仮面ライダーセイバー 31~40話 感想です。
第31章「信じる強さ、信じられる強さ。」
倫太郎が覚醒。
大切なものを失い続けてきたからこその自信の喪失。
自分が信じらない。でも自分を信じてくれる人がいる。
信じてくれる人がいるからこそ、自分は自分を信じる事を諦めない事を決意。
ベタっちゃベタですが倫太郎に関してはこれまでに納得できる形での過程があったからのこその良い覚醒回でした。
新フォーム(最終?)も次週に回してくれて良かったです。
ここで新フォームで倫太郎無双だと飛羽真と倫太郎、僕たちの物語が薄れてしまうので。
倫太郎と飛羽真と芽依。3人の紡いできた物語が一つの分岐点を迎え、次章さらなる物語を紡ぎだす。
なかなか良い倫太郎覚醒回でした。
そして対照的に描かれる賢人。
予知とは言え倫太郎以上に大切なものを失い続けてきた(現在進行形?)賢人が再度仲間になれる日は来るのか。
いや、来るのでしょうがどういった過程を描くのか気になります。
現在の賢人は闇の聖剣の能力によってある意味倫太郎以上に自身が無い状況。自身の選んだ道がことごとく否定される運命にある訳なんですよね。
その中で、自分が犠牲になる事しか道がなく、それでも友である飛羽真の為の自己犠牲を選んだ(たとえ倫太郎や芽依が犠牲になろうとも)道すら現在否定されている状態。
現在賢人は倫太郎以上に何を信じたら良いかわからない、そんな物語の分岐点に差し掛かっていると思われます。
信じられる未来が無い中、何を信じたら良いのか?
倫太郎は自分を信じてくれる仲間を信じ、自身を取り戻しました。
対して賢人は何を信じ、自信を取り戻すのか?
恐らくですが飛羽真たちに闇の聖剣に新たな予知、全員が助かる道を予知させるほどに物語、人類の終焉に向かう道を変化させ続ければ良いのではないでしょうか?
プリミティブ、そして今回の倫太郎で人類の物語は徐々に変化していると思われます。そして少しずつ変化した、各個人の小さな物語の結末はは最終的に人類全体の物語の結末を大きく変える結果となっていくのではないかと。
ただしこの方法には大きな欠点も。
どうしても賢人が仲間となるのが終盤となってしまうんですよね。
果たして賢人はどういった物語を描き、覚醒するのか?
過程も気になりますが時期も気になるこの展開。
そろそろ一人寂しい賢人に救いの道を見せて欲しいところです。
・賢人
「また…知らない未来か」
前回(エレメンタルドラゴン初登場回)の時は
飛羽真が新しい物語を書いた、闇の聖剣は実際に起こる事ではなく全知全能の書に書かれた先の展開を読む能力じゃないか?だから予知が外れたのではないか?
と考察してみましたが…今回の描写を見る限り違うようですね。単なる未来予知のようです。単なる未来予知ってなんだって話ですが。
まあそもそもエレメンタルドラゴンの登場すら予知できなかったので今回それに関連して知らない未来が出てきたという可能性もありますが…この未来予知を外す現象は賢人再加入の重要な要素となっているはずなので後できっちり説明して欲しいと思っています。
・倫太郎
「僕には親もいなかった」
設定的には孤児という事になっている(らしい)ですが前に玲花がソフィアに対して人間を作る魔術云々って話があったので色々と邪推してしまいます。
これに関しては主にメイン脚本が同じだったゴースト、マコト兄ちゃんが悪い。あの設定は酷かった。そりゃあの設定本編には出せないですよ。
倫太郎に関してはもう人間味のある設定でお願いします。
「どんな時でもずっと僕を信じて諦めてくれない人達がいるんです!」
「だから僕も…僕を絶対に諦めない!」
信じている人、ではなくて信じて諦めてくれない人、というのが良いですね。飛羽真は良い意味でも諦めが悪い。
そして真面目な倫太郎だからこそその決して諦めない思いに答えて諦めない、という結論に達したのは良かったのではないかと思います。
ベタと言えばベタなのですがそれぞれキャラの個性を踏まえた上での覚醒というのは良いものですね。
・芽依
「うち…死んじゃうの?」
ズオス「お前は死なない。ワンダーワールドの一部になるんだ。まあ死ぬ方が楽かもしれないがな!」
死なない、というか死ねない状態になるって事でしょうかね?その場合は完成した全知全能の書を再度バラシて救うしかなさそうな手がなさそう。本になった人間がどういった意識状態かはわかりませんが確かに死ぬ方が楽かもしれない状態なのかもしれません。
飛羽真「君本読む?好きな本は?」
芽依「うーん…「北風と太陽」。うち寒いより暑いほうが好きだし」
飛羽真「そういう話じゃないけど」
芽依「だよね~!」
素なのか真面目に言っているのか判断が付かない。
芽依って根本的なところでネジが外れているというか死地にも躊躇なく赴くメンタルの持ち主ですし。むしろ今回助けを求めていた方が違和感があるかもしれない。
常識的に考えれば「北風と太陽」のお話は好き。寒いより暑い方が好き。ストーリーとはあまり関係ないけどとりあえず場を和ませる為に言ってみた、的な場面だと思うのですが全部ノリ適当に言ってみた、があり得そうなのが芽依の怖いところ。
初期にズオスに食われそうになった時(ワンダーコンボ初登場回)でもっと遊んでおけば良かった後悔する子ですからね。何を考えているのかわからない。
・エレメンタルドラゴン
完全に物理攻撃無効って訳じゃないみたいですね。(そもそも猫からもダメージ受けてましたし)
恐らく炎、水、風、土の状態に一定時間なる事で一時的にその属性が無効化できる攻撃を無効化しているんでしょう。今回は攻撃する直前に攻撃されていた事から攻撃時には実体化しなければいけない模様。
まあ最終フォームが残っている状態であまり無敵なフォーム出されても最終フォームが霞ますしね。その辺の塩梅は難しいのだと思われます。
・タッセルの小鳥
「ビクトールはマスターロゴスの攻撃を受け一時的に力を失っています。力が戻れば帰ってくるでしょう」
これに関しては最近書いていないタッセルの項目で書いてみようと思います。長くなりそうですし。
・ズオスちゃん
移動時の無駄にカッコいいアクション。
先週の無駄にカッコいい飛び降りアクションは石田監督の粋な計らいだったそうですが今週もその続きと言った感じでしょうかね。
…まあ来週ほぼ退場確定なので。燃え尽きる寸前の最後の見せ場、というよりその最後の見せ場(恐らく来週。さらに言えば来週は人間状態でも恐らくレジエルのように暴走していると思われる)の前に素のアクションを魅せておこう、といった計らいなのではないでしょうか?
ズオスちゃんスタッフに愛されている感がありますね。流石筋肉の先生。
・アフレコ
ズオスのアフレコ現場。
東映公式HPを参照して欲しいのですが…なぜ上半身裸に。
公式ブログ時で自身を”筋肉の人”と記述している事から色々とアピールさせてくれたのだと思われますが…次週退場ほぼ確定と考えると東映公式HPの粋な計らいという感じでしょうか?
・マスターロゴス
マスター「次はノーザンベースの力」
ストリウス「ノーザンベースの力?」
マスター「これと同じ全知全能の書の一部です」
以前メギド幹部の中でストリウスだけは全知全能の書の内容について把握しているようだと書いた気がしますがこの描写で納得。
要はストリウスとマスターだけは繋がっていた…いや違いました。
普通に考えればプリミティブドラゴン初登場回の時に結託し、以降情報共有を行っている状況だと思われます。
ストリウスはストリウスで独自に全知全能の書についてある程度把握してあった状態で、なおかつ最近マスターと互いの腹を探り合っている状態なんでしょうね。
そしてどちらも自身の都合の良いように相手の事を利用したいと考えている。
さらに言えば恐らく現マスターの行動は初代マスター(賢人の予知夢で登場?)思惑通り、といった状況ではないかと予想しておきます。
・ストリウス
「思わぬ収穫がありました。決着は次の機会に」
芽依に重要なものを預けたばかりに。
隠し場所としては最適だったと思いますが(特に神代玲花に対して)管理がおざなりになってしまっていたのは難点。とはいえソフィアは外部に知り合いが無いと思われる(隠し場所で言ったら一番安全なのが恐らくタッセルだと思われ、タッセルを頼っていなかった事からソフィアはタッセルの事を知らない、もしくは連絡を取る手段がなかった)ので仕方なかったのだと思われますが。
・神代玲花
凌牙「お前への信頼が揺らいでいるということだ」
玲花「ごめんなさい、お兄様…。次こそはお兄様のために」
玲花はマスターが最優先だと思っていたのですが違っていたかもしれないですね。
玲花はあくまで兄が一番重要でその兄がマスターの為に行動しているが故に(神代家は代々マスターに仕える家系らしいので当然と言えば当然。凌牙は現当主らしいですし)マスターを妄信しているのではないかと。
別に現時点では飛羽真たちの敵という事は変わりないのですがマスターと凌牙が対立した場合は(凌牙はマスターとストリウスが結託している事を知らない、つまり直属の部下にすら秘密にしている事が多数あると思われる)玲花は兄につく可能性が高い、ぐらいの話なのですが。
そしてその場合兄妹揃ってマスターのかませ犬になる可能性が高いと思われます。後半どういった展開になるか期待。
第32章「僕の想い、結晶となりて。」
強い信念が結晶となった倫太郎に対して信念が揺らぎ始めた玲花は何を思うのか。
第32章「僕の想い、結晶となりて。」 感想です。
・感想
倫太郎のパワーアップ回。
なのですが個人的に気になるのはマスターロゴスの思惑に気が付き始めた玲花について。
と言うのも実質倫太郎の精神的な成長は前回でやっている訳ですね。
今回はその成長した心、例え変身が解けた状態でもズオスに挑むその強い意志に全知全能の書は反応し、新たな力・タテガミ氷獣戦記が生み出されたのです。
自分が駄目でも飛羽真ならやれる、といった数話前の倫太郎と違い自分の大切なものは自分自身の力で守り抜く、といった強い意志は既に備わっていた訳です。
今回はあくまでその決意に相応しい力が入ったという話なのです。
対して玲花は自身の信じていたものが揺らぎかけている状態。
で、個人的に何が気になるかというのは敵役でやる玲花が今後どういった判断を下すかという事です。
主人公側のライダーは正義の為に戦うのは当然(時々自分の為にしか戦わないやつがいますが。555の草加とか。今回は蓮がどうなるか)なんですよね。
つまり一度飛羽真と袂を分かった倫太郎が決意を新たに立ち上がるのはある意味既定路線。その既定路線をどう見せていくのか、が主人公側のキャラに求められる訳ですが敵側のキャラの話が変わってくる訳です。
その敵側のキャラの信念が揺らいだ時何を思い、どのような行動を起こすのか。決まっていない訳です。
自身の信じる正義を(最近は正義対悪という構図でもないパターンが増えてますね。ゼロワンのリオンさんも悪意は古いとか言っていましたし)貫き通すのか。それとも改心し、主人公と行動を共にするのか。それとも志半ばで力尽きるのか。
主人公側のキャラと違って色々なパターンを考えられる訳です。
そして今回は玲花の信念が揺らぎかけている状態。
果たしてマスターロゴスの思惑を知った玲花のとる行動は…といったところなのですが…ただ玲花にはあまり複雑な展開が望めない状態でもあります。
何故なら明らかにマスターロゴスが全ライダーの排除に自ら行動を始めた為。
今まで静観し、支持を出しているだけの状態だったマスターが今回は結界を破り、さらに次回は自らライダーを襲撃にしに行くという展開。
今までは玲花や凌牙を動かしていたのですが自ら動き出す、という事はもう既に玲花は用済みに近い状態なんですね。
結局のところ玲花も聖剣覚醒の為の手段に過ぎず、聖剣があれば剣士はいらないと断言するマスターからすれば玲花も同様に必要ない存在となりつつある訳です。
さらに言えばマスターは全知全能の書の一部を持ち、その中の歴史、つまりこれからの歴史をある程度把握している状態と判断して間違いはなさそうです。
つまりここで玲花が不信感を抱くのも織り込み済み、さらに言えばその後の展開も織り込み済み。
つまり玲花は粛清される可能性が非常に高い状態であると言っても過言ではないでしょう。
その場合でも粛清される際にどう思い、どう動くのか点は気になるのですが…
気になる事は気になるけれども恐らく粛清され、さらに言えばこれまでの展開からあまり良い最期は望めない、といった感じですね。
とはいえ倫太郎が決意を固め、さらにはマスターと賢人に大きな動きがありそうな次回。玲花もそれなりに動きがあると思われるのでちょっとだけ玲花の動向にも期待しています。
余談ですが何故こんな感想を書いたのかと言いますと。
フォーゼの速水校長で完全に騙された経験があるからです。
橘さんのイメージが超強かったのでてっきり主人公側に寝返ると思ってしまってたんですよね。結局敵キャラとしての信念を貫き通し最後にはお星さまになった速水校長なのですがたまにこういったキャラがいるから玲花も何か最後にやらかしてくれるのではないかと期待はしているのですが…まあ玲花はそういうキャラでもないですし敵キャラの中で一番印象が悪いのは恐らく玲花なので順当に粛清されて終わりそうな気がします。
・飛羽真
「今…あいつの動きが…!」(界時抹消時)
何故か飛羽真に見えたデュランダルの動き。
炎の聖剣とは関係なく飛羽真自身の資質なのでしょうか?
理由として変身時ではない。なおかつ炎の聖剣が覚醒している状態でもない。
という事は飛羽真自身の資質が高い訳です。
仮面ライダーカブトの1話で敵のクロックアップをクロックアップできないマスクドフォームの状態で撃破している訳ですがあれは超スピード(厳格に言うと違う)が見えてはいたから。あれも天道が超凄いのではなく同じマスクドフォームでも視認する事は可能だったから(天道だったら素でも見えそうですが)。
対して飛羽真は変身もせず時間停止状態の敵の動きが見えている状態。
ただ飛羽真の資質だとすると何故前回見えなかった、という疑問が残りますが。
前回と違うのは水の聖剣が覚醒した事。飛羽真は他の聖剣の覚醒を促す事で同時に自身の資質も徐々に覚醒していく、といった設定があるのかもしれないですね。
この辺は最終フォームの話辺りで触れてくれると嬉しいです。
・界時抹消
キングクリムゾンにしか見えない。
という事は飛羽真の能力はエピタフのような感じなんでしょうか?
つまり飛羽真はスタンド使い。
冗談は置いといて飛羽真がユーリと同様に人とメギドを分離出来た。今回のように時の聖剣の時間停止の能力を見る事が出来た。
以上の事から飛羽真は(炎の聖剣の能力かも)聖剣の能力に影響を受け、その力を行使できるようになるのかもしれない、と予想しておきます。
・倫太郎
「僕はもう…とっくに気づいています。ただ…僕の覚悟が足りなかっただけです…!今僕が守るべきものは…ここにいる仲間たちです!仲間がいれば人は強くなれる…。僕が生きる世界は僕の大切な人たちでできているんです!だから僕は…目の前にいる大切な人達を守り抜く強い剣士になるんだ!」
そう、覚悟自体は前回の話で終わってるんですよね。
今回はその覚悟に歴代の剣士たちの想いが答えてくれた、という話。
セイバーは序盤の展開が忙しなかったですがサウザンベース編からは各個人の話をきっちりやってくれている印象があります。
2号ライダーだと1話で覚醒、パワーアップって事もあり得ますが倫太郎はここ数話ずっと主人公状態ですからね。この辺りの流れは個人的に好きなのですが…それだけに序盤の展開は急ぎ足過ぎてちょっと…と思っていました。
まあ年内に剣士6人出して各強化アイテム出してなおかつ敵の強化も同時に、というとどうしても急ぎ足になってしまうのはしょうがないのですが。
・タテガミ氷獣戦記
個人的に思うのですが水の上位互換が氷という風潮はあまり好きではないです。水には水の、氷には氷のいいところがあるので。
しかし設定的には納得。あくまで今回の本はライオン戦記自体がパワーアップしたのではなくノーザンベース、つまり北極にある全知全能の書の一部とそこに所属する剣士たちの想いが結晶となり新たな本を創り出した、という設定なので氷属性というのは納得です。
・大秦寺
「火炎剣に水勢剣が反応したんだ。まずは聖剣に起きた異変を解明したい」
刀鍛冶としては正しい判断なのかもしれないですが一応大秦寺さんは剣士なので自身の剣が封印されている事は置いといて他の剣の覚醒を喜んでいるのはどうなのでしょうか?
音の聖剣が封印された時は叫んでいたのですが。無理な事は無理と割り切ったのだろうか。
・尾上
芽依「ねえ結局蓮は?」
尾上「悪い…駄目だった。あいつ聞く耳も持たねえ」
ある程度の年数一緒に行動していたはずなのに説得で連をどうこう出来ると思っていた尾上が残念。賢人君以外説得は無理だろうとわかるだろうに。
前回蓮の説得失敗、今回ズオスの足止めもままならない。(ただし引きずられた結果玲花に動きが)最強の子育て王にはもう少し頑張ってもらいたいです。最強だったのは対飛羽真戦だけだった気がします。
・ストリウス
(この鍵も使いたいと思っていたところです)
鍵の事を報告していなかった事からもストリウスとマスターは完全な協力関係にある訳ではないという事ですね。
そもそも両者の目的は完全な全知全能の書を手に入れる事なので最終的には滅ぼし合うしかない関係なのですが。
だとすれば何故共闘しているのか、といった点ですがマスター側からすれば聖剣の覚醒を促す手段の一つと言ったところでしょうか?ズオスの件で水の聖剣が覚醒、さらには全知全能の書の一部がワンダーライドブック化。マスター的には理想の展開な訳です。
対してストリウスは徐々に力を強めている(ズオスプレデターの攻撃を物ともしていなかった)事からマスター側から力を得ている、とったところでしょうか?
そして今回ストリウスが鍵を手に入れた訳ですが…これが物語にどう影響するのか。気になります。
「面白い本を見つけました」
この本が前に玲花が探し求めていた「人間を創造秘術が記された本はどこにあるの?」の本なのでしょうかね?
というか他に考えられないですが。
何故この本がノーザンベースに保管されていたのか。そしてこの本を手に入れてストリウスはどう動くのか。小物と化してきたマスターよりこちらの動向の方が気になります。
・ズオス
「強えじゃねえか。またやろうぜ」
公式HPによるとオールアップのようでズオスの出番はこれで終了のようです。レジエルオールアップから退場する気配しかなかったのでわかっていた展開とは言えちょっと寂しい。
しかしレジエル退場時にはあった過去の記憶に関する描写が無かったのは個人的に残念。これだとズオスは単に暴れたかっただけに見えるので。
…いや単純に人間の時から自由に暴れられる世界が欲しかったのかもしれない。でもその場合デザストと意気投合しそうなのですがあっちはあっちでズオスの事ちゃんづけでしたからね。デザストが好きな蓮とズオスの何が違うのかがわからない。
恐らくメギド幹部の裏で暗躍している人間がいるはず(初代マスターロゴス?)なのでそいつが出た時に何かしらのフォローがあって欲しいと思います。
・マスターロゴス
「結界を壊すなど蜘蛛の巣払うようなもの」
今までソフィアを監禁していた状態で攻め込まなかったのは単に結界があっても無くても問題なかったから。
なら最初から攻め込んでいれば良かった(能力的にメギドの排除は簡単だったと思われる)のですがやはりこれは水の聖剣の覚醒が物語の進行上で大きいって事ですよね。
ただ今回の件で疑問に思うのがマスターは聖剣とワンダーライドブック以外にも人間を創造できる本を求めていたはず(29話参照)。結局その本らしきものはストリウスに奪われてしまった訳なのですが…この事はマスターは把握しているのか。それともタテガミが誕生したことに浮かれてしまってやらかしてしまったうっかりさんなのか。
個人的には結構抜けているところがある(そして恐らくラスボスではない)ところから単なるうっかりだと予想してみます。
・神代凌牙
飛羽真「マスターロゴスは全知全能の書を手に入れて何をするつもりだ!」
凌牙「知る必要はない!マスターなら清く正しく力を使うだけ。我々が正義だ」
この台詞(知る必要はない)は飛羽真だけに言っているかと思ったのですが文脈から考えて自身にも言っていますよね。疑問に思うこと自体背徳行為のような感じでしょうか?
神代家は代々マスターに仕える家柄。歴代マスターは清く正しい行為を続けてきたのでしょう。
なのでマスターの目的自体を知る必要はない。何故なら清く正しい事にしか使わないと決まりきっているからだ、という論調。であってるでしょうか?
ただ気になるのが我々が正義だ、という台詞。文脈的にマスターとそれに仕える我々が正義だ、という捉え方で良いと思いますが実際はマスターだけではなく自身にも正義があるという捉え方もできますよね?
つまりマスターが清く正しい使わない場合はその意思に背く可能性がある、という解釈をしておきます。
展開的に二人ともマスターと対立しそうなので。ただその場合完全に噛ませ犬確定なのですが。物理無効と時間停止能力持ちなんて無効化できる場合は格好の噛ませ犬なんですよねえ…。
第33章「それでも、未来は変えられる。」
人間関係がいい感じで複雑になってきて個人的には好みの回。
神代玲花、そしてその背後にいたマスターロゴスの思惑によって一度はバラバラになったノーザンベースの剣士たち。
倫太郎の復帰、そしてパワーアップ回を経て元の状態へと戻りつつあります。
ただし賢人と蓮は除いて。
しかしこの状態。個人的には好みなんですよね。
玲花の暗躍によってバラバラになっていたあの時と違い今回はそれぞれ個人の思惑でそれぞれの道を違えている状態。
例えば
飛羽真と賢人は共に世界の平和を守る、さらには約束を守ろうとする意志は同じ。
しかし賢人は飛羽真とルナとの約束を破ってしまった訳か飛羽真の生存が最優先。例え世界が救われる道があったとしても飛羽真が救われない道は決して選ばない訳です。
逆言えば賢人は飛羽真を救う道さえ示せれば再度仲間として戦う事も出来る状態。
ただし賢人の予知はほぼ100%で当たる上に賢人が犠牲になれば世界を救う事が出来るといった事実を予知している訳でほぼ100%の予知を捨て予知が外れ、さらにはその不確定な未来で飛羽真を救う道を示す必要がある、といった難しい状態。
神代兄妹は妹がマスターロゴスに不信感を抱いている模様。
しかし兄にとってはマスターの意思に疑いを持つ時点で背信である、といった考えのようで妹の言葉には耳を貸さない様子。
これは兄は兄でマスターを妄信状態。妹はマスターより兄を妄信している、といった違いからくる状態だと思われます。妹は兄を信じてはいるが兄の信じるマスターは信じられない状態だと思われます。
蓮とデザストは…この二人は本当に読めない上に物語にどう影響していくのか予想できない為非常に興味深い状況になっています。
まずデザスト自身が望む世界が不明。戦いを永久に楽しめる、といった戦闘狂のような目的だと推察できますが実際のところは不明。さらには蓮を引き入れた上でどのような行動を起こすのか、さらには蓮自身がどのように動くのか。
他の人間関係はある程度予測はつくのですがこの二人はどういった道を描き、どういった結末となるのか。今後の展開が気になるところです。
さらに付け加えると現在の主要メンバーに大きな影響を与えているマスターの思惑が気になるところ。現在のところ黒幕であり、上記の人間関係に大きな影響を与えている存在ではあるのですが…しかしマスターは操られている可能性、もしくは真の黒幕に思惑通りに動かされている可能性が非常に高いのでマスターに関しては気にはなりますが…まあ最終局面直前で粛清される運命でしょう。
前にも書いたと思いますが昭和ライダーの首領でも言わないような意味不明の世界を目指しているあたり恐らく本人に深い考えはないと思われます。狂人を演じさせられているというか…恐らくマスターが真の黒幕の一番重要な、しかしただの駒であるとしか思えません。
他にも来週で明らかになるであろうユーリとバハトの関係など気になる点はありますがなかなか複雑に、そしてそれぞれの意志でそれぞれの物語を描こうとしている段階。
この人間関係がそれぞれの結末を迎え、さらにはその人間関係が織りなす物語が最終的に「物語の結末は俺たちが決める」的な展開になる事を期待しています。
・尾上
ユーリ「問題ない。俺の力である程度は治療した。あとは現代の医療に託そう」
結構な頻度でズタボロになっている飛羽真は何度も完治させて尾上さんは入院。これは強化フォームがない剣士はもう戦力外と言われているのかそれとも歳をとると回復力が落ちる的なおっさんライダーに対する嫌がらせなのか?
尾上さんは強敵相手に奮闘した記憶があまりない(序盤のデザストぐらい?)のでもう少し見せ場が欲しい。
・飛羽真
飛羽真「些細な事でルナと喧嘩した俺は約束の場所に行かなかった」
賢人「それを賢人が仲直りさせようとしてくれた。でもあの異変が…」
この台詞からするとあまり賢人がルナとの関係について気に病む必要性はなかった、と思ったのですがよく考えたら事件を起こしたのは賢人父でしたね(唆されたとはいえ)
ただ、この台詞の時。賢人が微妙な表情をしていたのでこの話、賢人絡みでまだ何かありそうな気がしないでもない。単に父親の事を思い出しただけかもしれないですが。
・賢人
「最悪の未来は…変えられない」
最悪の未来、というのは飛羽真が死ぬという事でしょうか?
人類終焉の未来は自己犠牲によって避けられる(はず)という事は予知からわかっているはず。なので最悪の未来=人類終焉ではなさそう。
賢人は昔から飛羽真第一主義的な考えっぽいので最悪の未来=飛羽真が消滅する、的な考えでいいのでしょうか?
飛羽真と世界終焉を天秤にかけたら即答で飛羽真を選びそうな気がします。飛羽真が死ぬぐらいなら世界が滅べ的な。
・蓮
マスターロゴス「風の剣士はもう用済み。出来損ないにあの剣はふさわしくありません」
今まで聖剣を回収しなかった理由はあるのか、それとも単に居場所がわかり辛いから回収していなかったのか。
半分聖剣封印されていて戦力から完全に除外されているに近い状態(事実デザストがいなければ簡単に回収されていた)なので一番最後に回収しても良かった気がしますが…今週のマスターは脚本の人が違うせいかやたら言葉遣いが物騒なので用済み、出来損ない、という台詞が入っただけかもしれないですね。
そしてこの用済み、出来損ない、という言葉は近いうちに玲花にも使いそうな予感。
玲花「落ちたものですね。かつてのあなたはサウザンベースの優秀な剣士だったのに。今じゃメギドと一緒にいるなんて…」
前はサウザンベースの剣士だったようですね。恐らく賢人絡みでノーザンベースに移ったと思われますがこの辺の詳細は回想でやってくれるのか?しばらくデザスト絡みで出番増えそうなのでこの辺の話もきっちりやって欲しい気も。
デザスト「どうやって強くなるつもりだ?」
蓮「お望みどおり、お前と一緒の道を歩いてやるよ。そして最初にお前をぶっ倒す!」
デザスト「いいねえ!面白くなってきたぜ!いいねえ!」
何だろう。ピーコックアンデッドと一緒にいた橘さんを思い出す。シュルトケスナー藻みたいなうさん臭い強化されて調子に乗ってデザストに挑んで返り討ちにあいそうな予感が。
でもその場合また賢人が死にそうなので賢人絡みで剣士に復帰するのか、それとも何らかの方法でメギド化するのか。蓮に関しては本当に展開が読めない。
・タッセル
ユーリ「はじまりの人の1人、ビクトール。ワンダーワールドを守護する存在だ。今はマスターロゴスにやられて失った体は再生中だ…と鳥が言っていた」
イエティメギドの時もそうなんですがユーリってコミュニケーション能力低めですよね。まあ1000年ぐらいタッセルとしか話してなかったはずですし。さらに古くからの友人の一人とおもわしきバハトも劇場版の有様。思えば初登場の時から一方的なしゃべり方でした。
もう少し剣士たちは組織の人間なのでコミュニケーション能力の向上を目指した方がいいと思います。
・芽依
「(鍵を無くしたことに対して)挽回しなくちゃ…」
ネコメギド化したせいか最近比較的常識人になりつつある。ような気がする。まあネコメギド化のエピソード直前に編集長から最近仕事出来るようになってきた、みたいな話があったので普通に成長してるんですよね。多分。
それはそれとして緑の剣を持った不審者を探すのは警察かインツタ使った方がいいと思います。
・ソフィア
賢人「ソフィアは世界をつなぐ存在。マスターロゴスによってルナを模倣して作られた人口生命体。全知全能の書の復活に必要な存在なんだ」
そんな存在を手元に置かずノーザンベースの守護者的な存在にしておいた理由がよくわからない。下手すればズオスに殺されていた可能性もあるのに。
一度創った、つまり最悪創りなおせばいい的な考えなのでしょうか?
単純に量産しないのは創るのが難しい、もしくは他者に利用されないように的な考えでいいのでしょうかね?
どちらにせよサウザンベースで管理しておくべき存在だとは思いますが。
あと復活に必要な存在、とはどういった事なのか?
今まで復活には聖剣とライドブックがあればいい的な発言があったと思うのですが。本の材料になるのではなく全知全能の書の一部がワンダーワールドにあるからそれを確保する為に必要、と言っているだけなんでしょうかね?
・マスターロゴス
飛羽真「全知全能の書を復活させてどうするつもりだ⁉」
マスター「皆が楽しく過ごせる世界にします」
賢人「それは違う。お前が力を手にしたら世界は崩壊する」
マスター「物騒な…。争いのない世界に創り替えるだけです。朝の鳥のさえずりが人々の悲鳴に変わる。楽しいと思いませんか?」
飛羽真「何言ってんだお前…」
マスター「この世界の住人は私の思い通りに動く駒同然。さあ聖剣を渡しなさい」
まさに何言ってんだ状態。
前にマスターが世界を創り替える資格がある、とか言っていた気がしますがこの考えに至った理由が気になります。一応現状の黒幕なのでこの辺りは説明して欲しいところ。
単純に操られているから、といって理由ではなくそれなりの理由が個人的には欲しいと思います。
・冨加宮隼人
マスター「冨加宮隼人は従順で優秀な駒でしたね。私の言葉を信じ世界のために少女を…。あの少女が消えたのはあなたの父が15年前の事件を引き起こしたから。あなたの父が少女を犠牲にしたのです。」
挑発以外の何物でもないですが台詞だけを聞くと自分の駒が少女を消したとしか言っていないんですよね。
賢人父は色々あって結果的に少女は犠牲になったのかもしれないですが書の復活に必要な存在をマスターから遠ざける結果となった事実だけを見ると意外にファインプレーな気もします。
この辺のマスターの台詞、ルナが必要なのかそうでないのかややわかり辛くて気になるのですが…。
少女が必要でその確保に失敗したのなら全く持って優秀な駒でもないのですが…どうなのでしょうか?
・ルナ
マスター「あの少女が現れたらまた使うまでです」
つまりルナ自体は必要であるが確保に失敗したという事?
15年前の事件は賢人父を唆してルナを確保しようとしたが次元の裂け目的な場所に飛ばされてしまい失敗したとか。
少女が必要なのかそうでないのか、この辺が本当によくわからない。
マスター「面白いものが見れましたね(ルナ出現に関して)」
完全に今回のルナに関しては想定外という事ですよね。
そもそも賢人の予知と今回の状況、相当にずれが生じているような気がしますが…。マスターが全知全能の書からどこまで人類の歴史について把握してるのか気になります。
・凌牙
玲花「マスターとメギドが結託していたとしたら…」
凌牙「何を世迷い言を…」
玲花「ですが侵入したタイミングといいどこかで示し合わせたとしか…」
凌牙「俺を怒らせるな!マスターの指令を遂行しろ」
玲花「…はい。お兄様」
一連の流れから凌牙は完全にマスターを妄信している状態のよう。実際にこの場面(ズオスに引きずられる尾上さん)を見たらどう思うのか気になりますが。単にメギド側が剣士たちの動きを察知して便乗した、と都合の良い自己補正をして終了、といった感じにもなりそうですが。
・玲花
玲花「今のあなたは弱くて惨めで無様ですねえ」
仮面ライダーブレンの続編はあるのでしょうか?
いやなんとなくセリフ回しが似てるなと思っただけなのですが。
しかし今回の玲花に関する台詞。後々全部玲花自身に返ってきそうな言葉が多い気がします。
第34章「目を覚ます、不死の剣士。」
次回いよいよ全知全能の書完成…?
もう少し引っ張るのかと思いましたが現状だと奪われた聖剣が使えない状況なのでここで一区切りつけるという事なのでしょう。
さらに言えばこのタイミングで「そして私は、神になる。」
どうやら現マスターロゴス編(名前があっているか不明)が終わりとなりそうです。
いやだって神となる!で神となった人物ってそうそういないですよね。
全力全開で許せないものと戦っていたら本人は神のような存在になっていた鎧武や自称神はいましたが普通は退場フラグ。
特に現マスターロゴスはこれまで着々と小悪党である事をアピールしてきました。
自分は世界を創り替える資格があるだの、全ての人間は駒であるだの小物臭が酷い。
昭和の戦隊組織の首領でもなかなかこの手の発言はなかったですしこの手の発言をしているキャラは大体下剋上されている気がします。
そもそもの話はじまりの人の内の1人、初代マスターロゴスがセイバーという物語の根幹に関わっていない訳もないので現マスターロゴスが黒幕であるはずもないのですよね。現マスターロゴスが崇高な使命や目的があって行動しているならともかく、世界を破壊したい、人々の叫び声が聞きたいなどという全く意味不明の目的で動いているキャラが黒幕であろうはずが無いと思っています。
ご丁寧に26章の賢人の夢で初代マスターロゴスと思わしき人物が映っていますしね。現マスターロゴスが真の黒幕の操り人形である可能性が非常に高い、と予想しておきます。
個人的な予想は置いといて次週物語は大きく動く事は間違いなさそうです。
果たして解き放たれた猟犬、いや狂犬は人類に虚無を齎す存在となるのか。
再び封印から解き放たれた白と黒の竜はこれからの物語に何をもたらすのか。
色々気になる次週セイバー。
個人的には変身能力すら奪われ戦力外通知されているサブライダー達をどうにかして欲しいと思いながら次回放送を待っています。
・飛羽真
「ユーリ!俺と戦ってくれ」
方法はいいんですよ。発動条件がわからないから。
何故場所を道路わきに選んだのか?
万が一道路で封印が解けてルナが道路に放り出されたら酷い惨事になったと思いますが。
そこらの公園かいつもの採掘場(セイバーはあまり採掘場いかないですが)で良いのでは?
バハト「そうか貴様が…選ばれし者だったのか。面白い。もう少し楽しむとするか」
バハト「そうかわかるのか…。俺の気持ちが…。フフッ…ハハハハハ…!だろうな。貴様はいずれ大きな力を手にしその力にのみ込まれる」
何故バハトが飛羽真を特別な人間だと認識したのか?
炎の聖剣を覚醒させる自体その資格があるって事ですかね?先代は覚醒させられなかったみたいですし。
しかし気持ちがわかる、というのはバハトも同様の力があるのか(同等の力がある=同じ気持ちがわかる)、という事なのか単に大きな力を保有するもの同士気持ちがわかるという事なのか。ちょっと気になります。
・尾上
大秦寺「もう退院したのか?」
そら「父上は最強の剣士だもんね!」
尾上「そうだ!パパは…不死身だあーっ!」
そろそろ最強の剣士っぷりを見てみたいのですがいつ最強の剣士の戦闘を拝めることか。
そもそも今週はほぼ出番これだけ。戦闘どころか出番が危うい。
さらに言わせてもらえば先週の入院は何だったのか?尾上ファンに対する嫌がらせか何かなのでしょうか?この流れなら先週復帰しても良かったと思うのですが。
・賢人
「未来は少しずつ変わっている…。でも…。この先の未来は変わらない」
この頑固者を説得する方法はないものだろうか。予知が散々外れてきてるのにこの根拠のない自信。ある意味蓮より話通じない人ですよね。
まあ飛羽真大好きなので飛羽真が助かる未来が見えた瞬間即仲間復帰できるのですがそれを闇の聖剣が見せてくれるかどうか。
来週全知全能の書完成という大きな出来事があるのでそろそろ変化があると良いのですが。
ユーリ「信じられる友がいる。それって…最高だぞ」
信じられる友の為に戦っているのにこの言われよう。まあユーリは事情を知らない、そして賢人は大体全部一人で抱え込むのが原因ですが。
しかしほぼメイン脚本が長谷川さんになっている現状だと最終回で世界が救われるまで賢人と和解できない可能性も否定できない。
・ユーリ
「飛羽真。お前は友を救うんだ」
2人の友を失った(それ以上いるかもですが)男の言葉は重いですね。
今回消滅してしまったようにも見えるユーリですがどう復活するのか。
元々剣と融合していた存在。そして自身の剣士としての本が存在する事から復活はしそうですが…。
そしてバハトとも和解はともかく何かしらイベントがあって欲しい。
・凌牙
毎回毎回時間止めて後ろに回っていたらピンポイントで狙い撃ちされました。
彼は前回剣の腕を磨きなおしていたようですが戦術を見直した方が良い。
とは言え基本的にマスターロゴスの右腕で実戦経験は少ない。(玲花もいるし)
さらに言えばメギド相手なら手加減する必要もない訳で基本的に瞬殺。
時間停止が最高クラスの初見殺しで再戦する可能性も非常に低い訳でして戦術が疎かになっていたのは仕方ない面もあります。
まあそれでもネタが割れた時点で後ろに回るのは止めた方がいいと思います。
そしてタテガミ氷獣はやろうと思えば全方位氷結させる事も可能だと思われるので今後は不意打ち以外止めといた方がいいと思います。
・玲花
「光の剣を回収した。これでお兄様が褒めて下さる」
もう完全にマスターが眼中にない。一応剣の回収の命令をしたのはマスターなのですが…。
玲花は玲花で来週何をやらかすかわからない(世界はともかく兄が犠牲になる展開だったら即座にマスターを攻撃しかねない)のですが反旗を翻す場合は即リタイアですよね。恐らくパワーアップするマスターの噛ませ犬コース。
・マスターロゴス
マスター「私が世界を滅ぼします。それよりあなたは剣士たちに深い恨みがあるのでは?」
バハト「面白い。今までのマスターとは…違うようだな」
今までのマスターとは違うというか今までのマスターにこんなのがいたらとっくに世界が崩壊しているのでそりゃあいませんよ、という話になるのですが。
というかこの口ぶりだと1000年前と今回以外のマスターについても知っているような雰囲気ですが…他のマスターにも召喚されたのでしょうか?
・バハト
ユーリ「バハトが退いたのは飛羽真がその力を手にするのを見極めてから倒すためだ。やつは人間と力そのものを憎んでいるからな」
結局人間滅ぼす、的な思考なので見極めた後でどうしたいのか疑問ですが。
力が無い=殺すのは後回しにしてやる
力がある=さっさと殺す
的な考えでしょうか?結局人類滅ぼすので順番が変わるだけだと思いますが。
まあ長年本に閉じ込められていたようなので面白くなる要素があればやってみよう、的な考えなんでしょうかね?
ユーリ「バハトの愛する家族を奪ったのはメギドではなく…。共に戦ってきた仲間だった。力の誘惑に魅入られたんだ」
この辺の話はもう少し詳しく(力の誘惑=どのような力か)やって欲しいのですが…劇場版のキャラでそんなにキャラ掘り下げないですよね。多分。
いよいよ最終章突入しそうな場面なのでなおさら。
でもちょっと気になります。
バハト「裏切り、殺し合うのが人間の本質だ。人間がいる限り争いは永遠になくならない。終わらせるにはこの世界を滅ぼして無に帰すしかない!」
命を大事にしない人類は大嫌いだ。人類死ね。
といった考えでしょうか?
ほっといても滅ぶのならほっとけばいいと思うのですが。
ああ、でも人間が争いで消滅する事はない。だから世界ごと滅ぼして醜い争いを終結させてやる、的な考えなんでしょうね。
この考えに至った経緯自体はわからないでもないのですが現代人からしてみれば迷惑な存在ですね。お前はスーパーアポロガイストか。
バハト「(タテガミ氷河斬り受けた直後)やられた~。ハハッ!」
不死身なせいか基本的に相手をおちょくってますよねバハトって。
以前クリムゾンドラゴンでも倒せましたがあれも今回のように馬鹿にしていただけな気がします。
基本的に不死身なキャラって封印しかないのが厄介ですよね。
ライダーなので先輩ライダーを見習って太陽まで蹴り込んでもいいかもしれませんが。オールドラゴンとエレメンタルドラゴンって似てる部分もあるので多分やれる。
・無銘剣
ユーリ「剣の能力を無効化させる。それが無銘剣の秘められた力だ」
無効化の範囲が気になる。
デュランダルとか鍔迫り合いのような状態から逃げ出したので。
単に能力のオンオフが出来るのか?それとも他に条件があるのか?
しかしインフレしていくのは仕方ないとして大地、風、音辺りの秘められた力はないのでしょうか?さすがにパワーアップフォーム無い初期メンバーはきつくなってきたので軽いパワーアップはして欲しいと思います。
第35章「そして私は、神になる。」
ついに(ほぼ)完成した全知全能の書。
マスターロゴスの変身する全知全能の書の力を有する仮面ライダーソロモンも登場し、いよいよ物語は佳境へ…。
とそれはいいのですがその過程に不満が。
今回の全知全能の書の完成に至る流れは東映公式HPにあるのでそちらを参照(超長いので省略。マスターのやろうとしている事はわかりました。ただ本編でこの内容を説明して欲しかったと思わないでもないですが長すぎますし省略したのは妥当かなと。恐らくマスターも駒でしょうし)。
それに関しては納得はできました。
不満に思っているのは今回の聖剣を奪われる流れの方です。
流石に全員流れるように奪われすぎじゃないでしょうか?
聖剣が無いと変身できない=メインキャラの聖剣を長期間奪われる訳にはいかない、といった面もある為今回のように10分もしない内に全員奪われる、といった流れになるのは仕方ない面もあるかと思いますが…いやもうちょっと見せ方があるのではないかと思っています。
まず飛羽真。
ルナ関係で激昂するのは理解できます。
その後生身でサーベラに立ち向かい負傷するのも一応理解できます。
そしてこれは必要な要素なんですよね。飛羽真と倫太郎が揃っていれば苦戦はするもののバハト、凌牙、玲花とも渡り合えるとは思いますし。
ここで負傷し、出撃が遅れるのはアリです。
倫太郎。
倫太郎が人質を取られて敗北するのもありなのですが…いやそこは芽依とかじゃ駄目だったのでしょうか?
聖剣も持たない剣士二人がうろうろしていて人質にされるというのはどうかのかと。特に二人とも前に変身した状態でサーベラに敗北してるのでさっさと避難して欲しかった。
神代兄弟
バハトの奇襲で変身解除しましたが…この兄弟は最終的にマスターに渡せば(妹は素直に渡すか疑問ですが)いい気がします。
とはいえマスターは玲花が裏切りそうな雰囲気を察知してると思われるため、いつでも消去できるバハトで他の聖剣を奪いたかったのかもしれません。なのでこれもアリ。
賢人
…賢人が一番理解できない。飛羽真ではなく連を庇って変身解除はどうなのかと。一応ユーリの言葉があったにしろ蓮を庇う過程がよくわからないです。
まあ本人も何故だろうな、的な事を言っていたので自分でも自身の行動を理解できていなかったと思いますが。一度消滅した時に時々ウザい、と言っていた気がしますが一応蓮の事は慕ってはいたのですね。
蓮
賢人は心情があまり理解できなかったですが蓮はこの場面で出てきた意味すらよくわからない。強くなったとは言われていましたが(デザストだからお世辞は言わないと思われる)特に活躍する事もなく賢人を変身解除へ追い込み自身も良いところが無いまま敗北。
蓮はあまり本編に関わってこれてないですがここでもちょっと残念な扱いでした。半分封印される必要はあったのだろうか?
まだデザストと共に行動するようなので覚醒するとしたらこれからかもしれませんが。
5月17日追記
TTFCの投稿の方にコメントがありなんとなく整理出来たので蓮に関して追記します
これまでの話
蓮は賢人に憧れを抱き、共に強くなれる存在、強さを与えてくれる存在だと信じていた。
賢人が復活したものの以前のように自分と共闘する意志はなく逆に戦う能力、強さを(半分とはいえ)奪われてしまった。
賢人は既に自分に強さを与えてくれる存在ではない。ならばどうするか。
例え敵である存在であるメギドと手を組むことになろうとも一人で最強の強さを手に入れる。
だいたいこんな流れだと思います。
で、今回の流れ。
自分は賢人がいなくても強くなった(と思い込んだ)
全ての敵を倒して証明する(「俺が最強だ!お前ら全員倒して証明する!」)
しかし実際はバハトに一撃を加えた後、賢人に斬りかかる(「もうあんたは俺の目標じゃない」)。←賢人に固執している様子
しかし逆に切り伏せられ自身の弱さを証明してしまう事になる
ここまでの流れでデザストから賢人の事を吹っ切れていないと指摘される
そして賢人が自分を庇い力を失ってしまう。
自分を切り捨てたはずの賢人が自身を庇う、吹っ切ろうとした存在が何故か自身の為に行動した(賢人とユーリとのやり取りを見ていない為、蓮にとっては完全に想定外の行動)事に完全に混乱し、暴走。
といった感じでしょうか?
長くなってしまったので簡単にまとめると
吹っ切ろうとした、吹っ切れていない存在が完全に想定外の行動をとったので暴走してしまった、でしょうかね?
賢人の行動(蓮を庇う)が自分的には完全に想定外だったのでよくわからないと書いてしまいましたが整理してみると蓮自身の行動自体にはそれほど違和感なかったですね。
バハト
結構珍しい、劇場版の敵が本編に絡めただけ多少優遇されているのかな、といった流れであっさり退場。本編出れただけ扱い良いとは思いますが流石に本編の尺を大幅にとるような活躍は出来なかったようです。
しかし一応無理やり飛羽真をエモーショナルドラゴンへ変身させ、消耗させる必要があったと考えればバハトから飛羽真の変身解除はそこそこアリな流れだったかもしれません。
まとめてみたら思った以上にアリな流れでした。
尾上と大秦寺と蓮が酷かったから残念な流れに感じてしまったのかもしれません。
で、この流れでちょっと書いてみますがユーリの意味のあったかわからない消滅からの復活について。
よく考えたらこれは必須だったんですね。何故ならユーリがいれば飛羽真が一瞬で全力全快する為。一晩も寝込む事はなかったはずです。尾上さんは治療受けた後に入院させられましたが飛羽真なら即座に復活しますからね。
飛羽真が凄いのか、それとも尾上さんも加齢には勝てないのか。
定かではないですがユーリ消滅の意味は一応あったのですね。
と流れに疑問を感じたのでまとめてみたら以外にアリな流れでした。
次週、いよいよマスターロゴスとの決戦。
本が未完成な状態に気が付いているのかそうでもないか微妙なマスターですが(一応東映公式HPにフォローはあり。マスターは完全な全知全能の書が欲しいのではなく世界を変える力が欲しい為未完成でもその為の力があれば問題ない)果たしていつまでライダー相手に無双できるのか?
明らかに暗躍しているストリウス、そしてマスターの背後にいると思われる真の黒幕の登場とマスターの活躍の場は長くは無いと思われますがマスターの最後の活躍を期待して次週楽しみに待っています。
・賢人
ルナ「また3人ずっと一緒だね!」
飛羽真「うん!約束しただろ?そうだよね?賢人」
賢人「うん!」
「それは無理だ…」
本心では3人一緒に過ごしたいのだけれども何よりも飛羽真を守る為に飛羽真やルナと一緒にいる事は出来ない。本当に賢人は飛羽真大好きすぎる気が。
賢人「ここに集まった全ての聖剣を俺が封印し…。お前の野望を打ち砕くからだ」
台詞だけ見れば完全にヒーローなんですけどね。やっている事は主人公を守る為に主人公と相いれる事の出来ない悲しみを背負ったヒーロー。
…あれ結構仮面ライダー(初代)っぽい?
ラストシーン
一瞬躊躇はしましたが結局雷は持たず闇の聖剣だけ回収してさっていく賢人。
別に両方持つデメリットもない(嵩張って持ちづらいというのは禁句)のでどちらかと言うと飛羽真たちと同じ道は歩む気はないという意思表示的なものが大きいと思われます。
・ルナ
飛羽真「全部ルナに導かれて俺が手にした本だ…。本が俺とルナを繋いでくれてたのか!」
なんだろう。ルナが黒幕に見えてきた。
という事は(恐らく)ないとは思いますが長谷川脚本だとヒロインが実は…的な展開もあったりしたので。
ただその時は黒幕によって操られていた、的な展開だったので今回ルナが飛羽真を導くような展開、それが飛羽真に大いなる力をもたらす為だとしたらそれが黒幕の真の狙いの可能性も?
ちょっとルナから離れますが現マスターロゴスがまるでファミコンドラクエのラスボス(ハーゴンが近そう。ハーゴンはラスボスじゃないですが)のような破壊だけを目的とするような存在なのは黒幕によって操られている、といった予想をしてきましたがそれもこれも全て飛羽真に力を与える試練の一環なのかもしれません。
飛羽真は他の剣士にはない特別な力を持っている(聖剣の覚醒させる、他の聖剣の覚醒を促す。メギドの分離や界時抹消の停止した時間軸が見える等)
バハトから大いなる力を得るだろう、と言われている。
全ては飛羽真が大いなる力を得る為に黒幕によって仕組まれた計画なのかもしれないですね。
その目的は不明(そもそも真の黒幕がいるかどうかも不明。いるとすれば初代マスターロゴスとビクトール)なので飛羽真が大いなる力を手にしてその後どうするのかは不明なのですが…全て黒幕によって仕組まれていたとすれば現マスターロゴスが意味不明の理由で世界を壊したい、と言っているのは飛羽真を成長させる糧として操られている、といった可能性がありそうな気もします。
・倫太郎
倫太郎は最近毎回変身解除させられている(今週は全員しましたが)気がします。タテガミは強いのですが防御面にやや不安が残る印象。
ただ倫太郎の変身解除はタテガミの性能というよりシナリオの都合によるものが大きいと思いますが。
ウィザードのビーストハイパーのように強化された次のエピソードで噛ませ犬にされないだけマシな気がします。2号ライダーの強化フォームに続けて主人公の最強フォームエピソードを入れてはいけない。(ビーストはビーストで最終決戦時非常に重要な役割があったので結構扱い良いのですがビーストハイパーはちょっと扱いが悪い印象)
・尾上
飛羽真「無茶なのは尾上さんたちだ。今戦えるのは倫太郎だけなのに」
今週の尾上さんの活躍。倫太郎の足を引っ張って変身解除させた。
…もうちょっと尾上さんと大秦寺さんに活躍の場を下さい。ソロモン戦で役に立つとは思えないし。
ブレイドで橘さんは頼りにならないしと言われた時のような(あれは戦力的にはではなく通信できないという意味合いですが普段の橘さんは戦力的にも頼りにならないし…)扱いにされないようにも二人にはちょっと頑張って欲しい。
・蓮
デザスト「前より強くなったな。色々吹っ切れたか?」
蓮「黙って食え。ぶった斬るぞ」
吹っ切れた件については感想の方で色々書いたので省略しますが…なぜデザストが食事を?メギドって御飯食べるんですかね?
カリュブディスメギドなんか色々吸収していましたがあれはメギド化された人間の影響が大きいと思いますし。
とは言えデザストも(恐らく)人間から創られたメギドなのでその影響もあるのかもしれない。
・マスターロゴス
マスター「お目覚めですが。ではそろそろ最後の仕上げを…」
ルナに立派なベッドを用意。そして無理やり起こさない。ルナに対して優しいですね。重要人物だというだけかもしれないですが。
ベッドごと転送してきたのはちょっと笑いました。
・ソフィア
「私が身代わりになります。それが私が生まれてきた理由ですから」
「今さら何をしに出てきた。この出来損ないが!」
果たしてあの場でソフィアが身代わりになって意味はあったのでしょうか?
結局全知全能の書の完成を妨害にはなりませんし根本的解決にはなりませんよね?
ただ出来損ない、と言われているように完成度が下がるといった意味合いはあると思いますが。
しかしそもそもマスターはルナが現れなければソフィアで代用する気だった。つまり最初から完全な全知全能の書は求めてない(これも東映公式HP参照)ので…大きな影響はなかったのかもしれません。
逆にソフィアが身代わりになっていたら飛羽真がルナを助けたような状況にはならないと思うので…逆に自体が悪化していた可能性も?
・凌牙
「何故あのような危険なやつを解き放ったのです?」
キレ気味での台詞。流石に妹に続きお兄ちゃんもマスターを疑い始めた、というか次週マスターに対して反旗を翻していました。まあ今週の流れから言ったら仕方ない。
ただ倒す、のではなるあるべき姿に戻すといった感じで攻撃するのかもしれないですしその辺はちょっと期待。
次回から最終章なので神代兄弟にそこまでの尺が与えられるかは疑問ですが。恰好の噛ませ犬なんですよね。二人まとめてソロモンの必殺技で退場しそうな予感。
「界時抹消!」
今回もまた背後からの奇襲。もうちょっと戦術を変えた方がいいのではと思いますが妹がその間人質を取っていたのである意味それが作戦だった可能性も。
しかし前回は背後ピンポイント氷結。今回はワールドトリガーの固定シールドのような全方位防御。前回はともかく今回は火力がやや乏しい(とはいえその後一撃で変身解除させたのでそれなりにはあるのですが)デュランダルにとってタテガミを攻略するのは厳しそうですね。
それこそ前回のバハト戦の様に一度逃げに使用してその後奇襲のような感じが一番は気がします。
・バハト
「剣士は全て消し去る」
前は世界事全部消し去ってやる、的な事を言っていたのですが今回剣士メインなんですよね。剣士以外には無駄に攻撃してないですし。
破滅の本が手元になかったからできなかった、だけかもしれないですが。
しかし今回で退場なのか?それともまだ出番があるのか?気になります。
・ストリウス
「なるほど。全知全能の書を完璧に復活させるには11冊の聖剣と選ばれた19冊の本。そして世界をつなぐ存在が必要」
これは後でストリウスが全知全能の書(アルターライドブックバージョン?)を完成させる布石?
でも本はともかく聖剣の代用品はなさそうですが…。序盤でやっていたように儀式で補うのでしょうか?
しかしストリウスがラスボスになる展開はあまり期待できないので計画完成間近に真の黒幕に計画と存在を消滅させられそうな気もします。
第36章「開かれる、全知全能の力。」
マスターロゴスの真意が発覚?
今まで謎だったマスターロゴスの目的、世界を争いの絶えない世界にするという選挙公約のような行動の理由が発覚しましたがやはり全く意味が解らない。
剣士にもあいつ何言ってやがるんだ、的な事を言われていましたが劇中の人物にも理解できない模様。
つまりは視聴者的にも登場人物的にも理解不能な理由という事で確定しました。
一応マスターの主義主張を纏めてみると
世界を守る一族の使命に飽き飽きした。世界を守っていれば人間は変わると思っていたが一向に変化が無い。無限の力、世界を変える力を手にする事が出来る立場にいる。だからこそ力を手にし、世界を争いの絶えない世界に変えてやる
といったところでしょうか?
前に世界を変える資格がある、といった事をマスターは言っていましたがそれはマスターロゴスの立場がそれを指していたと思われます。
世界の平和を守り、世界の状況を知る事を出来る立場におり、さらには世界を変える力を手にできる立場にもある。
となると現マスターロゴスはマスターロゴスを世界を守護する立場にあるのではなく世界を自分の望む世界に変える事が出来る立場にある、と考えているのではないでしょうか?
歴代マスターロゴスはそれをしてこなかった。世界を守る使命に縛られ、その力を放棄してきた、怠惰な一族。長きにわたって変化しない人間の世界を自分の立場、自分の力で世界を全てを変えてやる。
といった流れでしょうか?
好意的に解釈すると人間を変える事は出来ないので世界の仕組みを変えてやろう、といった感じでしょうか?
世界に戦争をバラまこうとするその姿にバハトが微妙な顔をしていましたがバハトは争いを無くすことはできない、だからこそ世界を消滅させてやる、といったもので似たような行動をしていても目的は全く違うものなんですよね。
前置きが長くなりましたが結局の話何故争いの絶えない世界にしたいか、その明確なビジョンがいまいちはっきりしない訳です。
全く言っている意味が解らない。
他に世界を変える方法はありそうですがやっている事は世界に争いをバラまいているだけ。
やっぱりこいつ真の黒幕に操られ、飛羽真を真の覚醒へと導く単なる試練の一部としか思えないマスターの主義主張でした。
マスターの主張はともかく現時点ではマスターを止める方法は闇の聖剣で全て封印する、もしくは飛羽真が大いなる力を手にし、ワンダーワールドの一部となる、の2択しかない訳です。
どのような方法で飛羽真は第三の道を、物語の結末を決める事が出来るのか。何故か襲ってくる蓮の真意も気になりますが次週の展開に期待しています。
・飛羽真
飛羽真「ユーリ、前に言ってたよね。俺はルナに選ばれた存在だって。それって…」
ユーリ「あの子はこの世界とワンダーワールドを繋ぐ存在。あの少女に選ばれるということはワンダーワールドそのものの力を手にすると言われている」
という事は2000年前に少女に選ばれたのは初代マスターロゴスではなくてタッセル=ビクトールだったという事でしょうか?
といってもタッセルは時々飛羽真たちの世界に来ていた(ジャオウドラゴン戦とイザクに消滅させられた時)ので力を手にする=消滅する、という話と矛盾しますが。この辺は気になります。
恐らくタッセル再登場時に話に出そうな気もしますね。
「感じる…剣士たちを。恐らくデュランダルとサーベラ…。マスターと戦ってる!」
全知全能の書がほぼ完成、飛羽真が聖剣感知能力を習得。ソフィアの存在意義がどこかに行ってしまわれた…。
まあソフィア様には剣士と閉じ込めて遊ぶという重要な役割があるのでそれは置いといてどんどん飛羽真が便利になっていく。光と闇の聖剣に創られた最初の聖剣だけあって劣化全知全能の書のような能力が備わっているのではと推測。火炎剣烈火だけに。
・賢人
「無理なんだ…。世界が救われるには俺か飛羽真が…。飛羽真ならそんな未来すら変えられるかもしれない…。」
「破滅の未来は変わっていない…。その時は近い…。」
結局判断基準は飛羽真を信じる、ではなくて闇の聖剣を信じている状態なんですよね。
まあ賢人も言っている通り時間が無い状況。そしてどちらかが犠牲になれば世界は救われるというのはほぼ確定情報。飛羽真大好き賢人なら間違いなく飛羽真を救う道=自分を犠牲にする道を選ぶ状況ですよね。
賢人「お前は何もわかっていない」
ユーリ「飛羽真が世界を救ったら消えるということか?ワンダーワールドの力を手にした者はワンダーワールドの守り人となりこの世界から消える」
賢人「それを知っていてお前は…。飛羽真が世界のために犠牲になってもいいというのか?」
ユーリ「ああ、そう思っていた。だが今はあいつならそんな未来すら変えられると信じている。お前も飛羽真を信じろ」
ユーリはユーリで友を犠牲にしてバハトを倒した=一度世界を救っている訳で剣士ならば世界の平和の為に犠牲になって当然という考えだったはずです。
それが「ああ、そう思っていた」であり、でも今はそんな犠牲も飛羽真なら変えられると信じている。
34章の「信じられる友がいる。それって…最高だぞ」の言葉も含めて賢人に世界(友も含めて)を救う道を探せと投げかけている状況なんですね。
ただこれだけやっても次週闇の聖剣の力を解放するようですが…どうなのでしょうか?
・倫太郎
「ソフィア様もルナさんも心があります。普通のホモサピエンスとなんの違いもありません」
ソフィアも考え方によってはメギドと同等の存在(人間から創られた存在)だと思うのですが倫太郎的にそれはどう考えているのでしょうか?
まあ倫太郎的には世界の平和を乱す存在とそうでない存在は区別していそうな気もしますが。
・尾上
「この重み!やっぱり安心するなあ~。自分の剣が手元にあるってのはな!」
無駄に入院させられ数章ぶりに聖剣が手元に。
しかし時すでに遅し。必殺技が一瞬で破られている時点で尾上さんの出番はもうないのですよ…。テレビ放送内で最強の剣士の最強たる姿を見せて欲しかった。
あのジャックフォームすらないレンゲルだって最初は最強のライダーの風格を見せつけてくれていたのに。そして最終章ではそれなりに出番があったというのに。
パワーアップフォームはもう期待していないので大秦寺さんとかとの合体技とか期待しています。
・大秦寺
大秦寺「ひとつ気になっていることがある」
ユーリ「近いな」
やけに馴れ馴れしいと思ったのですがそういえば大秦寺はユーリを人扱いしていなかった。尾上さんが存在意義を失いつつあるのに対して刀鍛冶の大秦寺はこれからも出番がありそうでいいですね。飛羽真最終フォームの時に興奮しまくり・喋りまくりと予想。
・ユーリ
「闇黒剣の力で自分もろとも全てを飲み込み消えるつもりだな?」
ユーリって最初期は闇の聖剣を使っていた(バハトを封印した時は光と闇の二刀流)のですよね。闇の聖剣の力を知っていて当然ですよね。
何故光だけ封印して闇を放置したのかは知らないですが…まあ2本の聖剣を封印できなかったのでしょう。何故闇じゃなくて光かは…前に言った気がしますが(忘れた)多分闇の聖剣に人と一体化する力が無い事が一番大きそうな気もします。
・蓮師匠
「強さのみを求めろ。強さなくして正義は成し得ない」
2000の技を使えそうな剣士ですね。ゴーストのジャイロと戦って欲しい。
それは置いといて漫画版の風の聖剣の剣士と違う人なんですよね。結構若い女性の剣士だったはずですがこちらは違う剣士。
世代交代が早かった理由は定かではない(戦死、もしくは風の聖剣は交代期間が短いとか)ですが強さが正義というのはこの交代劇に秘められていそうな気もします。次週明らかになるのでしょうか?
・デザスト
デザスト「なんで隠れるんだ」
蓮「一緒に戦えって言うにきまってる」
デザスト「な~んだ。そのつもりはないのか」
デザスト的には陣営はどうでもいいんでしょうね。戦えればそれで良い。
ゴーストとのコラボ動画が上がっていましたがあっちだとカノンちゃんの事気にかけてるんですよね。創られた存在、自分と同じ存在という事で。
自分が存在意義が感じられる場所さえあればそれでいい、そんな場所を作りたい、そんな願いがデザストにはあるのかもしれません。
・ソフィア
大秦寺「あの時ソフィアは一体何をしようとしていたんだ?」
ソフィア「私が身代わりになれば目次録は生まれないと思ったからです」
ソフィアが身代わりになっていても結局は今回のように不完全な全知全能の書が完成してだけの話ですが…まあ現在より劣化していた事は確実ですかね。そもそも身代わりになれなければマスターが手元に置いておく必要もない訳ですしね。ルナが現れたのは想定外だったはず。
もしくはソフィアで一度劣化全知全能の書を創り、その力でルナを探し完全な全知全能の書を創る予定だったのかもしれません。
どちらにせよ時間稼ぎ以上の事は出来なかったはずですが…時間があれば飛羽真がさらに覚醒する可能性がある以上完全に無駄な行動とは言えない気もしてきました。
・マスターロゴス
飛羽真「争いの絶えない世界にするって言っていたな。どうしてそんなことを!」
マスター「私の一族は人類を守るという使命に縛られて生きてきました。無限の可能性を秘めた力があると知りつつ何もしてこなかった愚かで怠惰な一族です。人類もまた長きにわたり変わらない愚かな生き物です」
ユーリ「それでもお前の使命は世界を守ることだ!」
マスター「使命?世界?そんなものもう飽き飽きです。力を手にした。だからその力を使う!この退屈な世界を破壊と殺戮という刺激に満ちた世界に変えるために」
尾上「あいつ…何言ってやがる」
これに関しては今回の感想の方に書いたので別の方面から。
マスターはゲキレンジャーのロンに見えてきました。退屈だから世界滅ぼそうって。というかロンの方がまだ共感できるんですよね。不老不死で退屈だからという理由がありましたし。こちらは使命に縛られた一族だからという理由、自分は違うんだという子供のような理屈。
やっぱり操られているのか、それとも深い理由があるのか。気になります。
マスター「諸君!ごきげんよう。我が名はイザク。世界の支配者となった男だ。私はこの世界を破滅へと導く神。ですが私は無慈悲ではない。貴方たちが生き残る方法を教えます。それは戦争です。戦いあえ人間ども。勝利した者は生かしてやろう。さあ始めるのだ!」
やっと本名(恐らく。本名でない可能性も)が発覚。
まあマスターでもイザクでも寿司屋でもいいのですが今回のやり方っておかしいですよね?
実際にやっている事は本を出現させただけ。どこも破壊していない。この手の事をやる時は実際に破壊して恐怖を煽る(鎧武のロシュオはやっていた気がする)のが一番だと思うのですが…。やらない理由は操られている説を推しときます。
となると真の黒幕は世界を破壊する意志はなさそうな気もしますが…何が目的なのか。
全知全能の書に定められた世界終焉の未来を変える、とかだったら飛羽真たちと対立する理由が無いんですよね。その方法で対立するという流れなんでしょうか?
・ソロモン
「界時抹消」の時間停止中に攻撃。
他にもキングオブアーサーのような技を使用。
全ての聖剣と本で作られた本なので(そもそも全知全能の書から聖剣は創られていますが)全ての剣の能力をもっているという解釈でいいのでしょうかね?
ただこの時点で聖剣なし=パワーアップフォームが存在するという事はほぼ確定な訳で…どんな風にパワーアップしていくのか今から楽しみですね。
・凌牙
凌牙「マスターロゴスを守るのが神代家の役目。そのマスターが信じるに足りない存在だとわかればその時は…。」
「マスターじゃないなら神代家の名にかけてお前を粛清する!」
結構カッコいい。きちんとマスターに真意を確認してから攻撃するというのも人柄が現れていますね。マスターがイザクじゃなければ飛羽真たちと敵対する事はなかったと思われます。
凌牙「お前たちの助けなど必要ない!」
飛羽真「そんな事言っている場合じゃない!あいつを止めて世界を救う!今考えるのはそれだけのはずだ!」
凌牙「…いいだろう!」
ホンの数秒で共闘。優先順がきっちりしている剣士ですね。必要であれば敵と共闘する事も厭わない。
いやセイバーの剣士って優先順位があれな人間ばっかりなので…。中盤剣士たちと和解するのに何章使った事か。
しかしこれでもうほぼ凌牙の存在意義はなくってしまったんですよね。マスターに仕える役目を持った剣士がマスターの真意を知り、離反。主人公と共闘する。もういつ死んでもおかしくはない…。
果たして凌牙・玲花は生き残る事は出来るのでしょうか?
・玲花
「お兄様…りりしい…」
駄目だ…。お兄様以上にいつ死んでもおかしくはない。
少なくともどちらかは犠牲になりそうな展開だとは思うのですが…でもどちらかが死んでも激昂したもう片方が突っ込んで死にそうなのでどちらも死なないか、両方死ぬかの二択な気がします。
・バハト
「世界を破滅へ導く…か」
こちらも感想でちょっと書きましたがバハトって世界から争いを無くすために破滅を目的としている。マスターは破滅させる為に戦いを強いているんですよね。
目的が同じでも過程が全く違うんですよね。これにはバハトも激おこな気がします。
前にバハトが無差別に攻撃しない、的な事を書いた気もしますがあれってバハトの理念からすれば当然だったんですよね。最小限の戦闘で破滅へと導く。その為にも無差別に攻撃しない的な。
劇場版で世界まるごと破滅させようとしたのはそれが最小の犠牲だとバハトが思っていたからだと考えておきます。
・全知全能の書
ストリウス「これが本当に全知全能の書なのですか?」
マスター「いえ、全ての本を取り込んでいれば新たな聖剣も生まれたはず。神山飛羽真の邪魔さえなければ…。再びあの少女を手に入れ聖剣もこの手に…」
あの時飛羽真が走るのを邪魔しなかったのは出来ないと思い込んでいただけだった模様。傍観してましたからね。タッセルの肉体を消滅させたようにやろうと思えば遠距離攻撃できたはずですし。
飛羽真を過信しているのか過小評価しているのかよくわからなくなってきました。
それは置いといて聖剣の誕生はほぼ確定なのですが…その場合ルナが消えそうな気もします。
となれば飛羽真の最終フォームは全知全能の書を書き換え、未来だけではなく過去に起こった事も書き換え出来る能力になりそうな予感。
流石にそれだと強すぎ、そして物語が複雑になりすぎる、さらに言えば星の力を終結する、的な話があったので人々が望む未来に書き換えられる能力とかになるのでしょうか?
・ストリウス
「必要とあれば私もお手伝いしますよ。(全知全能の書完成について)」
ストリウスも当然全知全能の書の完成を目論んでいますがどうなる事か。個人的にはウィザードのグレムリンは好きなので(ウィザードのラスボスってアマダムじゃなくてグレムリンでいいですよね?)ストリウスがラスボスになってもいいのですが…メギド3幹部って全員記憶操作されている可能性が高いんですよね。
イザクが敗北、ストリウスがなんやかんやで完成させた直後に真の黒幕にオールアップさせられそうな気もします。
第37章「未来を変えるのは、誰だ。」
来週いよいよ最終フォーム登場。
来週のタイトルは「聖剣を束ねる銀河の剣」
つまり全剣士の想いが連なり、銀河の剣が誕生するという流れになるようです。
現時点で数名(神代兄弟・蓮・バハト・そして賢人)飛羽真と想いを一つにしていない剣士たちがいますがその中でも一番問題が深刻で、かつ一番重要なのが賢人だと思われます。
その賢人がどのように飛羽真と想いを一つにするのか?
その流れを予想してみます。
その前に33章をおさらい。
イザク「冨加宮隼人は従順で優秀な駒でしたね。私の言葉を信じ世界のために少女を…。あの少女が消えたのはあなたの父が15年前の事件を引き起こしたから。あなたの父が少女を犠牲にしたのです。」
この台詞違和感あったのですが…
イザクが従順で優秀な駒と言っている賢人父が完全な全知全能の書の完成に必要なルナを消した、と言っている事。
従順で優秀な駒が最重要パーツを消滅させてるんですよね。代用品(ソフィア)があるとは言え完全な書を創る為には必須だったはず。それを消して何が優秀か、といった点で違和感があったのですがこれは賢人父が自身の意志で全知全能の書完成する未来を変えていた可能性があります。
おさらい終わり。
次回予告で賢人父が再登場(闇の聖剣の中の世界?もしくはビクトールの鳥が賢人父?)していましたが15年前、賢人父が行った行為についての詳細が語られそうな気がします。
今回賢人が飛羽真に「俺達で未来を変えるんだ!俺達ならそれが出来る!」といった台詞がありました。
飛羽真には書き換える事が出来た。しかし自分には変える事が出来ない。
そう思い込んでいる賢人ですがその頑なな想いは賢人父によって覆されるのかもしれません。
物語の結末を決めるのは飛羽真だけではなく自分にもあり、全員の力で未来を書き換える=物語の結末は俺たちが決める。
1人の力だけでは今回の世界崩壊の未来を変える事ができないかもしれない。
しかしプリミティブドラゴンの本を書き換え、未来を変えた飛羽真。
そして過去に未来を変えた(現時点では仮定ですが)闇の聖剣。
いや、もしかしたら全ての聖剣が未来を変える力を有している可能性も。
1人の力だけではなく、剣士たちのそれぞれの想いが、それぞれの未来を変える事が出来る。その事に気が付く事によって飛羽真と賢人は和解し、共に物語の結末を自分たちで決める為に戦う、その想いによって「銀河の剣」が誕生する流れとなるのではないか、と予想してみます。
でもこの仮定。一つ大きな問題があるんですよ。
イザクが超絶アホの子になってしまうんですよね。
ルナを消した賢人父を優秀な駒と言い切り、これまでの流れはほぼ全て自分の思い通り(恐らく飛羽真に全知全能の書完成を阻止された事以外全て計算通りだと思っていそう)、私は神だ!と言ってるイザクさんが可哀そうな事になってしまうのですよ。
それはもう寿司屋なのにたまたま作ったカレーが売れてカレー屋になるか寿司屋を続けるか悩むぐらい可哀そうな展開に。
とはいえこれまで結構な数の失態やおかしい発言の数々を繰り広げてきたイザクなのでイザクが黒幕の一番優秀な駒であった、という流れになりそうなのですが。
余談はさておき次回いよいよ最終フォーム登場。
飛羽真と賢人を中心とした(特に意味のなかった腹パンされた倫太郎が色んな意味で可哀そうですが)物語もいよいよ結末を迎える事になりそうです。
果たして賢人は飛羽真と未来を歩む事ができるのか?
そしてこの後の展開を予想したら可哀そうになってきたイザクが今後活躍できる未来はあるのか?
色々気になる次回。期待して待っています。
・賢人
「最後にお前と話ができてよかった(倫太郎を腹パン)」
この後すぐに倫太郎も変身していたので無駄な腹パンにしか思えない。
そうなると「話ができてよかった」も単に皮肉にしか聞こえてこないのですが。
前後の会話の流れ的には
本当に良かったと思っている
倫太郎が変身してもしなくても結果は変わらない
倫太郎が巻き添えにならないように気絶させたかった
といった流れなんだと思うのですがその後普通に変身している為に完全に無駄な腹パンになってしまいました。
…この前の台詞で「本当に変わったな」的な台詞があったのですがもしかしたらそれは精神の話ではなく肉体的に頑強になった=腹パンで気絶させられなかったといった意味合いかもしれない。
さらに言えば未来視できる賢人が結果を知りつつ腹パンしたのでやっぱり嫌がらせだった可能性も否定できない。
賢人は飛羽真以外に厳しく当たりすぎる気がします。物理的に。
・光の鳥
「未来は変わるさ…」
この前はビクトールの小鳥かと勘違いしたのですが話に流れ的に父親、隼人っぽいですかね?
何で消滅したはずのお父さんが鳥となってきているかは不明。
闇の聖剣に切られると闇の聖剣に取り込まれる的な能力があったと思いますが炎の聖剣にも同様の能力があるのかもしれない。(隼人は先代セイバー=上條に斬られて死んだはず)
とするとビクトールの小鳥も炎の聖剣に斬られた誰かの可能性が?
…いやそれは無いにしても何かしらの説明があって欲しいものです。
・倫太郎
「飛羽真を救おうとする賢人を僕が守ります!」
31章(ネコメギド回)の台詞を踏まえた台詞ですよね。
「どんな時でもずっと僕を信じて諦めてくれない人達がいるんです!」
「だから僕も…僕を絶対に諦めない!」
飛羽真を救おうとしている賢人も守る為に、飛羽真も賢人も守る為に戦う倫太郎。とても良い友情なのですがその結果無駄な腹パンをくらう結果となってしまったのは如何なものか。
・蓮
蓮「なんで通用しないんだ!強さが正義のはずなのに!」
飛羽真「強さだけが正義じゃない!誰かを守りたい。そう願う気持ちも同じなんだ!」
中略
蓮「戦う事が正義で…強さこそが正義なんだ!そこに理由なんて必要ないだろ!」
飛羽真「今賢人は世界を守為に死のうとしている。強さだけが正義じゃない!賢人がそれを証明しようとしているんだ」
中略
賢人「俺は一番強くなくたっていい。大事な時に大事なものを守れる力。それだけでいい」
蓮「大事なものを守る…力」
前提として蓮は師匠から強さが正義、正義こそが強さを教え込まれ、それが原動力となっている模様。(賢人と修行のシーンから見ても賢人の影響を受けたのではなく師匠からのみ影響を受けていると思われる)
力こそが正義ではない、という事を理解した事で色々と吹っ切れる事になりそう。
今まで飛羽真は他の剣士との戦いを経て成長してきましたが蓮もまた成長した飛羽真との戦いを経て、剣士として、そして人間として成長する、という流れになりそうですね。
デザストも別に戦いが楽しければいいや的な発想だと思われる(ゴーストコラボで自身の存在が創られたもの、存在意義を気にしていましたが逆に言えば存在意義されあれば満足しそうな気がする)ので蓮が共闘すること自体は反対しそうにないので余計な妨害はしてこないと思われます。
・飛羽真
「俺がお前の立場なら命を捨ててもお前を守る!今のお前みたいに…。俺は絶対に死なない!お前も死なせない!物語の結末を勝手に決めるな!物語の結末は…俺が決める!」
やっている事は誰も死なせない為の行動であって正義のヒーローに間違いないのですが台詞が若干ジャイアンっぽい。
俺の物語は俺のもの、お前の物語も俺のもの、的な。(この台詞に関するジャイアンの感動エピソードがあるらしいですが省略)
やっている事はいいのですが台詞がどうかと思うシーンでした。
イザク「馬鹿なやつめ。私を助けるとはな。お前はたった一度のチャンスを無駄にしたのだ!」
これに関してもあの時イザク本人を攻撃、もしくは全知全能の書を破壊しなかったのはどうかと思うのですが…多分気にしてはいけない。
ここでイザク倒してたら銀河の剣が完成しないですしね。イザクを倒せてもその後が駄目っぽいので。
しかしこの技(賢人がイザクを完封)非常に便利。相手を抑えるだけだったら最高クラスの性能だと思うのですが…まあ多分今回だけの技。使おうとすると飛羽真が身を挺して止めに来ると思われます。
・イザク
「ことの重大さを理解していない愚か者たちに私の意思を伝えなければならないようですね」
「これで(街消滅)少しは世界も本気になってもらえるでしょう。さあ私を楽しませろ!」
もうイザクさんは精神的に壊れているとしか思えない。
まず「ことの重大さ」、ですが単にやった事は破壊できない本を出現させて殺し合え!といっただけ。理解できるはずもない。
その後街を消滅させたのですがそれは他から見えているか不明。
剣士しかその実害を知らしめてないのですが…本当にやる気があるのか聞きたくなるのですが。
そしてもし世界が殺し合いをはじめても結果はイザクが楽しいだけ。
早く黒幕が出てきてイザクさんを楽にしてあげて下さい。
・凌牙
ユーリ「これでわかったはずだ。マスターロゴスの正体が」
凌牙「マスターロゴス?すでにあの男は世界の守護者たるマスターロゴスではない。」
倫太郎「だったら僕たちと一緒に戦ってください」
凌牙「お前たちは組織を離れた。だから一緒には戦えない」
凌牙的にはマスターの暴走は組織の問題であり、なおかつそれに仕える神代家の問題であると考えているようですかね?
組織と関係なくなった人間とは共闘できない、というスタンスを貫くのは凌牙っぽいですが。
関係ないのですが今週妹の台詞があったか不明。一切喋っていない気がします。
・バハト
バハト「力を手に入れたならさっさと使え」
イザク「たた闇雲に世界を破壊しても面白くないでしょう?人類同士を争わせる。破滅への恐怖から逃れるために傷つけ合うんですよ」
バハト「人間の本質は変わらんな」
一応この時点ではバハトはイザク肯定派のようでしょうか?
人間の本質は騙し合い殺し合う存在。それは1000年前とかわらない。
破滅させるのに無駄に争いを行う必要性はない、と考えているだけでイザクにやっている事自体は否定していないのですね。
バハト「俺が求めるものは世界の破滅だ。なぜ止めなきゃならない?」
ユーリ「お前は人間に絶望した。だから破滅を求めた。だが1000年の時は人間を変えた」
で、人間代表の登場ですが敵である存在とも分かち合おうとする芽依の存在に心揺れたのか、それとも何かきっかけが必要なのか?
次週予告では「お前ごときの思いに覆されてたまるか!」と猛っていましたがこれが誰に対する台詞なのか不明。
「銀河の剣」には他の剣士の協力も必要になると思いますがバハトがどう動くのか気になる展開です
第38章「聖剣を束ねる、銀河の剣。」
物語の結末を決めるのは皆であって欲しかった。
ついに登場したセイバー最終フォームクロスセイバー。
創造する力を持つ聖剣という事で文豪にして剣豪の飛羽真に相応しい聖剣だと言える…のですがこれだけは言わせて欲しい。
物語の結末は俺が決める!、ではなく俺達だ!、にして欲しかった。
戦い終わった後に「俺だけの力じゃない。皆の想いがこの世界を救ったんだ」と飛羽真自身が言っていた通りこの聖剣は一人の力では創り出す事の出来なかった聖剣です。
皆の想いが結集した剣だからこそ。
他の誰一人欠けても誕生しなかった剣だからこそ。
物語の結末を決めるのは一人ではなく全員である事を強調して欲しかったのですね。
飛羽真の決め台詞「物語の結末は俺が決める!」で固定されているなら仕方なかった面もあります。
しかしキングオブアーサー回の時点で物語の結末を決めるのは俺達だ!と言っている事から多少の改変は問題ないはず。
確かに今回はクロスセイバー変身後一人で戦ってはいましたが全員の力を結集した力である事は間違いないはず。
1人の力で戦っているものではない事=全員で結末を決める、と言って欲しかったと思います。
しかし最終フォームとは言え最終章は始まったばかり。
話は変わるのですがゼロワンの決め台詞「お前を止められるのはただ一人!俺だ!」も最初はあまり好きではありませんでした。
イズや不破さん等の存在を無視しているかのような台詞に聞こえてたから。
しかし最終回でその考えは変わりました。
暴走し、人類を滅ぼそうとした滅を止められる、止められたのはただ一人、或人だけでした。破壊する事は他に人間にも可能だった可能性はあります。しかし止める事が出来たのは或人だけ。
さらに言えば或人に大切な存在であるイズを破壊した滅を止める、という選択肢を与えてくれたのは他でもない戦ってきた仲間たちでした。
全員の想いを受け、そして選択する事が出来た「止める」という行為。
間違いなく「お前を止められるのはただ一人!俺だ!」な状況で或人の決め台詞も好きになった訳です。
話は戻りセイバーも残り10話ほど。
最終的にセイバーという物語の結末を決めるのは俺になるのか。
それとも全ての、剣士だけではなく人類の想いを背負い、物語の結末を決めるのは俺達になるのか。
俺でも俺達でも。個人的は納得できる展開になるのならどちらでも良いと思っています。
終局に入った物語を華麗に締めてくれる結末を期待しています。
・隼人
「ワンダーワールドの守護者に助けられお前をずっと見守っていた。やっと話せるようになった」
何故タッセルに助けられたのか理由が不明。
クロスセイバー誕生の際実体化していましたがクロスセイバー誕生に必須だったのかも(賢人の件含めて)しれません。
この仮定が正しいとすればタッセルはこの時点までの歴史は知っていた事になります。クロスセイバー誕生には隼人が必須。だからこそ助け、さらにはこのタイミングで賢人と話せるようになった、させた、というのは考えすぎでしょうか?
・飛羽真
ソフィア「世界各国の街が消え始めています。このままでは世界そのものが…」
大秦寺「飛羽真が賢人を救ったがその代償は大きい」
結果的に創造したことで街は復活した訳ですが一度は消えている訳なんですよね。恐らく一度人々は消え、そして復活したと思われるのですが…これがいいのか悪いのか。ゼンカイジャーの介人だったら他の道を探していた。
飛羽真がクロスセイバーの能力を知っていたならともかく(知っていたのはクロスセイバー誕生方法の伝承だけのはず)確実に復活できるか確証はなかったはず。賢人を救う事を優先して(前回賢人が犠牲になればイザクを倒す事は出来ていたはず)世界を一度崩壊させたというのは…個人的にはあまり好きにはなれないですね。
ただ飛羽真はこれまでなんか行ける気がする、的な発想で不可能を可能にしてきたので(明確な犠牲者はカリュブディスメギドの前の話で一般人多数が本にされたぐらい?これものちに復活する事は確定でしょうし)やれる確証があるんでしょう。
物語の結末を勝手に決めるな、俺が決める!な台詞から今回の流れで飛羽真が魔王に見えてきた。
・賢人
賢人「父さん…俺はもうどうすればいいかわからないよ。俺にはもうなんにもできることがないんだ」
隼人「自分の気持ちに素直になればいい」
先週隼人が未来を変えていたのではないか、的な予想をしたのですがそんな事は全く無かった。
結局のところ賢人の性格が捻じれたのは飛羽真とルナが離れる事になったのは自分(そして父である隼人)の責任が大きいと考えており、自分でどうにかしなければならないと考えていた。自身が出来る事を全てやった結果、力及ばなかった。もう何をしたら良いかわからない…。
といった状況を打破してくれたのが父親である隼人という事でしょうかね。
父親の真意を知らず、捻じれた心境が父親から自身への思いでほぐれたというのは良いとは思うのですが…実際この話、尺がなかったのか結局あの時隼人が何をしたのかいまいち不明(ルナをイザクから遠ざけたかった?)なので個人的には疑問が残るシーン。
父と子の再会のシーンとしては良いとは思うのですが。
・大秦寺
「あれが伝説の聖剣…。刀鍛冶の血が滾る!ハハハハハッ…!」
クロスセイバー誕生の際はよく喋るとは思っていましたが予想通り。ただクロスセイバーの伝承を喋る際は何故かユーリに割って入られましたが。まあほっとくと興奮して喋りっぱなしになりそうなのでユーリが止めたのでしょう。多分。
・ユーリ
「バハト…人が世界なんだ。人が変わり世界が変わる」
良い事を言っているような気がしますがその変化した例で芽依を連れて行ったのはどうかと思います。もうちょっと適例がいただろうに。
…剣士関連性格が危ないやつばかりだった。そもそも特殊な例の剣士を連れて行ったら意味が無かった。
さらに言えば一般人の知り合いが芽依しかいないと思われます。
ユーリは大きめのスーパーとか行ってないで他の施設にでも出向くべきでしたね。飲み屋とかで知り合ったバハトを知らないおっさんとか連れて行ってもどうかとは思いますが。
・クロスセイバー・刃王剣十聖刃
クロスセイバー誕生の際虚無も入ってるんですよね(11本の剣から誕生)。
でも能力には組み込まれていない。
これはバハトを本編に出す予定は無かったという事なんでしょうかね?とは言え誕生に関わっている事から最終決戦時ぐらいには能力を使って欲しいところ。最終回限定フォームって最近多いですし(ビルドあたりから?)
イザク「全知を司る聖剣が生まれましたか」
全知の剣であり全能ではないのでしょうか?このままだとソロモンの下位互換になってしまいますが全知に加えて創造の力を有する聖剣という事なのでしょうかね?
飛羽真「創造するのは俺だ!」「俺が今を創る!」
クロスセイバーの固有能力は創造の力。
今回までの一連の流れ(セイバー1話からクロスセイバー誕生)は全て黒幕の仕組んだ事だとすればこの創造の力を欲したからとは考えられないでしょうか?
個人的な予想では黒幕は初代マスターロゴスとタッセル。このどちらかもしくは両方。
全知全能の書の力は未完成の状態で世界を崩壊させる事が出来る凄まじいもの。しかしその力は全て全知全能の書に内包されている力であり、それ以上の力は出せないと推測できます。さらに言えば全知全能の書には人類終焉までの歴史が書かれているという設定があったはず。
全知全能の書を手に入れたものだからこそ全知全能の書の限界を知って(さらには回避不可能な人類終焉の歴史)しまったのではないでしょうか?
そこで全知全能の書にない歴史を創造できる力を欲し、今回の一連の流れを仕組んだと予想してみます。
その目的が人類の歴史の修正を狙ったものなのか。それとも全知全能の書を超える力が欲しかったのか。その辺りが気になりますが…そもそもイザクがラスボスの可能性もあるのでこの件に関してはもう少し物語が進んでから考察してみようと思います。
・イザク
イザク「崩壊をただ待つだけでは退屈です。今の気分に相応しい音楽を聞きに行きましょう」
崩壊させたいのか人々の悲鳴を聞きたいのかはっきりさせて欲しい。そもそも争わせる為に一部崩壊させたのに全世界同時に崩壊させて何をしようというのか?
こういった一貫性のない行動が散見されるのでイザクはやっぱり操られている説を推しておきます。
飛羽真「お前の剣は…軽い!お前の剣からはなんの思いも感じられない!」
人の思いで世界を創造した飛羽真と何の思いもなく世界を崩壊させたイザクとの対比だとは思うのですが…黒幕がいればこれは伏線という事でいいでしょうかね?
操られてた=なんの思いもない、といった感じで。
自身のやった事を完全に覆され、実力的にもクロスセイバーに劣るイザクがこのままラスボスという事は無いと思うのですが…ストリウスが完全な全知全能の書を創ってそれを奪い完全なソロモンが誕生すればイザクがラスボスの可能性もあり得なくもなさそうですが…まあ黒幕は別にいますよね。
・バハト
飛羽真「何にどう生き方を捻じ曲げられたとしても、その中で絶望を…諦める選択をしたのはお前だ!全てを、自分以外の人の力のせいにするな!」
バハト「シーッ…。俺の1000年をお前如きの思いに覆されてたまるか!」
東映公式HPでも書かれていましたが「シーッ」が非常に粋な演技。
1000年間封印され燻ぶっていた思いを否定されたバハトの心情を非常にうまく描写しているシーンだと思います。
バハト「死ねない体。無限に続く再生…。お前たち人間には到底理解できない絶望だ」
飛羽真「人は絶望する。でもそれでも立ち上がる強さが人にはある」
愛する人を失いさらには自身はそれを追う事も出来ない体になってしまった。バハトの世界崩壊の行動を擁護する気にはなれませんが同情はします。この状態から立ち上げれ、というのも酷な話だと思うのですが。
飛羽真「1000年間あんたは勝手に絶望していただけだ!周りを見ずに立ち向かわずにずっと逃げていただけだ!俺があんたの知らない未来を創ってみせる!」
この台詞も結構きつい事言ってるんですよね飛羽真は。ちなみに1000年間封印されていたからバハト的にはどうしようも無かったと思います。家族失ってからすぐユーリに封印されて後は本の中で封印ですよね?それを逃げ回っていただけだと言われても…。
世界平和の為に戦っていたら親友が裏切り家族を失い親友から封印され未来の剣士から逃げているだけと言われる。敵とは言えやっぱりちょっと同情してしまいます。
バハト「ずっと傷つかなかったこの体が…!これが人の思い…人の力…」
芽依を見て笑う
バハト「お前がこの先の未来に何をもたらすのか…俺が見届けてやる」
流れ的には飛羽真の思いの力、そして人間代表の芽依の行動を見て多少心境の変化があったという事でしょうか?アギトのテオスっぽいですが。変化ありそうだからとりあえずしばらく様子見、みたいな。
ただ一つ言わせて欲しい。人の思いでここまで強くなれるのは飛羽真だけしかいない思われますしクロスセイバーを見て超美ボディとか言っちゃう人間を見て変化した人間を理解しようとするのはサンプルが特殊過ぎて止めた方が良いと思います。恐らくあと数千年生きてもそうそう現れない特殊な人間ですよ?
・ストリウス
ストリウス「デザスト。あなたは見ていなさい」
ここでデザストを止めたという事はストリウスの計画にデザストが必須という事でしょうか?しかしデザストは束縛される事を嫌って自身の本を奪取したはず。つまりここでデザストが動かなかったのは飛羽真側につくよりもストリウス側につく方が面白いと思ったからなのでしょうか?
デザストが無銘剣虚無を回収したのもストリウスの指示でしょうか?目的は完全な全知全能の書の完成だと思われますが現状どうやって作るのかは不明。イザクの不完全全知全能の書を奪えば可能なのでしょうかね?
第39章「剣士よ、信じる道を行け。」
イザクが後何話生き残るか気になる
第39章「剣士よ、信じる道を行け。」
感想です。
・感想
圧倒的な存在だったイザクに対し、クロスセイバーの力を得た事でようやく対話する事が可能となった今。
ようやくイザクの本音を聞くことが可能となりました。
イザクの真の目的は人類に新たな可能性を切り開くために世界を一度創り替える事。やっている事は鎧武のDJサガラ、ヘルヘイムと似たようなものですね。
ただしあちらはヘルヘイムがそういった存在だというだったこと、さらには自身はそのきっかけを与え、必要以上に干渉してこなかったのに対して(葛葉紘汰に対しては過干渉な面はありましたが)イザクは自称するように神の如く自身が全て行う、といった違いはありますが。
まあ目的自体はどうでもいいのです。大した事は言ってないですし。
問題は自身の情報をほぼ全て出し切ってしまったという事。
そしてさらにはストリウス、さらにはタッセルまでもが動き出してしまった事。
つまりイザクはいつ退場してもおかしくない状態に。
衛兵に紛れて登場してから物語の(一応の)黒幕として動いてきたイザク。
ソロモンに変身を済ませ、自身の心情、目的も吐露してしまった彼の物語は結末してしまうのか?
タッセルがルナを必要としている理由も気になりますがそれ以上にイザクという物語の結末が気になる(来週あたりオールアップしそうな予感)仮面ライダーセイバー第39章「剣士よ、信じる道を行け。」感想でした。
余談ですが15年前、飛羽真からルナを遠ざけたのはイザクの指示だったことが判明。理由は全知全能の書完成、そして創造の聖剣クロスセイバーの誕生に必要な駒だったからでしょう。飛羽真自身が創るとは思っていなかったようですが。
飛羽真がルナに選ばれた存在である=近いうちに消える事を知っていたイザクはその期間を引き延ばし、自身の目的の為に利用していた、という事でしょう。
前にルナが全知全能の書に必要なのに隔離させた賢人父が有能だ、と言っていた事に対してよくわからない事言ってんな、と書いてしまいすみませんでした。指示通りだったのですね。
でも必要な時にルナが手元にいなかった(出てきたのは偶然。ソフィアでも代用できたが完全なものは作る事はできなかった)のは擁護しようがないのでやっぱりイザクはよくわからない事を言ってるな、といった評価は変わりなしです。(本来の想定は不完全な全知全能の書作成→ルナを探し出す→完全な全知全能の書を作成、といった流れだったのかもしれないですが)
・飛羽真
賢人「もっと仲間を集めて鬼に奇襲をかけよう。きびだんごだけじゃなく…。そうだ!エクレアもたくさん用意すべきだ!」
飛羽真「物語を勝手に変えるなよ!」
物語の結末を決めるのは俺だ、物語の結末を決めるなと言っている男は親友に対しても厳しい。いや前に勝手に決めるなと言ったのは賢人に対してでしたね。彼の前で創作の物語を読んではいけない。
ところできびだんごでついてくるのは犬猿雉ですがエクレアの場合は何がついてくるのでしょうか?
エクレア=フランスの菓子という事でフランスの猛獣が仲間になるのでしょうか?ちなみにフランスの国鳥は雄鶏らしいですよ。
…雉と鶏ってどちらが強いのだろうか?
イザク「まさか神山飛羽真が伝説の聖剣を生み出すとは…。彼はとことん私を楽しませてくれますね」
イザクの当初の想定では炎の聖剣の覚醒、そしてその他の聖剣の覚醒の切っ掛けとなるまで。全知全能の書が完成した後は用済みという事で良いのでしょうかね?
今更ですがイザクって全知全能の書の一部は持っていたようですが歴史に関してはほぼ知らなかったという解釈でいいのでしょうか?
というより意図的に全知全能の書の一部から歴史が除外されていたと考えた方が良さそうです。黒幕がいるとすれば駒であるイザクに対して歴史を知らせる必要性はない、むしろ黒幕の思惑通りに動かない可能性が高いですからね。
・倫太郎
凌牙「…ありがとう」
倫太郎「えっ?えっあっすいません。よく聞こえなかったんでもう一回…」
凌牙「あ…り…気安く話しかけるな!仲間になったわけではない」
倫太郎「そんな!酷いじゃないですか」
倫太郎は結構根に持つタイプ。
…よく考えたら殺される寸前だった気がする。多少弄っても罰は当たらない気もしますね。
2人とも生真面目な性格で似通ってはいるのですが若干タイプが違う気がします。一個人として組織の為に戦ってきた人間と一族の長として組織の為に戦ってきた違いによるものだと思いますが。
・芽依
玲花「あなたたちに感謝します。お兄様の手当ても手伝っていただいて…」
芽依「ううん。困った時はお互い様でしょ?」
芽依はバハトの時、さらに今回の神代兄妹の時でほぼ過去の事は気にしてないんですよね。現時点で危険性があるかないかぐらいの認識で人に接している気がします。
ユーリが人間代表として選んだ気がわからないでもない。いやもっと適切な例がいたとは思いますが。
・蓮
蓮「俺は…戻れない。俺の目指す本当の強さとはなんなのか。それを見極めるまでは…」
うーん、最終的に蓮はどうなるのか?
もう戦力的にはいくら覚醒しようともほぼ戦力外(クロスセイバー>タテガミ>>>その他大勢、ぐらいの状況)なのですが…最終決戦までに精神的成長を遂げて最終回後の世界の平和を担うキャラに成長していくのだろうか?蓮とデザストは本当にどういった展開になるか読めない。
・神代凌牙
イザク「あなたたちはもう用済みです。おきてに縛られた哀れな一族をここで終わらせてあげましょう」
基本的にイザクはおきてに縛られた一族、神代家とマスターロゴスの一族を嫌っているようですね。
変化のない世界を嫌っている為でしょうが…しかしそれが世界にとって必要な革命とかではなく退屈凌ぎの暇つぶしと言っちゃってますからね。なんというか非常に哀れなイザク。
凌牙「前にも言ったはずだ。組織の人間で無い者に手は貸さん。だが…これで借りは返した」
義理堅い性格。まあ上司がブラックとかそんなレベルではなく自称神の危ないやつだっただけ(ライダー世界で自称神は危ないやつばかりですね)で本来世界平和の為に戦っていた剣士ですからね。
最初から味方キャラにいれば良い関係が築けたのか、それとも倫太郎と被るのでどちらかが犠牲になってしまっていたのか。
気になるところですがイザク以上に死亡しても良い展開となってしまっている(OP追加されたけど)ので…今後の安否が気になります。
・ユーリ
ソフィア「治療に力を使い過ぎたのでしょう(剣と本の状態になったユーリに関して)」
前に尾上さんの治療を途中で止めて入院させた理由が明らかに。力を使いすぎると人間状態を保てなくなるのですね。
まあ今回の結界を破る方法云々の都合だとは思いますが…むしろもう戦闘に出なくてもいい気がしてきました。敵の最低ランクがタテガミでどうにか対抗できるぐらいの強さしかいないので…。もう尾上さんとかかませ犬にも成れない状況なので大人しくヒーラーをしてればいいと思います。
・玲花
「ツンデレなお兄様もたまらない…!」
妹の暴走が止まらない…!
戦力的には不十分(キングライオン以上タテガミ以下ぐらいなので弱くはないのですが敵のランクが上がりすぎ)なので兄以上にいつ死亡してもおかしくはないのが怖いところ。今週煙を活かした絡め手を使ってましたが…今後活かせる機会はあるのかどうか。
・イザク
イザク「理由などありませんよ。退屈だったのです。私の一族はこの世界を守る代わりに代々全知全能の書の一部が伝えられてきました。そのせいであなたたちより少し長生きなのです。約束、戒律、使命…。長い間それらに縛られて生きることほど退屈なことはない。それは死も同然だ。そして繰り返される人間の愚かな行為。私は気づいたのです。この世界を変えれば人も変わるのではと…」
飛羽真「そんなことをしなくても人は変わることができる!」
イザク「あなたが…。今の人間が想像できることなどたかが知れています。だから一度壊して新しい世界を創るのです」
倫太郎「何一つ理解できない…」
イザク「神山飛羽真。あなたは私の世界に存在する価値がある。共に新たな世界を創りませんか?」
一通りの会話を書きだしたら長くなってしまった。
そしてこの会話の一番大事な部分。要は暇つぶしって事ですね。要も何も本人が最初に言っていますが。
暇つぶしで世界破壊しようとしたゲキレンジャーのロンとどちらが質が悪いのか。(恐らく)黒幕に仕向けられている行動とは言え多少長い程度(2000年の間に何回か代替わりしてる事からせいぜい数百年だと思われる)で世界を壊そうとしないでください。バハトの方がよっぽど納得できる理由ですね。
イザク「世界が崩壊する時、今の人類は淘汰され優れた者だけが生き残る!そして新たに生まれた人類と争い生き残った者だけが私の世界の住人となる。私は人類の新たな可能性の扉を開く。なんて刺激に満ちた世界だ!」
ちょっとよくわからない台詞。
新たに生まれた人類とって何を指すのか、と思ったのですがよく考えたらイザクって人類創造の本を求めてましたね。生き残った人類と自分が想像した思い通りの人間だけの世界って事で良さそうです。
ストリウス「これからどうするおつもりですか?」
イザク「世界をつなぐ少女を手に入れる」
これはもう一度全知全能の書を創りなおすという事でしょうか?
今回の件で完全にクロスセイバーより格下なのが理解できたからですかね?前回気が付けって話ですが。
その場合は伝説の聖剣がもう一振り誕生するのでしょうか?だとしたら刀鍛冶が暴走しそうな気がします。いやもうしてるか。
・ルナ
イザク「あの少女はあなたにとって死に神です」
飛羽真「ルナが…?」
イザク「あの少女に選ばれた時からあなたが消える運命は決まっていた。その運命を変えたのです。15年前にね。いわば私はあなたの命の恩人なのです」
ルナ、そして世界を繋ぐ少女の目的ってなんでしょうかね?
ワンダーワールドの存続には人柱的な存在が必要でそれを求めているとか?次回予告を観る限りルナ自身はその事を知らないようですが。
しかしその場合2000年前に選ばれたビクトール=タッセルが存在している理由がわからないですしさらに現在もワンダーワールドが存在している理由も説明がつかない。そもそも最初に5人連れて行った意味もわからない。
この辺は追々判明するものだとして…この辺の理由が黒幕の行動理由な気がします。
・闇黒剣
賢人「闇黒剣は新たな未来を映さなくなった。けど人の思いがこの世界を未来を創る」
今後は雷の剣士として戦う決意をしたためか暗黒剣は使用しないのでしょうか?別に悪い力ではないとは思うのですが…それ以上に今更ワンダーコンボで戦力的に役に立つとは思えない。
ところで闇の聖剣で未来視できなくなったのはなにが切っ掛けなのでしょうかね?創造の剣が出現=確定した未来が無くなったという事でしょうか?
一番は話の都合だとは思いますが。未来視できるなら毎回使えよってツッコミ入りそうですしね。未来予知系の能力は物語の展開上使いづらいですね。
・無銘剣
飛羽真「それに無銘剣はどこに…?」
教えてもらった情報なのですがクロスセイバーの柄?の部分に使われているようですね。主な要素は余剰エネルギーの発散だとか。
じゃあなんで刃王剣十聖剣なのかって話になりますが…まあ虚無なので10+0で聖十剣という事なんでしょうね。多分。
・刃王剣十聖剣
イザク「あれは全知全能の書の力を余すことなく引き出す伝説の聖剣です。だから私が持つのが相応しい」
本来ならばあれは完全な全知全能の書が出来ていればソロモンの聖剣だったという解釈でいいのでしょうか?
イザクの本来の想定するルートの場合
ソフィアを使って不完全な全知全能の書を作成→その力で剣士粛清、ルナを探す→ルナを使って完全な全知全能の書を作成、クロスセイバーを創造
といった流れだったかもしれません。
とすると仮面ライダーソロモンの完全版は刃王剣十聖剣に全知全能の書を使って変身するのかもしれませんね。
・ストリウス
イザク「なんの用です?」
ストリウス「あの新しい剣は一体なんなのかお尋ねしたくて」
虚無を手に入れた(手にしたのはデザストと思われるがその後デザストから回収している可能性が高い。もしくは人間を創る秘術で作成した人間が回収してるか)ストリウス。次に狙うのは当然完全な全知全能の書ですよね。そもそもそれが目的で動いてましたし。
となるとやっぱりイザクはストリウスにやられる展開な気がします。主人公側が人間キャラを殺害するのは避ける傾向にありますし。(ビルドではありましたがあれも直接殺したかどうかは微妙な描写)
ストリウスがイザクを殺害して不完全全知全能の書確保→色々使用して完全な全知全能の書作成→色々あって黒幕に始末される、といった展開を予想しておきます。
40章「輝く友情、三剣士。」
イザク退場回。
結局のところただの敵役でしかなかったイザクでした。
と感じるのも登場人物から言われている通りイザクの主張が「何言ってんだこいつ」でしかなかった事ですね。
何かしらの信念がある訳でもない。
ただ全知全能の書の力で長寿になってしまい、さらには退屈な使命を背負わされたしまった。だから自分には世界を滅ぼす資格がある。
そりゃ他人から理解されないですよね。何一つ共感できるところが無い。
まだ昭和の仮面ライダー敵組織首領の方が納得できる主張をしている…ような気もします。
あまり魅力的なキャラであるとは思えませんでした。
ですが今後の展開によってはイザクの行動も見直されるかもしれません。
というのも黒幕でない事が確定した訳なんですよね。
ラスボスが物語の黒幕でない(ウィザードのグレムリンとか)事もありますが次回2000年前の真相が明らかに、といった状況では他に黒幕がいると考えるのが妥当でしょう。
2000年前、ワンダーワールドに渡った5人のうち、唯一詳細が明らかになっていない初代マスターロゴスが黒幕、もしくは黒幕と共謀している可能性が高い訳です。
闇の聖剣での未来にちょっとだけ映っていたイザクではないマスターロゴスと思わしき人物。物語の黒幕かどうかは不明ですがイザクの行動に大きく関わっていたと考えるのが自然でしょう。
結局のところ他人を全て駒扱いしてきたイザクですが自身も駒であった可能性がある。この予想が当たっていればイザクの行動にも共感できるところがあるのではないでしょうか?
そもそもの話本当にイザクは人間だったのでしょうか?
今回ストリウスに消された際、消滅しているようにも見えました。
これは全知全能の書の長寿になってしまった副作用なのか?
ストリウスの能力によるものなのか?
それともイザクは創られた人間、ソフィアと同等の存在だった可能性はないでしょうか?
真の黒幕の登場で判明するかは不明ですが個人的には非常に気になるところ。
もしイザクが真の黒幕によって創られた最高の駒であった場合。
彼の長きにわたる退屈の日々が全て誰かの思惑の範疇であった場合。
彼の行動に共感できるところも出てくるのではないかと思っています。
現時点では決して魅力あるキャラだったとは思えないイザクでしたが真の黒幕の登場によってその評価が変わるかもしれない。
終わってしまったと思われるイザクに新しい物語が追加されるかもしれない。
そんなことを思ったセイバー40章でした。
・賢人
「ユーリさん。父の形見です。お願いします」
賢人が使って欲しい。別に忌まわしい力じゃなくて単にアンチ聖剣の力ってだけなので。
でもジャオウドラゴンは純粋な闇の聖剣ではないのでその辺を気にしたのかもしれませんが。
フィーチャリングセイバーの為、というのが一番大きいと思いますが…よく考えたらフィーチャリングセイバー使用時に闇の聖剣で変身すれば色々解決ですね。
やはり賢人に使って欲しいと思います。
芽依「きたーっ!最強トリオ復活!」
闇の聖剣が駄目ならせめてエスパーダに強化フォームを下さい。ゴールデンってドラゴニック以下なのでほぼいるだけの状態、いやフィーチャリングセイバーの変身ツール的な扱にされてしまう気がしないでもないです。
似たような強化だったアバレマックスも最終的には他の2人も変身解除しないようになっていたのでこちらも同様に賢人に普通に戦えるようになって欲しい。
さらにいえば似たような条件だとゴーストの無限、ディープスペクターと並んでネクロムが戦ってましたがあれ後半かなり扱い悪かったですからね。エスパーダにもテレビ放送中に友情バースト魂みたいな強化をあげて下さい。
・飛羽真
イザク「ハッ…やはりあなたには効きませんか?」
これはクロスセイバー自体の力(全知の力)の為なのか。
それとも飛羽真自身の資質なのか。
飛羽真って謎の特殊能力持ち(メギド分離、デュランダルの能力看破など)ですしね。ルナに選ばれる条件なのかもしれないですが気になるところです。
とは言えオムニフォースの力はライドブック自体に作用(本人の意思は操れない)する事からクロスセイバー自体の効果だと思われます。
・倫太郎
「あなたは自分から神であることをやめたんだ。そして今は一人ぼっちです」
さすが短期間ですがボッチを経験した倫太郎。的確にボッチに対して有効な精神攻撃を仕掛けてきますね。
というか今回いくらイザクが悪役でも全員が全員精神攻撃しかけ過ぎだと思います。賢人からも「恨み価値すらない」とか言われてますしね。
もう神どころか人間扱いされていない気もします。
・フィーチャリングセイバー
飛羽真「未来を、世界を創造するのは…俺達だ!」
飛羽真賢人倫太郎「これが俺達3人の未来の物語を紡ぐ力だ!」
台詞は良いですね。クロスセイバー初登場の時は結局「物語の結末を決めるのは俺だ!」で飛羽真だけが戦っているかのようでした。
…今回も台詞はカッコいいのですが飛羽真しか戦っていないように見える。まあ最終フォームでた直後ってこんなものですよね。特に最近の最強フォームって最強過ぎて他のライダーが全くインフレについてこれない事が多いですし…。
それはともかくこれだけは言わせて欲しい。
イザクに対してこのフォーム(3人の絆)を使うのは嫌がらせ以外の何物でもないと思うのです。前回クロスセイバーでも圧倒してましたし今回も特に必要ない、ぼっちのマスターに対して物理的、そして精神的に追い詰めるだけのフォームに見える。
とはいえ個人的に一番酷い強化フォームは敵を倒した後(ほぼ死にかけ)に何故か使ったディエンドコンプリートフォーム。あれは予想外でした。そして酷かった。
・ストリウス
「あなたの物語はここで終わりです」
「これからの物語は私が紡ぎます。美しい結末のために!」
なんか急にオーズのドクター真木みたいな事を言い出した…と思ったのですがよく考えたらストリウスって「物語」のメギドでしたね。自身で物語の結末を決めようとしているのでしょう。親友である賢人にすら「物語の結末を勝手に決めるな!」と言い放った飛羽真に怒られないか心配です。
・ユーリ
「待て!お前たちはワンダーワールドにいく事はできないだろ。俺に任せろ」
そういえばどうやってユーリはワンダーワールドに行っているのでしょうか?
ブックゲート的なものがあればそれを使えばいい。つまりそういった類のものはない。ユーリ自身、もしくは光の剣の力。
光の剣の力なら前に一度飛羽真がサウザンベースへ連れて行ってもらった事がある。つまり光の剣の力ではない、もしくは光の剣士だけしか行けない制限がある。
人間の肉体ではいけない。現在ユーリは肉体を持っているので関係ない。
といった訳で光の剣の力、もしくはユーリ自身の能力だと思われますが…ユーリは自分を歴史を本にしていた、つまり魔術的な技術が使われている可能性があるのでそれに関するものかもしれませんね。
・凌牙
「俺を怒らせるな!」
「借りができたな」
なんだろう。元々口数が少ないせいか最近の凌牙はこの台詞ばかり喋っている気がします。
まあ妹はほぼ「お兄様!」なのですが。
・玲花
狼煙霧虫
「お願いです!お兄様を助けて下さい…!」
サウザンベースからノーザンベースまで飛ばせる狼煙って便利ですね。全員ガトライクフォンはあるので非常時以外はそれを使えばいいと思いますが。
…555って戦闘中しょっちゅう携帯で連絡していた記憶が。あれはあれで結構面白かったですが。一番好きなのは海堂が土下座までして共闘した三原が何の役にも立たず結局555を携帯で呼ぶ(呼ばせた)場面。
・イザク
「世界を繋ぐ少女…。今捕まえてあげますよ」
イザク、というか全知全能の書はワンダーワールドにも干渉できるようですね。クロスセイバーには無理なのか。それとも飛羽真が使いこなしていないだけなのか。気になります。
ところで初見誰がどこにいて何をしているかよくわかりませんでした。ワンダーワールドがワンダーワールドっぽくないのが悪い。
「私は死なん。この力同様不滅だ!私の神話はここから始まる…」
神話が始まりそうになった時点で物語から退場。もう自分が神の領域に至っていなかったと言っているようなものですね。
しかしまだオールアップはしてない(はず?)ようなのでまだ出番、というか回想に出てくる可能性はありそうですが。
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