機界戦隊ゼンカイジャー 1~10話 感想です。
第1カイ! キカイ世界はキキカイカイ!
「世界初」の何かデッカイことをしたい五色田介人。
とゼンカイジャースタッフ。
そんな意気込みの伝わってくるゼンカイジャー第一回でした。
と言っても同じレジェンド戦隊を題材にしていたゴーカイジャーよりも丁寧な作り、といった印象。
ゴーカイジャーが雑という訳ではなくむしろゼンカイジャーがそのデッカイ目標の割に非常に丁寧にキャラ描写しようとしているのですが。
基本的に戦隊の第一話って全員集合してから、もしくは全員集合する話が多いんですよね。(ゴーオンとかリュウソウみたいに初期メンバーのみ合流済み、追加メンバーは顔見世程度ですら珍しい)
その中でゼンカイジャーはメンバー中唯一の人間、五色田介人とキカイノイドの住人ジュランとの出会いに焦点を置いているんですよね。
1話で世界が融合。世界観を説明しつつ全員の顔合わせ、さらに戦闘シーンとロボ戦を入れるのは尺的に難しいとはいえ(視聴者的には初登場の映画で全員集合後の事をやってはいましたが)かなり思い切った作風だと思います。戦隊に限っての話ですが。どちらかというとプリキュアに近い。
そんな記念作品にしては珍しい形態の作風ですが今後どのような展開を見せていくのか。戦隊ファンとしてはレジェンド登場も期待したいところですがレジェンド作品の比率が高かったゴーカイジャーに比べ現時点ではあくまでレジェンド戦隊はゼンカイジャーの世界の一要素に過ぎないと思われます。
今までの戦隊もそれぞれの各戦隊の良いところを出し切った結果、一つの作品となり、それが45年紡がれてきました。
ゼンカイジャーもレジェンド戦隊要素はあるもののゼンカイジャーならではの個性を出しつつ、さらには要所要所でレジェンドの魅力も観られるような、そんな世界初のデッカイ作品になる事を期待しています。
・五色田介人
「俺は世界初の何かでっかいことがしたいんだ!」
そしてスカイツリーからのバンジーを試みる。あまり常識はなさそう。
とはいえ個人が世界を救うという目標を掲げるのは普通の精神じゃできないですよね。仮面ライダーオーズの映司がある意味精神的に一般人とかけ離れていたように介人も結構怖い部分がありそう。
まあ勢いでピザとすき焼き混ぜるか!って決めるやつなのでとりあえず凄そうな事やってみよう、ってキャラなんですよね。きっと。
・キカイたこ焼きとわたがし
駄菓子屋の綿菓子とたこ焼きでは単価が違い過ぎるのでその物々交換はどうかと思うのですがよく考えたら屋台の綿菓子って下手したらたこ焼きより高いですよね。一応等価交換なのでしょうか。屋台の綿菓子は版権料が高いだけの気もしますが。
・ジュラン
クダイター「よく見れば庶民キカイノイドじゃないか。」
つまりよく見なければ庶民っぽくないと。
色がついているキカイノイドって珍しいみたいですしその辺が違うんですかね?雑魚兵とか真っ白。住民も白基調っぽいですし。
ところで介人におっさんと言われて名前で呼べ、みたいな事をいっていましたがおっさんなのは間違いないのでしょうか?若干ノリが無理してるおっさんですが。
・ブルーム
知的好奇心旺盛なブルームが何故掃除係をやっていたのか不明。
もしかしたら科学者枠で採用されたにも関わらずトジテンドに重要な侵略関係の技術開発そっちのけで自分の好奇心が抑えられず別の研究ばかりやっていた為掃除係に異動させられた可能性も?
しかしゴーカイジャーの時もそうですがこの手のレジェンド戦隊が出る戦隊の青は元敵組織しばりでもあるんでしょうか?
・マジーヌ
劇場版だと占いやってましたがここからどうやって占い師になるのか。普通の一般市民っぽいですが。一応駄菓子屋で働きながら時々趣味の占いやってるって感じなんでしょうかね?
ところでこの子変身後はマジレンジャーが基本のようですがマジレンジャーだと青が占い担当なんですよね。ピンクが変身魔法専門だった気が。
その辺は色合い的にしょうがなかったのか、それとも何か意図があるのか気になります。
・ガオーン
次回メインとは言え今回影が薄い。1か月間ひたすらナンパ(猫専門)してたのでしょうか?
・レジェンド戦隊
セッちゃん「動物戦隊ジュウオウジャー。ジュウオウイーグルをイメージした力チュン」
介人「イーグルって鳥か」
そこは鷲と言って欲しかった。鳥だとジュウオウバードがいるので。鳥でも間違いではないのですが。
そういえばこのシーンとニンニンジャーにシーン。追加メンバーいないっぽいですよね?
追加メンバーはゼンカイジャーも追加戦士枠が担当するのでしょうか?
そしてまたゴーカイシルバーゴールドモードのようなてんこ盛りフォームを出すのか気になります。
「手裏剣戦隊ニンニンジャーをイメージした力チュン」
ジュウオウジャーはレッドでニンニンジャーは全体の力なんですね。
と言っても魔法忍者とか他のメンバーは固有能力があったにも関わらずアカニンジャーって固有能力がなかったような記憶が。超絶とか他メンバーも使えたはずですし。
一応メンバー中最強は最強なアカニンジャーですがある意味無個性だったのか。意外と天晴って常識人?
・ボッコワウス
最近この手のセットと同化しているボスって少なくなりましたよね。
…いやここまで巨大なのは記憶にない。
最近だとジュウオウジャーのジニスとかセットと化してしましたがここまで巨大じゃないですしね。ハリケンジャーのタウザントも同様。
ここまで大きいと仮面ライダーXのキングダークぐらいでしょうか?
セットじゃなければ元々超巨大なカーレンジャーのエグゾスとかマジレンジャーの冥府神とかいるにはいるのですが。
なかなか思い切ったラスボス(暫定)ですね。
・ゲゲ
「このしぶとい世界はトジルギアにせずストレートに侵略したらどう?領地も増やせると思うんだ。」
という事はつまりトジルギアに閉じ込めるというのはただ単に封印しただけって事ですかね?
まあ下手に侵略しようとしたらどの世界でも逆に倒される可能性が高いですからね。トジルギアにされた世界がどういった状態かはわからないですが他世界と干渉しなくなると考えれば有りな気がします。
・五色田両親
セッちゃんに関しては
「あんな何回も爆発してたのに」
そしてそのセッちゃん曰く
「スーパー戦隊を参考に博士たちが作ったチュン!」
セッちゃんを個人で作るのは技術的に凄い事は凄いのですが何度も爆発を繰り返しながら作る程度の技術力。
その技術力で平衡世界の力を参考にギアトリンガーを作れるってのははにわかには信じがたい。
今回のキカイトピアと五色田介人の世界の一部がくっ付いた、というのは恐らく両親が関わっているんじゃないかと思いますが同時にキカイトピアからの協力者もいるんじゃないでしょうか?
トジテンドの力もギアが大きく関係し、ギアトリンガーもギア状にした戦隊の力を利用。
もともと平衡世界の研究をしていた両親がキカイトピアとの通信に成功。トジテンドの侵略作戦を知っていた、もしくはその計画の一部を担う科学者が五色田両親とトジテンドの侵略を止めようとした結果、今回の事件の発端、世界融合になったのではないかと予想してみます。
第2カイ! ガオな野獣がごやっかい!
今回は完全にコメディ路線で行く模様。
敵もキラメイジャーとは違った方向性でコメディ路線ですしね。
基本的に敵味方ともに緩い。
トジテンドはやってること自体はエグイのですが。
数多の平衡世界を封印した、という実績はあまり例がない気がします。数多の星を滅ぼした、程度ならそこそこいるはず(チェンジマンのゴズマ、カーレンジャーのボーゾック、ハリケンジャーのジャカンジャ等々。他にも多数いるはず)ですが違う世界を侵略ってあまりいないですよね。ゴーオンジャーの総裏大臣とかぐらい?
直接侵略自体はあまりない様子なので実際の作戦自体は緩め…でもないですね。
一見害のなさそうなキノコをバラまき、油断したところで一気に侵略。
なかなかにエグイ作戦だとは思います。
ゼンカイジャー側も同じく色々と緩いのですが戦う意思自体はハッキリとしている模様。しかし好戦的でもなさそうなマジーヌとブルームがどう加入していくのか。ブルームは平衡世界が解放される事を知った、つまり知的好奇心を満たせそうな世界の解放の為に戦いそうですがマジーヌは本当に不明。次週が気になるところです。
今回占って貰っていた、そして劇場版では自身が占って貰っていた。占いはその人の可能性を示唆するもの。その可能性を否定するトジテンドに対して戦う意思を示す、といった感じでしょうかね?
といった感じで全体的に緩い感じはするのですがなんとなく戦うのではなくそれぞれのメンバーが戦う意思をハッキリ示していくようです。
個人的にはメイン脚本の香村さんは好きな脚本家さん。
ギャグを挟みつつも丁寧に丁寧に各キャラの描写を行って最終的には非常に盛り上がる展開になってくれると信じています。
・ガオーン
「ズキューン!ああ…なんて元気のいい人間ちゅわんだ…!」
「僕はもうこの世界の生き物だけを見つめて生きていきたいんだよ!」
まごうことなき変態。
「介人か…。ようやく触れ合える友達ができた!」
でも一応許可とってから触れるんですよね。その辺の常識は弁えている様子。
ただし機械系(キカイノイド、セッちゃん)には本当に冷たい。
彼は生きる世界を間違えたようですね。
それこそガオレンジャーの世界に生まれていたら最終回は狂喜乱舞していたに違いないですよね。まさかの百獣登場。センキがちょっと可哀そうでした。
センキって弱点さえ把握出来ていればガオマッスルでも倒せた(はず。記憶違いだったらすみません)ぐらいなので。実際にオーバーキル気味な相手に倒されたセンキに涙。
…いやなんかパワーアニマルの場合はどういった反応を示すのか。逆にあまり興味を示さない気もしてきました。
・ジュラン
「お前さっきは嫌だって…」
と言いつつ上げた手を下げるジュランは流石おっさん…じゃない年配者。
でもその後吹っ飛ばされてフォローされなかった時はキレてましたが。
さすがにあそこまであからさまに蔑ろにされるとキレますよね。
今後ガオーンと他メンバーの仲が改善されるのかが疑問。
映画の時は仲間そっちのけでナンパしてましたしねえ。
・ブルーン
ブルーン「ゼンカイジャー!?スーパー戦隊!?それは一体…。」
バラシタラ「口を挟むな掃除係」
ブルーンが加入するまで毎回やるのだろうか?
でも4話でゼンカイジャーになるとしてイジルデ、バラシタラから攻撃されたので…次回はボッコワスから直接?
そりゃブルーンもトジテンド掃除係辞めるって話ですよね。
・お約束
介人「一緒に戦おう。」
ガオーン「うん!ハッ!(銃声)」
ジュラン「それ俺も通った道。」
ブルーンと同様に毎回同じ事をやるのでしょうか?
マジーヌはやりそう。
ブルーンは…攻撃する意志はなく好奇心から弄っていたら暴発して当たると予想。
・ギア
イジルデ「何!?貴様らもギアを使っておるのか?」
介人「俺の母ちゃんたちが作ったセンタイギアだ!」
イジルデ「ぐ…偶然だな。我らのトジルギアは我が輩が開発したのだ。」
本当に偶然なのか疑問。
他の平行世界の戦隊の力を参考にした以上キカイトピアの力も参考にしたのか。
それとも協力者がいたのか。
この辺は後々説明してくれると嬉しいです。
1話の感想でもしかしたらキカイトピアに協力者がいたんじゃないか、って予想したのですがイジルデが開発となるとその線は薄い気も。
果たして偶然なのか必然だったのか。恐らく登場するであろう介人両親の時に判明しそうな気がします。
・セッちゃん
「おいらの中のデータによると敵の起こした異常事態は敵を倒すと大体解決するチュン」
メタ発言ですね。セッちゃんはこの手の発言が多いですが。
しかし大体ってのが怖いですね。本当に大体解決。
稀に影響が残っているのが怖い。
物理的な破壊は残っている事多いですしねえ。特殊能力系は消え去る事が多いのですが。
ああ、でも幹部系のやった事は影響が残っている事が多い気がします。
映画でも出たルパパトのザミーゴとか。あれ皮を剝がされた人は死んでるはずですしね。本当に大体解決だからこそ逆に解決しない時が怖いですよね。
・キノコワルド
イジルデ「気づかれたか。キノコワルドやってしまえ。」「お前だよ」
キノコワルド「ああっ俺ですか!?」
昇格(と言って良いのか疑問)したのにその自覚がないのは珍しいですよね。たいてい怪人になった直後からもうその怪人そのものな事が多いですし。
毎回この手のやり取りをするのか楽しみです。
が、尺の関係で省略されそうな気もします。
イジルデ「お前その「キノコ」って喋り方はどうした?」
キノコワルド「自分がキノコワルドだって忘れないようにキノコ」
これも毎回やってくれるのか楽しみ。
語尾にキノコはどうかと思いますが彼も自分の名前を覚える、自覚するのに必死なんですよね。きっと。
・ダイキノコワルド
今回は名前が覚えやすい。
前回は怪人態とロボがそれほど(若干の関連性はあったにしろ)関係ない名前が多かったので余計に。
…でもよく考えたら直接巨大化してる敵も多いですし名前が変わる時点で結構珍しい気もします。
第3カイ! マジでぬぬぬな魔法使い!
メンバー全員の戦う理由が示されるって良いですよね。
ガオーンは大好きなモフモフの世界を守る為。
マジーヌは自身に開けた新たな世界を守る為。
おじちゃんは…なんでしたっけ?
とにかくメンバーは目的は違えども世界を守りたい、その共通した願いを元に戦う事を決意する。個人的に好きな流れです。
そしてその決意が元になった戦隊の流れを汲んでいるマジーヌの話はとても良かったと思います。
マジーヌの使っているギアはマジレンジャー。
人の勇気が新たな魔法をもたらす。
精神的な成長が自身の戦う力を引き出していく。
そんなマジレンジャーの力を使うからこそ勇気が新しい力をもたらしたのか?
いや逆にマジーヌが一歩踏み出す勇気を持ったからこそ、マジレンジャーの力を使う事となったのかもしません。
占いは当たらなくてもいい。
自分の行動を後押ししてくれる、自分に一歩踏み出す勇気を与えてくれる。
その事に気が付かせてくれた介人。そして新しい世界。
その世界を潰されてたまるか、と決意したマジーヌ。
気弱なマジーヌが新たな世界の可能性、そして新たな自分の可能性に気が付くことが出来た。
占いだけではなく自分の好きな、自分の信じたものが自分自身の新たな可能性を引き出してくれる。
そんなメッセージも込められていたのではないか。そういった勇気を与えてくれる良い回でした。
・ジュラン
「お前もこっち来てたのか!なんだなんだ大きくなったな!」
完全に親戚のおじちゃんの台詞。いや親戚じゃないんですけどね。近所のおじちゃん。
しかしキカイノイドの寿命はわからないですがマジーヌが幼少期の頃からおじちゃんやっていたジュランの設定年齢が知りたい。そしてさらに日中近所の子供たちと遊んでいたおじちゃんの職業が知りたい。
・マジーヌ
「誰か知り合いのいる方角を教えたまえ…。」
そういえばランダムで飛ばされてきたんですよね。
コミュ障には厳しい世界ですね。マジーヌとか。
ジュラン「マジーヌは内気で人見知りなおとなしい子なんだよ。」
からの
マジーヌ「何人が好きなもんバカにしてくれてんの?」
マジーヌ「知らないくせに雑に否定すんな!」
性格的には若干マイルドな門藤操っぽい。
基本的に戦隊のキャラって各分野のエキスパートが多いだけあって多少のコンプレックスはあれども基本的には精神的に強いキャラが多いんですよね。(得意分野が無いと割り切っていたシンケンイエローとかはいますがあれはあれで精神力は最強クラスだったので)
となると好きな分野にすら自信がないマジーヌはかなり珍しいと言える気がしますが…。その分成長の幅が大きいと期待しています。操も最終的には昔の俺とはレベルが違うんだよ、ぐらい言えるキャラになりましたし。
「毎日何してるって占いと空想くらいで…。」
ピンクで空想だとワシピンクを思い出し、さらに連想されるのが同じレジェンド戦隊の力を使うゴーカイイエローを思い出します。
レジェンド系はあまり登場しないって話らしいですが映画とかでは出てくれると嬉しい。
「占いから魔法ってはちゃめちゃレベルアップでは?」
占い魔法がメインだったマジブルーに謝って?
いや麗の占いって魔法だけあって当たるのですが。マジーヌと違って。
マジーヌの占いも今に当たるようになるのかもしれない。メガネが来るってのは当たりそうですしね。
・ギアトリンガー
暴発はブルーンでやるかと思ったのですが残念。
いやブルーンが暴発させる可能性もあるのですが。
予想では色々ブチ切れたマジーヌが普通に発砲するのかと思ってたのですが流石にそこまでぶっ飛んだキャラじゃなかったようです。
・マジンドラゴン
マジドラゴンと名称が紛らわしい。元ネタなので仕方ない面もあるっちゃあるのですが。
しかし通常形態がマジキングで変形するとマジドラゴンになる、となるとレッドがどっか行っちゃってますね。
・介人
警備員「君また来たの?もう帰って帰って!」
第1カイの時点でバンジー未遂から一か月経過しているはず。
そこそこ時間経過してるのに警備員に即座に止められるあたり介人はブラックリスト入りしている可能性が高いですね。
世界初!スカイツリーを出禁になる主人公。
「ヒョーガキって…なんだ」
これは氷河期が微妙にわかり辛いからわざわざこの台詞をいれたのかそれとも何かの複線か?
スカイツリーからバンジーしようとする辺り若干常識にかけるところがある気がします。
・ガオーン
「オバケちゅわん?ハハッ!」
機械系以外には一切ぶれないガオーンが素敵。丸みがあれば何でもいいのかガオーンは。
シンケンレッドとかゴーオンゴールドとか泣き叫んでいる(誇張あり)状況ですよ。
・セッちゃん
「介人、あと2人も早く探してチュン!」
「マジーヌ!ゼンカイジャー最後の1人がどこにいるか占えるチュン?」
多くの戦隊の初期メンバーは5人なので視聴者的には5人というのはわかりやすいのですがゼンカイジャーを5人にするべき理由とか言ってましたっけ?ちょっと記憶にない。介人的には5人というのはどうなのでしょうか?
「列車戦隊トッキュウジャーのギアを使うチュン」
ジェットマンとか空飛べる系の戦隊じゃ駄目だったのでしょうか?
第1カイでジュウオウイーグルを使ってるから避けたのでしょうか?
というか今回の全員で連結してつっこむ技。本編であまり観た記憶がない。レンケツバズーカとも違う技だし。
・ブルーン
マジーヌ「待てばメガネがやってくる?」
ブルーンはメガネが本体か。いやマジーヌの占いなのでメガネだけない状態で来る可能性も?
しかし劇中でメガネ扱いされている戦隊キャラって珍しいですよね。基本的には戦隊の人間って日常的にはメガネかけないキャラ多いですし。
今回の感想書いて思い出したトッキュウジャーのトカッチとかワシピンクのラプターとかぐらい?調べてみたらジェットマンのイエローもそうでしたが…まあレアキャラには違いない。
・コオリワルド
バラシタラ「なかなかやるなコオリワルド」
コオリワルド「はっ!恐縮ですコオリ。」
前回に引き続きキャラ付けに必死ですね。コオリワルドも別にコオリに興味があった訳じゃなくてたまたまそこにいたクダックってだけでしょうし。トジテンドも色々大変ですね。
そして怪人ごとに幹部が個別でサポートって珍しく…いやリュウソウはそうでした。ただあれは基本的に幹部サポートというかクレオンが一人の幹部と共に行動しているパターンだったのでちょっと違う感じ。
どちらかと言えばジュウオウジャーでしょうか?メイン脚本の人同じですしね。
・ダイコオリワルド
簡単にクダイテストを強化できるなら後半は雑にパワーアップしてきそうですね。
と言っても同じ世界が使える訳ではなさそう(コピーしてあるとかなら別ですが)なのであまり雑には使えない気も。
というか再生怪人って今回でるのか気になります。
第4カイ! ブルブルでっかいおせっかい!
果て無き知的好奇心が新たな世界を切り開くのか?
第4カイ! ブルブルでっかいおせっかい!感想です。
・感想
悪の組織(悪ではなく良くはない程度の認識だったかも)と認識しつつ自身の知的好奇心を抑えられず志願する。
味方キャラ、というより敵組織の追加幹部のような性格なブルーンでしたが自身のさらなる知的好奇心を満たす為、自分の自身の世界を広げる為、ゼンカイジャーとして戦う事に。
ブルーンが主に使うボウケンジャーで言うとレッド、チーフが近いのでしょうか?
自身の果て無き冒険魂を満たす為、未知への好奇心を満たす為、最終的には宇宙まで旅立ったチーフですがブルーンも同様に自身の知らない世界を知る為、新たな世界に旅立つ事を決意した訳です。
自分の名前を聞かれ一瞬戸惑い、自身が掃除係と言うだけではなくブルーンという名前もある事を思い出した。
自身の知的好奇心を優先するあまり自身の事については全く気にしていなかったブルーンですが介人により自分にも名前がある事を、そして掃除係としてしか認識されていなかったトジテンドより自身の世界を広げてくれるこの世界を優先した訳です。
冒険を求めるあまり終始自身に向けられた想いには気が付かなかったチーフですが(それはそれでチーフの魅力なのですが)ブルーンは果たしてどうなるのか。
好奇心のエンジンが原動力のブルーン。
彼の知的好奇心はギアによって閉じられた世界を、そして彼自身の世界を広げてくれる可能性となり得るのか。気になるところですね。
・ブルマジーン
介人「ヘビー級の魔法でお返しだ!」
マジーヌ「電流爆破マッチ!」
マジレンジャーってボクシング(パンチ強化)とか筋肉強化の魔法があるのに…。電流爆破って。
マジーヌは発想が怖い。いや確かにヘビー級の魔法なんですが電流爆破は…そういえば今回ジュランとガオーンは普通に戦っていたのにブルーンはリング破壊。マジーヌはリング改造。二人とも発想が柔軟ですね。
・ジュラン
「そんじゃゼンカイジャー5人そろったってことでパーティーだパーティー!」
ことある毎にパーティをやろうとしているおじちゃん。映画の時もすき焼きパーティだかやろうとしてたが気がする。
そして来週は間違いなく寿司パーティ。
最終回でもパーティをやろうと…いや流れ的にキカイトピアと人間界は分離しそうなので最終回だけパーティがないのかもしれない。
・ブルーン
「ボッコワス大王は方針を変更して世界を解放したのですか?」
ブルーンって別に大王の方針自体には異を唱えてはいなんですよね。自分の知的好奇心を満たしたい、広い世界を知りたい、といった理由で離反したので。
介人の元で学び、成長した後どうなるか気になりますが最終的には自分だけの世界ではなく広い世界をさらに広げられるようなキャラになって欲しい。
介人「俺は介人。君は?君の名前は?」
ブルーン「名前…はっ!」
どんだけ名前呼ばれていなかったのか気になります。
そしてそれを気にしていなかったのがブルーンらしいというか。言われるまで気が付かなかった。
トジテンドの狭い世界を象徴するようなシーンであると同時にブルーンが自分にほとんど興味がなかったのかを示すシーンですね。
ブルーン「いえ!私知りたいことがあると止まらなくなるタチでして。トジテンドにも自ら押しかけたんです。庶民のままでは知る事のできない知識や技術をいろいろ学びたくて…。」
ボッコワウス大王の方針に反対していなかったようにあまり物事の善悪に対しては気にしていない様子。
セイバーのユーリも知的好奇心旺盛なキャラでしたがユーリはユーリで善悪に対する基準がありました。
ブルーンはその辺全くないんですよね。
トジテンド最大の失敗はブルーンを掃除係にした事。ブルーンを開発関係に回していたら恐ろしい兵器を作っていた可能性があります。
ブルーン「ああっ何も見えない…。メガネメガネ…。」
キカイノイドにも視力があるんですね。しかもメガネが無いとほぼ見えない状態。これは占いでメガネが本体と言われても仕方ない気がしないでもない。
・ゼンカイブルーン
知的好奇心が旺盛でさらにメガネが本体なキャラがパワータイプって珍しい気がします。
元ネタのボウケンジャーのゴーゴービークルに重機が多いせいかもしれないですね。そもそもボウケンジャーって戦闘目的の組織ではないのでその辺が影響している可能性も。
・ジュラガオーン
ガオーン「だんだん慣れてきた…!」
ジュラン「よかった!」
本当に良かった。最初の合体時気持ち悪いみたいな事をいっていたので。
これを機にガオーンにはキカイノイドに対しても多少態度が軟化してもいい気がします。
・ギアトリンガー
ブルーン「すいません。使い方教えてください。」
ブルーンは暴発させると思っていたのに。マジーヌだけでした。他の2人は説明聞く前に発砲してますしね。この辺りは性格が出ていて好きなシーン。
・食べ物
ブルーン「私たちの食べ物とはだいぶ違いますね!」
1話でたこ焼きが出ていたような。そもそもゼンカイジャーは普通に食事してるし何が違うのかよくわからない。ガオーンは料理上手だし。
・ボクシングワルド
「おお、感じるぞ!ボクシングの世界の力!」
キノコトピア、コオリトピアはなんとなくわかります。
キノコの世界。氷の世界。
ボクシングトピアってなんだ。
北斗の拳の修羅の国のような感じでしょうか?
もうそれはギアで閉じられていてもいいような気がしないでもない。
「命令さえ遂行すれば余計なことは知らなくていい!それが我らのボクシング!」
「クダックが追っているということは上司が追っているということ。ならば捕まえる一択ボクシング!」
今回の戦闘員というか怪人は命令に忠実ですね。
キラメイジャーも概ね忠実でしたがたまに聞かないのがいたり(招き猫)リュウソウジャーはたまに幹部が死にそうになったり(アラクネー)。
まだ4話なので例外はいるかもしれませんが組織を裏切ったブルーンとの対比で基本的には上司の命令絶対、なんでしょうね。
ところで「それが我らのボクシング!」ってなんとなく意味はわかりますがよくわからない発言。ボクシングは単なる語尾ではないのでしょうか?
今更の話なんですが基本的にキカイトピアの住人って人間のように個体差があるようですがクダック達は同一の見た目していますよね。あれは制服なんだろうか。
・クダイテスト
クダイテスト「大したことないセコンド」
いや待って落ち着いて欲しい。
クダイテストはクダイテストであってあなたボクシングワルドでもセコンドワルドでもないんですよ?
それともトジテンドではいつどこでワルドになっても大丈夫なように自分の語尾を変えられるように教育され始めたのでしょうか?
・両親
ブルーン「どうしてギアを使っているのですか?もしかしてイジルデ様から奪ったのですか?」
ブルーン「トジルギアは戦わずして世界を小さなギアに閉じ込める画期的な技術らしいのです。その技術を用いてボッコワウス大王は全ての並行世界を手に入れる計画でした」
ブルーン「最後のこの世界だけがなぜか途中で不具合が起こりキカイトピアの一部と融合してしまった。
ブルーン「以前イジルデの研究所にそんな名前の人がいたと聞いたような気がしまして…。」
やっぱりセンタイギア開発にはキカイトピアの技術が関わっている模様。並行世界を発見、そしてどういった経緯か不明ですがキカイトピアに行った模様。
一部だけが融合したのは両親が仕組んでいる可能性が高そうですよね。メインストーリーはしばらく両親の目的・行方関連で進んでいきそうな予感。
第5カイ! 握り握られスシ大会!
これからが本当のゼンカイジャーだと言わんばかりの回でした。
ゼンカイジャーは戦隊にしては珍しい(プリキュアっぽい)一人ずつ仲間が集まっていくストーリー展開。
前回の4カイでブルーンが加入し、ゼンカイジャーは5人となりました。
これで本格的なゼンカイジャーの始まりだ…ではなかったんですよね。
戦う意思のある5人のメンバーが集まればそれは戦隊なのか?
いやそれは違いますよね。
一人一人が個々に戦うのではなく皆揃って戦う。
何故5人で(3人とか4人もありますが)戦うのか?
その目的は一人ではできない事をやる為。
今回の話では介人一人だけでは敵を倒す事も人々を守る事も両親を探す事も出来ない状態でした。
でも介人は一人じゃない。
介人の目的に共感し、共に戦う決意をした仲間がいる。
一人で全部背負い込むのが戦隊ではない。
1人が皆の為に。
皆が一人の為に。
それぞれが力を合わせ、戦い、大事なものは全部つかみ取る。
それが出来るのがゼンカイジャーであり、脈々と受け継がれてきたスーパー戦隊の歴史でもある訳です。
戦隊の力を使いつつ、戦隊の事を知らない介人にとっては、この回がある意味本当のゼンカイジャーという戦隊のスタートとなったのではないでしょうか?
・冒頭
全員(女子除く)同じ部屋で雑魚寝してるのは珍しい。そもそも最近は基地系に住んでいる事少ない…リュウソウジャーどうでしたっけ?ルパンレンジャーも同じ家だった気が。
…意外に多いかもしれない。(ジュウオウジャーも雑魚寝でしたっけ?)
それはともかく雑魚寝は珍しいですよね。たいてい部屋別ですし。
まあ今回の基地というか駄菓子屋なんでしょうがないといえばしょうがないのですが…いや基地部分あるじゃないですか。あっちで寝れば…もしかしてあそこはマジーヌ専用?
公式HPの次回予告によるとマジーヌは片付け下手らしいので基地が汚部屋になってる可能性が?
・介人
ジュラン「ギアトリンガーとセンタイギア作ったのが親父さんたちってのは聞いてたけどよ。行方不明だったんだな。」
介人「隠してたわけじゃないんだ。でもなんか…あんまり言葉にしたくなかったっていうか…」
言葉にしたらぞれが事実になってしまう気がする、からでしょうかね?
事実は事実だけれどもそれを認めたくない、自分が認めてしまった、口に出してしまったらそれが確定してしまう、そんな心境なんですかね?
その気持ちを理解しつつハッキリ口に出せる辺り人生のパイセン、マジでパイセンですね。
「無茶でもなんでも大事なこと全部この手で握ってやる!」
そして今回ニギリワルドが誕生。
冗談はさておき実際に全て自分の手でつかもうとした例がオーズの映司な訳でして結果途中で暴走して(させられて)しまう訳なのですが…介人は今回その辺りを理解したから問題はなさそうですかね?
・キュウレンジャー
シシレッドは幸運の値自体はそれほど高くはないんですけどね。精神的に前向きというか。色々あって成長したというか。結局ラッキーのお父さん死んでるし。
まあそれはともかく間違えたのがキュウレンジャーで良かったですね。ルパンレンジャーだったら最終的にキツツキに爆発四散させられていた可能性があるので。多分。
・リュウソウジャー
斬り込むだけだったらリュウソウジャーじゃなくても良かった気もします。いやでも全員メインウェポンが剣の戦隊って他にないか。ロボは剣使っている戦隊は多いですが変身時は違いますしね。
ただもうちょっとリュウソウジャーの特色を出して欲しかった気もします。能力が多彩すぎて剣以外で特色を出しづらいってのもあるかもしれないですが。
・ジュラン
「父ちゃん母ちゃんより…なんてことあるか!自分のこと大事なのは当然だろ!」
「1人でやらずにちゃんと巻き込めよ!俺をスカウトした時みてえに…。」
「介人、ヤツデ。気落ちするなよ!これからもチャンスは絶対あるからよ!」
人生のパイセンまじパイセン。(2回目)
ただ良い人過ぎて後半辛い境遇に陥らないか心配。でもその時は成長した他のメンバーが救いになりそうですけどね。
「俺も言ってねえもん。家族いなくなっちまったって…。こっちの世界来るより全然前だ。まあ…キカイトピアの庶民には珍しくねえのよ」
もしかしたらクダックって拉致された庶民?
そして恐らく息子(なんとなく娘じゃなくて息子)が後半敵となって出てきそうな予感。
もしかしたら並行世界ゲートで他の世界に飛ばされているだけかもしれませんが。それはそれで問題ですけどね。
・ガオーン
「敵はスシワルド。ニギリワルドじゃない!本来はシャリとネタで握りたいはずだ!つまり…!」
ガオーンは適応能力高いですよね。人間の料理もマスターしてるっぽいですし。
流石遠くの世界に飛ばされて純粋に喜んでいる男。
「ちょっと!おすしの感想は⁉」
普通とか言われなくて良かったですね。現在活躍中(?)のマスターロゴスなんて普通、そしてカレーは美味いとか散々な扱いだったので。
料理人キャラじゃないのに普通に料理が美味いってあまり記憶にない。ゴーオンのオカンとか?
そもそも戦隊で全員で手料理食べているシーンってあんまりない気もします。料理人キャラいると別(ルパンブルー、カジキイエローとか)なのですが。
・マジーヌ
「カラーリングがはちゃめちゃマグロ」
今回ちょっと言いたい事があります。マジーヌ一回も魔法使っていない(はず)こういう時こそ魔法を使うべきだと思うのですよ。
白と赤がサンドされてマジマグロみたいな台詞なしで本業を頑張っていただきたい。
いやでも魔法で解決してたら介人とジュランのシーンも無くなる訳で…色々ありましたが結果としてはよっしゃラッキーと思っておけばいいのでしょうか?
・バラシタラ
「スシワルド席は空いてるか?」
「この程度、スシで言ったらガリレベルである!」
前にクダックやクダイテストのノリが良い、みたいな事を書きましたが違いました。上司も非常にノリがいい。
キラメイジャーのガルザも百人一首普通にやってましたし最近の幹部はノリがいいのかもしれない。
パワハラで思い出しましたがガチレウスは駄目ですね。あれは非常にノリが悪い。タンクジョーも大概パワハラ上司でしたがそれでも多少は部下にあわせてくれてた気がします。
「戦いぶり、見せてもらうである」
「楽しかったのであるゼンカイジャー。また会おう」
トジテンドって上司の命令絶対なところあった気がするのですがバラシタラって結構戦闘楽しんでいますよね?
侵略自体は簡単に終わるからその過程を楽しんでいるのか?
それとも地面叩くしかしない無能上司から受けたストレス解消をしているのか?
どちらにせよボッコワウス大王って人望なさそうですね。
・スシワルド
「なんだ?なんだ?このうまそうなシャリのにおいは。体が…いやギアが勝手に引き寄せられるスシ!」
可哀そうにクダックはギアを取り付けられると体の自由すら奪われるのか。と思ったのですがよく考えたらダイスシワルドとか巨大化したワルドは一瞬で性格変わりますしね。クダックとクダイテストって別個体なのに。
そんなギアを強制させられるトジテンドはブラックですね。
・イジルデ
「ギアにつきましては小生これより改善策を研究いたしますゆえしばしお時間いただければと…。」
簡単に閉じ込められるなら再度閉じればいい気もしますがボッコワスってその辺融通きかなさそうなので。パワハラ上司って大変ですね。
とはいえ解放されないに越したことはないので研究自体はするのでしょうが。そしてそのある意味余分な研究が後々トジテンド崩壊の序曲となりそうな気がしないでもない。
・トジテンドパレス
ブルーン「トジテンドパレスには並行世界ゲートというものがあってですね。それをくぐり抜けた私は気づいたら…ここに」
行き来できる条件はなんでしょうね?
過程は不明ですが両親はトジテンドに行っているようですし。
バラシタラが介人はゲートを通れない事は知っていたようですし明確な条件があるはず。
メインストーリーに関わる部分の設定はしっかりしている印象のある脚本家さんなのでその辺はちゃんと後半説明してくれると期待しています。
第6カイ! 不快不可解ゴミあつかい!
一見短所に見える点も場合によっては長所になる。
いやそれは短所ではない。個性なのです。
例え居候している家の家主の部屋を散らかし放題でもそれは短所ではなく…いや短所ですよね?
ちゃんと最後にヤツデが叱ってくれて良かったと思います。。
戦隊ってヒーローものであると同時に教育番組でもありますからね。
個性的があってそれぞれ良い、だけではなく悪いところは悪いと指摘できないと。
極論を言うとそもそも個性で全部片づけてしまうのであれば敵の行動すらも個性で済ませてしまう事が可能なので。
やって良い事。悪い事。
ある程度はお互い様で済ませられますが絶対に超えてはいけない線もありますからね。
戦隊ではその辺りの線引きをきっちりとつけていって欲しいと思っています。
で、今回の話は片付けられないマジーヌと片付け得意なブルーンの話。
片付け、掃除が得意分野のブルーンはもちろんメインな話なのですが片付けられないマジーヌもメイン回。
片付けられないけどゴミの中から探し物を探すのは得意なマジーヌ。
意外な特技であって実際に役に立った、でもだからといって人の部屋、ヤツデの部屋を散らかして良い訳ではない。
といった感じでマジーヌの個性を出しつつも個性であればそれが全部良いってわけじゃないですよ、といった事をしっかり表現してくれた良い回だったのではないかと思います。
そしてその良かった回をすっ飛ばすようなステイシーの登場。
戦隊世界のギアを操ると思われるステイシーの登場で物語は大きく動きそうな予感がしますね。
・店番
ガオーン「そういえばマジーヌが店番した日っていつもより散らかっているよね」
あそこの駄菓子屋は当番制なのか。
気のいいおっちゃんのジュラン…は良いとして
人間には最高の接客・キカイノイドには塩対応のガオーン。
なんか散らかっているマジーヌ。
商品について質問したら逆に質問返しされそうなブルーン。
駄目だ当たり外れが大きい。人間ならガオーンは常に良い接客だと思うのですがガオーンってキカイノイドには酷い対応しそうだし…ジュランでお願いします。
・名乗り
介人「世界初!ゴミのヒーローだ!」
確認してないですが毎回名乗りが違う気がする。
キラメイジャーでもキラメイニャーとかありましたが流石にゴミ袋被って名乗りをした戦隊は初じゃないでしょうか?
開運グッズに身を固めてしかもそれが焼けこげる名乗りをやった戦隊(というかレッド)はいましたが。
・セッちゃん
「ホントに世界初かどうかは調査が必要チュン。調べるチュン。検索。」
セッちゃんは慎重派ですね。
まあ世の中には特定の芋羊羹を食べると巨大化する宇宙人もいるのでゴミのヒーローがいてもおかしくはない。ゴミを木に変える主人公とかいるので。
このセッちゃんの地道な努力によって介人の世界初はことごとく潰されていくのです。このままだと単なる嫌なキャラですがその分最終回には盛大に世界初のヒーローの誕生を祝ってくれる事でしょう。
・マジーヌ
マジーヌの☆マジックSHOW
ツッコんではいけないとは思いますがツッコミます。
最初から使って?
いやマジーヌの新たに習得した魔法かもしれないですが。
・ゴーバスターズ
「特命戦隊ゴーバスターズをイメージした技チュン!」
スピードのレッドに力のブルーで使いやすそうな力ですよね。若干イエローが地味ですが。パワードカスタムになればイエローも絵的に映える動きが出来るのですが現在の戦隊ギアでは使えない模様。残念。
・ブルーン
「いやあまたこんなに借りてしまいました」
ブルーンはPC持ってはいけない。セッちゃんが使っていた検索サイトも使ってはいけない。当然スマホも持たせてはいけない。
延々と検索し続ける姿が目に浮かぶ。図書館も結構危ないとは思いますが。
「いけませんね。ゴミは持ち帰って捨てるのがこちらの世界の基本ルールだと聞いたんですが」
真面目と言うかなんというか。
ルールになっていなければあまり気にしそうもないような感じですね。
まあ侵略やっている事を知った上でトジテンドで働いてたぐらいなのでその辺の価値観は一般庶民とは違っていそうな気もします。
「自分の掃除能力の限界を知れそうで私自身好奇心がブルンブルンしているのです!」
トジテンドって基本的には片付いてそう(邪魔になったものはスクラップにされそうなので)なのでブルーンの本領発揮は出来なかった模様。
しかし掃除の限界能力がしれそう、といった理由で奮い立つ戦隊メンバーってのもなかなか斬新ですね。
・ゴミワルド
「志半ばでやられてたまるかゴミ!」
志は立派なゴミワルド。
やっている事は壮大(というか基本的にワルドは世界規模で影響を及ぼすので全員壮大と言えば壮大)なのですがゴミというのは…でも他の戦隊の敵組織も似たような事はやってますね。
パッと思いついたのが幽魔獣・ブロブの膜インのネンキン作戦(でしたっけ?)とか。
「俺のゴミから出したゴミ電波で精神をむしばみ人々がゴミのようになる。これぞ世界をゴミで包む計画の本質ゴミ!」
というか強キャラですよね。現在のところワルドは接近戦はともかく能力的には全員強いですしね。
その中でも一度広まったら基本的に止めづらいゴミワルドは非常に厄介な敵だったと思います。
とは言え今回最後にやったように巨大化した後掃除をすればなんとかなりそうな敵ではりましたが。
余談ですがダイボウケンでお宝掘り出そうとした回を思い出しました。あれは色々酷かった。
・ダイゴミワルド
「まだまだ散らかすゴミ!」
毎回毎回思うのですが基本的にクダックとクダイテストって別個体ですよね?
変身した直後に意識が乗っ取られているとしか思えない。一度変身したら最後自我が無くなるトジテンドは超ブラック。
・ボッコワウス
「あの世界のやつらをスクラップにするのは構わん。だがわしはゴミにまみれた世界など欲しくはない!」
バラシタラ「ボッコワウス様。心配ご無用であります。侵略完了したのちはイジルデに特別製の掃除機でも開発させればいいのであります」
基本的に征服した後ワルドを処分すれば影響はなくなるのですが…まあボッコワウス大王ってその辺理解してなさそうですよね。バラシタラは知らない。
というかゴミまみれなの気にするんですね大王。
部下の(実際は同一の存在ですが)有益な作戦をことごとくぶっ潰してきたゴーバスターズのメサイアを思い出させるボッコワウス大王はいつまで首領をやっていられるのか。ステイシー辺りに下剋上されそう。
・イジルデ
セッちゃん「そういえばイジルデは何作ってたチュン?」
形状的にステイシーの変身アイテムでしょうかね?
変身能力も持たないで人間界に来るとは流石魔界のプリンス。
まあヨドン皇帝も地球来てから泥団子でヨドンチェンジャー作ったりはしてますが。
…なんでバラシタラの息子がプリンス?その辺は次回放送で判明するんでしょうかね?そもそも息子かどうかすら怪しい。
第7カイ! 魔界の王子は気がみじかい!
魔界の王子は気が短い、には深い理由がありそうな。
序盤は一人ずつ仲間となってゆっくりな展開かと思っていたのですが今週ライバル(6人目?)登場。
と思いきや次週6人目の戦士(?)登場の全速全開なゼンカイジャー。
思った以上にハイペースな展開でした。
で、ゴールド(次回予告、そして台詞からするとディケイドのディエンドっぽい?)は次週登場してから書くとして今回は魔界の王子ステイシーについて。
前回顔見せ、本格的に登場したのが今回という訳で色々と判明した事が。
ステイシー「人間かもね。半分は」
イジルデ「人間に近いもの」
バラシタラ「あんな奴でも役に立つとは」
息子と言っていましたがどうも純粋なキカイノイドではない模様。
人間とキカイノイドのハーフ…なのでしょうか?
とは言えさすがに人間とキカイノイドで子供が作れるとは思えません(可能性はありそうですが)
そして実の息子だったとすればバラシタラの反応が冷たい。前回今回と実の息子に対する反応とするには違和感が。もちろんそういう親もいるとは思いますがバラシタラの実の息子ではなさそうな感じ。なんとなく。
とすれば人間にキカイノイドの遺伝子を組み込んだ実験的な存在である可能性が。
そしてその場合介人の両親の可能性が高そうな気がするんですよね。
何故なら基本的にトジテンドは他の並行世界を直接侵略せずトジルギアに閉じている為。偶然人間がキカイトピアに紛れ込む可能性は低い訳です。
そしてキカイトピアに人間がいない事はガオーンが証明済み。あそこの世界は基本的にキカイノイドしかいないと言及していますからね。
極少数いたとしても庶民と交流は無い模様。
となればイジルデの実験室にいた介人の両親の息子である可能性が高い訳です。その息子にキカイノイドの遺伝子が組み込めるかは分かりませんが。もしくはゼロワンの不破さんみたいにバラシタラの知能の一部が埋め込まれている可能性も無きにしも非ず。
ただしこの予想が正しいと仮定すると年齢的にステイシーは10歳未満となってしまうんですよね。行方不明になったのが10年前なので。
並行世界の時間軸が他の世界と違う可能性もありますがその場合介人の両親がかなり歳をとっている状態となってそれはそれで問題になってしまう事に。
現時点では情報が少なすぎて考察しづらいのでステイシーの出生についてはこれぐらいにして仲間化はあり得るのか、といった疑問が。
どうもステイシーは自身の出生の為か功を焦っている様子も見られます。タイトル通り気が短い。それが性格によるものなのか?それとも出生によるものなのか。判断が難しいところですが純粋な悪ではなさそうな気がします。
初登場時「ひどく汚い世界だな」のセリフから汚れた世界を良しとしているようではなさそう。
もしくは自身の出生に絡めての台詞である可能性もあり得そうです。自身が純粋な人間でもキカイノイドでもないという存在であるが故の台詞。
色々と非常に気になるステイシーですが個人的には仲間化を予想。
何故ならたこ焼きを食べていたから。
たこ焼き食べた異世界の王子が仲間になるという前例が既にある(ライダーですが)ので是非とも仲間となって介人たちが使えない戦隊の力をバンバンと振るって欲しいものです。
・ジュラン
「「僕らの」ねえ…。しゃくだけど今日のところは折れてやるよ」(マジーヌとブルーンに手をかけながら)
ジュランはジュランでガオーンに対して思うところもあるようですがこの時はそれ以上に他のメンバーが怒っていたのでそれに対して場を治める感じで言ったようですね。この辺りは流石人生のパイセン。
というかブルーンとマジーヌはキレると何をやらかすかわからないのが怖い。
「メイビーあれステイシーか!?」(ステイシーザーを見て)
…あれパイセンそんなルー語っぽいの話すキャラでしたっけ?
・介人
「ターさん今日はかりんとうだよ!」
前にたこ焼きと交換していた時は綿菓子。今回はかりんとう。
駄菓子屋なので単価が高いものはあまりないとは言えちょっと不公平な物々交換に見えます。
「あっ俺?俺は基本アルバイター!(ステイシーに対して)」
とは言え基本的にフリーター、しかも実家の駄菓子屋住まいのフリーターなので実質給料と言っても(1話で給料払いとか言っていたはず)対してお金は貰っていないはず。(そもそも大所帯だし)
仮にこれが駄菓子屋に住み込みで働いていたとしたらタイムレンジャーのように家賃払えない的な展開もあったのだろうか。
「ステイシーは…どうしよう」(戦隊は偽物と判断した後)
介人らしいというかなんというか。
まあ全部が全部判断できる訳じゃないというのがリアルですが。
分かるところはきちんと判断する。わからないところはきちんと話す。頼りないところはありますが良いリーダーだと思います。
・ガオーン
「情けないよね。今まではトジテンドみたいなクズもあんなのに支配されている他のキカイノイドも自分のこともぜーんぶ嫌いで遠慮なく戦えたのに…」
結構悩めるヒーロー。色々経験した上で判断しているパイセンはともかくマジーヌとブルーンは自身に開けた新しい世界を守りたい、と感じで自分の世界を邪魔するものと戦うのが目的なんですよね。
対してガオーンは大切な存在(モフモフ)を守りたいといった想いで戦っているのでその大切なものと戦うのを躊躇ってしまった、という展開。
考え方違うのもあって一番孤独なメタルヒーロー的な発想で戦っている気がします。機械嫌いなのに。
でもこのスタンスは最後まで大事にして欲しい。戦う理由がはっきりしていないヒーローはあまり魅力を感じないんですよね。
・ジュラン達
「…ってかジュランたちがすごいんだよな。誰相手でも覚悟決めててさ」
覚悟を決めたオタク(マジーヌとブルーン)は怖いという話。
ではないですがあの2人基本的に自分の存在を害する人たちに対して容赦ないんですよね。
例えば
ブルーン「私たちがもっと大きくなってはどうでしょう?」
マジーヌ「あっそれだ!踏みつぶそう!」
こんな感じで発想が怖い。
ダイボクシングワルド戦でもリング破壊とかルール無視しようとしたりこの二人は敵を倒すのに手段は択ばない印象。
よくよく考えればジュランは…ジュウレンジャーしっかり観てないので言及できず。
で、ガオーンのガオレンジャーは比較的真っ向勝負が多かった印象。敗北しそうな時もネバギバで奮闘してましたし力対力の戦いが多かったような。
対してマジーヌ・マジレンジャーは勇気で新たな魔法を習得、それが事態打開のきっかけに、ブルーン・ボウケンジャーは戦闘が目的の戦隊ではなくプレシャスを守る為なら戦い以外の手段も選ぶ、といった感じで二人とも元の戦隊が絡め手が多い印象なんですよね。
つまり二人の性格は元の戦隊に影響されている可能性が?
・ジュラガオーン
ジュラン「いくぜガオーン!」
ガオーン「ああ!ジュラン!」
凄いまるで戦隊の掛け合いのようですね。
…いや戦隊でした。この2人(というか4人)合体時アドリブなのか結構変な事言うのが多くてこういうド直球な台詞言うのが逆に珍しいんですよね。
・ギアトリンガーバズーカ
セッちゃん「スーパー戦隊名物。必殺バズーカっぽくなったチュン!」
何故にバズーカと言っているのにフラッシュマンのローリングバルカンを選んだのか?
いやこれもバズーカ系武器の一種だとは思うのですがバルカンだけあってバズーカとは別系統の武器じゃないですか。何故チェンジマンを使わなかったのか疑問に思います。パワーバズーカ好きなので余計に。
ああ、違う。厳密に言うとギョダーイが好き。パワーバズーカ撃った直後に徒歩移動で駆け付けてその後へとへとになっている姿が。
公式HP見たら理由が判明。
ローリングバルカンはギアトリンガーと一緒で回るから、だそうです。理由みれば納得ですね。
・ステイシー
冒頭介人と競争
一応扱い的には幹部なのか。それとも第三勢力なのか。
気軽にゲート使えない時点で外様幹部みたいな扱いなんですかね?
ステイシー「君たちに恨みはないがイジルデからの依頼でね」
介人「じゃあ君は…トジテンドの仲間?」
ステイシー「仲間?やめてくれ。僕はステイシー。それ以外の何物でもない」
色々出生に秘密がありそうですが台詞からして外様は間違いなさそうですね。リュウソウジャーのクレオン的な扱いなのでしょうか?
と言ってもトジテンドの関係者であることは間違いなさそう。クレオンは完全に部外者でしたからね。ちょっと違う。
「邪バーン ステイシーザー」
コマ送りで見た感じ変身時遺伝子にギアが組み込まれている模様?
何を意味するかはまだ不明ですが遺伝子的には人間なのでしょうか?いや外見的には完全に人間なのですが。
半分、が何を意味するのか。気になりますね。
「あいつを超えるためにゼンカイジャーを倒す」
あいつ、が誰を指すか具体的にはわかりませんでしたがバラシタラの可能性が高そうな気がします。
完全に仲間にはなるかどうかはわかりませんが後半共闘はしそうな気がします。
しかし倒すではなく、超える、なんですね。敵を倒す事に躊躇するキャラでもなさそうなので本当にバラシタラが親の可能性が。
ラスト
歴代ロボ集結
どうやって場を切り抜けるのか気になりますが…恐らくギアの使い過ぎか何かでしょうか?
今回のようなペースでロボやらパイセン召喚すると色々大変そうですしね。予算とか。
何かしら制限はあるのではないかと思います。
しかしこれだけロボが出ると壮観ですね。ゴーバスターズのエンターさんはこんな風にゾードを使いたかったに違いない。無能上司が全部ぶち壊しましたが。
・イジルデ
「ギアトリンガーと暗黒ギア…。ゼンカイジャーのアイテムを参考に開発しました」
これは元々のデータがあったから早く開発出来た、という事でいいんですよね?恐らく介人両親のデータが。
つまりギアトリンガー開発までは開発所にいた、もしくは現在も開発所にいる可能性が高いという事ですね。
・ゴレンジャー
介人「アカレンジャーさん。久しぶり!」
時系列的には6カイ→劇場版→スピンオフ→今回
らしいですね。(公式HP参照)
久しぶりって程久しぶりではない気もしますが…どの程度時間が経過しているか気になります。
第8カイ! ドアtoドアで別世界?!
あまりにも全力全開すぎる。
もちろん良い意味で。
前にも書いた気がしますが今年は最初ゆっくりなペースだと思ったんですよね。4話でようやく5人集合な戦隊ってそうそうないですし。
と思っていたら
6話で主人公のライバルポジションの敵幹部顔見せ。
7話で幹部初変身。
そして8話で第三勢力(?)のゴールド登場とあまりにも全開すぎるゼンカイジャー。
(今まで追加戦士最速だったスターニンジャーの記録を更新した模様)
もちろん先週初変身した初幹部との戦闘や主人公との因縁がおざなりとなっている訳でもなく展開だけではなく内容も全力全開。
そして前回今回と各地を回ってレジェンド戦隊ロボをかき集めてきたスタッフも全力全開。
全てにおいて全力全開となっているゼンカイジャー。
そして次回ももちろん全力全開。癖の強そうなゴールドツイカー一家の登場となりますが…次回も見逃せないですね。
で、全力全開しか書いてない感想はとりあえず置いといて気になるのは…やっぱりステイシー。
もう少し出生を引っ張るかと思いきやバラシタラの正式な(?)な息子と判明。
しかし893番目と色んな意味でグレそうな…いやもう完全に暴走している状態のステイシーですが果たして今後どうなって行くのか。
これまでの目的は先週言っていた「あいつを超える」
つまりバラシタラを超える事が目標でしたが今週で介人との因縁も出来たようで今後どういった展開を迎えるのか楽しみですね。
キラメイジャーの時はヨドンナ仲間化、もしくは共闘?と予想してしまいましたが完全に外してしまいました(まさか本当に皇帝の別人格とは。淀み好きの皇帝が地球人の美形な人格持つとは完全に予想外)
果たしてステイシーは介人と共闘する事となるのか、もしくはトジテンドのトップへと昇り詰めるのか?
気になるのはステイシーというキャラは企画当初から存在したキャラではない(東映公式HP参照)という事ですね。
生存するもしないも今後の展開次第となりそうですが…ただ単純にバラシタラの数ある息子の一人、さらに言うと実験兵器的な存在しかないステイシーが悲しい結末を迎えるのは嫌なのでその辺りは介人と二人で全力全開で頑張っていただきたいと思っています。
・介人
「これで勝ったら世界初…。1人で2つの偽物戦隊倒したヒーローになれるしな!」
ヒーロー大戦でディケイドが大量にやっていそう(偽ではないし倒した訳でもないですが)ですね。おのれディケイド。
というか偽物戦隊はゴーカイジャーが倒しまくっていたので世界初でもなんでもないですが。
…ゴーカイジャー確認してみたらそれ程ゴーカイジャーは他戦隊倒してないですね。バスコは基本的には追加戦士枠のキーしか持っていなかった事もありますが。
なのでゼンカイジャーは偽戦隊を倒した数ではトップクラスのはず。
それでも戦隊を倒した数ではディケイドがトップだと思われます。34(?)の戦隊をほぼ一人で倒したディケイドはやはり世界の破壊者。
・マジーヌ
「えっやばいドン引き…」(ステイシー893番目の息子に対して)
OPにも使われている台詞ですがゾックスの「ヨッホッホーイ!」に被せてあるのでまるでマジーヌがゾックスに対してドン引きしてるようじゃないですか。
多分来週ドン引きする展開だと思いますが。マジーヌ海賊みたいな輩は心底嫌ってそうですしね。
・ブルーン
(時計台に飛ばされ)「あっでっかいどう!いやあ味噌ラーメンなまら食べたいです」
飛ばされた直後に時計台を見て場所を判断。そして即座に北海道弁。他のメンバーと違って(マジーヌはピラミッドに反応はしていましたが)ブルーンは各地の事を調べまくってそうですね。こういうキャラ描写って大事ですよね。
・ジュラン
(沖縄らしき場所に飛ばされて)「水着持っていくりゃよかった」
…いつもは服着てるのでしょうか?服を脱いだりするのか疑問。
5話で雑魚寝しているシーンを確認しましたが寝間着などを着ている様子はない。もしかしたら一部着脱できるパーツがあってそこを服と認識しているのかもしれない。
ブルーンのメガネは着脱可能ですしね。
・ガオーン
ネコふんじゃった
何故その選曲をしたのか疑問。ガオーンは曲のタイトルだけで拒否反応起きそうな気もしますが。
失敗したのは素ではなくわざと失敗、つまり猫を踏んでたまるかという意思表示なのかもしれない。
・キラメイジャー
一つ前の戦隊なのに使い方が雑。
キラメイジャーというか魔進達が突撃しただけですし。
まあ全部平行世界の話なので介人たちにとっては最初も一つ前も同じパイセンという認識なのかもしれませんが。
・ゾックス
「お前ギアたくさん持ってるみたいね。とりあえずいただいちゃお」
ゾックスは海賊トピア出身だそうです。(公式HP参照)
とりあえず、で欲しいものを奪おうと(しかもあっているか確かめもせず)する辺り海賊ですね。この辺は価値観が海賊なので仕方ないと思いますが。
この辺りの価値観のずれが次週以降に影響するようですが…ゴーカイジャーの力を有しているようですが現時点ではゴーカイジャーとは程遠いですね。
どちらかと言うとディケイドの海東に近い。
ツイカー、という訳で追加戦士なのは間違いないですが完全な仲間化はしない気もします。立ち位置的にゴーオンジャーの須塔兄弟に近そう?
・ステイシー
バラシタラ「そいつの母親は人間である。398…いや483番目の妻だったか。」
ステイシー「違う!893人目だ」
一体何人の妻がいるかはさておき気になるのが言い方。
バラシタラは番目。ステイシーは人目。と言い方が違いますね。
トジテンドが他世界から人を攫ってきているような事をステイシーが言っているので恐らく他の平行世界中から住民を攫ってきては捨てている模様。いや番目、なので人間型じゃないのも多数いそう。
そもそもキカイノイドを人間としてカウントしていいのかわかりませんが。
しかし世界中に自分の遺伝子をバラまくってお前は範馬勇次郎か。
終盤にはバラシタラチルドレンみたいなのが出てくる可能性が。
ステイシー「お前親を取り戻すって言ったな?トジテンドにさらわれたのか?じゃあ今頃お前の親も捨てられて野垂れ死んでいるかもな。俺の母みたいに!」
ステイシー「いや逆の可能性もあったな。お前の親はさらわれたんじゃなくお前を捨てた!バラシタラみたいに。」
介人「それはない!絶対ない。俺も父ちゃん母ちゃんはそんなことしない!」
ステイシー「どうして言い切れる?」
介人「俺が全力全開で信じているからだ」
ステイシー「君たちに恨みはないと言ったが少し変わった。ゼンカイザー、いや五色田介人といったな。僕はお前が嫌いだ」
両親に捨てられ(母親の方にどうステイシーが扱われていたか不明)たステイシーにとっては痛い台詞。全く信じられない両親から育てられたステイシーにとって全力で信じられる両親がいる介人は羨む存在でもあると同時に嫌悪感を抱く存在でもある、といったところでしょうか?
しかし基本的にはステイシーは良いやつですね。
ゼンカイジャーと戦うのは仕事だから。ゼンカイジャー以外のものは極力破壊する気はない(なさそう。ドアワルドは死にましたが)
バラシタラは倒す存在ではなく超える存在(恐らく)
トジテンドで育ってせいか物事を物理的に解決しようとする傾向がありますが根はいいやつそう。
出生が出生なので色々と拗れそうですがゾックスよりかよっぽど話が通じそうな気がします。仲間化は無理かもしれないですが共闘はしそうですね。
・ギアトジンガー
「は…はい!どうやら一度にギアを使いすぎるとギアトジンガーのほうでエネルギー切れを起こすようです。はい…」
まあ大体予想通りの展開に。
無尽蔵に出されると予算とスタッフが死にますしね。
それでも5戦隊ぐらいは常時出せそうなので脅威なのは変わらないですが。
幸いステイシーザー自体はそれほど強くはない(初登場とは言えゾックスに圧倒される、ゼンカイザーとほぼ互角の攻防を繰り広げる)ので強い事は強いですが現時点では通常の幹部程度の強さでしょうかね?
・バラシタラ
「フッ手を貸してやるのである。息子の戦場デビュー祝いである」
祝いというか後半の台詞からすると戦いを面白くしただけっぽいですね。息子に対する情は一切なさそう。そもそも息子・娘がうじゃうじゃいそうですし。
ドアの移動先をある程度設定できるようなので介人とステイシーザーの一騎打ち(1対11になってましたが)を見たかったのではないかと予想。
ゲゲ「お前でも自分の子供の初陣が気になるのか?」
バラシタラ「子供?フンッいや俺様が気になるのは面白そうな戦いの行方である」
バラシタラはボッコワウスには敬語を使っていましたがゲゲに対しては俺様、と言葉遣いが違うんですね。両者の言葉遣いからすると同格でしょうか?
ゲゲは大王のお気に入りだそうですがお気に入りと言うだけでランクとしては通常の幹部なんでしょうかね?
・ドアワルド
「フンッ、ドアトピアのパワー。思い知らせてやるドア!」
ドアトピアはドアが多い世界なのか。
それともどこでもドアが大量にある世界観なのか?
不便なのか便利なのかいまいちわからない世界観ですが修羅の国のようなボクシングトピアに比べればマシな気もします。
・クダイテスト
(ステイシーに対して)「よかろう手伝ってやる」
幹部扱いなのかと思ったのですがクダイテストはステイシーを完全に格下扱いしていますね。
イジルデから仕事の依頼を受けた、と先週言っていたので完全に部外者扱い、派遣社員的な感じでしょうか?
クダイテストって結構ノリがいい(トジテンド全体的にそうですが)部外者に対して厳しい辺りトップの教育がしれてますね。いやトップがそもそも暴君でした。
・クダック
ガオーン「お前らもでっかくなれるのか!?」
逆にクダックサイズのクダイテストもいるのでしょうか?
何の為に存在しているのかわからない巨大クダックですがもしかしたらクダイテストが本当に息子の戦場デビュー祝いで出したのかもしれない。
それでも巨大なクダックを作る理由はさっぱりわからないのですが。
第9カイ! 世界海賊、愉快ツーカイ!
ツーカイザー、ゾックスのキャラ紹介な回でした。
ある意味似非海賊だったゴーカイジャーを豪快にパクった海賊トピアの本物の海賊、ゴールドツイカー一家。
駄菓子屋で海賊行為を行う等海賊らしい面も見られましたが…さすがにツイカー、じゃない追加戦士。単に悪党と言った感じではないようですね。
そもそもの話追加戦士枠って素直なメンバーって少ないんですよね。単に追加の戦力、といった訳ではなくある程度安定した人間関係に大きな影響を与えるべく登場する事が多いので一癖二癖ある人間が多い訳です。
で、全力全開で進行しているゼンカイジャーの追加戦士(恐らく)な訳でして癖が弱い訳がない。
何故ならそもそもレギュラーメンバーが非常に癖の強いキャラな訳でしてその中でさらに個性を出すとなれば何かしらのアクセントが必要な訳です。
そのような状況の中で出す追加戦士としては海賊というのは最高の選択だったのではないかと思います。
まず前のレジェンド戦隊関連の作品が海賊戦隊ゴーカイジャー。
ジオウでディケイドが物語に介入しまくってきたように前のレジェンド戦隊のパイセンというのは非常に大きな存在な訳です。
さらには平行世界の存在。
コオリ、ゴミ等わかりやすい世界から今回のようにカシワモチのようにどんな世界かよくわからない世界を登場させる事で海賊世界なら普通にあり得るよね、といった状況な訳です。
そして初期メンバーが(比較的)一般人である事。
個性が強すぎるメンバーですが全員駄菓子屋勤務というカーレンジャーの薄給も霞むような庶民な訳です。
海賊行為も辞さない(生粋の海賊ですし)海賊であるゾックスという存在は庶民的なメンバーとの対比としては非常にいいものではないかと思われます。
これらの事から追加戦士が海賊である事はある意味ゴーカイジャーの時からの必然だったと言っても過言ではないのかもしれません。
そんな訳である意味ゴーカイジャーの時代からの満を持しての登場と言ってもいいゾックス。
ただし単なる海賊ではありますがその行動には彼なりの信念があるようです。
果たしてその信念はゼンカイジャーと通じるものがあるのか。それとも海賊らしくゴーカイに単独行動を貫くのか。来週以降の展開が気になるところです。
・ジュラン
「戦いの牙は海で漕げ!」
何の台詞かと思ったらデンジマンの歌詞だった。
ジュランは歴代パイセン戦隊の事はきっちり調べてそうな気もします。その辺のリスペクト精神は一番ありそう。
(カシワモチワルドに対して)「ピンポイントな理由でもめさせやがって!」
ピンポイント過ぎるのですが完全に我を忘れてる辺り協力なワルドでしたね。まあワルドって全員能力は範囲広いのと効果が強すぎなのですが。
それしても比較的限定的な食材で良かったですね。パンワルドとかオコメワルドとかだったら全滅してた。
・介人
「俺が勝ったら代金払え!そんで他の店も…。いやこの世界を荒らさないって約束しろ!」
海賊に口約束が通用すると思っているあたり介人らしい。
この辺はパイセン辺りがちゃんと助言してくれていたとは思いますが。実際戦闘になった時も想定していたので。
今回ゾックスは簡単に負けを認めましたがいつでも反故に出来ますからね。まあゾックスも変える世界はなさそうなのであまり無茶はしないと思いますが。
「そんでもって世界初!世界海賊に勝ったヒーローになってやる!」
ゴールドツイカー一家が唯一の世界海賊なのでこれは達成したら間違いなく世界初ですね。
まあなんだかんだ言って世界初は最終回までお預けだとは思います(そしてその内容はトジテンドから世界を解放したヒーロー的な展開に)が。
・ガオーン
「買う!買います!全財産出すから!見て僕の預金通帳!2500円!」
この世界キカイノイドも通帳作れるんですね。まだ融合してから数か月程度だと思われるのに順応が早い。
それにしてもヤツデは恐らく全員分の通帳を作って5人駄菓子屋に住まわせてなおかつ給料も支払っているのですよね。
流石に給料自体は低いようですが立派な経営者じゃないでしょうか?
ガオーンは意外に無駄遣いしそうにない(マジーヌが一番無駄遣いしそう)ので全員全財産こんなものなのでしょうね。
・マジーヌ
「(ゾックスに対して)仲良くするのは良くない占いが…」
マジーヌの占いはほぼ当たらないのですがこれは当たり外れどっちでしょうね?今回は海賊行為で奪われましたが最終的には海賊と仲良くして良かったね、的な展開にはなりそうですし。
今回に限っては当たり、今後の展開的には外れみたいな結果を期待しています。
・ブルーン
「海賊行為というものをされまして…」
ブルーンなのでこの辺りの言葉もきちんと調べてありそう。
ただ調べてみたら今回の件は海賊行為には当たらなさそう。とりあえず言葉を使ってみたかっただけかもしれない。海賊行為されたって陸上生活をしている以上一生使わない言葉でしょうし。
・セッちゃん
セッちゃん「君たちもしかしてゴーカイジャーの仲間チュン?見た目がそっくりチュン」
フリント「あっそれね。私がデザインパクった」
海賊だからデザインの海賊行為も辞さないという根っからの海賊。
この辺りの理由付けはうまいと思うのですがおかげでゾックスがゼンカイジャーの追加メンバーよりゴーカイジャーの追加メンバーに見える難点が。
ゴーカイジャーってゴールドいないですしね。シルバーのゴールドモードはありますがあれはゴールドではなくディケイドに張りやってやるぜ!的な姿に見えるので。
・カシワモチワルド
「ゼンカイジャー倒したら柏餅あげるカシワモチ」
持ちモチ全部食われて最終的には僕の顔をお食べ、的な展開になりそう。
キノコワルドが能力のオンオフ出来たはずなのでこいつも洗脳解除は出来そうな気もしますが。
「おのれ!秘技!柏手砲!」(不発)
柏が取れて本当にモチワルドになったのかもしれない。ゾックスがやつはカシワモチワルドじゃない、モチワルドだった、的な台詞は適当な理由つけて妹が助かった礼をしたかっただけかと思いましたが実は本当にあの時カシワモチワルドは死んでいた可能性が。
モチワルド「モチー!」
大カシワモチワルド「こしあん、みそあんもあるぞー!」
双方の断末魔(?)ですがカシワモチワルドの断末魔がカシワモチではなくモチである事、柏手砲が不発だったこと。
あの時既に柏餅は死んでいたのか…。
いやワルド的にはおかしいですよね。カシワモチトピアを象徴したカシワモチワルドが柏が取れたからと言ってモチトピアのモチワルドになるのはおかしい。
…まあクダックって思い込み激しいので象徴的な柏が取れた瞬間に自己の存在を否定してしまったのでしょう。柏を取った状態で桜の葉で包めばサクラモチワルドを自称していた可能性(桜餅の作り方が違う云々は置いといて)もあり得そうな気がしてきました。
バラシタラ「柏餅を食べた者は柏餅中毒となり柏餅欲しさになんでもするようになる。それがカシワモチトジルギアのパワーであります」
…何故柏餅がそんな能力に。他のワルドはそれなりに元の世界の関係した能力だったはずなのに。
これはこどもの日が近かった和菓子屋業界のダイレクトマーケティングに違いない。子供の日のプレゼントはギアダリンガーと柏餅で決まりですね。
…いやあのガオーンとかの惨状を見て柏餅を食べたいという子供がいるのかは疑問ですが。
・ゾックス
「俺の大事な妹嵌めたのどこのどいつだ」
ゾックスは基本的に家族最優先で動くキャラっぽいですね。海賊トピア出身だけあって周囲は敵だらけのはずなので家族の絆的なものが一番大事な気もします。
・オーレンフォーム
ゾックス「リッキー!力借りるぜ!」
双子の弟が人間っぽくないのは(ゼンカイジャーの世界観の人間の範囲がよくわからないですが)何か理由がある様子。(次回予告)
ギアによる影響なのか、それともギアから生まれた存在なのか。
巨大化できる事を知らないようなので(OPには既に合体後の姿が出てるのに)後天的にギアの影響で変化してしまったという可能性を推しておきます。
・ゴールドツイカー一家
フリント「で、このあとどうするの?」
ゾックス「まあしばらくこの世界にいるしかないな」
フリント「…だね」
キカイトピアと介人たちの世界以外は全て閉じられていたはずなのでもう帰る世界が無いって事でいいのでしょうか?
ただ海賊トピアがトジルギアに封印されてから数か月以上は経過しているはずなのでそれまでどこにいたのかは疑問が残りますが。
トジテンド幹部連中はゾックスの変身後を知らなかったようなのでトジテンドにいた可能性は低そう。(庶民街で海賊行為をしていた可能性はあり)
人間世界にいたらニュースで一発でバレそうなので…実はまだ閉じられていない世界がある、もしくは並行世界移動には時間がかかるorタイムラグがあるとかでしょうか?
「30万ポンギはある。釣りはいらねえよ」
お札の厚さ的から考えて一枚1000ポンギでしょうか?
ここで支払いをケチる性格ではなさそうなので恐らく1000ポンギが最高紙幣。日本円に換算すれば300万程度の価値な気もします。
まあ換金できないので意味はないのですが。
・ギア
「前にトジテンドが海賊トピアに攻めてきてさ、その時逆に乗り込んでいろいろいただいてやった」
基本的にトジテンドの侵略ってトジルギアに封印という形で直接侵略しない方針だった気もしますがもしかしたらツーカー一家が暴れたせいで封印する形になったのかもしれない。結構な被害出たようですしね。
海賊トピア襲来の際はまだトジルギアが完成していなかった。でもセンタイギアは開発されていた、という可能性が?
第10カイ! お昼も夜でもブルースカイ!
何のために戦うか、というのは重要ですよね。
今回ツイカー一家が戦う理由が判明。
SD化された弟たちを助ける、といった極まともな理由でした。
SD化する、という流れ自体は普通ではないのですがそこは結構なんでもアリなゼンカイジャー。SD化した流れ(SDトピア侵略)はともかくSD化自体はアリですよね。
家族という大事な物の為に戦う。
ゾックスは海賊ではあるものの完全な悪という訳ではなさそうです。
ですが正義のヒーローと断言する事は出来ないですよね。
彼らは彼らの大事なものを守る為だけに戦い、そして大事なもの以外はどうなっても良い。そんな存在が正義のヒーローであるのでしょうか?
とは言えこの話。非常に定義が難しい。
そもそもの話正義の定義も難しいですしね。
大切はもの守る為に戦ってきたヒーローは非常に多く存在します。それらすべてが正義のヒーローであったか否か。非常に難しい問題といえるのではないでしょうか?
例えばたまにネタになる仮面ライダーRXの最終回。
RXは知らぬこととは言え怪魔界を消滅させる(結果50億人の臣民が消滅?)事となってしまいました。自分の大切な存在、地球を守る為に敵対する世界を消し去ったRXは正義のヒーローではないのか?
地球のヒーローである事は間違いないのですが敵側からしたら全滅させられた悪の存在と言えなくもないでしょう。
もう一つの例、ちょっと古いですが個人的に印象に残っている戦隊の敵。
チェンジマンの女王アハメス。
チェンジマンと敵対した存在ではありますが彼女は悪だったのでしょうか?彼女はチェンジマンのラスボス、星王バズーに挑み敗れた過去があります。結果として彼女の星は星王バズーの支配下に置かれ、自身の星の存続を賭けチェンジマンと戦い続けました。
最期は自身の星の存続を願いながら爆死しましたが彼女は彼女の星を守ろうとした存在である事は間違いなかったはずです。
大切な存在を守ろうとするだけでは正義のヒーローではない。
では正義のヒーローにとって必要は物は何なのか?
明確な定義は上記の通り難しいので個人的な定義となりますが見知らぬ、困っている人を助けられる存在。それが正義のヒーローなのではないでしょうか?
大切な存在を守ろうと戦う事はそれほど難しいことではありません。困っている人に、それもよく知らない、助けたところで自身に利益がある訳でもない。そんな存在を自然に助ける事が出来る。
今回のゼンカイジャーのように街の人々を自身の身を犠牲にしてでも助けようとする、その心が戦士を正義のヒーローたらしめるのではないでしょうか?
ゾックス一家のフリントがパクったゴーカイジャーも物語当初では正義の味方と断言できる存在ではありませんでした。
しかし歴代のレジェンド戦隊や地球の人間たちとの交流を経て精神的に成長。スーパー戦隊の一員として名を連ねる事となりました。
果たしてゾックス、さらにはツイカー一家はゴーカイジャーのようにスーパー戦隊の一員として認められる存在となるのか?
それとも単なる海賊で終わってしまうのか?
ツイカー一家のこれからの成長に期待しています。
・介人
セッちゃん「でも介人は他の人のことどうでもよくないチュン。だから今ゾックスたちのこと考えてるチュン」
自分の一番大事なもの(両親)以外にも困っている人がいれば全力全開で助ける介人。全力過ぎて空回りする事もありますが…その場合は頼れる人生のパイセンが助力してくれるので。ジュランは本当にいいキャラですね。
・ガオーン
ガオーン「僕はゾックスたちの気持ちわかるなあ」
ジュラン「お前もこの世界の生き物だけが大事でキカイノイドのことはどうでもいいもんな」
ガオーン「うん!」
ガオーンはガオーンでモフモフの世界を守りたい、といった理由で戦い始めてますからね。ステイシーに攻撃できなかった件も含めて一切ぶれない。
とはいえキカイノイドが傷ついてもどうでも良い、といった性格でもない(はず)なのでゾックスとは違うはず。多分。
というかモフモフが大好きすぎるだけ。
・マジーヌ
「自分的にはあいつらのことこそどうでもいいっていうか…あいつらが呪われたのってよその世界に悪い事しようとしたからだし…」
介人と違って気になる、ではなくどうでもいい、といった面が大きく違いますね。マジーヌは自身に大きな被害を出さない敵に対してはそれほど気にしないタイプな気がします。
逆に言えば夜を無くしたマヒルワルドに対してはブチ切れてましたが。
・ブルーン
「わかりました!SDトピアの「SD」とは「スーパーデフォルメ」の略称だったのですね!」
ジュラン「お前全然話聞いてねえのな!」
話を聞いて無い様できちんと今回の主題にそった行動なんですよね。
ブルーンにとっては界賊の行動云々より自分の知識欲の方が重要。
そもそもブルーンって自分の知識欲の為にトジテンドに入り、他世界が侵略されてもさほど気にしていなかったキャラ。
今回のツイカー一家に対する一連の流れは各メンバーのスタンスを明確に表していて良いシーンだと思います。
・セッちゃん
「世界が広がるといろんな人がいるってことチュン」
で、締めのセッちゃん。
世界には色々な人間がいる事を認識させるための台詞ですよね。
同じゼンカイジャー内でもこれだけゾックスに対する認識の違いがあるのだから世界にはもっといろいろな人がいるという事。
一つの世界ではなくそれこそ価値観が根本的に違う人間たちが集まるゼンカイジャーの世界観なのでこの辺りの認識は大事ですよね。
・ゼンカイジャー
介人「お前がそういうやつなのはよーくわかった。お前は全力全開でトジテンド倒すことだけ考えてればいい。みんなのことは俺が…。いや…俺達が守る!お前ら界賊の分も全力全開で守ってやる!」
セッちゃんの言葉を受け、ゼンカイジャーとしての答えとなっている気がします。
世界には自分の大事なものだけを守る為に戦う人(ゾックス)がいる。
なら自分たちはその人間が守らない存在も全力全開で守ってやる、そういった意味合いの宣言だったのではないかと思います。
撃たれながら(人々を守りながら)の変身もギャグっぽいですが重要な描写ですよね。
全力全開で世界の平和の為に戦うヒーロー。それがゼンカイジャー。
・ゾックス
フリント「なーんか目障り。今のうちに倒しちゃえば?」
ゾックス「面白いからほっとこうぜ。こっちの邪魔さえしなきゃいい」
一応今回の前半に邪魔をしている訳ですがそれぐらいなら良いって事ですかね?
トジテンドを倒す行為そのものを邪魔しなければいいと。
しかし現時点では両者の目的は一致(トジテンドを倒す)しているので良いのですがトジテンドを倒した後、界賊に戻った時は敵対しそうな予感。ジュランがツイカー一家のやっている事はトジテンドと大差ないって言っているので。
最終的にどういった関係になるのか気になります。
・メガレンジャー
ジュラン「サーフィンしようぜ」
今まであまり気にしていなかったのですが毎回毎回ジュランってパイセンの台詞(というか歌詞)を言っていたのかもしれません。
ところで今回カップルの女性の方が男性を見捨てて即座に逃げていましたがこれはメガレンジャーのレッドだけカップルではなかった(シルバーは除外)メガレンジャーの内容を示唆していたのでは?
というかレッドだけ恋愛関係の話があるのは多い気が(カーレンジャーとか)しますがレッドだけ恋愛関係のない戦隊って非常に珍しいですよね。何故レッドだけ省いた。
・ブルマジーン
ブルーン「サングラスで太陽を見てはいけません!使うべきは日食グラスです!」
意外に相性がいいのかもしれない。
ブルーンが知識で解決方法を導き出し、マジーヌが魔法で解決。結構な力押しのジュラガオーンより色々と汎用性が高そう。
でも二人とも結構ヤバイ思考をしているので暴走すると止まりそうにないですが。ジュラガオーンならジュランが止める。
・ツイカー一家
リッキー「この姿で兄弟っておかしいだろ」
介人「他の世界じゃよくあることなのかなって…」
ステイシーに会っていなかったら介人がどう思っていたかわかりませんがステイシーがいるからね…。ツイカー一家にバラシタラの子供たちを見せたらなんと思うか。
ステイシー以外の子供が出てないので実際どういった見た目になっているかわかりませんが多種多様な外見をしていそう。
介人「人助けるためじゃなかったらなんの為に戦ってるんだ⁉」
フリント「弟を元に戻すためだよ!だってこいつごちゃごちゃうるせえじゃん!私たちの気もしらないで!」
まあフリントもフリントでゼンカイジャーの事情を知らないのですが…知ったところでフリントはゼンカイジャーの為に行動するって事はなさそうですね。利害関係が一致すれば共闘するかも、といった感じでしょうか?
どれぐらいの年齢設定かわかりませんがゾックスの方が世界のルールに従おうとする辺り大人な気がします。そしていざという時にルールを自分の意思で破るのもゾックスな気がします。
・リッキー
「俺ら2人その時ちょっとしくじっちゃってさ」
「気づいたらこの姿に変えられていた。SDトピアの呪いだよ」
SDトピア怖い。まあ基本的に並行世界の人間こないでしょうしね。
しかしノリ的にはSDガンダム世界に紛れ込んだガンダムMk-III的な位置づけなのでしょうか?
・フリント
「トジテンドからパクった技術で私も並行世界ゲート作ってさ」
全開さらっとゴーカイジャーパクったとか言っていましたがそれは納得。見た目をパクっただけならそれほど難しい事ではないでしょう。力の根源はギアでしょうし。
並行世界ゲートって簡単に作れるものなのか?この子実は超優秀な気がしてきました。セキュリティ強化される時点で技術力自体はトジテンドの方が上っぽいですが。
・ボッコワウス大王
「ゼンカイジャーとツーカイザーが手を組んだら面倒なことにならんか?」
やけに弱気な大王様ですね。部下に対しては強きなので敵に対してはこの有り様。まあツイカー一家に一度襲撃されてるので多少弱気になる理由はわかるのですが。
基本的に最近の戦隊ってボスが強気(それにふさわしい力を持っている、初期の戦隊どころか最終的なパワーアップした後の戦隊を蹴散らせるぐらいの実力はある)な事が多いのですが…大王はラスボスになれるのかどうかすら怪しいですね。
ドグラニオのように残ったギアの力全部使えるとかなら超強そうですがその場合絶対自滅パターンだし…。
・バラシタラ
「マヒルワルドに対するやつらの動向を限りは」
「やはり結束には至らぬようである。これはいずれやつらの命取りになるはずである」
バラシタラって結構色々分析しながら戦ってるんですよね。
戦うのも楽しいけど面白そうな戦いを見るのも好きと公言してましたし。
イジルデよりよっぽど頭を使っていそうな気もします。やたら妻が多いのも何かしらの理由がありそうな感じ。
・マヒルワルド
「敵に見つからないようにとはいえ俺がこんな薄暗い場所に潜まねばならぬとは…皮肉なものマヒル…」
おそらくバラシタラの指示。
しかしワルドは使ったギアに大きく精神が影響されるはずなのでこれはある意味酷い扱い。3日間ぐらいずっと地下道ですからね。マヒルワルドじゃなくてもそりゃ滅入りますよ。
・ダイマヒルワルド
「もはや俺が太陽だマヒル!」
台詞がカッコいい。普通だったらヒーロー側の台詞ですよ。
ところでyoutubeのバンダイ公式のツーカイザー変身動画。
マヒルワルドじゃなくてタイヨウワルドって言ってるんですよね。何故か名前変更なっていますが。流石にタイヨウトピアとかだと壮大すぎるから?
…と思って見返してみたら違うワルドだった。タイヨウワルドとサクラモチワルドって別個体がいるんですね。
という訳でダイマヒルワルドとタイヨウワルド。どちらが真の太陽ワルドかの戦いが始まる。
といった事でもなく太陽戦隊サンバルカンの関係じゃないかと思います。
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