仮面ライダーガッチャード 第20話 微笑む天使(エンジェル)、笑えぬ真実(ジョーク) 感想

スパナの変身(予定)でラケシスは変心するのか 第20話 微笑む天使(エンジェル)、笑えぬ真実(ジョーク) 感想です。

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感想


グリオン様はラケシス使って実験・ケミストリーを起こそうとしているように見える。

いや今回の話はスパナがメインだってのはわかるんですよ。
10年前に明かされた真実。
黒鉄スパナは両親を目の前で殺害され、その復讐心から生み出された力にグリオン様に目をつけられ、というのはわかるのですが・・・次回予告で変身してしまっている、つまりその復讐心を克服してしまうのは確定なので。

鏡花さん曰く暗黒に染まりかけた心を美学という鎧で覆った、との事ですがそれを克服して変心、そして変身するのは確定。
どう変心するのは気になりますが・・・それ以上に気になるのがグリオン様登場して以降姉妹で一番可哀そうな仕打ちを受け続けているラケシス。
個人的にはグリオン様はラケシスでケミストリーしているように思える。

そもそもグリオン様は分け隔てなくケミストリー従っているのは間違いないですよね。
自分で作ったはずのお兄様たちも本当に単なる実験道具にしか思ってないですし。
なぜかアトロポスだけは特別扱いしているのですがそれはさておき。ラケシスもお兄様がたと同様に実験人形と同じ扱いをされていても全くおかしくはないんですよね。

ラケシスでケミストリーしようとしていると仮定すると・・・アトロポスの贔屓はわざとやっているのかもしれない。
ラケシスの前にアトロポスだけを贔屓する事でラケシスの心がどうケミストリーするのか見たいだけ。そんな気がします。
とするとアトロポスに対しても何の思い入れもなくケミストリーのためだけにわざと贔屓しているようにも見えてきますが・・・その辺は不明。

そして気になるのがラケシスはスパナを特別視しているという事。
ライバルキャラなんだかストーカーなんだかよくわかりませんがスパナに執着してい事は確実。
そんなスパナが来週変心したとすれば・・・ラケシスの心にも何か影響があってもおかしくはない。

スパナの黒い炎は冥黒の力に近い、的な台詞がありましたがその心が仮面ライダーへと変化していったとすれば・・・ラケシスも変心していく可能性はありそう。

そこでグリオン様と敵対する事になるのか。それとも別の何かを起こすのかは不明ですが・・・ここまで散々ラケシスにフラグを積み重ねている以上、何か起こっても不思議ではないですよね。

という訳で黒鋼スパナが変身する事でラケシスにどんなケミストリーが起こるのか。気になる 第20話 微笑む天使(エンジェル)、笑えぬ真実(ジョーク) 感想でした。

余談。
しかしグリオン様・・・
風雅はともかくスパナ両親より弱いって言われているのですが。
頑張れ現時点でのラスボス候補。
恐らくラスボスはないと思いますが。

以下 1月31日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

一ノ瀬宝太郎


宝太郎「俺行ってくる!」
蓮華「やめとき!マルガムになっちゃちゅうことは黒鋼パイセンはもう悪意にのまれとるってことや」
アイザック「本気で戦えるのか?スパナの実力は知ってるだろ?加減しながら戦ってたら最悪の場合死 ぬぞ」
宝太郎「それでも・・・俺はスパナを助けたい。何もしないなんて、できないよ。仲間なんだから・・・」

主人公らしい。
何も出来なくても、自分のいた世界が変わらないのだとしてもそれでも出来る事がしたい、という事でデイブレイクは現在に来たわけですが・・・やはり同じ人物という事ですよね。
しかし蓮華パイセンは錆丸先輩の時には身を挺して錆丸先輩の為に戦ったのにスパナはやめとけ、とか・・・まあそれだけ錆丸先輩の事を大事に思っているって事ですよね。ドレッドへの強制変身とマルガム化は別のものですし。
それはともかく今まで散々マルガム化してきた人間を元に戻してきたのだからとりあえず倒せばいいような気がしないでもない。
とはいえさすがに仲間に対して力だけで対抗するのも正義側っぽくはないので難しいところですね。ドンブラだったら躊躇なくやっていましたが・・・ドンブラはドンブラだし。
少なくとも宝太郎はやらない。聖さんの時も加治木交えて色々やってましたしね。

黒鋼スパナ


りんね「あの・・・このドライバーってもしかして・・・」
鏡花「うん。スパナの」
宝太郎「ってことはスパナも仮面ライダーに?」
鏡花「ああ。でも問題がが2つある。このドライバーは特殊でさ。ダイオーニとマッドウィールの2枚のレベルナンバー6をそろえることで起動するんだが・・・」
蓮華「ああ・・・」
鏡花「そう。肝心のマッドウィールが取られちゃってるんだよね」

そういえば起動はカード限定されているんでしたっけ?
ガッチャードってスチームホッパー以外の直接変身なかった?と思ってユーフォーエックス初変身の時を見返したらホッパー1とスチームライナーのカードは使用していました。変身直後の姿はともかく起動するには特定のカードが必要なのは間違いなさそうですね。
と思って修学旅行編見返したらレンキングロボに直接変身している・・・初回起動には特定のカードが必要って事ですかね?多分。
それとも「このドライバーは特殊」と言っているようにこのヴァルバラドライバーだけの仕様?
なんでそんな仕様にしたのかは謎ですが。黒い炎の力を抑える為に必要だったのだろうか。

りんね「もう一つの問題は?」
鏡花「黒い炎」
4人「黒い炎?」
鏡花「あいつがそれにのみ込まれたら仮面ライダーにはなれない。全ての始まりは10年前・・・九堂風雅が裏切ったって連合は結論づけたが本当は違う。グリオンが禁じられた錬金術を使いこの世に破滅をもたらす暗黒の扉を開こうとしたんだ。スパナの両親は武装錬金術のエキスパート。グリオンなんかよりよっぽど強いはずだった。だが・・・」

10年前の回想が出るたびに格が落ちていくグリオン様。
風雅が使うレベルナンバー10には一方的に押され、スパナ両親より弱いとか・・・グリオン様は頑張れ。逆に言えば10年でそれだけ力をつけたとも言えそうですが。
レベルナンバー10を使ったスーパーガッチャードよりも強いはずのファイアーガッチャードとも戦えそうでしたし。
それはともかくスパナ両親はスパナを庇って敗北したっぽいですかね?明言されていないですが他の回想シーンと次回予告からはそんな感じがする。
武装錬金術と言うと臓物をブチ撒けろ!といったイメージになってしまいますが・・・長くなるので止めときます。
スパナがヴァルバラドでケミーカードを武装化しているのは両親の影響がありそうですね。

スパナ「グリオン・・・!」
グリオン「私を思い出したか?少年。お前の中に秘められた暗黒の力を今、解き放ってやろう」
拘束したスパナの両親を締め上げるグリオン
スパナ「やめろーっ!一ノ瀬・・・九堂・・・助けて・・・助けてくれーっ!」

珍しく他の人間に助けを求めるシーン。
このシーンの前に自分の不甲斐なさを責めるシーンがあったにも関わらず自身の力ではなく他人に助けを求めるあたりスパナにとって両親が大事だったとも言えそう。
両親と会話している間はずっと笑顔でしたしね。映画であったあの不自然な笑顔とは大違いですよ・・・。
とにかくスパナにとって両親は特別な存在だったという事で。

スパナ「助けて・・・助けて・・・ミナト先輩、助けて・・・」
スパナ両親「ああっ・・・」
消滅するスパナの両親。スパナから黒い炎が発生する
グリオン「ハハハハハッ・・・!金色に染まれ」
マッドウィールでマルガム化するスパナ
ラケシス「ウソでしょ⁉」
宝太郎「あっスパナがマルガムに・・・!」
ミナト「これが狙いだったか・・・」
グリオンに襲い掛かるもあしらわれるスパナ
グリオン「実験終了。10年前に垣間見たあの黒く美しい炎。その強大な力は私のものだ」

そんな特別な存在だった両親が再び目の前で失った事でスパナに秘められた力、黒い炎が出現。
味方側のライダーが怪人化するという珍しい・・・ドンブラがなければ非常に珍しい展開。
ライダーだとゼロワンの唯阿さんがレイダー化してましたが・・・あれとは若干違う気もする。
ギーツの道長もジャマトっぽくなってましたがあの時は純粋な仲間ではなかったし。いやよく考えたら五十鈴大智は完全にジャマト化してた・・・やめよう。深く追求していたらキリがない。これも全て乾巧ってやつの仕業なんだ。

スパナ「でもその鎧が俺の本当の力を閉じ込めたせいで俺は一ノ瀬や九堂のように強くなれなかったんじゃないか‼この力があれば・・・あの時、父さんと母さんを守れたかもしれないんだ。鏡花さん・・・あなたには感謝している。でも・・・お別れだ。二度と会うことはない」
鏡花「つれないこと言うな!ドライバーはもうじき完成する。10年前のお前には無理だったけど今のお前ならきっと自分の力を制御できる。そう信じて待ってる!」

次回予告
鏡花「大丈夫。君はきっと・・・自分の力を制御できるようになる」
スパナ「俺は・・・俺に託された思いを・・・願いを叶える!変身」

次回はいよいよスパナがライダーに変身しますが・・・予告を見る限り両親に託された思い、願いを思い出して変心からの変身ですかね?
恐らく両親はスパナの黒い炎の力を認識していたっぽい?
冥黒の力に近い力だったのようですがそれでもスパナ、息子なら制御し正義の為に使ってくれると信じていたんじゃないですかね?
ファイアーガッチャードになった宝太郎は未来を守る為に。
マジェードになったりんねは掟よりも大切な自分のルールを守る為に。
そしてスパナは・・・自分に託された思いを守る為に変身する流れになるのでしょうか?
ただそれだけだと鏡花の思いが絡んでこないので10年間培ってきた自分なりの美学を交えつつ変身する流れになるんじゃないかと予想してみます。

枝見鏡花


鏡花「今日は折り入って頼みがあって来たんだ」
宝太郎「ガッチャードライバー?」
鏡花「一度は完成寸前までいったけど君たちのせいでつい欲が出ちゃってね~。さらに改良中だ」

欲を出さなければスパナが2号ライダーになれたかもしれないのに・・・2号ライダーを多重錬成したようなスパナが3号ライダーになったのは鏡花のせい。
ただし早急に変身していたらスパナが今回の事で暴走してさらに自体は悪化していたはずなので判断自体は間違っていなかったと思います。2号ライダーにはなれませんでしたが。

鏡花「その顔・・・やっぱ思い出しちゃったか」
スパナ「なぜ俺の記憶を消した?」
鏡花「まあ落ち着け。チェスでもやるか?」
スパナ「ふざけるな‼ウソだったのか?この10年間全て」
鏡花「守るため!お前がグリオンに支配されないように」
スパナ「グリオン?どういう意味だ?」
鏡花「あの時と同じ目。10年前のあの時と・・・スパナ・・・紛れもなくお前は錬金術の天才だ。だが同時にそれは冥黒の力に染まりやすい危険な素質だったんだ。だから私はあの時のお前の記憶を消した。でも・・・消えないんだよ。両親を目の前で殺された怒りと憎しみは何度もお前の中でよみがえった。何度も何度も・・・。私は時間をかけ粘り強くお前の憎しみと向き合った。私はお前にチェスを教えた。感情に心乱されず常に冷静に先を読むゲームを。戦いの美学を・・・」
スパナ「復讐に美学はない」
鏡花「そう。両親の死を忘れさせ、10年の月日をかけて私はお前に美学という鎧を着せた」

この辺は他に協力者がいればもう少し良い方向に進められたんじゃないかと思うのですが・・・一番良い協力者になれそうな風雅は行方不明。
錬金連合上層部は無能揃い。錬金術師は一般人とはあまり関われない。スパナ両親は亡くなっている・・・と八方ふさがり。
うん、スパナの話がこじれたのは全て錬金連合が無能のせいですね。
鏡花も他のドライバー奪ってきてね、とか言ってたり最終目的が不明なためやや不穏は様子はあるのですがそれでもスパナに対する思い自体は間違いないものだったと思います。

一ノ瀬珠美


蓮華「なあお宝ちゃん。休業ってママさんどこ行ったん?」
宝太郎「高校の同窓会。はい。すっごい楽しみにしててさ・・・」
りんね「なんの部活?イメージだと・・・テニス?」
宝太郎「ヨーヨー研究会」
アイザック「ニッチすぎる!」

なんか大規模な事件発生していないですかね?
それこそ歴代のスケバン刑事が・・・いやなんでもないです。
しかしTTFCってスケバン刑事の配信はしているのですがスケバン刑事Ⅱの配信はしていないっぽい?
権利関係とか難しいのだろうか?

グリオン様


アトロポス「グリオン様。新たに捕らえたケミーです」
グリオン「エンジェリード・・・面白いカードだ。アトロポス・・・やはり君は優秀だな」
ラケシスを一瞥するグリオン様

やっぱりグリオン様はラケシスに対して実験をしているように見える。
アトロポスは優秀だけど他の姉妹もケミストリーさせればもっと使えるようになるとの判断?
それとも単に実験してケミストリーさせたいだけ?
グリオン様はケミストリーさせて世界崩壊させてるし・・・本当にただ単に実験したいだけな気がする。

ラケシス


ラケシス「牙の折れた猟犬・・・惨めすぎますわ」

牙の折れた猟犬がライダーになったらどう思うのだろうか。
ラケシスがスパナを気に入っていた理由って復讐心を美学で抑え込んでいた、ある意味捻じれた精神にありそうなんですよね。ボルトを気に入っていたラケシスなので。
次回真っすぐな正義の仮面ライダーになったとしたらどう思うのだろうか。
もしくは復讐心を抱えつつ正義のライダーとして戦う決意を固めたとしたら・・・今以上にスパナを気に入りそうな気もする。
ところで最近クロトーの出番が薄すぎる。今週三姉妹で1人だけ出番なかったよ・・・。


以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン

父「スパナ」
母「ちょっと見ない間に大きくなったわね」
スパナ「父さん・・・?母さん・・・?」

スパナ「父さん、母さん。特殊任務は終わったんですか?」
父「特殊任務?そんな大げさな仕事じゃないさ」
母「でも元気そうね。何があったか聞かせてちょうだい」

父「よく頑張ったな。その年で超A級錬金術師か!」
母「お祝いのケーキ焼いてあげないとね」
スパナ「これからずっと一緒にいられるだけで十分だよ」
エンジェル「家族の団らんを奪う無礼をお許しください。偉大なるグリオン様が与えてくださった慈悲の時間もはかなく終わるのです」
スパナ「慈悲の時間だと?どういう意味だ?」
エンジェル「私がその2人を生き返らせたのです。その2人は死人ですよ」
父「なんだと⁉」
スパナ「笑えないジョークだ。ふざけるな!」

携帯電話の着信がなる
鏡花「スパナから」
メッセージ「鏡花さん。両親が帰ってきました。あとでラボに連れて行きます」
宝太郎「どうかしたんですか?」
鏡花「スパナの両親が帰ってきた・・・」
蓮華「黒鋼パイセン、喜んどるやろうな」
鏡花「いや最悪の事態だ・・・」
アイザック「おいまさか・・・!」
鏡花「そう。スパナの両親は10年前に死んでいる」

グリオン「さあケミストリーだ!」
スパナ「やめろ・・・!」
目の前で消滅していくスパナの両親

宝太郎「スパナ!」
りんね「黒鋼先輩!」
スパナ「そんなやつ・・・最初からいなかった」

エンジェルマルガム「偉大なるグリオン様。生と死をつかさどる天使である私にふさわしい使命をお与えください」
グリオン「生と死・・・そうだ。10年前やり残した実験があったな」
ミナト「10年前・・・興味深いケミストリーが見られそうだ」

・エンジェルマルガム
エンジェル「家族の団らんを奪う無礼をお許しください。偉大なるグリオン様が与えてくださった慈悲の時間もはかなく終わるのです」

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