爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ21 炎の届け物 感想

大也が自分の夢を叶えようとしなかった理由が気になる バクアゲ21 炎の届け物 感想です。

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感想


大也の過去の謎が深まってしまった。
・・・なぜライオンなんだろう。

今回のラスト。
大也の子供の頃の夢は消防士。
前話の感想で大也は昔から人を助けたかったから消防士を目指していたのかなあと予想していたんですよ。

というのも18話で
先斗「なんでそんなこと知ってんだ!大体、子供同士じゃなんにもできねえんだよ!」
大也「そうだな。だから今の俺は聞こえた悲鳴は絶対に無視しない。誰よりも速く駆けつけて笑顔に変える。それがブンブンジャーだ」
先斗とこんなやり取りをしていたから。

昔から誰よりも速く人を助けたかったんだろうなあ。
だから消防士を目指したんだろうなあ、と思ったんですよ。

・・・なんかライオンに乗っている夢があるのですが。
子供の夢はたくさんあるとは言われていましたが・・・消防士とあまりにも関係なさすぎる。
まあ次回登場のロボがライオン型だからだとは思うのですがライオンと人助けは関係なさそうですね。

いや、もしかしてライオンに乗って人を助けに行けば渋滞を気にせず人を助けにいける・・・みたいな考えだったのかもしれない。
もしくはガオケンタウロスを見て俺もライオンに乗る!やる気満々だぜ!という勢いで夢として描いたのかもしれない。

まあその辺は次回明らかになる・・・多分ならない気もしますがそれ以上に気になるのが大也が夢を諦めた理由について。
諦めたのか。それとも他にやりたいことが出来たのか。

今回活躍した先斗や玄蕃はわかるんですよ。
先斗はそれどころじゃなかったから。始末屋は地球にはなかった居場所をくれただけで始末屋になりたいと願って始末屋になったわけではない。

玄蕃は10話で
玄蕃「私はね、調達屋として本気で何かに取り組む人間を補い、進歩させ、見届けるのが喜びなんだ。だが自分のことになると本気というのがよくわからなくてね」と話していたシーンが。
自分の事より他人の進歩を見届けることに喜びを見出したから。

この二人が夢を持っていない理由はわかるんですよ。
玄蕃は調達屋が夢だった可能性はありそうですがそれはさておき。

大也は消防士になる、ライオンに乗るという夢を持っていたはずなんですよね。
その夢を諦めて届け屋をやっているのかが気になってしまいます。
まあライオンはもうすでに金に物を言わせて乗ったからいいや、という過去があったのかもしれないですがそれはさておき。

東映公式HPの次回予告によると大也が先生と呼ぶ、大也の過去に大きくかかわっている内藤が出てくるので大也の過去が明らかになる可能性もありますが・・・ブンブンジャーの過去話はあっさり描写するので詳しくは説明されないかもしれない。

それでもやっぱり大也が自身の夢を叶えようとしなかった理由が判明してほしいと思ってしまう バクアゲ21 炎の届け物 感想でした。


以下 7月22日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

範道大也


ブンブン「エヘヘ・・・!おい大也!ちょっと聞きたいんだけどさ。大也の夢ってなんだ?」
大也「どうしたんだよ?急に」
ブンブン「いいからいいから!で、大也の夢は何?」
大也「知ってるだろ?ブンブンをビッグバングランプリの舞台へ送り届けることさ」
ブンブン「いや、それは嬉しいんだけどさ。他には?」
大也「え?ああ・・・」
ブンブン「早く!」
大也「うーん・・・そうだな・・・」
ブンブン「もう!あんだろ?あんだろ?隠すなよ!」
大也「別に隠しては・・・」

大也の自身の現在の夢は
「チームブンブンジャー BBGのバクアゲチャンピオンになる」ではないのだろうか。七夕回で短冊に書いていたし。
出場と優勝ではちょっと違うのですが大也自身はどう思っているのか。
それはともかく消防士やライオンに乗る、という子供の頃の夢は完全に忘れていたっぽいですね。ショウカブラスターを手にしたときに思い出していたっぽいですし。そんな夢もあったなあ、といったシーンに見えました。
感想の項目でも書きましたがなぜ夢を忘れてしまっていたのか気になります。大也の能力なら消防士になることはできそうですが。
とはいえ子供の頃の夢をいつまでも忘れない大人の方が少ないので・・・単に色々やりたいことがあった。その一つが消防士だった。といった感じで終わりそうな気もする。
次回内藤が出てくるので大也の過去にもう少し触れてくれると嬉しいのですが。今はなぜ両親を失って金持ちになったのか、とか大也の過去があまりわからないので。

ブンブン「ごめん!大也、俺・・・」
大也「ブンブン・・・ありがとう」
ブンブン「え・・・?」
大也「おかげで子供の頃の夢がかなったよ」
ブンブン「大也~っ・・・!うわあ!」

これが大人の余裕ってやつですね。18話で言っていた
大也「ここにいるじゃないか。余裕がないと聞こえるものも聞こえない。今の俺には聞こえるんだ」
という余裕のある大人な大也。
最初はブンブンがなぜ子供の頃の夢について話し出したかわからない。なぜ急に怒り出したのかもわからない。ただショウカブラスターを手にして色々ブンブンの気持ちが聞こえた。消防士になる夢は今は忘れていたけれどもブンブンが気にしていた事はわかった。
と、いった流れで「子供の頃の夢がかなったよ」と言えるのは大人すぎる。余計なことを言わずにブンブンと仲直りできる大人。さすがですね。

ブンレッド119


ブンブン「ハシリヤンが暴れてるのか!?そっか・・・みんな頑張ってるんだ。よーし!俺も自分にできることするぞ!俺は地球に来て大也と一緒にブンブンカーを作っていろんなことを学んだんだ!そうだ!今の俺ならできるはずだ!大也の夢をかなえることが!」

ビュン「ブンドリオ今だ!」
ブンブン「オーライ!大也、お前の夢を届けに来たぞ!」
「ズンズンショウカブラスター!」
ブンブン「俺の作ったズンズンショウカブラスターだ!大也!それを使って夢をかなえるんだ!」
大也「ズンズンショウカブラスター・・・!?よし!」

バクアゲというか・・・爆速過ぎる。
開発しようとしてから数時間も経っていないんじゃ・・・。クルマジックパワーもびっくりの超速開発。もう全員子供の頃の夢に沿った追加武装を作ってもらえばいいんじゃなかろうか。予算は問題なさそうだし。
それはともかく強化フォームが戦闘向きではないのはブンブンジャーらしいですね。元々ビッグバングランプリ用のものを戦闘に転用しているブンブンジャーなので納得ですが。
今回の敵は火系の敵だったので圧倒していましたが戦闘面ではそこまで圧倒的な活躍はできなさそう。とはいえ一人だけ強化しすぎるともうあいつだけでいいんじゃね?状態になるし。アバレマックスとか。
あくまで大也の子供の頃の夢の具現化という事でちょうどよい塩梅な気もします。

鳴田射士郎


錠「けど消防士だけじゃなくて他にもいろんな絵があるんですね」
未来「夢いっぱいって感じ」
射士郎「それが範道大也という男だ」

なぜ射士郎がどや顔でそれが大也、みたいなどや顔をするのだろうか。射士郎は大也のなんだというのだろうか・・・。
まあいつも通りではあるのですが。さすが大也にハンドルを任せている男。大也の事になると自分のこと以上に色々と言いたくなる模様。

阿久瀬錠


大也「俺はブーン!レッド!119!」
未来「大也の姿が変わった!?」
錠「かっこ良すぎる・・・!」

もう錠も追加装備作ってもらおう。
きっとゴーオンジャーっぽい装備を作ってもらえば軍平みたいに「かっこ良すぎる」とか言い出して変身してくれるに違いない。
前にゴーオンレッドに会っているし錠の子供の頃の夢はゴーオンジャーでした!みたいな感じで言って作ってもらおう。
年齢的にはありえなくもなさそうなのが怖い。とはいえブンブンジャーの世界ではゴーオンジャーがどう活躍していたのかは不明ですが。少なくともゴーオンレッドたちの事は知らなかったっぽいですし。

焔先斗


先斗「子供の頃の夢・・・か」
ブンブン「うん。そのスケッチ見つけて俺、大也のこと何も知らなかったんだなって思ったんだよね」
先斗「くっだらねえ」
ブンブン「くだらなくなんかない!大也は俺の親友だ!だからもっともっと知りたいし子供の頃の夢だって、かなえてやりたい!」
先斗「お前ら恵まれてんだな」
ブンブン「ん・・・?」

10年前に地球から飛び出した人の言葉は違いますね。ちょっと重い。
とは言えレーサーのトレカを集めていたので先斗もレース関連の夢はあったのかもしれない。
夢がないのではなく、あったけれどもそんな事を言っていられる状況じゃなかったよ、というのが「恵まれてんだな」というセリフになっていそうな気もする。

ビュン「しかしそれほど悩むことではなかろう。今のお前ならその夢をかなえることができるはずだブンドリオ」
ブンブン「俺が大也の夢を?」
ビュン「この星に来て何を学んだんだ?」
ブンブン「えっ・・・何をって一緒にブンブンカーを作ったり・・・そうか!そういうことか!やるぞぉぉー!!バクアゲだーっ!」
先斗「やれやれ。単純すぎてうらやましくなるぜ」
ビュン「本音だな先斗」
先斗「よせよ」

単純すぎるのがうらやましい・・・のではなくブンブンの夢を友達と語れる状況がうらやましいって事ですよね?
「これを簡単と言ってしまえる簡単な頭でうらやましい」みたいな発言じゃないですよね。いやこのセリフも本当に褒めているだけ(多分)なのですが。
とはいえ本当に単純に物事を考えられて羨ましいとも思っていそうですが。先斗はそれだけ複雑な人生送ってきたっぽいですし。
とはいえ現在は自分を理解してくれる良いパートナーがいるようなので先斗も先斗で良い状況だとは思いますが。

振騎玄蕃


錠「ハシリヤンと言われても何をどう調べれば・・・」
玄蕃「お困りのようだねえ」
錠「玄蕃さん!」
玄蕃「チッチッチッ!今の私は・・・アメ玉探偵」
錠「え・・・?けど玄蕃さんですよね?」
玄蕃「アメ玉探偵だよ」
錠「あっ・・・はい」
玄蕃「いいかい?阿久瀬巡査。操作の基本。それは現場百回さ」
錠「現場百回!玄蕃さんだけに!?」
玄蕃「そういうこと。じゃあ行こうか」
錠「はい!」

ものすごい唐突に出てきたアメ玉探偵。
いや、玄蕃は1話からアメ玉を加えていたのでそこまで唐突ではないはず。トッキュウジャーのけん玉探偵は本当に唐突だった。
それはともかくここの会話はちょっとシュール。
錠の「あっ・・・はい」とか。ニンジャスレイヤーっぽく聞こえてしまう。
「他にも玄蕃さんだけに!?」とか結構シュール。突っ込み役がいないとこうなってしまうのか。ブンブンジャーは突っ込み役が足りない。

玄蕃「私の推理どおりだねえ。かげがえのない仲間がいればどんな夢でもいつかきっとかなう」

そのかけがえのない仲間はどこで調達してくれますか?
かけがえのない仲間を作るのは簡単な夢より大変な気がするのですが・・・まあそれはともかく。大きな夢を叶えたければかけがえのない仲間を作りましょう、という事ですよね。きっと。

サンシーター


サンシーター「消防署のほうから来ました」
女性「消防署?」
デコトラーデ「ただ今、防災週間で各ご家庭に無料で消火器をお配りしております」

昔は消防署の方から来ました、という詐欺事件がありましたが最近もあるのだろうか。
とはいえ消火器を配ると見せかけて放火器を配るのは今も昔もなかったはず。なかなか悪役ムーブをしているじゃないですかサンシーター。
最近はきっちり悪役していることが多いのでサンシーターは改心せずに普通に倒されて終わり、という展開もあるような気がしてきた。

ショウカキグルマー


ショウカキグルマー「まずはブラックが黒焦げですね!お次は5人まとめていきまショウカ!カジバーン!」
玄蕃「すさまじい温度だねえ・・・」
射士郎「これ以上はブンブンスーツが・・・!」
デコトラーデ「ウホホホ~!もしかしてもしかすると!」
イターシャ「今日こそは勝てちゃうかもー!?」

世界で一番真っ白なブラックが世界で一番真っ黒に・・・。
それはともかくこいつ地味に今まで一番強い苦魔獣では?とはいえ先斗がいない状態で戦っていたので6人全員そろっていれば普通に勝てていた可能性はありそうですが。先斗ならカジバーン避けて接近できそうですしね。
とはいえそこそこ強い苦魔獣であったのは間違いないと思います。
・・・ただ消火器モチーフの敵が炎をまき散らすってのはどうなのかな、と思ってしまいますが。自分のアイデンティティを見失っているような気もする。

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