王様戦隊キングオージャー 第32話 遭遇!キョウリュウ! 感想

ギラの謎以上にキョウリュウジャーが10年前という事実に驚愕した 第32話 遭遇!キョウリュウ! 感想です。

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感想


キョウリュウジャー懐かしい。

チキューの民は地球から移り住んだ、という事実よりも驚愕なのがキョウリュウジャーが10年前という事実。
それにも関わらずほぼオリジナルメンバーでキョウリュウジャーが集まるとは・・・劇場版で初登場した際に集まりの悪い戦隊とか言っていたのはなんだったのか・・・
まあおっさん・・・じゃないのっさんはライダーで観たような気がしないでもない。ライダーよりジャマトとして登場したシーンの方が多かったですが。

まあこの辺りの細かい事は後で書くのでとりあえず今回の話で気になった事。
デーボスがカブトムシって何故なのか。

というのもデーボスの最終形態って蝶だったんですよね。
恐竜絶滅説の一つに蝶によって恐竜が滅んだ説があるらしいのです。
恐竜を絶滅させた原因と言われるゼツメイツ以上にマイナーな説の蝶をモチーフとした怪人をキョウリュウジャーのラスボスに据えるというのはなかなか個性的な設定だなあとは思ったのですが・・・カブトムシって何か関係あるのやら。恐竜に関係なさそう。

とはいえこいつ純粋なデーボスじゃない気がするんですよね。
なにせダグデドが直接送り込んだ怪人。
そしてやっている事は直接的に滅ぼすのではなくブレイブを集めさせてからの地球の無気力化。
やっている事は宇蟲五道化と似通っているんですよね。

なのでこいつはデーボスではなく五道化に近しい存在に思えます。
名前だけデーボスと名付けたとか?
詳細は不明ですが何かしらの意図があってカブトムシモチーフの怪人を地球に送り込んだと思われます。

もしかしたらギラと戦う事となるからカブトムシとなったのかもしれませんね。
キョウリュウジャーの敵というよりキングオージャーの敵。

そういえばキングオージャー側で気になる事といえば・・・ギラだけが変身出来た事。そしてクワゴンの力を充電出来た事。

これは・・・やはりギラが体内にクワゴンのソウルを宿している、という伏線?
クワゴンのソウルがない事はバグナラク編でも言及されていましたがその所在については全く説明されてなかったんですよね。

体内にソウルを取り込みその力で他のシュゴッドと会話出来ていたとするならば色々と説明はできそうなのですが・・・どうやって取り込んだのかが気になります。

伏線っぽいものがあったとするならばレインボージュルリラがそれっぽい。
レインボージュルリラと称してラクレスがクワゴンを食わせてそれを取り込んだ、とすれば色々と辻褄があいそうですが・・・ただその場合はラクレスが外道となってしまうんですよね。

なにせソウルは食べると巨大化出来る代物ですが・・・反動で力尽きるんですよね。
現時点でソウルを取り込んで生き残ったのはカメジムのみ。

ラクレスがその事を知っていたかは不明ですが・・・知っていたとしたら外道。
知らずにソウルを食べさせていたとしたら・・・それはそれでどうなの?と思う展開。

まあレインボージュルリラの詳細自体は不明なのでこの説が実際どうなのかは不明ですが・・・なんにせよギラはソウルを体内に取り込んでいる可能性が非常に高い事が明らかとなりました。

さてそんなギラの助力もあってプリンスはキョウリュウジャーに変身した訳ですが・・・次回はキングオージャーも含めて全員変身する模様。
アミィが捕らわれていた獣電竜を発見したのでキョウリュウジャーが変身できるのはわかるのですがキングオージャーはどうやって変身するのか。

地球からチキューへと至る道があるはずなのでそれ経由でシュゴッド達を呼び寄せるのか。
それともラッキューロがなんとかしてくれました、でなんとかしてしまうのか。

チキューと地球。ギラの謎。そして次回と色々気になる 第32話 遭遇!キョウリュウ! 感想でした。

10月13日 以下の雑記を追記

ギラ・ハスティー


ヤンマ「あっ・・・王鎧武装できねえのもシュゴッドがいねえからか。だあっ!じゃあなんで、てめえはできんだ?タコメンチ!」
ギラ「ひらめいた!聞け、貴様ら。我らは王。どこだろうと支配するのみよ!帰る方法を探す前に・・・寝ぼけた王様をたたき起こす!」

感想の方で色々書いたのですがギラは体内にソウル持ちという伏線?
獣電池にチャージする時に体内からクワゴンが出てましたし。
ギラだけ王鎧武装するシステムが違う可能性もありますが体内にあると考えた方が自然そう。
このシーンでの寝ぼけた王様というのはプリンスの事ですが・・・実際はギラも寝ぼけた王様で後々覚醒イベントがありそうな気がする。
そうでもしないとダグデド本人に対抗できそうにないですし。

ヤンマ・ガスト


ヤンマ「別の時空・・・未来人・・・ガチなら超アチィな、おい」
プリンス「ダメだ。全然直らない」
ヤンマ「そいつは素人には無理だな」
プリンス「あんたなら直せるの?じゃあ頼む!」
ヤンマ「よし!代わりにてめえがいた別の時空のこと・・・」
プリンス「よし、キャンデリラ、ラッキューロ。特訓に行くぞ!」
ヤンマ「おい!だあっ!」
ソウジ「悪いな」
ヤンマ「キングになるだの宣ってるがただの子供じゃねえか」

技術畑のヤンマからすれば未知の技術には興味津々ですよね。それも未来や別の時空といったら知りたくなるのも当然。
ただし・・・ヤンマくんは時々このプリンスすら置き去りにするぐらい子供のように意地を張る時があるのでその辺はどうかとは思います。

ヤンマ「勝手に突っ走んじゃねえぞ、スカポンキング」
プリンス「キング・・・はい!」

スカポンキングってギラにも言った事がないのに・・・
スカポンタヌキとスカポンキングのどちらが上かは知らないですが。
描写的には子供だったプリンスがキングになった事を認めたというシーンなのですが認めてるんだかそうでないのかわかり辛いシーンになっているような気がしないでもない。
今回は脚本の方が違うようなので(キングオージャー初?)この辺りのセリフ回しには苦労したんじゃないかとは思いますが。

ジェラミー・ブラシエリ


ヒメノ「暑い・・・疲れた・・・ああ~もう嫌!セバス~!」
ジェラミー「あちらで涼もうか、お嬢さん」
ヒメノ「はあ?」

14話で
ジェラミー「お嬢さんじゃあなく女王とお呼びしなくちゃな」
と認識を改めたのに・・・まあ基本的にお嬢様気質ですしね。今回イシャバーナは登場しないですしお嬢さんと呼びたくなる気持ちはわからないでもない。
しかしセバス含め側近たちはハーカバーカにはウソ発見器を使って(だったはず)たどり着いたというのに・・・さすがに異次元は無理だった模様。
セバスじゃなくてジェントルはいましたがジェントルはアミィの執事の上に何故か農家になってさらにブレイブ奪われていたので・・・ヒメノは自力で頑張れ。

キングオージャー


キングオージャー勢がキャンデリラとラッキューロの存在に全く突っ込まないのはブレイブすぎると思うのですが・・・説明が省略されたのだと思いたい。
バグナラクで怪人には慣れているとは思うのですがさすがに初見では敵に2人とも敵に見えるはず。元々敵幹部だし。
という訳で説明があったけれども尺の関係で飛ばされたと思っておきます。
・・・キングオージャーはともかく初見のお子様はどう思ったのか気になります。

ジェラミー「壁画に戦隊、宇蟲王・・・繋がりそうで繋がらない。俺たちはどこに飛ばされたのかね?」
のっさん「それなんだけど・・・君たち別の時空から来たんじゃない?」
ギラ「別の時空?」
のっさん「うん」

ジェラミー「この星の名は?」
イアン「うん?からかってるのか?地球だろ」
ジェラミー「そういうことか・・・名は同じ「ちきゅう」でも俺たちが住んでいるチキューとは別の星だ。俺のおやじたちはこの星から移り住んだ人間だったんだ!」

うーん・・・この台詞が正しいと仮定するとちょっと面倒な事がありそうな。
チキューの民は現在の地球から移り住んだ人間。
とするとチキューの原住民はバグナラクとなりそうなのですが。
遺伝子的には近いけれども違う生命体であるとヒメノが言ってましたし。
とするとOPのゲンザイという歌詞はこの辺に関連しているような気がしてきました。
移り住んだ地球人とバグナラクとの戦いの末、的な話がありそう。
ただそれやるとデズナラク様が不憫な事になり過ぎるので流石に何かしら外的要因があったと思いたい。
ダグデドが無理やり地球人をチキューに送り込んで戦うように仕向けさせた的な・・・やるとしたら2000年以上前から仕込みをやっていたらしいカメジムですかね?

キョウリュウジャー


のっさん「でも諦めてないヨーグルト。こうして反撃の準備をしてる」
イアン「ああ。他の仲間はダグデドを追って宇宙へ旅立った」
ダイゴ「宇蟲王をとっ捕まえてくるぜ!」
空蝉丸「それまでこの星を頼んだでござる!」
ダイゴ「ブレイブだぜ!」

ウッチーとキングの出番がブレイブすぎる。
まあスケジュール的に色々難しかったんじゃないかと思います。
しかしこの辺を改変しまくると100年後のキョウリュウジャーに矛盾点が出そうな気がするのですが大丈夫なのだろうか。

プリンス


プリンス「師匠、痛いって!」
ソウジ「君の無闇な攻撃のせいで・・・見ろ」
プリンス「ん?折れた⁉あちゃ~・・・」
ソウジ「剣はただの武器じゃない。大切な相棒だ」
プリンス「またそれ?もう聞き飽きた」

初登場でいきなり武器破損とか・・・龍騎かな?
それはともかくいきなり巨大ゾーリ魔を倒すとか強すぎる・・・とは思いましたがキョウリュウジャーって基本的に全員獣電竜倒せないとダメですしね。期待のプリンスなのでそれぐらい出来て当然ですよね。

ソウジ「彼は仲間が時空を超えた未来から送り込んできた戦士なんだ。最強のブレイブを持つ次世代の戦士だと」

100年後の子孫たちを連れてくるのじゃダメだったのだろうか。
まあそれ以上の強さが必要っぽいですし100年後は100年後で色々あるのでしょう。多分。
もしかしたら100年後の世界の追加戦士的な立ち位置なのかもしれない。100yearsでも時空移動はしていたので・・・

プリンス「これは・・・」
ギラ「クワゴンが認めたんだ。同じ守護神ならシュゴッドの力も宿せると思って」
プリンス「全部、俺のためにやってくれたのか?」
ギラ「ソウジさんは君を信じてたんだよ」
プリンス「師匠・・・」

獣電竜が封印されているのでれば同じ守護神の力を宿せばいい。
・・・ブレイブすぎる展開。
とはいえ今回の話でキングオージャーとキョウリュウジャーの世界は繋がっていると明言されたので問題ないのかもしれない。

有働ノブハル


のっさん「僕は有働ノブハル。この星を守ってる戦隊、キョウリュウジャーの一員だ」

のっさん「それなんだけど・・・君たち別の時空から来たんじゃない?」

のっさんも別の時空から来たんじゃない?
仮面ライダーで観たような・・・いや1話で瞬殺されて後はその栄養素で育ったジャマトがしばらく暴れて、というか仲間のジャマトを守っていたような気がしますが・・・多分気のせいですね。
いや、のっさんの場合は来たんじゃない、ではなく戻って来たんじゃない?ですね。

立風館ソウジ


ゾーリ魔を生身で一掃するソウジ
ギラ「あの数を一瞬で・・・」
ソウジ「今のうち逃げろ!」

このソウジって最終回後のソウジですよね。そりゃ強いに決まっている・・・。
トリニティストレイザー習得後のソウジは身体能力異常なキョウリュウジャーの中でも生身最強だと思うので。
幹部はともかく並みの怪人なら生身で撃破できそう。
敵が幹部だけだったのが残念。

イアン・ヨークランド


イアン「俺はイアン・ヨークランド。考古学の研究をしてる」
ジェラミー「ってことはこの壁画もお前さんが調べているのかい?」
イアン「ああ。これは2000年以上前のもので俺たちキョウリュウジャーの歴史が描かれている」

そういえばイアンって考古学者でしたっけね。本編であまりその辺の描写がなかったような気がする。
基本的に開発とか研究系は千葉さん・・・じゃないウルシェードと弥生がやってましたし。
アイガロンにやられたイアンの相棒も考古学者でしたっけ?と思って調べたら相棒はトレジャーハンターだった。さすがに10年前ともなると設定忘れてますね・・・

兜武神デーボス


センキング「デーボス様。各地で謎の輩が現れました。恐らくキョウリュウジャーの仲間かと」
デーボス「何者だろうが潰せ!それよりブレイブはたまったのか?」
センキング「は~い!デーボス様の完全復活に必要な量まであと少し~!」

デーボス「我はデーボス軍の首領、兜武神デーボス。この星の支配種。人間を全て排除する」

全て排除する、というのはダグデド指示なのか、それとも関係ないのか。
排除しようとするわりに人間を生かしていたのはブレイブを集めるため?
ただブレイブを抜き取った人間を排除しなかったのはよくわからない。ブレイブを抜いた後もブレイブが全く無くなる訳ではなさそうなので定期的に抜いていたとか、ですかね?
なんにせよ・・・かつてのラスボスに相当するキャラが現行作品のラスボスの配下という設定は個人的には好きではないのでデーボスはデーボスなりに見せ場がほしいところ。
・・・と思ったのですがデーボスって本編でも撃破されまくってあまり威厳はなかったような気がしないでもない。
なんにせよ次週の見せ場を期待しています。

デーボ・センキング


ジェントル「どうですか?」
カグラギ「うまい!」
センキング「「うまい」だと⁉さては貴様レジスタンスの輩か」
ジェントル「あっ・・・ボーボス軍!早くお逃げください!」
カグラギ「はて、どちら様ですかな?」
センキング「ええ~っ!全ての感情を司るデーボ・センキングを知らないとは~!染みるわ~!」

なにこのクライマックスフォーム・・・。
百面神官カオスもいるしクライマックスというより超クライマックスフォーム。
そして尺の都合でキングクワガタすら使っていないギラとプリンス(キング)の2人に瞬殺。ちょっと扱いが残念過ぎる。

ダグデド・ドゥジャルダン


ソウジ「10年前たちは太古から人類を滅ぼそうと企んでいたデーボス軍と戦い勝利した」
のっさん「だけど2年前に宇蟲王ダグデドってやつが現れて・・・」
ギラ「ダグデド⁉」
イアン「知ってんのか?やつは新たなデーボスを連れてきて世界中からブレイブを根こそぎ奪った。この星の誰もが持つ勇敢な心、正義の心を・・・」
カグラギ「だから皆、気力を失われていたのですね」
ソウジ「しかも俺たちはブレイブを奪われたせいでキョウリュウジャーにチェンジできない」
ヤンマ「それで二ホンとやらはこのザマか」

前回の話でドッキリを仕掛けられマジ切れした宇蟲王。
何故地球に送り込んだというのか・・・財団Bの回し者なのだろうか。
とはいえ目的は時間稼ぎとかですかね?
結局王様たちがいる限り自分の目的の邪魔になる。しばらく王様たちを排除してその間にチキューを王様たちの力でもどうしようもない状況に追い込んでやる、的な?
ギラすらいないチキューは勝手に自滅していきそうな気がするのですが・・・真意が気になります。

以下書き起こししたけれども使わなかったシーン

ギラ「すみません。プリンスってことはここの王子様ですか?」
プリンス「何?違う!俺こそこの星のキングになる男だ」
ギラ「キング・・・王様ってこと?」

ソウジ「プリンスは戦士としてのポテンシャルは高い。でもいまだに覚醒できずにいる。俺たちは相棒となる獣電竜を倒すとその獣電竜が獣電池に宿りブレイブを注入することでキョウリュウジャーになれる。だけど・・・ブレイブは奪われ獣電竜たちはデーボス軍に捕まってしまった。獣電竜さえいればプリンスは誰にも負けない戦士に・・・みんなの希望になる。俺はそう信じてる」

ギラ「雑魚以下だな。無謀で無策、無闇な攻撃。退屈すぎてあくびが出るわ」
プリンス「そうか・・・件は大切な相棒。俺はキングになる男・・・この星のみんなを守るために!」
ギラ「フッ・・・」
「オージャチャージ」
ギラ「これでしまいだ。悲鳴を上げろ!」
「オージャフィニッシュ‼」
プリンス「オリャーッ!」
カグラギ「お見事!」
ギラ「フッ・・・」

プリンス「キョウリュウチェンジ!」
「ガブリンチョ!」
「キングキョウリュウレッド!」

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