仮面ライダーガッチャード  第47話 大激突!宝太郎VSスパナ 感想

スパナー!と叫んでしまいそうな 第47話 大激突!宝太郎VSスパナ 感想です。

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感想


だって・・・新フォーム無いのがほぼ確定じゃないですか。
来週はマジェード新フォーム登場するのにスパナにはなし・・・これが3号ライダーに対する仕打ちなのか。
出番超少ないわりに強化フォームもらったカグヤ様以下の扱いじゃないですか・・・。
もしかしたらレジェンダリーレジェンドのせいでスパナ強化フォームの予算が削られただけかもしれないですが。あれはゴージャス過ぎた。

いや、もしかしたら破損したドライバーを黒い炎の力を使って再錬成するかもしれない。
最終決戦にはカッコイイスパナの新フォームが・・・登場してほしいですが3号ライダーにほぼ最終決戦仕様のフォームがもらえるかどうかは怪しい。
グリスブリザードみたいな扱いならワンチャン?

まあ恐らく登場しない新フォームについて語るのはやめておきます。
今回明らかになったスパナの真意について。

・・・うーん、ちょっと微妙。
やりたいことはわかるんですよ。
仮面ライダーに変身できず憤っていた時期もあるスパナ。
対して宝太郎は順調に強化をフォームもらい、さらには自由な宝太郎のだけの錬金術も手に入れた。
そりゃ宝太郎に嫉妬もしますよ、という話なのですが・・・町中が混乱して人々が危険に晒されている中でやる話かと言われたら微妙な感じがしてしまう。
少なくともその辺の分別はついているキャラだと思ったんですが。なにせ今回のは完全に賭けな訳ですし。
宝太郎が冥黒王に勝てないならわからないでもないんですよ。101体束ねてやるしか方法はないね、という展開ならわからないでもない。

ただ宝太郎はすでにジェルマンを撃破済み。
ガエリアもまともに戦えれば勝てそうな相手なんですよね。前回の話で攻撃が読まれてはいましたが、恐らく勝てない敵ではない。
その状況で一人で成功するかもわからない全ケミー錬成して敵を倒そうとするのは・・・ちょっと理解しがたい。

とはいえスパナはそういったキャラだったという事ですよね。なんだかんだいって自分の手で世界の平和を守りたい、両親のように戦いたかった人間なんでしょう。
大人びたキャラだと思っていましたが、変身したことによって仮面をかぶっていたのかもしれない。
ただ最終的には宝太郎と再度一緒に戦ってくれるはず。その時のスパナの活躍を期待しています。

話かわってりんねについて。
先週の話で匂わせてはいましたがやはりアトロポスはりんねの因子を持ったホムンクルスとのこと。
これまでりんねに執着してきたのは自身と同じものを感じ取ったからなんでしょうね。
ああ、こいつ周囲に人はいるけど信頼してない、されてないボッチだと内なる因子で察していたのでしょう。なにせ同類というかほぼ同一人物なので。だから唯一無二の友達になろうとしていたと思われます。

その辺の話は長くなるので後にして。
次回は・・・アトロポス消滅する可能性が?
ガエリアの仕込みを逆に利用してりんねの中に因子が集まって・・・みたいな展開になるのか。
それとも自分に秘められた事実を知り、それでもアトロポスを助けようとして覚醒するのか。

ただ流れ的にはガエリアが新フォームに倒されて消滅。グリオン様が吸収してラスボスになりそうな気もするので・・・アトロポスが消滅しそうな気もする。その方がグリオン様暴走してラスボスっぽくなりそうだし。

なんにせよ次回の展開、そしてスパナの行く末が気になる 第47話 大激突!宝太郎VSスパナ 感想でした。


以下 8月7日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

映画のネタバレあります。ネタバレ注意。

一ノ瀬宝太郎


スパナ「いきなり殴りかかるとはいい度胸だ。フンッ!」
宝太郎「うわっ!どうして何もかも一人で背負おうとするんだよ!それがかっこいいとでも思ってるのかよ!?」
スパナ「違う!俺は一人じゃない。父さんと母さんが俺を守って死 んだように 俺も仲間を・・・人々を守って死 ぬ!」
宝太郎「こんなやり方 俺のガッチャとは違う!俺たちが力を合わせればきっと何かも うまくいく。だから一人で犠牲にさせたりしない!」
スパナ「お前のそういうところが嫌いなんだよ!浮ついた理想ばかり語り一方的に押しつける。何がガッチャだ。何かを捨てなければ何かを選ぶことなんてできない!」
宝太郎「俺は仲間を捨てたりしない!」
スパナ「これ以上の言葉は無用だ。そうだろ?」
宝太郎「ああ・・・」
2人「変身!」

スパナはデイブレイクの世界の事を知らない?
未来に行っていないのは確実。その後で情報共有をしたかと言えば・・・多分していない気がする。
絵本の内容は変化していますがその辺の事情を詳しく説明していないと思うんですよね。ほぼ全ての物を失ったデイブレイクがなんとか選び取れた未来なので。
その辺は映画のネタバレになるので置いといて。
デイブレイクの事情を知っている宝太郎は誰も犠牲にしたくないし捨てたりはしない。対してスパナから見れば宝太郎は自分のやりたいことだけをやって、誰かを失う事もなく自分の夢をつかもうとしている状態。
嫉妬するのもわからないでもないのですが・・・この状況で言い出す事ではないでしょう。少なくとも冥黒王を倒してからやってほしいと思ってしまう。
これも全て冥黒王が悪い。完全体になってもシャイニングデイブレイク単体で倒せる事は確定。分割されている今ならレインボーでも問題なく倒せる。この終盤に入ってもライダーバトルやってる余裕があるのは全て冥黒王が弱いから。もう少し頑張ってほしい。

一ノ瀬珠美


宝太郎「大丈夫だった?ごめん。俺のせいで店に迷惑かけて・・・」
珠美「宝太郎。前に言ってくれたよね。部活が楽しいって」
宝太郎「えっ・・・うん。っていうか・・・ごめん。俺ウソついてた。ホントは部活じゃなくて・・・」
珠美「母さん嬉しかった。やっと宝太郎に夢中になれることが見つかったんだって。母さんにとってはこのお店が夢中になれること。だからいつもの配達はやめたくないの。あとでちゃんと話してね」
宝太郎「わかった」
珠美「行ってくる」

あとでちゃんと話してくれれば許してくれるお母さん優しい。
・・・許すとは書いてなかった。「ちゃんと話してね」だった。とは言え許してはくれそうですが。自分も過去に色々やっていそうなお母さんだし。
それはともかくこんな状況で家族を置いて自分のガッチャを優先している宝太郎の父に対してはちゃんと話しても許してくれそうにない気はしますが。なんとなく。結局宝太郎の父親は最後まで登場しないのだろうか。

黒鋼スパナ


スパナ「さあ・・・ケミーを渡してもらおうか」
宝太郎「待ってよスパナ!ケミーを廃棄するってどういうこと!?」
スパナ「決まっているだろ。この世から完全に消去し二度と再錬成できなくするということだ」
宝太郎「そんな・・・!」
ミナト「少なくとも今はまだその時ではない。冷静になれ!」
スパナ「こうしている間にも力を求める者たちは俺たちを捜し関係のない人々が巻き込まれている。話し合ってる時間はない」
スパナに味方する錬金術師たちが宝太郎たちに錬金術を仕掛ける
スパナ「言ったはずだ。手段は選ばないと」

話し合っている時間はない。
だったらなおさら宝太郎が全力を出せるようにしてほしいのですが。
その辺を理解していないスパナではないと思うのでやっぱり今回のスパナの独断はわがままにしか思えない。
しかしそう考えると44話で
宝太郎「そんな・・・人とケミーの共存に反対したり最近のスパナは冷たいよ」
と言われていたのは本当に冷たくしてただけなんですね。
宝太郎のガッチャを心配していたのではなく完全に嫉妬していた模様。

ラケシス「誰か・・・スパナを止めて!」
りんね「ラケシス!」
ラケシス「スパナは全てのケミーを取り込んだ101重錬成を行い一人で冥黒王を倒すつもりですわ」
蓮華「ウソやろ・・・全てのケミーを!?」
アイザック「101重錬成なんて聞いたことねえぞ!」
ミナト「鏡花。スパナの黒い炎は?」
鏡花「ああ・・・限られた者だけが扱える闇の錬金術。ケミーの多重錬成をも可能にする冥黒王ギギストと同じ力だ」
ミナト「だが人体に耐えられるわけがない」
ラケシス「スパナは自分を犠牲にするつもりですわ。冥黒王を倒して最後はケミーと共に・・・」
鏡花「仮面ライダーもケミーもいない平和な世界。それを実現するために・・・?そんな・・・あまりに身勝手だ!」

今まで冥黒の三姉妹とスパナが多重錬成を行っていましたがそれは黒い炎の力によるものだった模様。他の味方側のキャラが使わなかった理由はわかりましたが、それは序盤で触れておいてほしかった。超A級クラスなら使えるものだとばかり・・・。まあミナト先生も風雅も使ってなかったので伏線と言えば伏線っぽいですが。
しかしこの作戦。不確定要素が多いですよね。そもそも3重錬成ですらかなり負担がかかるはず。ギギストでも6重錬成?
それをいきなり101体全て多重錬成して敵を倒すぜ!とか言われてもねえ・・・。「人体に耐えられるわけがない」
101体を多重錬成すれば勝てそうなのは確かですが別に宝太郎の力でも勝てる事は証明されている状態なので・・・やっぱりすべては冥黒王が弱いことが悪い。

宝太郎「これでも俺の力がわからないか!?スパナ!」
スパナ「お前は強い!そんなこと とっくにわかっている!」
宝太郎「だったら信じてくれ!俺は欲張りだから大切なものは全部守りたいんだ!」
回想 幼いスパナ「父さん 母さん。俺は超A級錬金術師になって世界中の人を守るんだ。人だけじゃない。犬も猫もダンゴムシも生きているもの全部が幸せな世の中を錬成するんだ」
スパナ「あっ・・・」
宝太郎「人もケミーもみんなが笑ってる世界。スパナ!その中にはお前もいる!それが俺のガッチャなんだ!!」
スパナ「ガキが・・・笑えないんだよ!」

犬も猫も・・・と同列にダンゴムシを挙げるあたりスパナのガッチャの本気具合が分かる。この並びでダンゴムシを挙げられるやつはそうはいない。
それはともかくスパナ自身はこのガッチャ諦めたはず。そもそも両親失ってますし他の生命すべてを幸せにすることが出来ない事もわかっているはず。
しかし宝太郎はその夢を叶えようとしているんですよね。自分が子供だったからこそ言えた「生きているもの全部が幸せな世界を錬成する」というガッチャ。
ガキの夢想だったかつての自分のガッチャを叶える寸前まで来ている人を見てしまったら・・・そりゃ「笑えないんだよ」という気持ちはわからないでもない。

必殺技を撃ちあいスパナのドライバーが破損する
宝太郎「俺の・・・勝ちだ。一緒に帰ろう」
スパナ「俺たちの道は交わらない。だから・・・お前はお前の道を行け」

という事で今回の件は完全に宝太郎に嫉妬したスパナの本心が現れた回だったと思うのですが本当に道は交わらないのか。
さすがにこのままフェードアウトする事はないと思うのですが・・・スパナ自身がこの状態だと本当に交わらない気もしてくる。
ドライバーの破損は再錬成、もしくは仮面ライダーではないヴァルバラドがある事でどうにでもなると思うのですが・・・スパナがここから「変身」するのか気になるところです。

アトロポス


アトロポス「僕をどうするつもり?」
ガエリア「ウフッかわいい人形。あなたはまだ自分の可能性に気づいていない。あなたたち人形にはモデルとなった人間がいます。これから行う儀式により そのモデルの力をあなたに全て注ぎ込みましょう。そうすればモデルとなった人間は死 に、あなたは究極の人工生命体となる。私のためにさぞ働いてくれるでしょうね」
アトロポス「僕の・・・モデル?」
ガエリア「そう。それは・・・九堂りんね」

前回の描写で伏線は張ってありましたが、やはりアトロポスはりんねの因子を持っていた模様。これは初期設定なんですかね?
初期の話でアトロポスがりんねの事を一方的に知っている風な会話が多々あったんですよね。その時はりんねの記憶が操作されていてアトロポスの事を忘れているだけだと予想していたのですが・・・もしかしたら本当に二人は初対面だったのかもしれない。
アトロポスは何かしらの原因でりんねの記憶が戻っていたんじゃないですかね?そしてその記憶からりんねの事を色々知っていたと思い込んでいたとか。
アトロポス自身は自身がりんねの因子を持っている事を初めて知った様子なので自身のモデルは誰か知らなかったはず。ただなぜかりんねの事をよく知っていた。自身の記憶とりんねの記憶が混同してしまった結果が初期のアトロポスの行動ではないかと思われます。
なんにせよ二人は似た者同士・・・というかほぼ同一人物なのですが次回どうなる事か。マジェードの新フォームってアトロポスが融合したようなフォルムをしているんですよね。やっぱりアトロポスの方が吸収されてしまう結果になってしまうのだろうか。その場合はグリオン様が完全に暴走すると思われますが・・・果たしてどうなる事か。

ガエリア


ガエリア「何人たりとも星の告げる未来からは逃げられません」

その割にアトロポスがグリオン様を復活させる未来が見えなかったようですが。
もしかしたらその件でりんねとアトロポスの関係に気づいたとか?アトロポスの行動だけは見通せない。じゃあアトロポスを調べてみよう。調べてみたらりんねと同一の因子を持っていた。そのせいで未来が予測できなかったとか?
その辺は不明ですがこれだけは言える。ガエリアは次週退場。マジェード新フォームに敗北するのか。それともアトロポスを失い(これは確定ではないですが)暴走するグリオン様にやられるのか。
もしくは最近「なぜ見てるんです!」状態が続くギギストにやられるのか。なんにせよガエリアは自身が退場する未来からは逃げられない。

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