爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ5 警察屋はくじけない 感想

錠「ブンブンジャーも俺が守る!」 バクアゲ5 警察屋はくじけない 感想です。

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感想


バクアゲ回だった・・・

錠に足りなかったのは気持ち。
ヒーローに憧れ、ヒーローと一緒に戦いたい、という気持ちだではダメでそれ以上の強い気持ちが欲しかった、ということでしょうかね?

警察の役目は人々を守ること。
だったらブンブンジャーも守護ってやるぜ!という熱い気持ちが必要だったようです。

まあ人々を守ろうとするだけなら錠だけではなく他にも適任はいそうですしね。それ以上の熱い気持ちが欲しかった、ということなのでしょう。

ブンブンジャー加入を拒否されて何が足りないのか自問自答する姿。
その心境でも人々を守ろうとする姿。
そしてブンブンジャーがピンチになるとそのブンブンジャーも守ってやる!と決意する姿は・・・まさに気分バクサゲからのバクアゲ状態。
これは良い変身回でした。

しかしこれだと本当に玄蕃の変身回がどうなるのか気になってきます。
調達屋としては本当に有能な調達屋ですよね。
今回も現場でスタンバっていたようにも見える玄蕃さんが絶妙のタイミングでブンブンアックスを投げ入れてましたし。
調達屋としては間違いなく有能。

ただ有能すぎてブンブンジャーに変身する意義が見当たらない。
ハシリヤンと戦う戦力が欲しければブンブンジャーをお届けすればいい。
他に必要なものがあれば自分で調達すればいい。
じゃあ玄蕃がブンブンジャーに変身する理由はなんでしょうね。

他のメンバー全員がそれぞれ自分のハンドルは自分で握る、ということでブンブンジャーになっているわけなので・・・調達屋の範囲でブンブンジャーの力が必要不可欠となったからブンブンジャーになりたいと願うとは思うのですが・・・現状の玄蕃からはそういった姿が思い浮かばない。
どういった過程を経て、ブンブンジャーになるのか非常に気になり、そして楽しみです。

というわけで次回は玄蕃回・・・と思いきや次回も錠回。
3話が大也と未来回だったように5話は錠と射士郎回っぽい?
次々に加入させていくのではなく、それなりに加入したメンバーと他のメンバーの交流を描いてからの次のメンバー、という流れになっていきそう。
とはいえ基本の5人は玄蕃で終わりのはずですが・・・とりあえず玄蕃加入して次にメンバーとの交流回を描いてから本格的に敵幹部登場、という流れになるのか。
・・・と思ったのですが次回予告でマッドレックスっぽいのが出ているような?

まあこれまでにきっちり現場の玄蕃の活躍は描かれているので玄蕃加入を匂わせつつ物語は加速していく流れになりそうですかね?
次回も楽しみな バクアゲ5 警察屋はくじけない 感想でした。

以下 4月5日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

範道大也

大也「ミラ!シャーシロ!」
ダーツグルマー「ブンレッド。2人を助けたければ見事矢を的の真ん中に当てることです。そうすれば罰ゲームは止まります」
大也「やってやる。2人を助け出す!」
ダーツグルマー「できますかねえ?」
大也「ハアッ!」
ダーツグルマー「おお!大当たりです!」
大也「よし!」
ダーツグルマー「大当たりの賞品はビリビリ椅子!」
大也「何⁉うわーっ!ウソだったのか・・・」
ダーツグルマー「私の作戦勝ちです。戦いでは頭を使わなくては」

意外に素直な大也。
あまり人を疑わないっぽい?人というか苦魔獣ですが。
3話でも未来の行動を思いっきり勘違いしてたのでかなり素直な性格なのかもしれない。
実力的にはブンブンジャー最強だとは思うのですがこの手の搦め手で今後も苦戦しそう。
搦め手に対してフォローできそうなのが射士郎なのですが・・・射士郎は射士郎で大也の判断を基準に動くことが多そうなのであまり頼りにならないかもしれない。

鳴田射士郎


射士郎「真面目すぎるほど真面目な警察屋。今までのブンブンジャーにはなかったパーツだな」

次回はその真面目過ぎる性格を疑って錠の事を探ろうとするようですが・・・まあ実際に真面目過ぎるんでしょうね。
そしてその後は錠を完全に信用しそう。他のメンバーがちょっと適当・・・いや、すごい適当なので射士郎と錠は良いコンビになれそう。

志布戸未来


ダーツグルマー「あなた方もご一緒にダーツを楽しみましょう!まずは分ピンクから。レッツダーツ!」
未来「バカ言わないでよ!なんでダーツなんか・・・」
ダーツグルマー「ほう。ブンブンジャーともあろう者が的に当てる自信がないと?」
未来「はっ⁉」
ダーツグルマー「これは情けない~」
未来「ううーっ・・・!なめるな!そんなの簡単。オラッ・・・!」
ダーツを投げるも中心を外す未来
ダーツグルマー「ブンピンク、アウトー!」

大也「この真っ正直さも軽さも全部ミラのいいところ」
本当に真っ正直すぎる。そして軽すぎる。今回はかなり苦戦していましたがミラの軽率な行動が大きかったようにも思えます。
少なくとも初手で未来が行動不能になったのが大きい。まあその直後射士郎も外してはいるのですが。
未来は今後も挑発に簡単にかかって猪突猛進しそう。

阿久瀬錠


錠「阿久瀬錠。監視業務、始めさせていただきます!」
射士郎「まあ、ただの連絡係だ。そう硬くなるな」
錠「それなんですが・・・自分はただの連絡係で終わろうとは思っていません」
未来「どういうこと?」
錠「自分をブンブンジャーに入れてください!」
未来「そうきたか!」
錠「自分も皆さんのようにかっこよく人々を守りたいんです。子供の頃からヒーローに憧れていました。悪い敵をかっこよくバッタバッタとやっつけてみせますのでよろしくお願いします!」
射士郎「だそうだ」
大也「無理だ」
錠「えっ?」
大也「今の君には無理だと言った」
錠「ええーーっ⁉」

そういえば前回から「かっこいい」とか連呼してましたね。
ヒーローに憧れたからこそ警察官になった。
しかし警察官でも対応できないハシリヤンが登場してしまった。そしてそのハシリヤンをかっこよく倒すヒーローが現れたとしたら・・・錠が憧れでブンブンジャーになりたいと願うのも無理はないかもしれない。
そもそも超軽い未来がブンブンジャーとして戦っているのを見ているので自分なら問題なくなれるだろうと思ってしまった事にも原因があるのかも。
そんなわけで「今は」は無理だと言われてしまった錠。

錠「俺の何がダメなんだろ・・・ヒーローになるにはまだまだ実力不足なのか・・・?」

錠「緊急、緊急!ハシリヤン出現!」
大也「すぐに行く。君も早く逃げろ」
ダーツグルマー「さあ次はあなたの番ですよ!」
女性「助けてーっ!」
錠「待ってくれ!そのダーツ。自分にやらせてくれ!」
ダーツグルマー「ほう・・・構いませんとも。飛び入れプレーヤーは大歓迎ですよ。さあ美しくレッツダーツ!」
錠「いくぞ・・・!」
ダーツグルマー「ちゃんと真ん中狙ってくださいよ」
目を狙ってダーツを投げる錠
ダーツグルマー「ああ痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・!あいつ目を・・・目を狙いやがった!」
錠「皆さん。今のうちに避難してください!」
ダーツグルマー「あーっ!よくも邪魔を・・・!」
錠「こっちだ!」
囮となって苦魔獣をひきつける錠

こうやってみると実力不足なわけではないんですよね。
変身前の状態でもきっちり仕事ができている。
人々の盾となり、さらには偶然とはいえダーツグルマーの弱点を突き、人々を逃がす事には成功しているのですが・・・

ちょっと余談ですが錠はこの手の搦め手に一番強いタイプなのかもしれない。普段から犯罪者の対応やっている警察屋ですからね。あまり相手のことを信用していないのかもしれない。
そして相手を悪と認識できたのなら一番容赦なく力を振るえそう。初見で目を狙うとかなかなかできる事ではない。
デカレンジャーより容赦ない気もする。まあデカレンジャーって判決が出るまでは相手は被疑者なことが多いのでいきなり目を狙うとかはできないのですが。

ダーツグルマー「ブンブンジャー。かっこ悪いですねえ」
未来「卑怯!理不尽!でも・・・負けてたまるかーっ!」
射士郎「だな。ここからが勝負だ!」
大也「危険は承知で選んだ道・・・フフッ・・・さあ面白くなってきた!」
錠《俺は・・・!》
ダーツグルマー「さあ皆さん。これで終わりにしましょう。必殺・・・!ダーツ・・・!ボンバー!」
錠「うおおぉーーっ・・・!」
ダーツグルマー「なんですか?あなたは!」
錠「憧れだけでヒーローになりたいなんて俺は何もわかってなかった!」
ダーツグルマー「人間ごときが!身の程を・・・知りなさい!お前に構ってる暇はありません」
錠「自分はただの警察官だ・・・」
ダーツグルマー「うるさいやつですね!」
錠「警察官の使命は・・・人々を守ること!だから・・・ブンブンジャーも俺が守る!」
大也「そうきたか・・・バクアゲだな!」

憧れでヒーローを目指したもののそれ以上の使命感があった錠。
憧れたヒーローを救ってくれるヒーローはいない。じゃあ自分が守護ってやる!と意気込みで変身可能に。
いやあ、いい流れですね。この手の変身シーンは大好き。
やっぱりこの手の真面目な、そして使命感に燃えるキャラは一人はいないと。キングオージャーだとリタが一番近い?
ギラは守りたいという願いは強かったのですが元が元なので基本的に発言が邪悪過ぎた・・・。
歴代戦隊で性格的に一番近そうなのがパトレン1号?
なんにせよ錠は最後までこのキャラを貫いていってほしいと思います。

錠「大丈夫ですか?皆さん」
射士郎「むちゃくちゃなやつだ・・・」
未来「ヒーローも守っちゃう警察官。かっこよすぎ!」
大也「使命感バクアゲの警察魂・・・惚れた!君は警察屋だな!」
錠「はい!」

ブンブンジャーになるには大也の「惚れた」が必要なのかも。
未来は惚れたと言われていないですが未来・・・と書くとわかり辛い。ミラの未来の可能性を考慮して惚れた、ということでしょうかね?
なんにせよ大也が惚れた錠はこれで完全に仲間入りということで。
しかし他の「届け屋」とかはわかるのですが・・・警察屋ってのは若干違和感がある。警察官でもいいような・・・まあ他が全員「~家」で統一されているので錠も警察屋になると思うのですが。
なんにせよ錠は最後まできっちり使命感バクアゲの警察屋でいてほしいものです。

振騎玄蕃


ブンブンチェンジアックスを投げ入れる玄蕃
錠「これは・・・!」
大也「ブンブンチェンジアックスだ!今の君なら使える!」
錠「はい!うおおおーーーっ‼ブンブンチェンジ!」

大也「使命感バクアゲの警察魂・・・惚れた!君は警察屋だな!」
錠「はい!」
玄蕃「あとは若いもん同士で」

すげえ・・・超重量がありそうなブンブンチェンジアックスを軽く放り投げるとか・・・。
まあこの手の遠距離投擲は特撮だとお約束。なんならロボのコックピット内に直接強化アイテム投げ入れる事例は多発しているので・・・
ただこのシーン。直接届けてもいいとは思うんですよね。今までそうしてきたし。それをしなかった、ということは危険な現場は極力避けようとしている?
今まで何度もブンブンジャーはハシリヤンと戦ってますが玄蕃はかなり遠巻きに見てますしね。そういうキャラなんでしょう。徹底している。
しかし本当にタイミングが良すぎるとは思うんですよね。見ていたかのよう・・・というか実際に見てはいたのですが。
錠がバクアゲしたからいいものの、しなかったどうするつもりだったのかと思うのですが・・・設定だとブンオレンジもアックスで変身するっぽい?
もしかしたら錠が変身しなかったら玄蕃が変身する可能性はあったのかもしれない。
てっきりこれから玄蕃の変身回があると思ったのですがもしかしたら既に変身済みなのかもしれない。「若いもん」とか言ってるし。
その場合は前回ブンブンジャーの出番を調達する必要はなくなってしまうのですが・・・その辺の謎も玄蕃加入回で明らかになってくれると嬉しい。

細部調


ブンブン「新メンバーの加入を祝ってカレーパーティだ!」
錠・調「オーライ!」
未来「えっ⁉」錠「えっ?」
せき払いし、隠れて小さく拍手する調

意外にちょろい・・・もう完全にブンブンジャー推しじゃないですか。というよりカレー大好きなだけかもしれませんが。
しかし司令官ポジションってわけでもないと思うのですが今後の出番はどうなることか。ブンブンジャーだけで対応できない事態になった時には必要っぽいですがレギュラーとして必要かと言われれば・・・
調はどういった扱いになるか気になります。

サンシーター


サンシーター「ん~っ⁉」
デコトラーデ「あれだけテレビでアピールしたってのに俺たちのこと全然記事になってねえぞ!」
ヤルカー「まったく写ってないカー。せっかくのカーの活躍を!」
デコトラーデ「・・・ったくよ!フンッ。とうっ!」
ダーツを投げるデコトラーデ
ヤルカー「全然取材も来ないじゃないカー!」
イターシャ「もう!もっとイターシャイターシャって叫んどけばよかった!よっ!あれ?」
ダーツを投げるも外れるイターシャ
デコトラーデ「イターシャじゃなくてヘターシャだな。俺うまいこと言っちゃった?」
イターシャ「キ~ッ!ムカつく!ムカつくからこうしてやる。ガッチャン!イグニッション!」
ダーツグルマーが誕生する

次回上司のマッドレックスが登場するっぽいですが・・・まあこの有様を見れば当然ですよね。ギャーソリン集めより注目されることに注力している。
苦魔獣も極めて適当に出しているしサンシーターがあまりにも三下ムーブ過ぎる。
とはいえ今後は超怖い上司が登場するわけでこの手のシーンが削られていってしまうのか。それともこれまでと同様に上司がいない現場ではやりたい放題なのか。恐らくマッドレックス登場直後は仕事するとは思うのですが長くは続きそうにない。
リュウソウジャーのクレオン並みに適当に悪態をつきながら嫌々仕事しそう。そしてガチレウス様並みのパワハラ上司がやってきてハシリヤンを離脱しそうな気もする。

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