バクアゲ６の 玄蕃「マッドレックス・・・」は伏線だった バクアゲ26 宇宙の秘密 感想です。
感想
総集編のはずなのに内容が濃い。
下手したらいつもの回より伏線が多いような気もする。
今まで謎に謎を重ねてきた玄蕃ですが、ようやく謎が明らかになりそうな展開。
新登場の幹部・ディスレースにいきなり斬りかかる玄蕃。
東映公式HPに”人間離れした跳躍を見せ・・・”と書かれてしまっているのですが・・・もしかしたら宇宙人の可能性が？
それもハシリヤンと深く関わる宇宙人の可能性。
思い返してみればマッドレックスが初登場したバクアゲ6。
マッドレックスの去り際に玄蕃は「マッドレックス・・・」と意味深なつぶやきをしていました。
マッドレックス、というかハシリヤン内ではサンシーターたちが一番最初に地球にたどり着いたのはほぼ確実。
もしかしたらISA経由で先に他の幹部が侵入している可能性はありますがそれはさておき。マッドレックスはバクアゲ6で地球に初めてきたはず。
そのマッドレックスを玄蕃が知っていたという事は、以前からマッドレックス含めたハシリヤンを知っていたのは確定ですよね。
という事はやっぱり玄蕃は宇宙人でハシリヤンに星を滅ぼされた生き残りとか？
ただフラッシュマンのように地球から攫われ、色々あって超能力を身に着けた地球人、という可能性も捨てきれない。
この辺の話は次回明かされるようですが気になってしまう。
他にもISAに内藤が絡んでいる事がほぼ確定。
ISA上層部の常槍が内藤と関係があるのもほぼ確定。
常槍「そのこだわりが彼(大也)を傷つけることになるかもな」とのことですが・・・内藤も一筋縄ではいかないキャラの模様。
もしかしたら大也が内藤と対立する場面がある可能性が？
そしてディスレース。
大也が届けたものをあっさりと奪うディスレース。
内藤が依頼し、大也が届けたものだけをピンポイントで、しかも戦闘した描写がなく持っていた事から考えると・・・ディスレースはISAと内藤と内通している可能性が非常に高い。
もちろんディスレースが特殊能力満載で色々と都合の良い能力を持っている可能性もありますがそれは低そう。
さらに言えばディスレースが地球に来た描写がないんですよね。キャノンボーグやマッドレックスの時はISAが検知していたのに。
既に潜入していたか。もしくはISAが侵入した情報・痕跡を隠蔽したか。
なんにせよディスレースはISAと深く関与している可能性が高い。
さらに言えばマッドレックス。
前回に引き続き今回も言及されるという事は・・・やっぱり再登場するのだろうか。
ただし彼は爆発四散したことは間違いない。
登場するにしてもそれなりの理由がほしいところ。
もしかしたらヤルちゃんの謎の巨大化現象が関わっているのか・・・どうかは不明。ヤルちゃんは未だに完全に謎な存在なので。
と、色々と気になる事はいくつあったのですがその中でも一番気になるのがトイレグルマーに対する射士郎の狼狽えっぷり。
いやさ・・・トイレグルマーは劇場版でユーズド苦魔獣として登場しているじゃないですか。あの時あっさり、OP代わりに倒しているじゃないですか。何を今さらそんなに狼狽えているのだろうか。
もしかしたら劇場版の時から何か射士郎が秘密にしている事が増えたのかもしれない。
なにせ東映公式ＨＰによると劇場版にも伏線が二つあると事なので。
一つは姫に渡したブンブンチェンジャー（もしくはアックス）？
だとすればもう一つは・・・やっぱり射士郎ですよね。
今回大也を庇って射士郎が水を被ったような気がしますがそれは知らない。覚えてない。きっと射士郎には伏線が満載なんだ・・・
という事で色々気になるけれどもこれからが楽しみになってくる バクアゲ26 宇宙の秘密 感想でした。
余談
ビュンとブンブンは巨大化できる宇宙人なのね。
ギャーソリンもなしに。カロリー消費してはいるようですが。
・・・もしかしたらボーゾック的な存在なのかもしれない。カレーを食うと巨大化。ボーゾックは芋長の芋羊羹限定でしたが。
以下 8月29日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
範道大也
大也「本音が出るくらい別にいいだろ」
射士郎「いやよくない！」
未来「ちょっと見てみたいかも！」
射士郎「えっ？」
未来「きっと・・・こんなだよ！」
大也「イエーーイ!!地球もBBGも俺がバクアゲだあーっ！バクアゲ！バクアゲ！バクアゲ！」
射士郎「いやいや んなわけあるか！」
大也は水を被ってもあまり変化がない気がする。
本音を隠している訳じゃないと思うんですよね。
射士郎曰く「大也は言葉が足りないからな・・・」なので。
伝えるべき事は伝えてるつもりなんですよ。言葉が足りないからたまにすれ違う事があるだけで。先斗の説得（先斗曰く説教らしいですが）を見ても本音を隠しているわけではないはず。多分。
とはいえ未来が予想した大也の姿も面白そうなので最終回で最高にバクアガってこんなリアクションをしてほしいと思ってしまう。
調「範道大也は悲鳴が聞こえたら届け仕事の真っ最中であろうと駆けつけ事件を解決します。その上で必ず目的地へ届け物を届けるのです。それが彼の誇りであり生き方ともいえます」
常槍「そのこだわりが彼を傷つけることになるかもな」
調「どういう意味でしょうか？」
常槍「興味深い人物だということだ。下がってよろしい」
興味深い会話。
「そのこだわり」とは何を指すのか。
悲鳴が聞こえたら駆けつけて解決する事なのか。
必ず届け物を届ける事なのか。
恐らく両方、事件を解決しつつ依頼を完遂する事だとは思うのですがそれがなぜ大也を傷つけることになるのか。そしてそれがなぜ興味深いのか。
とはいえ「彼を傷つけることになる」のはどちらかを選択しなくてはいけない事件が発生する可能性が高い、という事なのでしょう。
「興味深い」は単にこれ以上調の追求をはぐらかす意味合いで言った可能性がありますが・・・もしかしたら常槍も大也がなぜそういったこだわりを持つに至ったかについて興味がある、という可能性もありそう。
今回の話を見る限り常槍はハシリヤンと繋がっている可能性は高そうですが完全な敵役じゃない気がするんですよね。根拠はなし。
この人もキングオージャーのラクレスみたいにハシリヤンに協力するふりをしつつ倒す機会を伺っている。ような気がする。これも根拠なし。
なにせ相手は星を丸ごと花火にできるボーゾックのような・・・そう書くと弱そうですがやろうと思えば地球全てを破壊できる相手。ハシリヤンの危険性を一番認識しているのはISAなので現時点では従うふりをしている可能性があると予想しておきます。
鳴田射士郎
射士郎「あいつは・・・まさか復活するとは・・・」
大也「どうした？」
射士郎「いや・・・なんでもない」
映画でユーズド苦魔獣のトイレグルマーを倒していたのに。
というのは感想で書いたのでもう少し深く突っ込みを。
もしかしたら映画でも同じ事を思っていた可能性が？あいつ2回倒したのにまた復活しやがったよ、とか思っているのかもしれない。
映画の時はOPがBGM代わりに流れていたので万が一水を被ってもなんとか勢いでごまかせるんじゃ、みたいな感じで戦っていたのかもしれない。もしくは単に気が付かなかっただけの可能性が。ヒカキンに会えて浮かれていたし。
またはヒカキンに会えて気分バクアゲしているから水被ってもなんとかなるだろう、と思っていた可能性が？
射士郎「あっ・・・！大也！大丈夫か!?」
大也「心配するな。こいつは防水仕様だ」
「119！」
射士郎「はあ・・・さすがだな大也」
大也「シャーシロもいつもどおりじゃないか」
射士郎「えっ？えっ？あっ・・・」
イターシャ「あれ普通の水かぶってるだけじゃない？」
ヤルカー「それでずっと流してやるって言ってただけカー」
デコトラーデ「リミテッドの売りはスッポン機能だけかい！」
射士郎「ああ・・・紛らわしい・・・」
なんにせよ水の件は杞憂だったという事で。
しかしそうするとこのトイレグルマーリミテッド。単に普通の水を相手にかけていただけなのだろうか。
それはそれで斬新な攻撃方法な気がします。特に特殊能力がない水をかける怪人はトイレグルマーだけ・・・ではないと思いますがある意味ではかなり特殊な怪人ですね。
それはそうと自分より真っ先に大也を心配する射士郎は本当に大也を大事にしていますね。
・・・もしかしたら射士郎だけが知っている大也の本音が隠れているのかもしれないですが。
振騎玄蕃
調「ブンオレンジ。振騎玄蕃は謎の多い人物です。神出鬼没の調達屋を名乗っています」
報告書 調査開始日時 2024年4月14日
略歴 ブンブンジャーの「調達屋」。略歴は不明。
免許 不明
調「ブンブンジャーが必要な時に必要なものをいつも どこからか調達してきます。しかし・・・」
常槍「経歴や素性は一切不明ということだったな」
調「はい」
次回予告きっちり見ると敵のロボ？がどこかの星を制圧している風な場面があるんですよね。やっぱりハシリヤンに星を滅ぼされた人なのだろうか。
車戦隊で敵に故郷を滅ぼされた宇宙人。つまりダップですね。必要物品はクルマジックパワーで調達していた可能性が？
まあさすがにそれはないとは思いますがもしかしたら玄蕃の調達能力は何かしらの特殊能力だった可能性があるとか？
トランポリンを取り出したあたりで玄蕃の能力について考えるのはやめたのですが、もしかしたらマジで彼自身の固有能力で取り出していた可能性がある・・・のかもしれない。
焔先斗
先斗「宇宙じゃ本音と建前 使い分けるようなやつは生きていけねえよ！俺はいつも本気の本音。何一つ隠しゃしねえ！」
いや、本音を隠しまくりだったじゃないですか。
カケルに会わずに地球を去ろうとしていたし。
とは言えあれはカケルに合わせる顔が無いとも思っていたので会いたい、会いたくないで揺れていた可能性はありそうですが。
恐らく強制的に引き合わされなければ会わずに帰っていたはず。
・・・やっぱり隠し事はないのかもしれない。とはいえ若干素直じゃないところはあるとは思いますが。
ブンドリオ・ブンデラス
常槍「あれはただの巨大ロボットではないのか？」
調「とんでもない！これをご覧ください！彼は巨大化もできる宇宙人なのです。範道大也と共に宇宙のビッグバングランプリというレース出場を夢に抱きながら地球のためにブンブンカーと合体してハシリヤンと戦いさらには最高のカレーを作る真のヒーローなのです！」
感想の方で書きましたが巨大化できる宇宙人って怖くね？
苦魔獣はともかくマッドレックスやキャノンボーグもギャーソリンがなければ巨大化できないのに。ブンブンカーがなくとも巨大化していない苦魔獣ぐらいなら踏みつぶす事が出来る気がする。まあそれをやらないのが真のヒーローですが。
とにかくブンブンとビュン以外、例のない巨大化できる宇宙人はその存在が怖いと思います。
内藤
先斗「内藤？誰？それ」
ビュン「内藤雷汰。世界的なテクノロジー開発企業。Lightning Tech.の代表だな。範道大也の先生だとか？」
ブンブン「いやあ学校の先生とかじゃなくて 大也がこれだけの資産を作るのにいろいろ教えてくれた人なんだ。中学の時に会ったんだってさ」
先斗「へえ～暇なやつもいたもんだ」
今回の流れだと後で大也と対立することになるのだろうか。
とは言え気になる点が何点か。
まず今回、ISA本部にいた内藤について。あのシーンからすると本部長の執務室に向かったように見えますが実際に入ったシーンはないんですよね。単にISAに他の用事があっただけなのかもしれない＝内藤と常槍は知り合いではない可能性が。だとすると内藤がISAやハシリヤンと通じているとは断言できないですよね。感想の方で繋がっている可能性高いと書いてしまいましたが。
他は内藤はブンレッドが大也だと知らなかったこと。内藤が常槍やハシリヤンと繋がっているすればブンレッドが大也だと最初から知っていてもおかしくはないはず。しかし内藤は大也に依頼をした後、大也の正体に気が付いた模様（バクアゲ11）。単に知らされていなかった可能性もありますが。
もう一点。内藤が敵であると仮定するとわざわざ大也に物品を届けさせた理由がわからない。大也にディスレースの存在を知らせるために届け物を依頼した可能性が？
とはいえディスレースはハシリヤン。何も考えずにとりあえず顔だししてきた可能性がないとは言えない。なにせハシリヤンだし。
色々と気になる点は多いですが今回の話は興味深い内容が多かったと思います。
ISA
調「以上で定期報告を終わります」
常槍鋭一郎「ご苦労だった」
調「常槍本部長に一点確認したいことが」
常槍「聞こう」
調「キャノンボーグの居場所を教えてくれたのは本部長です。この情報どちらの筋からなのでしょうか？」
常槍「私しか知らないルートだ。君が知る必要はない」
ISAとハシリヤンが内通している可能性が。
となると今回の話はISAがハシリヤンに内藤の依頼品を横流しをした、という事？
もちろん直接渡すと問題が発生するのでISAが物品の場所を教え、ディスレースが奪う形を取った、という事になりそう。
ただその場合は大也に届け屋をさせる理由がないんですよね。適当な届け屋に依頼してその途中で奪えばいいだけの話なので。この辺は色々と思惑が渦巻いていそう・・・なのですが内藤の項目でも書いた通りディスレースが何も考えずに動いて色々しくじった可能性もあるのでなんとも言えない。ハシリヤンはなにかやらかしてもあいつらハシリヤンだからな、で済んでしまうので予想しづらい。
なんにせよISAとハシリヤンが内通している可能性は高い気がします。ただしISAが完全な敵とも言い難い描写も。今回は色々と気になってしまう。
サンシーター
イターシャ「はあ～わたくしめの嫌味も懐かしいわねえ」
デコトラーデ「ああ・・・？いやいや あいつは思い出したくねえ」
やっぱりマッドレックスと違ってお供え物してもらえなかったキャノンボーグ。可哀そう・・・とは言え自業自得ですが。
今回の回想見る限りサンシーターは地球に来る前からマッドレックスを慕っていたようですしね。ぽっと出のキャノンボーグの扱いが悪いのは仕方ない。
マッドレックス
錠「ひと晩中 変な声がして眠れない？」
女性「パラリラパラリラ」
錠「パラリラパラリラ・・・本当に変な声ですね」
これは結局サンシーターの声なのか。
それともハシリ犬が生きているという事なのか。
マッドレックスはティザービジュアルに登場している事。最近やたら回想での出現が多い事から再登場する可能性は高いのですが・・・どういった経緯で再登場するのだろうか。
ディスレース
大也「仕事は完了」
（衝撃音）
「うわあーっ！」
ディスレース「ランランラランラン。はーいお疲れでーす！」
未来「ハシリヤン！」
玄蕃「お前は・・・！」
ディスレース「あん？」
玄蕃「うおおぉーっ！オラアッ・・・！だああぁーーーーっ！」
ちょっと勘違いしていました。ディスレースはきっちり研究所を襲ってますね。感想の項目で戦闘しなかった、みたいな事を書いてしまった。完全に勘違い。
とはいえピンポイントで目当ての物を入手している事から情報を知らされていた可能性は非常に高いことに違いないですが。
しかし気になるのが「お疲れでーす」って誰に言っているのだろうか。わざわざブンブンジャーの目の前に登場したにも関わらず後ろを向いてから「お疲れでーす」と言っているのですが。
さらに言えばなぜわざわざブンブンジャーの前に登場したのかも気になる。秘密裏に物品を受け取る必要があるのであればわざわざ登場する必要はない。挨拶がてら物品を奪うのであれば直接奪えばいい。
ただハシリヤンなので何も考えずにやっちまった可能性がありそう。現時点で深く考えて無駄な気もするのでこの辺は次回以降また考察してみようと思います。
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