仮面ライダーガッチャード 第7話 さよならサボニードル 感想

アトロポスが誘拐犯にしか見えない 第7話 さよならサボニードル 感想です。

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感想


りんねの過去がどんどん怪しくなっていく。

りんねって今までにも色々怪しいところはあったんですよ。
宝太郎が夢見がちなのは知っている、しかし名前は知らなかった。
父、風雅の事は幼い頃、私の英雄!と慕っていたのにその笑顔も忘れてしまっていた。

とはいえこれらの事は単にそういう人物だと言われればそれまでの話だったのですが・・・今回のアトロポスの発言、いや前回も含めての発言で一気に怪しくなってきました。

前回のアトロポス
「やつらの弱点はよく知っているから」
今回のアトロポス
「お友達と遊んでくるよ」「りんねちゃん、あそぼ」

これらを超単純にガッチャンコさせてみるとかつてりんねはアトロポスに狙われた事がある。その時に弱点が狙われた可能性が高そうです。
りんねの弱点を狙われた可能性もありますが・・・りんねが風雅の弱点として狙われた可能性が高い気がします。

りんねの方がアトロポスを覚えているかは不明ですが覚えてなさそう?
1話でアトロポスと出会ったシーンはありますが特に何も言及なし。
となると・・・
かつて風雅の弱点としてりんねを狙った。けれどもりんねはその事を知らない。
もしくはりんねは狙われ面識もあったが錬金アカデミーに記憶を消された可能性もありそう。
その影響で他の記憶も曖昧になってしまった、という予想をしてみます。

もちろんアトロポスが某呪術の東堂葵みたいなやべえやつの可能性もありますが・・・恐らくりんねは過去にアトロポスと関わっている可能性が高いはず。

じゃあなんで今回狙ってきたのかと言われれば・・・
前回のアトロポス
「僕は計画を次の段階に進める準備を始めるよ」

この台詞から次の段階に進めるための”準備”にあたるものがりんねの可能性が高そうです。
次の計画が何かは不明ですがガッチャードライバーを奪うためにりんねを利用するのか。それとも風雅の所在を知っていてりんねを利用しようとしているのか。
なんにせよりんねがアトロポスに狙われているのは間違いないはず。

他にも気になる事は何点かありますが・・・他で一番気になったのが
アトロポス「フラスコの中の悪意は貯まりつつある」

マルガムを生み出す事自体が目的ではなく悪意を集めるのが目的の模様。
もちろんマルガムを生み出し世界を混沌とさせ、さらに上質の悪意を生み出す、的な効果もあるかとは思いますが悪意自体を集める事が次の計画に必要なのだと思われます。

そして悪意が集まるまではガッチャードライバーは必要ない。だから今はガッチャードライバーを奪う必要がない、と考えられそうですが・・・
もしかしたらガッチャードライバー自体に悪意を含めた人々の意志をため込む力があるのかもしれない。その場合はマルガムを生み出し悪意をぶつけること自体に意味が出てくるのですが・・・実際どうやって集めているのかは不明。

なんにせよマルガムが敗北し、失敗続きに見える三姉妹の計画は順調に進んでいると考えられそうです。

さて次回はアトロポスが「パパの事、もっと知りたくない?」とまるで誘拐犯のようにりんねを誘っている訳ですが・・・果たしてりんねの過去は明らかとなるのか。
それとも銀杏パイセンの邪魔が入って有耶無耶になるのか。

色々気になりますが・・・この感想、りんねと三姉妹の事しか書いてないなと思ってしまう 第7話 さよならサボニードル 感想でした。

※10月21日追記 以下雑記

一ノ瀬宝太郎


宝太郎「ねえ君。この子とお別れしちゃってホントにいいの?」
理玖「はい。お父さんもそう言っていたので」
宝太郎「サボニードルは?」
サボ「サボー?」
りんね「一ノ瀬ちょっと・・・ケミーの掟。忘れたの?目撃した者の記録も記憶も全て消し去るべし。一般人がケミーと一緒にいられない」
宝太郎「サボニードルなら大丈夫。温厚で能天気なんだろ」
りんね「ケミーは世の秩序を乱す。彼のためにはならない」
宝太郎「マルガムって悪い人間のせいで生まれるんだろ?小学生なら大丈夫」
りんね「そんな簡単な話じゃない」
宝太郎「簡単だよ。理玖くんとサボニードルが仲良くすればいい。お別れさせなくたって・・・」

今回の話の流れ的にはサボニードルと理玖くんが仲良くさせた方がいい、という流れにはなりそうですが・・・りんねのいう通り「簡単な話」じゃないんですよね。
確かに悪意の無い小学生とだけ接点を持っていれば理玖くんが原因でマルガム化する事はないと思うのですがサボニードルが他の人間の悪意に反応しないという保証はないですし。
特に今回のドラゴンフライマルガムの正体を考えると・・・単に所有している人間が悪い人間でなければいいという「簡単な話」ではないんですよね。

宝太郎「なんでいなくなっちゃったの?」
理玖「用が済んだから。お兄ちゃんは何しに来たわけ?」
宝太郎「ホントはサボニードルと一緒にいたいんだろ?なんかそんな感じがしたっていうか・・・」
理玖「変な人。さっきも言ったじゃん。お父さんに捨てなさいって言われたから。勉強の邪魔になるし、いいかって。それだけだよ」
宝太郎「それだけって・・・」

簡単な話かどうかはさておき。
宝太郎はサボニードルを理玖くんの元へ返そうとしてはいますが当の理玖はそっけない態度。
理玖くんはお父さんの言いなりに見えますが・・・実際お父さんがラケシス好みの歪んだ悪意持ちっぽいのでなかなか家族関係が複雑そうで違う意味で「簡単な話」ではない模様。

宝太郎「最近の小学生の学力、エグすぎません?」
理玖「お父さんと約束したんだ。勉強を頑張っていい学校に入るって。だから今の僕には友達なんていらない」
サボ「サボー・・・」
宝太郎「よし!今度は違う勝負。缶蹴りだ!元小学生なめんなよ。負けたら俺と本音で話す」
理玖「お兄ちゃん。ガキっぽい遊びで懐柔できると思ったら大間違いだよ」
宝太郎「フフッ子供のくせに」

実際は友達いらないよ、という割に現役小学生ばりのテンション(と知識)の宝太郎と一緒に遊ぶのも嫌がっている様子もなし。
勉強も嫌いではなさそうですが遊ぶのが嫌って子供ではないと思うのですが・・・やっぱりお父さんの影響が色々ありそう。

ドラゴンフライマルガム「わざわざ近づいてくれるとはな。手間が省ける。排除だ!」
宝太郎「ウオオーッ!」
(警告音)
宝太郎「えっ?」
サボ「サボ・・・」
宝太郎「サボニードル⁉」
サボ「サボ・・・サボー!」
宝太郎「うわあーっ!どうした?サボニードル!って落ちてる落ちてる!
うわあーっ‼」
理玖「サボ助・・・」

次回予告からすると今回本変身解除してしまったニードルホーク・サボニードルが本当にやりたい事をやって本領発揮。
お父さん・・・ではなくドラゴンフライマルガムを撃破、という流れにはなりそうですね。

とするとガッチャードというか人とケミーの多重錬成はケミーの思いに寄り添ってこそ本当の力を発揮できるという事。
いや、本領発揮どころかレスラーG回の「5足す5は10。いや最高のタッグパートナーが組めばパワーは100万倍だ!」的な感じで限界以上の力を発揮できるはず。

スパナがドライバーを渡されない理由がこの辺にありそうですが・・・それこそケミーを自由にさせておくのは周囲の悪意に反応してマルガム化してしまう恐れもあり「簡単な話」ではないんですよね。
その辺のバランスが難しいところですが・・・ケミーとの自由な暮らしを夢見る宝太郎は「簡単な話じゃない」問題を解決して最高の夢をガッチャしてもらいたいと思います。


九堂りんね


店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
りんね「あ・・・」
店員「セットのメニューですと(以下略)」
りんね「えっと、あの・・・えっと・・・」
蓮華「まさか買い方わからんの?しゃあないな。もうあっち座っとき」
りんね「学校帰りに寄り道とかしたことないし・・・」

学校帰りに寄り道したことがないどころかこの手の店に来た事すらなさそう。
何せ10年前に父親・風雅が裏切り者として錬金アカデミーから追放されたはず。
りんねがアカデミーに所属している以上、りんねに対して処罰が下された訳ではなさそう(そもそも6~7歳の時の話?)ですがそこから普通の生活が遅れていたとも思えないんですよね。
クラスメイトの名前すら覚えてない以上、お友達もいない、もしくは少なかったと思われるので・・・なかなか不憫な生活を送っていそう。

アトロポス「りんねちゃん。遊ぼう」

そんなりんねの数少ないお友達が遊びに誘ってきてくれた・・・お友達?
感想の方でも書きましたがりんね自体はアトロポスの事は知らないようなのでどういった関係かは次回のお楽しみなのですが・・・もう少しりんねの交友関係が改善してほしい。

宝太郎は夢ばかり見ているポエムな人
先輩のスパナはストーカー
先輩の蓮華は金に執着
先輩の錆丸は・・・一番まともそう。コミュニケーション取り辛いですが。

もう少しだけまともな交友というか人間関係が出来るといいですね。

ミナト


スパナ「ケミーは道具。そう決まってるだろ?」
錆丸「その性質は興味深いけど僕ら生徒にとっては研究対象。成績のために集めてるだけ」
スパナ「ただの道具に情を入れ込むなど美学に反する」
アイザック「こいつ苦手なんだよな」
スパナ「先輩。なぜあいつからドライバーを取り上げない?」
ミナト「ヴァルハラドではご不満か?」
スパナ「素人には荷が重いと言っているんです。現に掟を破る行動を取っている」
ミナト「あいつは信じてるんだ。ケミーの可能性を」
スパナ「ケミーが善良な人間に取り憑くのはレアケース。チェスの駒が一度も取られずにゲームが終わるぐらいまれなこと。ただのくだらない理想だ」
ミナト「理想・・・そうだな。理想よりも守らなければいけないものがある。だが・・・」
スパナ「まあいい。教官であるあなたの判断に任せます。俺は調べたいことがあるので」

ミナト先生は理想と現実のはざまで揺れ動いていそうな気がする。
スパナが話中断してしまいましたが「理想よりも守らなければいけないものがある。だが・・・」と理想も優先したい思いがある模様?
その理想で何をしたいかは不明ですが現状に満足してはいないはず。
宝太郎が想定外の手段でアカデミー入学試験を突破しようとした際もそれを認めてますからね。
まあ錬金術使えないと本来突破出来ない試験を錬金術使える指輪渡さない状態で課している時点で錬金術以外の手段で突破しろと言っているも同然なのですが・・・果たしてミナト先生の目的・真意はなんなのか。
気になるところです。

黒鋼スパナ


スパナ《冥黒の三姉妹。やつらの目的は暗黒の扉を開くこと。人間をマルガムにすることと、どう関係している?ドライバーを狙うだけなら行動が複雑化しているが・・・》

スパナが暗黒の扉の詳細を知らないという事はアカデミーでも扉に関してあまり情報がない?
視聴者的にはフラスコに悪意を溜める事が目的の一つとわかってはいますがスパナが何をどの程度知っているのかよくわからない。
前にりんねをストーカーしている時に「運命の糸車は既に回り出してる、か・・・」と言っていた事から何かしら裏事情を知っているようだったのですが・・・上の存在が「運命の糸車は既に回り出してる」という話をしているのを聞いただけでないも知らさせていない可能性が出てきたような。

その仮定が正しいとすると・・・
「運命の糸車は既に回り出してる」という情報を知った→運命の糸車は三姉妹に関係しているワード→アトロポスは以前りんねに関わった過去がある模様→アトロポスから情報を得る為にりんねにストーカー→つまりは何も知らないも同然
という可能性が。

実際どうなのか不明ですがこれが合っているとすればスパナもちょっと不憫な気がしてきました。

タブレットの充電が切れて右往左往する錆丸
スパナ「貸せ!おいお前!」
宝太郎「えっ・・・スパナ?」
スパナ「答えろ。相手の特徴は?」
宝太郎「どこにいるかわかんない!なんか飛ばしてくる!なんかトゲみたいな・・・」

スパナが何をどこまで知っているかはさておき。
宝太郎の事を認めていないわりに戦闘での手助けはする模様。
もしかしたら前回借りを作ったからそれを返そうとしているのか。さすがに命がかかった状況では美学云々以前に人命を守ろうとするのか。それともガッチャードライバーを奪われる危険性を考慮しているのか。
なかなか気になるシーンでした。

銀杏蓮華


蓮華「何をゴチャゴチャ言うてんねん。お別れしても大丈夫って言うてたやろ。サボニードル捕獲完了っと」
宝太郎「蓮華お姉さん。まだ話終わってないですって!」
蓮華「私に譲って!成績ピンチやねん」

今回のケミー回収って成績関係あるんすね・・・。
街の治安がかかっている(元々秩序は崩壊していそうですが)状況で悠長なとは思いますが・・・それはさておき。
蓮華姉さんあまり成績よくないんですね。探知は得意っぽいですが錆丸が捕獲しているからあまり評価されていない模様?
まあ錬金アカデミーなので錬金術ではなく勘でケミー探し当ててもあまり評価されないのでしょう。多分。

錆丸


宝太郎「もしもし!錆丸先輩⁉聞きたいことがあるんだけど!多分マルガムに今襲われて・・・」
錆丸「特徴は?」
宝太郎「えっ?」
錆丸「マルガムの特徴を教えて」
宝太郎「ごめん!錆丸先輩。全然聞こえないよ!あっ!」
錆丸「ああ・・・!」
錆丸の持つつタブレットの充電が切れる
宝太郎「ねえ聞こえてる⁉錆丸先輩!」

声が小さくてピンチになるとか・・・連絡手段がなくてピンチ、とかはよく見ますが声小さいってのは珍しいですね。
そもそもテレビで放送している関係上、声が小さくて何が言っているかわからないというのは色々問題があるので使いづらいキャラだとは思うのですが・・・果たしてこの問題は次回解決するのか。
それとも錆丸先輩回があってそこで解決するのか。もしくはアイザックがケミー化して問題解決!的な力業で解決するのか。
ちょっと気になってきました。

錬金アカデミー


蓮華「さーて、カニカニちゃんはどこにおるんや?」
りんね「メカニッカニです。マルガムになる前に捕まえる」
錆丸「メカニッカニが発する特殊な電波は機械を狂わす。だから詳しい位置の特定は難しい」
アイザック「明るい場所が苦手らしいぜ。日陰を探すか?」
宝太郎「よーしガッチャしてやる!名付けてカニカニフィッシングwithスマホーンだ!」
「ケミーファインダー!」
スマホーン「スマホーン!」
宝太郎「仲間になったばっかりだけど一緒にガッチャしようぜ。スマホーン!よーしカニカニくん。どこからでもかかってこーい!」
蓮華「あんなあ、ケミーがそんなやり方で捕まえられるわけないやろ」

宝太郎「えー・・・メカニッカニのガッチャを祝してカンパーイ!」
蓮華「待て待て待て待て・・・待って。なんでみんなで捕まえたことになってんねん」
宝太郎「えっみんなで協力してガッチャしたじゃないですか」
錆丸「たまたま捕まえたいケミーが一緒だった」
アイザック「誰の手柄かはっきりしようぜ」
りんね「本来は一ノ瀬だけど仮面ライダー使ったからルール違反」
蓮華「はいはいはーい、なら絶対私!」
宝太郎「いやでもみんなで協力したじゃないですか」
蓮華「いや私らが呪文言って止めたから」
宝太郎「いやまあそれはそうっすけど、みんなでガッチャンコしたじゃないですか」
蓮華「いやいや呪文言って止めた・・・」

蓮華「あちゃ~さっきの見られてたか・・・」

蓮華の項目でも書きましたが錬金アカデミーはもう少しケミー回収方法を考えた方がいい。時間が立てばたつほど治安が悪化していくと思われるので所属錬金術師を総動員して捕まえた方がいいのでは・・・
ここまで放任主義だとこの状況をわざと作りだしたのでは?と勘ぐってしまいます。

しかしいくら記憶消せるからって周囲の人間が見えている状況で気軽に錬金術使うのはどうかと思うんですよね。掟で見られていけない、ってなら見られないようにする錬金術を開発するとか。
これだとロボット刑事Kの犯行後に徒歩移動して無駄に犯行がバレる犯人ロボット並みですよ・・・。
あいつら超科学力持ちなのに何で発見されやすい徒歩で移動するのか。

話が脱線したので戻しますがアカデミーが何も考えていないのか、それともミナト先生が理想を実現させるためにわざとやらせているのか。色々と気になるところです。

冥黒の三姉妹


クロトー「いらつく。マルガムをやつらにぶっ壊されてばかりじゃ腹の虫が治まらない」
アトロポス「大丈夫さ。フラスコの中の悪意はたまりつつある。あのドライバーはあとでゆっくり奪えばいい」
ラケシス「安心なさってクロトー。とても素敵な器を見つけましたの」
クロトー「ならいいが・・・アトロポス、どこへ行く?」
アトロポス「お友達と遊んでくるよ」

錬金術でフラスコの中の悪意というと、どうしても某お父様を思い出してしまう・・・。中身はド三流なのだろうか。
それはさておき三姉妹の目的はフラスコの中に悪意をためる事の模様。
ケミーをマルガム化させているのはそれがフラスコの中に悪意をためる唯一の方法なのか。それともマルガム化させなくても悪意はためられるけど強力なマルガムを誕生させれば悪意がたまるのが早まるよ、的なものなのか。
なんにせよドライバーは悪意がたまった後に必要となるっぽいですね。

ケミーをマルガム化→フラスコに悪意をためる→ドライバーを奪う→悪意とドライバーを使って暗黒の扉を開く。

どこかの段階でりんねが必要、もしくはりんねを利用して次の段階へ移行する必要があるっぽいですが・・・三姉妹とグリオン様は暗黒の扉を開いて何をするつもりなのか。気になるところです。


以下 書き起こしたけど使わなかったシーン

・砂山理玖
理玖「あの・・・こいつ引き取ってほしいんですけど・・・」
サボニードル「サボー・・・」

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