カブタンも若干怪しいですが他はなんとなくわかる。なぜそう言っているのか聞いてみたい・・・もしかしたら彼らが自身をそう呼んでいるだけとか?

その辺は置いといて仲間とかそういった絆を大事にするギラらしいシーン。決して操られている訳ではなく一緒にいたいから一緒に戦っている、と。
まあ当の本人たちはバッタ→サソリーヌ→カブタンと複雑な関係となっていますがそれについては触れないでおきます。


ヤンマ・ガスト


ヤンマ「ジェラミーに会えばはっきりすんだろ。イシャバーナの回線にカチコミ頼むわ」

かなり強引な作戦。
結果としてうまくいきましたが・・・リタがこの作戦を知っていたらどう思ったのか。
ジェラミー探すから「もっふんといっしょ」ジャックするね、的な事を言ったら連行されていた可能性がありそう。

それはさておき他国の電波を簡単にジャックできるってのはそれだけンコソパの技術力が優れているという事にもなりそうですね。
・・・まあ彼らのタイマンは「ハッキング」なのでその辺の技術力だけ突出している可能性もありますが。


ヒメノ・ラン


ジェラミー「やるなお嬢さん・・・」
ヒメノ「執刀する」
ジェラミー「おい・・・おいおいおい」
ヒメノ「ハアーッ・・・!」
セバス「なりません!」
ヒメノ「止めないで!ただのわがままじゃないから」
セバス「だからこそなりません!」

ヒメノとセバスチャンの関係が良いですよね。
ヒメノは両親、そして国の仇の可能性があるからジェラミーを執刀したい。
セバスチャンはヒメノの気持ちがわかるからこそ私情を挟まず冷静に判断してほしいと思っているはず。
気持ちはわかるけれどもだからこそやったダメだよ、的な?
側近回、そして10話を通して王と側近の関係がより良いものになってきたと思うシーンです。


ヒメノ「ねえ、あの事件に犯人がいたらなんの罪で裁く?」
リタ「本人の話を聞き詳しく調べてから・・・」
ヒメノ「死罪でしょ?」
ギラ「ヒメノちょっとおかしいぞ」
ヒメノ「あなたたちだって神の怒りのせいで何もかもめちゃくちゃにされたでしょ?どうしてそんなに冷静でいられるの?」

確かにヒメノは神の怒り関連ではちょっとおかしいですよね。
全く冷静に判断できていない。
逆に言えばそれだけヒメノにとって重要な事件ではあるのですが・・・まあ両親が目の前で暗殺されてますからね。仕方ない面もあるはず。
逆に言えば神の怒りの件でヒメノを暴走させる事で事件の真相に近付けたくない、といった判断が暗殺者にあったのかもしれない。まあ15年前にそんな仕込みをする理由がよくわからないので・・・やっぱり犯人の意図がわからない。


ヒメノ「神の怒りを起こしたのはあなたじゃないのね?」
ジェラミー「・・・ああ。裁判長に話は聞いた。これからは神の怒りについても語り継いでいくよ」
ヒメノ「語り継ぐだけじゃ足りない。態度で示しなさい」
ジェラミー「言われなくとも」

足りない、態度で示せ。
実にわがままなヒメノらしいシーン。
まあジェラミーもこの件では反省しているので謝罪するだけではなく態度で示す機会があった方が良いですし、本人も「言われなくとも」と答えているので双方納得の良い和解シーンですね。


ヒメノ「さあ欲しいものを言いなさい」
エッダ「思いつきません」
ヒメノ「そんなわけないでしょ」
エッダ「でもイシャバーナで素敵なものに囲まれて暮らすことが一番の幸せなんです」
ヒメノ「ならこの国を美しいままに守り続けると約束する」
エッダ「ありがとうございます」
ヒメノ「ありがとう」
ジェラミー「お嬢さんじゃあなく女王とお呼びしなくちゃな」

欲しいものが思いつかない=ほしいものが無い、という訳ではなく満たされているからこれ以上何かほしいものを聞かれても思いつかない。ならその満たされている状態を守り続けていくと誓う。
王と国民の良好な関係を端的に表現した良いシーンですよね。
あまり行間が読めないジェラミーも行間を理解できる良いシーン。


リタ・カニスカ


リタ「『もっふんといっしょ』」
ヒメノ「えっ?何?」
リタ「あのアニメがなぜ生まれたか知っているか?幼くして女王になったお前を少しでも支えるためだ。イシャバーナの国民が一丸となって作った優しさの結晶!それが永遠の覇権であり無二の大傑作!『もっふんといっしょ』だ!過去を忘れられないのは仕方ない。だが・・・今あるものを忘れるな」

リタはめっちゃ早口で言ってそう・・・いや実際早口なのですが。
それはともかくこの女王を支える国民の、そして作品に対する熱い気持ちを早口でまくし立てるオタ・・・ファンの思いが詰まった良いシーンなのですが・・・どうして本編がああなってしまったのか。
本編で放送したものではなくTTFCで配信された方の話。あれは完全にホラーだった・・・


カグラギ・ディボウスキ


カグラギ「ジェラミー殿の力は大いに利用できます」
ラクレス「ご苦労だった」
カグラギ「妹は元気にしておりますか?」
ラクレス「会いたいか?」
カグラギ「会えぬ覚悟はしております」
スズメ「兄様・・・」

完全に人質状態ですね。
会いたいと思っているけれども口には出さない、出せない。
両者の力関係がよくわかるシーン。
逆に言えば来週人質を奪還したらどうなるか気になるところではありますが・・・結局国を丸ごと人質に取られているような状況はかわらないのであまり変化はなさそう?
とはいえ有事の際に人質になっている人間がいるのと実質的な人質状態ではかなり違うので・・・どうなるのか楽しみです。


ジェラミー・ブラシエリ


ヒメノ「あなたシュゴットを操れるの?」
ジェラミー「ものの聞き方ってもんを知らないのかい?お嬢さん」
ヒメノ「長く生きてる程度で偉ぶるな!お前はかしずき真実をさらせばいい!あのセミのシュゴットはお前のものか⁉」
ジェラミー「タランチュラの友達だよ」
ヒメノ「15年前に起きた神の怒りを覚えているか⁉」
ジェラミー「2000年生きてるんでね。15年前なんて昨日みたいなもんだが・・・どうだったかな?」
ヒメノ「とぼけるな!王鎧武装!」

今回明らかになりましたが2000年生きているからといって2000年間ずっと活動していた訳ではなさそうですね。
今回神の怒りに関わっていないと自白しましたが・・・利用されている可能性はありそう。
そもそもゴッドスコーピオンの毒を利用できた人物自体少なそうですし。
事件の真相は如何に?


ヒメノ「神の怒りの黒幕はすこピの毒を利用しセミのシュゴットを操る。答えろ!神の怒りを起こしたのはお前か⁉」
ジェラミー「おっと・・・真実は行間に。何度言えばわかるのかな?お嬢さん」
ヒメノ「命乞いしなかったことを後悔しなさい!」

「何度言えばわかるのかな?」
そうですよね。そろそろ学習してほしい。
ジェラミーの言う行間は他人に理解されないという事を。
最近の戦闘はほぼ全てジェラミー関連で引き起こされているのですがその辺をどう考えているのか全てを統べる王様に聞いてみたい。


モル「15年前、蜘蛛男さんは展示されていました」
リタ「はっ?」
ジェラミー「おっと・・・!」
モル「田舎の洞窟で発見されて「腐らない死体だ!」ってちょっとした名物になってたらしいですよ」
リタ「まさか寝ていたのか?」
ジェラミー「2000年生きてるんだ。昼寝のつもりが1年経ってたなんてザラさ」
リタ「ヒメノにはなんと言った?」
ジェラミー「行間を読めと言ったら勝手に犯人扱いされてねえ」
リタ「実は寝てましたなんて行間、読めるわけない。どうしてこうもややこしく・・・ヴァァッ!」

リタの奇声も納得の行間。
ヒメノ「15年前に起きた神の怒りを覚えているか⁉」
ジェラミー「2000年生きてるんでね。15年前なんて昨日みたいなもんだが・・・どうだったかな?」
これで実は寝てました、とか誰がこの行間を読めるのか。

しかしこの件。
本当に眠っていたのか疑問に思います。
寝ているだけなら「死体」と言われない気がするんですよね。バグナラクでは1000年単位で生きている存在もいるのかもしれませんがハーフであるジェラミーは何かしらの制約があるのかもしれない。


ジェラミー「言いがかりをつけられたのはこっちなんだがね。セミのシュゴットと仲良くしてただけで・・・」
リタ「それは神の怒りの象徴だ。突然現れた無数のシュゴットが何もかもを壊した。ヒメノの両親は自ら救命の陣頭指揮を執った。救われた命も多かったが犠牲も多く、王と王妃も例外ではなかった。そして娘であるヒメノが女王に即位。まだ子供だった。他の王たちも私も似たようなものだ。誰もが無理にでも王になるしかなかった。それが神の怒りだ」
ジェラミー「行間を読めなかったのは俺のほうか」
リタ「理解しておけ。お前は無知を盾にヒメノの傷をもてあそんだ」
ジェラミー「和解の仲裁を頼みたい」
リタ「ごめんなさいで済む相手ではない」
ジェラミー「情報を出す。もっふんって知ってるかい?」
リタ「言え!さっさと吐け!」

ジェラミーが関わるとジェラミー含めて全員行間が読めなくなる。
といっても他人がジェラミーの行間を読めないのは構成が悪いだけでジェラミーは恐らく他者とのコミュケーション経験不足によって他人の行間を読めないだけだと思いますが。

それはともかく神の怒りによって多くの国が被害を被った模様。
今の国王が全員若い理由がこれですね。
となると今の国王に神の怒りを引き起こした・・・というのは感想の方で書いたはずなので省略。

何にせよ他者の怒りの理由を知ったジェラミーは多少なりとも成長・・・の話がもっふんのせいで逸れてしまった。
果たしてジェラミーが他人の行間を読める日はくるのでしょうか。
いや最後のシーンで行間を読んではいましたがまだまだ経験が足りないと思います。


ヒメノ「ジェラミー。余計なことしてないでしょうね?」
ジェラミー「俺の糸のとおりに動け。戦いを止めてやる」
ヒメノ「なめるな!お前が私に従え!私の国は私が守る!」
ジェラミー「いいね!フッ!」

いいね、と言いつつアメンジームは爆発四散していたような気がしますが・・・本当に「いいね」でよかったのかどうなのか。
ゲロウジームと違って保護された描写もないですし。アメンジームが本当に爆発四散していたらこのシーンの印象が違ってくるかもしれない。


もっふん


もっふん「もっふん、人間さん、だーいすき!みんな、もっふんと一緒もふ~!もう逃がさないもふ」
男性「うわっ!うわあ~!」
もっふん「ギュっ!」
男性「もふもふだ~!どうでもでもいいや~」
もっふん「もっふんとずーっと一緒もふ!」

これは本当に女王の為に作った番組なのでしょうか?若干怖い。
とは言えTTFC配信の本編に比べればまだいいのですが。あれは完全にUMAに連れさられて行方不明になっている人間の物語なのですが。

しかしもっふんって大塚芳忠が声優さんなんですよね。
芳忠と言えば印象的なのが電王のデネブ。
デネブといえば侑斗の為にずっと一緒にやってきたキャラ。
つまりデネブもある意味「もっふんといっしょ」ですよね。
いやデネブと言えば侑斗の為に嫌いな椎茸入れるお母さんキャラ。
つまりデネブは「おかあさんといっしょ」・・・いやなんでもないです。


ゲロウジーム


セバス?「なりませーん!絶対なりませーん!」
セバス「誰?」
ヒメノを羽交い絞めにするゲロウジーム
ゲロウ「今です!」
逃走するジェラミー
ヒメノ「逃げるな!」
ゲロウ「はあ・・・うまくいった」

もう完全にレギュラーになりそうなゲロウジーム。
そりゃ擬態出来る怪人なんて使い勝手良すぎるので出番ありまくりですよ。
さらに言えば本人の特徴を読む気が無い自由奔放な演技で描写的にも美味しいキャラですし・・・あまりに便利過ぎて消されないか心配。


デズナラク8世


アメンジーム「さすが強く猛々しい!若さの特権でありますなあ」
8世「ジジイ!今ここで死ぬか⁉」

どうも年齢的にはアメン>8世の模様。それもかなり差がある?

カメジム「早くジェラミーを捕らえてきなさい!」
アメン「はて?老いぼれ故、難しいことがわからぬのでございます」
カメジム「ですから!三大守護神を操るゴッドタランチュラの力こそ世界をひっくり返す真の秘宝!それを・・・」
8世「下等生物を殺 し尽くせ!」
アメン「人にあって我らにないものは情け!」
8世「王たちもジェラミーも殺 せば助けにやって来る」
アメン「この私にお任せを!」

とは言え立場的には完全に8世の方が上っぽいですが。
ダイレンジャーのノコギリ大僧正みたいじゃ重鎮ではないようですね。ノコギリ大僧正は序盤に出てきて良い怪人ではない・・・とその辺長くなりそうなので置いといて。

予言はジェラミーの創作であると知ったはずの8世達が何故か秘宝を求めているのか疑問に思います。
もともとバグナラクには秘宝伝説っぽいのがあってそれを土台にしてジェラミーが予言を創作した、とかそんな設定がありそう。
レジェンドキングオージャーが使えない現在、全勢力で攻めればチキューをわがものに出来そうなのですが・・・なぜしないのか。番組の都合以外の理由があれば知りたいと思います。

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