ラクレスとバグナラクの駆け引きが気になり過ぎる 第17話 王は逃げない 感想です。
感想
ダメだ・・・どうしてもラクレスとバグナラクの方が気になってしまう。
今回総長の意地を見せたヤンマ。
そしてその総長を助け出し、シュゴッダム国民の前に復活を宣言した邪悪の王ギラがメインなのはわかるのですが・・・個人的にはラクレスの方が気になってしまう。
という訳で今回明らかになった事をまとめ。
シュゴッダムとバグナラクとの和平交渉は・・・
シュゴッダム→バグナラク
ダイゴーグを復活させるための技術提供
バグナラク→シュゴッダム
シュゴッダムへの不可侵条約
があったと思われます。
これだけでは無い可能性もありますがとりあえずはこれらは確定。
要は5王国統一する為にバグナラクの力を利用したいラクレスとダイゴーグを復活させたかったデズナラク様の利害が一致したという事ですね。
もちろんバグナラクはシュゴッダムがチキューを統一した後にダイゴーグの力も使ってシュゴッダムを滅ぼす気満々だと思われますが・・・当然ラクレスもそれぐらいは考えているはず。
つまりダイゴーグ含めたバグナラクを相手取っても勝てる算段があるという事です。
建造中の新ロボがそれなのか。それとも次回登場するギラの強化フォームが関係している(ラクレスが所有する王冠が新フォームに関係?)しているのか。
もしくはダイゴーグ復活と見せかけてダイゴーグを操れるようにしてあるのか・・・
算段自体は不明ですがラクレスはチキュー統一後、バグナラクを打ち倒す為に動き出す可能性は非常に高い。
なにせバグナラクの目的の一つは下等生物・人間の一掃。
不可侵条約を結べるはずがないと考えているはず。
何故ラクレスがバグナラクの英雄ダイゴーグの事を知っていたのか。
そして何故バグナラク側も持ち合わせていない(無限に増やせるからその手の技術は発達していそうにはないですが)バグナラクを復活させる技術を持ち合わせているかは疑問ですがそれはさておき。
対するバグナラクも何かしら対ラクレス用の対策を取っているとは思われますが・・・単にラクレスがチキュー統一の名のもとに戦力減らしてくれるかな、と期待しているだけかもしれない。
レジェンドキングオージャーさえ使われなければバグナラク側の方が優勢ですしね。
5王国の王さえ揃わない状況がつくれればいくらでも勝機はあると考えているのかもしれない。
なんにせよ双方の利害の一致から和平成立、ンコソパ襲撃となった訳ですが・・・次回、復活した邪悪の王がその仮初の和平を打ち滅ぼす?
さすがにいきなりダイゴーグ撃破とはならない(撤退させるだけ?)とは思いますが・・・ダイゴーグが決定的な戦力とならなくなった、つまり今までの計算が崩れる事となったラクレスとデズナラクがどう動くのか。非常に楽しみな展開となっています。
本当にラクレスとバグナラクの事しか書いてないような気がしないでもない第17話 王は逃げない 感想でした。
ギラ・ハスティー
ラクレス「ギラ!」
ギラ「恐怖しろ!そしておののけ!一切の容赦なく一木一草ことごとく!貴様を打ち滅ぼす者の名はギラ!邪悪の王となる男!地獄の底からよみがえったぞ」
今回は以前と同じ台詞が多いですね。
ヤンマは若干違いますがギラは一言一句同じなはず。
ただしシチュエーションが違いますが。
前に言ったのはラクレスの前。側近はいたけれども基本的にはラクレスに向けて。
今回は本人が意識しているかは不明ですがシュゴッダム国民の前。
次回、ラクレスに変わってシュゴッダムの王となると宣言するようですが・・・そろそろ王となってしまうのだろうか。
なんにせよ次はギラの強化回。
・・・早くない?ライダーじゃないんだし追加戦士出たばかりなのですが。もう一度ぐらい強化されるフラグ?
まあその辺はさておき、名実ともにギラ回となりそうです。
ヤンマ・ガスト
ヤンマ「ようカグラギ。そっちはどうだ?」
カグラギ「至って平穏。そちらは何やら騒がしいようですね」
ヤンマ「知ってんなら助けに来てくれてもいいんじゃねえか?」
カグラギ「ラクレス殿のご指示があればすぐにでも」
ヤンマ「すっかり犬に成り下がったか。だったらギラが生きてるってこともチクったよな?」
カグラギ「ああ~!そういえばお伝えすることを忘れておりました」
ヤンマ「てめえなら隠してると思ったぜ。どこまでもどっちつかず。逆に信用できる。まだこっちにつく気があんなら歓迎してやるよ」
カグラギ「ゆっくり寝て考えさせていただきます」
ヤンマ「あのスカポンタヌキ・・・期待はできねえな。だったら・・・」
ヤンマ的にはカグラギは信用できる模様。
こちらにつけば利があると示せれば迷うことなく味方になりますからね。逆も言えますが。
とはいえまだ信用できない状況なのは確か。いや信用というか期待が出来ない状態。ラクレスについた方が良い状況ですからね。
そんなカグラギにも頼りたくなる状況のヤンマですが・・・
ヤンマ「ンコソパ国民の避難に手ぇ貸してほしい。怪我人、放っておけるほど薄情じゃねえだろ?」
ヒメノ「フッ・・・」
ヤンマ「俺がくたばる前にンコソパの国民、全員逃がせ」
シオカラ「またおいらたちのために国を捨てるとかは許さないっすよ」
ヤンマ「勝つためだ。ここをしのいだらラクレスとケリをつける」
借りれる手はいくらでも借りる。
ドタマでぶっちぎるヤンマらしい作戦だとは思うのですが・・・
シオカラ「あんたをここから出せばヤンマくんも・・・!ヤンマくんも!」
ギラ「ヤンマが・・・!逃げる男だと思うか?」
ドタマがあれどもそれ以上の意地がある。それこそがヤンマ・ガスト。
自分の意地で国民・仲間を危険に晒すのは嫌だけれども・・・それ以上に敵から逃げる事は許せない。
ヤンマ「俺はこびねえ、へつらわねえ。誰が相手になろうとも意地とドタマでぶっちぎる!それがンコソパ総長。フッ・・・ヤンマ・ガストだ!こいよ」
そんなヤンマの一世一代の啖呵。
以前(2話)とほぼ同じ台詞ですが「フッ・・・」が非常にヤンマらしい。
10話の時点では国民を守ろうとして意地を捨てようとしたヤンマですが
シオカラ「あんたは王だけどその前にヤンマくんなんすよ!テッペン取ること諦めたらそんなのヤンマくんじゃねえんすよ‼」
との台詞で自分に必要なものを思い出した模様。
今回は自分の意地を優先させ、敵から逃げない事を選んだんですね。
「フッ・・・」はシオカラとのやり取りを、そして自分の原点を思い出したのか。
なんにせよ非常に「らしい」シーンでした。
まあ完全ノープランだったのでギラ来なかったら退場していたような気もしますがそこまで含めて非常にヤンマらしい一面が見られたヤンマ回でした。
リタ・カニスカ
リタ「選べ。牢の中で反省するか平和のために貢献するか。ゴッドタランチュラの力を提供すれば減刑する」
ジェラミー「お前さんも力が目当てか・・・」
リタ「何を言ってる?お前は無力だ」
ジェラミー「おっと?」
リタ「誰も彼も一人では無力。だから力を合わせる。不本意だろうが世界が滅ぶよりマシだ」
ジェラミー「フッ・・・退屈だなあ。人を動かすのは退屈な説教じゃない。心躍る物語さ!」
リタ「まあまあいいこと言ったよね?あんなこと言われる筋合いある?」
もっふん「ないない」
このシーン。
よくよく考えてみるとこれも10話のモルフォーニャとのやり取りを踏まえての台詞ですね。
不本意だろうがなんだろうが自分の大切な者を守ろうと願うなら不本意だろうが力を合わせて戦うべき。
いやあ、いい台詞ですね。まあまあじゃなくて結構いい事を言っている。
現時点では他者からあまり共感を得られていないジェラミー作家大先生は見習ったほうがいい。
ジェラミー・ブラシエリ
ジェラミー「バグナラクと人間の仲直りは済んだと思ってたんだが・・・そうでもなかったらしい」
リタ「認識が甘い。お前のせいでむしろ平和からは遠ざかった」
ジェラミー「全てを統べるどころか全てスベってる。笑ってくれ」
ジェラミー「こんな簡単なことどうして忘れてたんだ。全てを統べる王になる。それが俺だ!なのに人の言うことばかり聞いて右往左往。とんだ喜劇だ!」
喜劇ではないですよ?
被害が出まくっているので悲劇ですよ?
本当にジェラミーって出てきてから平和から遠ざかる事しかしていない。
一応予言でバグナラクの進行を抑えていたっぽいような描写はあるのですが・・・そろそろジェラミーさんは心躍る物語で人とバグナラクを平和に導いてほしい。
自分がハーフだからなのか人もバグナラクも簡単に信用しすぎなんですよね。若干、いやかなり認識が甘い。
とは言えジェラミーの認識が甘いのはあまり他者と接してこなかっただけのように見えるので・・・ジェラミーは頑張ってほしい。
ラクレス・ハスティー
ジェラミー「ラクレス。和平条約はどこへいったのかな?」
ラクレス「なんのことだ?我々はバグナラクの侵略行為に一切、介入していない。代わりにバグナラクはシュゴッダムへの不可侵を約束した」
ジェラミー「おっと・・・そこは「人類」の間違いだろ?」
ラクレス「シュゴッダム・・・すなわち人類だよ。ヤンマの不遜な態度を見ただろう?愚かな王は国を滅ぼす。だからチキューを統一する。それが平和への最善手だ」
ジェラミー「そこで待ってろ。全てを統べる王を語れるのは俺だけだ!」
ラクレスの言う事も一理はある。
ンコソパという国があってもいいのですがンコソパだけになってしまったら抗争で滅びそうな気がしますし・・・。
だからといって一国の判断で敵対組織と不可侵条約を結び他国を攻め入る権利も義務も大義もないのですが。
ジェラミー「バグナラクは・・・戦いをやめる気はないらしい」
ラクレス「私が知らないとでも?」
ジェラミー「おっと・・・?」
ラクレス「ダイゴーグをよみがえらせる技術を提供したのは私だ。英雄の復活は和平の証なんだよ」
ジェラミー「驚いたな・・・お前さん、自分が利用されてるってことがわからないのか⁉」
ラクレス「それがどうした?力が手に入るなら私は地獄の悪魔にでも魂を売る!なんだその顔は。チキュー統一。平和はすぐそこだ。喜べ!笑うといい!ハハハハハッ・・・!」」
ただしラクレスって視聴者の知らない情報知っているっぽいんですよね。
何故かダイゴーグの存在を知っていた。
何故かダイゴーグは復活させられる存在だと知っていた。
何故かダイゴーグを復活させる技術を持っていた。
そしてそれらが交渉材料となる事を知っていた。
ゴッドスコーピオンの所在がバグナラクに漏れた件からシュゴッダムにはバグナラクのスパイがいる疑惑があったのですが・・・バグナラクにもシュゴッダムのスパイがいるような気がしないでもない。
ただその場合はジェラミーを介してバグナラクを和平を結ぶ必要もなさそうなのですが・・・ジェラミーを介入させた方が他国が真相に近づくまでの時間稼ぎになるとか思っていたのでしょうかね?
ダイゴーグ
カメジム「なんと凛々しく雄々しい、いにしえの英雄よ!これで人間たちは間違いなく虫の息です」
8世「よみがえる時だ。ダイゴーグ!」
ジェラミー「あれは100年か、1000年前だったか・・・地下深くでバラバラだったバグナラクをまとめ、王を決めるた戦いがあった。デズナラクを勝利に導いた一人の英雄がいる。幾千幾万の敵をたったひとなぎで打ち倒し英雄はこう呼ばれた。一撃将軍ダイゴーグ」
ジェラミー・・・
2000年生きてるとは言え100年か1000年は間違えないでほしい。
いにしえの英雄なのでかなり年齢なのは確かだとは思いますが。
しかしデズナラクって何歳なんでしょうね。ジェラミーより年下っぽい(ジェラミーから年長者は敬え的な事を言われていたはず)のですがいつの戦いだったのか。
・・・ああ王を決める戦いのデズナラク。8世とは限らないですね。むしろ1世の可能性が高い。
この戦いで王が決まり、そこからデズナラク代々が統治する王政となったのであれば1世の方が可能性高そう。少なくとも8世よりは高いはず。
となるとやはりかなり高齢っぽいですが・・・
ダイゴーグ「我は将軍ダイゴーグ。暴力の化身、荒ぶる死神!死してなお王のため我が一撃で命を刈り取らん!」
ジェラミー「仰々しい語り、聞くに堪えないね」
ヤンマ「・・・だな」
ダイゴーグ「愛する者に感謝を捧げよ。未練があらば諦めよ。さあ、死 ぬる覚悟は良いか⁉」
高齢の為か口は達者。
暴力の化身!とか言いつつこの言い回しはなかなか出来ないですよ。愛する者に感謝を捧げよ、のくだりは若干意味わかり辛いですが・・・これから死ぬから未練がないように感謝しとけよ、という事でしょうか。
ジェラミーは「聞くに堪えない」ではなくこの辺の言い回しを学んだ方がいいとは思いますが・・・それはさておき。
なんでこんなに強いのに王を目指さなかったのか不明。
ジェラミーに手も足も出せず敗北したデズナラクよりも圧倒的に強そうなのに。
次回強化フォーム登場回ですがさすがに1話で退場はしないはず。ダイゴーグがデズナラクに忠誠を誓ったシーンも描写してくれると個人的にはうれしい。
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