次回ついに明かされる「ラクレス王の秘密」 第41話 宇宙を救う時 感想です。
感想
やっぱりラクレスは王様だった・・・
とはいえこの辺は結構きっちり伏線散りばめてあったので特に驚くような展開でもない。
次回今までの伏線を綺麗に回収してくれる事を期待しています。
ラクレスの今までの行動を振り返るのは次回にして・・・今回の話の各キャラの動きに注目。
各キャラというかラクレスとカグラギですが。
ラクレスの今回の行動は・・・というより今までの行動は全て打倒ダグデドの為。
ギラをブーブークッションで孤立させ、さらにラクレス自身が追い込む事でダグデドから不死を倒す力を賜る事。
そしてその力を使ってダグデドを倒す、という算段だったはず。
カグラギがランスを奪ったのは民を守る為。
「民を裏切ったことだけはございません」と言っていたように今回も民の為には違いないはず。
ただし全ての民を救うのではなく宇宙船に避難させた民だけになってしまうと思われますが。
そもそも今回の作戦。
色々と不確定要素が多いんですよね。
まずギラを孤立させられるか。
総長があっさり罠を解除したらギラの元に全員集まりますからね。ランス+カグラギがいても敗北は必至。ダグデドに粛清されてしまう。
ヒルビルがヤンマの邪魔をしたのはラクレスが意図した事かどうかは不明ですが結果として時間稼ぎは成功。ギラを追い詰める事には成功。
次。
ダグデドが素直に力を渡すかどうか。
可能性としては高いとは思われますが・・・ギラの倒し方に不備があるとダグデドの気が変わってしまう可能性があるんですよね。
優しい邪悪の王のギラがラクレスを説得しようとしたからこそ不意を突いての攻撃となった訳ですが結果は違っていた可能性はあったはず。
そして最後。
不死を倒す力がダグデドに通じるかどうか。
ギラを倒す事は出来てもダグデドを倒せるとは限らないはず。他に不死の例がない・・・いやグローディは不死ですが試す時間はないはず。
ぶっつけ本番でやるしかない作戦。まあ他に有効な手段もないはずなので仕方ないっちゃ仕方ないのですが・・・気になる結果は次回。
という事で作戦成功率はかなり低かったと思われます。
なので次善の策として宇宙船にシュゴッダム国民の一部を避難させるという選択を取ったのでしょう。
恐らくラクレスの作戦が失敗すればチキューはまるごと消され可能性が高い。
しかし一部の人類を逃がしておけば人類滅亡だけは避けられるはず。他の星で種族同士の潰し合いをしている間はダグデドが手を出す可能性は低いので。
その残った人類で王となるのはスズメの可能性が高そうですが・・・これは完全に憶測。ただスズメが生き残るならカグラギもラクレスの作戦に協力する可能性は高くなるのでスズメはコーカサス城で待機していたと思われます。
ラクレスが失敗したら人類を逃がし、スズメに打倒ダグデドの悲願を託す、といった感じでしょうか?
とはいえ一番良いのはここでダグデドを倒し、全ての民を救う事。それは間違いないはず。
その作戦が成功するかどうかは・・・次回が楽しみとなる 第41話 宇宙を救う時 感想でした。
余談
クリスマスにはシャケを食え!
と言わんばかりにカグラギのブーブークッションからあふれ出るシャケ・・・
次回クリスマス回やっている雰囲気じゃないですからね。今回は一足早い戦隊のクリスマスという事で。
以下 12月20日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
ギラ・ハスティー
ダグデド「う~ん効かないなあ」
カグラギ「やはり不死身・・・!」
ヤンマ「だあっ!裏コマンド出すか?」
ヒメノ「ダメ!今度こそ無事じゃ済まない」
ギラ「俺様は不死身よ!王鎧武装・凌牙一閃!うわああーっ・・・!」
ダグデド「およ?」
「オージャフィニッシュ!」
ギラ「ハア・・・ハア・・・あっ・・・!」
ダグデド「残念!全然平気だよ~ん!」
ギラとダグデドは同様に不死身らしいですが差がありそう。
ダグデドには現状の最大火力・キングクワガタオージャーの凌牙一閃も効果ないっぽいので。
どちらかと言えばグローディの不死身っぷりに近そう?
そういえば五道化はダグデドからそれぞれ力を分け与えられているようですがグローディの不死っぷりもダグデドから?それとも死者を蘇生させる能力?
なんにせよダグデドは与える能力をある程度制限する事は出来そうな気がします。
ラクレス「ダグデド様。あなたが力を分けたギラが無力な私になぶられる様をご覧になりたいとは思いませんか?」
ダグデド「フフフフフフッ・・・!いいねえ!シュゴッダムの王様は2000年。大抵、俺様のツボを心得てる」
ラクレス「私が勝ちます。これは絶対です」
このシーンと五道化は力を与えられるという事を考慮するとギラはダグデドコピーではなく五道化同様に力を与えられた存在?
前回の話でダグデド自身がコピー云々言ってましたがあれはダグデドが詳細覚えてないから適当に言った、もしくはラクレスの台本だった可能性が。
とすれば色々と辻褄があいそうですが・・・次回色々な謎が明かされる事を期待しています。
ラクレス「私は選ばれしシュゴッダムの民と共に宇宙へと旅立つ」
ギラ「ダグデドの命令か・・・!」
ラクレス「たどり着いた星で新たな生物を滅ぼす。それを繰り返すことでしか人類は生きることを許されない!」
ギラ「民を終わらない戦いに巻き込むのか?残された民は見捨てるのか⁉それが王のすることかーっ‼」
ラクレス「民は道具。私が国だ」
ギラ「忘れたのか!民も小さな国だって・・・王様は国民全員を守って。民はみんなで手の届く大切な人を守る。そう言ったこと、本当に忘れてしまったのか⁉僕は・・・あの時のあなたみたいになりたかったんだ!」
ラクレス「やはり甘いな。甘すぎてへどが出る!」
この「甘いな」は決闘裁判でもやったやりとりですが前回とちょっと状況が違うはず。
決闘裁判の時はギラはダグデドの脅威を知らない状態。
ハスティー家がダグデドの機嫌を取って来たからこそ人類は生かされてきた事実を知らなかった。本当にただただ「甘い」と思っていたはず。
対して今回のギラはダグデドの脅威を知りながらそれでもダグデドに反逆しようとしている状態。
ダグデドの脅威を知りながらかつてのラクレスのようになりたかった、と伝えるギラに対して自身もそうしたかった、という思いがありそうな気がします。
しかしかつての自分の思いを実現するためにはダグデドを倒す事が必須。ラクレスはギラがダグデドを倒せるならそれでもいいと考えていそうですが・・・それならば自分を斬ってでもダグデドを倒し、平和を実現してほしいと考えていそう。
それにも関わらずギラはラクレスの事を思って攻撃を躊躇しているので「やはり甘い」と言ったように思えます。
とは言え自分もその「甘い」考えを実行したかったとは思うので・・・色々と複雑なシーンに見えますね。
ヤンマ・ガスト
ヤンマ「最後は青だろ」
シオカラ「パワーアップ!ドゥルルル・・・!」
赤の導線を切るヤンマ
ヤンマ「あっ!あっ・・・フッ・・・赤だ!赤切れ!」
シオカラが操られたのはヒルビルの純粋な嫌がらせだったと思うのですが結局はこれが無かったら全員爆発してましたよね・・・。ある意味ファインプレー。
何が怖いってラクレスもカグラギもこの爆弾で死傷者が出ても構わないと思っていそうな事。どの道失敗したらチキュー全滅する作戦。その為に救える人間だけ救う算段を整えていたはずなので王様戦隊と言えども多少犠牲があっても致し方ないと考えていたはず。
爆発しました→誰も死にませんでした。ではダグデドブチ切れしそうですし。
という訳で本当にヒルビルはファインプレーだったような気がします。
カグラギ・ディボウスキ
カグラギ「私にお任せください。こんなこともあろうかと実はスズメは我らの味方!長らくラクレスの元に潜入していたのです。私ならスズメの手引きで王座にたどり着けます!」
ヒメノ「えっ・・・さらりとすごいこと言うじゃない」
カグラギ「ギラ殿、ランスを託していただけませんか?」
リタ「信じられない」
ジェラミー「おっと・・・」
カグラギ「私は民を裏切ったことだけはございません」
ギラ「カグラギ・・・頼んだ!」
さらりとすごい事を言う、という事は隠す必要がなくなったという事。それだけ最終局面って事ですよね。
ゴーマ=サンのサヨナラ回でラクレスとカグラギが結託している事が判明しましたが一体いつからラクレスと今回の計画を企てていたのか。
次回この辺も明らかになるのでしょうか?
カグラギ「そうですか・・・では参りましょう」
「シャケ!」
カグラギ「一足お先に失礼します。ああっ・・・!皆様の爆弾は本物ですのでヤンマ殿、頑張ってください」
ヤンマ「やっぱてめえか・・・!ラクレスにどんな交換条件出された?」
カグラギ「あいにくお互い時間がありませんから。では御免」
クリスマスにはシャケを食え!と言わんばかりの仕組まれた「シャケ」
それはともかくこの交換条件はスズメの安全確保な気がします。
カグラギ「約束は守りましたよ」
ラクレス「君を信じてよかった。大した裏切り者だよ。行け。新天地が待っている」
カグラギ「必ずやとどめを刺してください」
最後のシーンからすると自身も新天地に行くような話にはなってますがカグラギって馬鹿正直が努力してウソをついている人間のはず。自分の力でダグデドを倒せる確率が上がるならば戦うと思うんですよね。
新天地に行くのはあくまでダグデドを倒せなかった場合の次善策のはず。しかもその場合は新天地でもダグデドの遊び道具として使われるのは間違いない。ならダグデドと戦う方が自然だと思うのですが・・・その場合は本当に「大した裏切り者」ですね。
リタ・カニスカ
モル「助けてー!」
リタ「やめろ・・・洗脳されてるな」
モル「りったーん助けてー」
リタ「やめろ・・・!」
モル「茹でられたら赤もっふんになっちゃうもふー。あっ・・・!」
リタ「ヴァァァーッ・・・!ヤンマ!解除はまだか⁉」
赤もっふんになる・・・
茹でると赤くなるのはタンパク質の変質らしいですが・・・もっふんの場合は怒りで赤くなりそう。
体はまっしろ。怒ると血みどろなので。誰の血で赤くなるのかは不明。
ラクレス・ハスティー
ダグデド「フハハハハハッ・・・!ブーブー爆弾。くっだらねえ~!」
ラクレス「全ての王が死 ねばこの星が滅んだも同然。それを待ちながら選ばれし人間だけを集め・・・」
ダグデド「こいつらのこと?」
ラクレス「チキューを出る準備を進めます。別の種族を滅ぼすために。集めた民はダグデド様が次に片付けたい星へ送り届けます。道具ですのでお好きなように」
ダグデド「やったー!死 ぬまで遊び倒すぞ~!」
結局これはダグデド暗殺に失敗しても生き延びる為に一部の人類だけ逃がすって作戦ですよね。
暗殺失敗しても人類は滅ばないようにするためだけの作戦。
この辺は本当に王様っぽい。感想の項目でも色々書きましたがとにかく不確定要素が多すぎてダグデドを倒せるかわからないですからね。それを踏まえて計画をを立てるラクレスは本当に色々考えながらやってきたんだなあと思うところ。
ラクレス「長きにわたる戦いもこれで終わる」
ギラ「ラク・・・レス・・・!」
ダグデド「ハーイ!お前に不死身を殺 す力を与える。ほ~ら。五道化にふさわしい二つ名は暴虐のラクレス!どう?フフッ・・・!斬ってみるといい。ちゃんと死 ぬ。フハハハハ・・・!」
ラクレス「この時を待っていた・・・!ハアッ!」
ダグデドを斬るラクレス
ダグデド「ええっ⁉」
ギラ「はっ・・・!」
ラクレス「立てギラ。宇宙を救う時だ!」
そしてラスト。
今までの作戦が功を結びいざダグデドを倒す・・・かどうかは次回のお楽しみですね。
しかし次回で本当に倒しそうな気もする。というのもダグデドって逃がした瞬間チキュー滅びますからね。あいつ惑星を滅ぼせる隕石軽く落とせるので。
倒せないにしても一時的に封印するか能力無効化しない限りチキュー崩壊待ったなしになってしまう。
ただ倒してしまうと年明け以降何と戦うかって話にもなりますし(地球が舞台になる、もしくはミノンガン完全態?)・・・やはり一時的に大ダメージ与えて無力化。ラストバトルで完全決着という流れになりそう?
ダイゴーグ
カグラギ「ダイゴーグ・・・ゴッドキングオージャーでなくば勝ち目はありませんな」
ヤンマ「城ロボが使えねえんだ。どうしようもねえ」
ダイゴーグ簡単に蘇生されるんですね。かつての強敵がいまや完全な再生怪人扱い。
とはいえ前はキングコーカサス城で倒したのが今回はゴッドで倒しているので扱いがよくなっていると言えるのかもしれない。
しかしダイゴーグが復活するならデズナラク様も復活があり得るのか・・・と思いましたが体が消滅しているはずなので無理ですかね?ダイゴーグの体が残っていたのかどうか不明ですが。
ヒルビル・リッチ
ヒルビル「・・・で、お城に逃げて。お願い」
ゴローゲ「ギラに殺 されるぞ!みんな城に逃げろ!」
ブーン「そんなわけない!助けてくれただろ!」
ゴローゲ「いいから城に行くんだよ!ラクレス様と宇宙に行くんだ。地獄みたいなチキューを捨てて新天地へ!」
ブーン「何言ってんの?」
ゴローゲ「いいから行くんだよ!」
ブーン「やめろ!やめろ!」
39話で
ラクレス「あれ(ヒルビル)の能力には使い道がある」と話してましたがこれの事だったんですね。多分。
城に逃げれば能力解除されるのでこれは非常に良い使い道ではないでしょうか?ゴローゲに使うのは完全に人選ミスだとは思うのですが・・・いや、でもゴローゲって民への影響力だけはあるのである意味適任か。
ブーンが連れて行かれたのは今後どう影響するか気になりますが。
シオカラ「ヤンマくん!」
ヤンマ「シオカラさっさと手伝え」
シオカラ「コチョコチョ・・・!」
ヤンマ「あっぶねえ!死ぬとこだぞスカポンタヌキ!」
シオカラ「・・・えっ?」
ヒルビル「キュピー!ウケる!」
ヤンマ「てめえか・・・!」
で、ヒルビルの使い道が「お城に逃げて」だとするとこちらは・・・純粋な嫌がらせですね。
ただし結果論とは言えどヤンマがこの「お願い」で助かったのである意味ファンプレーなのですが。
宇蟲五道化
ダグデド「ほーん!それで?それで?」
ラクレス「問題は不死身のギラ。一つだけお願いがございます」
ダグデド「ちっちぇえおツブよ。申してみよ」
ラクレス「五道化の席に座る暁には証となる力をもらい受ける決まり。それをいただきたいのです」
ダグデド「へえ~。どんな?」
ラクレス「ギラを・・・殺 す力を。ギラはダグデド様の支配に刃向かう危険な不良品。私の手で息の根を止めます」
ダグデド「ふ~ん。おツブ一粒潰す程度に俺様の手を煩わせんのー?」
ラクレス「その一手が大いなる滅びに繋がるのです」
五道化の能力はダグデドから分け与えられた能力の模様。
とはいえ全てが全て与えられた訳ではなく自前の能力もあると思いますが。グローディの不死は与えられたものな気がする。
30話で
グローディ「こんなにも死体を愛してるのに死からは嫌われてるんだ。かわいそうだろ?」とか言っていたので・・・面白半分、いや全部で不死の能力を与えられた気もします。
どこまでが自前でどこからが五道化の能力なのかは不明ですが色々と気になる設定ですね。
ダグデド・ドゥジャルダン
ラクレス「ううっ・・・ああっ・・・」
ダグデド「この「つまんねー」は想定内か?俺様は命と命が憎しみ合って戦って星が滅んで宇宙がきれいになる。それしか見たくねえんだよ!」
ラクレス「すでに滅びは刻一刻と進んでおります・・・」
ダグデド「どゆこと?」
ラクレス「チキューは王が消えれば滅びる。王たちの不在を狙い罠を仕掛けました。とびきり滑稽なものを」
そういえばダグデドの目的って宇宙を綺麗にする事なんですよね。憎しみ合って戦わせ続けるではなく綺麗にする事。
片付けした後に何かするのかは不明ですがダグデド以上の存在がいてそれの命令で動いているって事もあり得そう?
ダグデドは昆虫生命体の創造主ですが宇宙の創造主ではないようなので。宇宙を綺麗にした後はなにがしたいのか気になります。
以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン
ヤンマ「まだ本調子じゃねえな」
ジェラミー「珍しく弱音が聞こえたな」
ヤンマ「ハッ!ぶち上がってきたんだよ!」
ギラ「あっカグラギ!」
カグラギ「これをお届けに参りました。誰が王にふさわしいか。私に、民ににお見せください!」
キングオオクワガタオージャーに変身するラクレス
ラクレス「さあ・・・これで王たちが国に戻ります。まずはギラ以外の王たちが消し飛ぶ様を余興としてお楽しみください」
ダグデド「おお~!ホホホホ・・・!うん!」
ヤンマ「誰だ?笑えねえイタズラ仕掛けやがったのは」
ジェラミー「俺にも誰かさんからのプレゼントがあったんだが・・・」
ヤンマ「立つな!まさか全員ケツの下に見慣れねえ座布団があるとか言うなよ」
リタ「そうだが。そうだとなんだ?」
ヤンマ「圧力感知式の爆弾が仕掛けられてる。立ったらドカンだ」
ヒメノ「ウソでしょ・・・?このまま一生動けないの⁉」
ヤンマ「安心しろ。ご丁寧に時限装置も付いてやがる。解除できなかったら俺らは玉座であの世行きだ」
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