ライダーのカグヤ様編が終わったと思ったら戦隊でゴーオン編が始まりそう バクアゲ11 少年がほしいもの 感想です。
感想
ライダーも戦隊も少年(かつて)がほしいもの盛り盛りじゃないですか・・・
ゼロワン、メタルクラスタ、ゼロツーとジオウ、ジオウⅡ、グランドジオウからのゴーオンレッドって・・・やりすぎじゃなかろうか。
ライダーと次回は本編に関係ないのでこの辺にしておいて本編の話。
明らかになる大也の過去・・・と思いきやなんかふわっとした感じで終わってしまった。ちょっと残念。
今回判明したのは内藤さんは大也が届け屋を目指すきっかけとなったという事。
内藤さんは大也がブンブンジャーだという事は知らなかった(ラストで知ったはず)こと。
先生と呼ばれる存在だという事。
大也が少年時代に知り合ってそのままの関係が続いていること。
大也は少年時代から性格が変わっていない事(「君のことだ、誰かの悲鳴を聞いたんだろ」で納得している)。
大也には他に先生と呼べる存在がいなかったっぽいこと・・・
ぐらいしかわからなかった。
とはいえ内藤さんはこれで出番が終わりではなく準レギュラーっぽい立ち位置で登場する気もするので大也の過去は徐々に明らかになっていくのでしょう。多分。
それより今回一番気になったのは新幹部のキャノンボーグの登場。
サンシーターとマッドレックスが自分の欲望に忠実などちかといえばあまり細かい事を気にしていないタイプだったので頭脳派に見える新幹部も頭脳派に見えるだけで実際はアレかと思ったのですが全く違った。
とりあえずサンシーターに作戦を任せてみるの良いですね。
新しい上司だから全面的に俺の命令を聞け、というどこぞのブラックな幹部と違ってとりあえずやらせてみて情報を収集しているのが良い感じ。
で、作戦を任せてはいるもののひそかに苦魔獣を魔改造。
サンシーターが失敗しても作戦自体は進めてやる、というできる幹部。
まあ元々サンシーターだけで作戦進めて失敗続き。幹部も含めた作戦を立てても失敗していたので保険をかけておくのは至極当然ですがそれでも最初は完全にサンシーターに任せてくれるあたりは良いですよね。
そしてギャーソリンを集めたヤルカーが苦魔獣を巨大化させることを確認。
キャノンボーグのリアクションを見る限りヤルカー独自の能力っぽいですがそれも確認していた模様。
最初は部下に任せてそれでもだめなら自分が出向く。
そして情報収集はきっちり。
これは頭脳系幹部と言ってよい気がする。
惜しむらくは次回コラボ回って事ですが。そこまでは計算できなかった模様。最近の特撮は新幹部にコラボ回を当てるのが流行っているのだろうか・・・。
とはいえギギストと違って静観しているわけではなく(ギギストもラストはきっちり絡んできましたが)きっちりとギャーソリン集めはしてくれるようでその辺もあまり心配なさそうですが。
頭脳派幹部と相性があまりよくないゴーオンレッドなのもよいですね。きっちりゴーオンレッド含めて敵の作戦にはまって・・・からの逆転が見える。
頭脳派幹部はきっちり頭脳派という事を見せてくれることを期待したい バクアゲ11 少年がほしいもの 感想でした。
余談
最初幹部の名前をうろ覚えでカブトボーグだっけ・・・とか思ってしまいました。
浦沢脚本は好きですが・・・ブンブンジャーとはちょっと合わない気がするのでキャノンボーグがボーゾックみたいにならない事を祈っています。
以下 5月16日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
範道大也
大也「オーライ。他ならぬ代表の頼みだ。やるよ」
内藤「素晴らしい!期限や詳しいことは秘書に聞いてくれ。報酬も弾もう」
大也「報酬はその子どもの笑顔がいい」
内藤「・・・というルールらしいがもらえるものはもらっておけよ。大也くんがお帰りだ」
大也「そのお金は世界中の子どもたちのために腹いっぱい食べさせてやってくれよ」
内藤「変わらんねそのスタンス。素晴らしいよ」
前回の話でも
大也「こどもの日には子どもたちの健やかな成長のためにできることを。俺たちにとって重要なミッションです」
こんなセリフがあったり大也は子供の成長や笑顔をかなり重要視しているっぽい?
単純に子供が好きなのか。それとも自身の幼少期に何かあったのか。
若くして莫大な財を成したらしいですが・・・つまりは両親から受け継いだものではなさそうなんですよね。
結構癖の強そうな内藤を先生のようなもの、としているように結構独特な幼少期を過ごしていそうな気がする。
男の子「来た!ブンブンジャーだ!ママ見て!ブンブンジャー!」
母親「えっ?ホントだ!すごいね」
大也「ブーン!レッド!」
男の子「すごい!」
母親「すごいね!」
男の子「ブンレッド!」
大也「笑顔をありがとう。こいつはサービスだ」
よかった・・・男の子がブンレッドという名前を知っていて。
マッドレックスのようにブーンレッドと間違って覚えてしまったら大変なことになっていた。
どうでもいい話はおいといて。
サービス精神が過ぎる。やっぱり子供の笑顔は大也にとって相当重要なものらしいですね。
このシーンの報告を受けた内藤の室内に飾ってあった写真が仏頂面というか笑顔ではなかったので・・・やっぱり幼少期や学生自体には笑顔でいられなかった、的な過去がありそう。
もしかしたら莫大な財を成したことで周囲から嫉妬されていたとか?
届け屋の仕事自体は金を稼げない可能性が高い(初仕事はそれなりにもらってそうですが)ので・・・
財を成す→嫉妬される→届け屋の仕事で喜ばれる→自身の笑顔を取り戻す→他社の笑顔が見たくて運び屋の仕事を始める
といった流れがあるのかもしれない。もしくは両親が早世して笑顔を失った、的な感じかもしれないですが。
なんにせよこの辺の詳細は後できっちり描いてくれると思うので待っています。
内藤雷汰
内藤「どうぞ!よう少年!稼いでいるかーい?2年ぶりか?たまには顔見せろよ、少年!」
大也「少年なんて年じゃないよ」
内藤「何歳だろうが私にとっちゃあの頃のイメージのまんまだよ、少年!」
結局最後まで少年呼びでしたが・・・どうせ最終回直前で少年から大也呼びになるんですよね。知ってます。
間違いなくその回はバクアゲ回になると予想しておきます。
錠「届け屋のきっかけになった人?」
射士郎「内藤雷汰。世界中に影響力を持つ大企業Lightning Tech.の代表だ」
未来「すっごい有名人よね?ニュースでよく見る」
射士郎「随分前になるが内藤が開発したクリーンシステムの機密が世界中の情報機関に狙われた。データを奪われることを恐れた内藤は信頼できる人物にデータを運ばせようと考えた」
玄蕃「難しいミッションだねえ」
ブンブン「そいつを運んだのが大也なんだぜ」
未来「へえ~!」
錠「なるほど」
射士郎「未来に繋がる仕事をして内藤たちにも喜ばれて大也は届け屋を始めることを決めたそうだ」
錠「大也さんとこの人、どういう関係なんですか?」
射士郎「大也にとっては先生のような存在らしい」
未来「先生・・・」
信頼できる人物に届けさせた、って大也が学生の頃の話ですよね?
どういった経緯で信頼したのか気になる。
今回の話では内藤は信頼厚い部下のために届け屋の仕事を依頼していた。
昔は大也の両親が内藤の部下でその関係で仕事を依頼されたとか?
学生なら怪しまれないだろう、という事で。
大也が内藤を両親のような存在ではなく先生のような存在、としていることからこの時点では生存している可能性が高そうだし。
ただしその場合は範道大也の項目で書いた両親が早世、の話が変わってきてしまうのですが。
この話ももう少し詳しく描写してくれるとよいのですが・・・後半明かされることを期待しています。
大也「これが届け物・・・?」
内藤「うむ。世のため人のためのお届け物なのだ少年!私の信頼厚き部下に難しい手術を控えた小さなお子さんがいてね。励ましたくて何が欲しいか部下に聞いてもらったところブンブンジャーが欲しいと言うのだ」
大也「そりゃ難しい注文だ」
内藤「そこで世界に1つだけのぬいぐるみを作ったんだ」
大也「どうして俺に運ばせるんだ?」
内藤「お子さんは車が大好きでね。君があの赤い車でさっそうと乗りつけプレゼントを渡す。素晴らしいじゃないか!」
赤い車で運ぶだけなら届け屋にやらせなくても赤い車をレンタルして他の部下にやらせればいいのに、と思ってしまいますが多分口実ですよね。
内藤自身が大也に会いたい。大也にぴったりな仕事があるから依頼にかこつけて連絡とろう、みたいな。2年ぐらい会ってないみたいだし。
依頼人も喜ぶ。大也も笑顔が見られて喜ぶ。内藤自身も大也に会えて嬉しい。みんな喜ぶから私情を挟んでもいいよね、みたいな感じで依頼していたと予想してみます。
内藤「どうした?」
大也「緊急事態なんだ。届け仕事の前に片づけなきゃいけないことができた」
内藤「君のことだ。誰かの悲鳴を聞いたんだな」
大也「ああ。すぐに片づける。時間には必ず間に合わせる!」
内藤「信じてるよ。行きたまえ少年!」
昔からこの街は悲鳴であふれていたのだろうか・・・ガッチャードの治安最悪な町じゃあるまいし。あそこは野生の悪人が野良ポケモンのごとく生息している危険地帯。
冗談はさておき。
世界のどこかで悲鳴があったらそこに行く、みたいな感じだったんじゃないでしょうかね?今も届け屋の仕事で採算度外視で店の買取とかしているので昔も採算度外視で世界中に行っていた可能性がありそう?
そこでテロにあって・・・違う。それだとオーズの映司になってしまう。なんにせよ昔から大也の性格は変わっていないということで。
内藤「ほう、ブンレッドが赤い車で・・・わかった。ありがとう。そうだったのか少年・・・君は素晴らしい!」
少年=大也だと気が付いたっぽいですが今後は内藤がどう大也話に絡んでくるのか気になります。
内藤は内藤で大也に依頼することを遠慮しそうなんですよね。大也がやりたいことを極力邪魔したくない、みたいな感じになりそう。
逆に言えば大也に依頼するときは相当重要なミッションになりそう。もしくは内藤の会社がハシリヤンに襲われたときとか。
次回内藤が登場する回が気になります。
サンシーター
・
ヤルカー「カ~・・・気圧のせいでやる気が出ないカ~」
イターシャ「私決めちゃった。今日はお休みにしちゃう」
デコトラーデ「まあ、たまにはそういう日があってもいいよな」
前回はマッドレックスがいなくてもやってやるぜ!とか言っていたのにこの体たらく。やっぱりこいつら上司がいないとダメですね。
マッドレックスが登場していない時もサウナ入って緩みっぱなしだったし。とはいえ・・・まあ、たまにはそういう幹部があってもいいよね。
ヤルカー「マッドレックス様よりダサいカー」
キャノンボーグ「何か聞こえましたね。そんな口は改造しますよ」
イターシャ「いえいえ、空耳です!」
デコトラーデ「おい・・・!お前しゃべんなよ!」
ヤルカー「む・・・むぎゅ・・・むう・・・!」
ヤルちゃんは口が悪い。
良くも悪くも本音で話すタイプっぽいですが上司に向かってこの有様ですよ。最終的にはボスに向かってもこんな事を言っていそうな気もする。
それはともかくマッドレックスよりもダサいのは同意。
射士郎「気分ブンブン、ブン回せ!」
射士郎・未来・錠・玄蕃「爆上戦隊ブンブンジャー!」
デコトラーデ「イカしてるっ!」
イターシャ・ヤルカー「かっこいい~」
・・・まあかっこいいけれども。
それでいいのか敵幹部。
基本的に味方と敵の組織って美的感覚が違うことが多い印象があるのでこういう事を言う敵幹部は珍しい気もする。
レッドレーサーとゾンネットは特例だとして・・・怪人ではなく敵幹部がかっこいい、というシーンは記憶にない。
ところでこの変身シーンはボウケンジャーを思い出してしまった。ボウケンジャーってこんな風に変身する回が多かった印象。
キャノンボーグ
ヤルカー「カ~・・・気圧のせいでやる気が出ないカ~」
イターシャ「私決めちゃった。今日はお休みにしちゃう」
デコトラーデ「まあ、たまにはそういう日があってもいいよな」
キャノンボーグ「ノンノンノン。サボりは改造しますよ」
デコトラーデ・イターシャ「えっ?えっ?えっ・・・?どちら様?」
キャノンボーグ「おや、わたくしめをご存じない?」
デコトラーデ「はい」
キャノンボーグ「よろしい。わたくしめが誰かお教えいたしましょう。生まれも育ちも惑星ニーダム。ボスのためならあいつは悪く、こいつは強く魔改造!わたくしこそハシリヤン改造隊長キャノ~ンボーグ!」
ハシリヤンって情報共有されていないのだろうか。
サンシーターもしらない幹部というのは。もしかしたらサンシーターが知らないだけでそれなりに有名な隊長かもしれませんが。サンシーターは自分から情報集めようとしそうにないし・・・。
もしかしたら宇宙中にいる組織っぽいので隊長が大量にいる可能性もありそう?
キャノンボーグ「マッドレックス殉職に加え一向に届かぬギャーソリン・・・」
イターシャ「すいません・・・」
キャノンボーグ「これではハシリヤンの名折れ!そこでハシリヤンきっての切れ者わたくしの出番です!」
ヤルカー「自分で切れ者言うカー?怪し・・・うっ!」
デコトラーデ「しゃべるなっつっただろ!黙ってろよお前!」
キャノンボーグ「では、あなたたちのやり方を見せてもらいましょう。早速仕事にかかってください」
サンシーター「テール・トゥ・ノーズ!」
実際に切れ者かどうかは怪しいですがとりあえずマッドレックスやサンシーターよりは頭が切れる模様。
というか他幹部はとりあえず能力不明な苦魔獣を呼び出してギャーソリン集めるという適当極まりない作戦しかやってないし相対的に頭が切れるのは間違いないはず。
アンテナグルマー「バリバリだぜ~ぃ‼」
錠「パワーアップした⁉」
サンシーター「えっ⁉」
デコトラーデ「おいイターシャ。あんなの仕込んでたか?」
イターシャ「私、知らないわよ?」
デコトラーデ「ん・・・?」
ヤルカー「もしかして改造隊長カー?」
デコトラーデ・イターシャ「え~っ⁉」
キャノンボーグ「フフフフ!これが改造隊長の芸風ですよ」
↓
サンシーター「すいませんでした!」
キャノンボーグ「あなたたちのやり方!ノンノンノン。これからはわたくしめが仕切ります。お覚悟を!」
とりあえず今回キャノンボーグがやったことをまとめると・・・
「では、あなたたちのやり方を見せてもらいましょう」
と部下の仕事を確認するために作戦を一任。
↓
と見せかけてアンテナグルマーに改造を仕込んでフォロー作戦をフォロー。ブンブンジャーをかなり追い詰める
↓
作戦は失敗するも
キャノンボーグ「あなたたちのやり方!ノンノンノン。これからはわたくしめが仕切ります。お覚悟を!」
と、サンシーターだけでは作戦がうまくいかない事をサンシーターたちに再確認させて自分が作戦を仕切ることを了承させる。
この辺の流れは非常にうまいと思います。最初から自分のやり方でやってしまうと部下の反発を招いてしまうので・・・まあマッドレックスは好き勝手やってそれでも慕われていたっぽいですが。
それはさておきそれなりに切れ者なのは間違いないと思います。
・・・まあ次回戦うのはあまり細かい作戦が通用しないと思われるゴーオンレッドなのですがどうなることか。
ゴーオンジャーの頭脳担当幹部のヒラメキメデスも力技で作戦を突破されていたことが多かったはず。
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