仮面ライダーガッチャード 第37話 ホッパー1とたからもの 感想

前半と後半、そして今週と来週の落差が大きい 第37話 ホッパー1とたからもの 感想です。

スポンサーリンク

感想


可哀そう・・・
思わず可哀そうになってしまうギギスト・・・

いやだって宝太郎は今回闇落ちしかけたけれども仲間が助けてくれたじゃないですか。
ホッパー1は宝太郎を笑顔にするために頑張った
お母さんは色々と察してくれて思い出の料理を作ってくれた。
りんねや先輩ズは身を挺して宝太郎がいない町を守ってくれた
スパナは瀕死に近い状態なのに宝太郎が精神的に倒せないマルガムを倒した
ミナト先生は生徒の命が何より最優先だ、と生徒たちを助けてくれた

みんな宝太郎の事を心配して助けれてくれた。さすがこれまで仮面ライダーとして人々を助けてきた宝太郎。その思いにこたえてみんな助けてくれた今回。
しかしダメ押し言わんばかりにホッパー1をマルガム化するギギスト。
宝太郎も令和ライダーの例に漏れずついに闇落ちか・・・と思わせてからの宝太郎の中に眠りケミーが救ってくれたんですよ・・・。
次回予告でついに最終フォーム登場。
つまりは来週には宝太郎復活。そしてホッパー1、アントルーパー、スケボーズが復活する事はほぼ確定。
最高のバクアゲだ!と言わんばかりな回が確定しているわけです。

それに対してギギストは・・・
自身の分身(らしい)ケミーに裏切られる
クロトーも宝太郎を心配しているのかは不明ですがマルガムで精神追い込むのではなくて自分が行くんじゃダメですか?ともとれる進言を。
そしてアトロポスは・・・もう裏切る事確定じゃないですか・・・

クロトーは微妙な線ですがアトロポスはギギストから
グリオン復活?ないよ。そんなまがい物の心なんか理解する必要もない
と一蹴されたらねえ・・・

そもそも自分の分身にすら拒まれているし。
お兄様型とアトロポスに慕われていたグリオン様以下の信頼度。
これはちょっとギギストが可愛そうになってきてしまう。

ただしギギストは人の心は理解するが共感はしないことから自分が他全員から裏切られても気にせず洗脳して使いそうな気もする。
そもそもまだプラチナガッチャードとまともに戦っていないので虹色的なガッチャードとこれから戦っていくことになるのかもしれない。

というわけでまだ暫定ラスボスの地位は保てそうなギギストですが最終的には全てに裏切られる結果となる事はほぼ確定してしまったギギストが可愛そうになってくる 第37話 ホッパー1とたからもの 感想でした。

余談
ギギスト分身はケミーなのは確定。
ケミーを分身と言っているギギストもケミー?
それとも自身をケミー化させようとした元人間とか?
かなり気になる設定ですがどうなることか。


以下 5月31日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

一ノ瀬宝太郎


ホッパー1マルガム「アアーッ・・・!」
宝太郎「いいよ。俺を倒してお前が苦しみから解放されるなら・・・」
ホッパー1マルガム「ウウッ・・・!ウッ・・・」
男の子「あった!あった!僕の恐竜!」
母親「テルキ!」
ホッパー1マルガム「ウウッ・・・」
母親「ああっ・・・!」
宝太郎「やめてくれホッパー1!ううっ!」
アイアンガッチャードに変身し攻撃する宝太郎
宝太郎「うわあーっ!」
ホッパー1マルガム「ウウッ・・・アアーッ!」
宝太郎「あっ・・・!」
ホッパー1マルガム「ウウッ・・・ホッパホー・・・」

この男の子はギギストの仕込みではないかと思えてきてしまう。
というか普段はほぼ一般人が巻き込まれないのに今回だけ男の子が不自然に登場するのは・・・やっぱり仕込み?
まあそんな事はなく宝太郎が迷うように一般市民が犠牲になるような暴れ方をさせたのだとは思います。
しかし「理解する」というだけあって精神攻撃がえげつないですね。仮面ライダーのラスボスクラスって圧倒的に強いことが多いのでその力で精神的に追い詰めてくる事はありますがギギストは完全に宝太郎の精神だけを狙ってやりにきてやがる。

宝太郎「ホッパー1・・・黄色い花・・・?もしかして俺を笑わせるために・・・?ああっ・・・ああっ・・・ああっ・・・!うわああぁぁーーーっ‼」
ギギスト「貴様の絶望、理解する。さあ冥黒に染まれ」
宝太郎「うわああぁぁーーーっ・・・‼」
ギギスト「ん?」
白い卵に包まれる宝太郎
ギギスト「何!?」
蓮華「お宝ちゃんが・・・卵になっちゃった」

そんなわけで宝太郎がマルガム化を・・・したと思ったらそんな事はなかった。これにはギギストもびっくり。
精神的に追い詰めていざ自分の分身を、と思ったらこれですよ。ギギストは自分の分身に嫌われ過ぎだろう。
ただギギストが分身に嫌われることになったのは宝太郎の今までの活躍があったっぽいですね。分身もケミーらしいのでケミーを一つの生命体として扱ってくれていた、そしてケミーの死を誰よりも悲しんでくれた宝太郎を思って力を貸してくれていたっぽい。
もちろん最初からギギストが大嫌いでどこか移住先を探していた、という設定があるのかもしれない。
その辺は次週で明らかになる(もしかしたら映画?)と思うので楽しみにしています。

一ノ瀬珠美


珠美「どうしたの?宝太郎。いいもの作ってあげよっか」
宝太郎「これ・・・」
珠美「お父さんいなくて寂しい時、2人で食べたよね」
宝太郎「おいしい・・・」
珠美「やっと笑った。何かなくしたものがあっても宝太郎にはまだたくさんの宝物があるはずよ。そうでしょ?」
宝太郎「たくさんの宝物・・・」

良いシーン・・・に見えなくもないのですが結局お父さんがなんでいないのか不明なのでちょっと気になってしまうシーン。
回想からすると10年以上も前にいなくなってそのままですよね。さすがにそれはどうかと思うのですが・・・もしかしたら宝太郎に中にケミーがいる。なんとかしないと!というわけで冒険に出かけている可能性もあるし・・・もちろん家族よりも冒険だ!というわけで帰ってこない可能性もあるのでなんとも言えない。
もし父親が家族よりも冒険だ!みたいな人だったら・・・珠美の「まだたくさんの宝物」が意味深なセリフに聞こえてしまう。
お父さんは家族を置いて帰ってこないけどまだ私には宝太郎という宝物ある。宝太郎もなくしたものがあっても頑張って・・・みたいな。
さすがにそんな酷い展開はないと思うので最終回前にお父さんは帰ってきてちゃんと説明してほしいと思ってしまう。

九堂りんね


アイザック「ギギストに奪われたアントルーパーのマルガムだ!」
蓮華「行くで!」
錆丸「でもマルガムを倒したらまたケミーが・・・」
りんね「でも放っておくわけにはいかない」
鏡花「お気楽ボーイには・・・」
りんね「今は私たちだけで・・・」

26話の時は
りんね「どんなに止めたって一ノ瀬は来る。ケミーと人の未来のために」
と言っていたのですが・・・さすがに今回は無理だと判断した模様。
実際26話は無理をしてましたし今回は珠美がいなければ宝太郎も動けなかったのでりんねは宝太郎の事をきっちり理解してますよね。
最初はかなり意見が分かれることもあったのに・・・この理解っぷりはちゃんとパートナーをやっている感がありますね。

りんね「マルガムを倒せばケミーも失っちゃう!」

りんね「一ノ瀬・・・私どうしたらいいの!?」

ただ互いを理解しているからといって物事が解決するとは限らない・・・というかこのシーンは互いを理解しているからこそアントルーパーを倒せなかったのですよね。
スパナやミナトはきっちり線引きしてマルガムを倒してましたがりんねには無理ですよね。パートナーだからこそ非情になれない。

黒鋼スパナ


ホッパー1マルガムが宝太郎を襲うも苦しみ始めるホッパー1
スパナ「俺がやってやる!」

さすがスパナ。この辺は全くぶれない。
まあケミーどころか人間ですら必要であれば秩序のために倒そうとするスパナなので当然っちゃ当然なのですが。
この辺の決断力は両親を失った記憶を取り戻してからさらに強まったように思えます。

ミナト


スパナ「そろいもそろって死 ぬつもりか?」
ミナト「事情は鏡花から聞いた。俺はケミーよりも生徒たちの命が大切だ」

ミナトもグリオン様のトラウマ払拭してから強くなった、というかすべてを背負い込むような事をしなくなった気がする。
戦う事が罪だというのなら俺が背負って・・・違う。これはたっくんだった。
とにかくミナトは先生としてやるべき事をやっているように見えます。

ガッチャードライバー


ギギスト「一ノ瀬宝太郎が持つドライバーはそのケミーを素材として錬成されていた。仮面ライダーの自在に姿を再錬成する力はそのケミーに由来する。そして幾度も変身を繰り返すことで我が力でも分離できぬほど深くやつとケミーは融合したのだ」

ガッチャードの能力はギギスト分身由来の能力っぽい。
そういえば他のライダーは形状を変化させることはあっても自在に姿を錬成できてなかったですしね。
ヴァルバラドライバーもガッチャードライバーを元に作っていたはずですがその能力までも完全にコピーできなかったという事なんでしょう。
ただ再錬成する能力自体は全てのケミーにある可能性が?マッドウィールは自分の力でマッハウィールに再錬成していたような。ケミーは全員自身を再錬成する力自体はありそうな気もする。
ガイアードとドラゴナロスはギギストが作ったらしいですがギギストは最初に自身の一部を錬成して分身を作成。その分身ケミーがガイアードたちを造り、全てのケミーの元になったとか、とかありそうな気がしてきた。

ホッパー1


ホッパー1「ホッパー?ホッパー・・・!」
ギギスト「フハハハハ・・・!最後の仕上げだ」
宝太郎「ギギスト!」
ギギスト「冥黒に・・・染まれ」
宝太郎「やめろ!」
ホッパー1「ホッパー・・・!ホッパー・・・」
宝太郎「ダメだホッパー1!」
クロスホッパー「クロスホッパー!」
ギギスト「光がまばゆいほどに冥黒は濃くなる」
クロスホッパー「ク・・・クロスホッ・・・ウウッ・・・!」
ホッパー1マルガム「ウウーッ・・・!」
宝太郎「あっ・・・あっ・・・」

なかなか酷いギギストの精神攻撃。
クロスホッパーになった時は一瞬いけるかな・・・と思わせてからのマルガム化ですよ。本当に今回は前半と後半の落差が酷い。
とはいえ今回ラストと次回の落差も大きいのですが。「逆転アゲサゲ音頭」を連射されているかのような展開。
しかしホッパー1が消滅したという事は復活するという事でもあると思いますがそれは文字通り復活なのかそれとも新しい生命を与えられるという展開になるのか。
その辺はギギストの分身の能力次第だとは思うのですが・・・個人的には復活してほしいと思ってしまう。
ガッチャードライバーの特性からするとギギスト分身は再錬成が得意っぽいですが再錬成して新しい命を、というのは個人的にちょっと気になってしまう。マルガム化された箇所だけを再錬成して分離させて・・・みたいな展開の方が個人的に好み。

クロトー


クロトー「ギギスト様。マルガムごときで仮面ライダーどもを倒せるでしょうか?よろしければ私も・・・」
ギギスト「無用だ。必要なの一ノ瀬宝太郎の体内に眠るケミーのみ」

ギギスト「しかし、しょせんはケミー。やつの心が冥黒に染まりマルガムとなればむき出しになった卵を手にすることができる」
クロトー「お言葉ですがそう簡単にマルガムになるでしょうか?」

クロトーの宝太郎をどう思っているのかいまいち理解できない。
前回の話では
ギギスト「次は一ノ瀬宝太郎だ」
クロトー「やつを・・・殺 すのですか?」
みたいなやり取りあったんですよね。宝太郎を倒すのを若干躊躇しているようなセリフ。
宝太郎を倒す事は確定した。宝太郎もちょっといいやつっぽいけど自分はそれ以上にラケシスとアトロポスが重要。三姉妹で一緒にいるためには宝太郎を倒せなければならない。どうせギギストに倒されるなら自分で倒してやろう、みたいな考えなのだろうか?
クロトーってギギストに力を与えられてから暴走気味なので自分の感情を制御できていない、戦いたいという欲求も強くなってきているような気もしますし・・・クロトーが今どんな心境なのか理解しづらい。

アトロポス


アトロポス「口出しは無用だよクロトー。ギギスト様。そのケミーを取り返せばグリオン様を復活させることも可能でしょうか?」
ギギスト「人形なりに親を慕うその心は理解する。だがその心も取るに足らぬまがい物にすぎん」

クロトーに対して非常にわかりやすいのがアトロポス。
もうお父様の事しか考えてないよこの子。ギギストにマジギレしてましたし。裏切る機会があれば即座に裏切るはず。
元々アトロポスは仲間?それって必要?みたいなキャラだったのでギギストがピンチになった瞬間のアトロポスの行動に期待しています。

マルガム


鏡花「残念だがスケボーズを再錬成することは不可能だ」
宝太郎「えっ?そんな・・・」
鏡花「冥黒王ギギスト・・・恐らくそいつは特殊な錬成をしたんだ。依り代となる素材を必要としないケミーそのものを悪意で暴走させたマルガム。倒せばケミー自体も滅ぶ。そういう錬成跡がある」

特殊な錬成というかこれが元々のマルガムの錬成方法な気がする。
前回の話で「ケミーは本来、人に害をなす存在だ」
「貴様がケミーを変えたのだ」と言ってましたし。
依り代なしでマルガム化できるならばそっちの方が自然な気もするし最初はケミーを直接マルガムにしてたんじゃないかなあと予想してみます。
時代が流れるにつれてケミーの性質が変化して・・・と思ったのですが宝太郎がケミーに影響を与えたのはここ最近ですよね。じゃあ違うかも。
ただし120年前に暁の錬金術師がギギストから分身を奪って宝太郎に封印。そこから影響を与え始めたと考えるとあり得る話なのかもしれない。
その場合は宝太郎がいつから存在して、いつから影響を与え始めたのかわけのわからないことになってしまいますが。


以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン

鏡花「どうしたの?緊急の用事なんて」
宝太郎「鏡花さん。スケボーズが大変なんです」
鏡花「えっ!?」
りんね「冥黒王にマルガムにされていつもどおり倒しただけなのに・・・」
鏡花「あっこれは・・・」
宝太郎「どうなんですか?」

宝太郎「それじゃあやっぱりあれはスケボーズ自身・・・俺が・・・俺がスケボーズを・・・!」
りんね「それは違う!仕方なかった!」
アイザック「あの時お前はマルガムへの攻撃をためらっていた。直感的に何かを感じてたんだろう」
錆丸「それなのに僕たちのことを守って・・・」

コメント