漫画 アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿 1巻 感想

漫画 アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿 1巻
ネタバレなしの感想です。

原作 アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿
※下記画像クリックでAmazonのkindle販売に移動します。

のネタバレありの感想はこちら
コミカライズされていない部分のネタバレもあるので注意。

・感想

非常に読みやすいコミカライズ版。

元々の小説版・アウターQも読みやすい文体でとっつきやすいミステリー短編集だったのですが漫画となったこちらはさらに読みやすく、わかりやすくなった印象。

それでいて本編で重要であった要素はきっちりと描写されており、気軽に読める短編のミステリー作品になっていると思われます。
ただし気軽にパラパラっと読んでしまうと原作の魅力であった細やかな伏線がさらっと流されてしまうのではないか、という懸念が。
読みやすいのは良いとは思うのですがどこがどういった伏線になっているか気にしながら読んだ方が楽しめる内容になっていると思うので。

原作小説以上にとっつきやすい内容だからこそ細かい描写などを気にして読みたいのですが・・・その辺は人によりますかね?

個人的には満足な内容でしたがちょっと読みやす過ぎるのがある意味難点かもしれない、と思ったコミカライズ版の感想でした。

ただこの1点だけはどうかと思ってしまう事が。
編集長、八坂の顔がイメージと違う。
原作だと蛇のような男という描写があるのですがコミカライズ版だと蛇っぽく見えないんですよね。
他のキャラは大体イメージ通りなのですが。
そこだけちょっと気になってしまいました。

コメント