そろそろ冥黒王は3倍偉大なところをみせてほしい 第42話 レッツ捜索! 102体目と兄の想い福(グレイス)! 感想です。
感想
今この話をやるのか・・・
いや、やってもいいんですよ。ドレッド登場回以降、出番が少な目だった錆丸先輩に焦点当てるのはやってもいいと思うんですよ・・・。
でも暫定ラスボス達を置き去りにしてやる話なのだろうか。もう少しラスボスに焦点を当ててほしい。
とは言え今回は錆丸先輩回と同時にグリオン様回といっても差し支えない回。
次回の解決編でグリオン様の過去が明らかに。そしてグリオン様が自身が作った人形の中でもアトロポスだけを特別扱いしている理由が明かされるはず。
グリオン様がラスボスになるのだったら今、このタイミングでやるべき回ですよね。
そのせいか完全に冥黒王たちがおまけになっているのですが。
こいつら全くいいところがない・・・。いくらなんでも扱いが悪すぎる。
ギギスト←登場時は強キャラ感はあったもののカグヤ様に出番を奪われ以降も特に目立った活躍なし。
ジェルマン←ギギストより格上っぽい雰囲気を醸し出していたものの2話で即退場。
ガエリア←ジェルマンが退場する未来は予測(占星術?)していたもののグリオン様復活まで見抜けなかった。
こいつら何だったら活躍できるんですか・・・一番活躍したのが連合幹部一人を瞬殺したのじゃないですか。
さらに追い打ちのように今回のマルガムにレインボーガッチャードが苦戦してしまう展開。
ガッチャーブラザーズを初めて倒したのが冥黒王たちではなく新種のマルガムですよ。102体目で特殊なのはわかるのですが冥黒王よりも強いとは思えない。
その後もレインボーガッチャード+ヴァルバラドでなんとか撃破した、という感じですし。
もう少し強いところを見せてほしい・・・もう冥黒王よりブンブンジャーのサンシーターの方が相対的に強いんじゃないかと思えてきてしまう。それぐらい扱いが悪い。
他にも賢者の石の力を得ただけのグリオン様に翻弄されているし。
グリオン様はガエリア曰く「手慰みに作った出来損ないでしたけどね」とのことでしたが・・・その人形に「人形にしてやる」とか言われる始末。
もうどうしようもないんじゃ・・・。
この流れだとラスボスはグリオン様っぽい気もしますが人外の冥黒王たちはもう少しだけ偉大なところをみせてから退場してほしいと思ってしまった 第42話 レッツ捜索! 102体目と兄の想い福(グレイス)! 感想でした。
以下 7月5日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
一ノ瀬宝太郎
りんね「ミナト先生!家から持ってきた・・・父の本です」
ミナト「ありがとう。これは禁術かもしれないが・・・」
宝太郎「復活したグリオンからみんなを守れるなら俺はなんでもやります!」
これはりんねの強化フラグ?
と言っても風雅の本だけがきっかけになるとは思えませんが。そもそも今は風雅もいるので強化する方法があるなら直接聞けばよい話。
ただ未完成だった何らかの禁術を宝太郎の自由な錬金術で完成させる、みたいな展開はあるのかもしれない。
しかし宝太郎は「なんでもやる」とは言いつつどこまでやれるんでしょうかね?プラチナ初登場時もグリオンを倒すだけで消滅させなかったですし。
グリオンは人形ではあるのですがその情報を宝太郎は知らないはず。グリオンに止めを刺さなければいけないよ、となった時。宝太郎がどう判断するのか気になります。
九堂りんね
宝太郎「ああっ錬成中のウゴケナクナール溶液が!」
ミナト「あっおいそれ一番大事なやつ!」
宝太郎「あ~ごめんなさい!」
りんね「ちょっと・・・体、動かないんだけど!」
宝太郎「だってこれウゴケナクナール溶液だもん」
宝太郎「ごめん!」
りんね「もう~!」
今回のりんねは出番ほぼこれだけ。
りんねが金剛ラボラトリに行くと何が問題があったのだろうか?まあライダー全員で謎のマルガムに苦戦すると冥黒の王は何をやっているの?という筐体になってしまうので仕方ない?まあ現状はもうどうしようもないぐらい酷い扱になっていると思うのですが。
と思ったのですがよくよく考えたらお目付け役でスパナが宝太郎たちに同行したはず。さすがにライダー全員で行く場所ではないのでりんねを行かせたくなかったのではなくスパナを行かせたかったからりんねが動けなくなった可能性がありそう。
黒鋼スパナ
宝太郎「お兄さんと錆丸先輩、なんか微妙な感じだね」
スパナ「兄弟なんてあんなもんだろ」
スパナって兄弟いないはずですよね。多分。
その割に兄弟について思うところがあるっぽいですがちょっと気になります。まあスパナは人間関係で色々苦労してきたっぽいので人間なんてそんなもんだろ、と思っているだけなのかもしれない。
スパナ「そんなことはどうでもいい。ケミーが逃げ出しマルガムが人を襲った。見過ごせない状況だ」
真美「どうしようというの?」
スパナ「あんた(健一)の研究もそうだ。錬金術を現代技術に応用するのは一般社会に錬金術が広まる危険性がある」
宝太郎「スパナ!」
スパナ「危険な研究を野放しにしておけないだろ。連合がケミーの開発を禁止した理由がよくわかった。このままだといずれグリオンに目をつけられて・・・」
スパナって連合上層部を毛嫌いしてはいますが考え方としては上層部に近いですよね。
といっても上層部は保身最優先しているから錬金術を広めようとしない。対してスパナは一般社会に危険が及ぶから錬金術を広めたくない、と考えていそうですが。
ミナトが上層部を一掃しようとしていますがミナトがトップになるじゃなくてスパナがトップになった方が良い気がする。ミナトは秩序も守るけれども人の心も大事にしたい、みたいな時が。サボニードルの花を見逃したり。
スパナならその辺きっちり割り切ってやれそう。40話でニジゴンが家出するきっかけとなったのもスパナの発言ですし。
最終的には宝太郎の夢を認める事にはなりそうですがどういった経緯でスパナが宝太郎の夢を認めるのか気になるところです。
鶴原錆丸
健一「偽りなき真にて げに真なり」
宝太郎「えっあれって・・・」
錆丸「金剛ラボラトリー。僕の育った場所だよ」
28話で
りんね「鶴原先輩はアイザックの修理がてら実家に帰省中です」とのセリフがありましたが金剛ラボラトリーがそうっぽいですね。
・・・蓮華の里帰り、というか星野回をやるならこっちをやっておいても良かったのでは?
とは言ってもグリオン様がここを襲撃する必要があるっぽいのでグリオン様封印直後の28話でこの話やるわけにはいかなかったとは思いますが。
蓮華「なあ、この絵。何が隠されてるのか気になれへん?きっとサビーの黒歴史が隠されてるんや」
りんね「ダメですよ先輩。人の黒歴史を勝手に・・・」
蓮華「ちょっとはやり返さんと腹の虫が治まれへん。いでよサビーの黒歴史!なんや?これ」
りんね「大砲の生えた・・・カメ?」
どうも今回のケミーは錆丸先輩の黒歴史を元に作ったっぽいですね。ラボラトリーにもやたら絵が飾ってありましたがあれは新種のケミーを作るプロジェクトの一環だったとか?まあケミー研究は中止になって長いので単に以前の研究の名残だった可能性はありそうですが。
しかし大砲の生えたカメとか・・・錆丸先輩はカメバズーカを見てケミーを生み出そうとした可能性が?1号2号が退場する必要があったとは言え序盤にしては無茶苦茶強い、というか厄介な敵だったし。カメバズーカって絶対ザリガーナより強いよ・・・。ダブルライダーならザリガーナ瞬殺できそうだし。
まあその辺のはなしはさておき。
「10年前に健一が錬成」「健一がAIなんかじゃなくこっちの研究に全力を注いでくれれば」というセリフ。そして錆丸先輩が黒歴史にしたい(でも捨てる事はできない?)という事はこのケミーを生み出す過程で鶴原兄弟に何かしらあって兄弟不仲になったっぽいですね。
錆丸先輩のアイデアを使って健一がケミー化。そのケミーが人の悪意(グリオン?)で暴走。錆丸が大けが。その後遺症で大きな声が出せなくなった。その負い目からケミーを封印。声の代わりとなるAIのアイザックを開発みたいな過去がありそう。
アトロポス
宝太郎「錬金術とAIをガッチャンコしたのか!」
健一「ああ。目指すのは究極のコミュニケーションツール。世界中のどんな人とも・・・ケミーとだって簡単に話せるようになる研究だ」
宝太郎「すごい!みんながケミーと話せるようになれば人とケミーが一緒に暮らせるようになる世界に一歩近づきますね」
健一「ああ」
錆丸「兄さんは所長たちとは違うアプローチで魂の錬成を試みてるんだ」
健一「おい、研究の邪魔だ。気が済んだらさっさと帰れ」
錆丸「うん・・・」
宝太郎「お兄さん、錆丸先輩には冷たいんだね」
錆丸「昔はそんなことなかったんだけどね」
健一はAI開発。真美はケミーの研究。
方向性は違えど魂の錬成がこの金剛ラボラトリーの目的っぽいですかね?
グリオン様はここの所属していたという事は・・・もしかしたらアトロポスはグリオン様が錬成した魂とか?
それなら特別扱いするのもわかるのですが・・・そうするとクロトーとラケシスの存在が気になります。
2人は悪意人形のお兄様たちと似たようなコンセプトで作られていそう。というかアトロポスだけが例外っぽく見えてしまう。アトロポスで魂の錬成に成功したのであればその次も魂の錬成をすればいいのにと思ってしまう。
前回グリオン様が復活した時に
グリオン「冥黒の檻の中で何度も夢に見た顔だ。その眼に金色の世界を映すまで私は消して滅びない」
と言っていましたがもしかしたらアトロポスは錬成に成功しかけたけれども結局消滅しそうになったとか?もしくは危険性が高いから他の職員(真美?)に消されそうになったとか。
なのでとりあえず人形にアトロポスの魂を移植。以降はアトロポスのためにエルドラドを目指している、みたいな話なのかもしれない。
次回この辺を明らかになってほしい、というか次回判明しないともう時間が無いのでそろそろアトロポスが特別扱いされている理由が判明してほしい。
金剛真美
真美「グリオン。あなたは生きているの?」
グリオン?「ああ。そうさ真美。お前に会うためによみがえった」
真美「やめて!私はここを守るの。絶対に・・・」
マルガム化する真美
↓
なぞのマルガム「あの人は私だけのもの!」「私が絶対に守り抜く・・・!」「壊し尽くして私だけのものにする・・・!」
このセリフを見る限り真美とグリオン様は何かしらあったっぽい。
ある時期まではいい仲だったんじゃないでしょうかね?同じ研究していたっぽいですし。
それが方向性の違いなのか。それともグリオンが人形だと発覚するか何かでトラブルがあったのか。
グリオン様が本気を出したらこの研究所事消えていそうですが・・・ああ、ダメだ。初期グリオン様はレベルナンバー10+生身の風雅にすら勝てない人。冥黒王が勝てないレインボーガッチャードを苦戦させるカメドーンが暴れたらグリオン様が勝てるわけがない・・・
という訳で過去にグリオン様はカメドーンに敗北。賢者の石の力を使えるようになった今、そのリベンジをしにくるといった展開になるんですね。
・・・なったらちょっと嫌なのでもう少し違う方向性でお願いします。
ガエリア
ガエリア「あなたが来ることは読んでいました」
ギギスト「ならばジェルマンが滅んだことも理解しているはず。なぜ我に石の力が戻らない?」
ガエリア「私の石も。星々は何も語りません」
グリオン「貴様らの求める賢者の石はここにある」
ガエリア「グリオン・・・なぜあなたが?」
ギギスト「まさか貴様!?」
ジェルマンが滅ぶ事は読んでいた。
グリオン様復活は読めなかった。
ガエリアはもう少し頑張ってほしい。もう戦闘面ではレインボーガッチャードに勝てない事はほぼ確定しているので。
ギギストもジェルマンも術に関しては最高峰であるのは間違いないんですよね。なのでガエリアも術に関してだけは頑張ってほしかったのですが失敗した模様。
逆に言えば術(占星術?)の最高峰でも読み切れなかった原因がある可能性が?その場合は原因がアトロポスになりそう。人形であることは間違いないっぽいですがその中でも特別っぽいので。特異点過ぎて読み切れなかった可能性がありそう。
もちろんガエリア自身が未熟な可能性はあるのですが・・・何かしらの要因があって失敗した、という事にしてほしいと思ってしまう。冥黒の王たちにラスボス候補の威厳をください。
グリオン
グリオン「わかるか?ギギスト。ジェルマンの体と私の魂をケミストリーさせたのだ」
ガエリア「あなたも冥黒の力に惹かれたというわけですか」
グリオン「ハハハハ・・・笑わせるなよ。私の理想は永遠の黄金郷エルドラド。力を追い求め人外に成り下がった貴様らには到底理解できんだろうが」
ギギスト「口を慎め人形風情が!」
グリオン「うっ!あっ・・・私は警告に来たのだ。いずれお前たちも私の人形にしてやる」
お前も蝋人形にしてやると言わんばかりのグリオン様。
ラボラトリーの件で色々ありそうではありますがグリオン様は人間の状態で自身の理想を叶えることにした模様。
・・・元々人形だったのでは?
もしかしたら元々自分が人形だという事を知ったからこそ、自分のためではなくアトロポスのために何かしら始めた可能性はありそうですが。
しかしこの口ぶりだと冥黒の王たちは元人間なんですかね?「人外に成り下がった」なので。
なんにせよ現時点ではグリオン様が一番ラスボスっぽい風格を漂わせているのでグリオン様は次の話できっちり過去を盛ってきっちりラスボスになってほしいと思います。
コメント