ギラを創ったパッパの目的が気になる 第40話 我は王で王子なり 感想です。
感想
ラクレスの話はどこから本当でどこまでウソか気になる。
本当なのは
ラクレス「人類を救う!」
で、間違いないと思いますが・・・その前の話はかなり虚実入り混じっているように思えます。
ラクレスの話を全て検証すると長くなりそうなので一番気になるところを
ラクレス「シュゴッダムは2000年にわたりダグデド様に仕え、チキューを統一する任を担ってきた。その忠誠の証として賜ったのがギラだ。人類の敵を打ち倒す道具として」
「シュゴッダムは2000年にわたりダグデドに仕え」←これはほぼ確定。
ライニオールの時代からダグデド配下だった模様(映画完全版参照)
「チキューを統一する任を担ってきた」←ほぼ間違いなさそう。
ただし統一できなきゃ滅ぼすよ、的な任だったはず。
「その忠誠の証として賜った」←かなりウソっぽい。
そもそもダグデドにとっては人類が勝とうがバグナラクが勝とうがどうでもいい。楽しければそれでいい、的なスタンスのはずなのでどちらかの勢力に加担しないはず。
そもそもバグナラク側に五道化のカメジムが付いていた事を知っていたはず。人類側に加担する必要性が薄い。
ただし・・・ダグデドはグローディの存在を忘れかけていた。2000年以上チキューにいたカメジムの事を忘れていてもおかしくはない。
とすれば・・・バグナラク側との戦力差を知ったラクレス、もしくは前王が一方的に負けそうなんで宇蟲王様の力を賜りたく、的な話をしたのかもしれない。
一方的な戦いになるよりほぼ相打ちで全滅の方がダグデド的には楽しいだろうしカメジムの事を何も考えず自分のコピーを渡した可能性もありそう。
もしかしたらカメジムが焦る姿を見て楽しみたかった、というのもありそうですが・・・
「人類の敵を打ち倒す道具として」←本当っぽい。
とはいえ人類側に加担する必要がない事は散々書いたので実際どうなのかは不明。
まあ実際何を考えているのかは不明。なんせ・・・
「俺様は宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダン。お前たちを遊びで滅ぼす者だ!」なので。
遊びが楽しければそれでいいじゃん、的なキャラだしねえ・・・特に根拠もなく楽しそうだから、といった理由で何かをやらかしてもおかしくはない。
それにギラ関係にはまだ謎が残ってますし。
ギラというかクワゴンのソウルがないとか。
また何故ラクレスが宇蟲王から賜った大切な道具を養護園に入れたのか。その辺はギラの謎というかラクレスの真意に関係してきそう。
あと今回気になったのが・・・
ダイゴロウの「ギラさんはずっと優しい邪悪の王でいてね」ですかね?
ダイゴとウッチーが乗って行ったはずのプレズオンにプリンスが乗っていた事から・・・キングが操られて、もしくはダグデドを倒すために心変わりして変わってしまったとか。
ただしその場合は何故ミニティラを探しに来る必要があったかはわからないのですが。
もしかしたら獣電竜たちを犠牲にする作戦とか立てている可能性はありそう?
ダグデドはシュゴットたちを生み出したようですが獣電竜は関係なさそう。つまり対ダグデド用の兵器になりそうですし。
でもその場合はミニティラはいない方がダイゴロウにとっては都合良さそう。
やっぱりよくわからない。
という感じで・・・
ギラの謎が解けたと思ったら色々な謎が噴出してきてパッパにきっちりを説明して欲しいと思ってしまった 第40話 我は王で王子なり 感想でした。
以下 12月13日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
ギラ・ハスティー
ラクレス「真じがたい真実を包み隠さず話そう」
ダグデド「話しちゃって」
ラクレス「ギラは・・・宇蟲王ダグデド様が生み出した生物だ」
ダグデド「びっくりだろ?要するに俺様の分身?コピー?ああこっちかな。俺様がパッパでマッマなんでちゅよ~ん」
ギラ「ふざけるな・・・!」
ラクレス「シュゴッダムは2000年にわたりダグデド様に仕えチキューを統一する任を担ってきた。その忠誠の証しとして賜ったのがギラだ。人類の敵を打ち倒す道具として。だがやつは人類の敵バグナラクを滅ぼしたのち人類をも裏切った!王様戦隊を名乗る反逆者と共に5王国の大半を支配した。その真の目的は・・・人類の滅亡であると断言する!先ほどのシュゴッドの攻撃もギラによるものだ」
ダグデド「ホントだよ。俺様は全ての昆虫生命体の創造主。創るのも操るのも殺 すのもなんでもござれ」
ラクレス「その力をギラは受け継いでいる。見ろ!真実を暴かれ今にその本性を現す!やつに近づくな!不死身の宇蟲王の力を受け継いでいる。人の形をした邪悪な何かだ・・・!」
感想の項目でも書きましたが色々ウソがありそうなシーン。
やっぱり気になるのが忠誠の証として賜ったギラを何故養護園に入れたのか。
ハスティー家がギラの監視としてデボニカをつけたのは映画で明かされている事実ですが機嫌を損ねたら即消滅させてくる宇蟲王から賜った大切なコピーを手元に置かず養護園に入れた理由があるはず。
コピーの用途は対バグナラク。養護園に入れた時点で内通者の存在を認識していたのかは不明。
レインボージュルリラを食べた時点ではボシマールは生存していた。ただし他の人物に擬態してカメジムが潜伏していた可能性はあるので一応バグナラクにばれないように隠しておいた、という理由は成り立ちそう。
他にも気になるのがギラがラクレスと同じ遺伝子を持つ事。
5話で
リタ「彼の本名はギラ・ハスティー。ラクレスの弟であり、シュゴッダムの王族だ」
ラクレス「何を根拠に?」
ヒメノ「この私が遺伝子照合したんだから間違いない」
というシーンがあった事からほぼ間違いないはず。
よくわからん生態の宇蟲王のコピーなんでその辺も誤魔化せる可能性はありますがそれでも遺伝子が共通している可能性は非常に高いはず。ダグデドコピーのはずなのになぜ遺伝子が共通しているのか。
やはりギラ出生には色々と謎があるのですが・・・
全部宇蟲王が適当を言っているとしたらなんでもありになっちゃうんですよね・・・。なにせダグデドって五道化の事すら忘れるぐらいなので。ラクレスからギラが宇蟲王のコピーという設定でいきましょう、とか言われたらゴーサイン出しそうな気がする。
39話で
「遊びってのは真面目にやらなきゃつまらねえんだよ」と言ってましたが・・・常に全力でふざけている可能性はあるはず。
じゃあその場合は何故ギラが特殊能力を使えるのかが謎になりますが・・・やっぱりソウルを食ったから、とか?
まあ変に穿った見方をしなくても本当にダグデドコピーだとは思うのですが何故が多いんですよね。
この辺りの謎が明かされる事を期待しています。
ヤンマ「反逆の王様戦隊・・・上等じゃねえか!」
ヒメノ「シュゴッドたちも自分の意思で宇蟲王にあらがってる。その気高さに王たちは応える義務がある」
カグラギ「地を這い泥をすすろうと懐に秘めた刀は折れず!」
ジェラミー「この物語。やつの悲鳴で締めくくろう」
リタ「ただ悪なる意志のもと、私たちは剣を抜く」
ダグデド「ううー・・・!」
ギラ「恐怖しろ!そしておののけ!王様戦隊キングオージャー今より貴様をひねり潰す!」
他の王が戦隊っぽい台詞を決めている(ジェラミーは悲鳴とちょっと怪しい)中、ギラが邪悪の王っぽい台詞を言ってるのはパッパの影響の模様。ただギラがこの手の台詞を言うようになったのは養護園で王様戦隊ごっこをしていた影響があったはず。
パッパの影響なのか。それとも後から身に着けたものか。それとも両方なのか。
謎が明かされた40話ですがそれ以上に疑問点が色々と出てきた40話でもありました。
もっふん
リタ「三途の川の向こうにもっふんが・・・今行くお~」
ギラ「ごめんなさい!しっかりして!」
リタ「ヴァァァーッ・・・‼」
もっふんはご先祖様的な立ち位置で三途の川にいるのではなく賽の河原の石を粉砕する役割で居座っている存在に思える。
ぎゅっ・・・としたらぽかぽか~こころは冷酷~
ですしね。
リタは間違っても、もっふんについて行ってはいけない。
凌牙一閃
エレガンス「早くこちらへ!一刻を争います!緊急治療しますことよ!」
ドゥーガ「王様戦隊の救援をお願いしたい!」
エレガンス「今は絶対絶対絶対に無理ですわ!」
パイセンのキラメイジャーが「限界は超えないためにある」と言っていた理由がわかる凌牙一閃。五道化一人倒すためにこれやっていたらいくら体があっても足りないよ・・・。
直近のパイセンが気合で骨折治してましたがあいつらある意味人間じゃないし。そもそも結局治ったけれども単にロボのパーツになっていただけだし・・・この話題は不毛だ、やめよう。
しかし毎回この手の怪我をするのか。それとも無かった事になるのか。初回なのでリミッターを完全に外してしまってその反動で動けなくなった可能性はありますが他の五道化も手加減して勝てる相手じゃなさそうだし・・・その辺はうまいこと総長が調整するのだろうか。
シュゴッド
・
ダグデド「あ・・・?おいおいおい!このポンコツ!進めーっ!さっさとおツブどもを踏み潰せ!」
ギラ「どなたか何かされましたか?」
リタ「ギラでないなら誰だ?」
ヤンマ「ハッ・・・決まってんだろ。あいつらだよ」
ギラ「みんな・・・」
ヤンマ「な~んか言ってんな」
ヒメノ「わからないけど・・・わかるでしょ」
ジェラミー「おちおち寝てもいらんねえなあ」
咆哮するエクストリームキングオージャー
ダグデド「うるさい!黙ってこの俺様を崇め奉れ!」
ギラ「クワゴン。トンボックリ。カマリーナ。ハチスケ。パピントン。テテ。トト。クーモ。クモモ。アーリン。カブタン。サソリーヌ。バッタ。タランチーノ・・・」
終盤の40話になって明かされるシュゴッド達の本名。
・・・本名?
さすがにギラがいきなり全員のあだ名をつけ始める訳もないので恐らく本当の名前なんでしょう。多分。
しかしシュゴッドはダグデドが創ったらしいですが完全制御出来ないっぽいですね。
さらに言えば宇宙の生物全てを創った訳ではなく「俺様は全ての昆虫生命体の創造主」との事なのでさすがにゼンカイジャーの神的存在とはいえない模様。神じゃなくて王ですしね。
一応戦える余地はありそう。まあ星ぐらいなら一瞬で壊せるっぽいですが・・・
そういえばギラはダグデドコピーらしいですがシュゴッドを生み出せる能力もあるって事なんですかね?
それが今後の展開に関わってくるのかどうか気になるところです。
どうでもいいのですがクーモとクモモはもう少し名前変えてほしい。どっちがどのシュゴッドなのか非常にわかり辛い。
しかしこのシーン。ヒメノやジェラミーの台詞が懐かしいですね。
ヒメノはサソリーヌとのシーン。ジェラミーは初登場のシーン?
ラクレス・ハスティー
ラクレス「待っていろギラ!」
ダグデド「待っていろ!」
ラクレス「私が必ずお前を討ち滅ぼし人類を救う!」
ダグデド「えーっ!人類救っちゃうの?」
ラクレス「まさか」
2人「フハハハハッ・・・」
台本打ち合わせしとこうよ・・・
ダグデド様がマジでびっくりしてるじゃないですか。五道化なら(まだなってない?)王様を無駄にびっくりさせちゃダメですよ・・・。
というかここはついラクレスに熱が入り過ぎただけだとは思いますが。で、本心がぽろっと漏れてしまっただけだと思われます。そりゃ王様びっくりしますよ。
プリンス
ギラ「ありがとうプリンス。あっちの地球は大丈夫なのか?」
プリンス「まあ・・・なんとか。だから師匠たちに任せてガブティラを捜しに来たんだ。見つかってよかった!」
ギラ「ハハッ・・・「俺たちは絆で繋がってるからな!」だって」
プリンス「俺だってギラさんと守護神のみんなとの絆はわかる。さっきの・・・みんな大丈夫?」
ギラ「・・・うん大丈夫!こっちのチキューのことはこっちのキングに任せろ。うわっ!痛い痛い痛い・・・また子供に逆戻りか?」
プリンス「ギラさんはずっと優しい邪悪の王でいてね」
ずっと優しい邪悪の王でいてね・・・これがパワーワードってやつですかね?
それはともかく感想の方でも触れましたが実際何が起こっているのか?
ダイゴとウッチーに何かあったっぽいですが・・・よくよく考えれば操作されているなら「大丈夫」とは言いそうにないですよね。一刻を争う一大事ですよね。
地球のキング、ダイゴの心境が変化してしまった可能性はありそう。
ダイゴって確かデーボスとの最終決戦時、2人で突入したにも関わらず最後アミィを逃がしてまで一人で決着をつけようとしていたぐらい優しいキングのはず。
そのキングがダグデドを倒すために変わってしまったとか?
だからギラさんは変わらないでいてね、と言っているシーンに見えてきました。
しかし王様戦隊が地球→チキューの移動で半年経過していたはずですがダイゴたちの地球は今どれぐらい時間経過しているのだろうか。
ダグデド・ドゥジャルダン
ダグデド「ねえねえ、ねえねえ・・・自分が操ってた虫たちが俺様に支配されちゃうの、どんな気持ち?ホントの邪悪の王になっちゃってどんな気持ち~?おいおい噛みついてこないのか?命乞いもしないのか?フハハハハッ・・・!楽しくてたまらないな!」
すすり泣くギラ
ねぇ、どんな気持ち?
を実際にいうキャラがいるとは・・・いや、結構いそうですが戦隊だとあまりいない気がする。
・・・いやよく考えたら今年も見たな。仮面ライダーですが祢音ちゃんの謎解明で散々ベロバが言いまくっていた気がする。
とは言え自分の作った自分のコピーにここまで言う鬼畜はそうそういないと思いますが。
以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン
ギラ「うっ・・・!」
エレガンス「絶対安静ですことよ!動けるわけが・・・」
ギラ「なめるな!俺様が不死身だ・・・!」
プリンス「これピンチな感じ?」
ギラ「うっ・・・」
プリンス「らしくないな。約束したでしょ。キング勝負、俺の勝ち?」
ギラ「生意気な・・・邪悪の王は不死身にして不滅!」
プリンス「ハハッ・・・やっぱギラさんはギラさんだ」
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