爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ19 アマノガワと天の道 感想

予想以上にカオスな回だった バクアゲ19 アマノガワと天の道 感想です。

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感想


カオス過ぎる・・・。

七夕に放送。
前回の次回予告で織姫と彦星が登場。
これは七夕メインの感動的な話だなあ、と予想していたら予想以上にカオスな方向に転がりまくった回でした。
まさか時事ネタの新札をカオスに絡めてくるとは。
ゼンカイジャーの七夕回ぐらいカオスだったよ・・・。

今回のカオスな点。
ハシリヤンにケンカを売ったせいで金欠の先斗
ブンブンカレーを食いまくる先斗
なぜかやたら目立つATMにお金を下ろしに行くお姉さん
お金の重さ=物理的な重さ
ATMグルマーのお札をしれっと調達する調達屋
まさかの大也特効の苦魔獣で大也がリタイア・・・する前に撤退
仲間の懐事情に詳しい情報屋
ATM構文を連発するATMグルマー
そして明らかになるビュンデーのへそくり
ラストは大也特効の攻撃を利用してのフィニッシュ

案の定先斗に対してキレまくっている射士郎は平常運転なのでおいといて。
未来を仲間と認めるのに10話以上かかった射士郎は終盤まで先斗に対してキレ散らかす事でしょう。
特に大也のポジションを奪いかねない行為については絶対に認めない。

射士郎はともかく七夕ほとんど関係ないカオスな回でした。
マリオカートに登場しそうなショートカットがあるアマノガワサーキットの話って別にあれアマノガワじゃなくてもいいしね。あそこにしかジャンプ台がないならともかく。
七夕ほとんど関係なかったよ。
まあそれでもお兄様が女装したゼンカイジャーの七夕回、というかコラボ回よりはカオスではなかったのかもしれない。

カオスな要素について書くときりがないので他の点について。
ATMグルマーの攻撃が特効だとわかった瞬間、家に戻る大也が印象的。
前回の話で
大也「そうだな。だから今の俺は聞こえた悲鳴は絶対に無視しない。誰よりも速く駆けつけて笑顔に変える。それがブンブンジャーだ」
とか言っていたのに・・・

とはいえそれだけ他の(金欠の)仲間を信用しているって事でもありますが。
マッドレックス戦で一人になっても戦い続けていたあの頃の大也とは違うという事ですよね。

他にもブンブンを認めまくりのビュンデーも熱い。
もうお金にならない始末屋やめて二人でレースに戻ろうよ・・・とは言え現状ではハシリヤンをどうにかしないといけないので先の話となりそうですが。

とにかく熱い展開はあったもののそれ以上にカオスな回だと思ってしまったバクアゲ19 アマノガワと天の道 感想でした。 


以下 7月12日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

範道大也


錠「じゃあとんでもないお金持ちの大也さんは・・・!」
玄蕃「そのせいでぺちゃんこにされるってことだねえ」
射士郎「大也。お前は安全な場所に自分を届けろ」
先斗「カレーの礼だ。この始末は請け負った」
大也「・・・わかった!」

珍しく撤退する大也。
届け屋の仕事で出遅れる事は多いけれども先に撤退するという事はほぼなかったはず。
逆に言えばそれだけ仲間を信用するようになったという事でもありそうですね。
しかしカレーの礼で仕事を請け負ってくれる先斗は優しい、というよりあまり金については拘ってはいない模様。初回無料とかしてくれてましたし。金に余裕のある(それ以外の理由もありましたが)大也に断られていましたが。

大也「友情の翼・・・ウイングブンブンジャーロボか!そうか・・・これなら!」
「バクアゲタイヤ!GO!GO!GO!」
射士郎「大也!何しに来た!?」
大也「ブンブン!やつの真上に!」
ブンブン「わかった!」

ATMグルマー「お金の重さ、思い知れ!」
ブンブン「うおお~・・・!」
ATMグルマー「お金の重さ・・・あ・・・あれ?あの とっても お金持ちですか?もしかして」
大也「受ければわかるさ。天空・全財産斬り!」
ブンドリオ「お金の重み、おっかねえーーっ!!」

撤退したとは言えそのまま引き下がる大也でもなかったのですが・・・これ外していたら全滅しかけてましたよね。先斗たちも動けなかったので。
まあ大也は悲鳴が聞こえる状態でただ見守ることができる性分ではないという事で。
しかしATMグルマーの攻撃は現金の量に比例するのだろうか。トレーニング用のマシーン買った錠はお金ない判定されていたし。大也に効果は大きかったですが大也の持っている資産の割にはそこまで効果があったとは思えない気もする。意外に大也は現金は保有していない?
ただ2話でごみ処理場を10億ぐらいで購入していた気もするので・・・ATMグルマーの攻撃には限度があるって事でしょうかね?

大也の短冊
「チームブンブンジャー BBGのバクアゲチャンピオンになる」

9話では
大也「その夢・・・惚れた!俺がその夢を届ける。俺が走って君はメカニック。君をもう一度ビッグバングランプリの舞台に届けてやる!約束だ」
こんなことを言っていた大也。
ブンブンを再度出場させるのが目標だと思っていましたが違っていた模様。というか9話でチームブンブンジャーが結成されたので目標を変えたのだろうか。
とはいえこれは七夕の短冊の願い。ブンブンに夢を届けるのは届け屋としてやりたいこと。この願いは大也自身がやり遂げたいことって解釈でよさそうですかね?

鳴田射士郎


大也「気分ブンブン・・・」
先斗「どきな!ブーン!バイオレット!」
未来・錠「割り込み禁止!」
先斗「気分ブンブン、ブン回せ!爆上戦隊ブンブンジャー!」
大也「ブンブンジャー!」
玄蕃・射士郎・未来・錠「ブンブンジャー!」
射士郎「お前どういうつもりだ!?」
先斗「ああ?」

ATMグルマーに必殺技を出す直前
射士郎「どけ。お前はあとだ」
先斗「ああっ!もうブルーくん・・・」

完全に先斗を邪魔物扱いしている射士郎。
まあ先斗と射士郎の相性が良いわけがない。そもそも射士郎って錠が真面目過ぎて怪しい、とか言っていたので射士郎が最初から信用する人間なんているわけない気もしますが。
しかしこの調子だといつ先斗を仲間と認めることか。射士郎と先斗回はあると思いますが一度じゃ認めない気がする。40話以降、もしくはラスボス撃破直前とかになりそう。

射士郎「お金の重さ・・・ミラ!確かバイト代が入ったばかりだったな」
未来「なんで・・・知ってるの・・・!?」
射士郎「そういうことか・・・大也。お前は下がれ。やつの札が張り付くと個人資産が重量に変換される」

なんで知ってるの・・・。
いつ調べたのだろうか。仕事忙しくてたまの水族館で癒されている射士郎が。というか水族館回で未来が水族館でバイトしている事を知らなかったのに・・・。
逆に言えば仲間と認めた人の情報は調べているのかもしれない。今回射士郎が個人情報について言及したのは錠と未来のみ。仲間ではない人間の情報はそこそこに、仲間となった人間の情報はきっちり調べているとか?
・・・いや、錠が信用ならないって錠をストーキングしていましたね。まあ今回はなんらかの方法でたまたま知っていたのでしょう。多分。

ATMグルマー「お金の重さ・・・思い知れぇ!」
射士郎「みんな錠の後ろに隠れろ!」
錠「えっ!?」
玄蕃・未来「オーライ!」
錠「ちょっ・・・!うわああーっ!」
射士郎「バクアゲブンブラックシールド!」
錠「えっ!?どわあーっ!ぐっ・・・!重・・・くない?」
ATMグルマー「なんで重くならない!?」
射士郎「フッ・・・錠は新しいトレーニングマシンを買ったばかりで金がない」
錠「いやだからなんで知ってるんですか!?」
射士郎「俺は情報屋。当然だ」

ひど・・・くない?
龍騎のガードベント(ガイ)を思わせる行動だったのですが・・・まあ無効化しているし錠も仲間を守りたいし。間違ってはいない・・・いや多分ダメな気がする。
せめて錠に説明してあげてほしい。とはいえ事前に説明すると札投げではなくコインを投げてきたと思うので間違ってはいない気がする。ただしヒーローとして正しいかは別。

射士郎の短冊
「個人情報につき極秘」

情報を漏らしたくないなら書かなければいいのに。しかも他の仲間が手書きなところを一人だけ印字したものを出しているし。
とはいえそれでもきっちり書くのが射士郎っぽいですが。個人情報は極秘ではあるものの、仲間との和は大切にする。それが射士郎。
まあ未来に書け!と強制されたから、という理由な気もしますが。

振騎玄蕃


ATMグルマー「ああっ!お金を粗末に扱った!」
錠「やっぱりお札だったんだ」
グルマネー札を懐にしまう玄蕃

しれっと札を調達する調達屋。
まあ普段からこうやってトランポリンとかマンホールを調達していざという時に出しているんでしょうね。翼は用意できなかったみたいですが・・・とはいえ玄蕃の服は四次元ポケットに違いない。

ブンドリオ・ブンデラス


ブンブン「BBG予選。アマノガワサーキット・・・トップは俺。2位にビュンディーがつけてた。サーキット最大で最後の難所天の川。ジャンプで超えるか安全な道を行くか二つに一つ・・・俺は・・・ビビッて安全な道を選んだんだ。だけど・・・どんな危険なルートでも恐れず勝利に突っ走る。それがビュン・ディーゼル・・・。俺は飛ぶことを恐れて・・・勝利を逃したんだ。かっこ悪いよな・・・あいつは何も悪くないのに勝手に引きずっちゃてさ俺」
大也「ブンブン・・・」

マリオカートのレインボーロードに見えてしまう。ビッグバングランプリはマリオカートみたいなものなのだろうか。とはいえジャンプ台があるコースは珍しいっぽいみたいですが。多分このコースは例外なんでしょう。
それはともかくちょっと気になることが。
ブンブンって事故でライセンスはく奪されたはずですがレース中ではなさそう?レース中は安全ルート選択するっぽしドライビングテクニックは申し分なさそう。レース外で運転中にレースの事が気になって集中力を欠いた結果、事故を起こしてしまったとか?
この辺は後々あると思われるブンブンとビュンデー回で明かされることになる・・・はず。明かしてくれるとうれしい。もう二人の仲は完全に修復されたっぽいのでもしかしたら二人の個人回はないのかもしれませんが。

ビュン「もう一度空から・・・私の翼を使えブンドリオ!」
ブンブン「えっ・・・!?無理だ。だって俺は・・・!」
ビュン「あの時とは違って今のお前には最高の仲間がいる。なのにまだ飛ぶのが怖いのか?」
大也「そうだブンブン!俺たちに行けない場所なんてない」
ブンブン「大也・・・!」
大也「初めての空をみんなで飛ぶ。最高のバクアゲじゃないか!」
射士郎「ああ」
未来「そうだよブンちゃん!」
錠「バクアゲです!」
玄蕃「だね」
先斗「フッ!」
ブンブン「みんな・・・!わかった!来いビュンディー!!」
ビュン「よし!マッハーウイング!」
ブンブン「受け取ったぜ!トウッ!爆上合体!ウイングブンブンジャーロボ!」
大也「よし!」

ビュンデーが「あの時とは違って~」と言ってしまうのが気になる。
今でも二人は良い仲間だと思うんですけどね。ピットインした時とか完全に信頼しきってましたし。
なんかビュンデーは冷めているというか独特な感性を持っているような気がする。自分のハンドルは自分で握る。他人のハンドル裁きには口出ししない、みたいな?9話以前の大也に近い気がするんですよね。
まあその辺はともかく昔より良い仲間に巡り合えたんだからお前も頑張れ、といった激励の言葉をかけていた、と解釈しておきます。

ATMグルマー「とっても見事な攻撃~!」
ビュン「当然だ。一度走ったコースは完璧に攻略し二度と誰にも抜かせない・・・それがブンドリオ・ブンデラス。私が認めた、ただ一人のライバル!」
ブンドリオ「ありがとうございます!」

もしくは昔は仲の良い仲間ではなく切磋琢磨するライバル関係だった。今の仲間はライバルではなく信頼のおけるチームメイト。みたいは話なのかもしれない。
なんにせよブンブンは今も昔も良い仲間関係を築けていたという事で間違いなさそうです。

焔先斗

大也「これからは困ったらいつでも来てくれ」
先斗「相変わらずの余裕だな。手なづけて俺からハシリヤンの内情でも聞き出そうって魂胆か?」
射士郎「大也がそんなつまらないことを考えるか」
先斗「どうだかな。こんな大豪邸に住むとんでもない金持ちだからってこの俺を簡単に乗りこなせると思うなよ」
射士郎「こいつ・・・!」
先斗「だが・・・このカレーは気に入った。ずっと食べたかった地球のカレーだ。まっ何か思い出したら教えてやるよ」
大也「ああ。それでいい。今日は七夕だ。願いがかなってよかった」

前回ハシリヤンにケンカを売ったのだから内情を教えてもいいのでは?
その辺は始末屋としての矜持だろうか?もしくは実は内情詳しくないけどとりあえず言ってみただけなのかもしれない。
しかし先斗は地球に未練はない、みたいな感じでしたが実は意外に未練残りまくりだったような気もする。まあ地球に居場所がない、と思って出て行った少年が時間経過したから戻ってくるか、みたいな感じで戻ってくるのは難しい気もしますが。

(先斗が皿を乱暴に置く)
先斗「うまかったぜ、ごちそうさん。ビュンディー帰るぜ」
ビュン「先斗?」
先斗「いいからいいから。ほらお前のカレーもあるぜ」
ビュン「オーライ!」
大也「ブンブン・・・」

意外に空気が読める先斗。
10年前は家族がいなくて友達一人だったのに。とはいえトラブル解決の始末屋を10年近く続ければ空気を察する能力は高くて当然なのかもしれないですが。
逆に言えば空気を読まない言動もできそうですね。というか初回登場時には全員にケンカを吹っかけていた先斗なので空気を読む能力にはたけているのでしょう。機嫌が悪いと空気を読んだ上でケンカをふっかけてきそう。

先斗の短冊
先斗「つぎはちきゅうのハンバーグがたべたい ほむらさきと」

そういえば10歳で地球から離れてそこから宇宙を飛び回ってましたね。漢字は苦手なのかもしれない。とはいえ自分の漢字は書けてほしいような気も。
しかし先斗はともかく焔は難しい気もする。
そもそも10年経過したら漢字を全て忘れていてもおかしくはない。さらにいえばひらがな、カタカナが書けるだけすごいのかもしれない。

ビュン・ディーゼル


子供「この前ニュースで見たでっかいのと似てる!」
ビュン「フッ・・・それが私だ。だがロボットではない」
先斗「俺の相棒でビュンディーっていうんだ」

ロボットじゃないのか。なんなんだろう。
というかビュンデーもブンブンも普通に巨大化していのですがあれはどういった原理で巨大化しているのだろうか。まあマッドレックスもギャーソリンで巨大化していたので宇宙人は巨大化できるんでしょう。地球人だって巨人化できる種族がいるような気がするし問題なし。多分。

先斗・ビュン「うまい!」
先斗「こいつはぶっちぎりにうまいぜ!」
ビュン「スパイスが複雑かつ絶妙なカオスを描いている!」
ブンブン「だろ!?フフ・・・!」

カオス好きなのはどちらかと言えば先斗よりビュンディーな気がしてきた。
まあ先斗も先斗で元々カオス好きっぽいですがそれ以上にカオス好きに見える。
しかし絶妙なカオスを描いているとかどんなスパイスなのだろうか。作品自体が絶妙な・・・いや、普通にカオスだった桃井タロウに点をつけてもらいたい。

先斗「うわあ・・・!一文無しの俺がどうして!?」
ビュン「私の・・・へそくりのせいだ・・・!」
先斗「はあっ!?初耳だあーっ!!」

へそくりを貯める始末屋ビュンディー。
意外に堅実な面があるのかもしれない。ただし一文無しで腹が減っている時でも使わない。それがビュンディー。
というかへそくりが地球のマネーではなかっただけな気もしますが。まあなんにせよへそくりのせいでピンチに陥っているのは間違いなくカオス。

細部調


調「職務の時にしか会えない私たちはまるで織姫と彦星のようですね・・・いつか一緒にお昼ご飯を・・・いけません。ISA職員ともあろう者が宇宙人と一緒にいるところなんて見られたら世の中がパニックに・・・」
子供たち「ロボットだー!」
ビュン「ロボットではない」
調「パニーーック!」

七夕って織姫と彦星が仕事しないから離されて一年に一度しか会えない、みたいは話じゃなかったでしたっけ?あまり詳しくないので詳細知らないですが。仕事の時にしか出会えないのはむしろ逆な気もする。
しかしこの導入だったら敵も味方も七夕関連の話になると思うじゃないですか。蓋を開けてみたら敵も味方もほぼ金の話しかしていなかったよ・・・。パニックにもなりますよね。

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