王様戦隊キングオージャー 第33話 シューゴー!キングとキョウリュウ!! 感想

リタがラッキューロのどの辺にもっふんっぽさを感じたのか気になる 第33話 シューゴー!キングとキョウリュウ!! 感想です。

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感想


どう考えても尺が足りてない。

これはテレビ本編のうち、2話でやるような内容じゃないよ・・・
映画で90分の尺を取るべき内容だよ・・・

気になったのがキングオージャー寄りの内容だったという事。
キョウリュウジャーもいいところあるけどキングオージャーのおかげで万事解決しましたよ、という流れに見えてしまいました。
特にヒメノが超速で地球のメロディを理解して演奏しだすところとか。

VSシリーズって最初は方向性の違いなどで若干争う事はあれども最終的には両者の良いところを見つけ合って一致団結して戦う展開が多いじゃないですか。
どっちの戦隊が上とか下ではなく両者いいところがあって互いにそれを高め合う、的な。

今回のだとキングオージャーに偏っている気がするのですが・・・
ただし最初の書いた通りテレビ放送の2話分。40分ちょいでそれやるのは尺が足りなさすぎるんですよね。
しかも今回は映画ではなくキングオージャーの放送内でやっている内容。キングオージャーに偏っても仕方ないとは思うのですが・・・ちょっと残念でした。

いや、内容自体は凄い良かったんですけどね。
ラッキューロとリタとか。
リタがラッキューロにもっふんを感じたのは・・・漫画雑誌の最新号が無ければ基地を爆破していたラッキューロにもっふん味を感じたのでしょう。多分。
ラッキューロはいざとなればもっふん同等にやるやつだ、と。

という訳でどうしようもない本編の尺の話はおいといて。
気になる点があったのでそれについて。

前話でも触れられてましたが地球の民がチキューにたどり着いた件について。

前回の感想で下手すればチキュー侵略してね?と思ってしまったのですが・・・東映公式HPの壁画の内容をみると知的生命体がいない星にたどり着き、人類が暮らし始めた後にバグナラクが突如として現れた模様。
もちろんジェラミー父が嘘を書いてないと仮定した場合ですが。

地球から旅立ったのも争いが激化したからではなく争いになりそうだったからその前に避難した、という事らしいですし。
地球の争いを収めてほしかった気もしますが・・・異なる種族同士の争いが勃発しそうだったという事で人間同士ではなく他の種族も交えた争いが始まりそうだから避けた、という事なんでしょう。

なんにせよ地球とチキューは同じ宇宙の話であり、チキュー同様地球もまたダグデドの脅威に晒され続けている、という事は間違いなさそうです。

・・・という事はつまり今後キングオージャーがピンチになった時にはキョウリュウジャーが駆け付ける展開がある、といった解釈でいいですよね。
今回はキングオージャーよりでしたが次はキョウリュウジャーがキョウリュウジャーらしさを今回以上に発揮して打倒ダグデドのキーとなる、そんな展開を期待しています、といった感じの 第33話 シューゴー!キングとキョウリュウ!! 感想でした。

以下10月20日追記の雑記

ギラ・ハスティー


ギラ「危ない!下手に動くな!」
プリンス「関係ない!」
ギラ「ヤンマの言うとおり、スカポンキングだな!」

このスカポンキングの意味がわかり辛い。
前回ヤンマが「スカポンキング」と言ったのはプリンスが変身可能になり王になった事を指してスカポンキングといった、つまりプリンスを王として認めた、的な意味合いで使ったと思うのですが・・・。
ギラが言ったスカポンキングは王は王でもスカポンだな、的な意味合いで使っているように聞こえる。
ギラとヤンマがスカポンを違う意味合いで使っている気がするんですよね。ただヤンマが今回に限らずよく言うスカポンも意味合いがわかり辛い言葉なんでよけいに訳がわからない状態になっているような。前にヤンマとリタが入れ替わった時もペケポンキツネとよくわからない言葉使ってましたし・・・スカポンを正しく使えるのはヤンマ以外いないのではないだろうか。

ヒメノ・ラン


キャンデリラ「あなたたちのおかげで、みんな元気を取り戻せたわ~!」
ヒメノ「つらい日々だったのね」
キャンデリラ「ああ・・・みんな音楽を聴くことさえも忘れてたもの」
ヒメノ「そう・・・」

リタ「前はどうやってデーボスを倒した?」
ラッキューロ「地球のメロディーが力を与えてくれたんすけど・・・」
イアン「しかし今は地球からのメロディーが聴こえてこない」
ヒメノ「地球のメロディー・・・?音を楽しむ心を忘れてしまっていたのね。でも・・・美しいものは決して滅びない」
「ガブリンチョ!」
ピアノを弾き始めるヒメノ
のっさん「このメロディーは・・・」
キャンデリラ「地球のメロディー!」

今回のちょっとどうかと思ったシーン。
ヒメノが急に地球のメロディーを弾き出してそれでキョウリュウジャー側にブレイブが戻るのは展開が急すぎやしないだろうか。
地球からチキューに受け継がれたメロディーが芸術の国イシャバーナに伝わっていた、的な台詞が一つでもあれば別なのですがこれだと何故ヒメノが地球のメロディーを知っていたのかよくわからない。
といってもヒメノは地球のメロディーを思い出させるきっかけを作っただけでブレイブを取り戻したのは地球の人達自身の心だ、と思ってよけばよさそうな気がしてきました。
ヒメノが地球のメロディーのメロディーを知っていたのは音楽を楽しむ心を持ったヒメノのブレイブが反応した、と思っておきます。

リタ・カニスカ


ラッキューロ「す・・・好きですっ・・・!」
リタ「ヴァァァーッ・・・!」
ラッキューロ「うわっ!えっ何⁉どうしたんすか?」
リタ「面白い。作画もキャラもストーリーも全てが尊い・・・!」
ラッキューロ「ああ・・・感動してたんすか。でしょ?これ、み~んな僕のコレクションっす。子供たちのために提供したんすよ」
リタ「その中に『もっふんといっしょ』は?」
ラッキューロ「『もっふん』・・・?なんすか?それ。『もっふん』・・・あったかな?えっと『もっふん』・・・あっ・・・」
リタ「抱き心地が似てる」
ラッキューロ「『もっふん』ってなんすか?」

もっふんってなんすか・・・。
TTFCで配信されている『もっふんといっしょ』では人々を洗脳して捕らえているヤバイUMAにしか見えないのですが。
まあもっふんがどういった生物かは置いといて。
ラッキューロのどの辺にもっふんを感じたのかよくわからない。本当に単純に抱き心地が似ているだけ?
それともラッキューロに何かもっふんを彷彿とさせる何かがあったのだろうか。子供に漫画を提供している=子供に寄り添う、的な?
もっふんが孤独だった自身に寄り添ってくれた。ラッキューロも子供に寄り添ってくれている。だからもっふんとラッキューロは似てる?的なシーンなのだろうか。
ラッキューロはかつてスピリットベースを爆破しようとした過去がある怪人なのですが・・・まあもっふんもそれぐらいの過去があってもおかしくはないですしね。千花繚乱編のやりたい放題っぷりを見ても。

リタ「下がっていろ。お前は私が守る」
ラッキューロ「はわわ・・・惚れてもいいっすか?」

なんにせよリタが地球の人々を差し置いてラッキューロを守ろうとするあたり・・・もっふんと似たような魅了効果持ちな可能性はあるのかもしれない。
というかラッキューロはゾーリ魔ぐらいなら戦えると思うので地球の子供達を守る方がリタっぽい気はします。
・・・強化されたゾーリ魔相手だとラッキューロは負けそうな気がする。その場合はなおさら子供達を守ってほしいですが。

五王国異様事案対策用戦略救命部隊


のっさん「一瞬でみんなに笑顔が戻った・・・君たちは本当に王様なんだね」

王様戦隊が他の戦隊と違うのはこの辺ですかね?
基本的に怪人の被害が大きくなる前に怪人を倒す事が多い、もしくは倒すと被害が消える事が多い戦隊では長期間にわたって被害を受けている市民を救援する経験は乏しそう。
このシーンは散々チキューの危機に対応してきた王様戦隊ならではのシーンだったと思います。
のっさんのギャグでは一部の子供と不破さんぐらいしか笑顔に出来ないと思うので・・・さすが王様ってところですかね。

チキュー


ジェラミー「この星の名は地球。名は同じでも俺たちのチキューとは別の星だ。この壁画にはキョウリュウジャーの歴史・・・つまりこの地球のことが描かれている。今から2000年以上前、様々な種族の争いが起きた。その争いの中、一部の人間が宇宙へと逃亡した。そしてたどり着いた先が俺たちが住んでいる星だ。我らが祖先は自らの故郷を懐かしみその星をチキューと名付けた・・・とさ。これは想像だけどね」
ヤンマ「壁画に信憑性はあんのか?」
ジェラミー「こいつは俺のおやじが描いた絵だ」
ギラ「ジェラミーのお父さん⁉」
ジェラミー「俺の絵に似てるだろ?おやじに習ったからさ」
カグラギ「コーカサス城の壁画の描きかけの星がよもやこの星・・・別の地球を表していたとは」
ギラ「でもこのコーカサスカブト城の形、なんか違う」
ジェラミー「俺たちの祖先はこいつで宇宙を渡った。つまり城は・・・宇宙船になる」

2000年よりちょっと前に移住した?
それとも数千年前に移住して移住先での生活が安定してきたころに2000年前の戦いがあった?
「2000年以上前」という台詞だと具体的にどれぐらい前なのかわからない。まあ壁画で情報量が少ないのでその辺は曖昧だとは思いますが・・・具体的にいつ移住したのかでバグナラクとの関係性がかわってきそう。
移住した直後にバグナラクと争ったのであれば侵略に近いような気がするし大昔に移住したのならバグナラクはどこから現れたのか気になるし・・・もしかしたらバグナラクも2000年前に他の星から移住してきた(もしくはさせられてきた)のかもしれない。

とはいえこのシーンでは言及されていないですがチキューに来た地球人は争いから逃げたというより争いを避ける為に移住した、的な事が東映公式HPで言及されているので先住民がいたら他の星に移住していそうな気もします。
なので争いになったのではなく争うようにダグデド、もしくはカメジムに仕向けられた、というのが人とバグナラクの争いの原因だったと思っておきます。

ラクレス・ハスティー


スズメ「ラクレス様・・・」
(ゴッドクワガタの鳴き声)
スズメ「何・・・?もしかしてラクレス様のお告げ⁉それがあなたのご意志なら私が全てかなえますわ!」

次回予告
スズメ「シュゴッダムの王は誰か教えておやり」
ギラ「貴様がシュゴ仮面・・・」

何故か急にラクレスについて触れるスズメ。
そして次回予告のスズメの台詞。
つまりシュゴ仮面の正体は・・・ダメだ、ノーヒント過ぎてどこのハスティーさんなのか全くわからない。
崖から落ちてスズメが遺体を発見してわざとらしい演技をして棺を運んだラクレスが生きている訳ないですよね!

桐生ダイゴロウ


ギラ「一人で飛び出すなんてソウジさん、心配してるぞ」
プリンス「でもアミィさんが・・・!」
ギラ「アミィさんってキョウリュウジャーの仲間?」
プリンス「うん。俺にとっては大事な・・・」

プリンス「か・・・あっ、アミィさん大丈夫?」

ギラ「ならばこの地球を守り抜いてみせろ、プリンス!」
ダイゴロウ「プリンスは愛称。俺の名前は桐生ダイゴロウだ!」
のっさん「うん・・・ほえ?桐生?」
イアン「オーマイ。それってもしかして・・・」
アミィ「うん?」
イアン・のっさん「ワオ!」

結局プリンスはキングの息子だったという事でよろしいでしょうか?
このシーンでソウジだけは意味深な笑みを浮かべているのでソウジだけ正体を知っていた可能性(推測していた?)はありそうですが・・・
しかしダイゴロウ=ダイゴの息子で最強のブレイブを持った戦士となると残念な事が。
100年後のダイくんは最強の戦士になれなかったのね・・・。
とはいえダイくん出すならダイゴだせって話になりそうなのですが。

ノッさん


キャンデリラ「私も手を貸すわよ~!」
のっさん「ありがとうハニー!」
キャンデリラ「いいえダーリン!」
ジェラミー「おっと・・・お熱い関係かな?」
優子「あの2人。もうすぐ結婚するの。いろいろあったけど困難を乗り越えて結ばれたのよ」
ジェラミー「はあ~違う種族同士が結ばれるなんてこの地球も素晴らしい星だね」

そうして生まれたのが100年後のノブ太さんなのね・・・と思ったら妹の子孫だった。
結局ノッさんとキャンデリラには子供は出来なかったという事ですかね?ジェラミーはハーフなのに・・・まあキャンデリラはデーボス細胞から生まれていたはずなので子供を創るのは難しそう。
なんにせよノッさんはキャンデリラと結ばれたから子孫がいなかった、という事でよさそうですね。

福井優子 理香


のっさん「あっ、僕の妹だよ。優子と姪の理香」
理香・優子「はじめまして」

デカレンジャーも20周年か・・・アバレンジャーの次だったはずだし。
という事で今回は20周年を迎えようとするデカンレジャーと10周年のキョウリュウジャーと現行作品が一堂に会するレジェンド回だったという事でよろしいでしょうか?
それはともかく坂本監督回の影響かわかりませんが姪がやたら強そう。姪も獣電竜さえいればキョウリュウジャーに変身できそうですね。

ダグデド・ドゥジャルダン


デーボス「時は満ちた。絶対種の人間を一人残らず始末する!」

そういえばデーボスって星を滅ぼす生命体でしたね。ダグデドの駒に見えてきた・・・まあ単に滅ぼすだけならダグデドが自分で出来るので五道化とはまた違ったポジションにはなりそうですが。
しかし過去作品のラスボスが現行作品の配下的な立ち位置ってのはどうかと思います。昭和の仮面ライダー(初代からストロンガーまで)なら別ですが戦隊だとねえ・・・。

という事でダグデドを倒す際はキョウリュウジャーと一緒に戦ってほしいところ。
これだけ本編に絡ませておいて現行作品だけがラスボス倒して終わり、という展開はあまり好きになれないので。
ダイゴとウッチーも宇宙に出ているっぽいので後半出てくる可能性はありそう。

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