バクサゲ調達！玄蕃らしさが出た良い回だった バクアゲ13 裏切りの調達 感想です。
感想
今週は戦隊もライダーも前半と後半の落差が激しい。
といってもライダーの方はビルドのハザード回ぐらいの落差で戦隊の方はジュウオウジャーのみっちゃんぐらいの落差で内容的には全然違うのですが。
というわけで「俺にブンブンジャーになる資格はない」と言わんばかりのバクサゲをしてしまった面々をバクアゲするためにバクサゲを調達した玄蕃回でした。
いやあ・・・いいチームになってきましたね。
何より仲間がちゃんと玄蕃の意図を理解しているのが良い。
３話とか全員が全員全くかみ合ってなかったのですが今回は全員きっちり玄蕃の裏切りの意図に気が付いて変身準備してましたし。
３話は３話で未来らしくていい話だったのですが戦隊としてまとまってきた今この話を入れてくれるのはとても良い。
それに加えて玄蕃のキャラクターもきっちり活かしている回。
ブンブンジャーって基本全員熱血なんですよね。
大也、未来、錠は言うに及ばず射士郎もトイレグルマー回で実は熱血なのがばれてましたし基本的には全員熱血。
ただし玄蕃だけはちょっと違うっぽい気も。
１０話で「だが自分のことになると本気というのがよくわからなくてね」と言っていた玄蕃ですが自身に対しての熱量は低い模様。
他人に対して調達することでバクアゲできるのですが・・・逆に言えばバクアゲしていなくても戦える人物と言えるかもしれない。
そしてバクサゲしている状態でもきっちりと自分の仕事を完遂。ブンブンジャーにバクアゲを調達。そして自分もバクアゲ・・・と今の状態の玄蕃を活かしきった非常に良い回でした。
なかなか良い関係性のブンブンジャーですが・・・東映公式ＨＰでネタバレされてしまった。
所謂追加戦士の話になってしまうので詳細知りたい方は自分で観てほしいのですが・・・これはちょっと癖の強そうな追加戦士ですね。
カオスなこいつがどうやって戦隊としてまとまってきたブンブンジャーに絡んでくるのか。
一見浮いている玄蕃もブンブンジャーの一員としてまとまっている描写をいれてくれた後だけにちょっとゴタゴタしそうで心配になるけれども今回の話を見る限り追加戦士もきっちりブンブンジャーとしてバクアゲしていってくれると思わせてくれた バクアゲ13 裏切りの調達 感想でした。
以下 5月30日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
範道大也
射士郎「よし・・・起動準備完了」
錠「何してたんですか？」
大也「ゴーオンレッドや炎神と一緒に戦った経験をヒントにブンブンサファリとブンブンマリン。この２台に人工知能を搭載した」
ブンブン「しかもただの人工知能じゃないぜ。シャーシロがプログラムした超最新AIなんだ！」
未来「なんかすごそう！」
大也「ブンブンが設計し、俺が組み立てたサファリとマリンをシャーシロのプログラムで強化する・・・経験を積んだ今の俺たちだからできたバージョンアップだ」
玄蕃「いいチームになってきた・・・って感じだねえ」
大也「ブンブンサファリ、ブンブンマリン起動！」
前回ラストの「相棒か・・・」はこれに繋がっていたのだろうか？
まあ普通に考えればこれですがまだ他にも何かしらの意図がありそうな。
それはさておきこれまでは大也とブンブンの夢はあくまで大也とブンブンだけの夢だったはず。玄蕃が色々調達していたっぽいですがその時の玄蕃はあくまで外部の人間。
今はチーム一丸となって・・・いや、まだ未来と錠があまり関係ないのか。
しかし最終的にはチーム全員一丸となって二人の夢を、いやその時はブンブンジャー全員の夢を乗せてビッグバングランプリに出場、みたいな展開になりそう。
ただ自分のハンドルは自分で握る、というのもブンブンジャーなのでビッグバングランプリに直接かかわらない人も出てくるかも？
錠は警察屋なのでどちらかと運営側に関与してきそうな。出るなら多分ドライバーなのですがドライバーは大也と未来がいるし。どうなることか。
なんにせよ最終的にはチームでバクアゲ！してくれると信じています。
鳴田射士郎
ブンブン「しかもただの人工知能じゃないぜ。シャーシロがプログラムした超最新AIなんだ！」
急にＡＩ開発をしおった・・・。そんな伏線あった？
とはいえ情報屋なので情報関連の技術には詳しいって事なのでしょう。
もしくは元々プログラマーだったけれども過去に色々あって情報屋に天職したとか？
この辺は過去回でやってくれると思っています。いまだに射士郎って過去に何があったかほぼ不明なキャラですしね。
志布戸未来
未来「私ブンブン抜けしてきたんだけど！」
↓
未来「とっととやっつけてバイトに戻らなくちゃ！」
ブンブン抜けはするけど抜けたままじゃないのね。
他の時間に余裕のありそうなメンバーと違って色々忙しそう。錠は警察官の仕事はありますがブンブンジャーの戦いも仕事とカウントされてそうだし。
なんにせよ地味に一番忙しいのは未来なのかもしれない。
といってもなんでバイトやっているのか。どの程度のバイトを入れているのかは不明なのでその辺も後々の未来回でやってほしい気も。
振騎玄蕃
玄蕃「やれやれ・・・やっとバクアゲしてくれたか」
デコトラーデ「き・・・貴様何を・・・？」
玄蕃「どうして私が大嫌いなお前さんたちのご機嫌取りなんかをしていたかわかるかい？」
デコトラーデ「なぜだ・・・？」
玄蕃「アガればサガり、サガればアガる・・・それが「逆転アゲサゲ音頭」ならば・・・」
未来「バクサゲなことをしてる玄蕃はバクアゲになって気分バクアゲのハシリヤンはバクサゲになる。でしょ？」
玄蕃「ああ。私はどれだけ爆下がろうとも調達する」
ヤルカー「何を？」
玄蕃「仲間を救うバクアゲを」
玄蕃はハシリヤンが嫌い？
「私はね、調達屋として本気で何かに取り組む人間を補い、進歩させ、見届けるのが喜びなんだ」という事なので・・・本気で取り組む人々から無理やりギャーソリンを集めているハシリヤンは大嫌いなのでしょう。
まあハシリヤンのやっていることを考えれば好きな地球人はほぼいないとは思いますが。
しかしなんでも調達する玄蕃っていいですよね。最近は話の都合上あまり調達してなかったのもありますが必要なものを必要な時に調達できる玄蕃は良い。
玄蕃「ミラ、よくわたしの作戦がわかったねえ」
未来「フフン・・・いいチームになってきたでしょ？」
玄蕃「ああ・・・バクアゲだねえ」
玄蕃はいまだに自分よりも他人がバクアゲしている方がアガりそう。
届け屋の仕事をやって届け屋の仕事もいいね、とは思ったみたいですがやっぱり自分より他人をバクアゲさせる方がいいんでしょうね。
バクアゲを調達しつつ結果的にバクアゲできる玄蕃は意外にこのチームのムードメーカー的な存在なのかもしれない。
ブンブン「どんなバクサゲにも負けないブンブンカレー爆アゲスペシャルヘイお待ち！」
大也「から揚げ、かき揚げ、串揚げ、磯部上げ、揚げ玉ご飯、揚げにんにく・・・」
錠「確かに「バクアゲ」ですね」
射士郎「見ただけで胸やけが・・・」
未来「あ・・・私これからバイトが・・・」
玄蕃「いただきます。うん・・・うまい。バクアゲだ」
ブンブン「でしょーっ!?だしょーっ!?じゃあ、みんなに作ってあげるから・・・」
射士郎「俺は次の任務が・・・」
錠「俺パトロールの時間が・・・」
大也「玄蕃、大丈夫か？」
玄蕃「ん？うまいねえ」
玄蕃はカロリーバクアゲ！な食い物を好みそうな？
まあ普段からわけのわからないものを常備してますからね。今回もなぜか消火器持ってましたし。
必要なものを必要な時に調達するのはカロリーがいるんでしょう。多分。
・・・というよりかは玄蕃はちょっと変わった嗜好の持ち主な気がする。
いや、ブンブンと嗜好が一致するといった方がいいのだろうか？
べろーらーといい今回のといいブンブンと気が合う模様。
今後もブンブンの地球人とはちょっと変わった趣味が明かされるにつれて玄蕃も玄蕃で色々盛られていきそうな気がする。
ブンブンサファリ
未来「私ミラ！よろしくねサファリっち！」
錠「阿久瀬錠です。よろしくブンブンマリン！」
未来「ん？サファリっち？寝ちゃった・・・？」
ブンブン「ん？」
射士郎「高度な人口知能だからな・・・まだ俺たちのことを信用していないのかもしれない・・・」
大也「認めさせきゃ乗りこなせないか・・・フッ・・・バクアゲだな！」
高度すぎて制作者がサファリの思考を理解できていない。
もうシンギュラリティに達しているよこの子たち・・・。或人社長呼んでこないと。
しかしちょっと気になることが。マッドレックスの決戦の時に他のブンブンカーも自分の意志で駆けつけてなかったでしたっけ？
あれもAI搭載なのだろうか。
しかし今回の話では新しく作った２台がAI搭載型みたいな感じだったのですが。
もしかしたら最初のブンブンカーも簡易型のAIか何か搭載していたのかもしれない。
ところで全然関係ない話なのですがカーレンジャーのドラゴンクルーザーとペガサスサンダーはAIなのかそれとも生物なのだろうか。カーレンジャーだから生物っぽい気もする。
と思って調べてみたら自動車型生命体だった。やっぱり生命体なのね・・・。自動車型生命体ってなんだろうとは思ってしまいますが。トランスフォーマーはなんか違う気がする。
玄蕃「だがブンブンサファリアどうして？」
射士郎「獲物を倒すために耐え忍んでチャンスを狙う。野生動物のような玄蕃のしたたかさをブンブンサファリが認めたのか」
野生動物って耐え忍ぶだけの存在でもない気がするのですが・・・まあブンブンサファリはそういった性質なのでしょう。
次に登場するブンブンマリンは・・・あれは水族館なのか。それとも水棲生物なのだろうか。まあサファリが野生動物ならマリンは水棲生物ですよね、きっと。
野生動物以上に性質が幅広そうなマリンは誰を、そしてどうやって認める展開になるのか気になります。
イターシャ
ブンブン「ダメだ・・・俺もバクサゲで動けない・・・」
イターシャ「すっごい効果。やるじゃない。あの「わたくしめ」！。ただうるさいだけじゃなかったわ。ねえ？ヤルちゃん」
ヤルカー「とどめを刺すカー！」
キャノンボーグを認めていなかったサンシーターですがちょっと変化してきた？
というかサンシーターは何かしら圧倒する能力を見せればしたがってくれる気がする。なんせブンブンジャーの変身シーンを見て「かっこよすぎる・・・」したぐらいなので。
キャノンボーグは小細工を労せずに最初から圧倒的な暴力を見せればよかったような気がしないでもない。
デコトラーデ
玄蕃「サービスエリアの爆アゲラーメン、お待たせいたしました」
デコトラーデ「おお・・・いいじゃん。さすが調達屋。長距離運転の時はこれに限るな」
↓
ブンブンキラーロボでブンブンジャーロボを圧倒するデコトラーデ
デコトラーデ「俺様のテクニックどうだい？」
番組始まって以降特に活躍もしてこなかったように見えるデコトラーデの長所が発覚？ドライビングテクニックがすごいっぽい。
まあブンブンキラーロボが素のブンブンジャーロボより強い可能性もありますが・・・多分デコトラーデのテクニックがすごいはず。
ただ普段はヤルちゃんが勝手に暴走するので出番なし。苦魔獣以外のロボ戦はあまりないので戦闘での出番が少ないのは今後も変わりなさそうですが。
次回もキラーロボに搭乗するっぽいですが新ロボのかませになるのが今から確定しているので・・・デコトラーデはもう少し戦闘面を頑張ってほしい。
ヤルカー
玄蕃「はいブンブンチェンジ」
ヤルカー「ブンブンチェンジ！」
↓
ヤルカー「ブーン！アカー！」
ヤルちゃんが可愛い。ブーン！アカー！とか。
しかしブンブンピンクがイターシャなのはなんとなくわかりますがヤルちゃんがレッド（アカ）でデコトラーデがブルーなんですね。両方レッドじゃダメだったのだろうか・・・。
もしかしたらデコトラーデは自分を射士郎みたいなタイプを勘違いしている可能性があってそこを調達屋に見抜かれた？
なんにせよアカー！は可愛い。
しかしブンレッドはブーンレッド（マッドレックス）にブンブンレッド（ゴーオンレッド）にブーンアカーと呼称がバラバラ過ぎるような気もする。
ちゃんとブンレッド！と名乗らないから・・・
キャノンボーグ
大也「みんな・・・うう・・・！」
玄蕃「うう・・・どうなっているんだ・・・？」
デコトラーデ「どうだ！「逆転アゲサゲ音頭」の威力！」
ヤルカー「聴けばサガった気分はアガり・・・アガった気分はサガるって名曲よ」
大也「つまり爆上戦隊は・・・誰よりもサガる・・・」
射士郎「ブンブンチェンジが・・・」
大也「まずい・・・ブンブンカーで一時撤退だ。ブンブン！作動しない!?ブンブン！」
ブンブン「ダメだ・・・俺もバクサゲで動けない・・・」
なぜサガった気分をアガる機能をつけたのだろうか。
サンシーターは自分の指揮下ではバクサゲだろうからブンブンジャーバクサゲするついでにあいつらアゲとくか、的な意図でつけたのだろうか？
まあ魔改造するのが趣味らしいので色々つけたくなったんでしょうね。
それはともかく対策自体は結構早いんですよね。
キャノンボーグが登場してから３回目でもう変身不能アイテム作ってくると考えるとかなり有能な気がする。
ただ単に幹部サイクルが早いだけかもしれませんが。マッドレックスも出番自体短かったし・・・。キャノンボーグも意外に早く退場してしまうのかもしれない。
以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン
キャノンボーグ「完成しましたよ。わたしくめの秘策が。バクアゲしていられるのも今のうちですよ。ブンブンジャーの皆さん。フフフフ・・・！」
サンシーター「とっておきのウェポン発進！名付けてブンブンキラーロボ！」
デコトラーデ「究極にして最強最大の必殺攻撃を食らうがいい！」
イターシャ「アタック！」
「逆転アゲサゲ音頭」
錠「玄蕃さん一体何を・・・？」
未来「ハシリヤンに寝返ったんじゃ・・・違う！これもしかして・・・！」
イターシャ「う～んなんかアガってきちゃった～！」
ヤルカー「うお～～～～＝っ！へへ～イ！」
デコトラーデ「今日から俺たちが・・・」
サンシーター「爆上戦隊！ブンブン・・・ジャ～・・・」
玄蕃「やれやれ・・・やっとバクアゲしてくれたか」
コメント