仮面ライダーガヴ 4話 マシュマロおかわり! 感想

とても本編はマシュマロおかわり!な状況ではないと思ってしまった 4話 マシュマロおかわり! 感想です。

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感想


サブタイトルから感じられるふわっふわの雰囲気が本編からは全く感じられない。

一応マシュマロ食べておかわり!というシーンはあったもののシータとジープに狙われている事が分かっている状態=おじいさんの所に永住できないのは確定な状況。
案の定おじいさんたちも狙われて・・・そして最後の「悲しませていると思う。でもその方がいいんだ。その方がスパイスとして価値はないから」という全くマシュマロ感のない本編。
1話からずっとそうですがお菓子が題材なのにビターすぎる展開が続いているのですが。

他にも母親を失った時の回想。
絆斗が襲われた時の回想など・・・マシュマロおかわり!とか言える状況では全くないと思えてしまう。

といった感じで今回もビターな内容でしたが気になる情報も続々出てきたのでまとめ。

・シータとジープはニエルブ兄さんを恐れている。
ただし赤ガヴの生存の情報は共有しない。ごまかしても大丈夫、ぐらいの関係っぽい。

・ニエルブはショウマの生存を知っていた。
バイト君たちはニエルブが改造した実験体の模様。不定期健診が必要。不具合が出て野垂れ死 んでいる、などまだまだプロトタイプっぽい。そのバイト君たちから直接データを抜き取っているとか?情報の出どころは不明だけれどもニエルブは独自の情報もがある模様。
ショウマをヒトプレス化できない事を知らなかった事。ヒトプレス化は最近できた技術(であると酸賀が推測)である事から技術開発し始めたのは最近?

・ショウマの父親はショウマたちが保護していた
ショウマやショウマ母がグラニュート界で生存できていたのはショウマの父親が保護していたから。
父親が亡くなったことで闇菓子を増産し始めた?
ランゴ曰く「いかれた親父」とのことなので基本的にグラニュートにとって人間は食料。

・母親はグラニュートに食われた可能性あり
スパイスを抽出した人間はその後グラニュートに食われる模様。
シータたちが「見知らぬグラニュートの腹の中」と言っている事から食材としての価値は低そうな気がする。うまいなら自分たちで食うだろうし。
ただしヒトプレスは酸賀曰く「フリーズドライのような状態」。さらにシータとジープは確認していないようなので生きている可能性も?ただしグロッタに握りつぶされていたので生存は難しい気もする。

・ショウマはその辺の草とか食ってきた
回想では保護された家で食事を食べていたシーンが。
保護していた父親が死ぬ→しばらく逃げる。その間の話?
なんにせよグラニュート界でも草は生えるし人間もその草を食べられる模様。

・ショウマの眷属は特殊
基本的に眷属は独立して動くもの?
ストマック家の眷属は全てエージェントっぽい。主人の力となる眷属はショウマだけ?

・酸賀研造の情報源
塩谷に妄想入ってるんじゃ?と言われた研造ですが情報はかなり正確。そもそもグラニュート族という名称も知っている。つまりはグラニュートの協力者がいる可能性がありそう。
ヒトプレスをいつからできるようになったのか把握していないあたり情報に漏れはあるようですが人間単独で調べるのは難しいはず。

・シータとジープは人間界では変身できない?
ショウマと母親を捕まえた時には変身していた。
しかしエージェントが倒された直後は撤退していた。
バイト君たちの変身はまだまだ調整中という事で幹部クラスは人間界では変身できない、もしくは変身しないようにしている可能性が?
「私たちだけで遊びたい」とのセリフから遊び半分でショウマを襲っていた可能性が高い。変身できなかったというより変身するリスクをとりたくなかた気がする。

・赤ガヴ
赤ガヴはショウマ特有の物?
絆斗の敵のグラニュートは赤いガヴっぽいですがこいつは赤ガヴではないのか。それともこいつもレアな存在なのか。

などなど色々気になる情報が多すぎる。
しかし並べてみるとビターな本編をさらにビターにする内容ばかり。マシュマロ感が一切ない。
とはいえ酸賀がドライバーらしきものを開発している事から2号ライダーが登場するのは近い気も。
そして次回予告ではショウマの助けとなってくれそうな謎のキャラが。

多少の希望は見えたもののまだまだビターな展開が続きそうな仮面ライダーガヴ。
そろそろマシュマロみたいなフワフワな展開もみてみたいと思えてきた4話 マシュマロおかわり! 感想でした。


以下 9月28日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

ショウマ・ストマック


良治「コラーッ!この野菜泥棒が!」
ショウマ「泥棒?」
良治「ここはうちの畑だ!勝手に採るんじゃ・・・」
ショウマ「ごめんなさい。俺知らなくて。昔からその辺の草とか食べて生きてきたから・・・」

「昔から」の昔がいつからなのか気になる。
母親がヒトプレスにされた回想を見る限り最近まで保護されていたはず。その間は保護された家で食事を摂っていたはず。
何かしらの原因で家を出て野宿生活をしていた。もしくは家で出される食事を拒否して家周辺の草を食べていたとか?
基本的にグラニュートにとって人間は食料でしかないようなので野宿は厳しいと思うのですが・・・何かしら語られていない過去がありそうな気がする。

良治「そういえば さっき道端の草 食ってたとか言ってたな」
ショウマ「あっえーっと・・・あっちだと俺と母は それくらいしか食べられるものなくて・・・」
良治「そっか・・・」
睦子「苦労されたんだねえ」
ショウマ「まあ少し・・・」

まあ少し、というレベルではない苦労だと思う。
とはいえショウマは人間の世界の事をよく知らないのでこれが少しの苦労なのかもしれない。
とはいえショウマは人間の世界は知らなくても会話の流れを読むことのできるコミュニケーション能力はあるので空気を読んでの発言の可能性が高そう。
そもそもストマック家で他の兄弟に嫌味を言われ続けてきた可能性が高いので空気を読む能力は高いのかもしれない。

ショウマ「ランゴ兄さん・・・!」
みちる「私たちを どうするつもり?」
ランゴ「わかっているだろう?お前たちを保護していた いかれたおやじは死んだ。人間はうちの家族じゃない。我がストマック社の闇菓子の材料にすぎないんだ」

ショウマの父親は「いかれた」扱いなのか。基本的にグラニュートは人間を食料扱いして当然。同等の存在として見る事自体おかしいという価値観みたいですね。
しかしそうなると2話で
シータ「おやじも死んだし あの女も もういない」というセリフが気になってしまう。いかれた扱いのおやじより扱いが悪そうな「あの女」は誰なんだろうか。やっぱりショウマの母親?
そうなるとランゴたちの母親の存在も気になってしまう。
ランゴ母親が死去→ショウマ母と結婚。みたいな流れなんだろうか。
なんにせよショウマは同族扱いされておらず父親の保護があったからグラニュート界で生存できていた事は間違いなさそうですね。

シータ「俺たちのバイトが謎のモンスターにやられてね」
ジープ「調べてみれば見覚えのある赤いガヴがついてるじゃない」
2人「お前にしかついてない その赤いガヴが」

「お前にしかついていない」が気になる。
本当にショウマだけにしかついていないのか。それとも2人が知らないだけで前例があるのか。
絆斗の敵のグラニュートも赤ガヴに見えるんですよね。子供の描いた絵なので実際どうなのかは微妙ですが他にも赤ガヴはいそうな気もする。
シータとジープは世間知らずな気もするし。なんとなく。

シータ「なんだ?あの小せえの」
ジープ「もしかして・・・眷属?」
シータ「使えなかったはずだろ?あの出来損ないは」
ジープ「こっち来て出せるようになったのかも」
シータ「眷属の力であの姿に化けて俺たちのバイトを倒してたってことか?」
ジープ「そんな眷属 今まで見たことない」

ショウマはお菓子を食べて眷属を生み出せるようになりましたが他のグラニュートはどうやって生み出しているのでしょうか?
少なくともバイト君たちは闇菓子食べても眷属を生み出している様子はないし。
上位のグラニュートしか眷属がいないのか。それとも通常の食事をすることでグラニュートは眷属を生み出せるのか。
シータとジープがエージェントを破壊されてあっさり撤退したところを見ると自身の意思で簡単に出せるわけではなさそうですが・・・なんにせよ眷属の力で自身の姿を変化させられるのはショウマ固有の能力の可能性が高そうですね。

ショウマ「うん・・・悲しませていると思う。でも そのほうがいいんだ。そのほうがスパイスとして価値はないから。力 使いすぎたかな・・・。でも どっか・・・迷惑かけない場所・・・」

悲しませている、けどその方がいい。というライダーは珍しい・・・と思ったけどそうでもない?
改造された自分に関わっちゃいけない、と自身から遠ざけていた例が初代からあったような気もする。
とは言え令和の主人公ライダーの中では珍しい気もする。基本的には人を笑顔にしたくて変身している主人公が多かったので。

井上みちる


グロッタ「なんで こいつは圧縮されないの?」
ニエルブ「グラニュートの体質も受け継いでいるせいか?」
ランゴ「まあいい。こいつの処遇はあとだ」
ショウマ「やめろ!やめろーっ!あっ・・・!母さん・・・うわああーーーっ!」
スパイスを搾り取られグロッタに握りつぶされるみちるのヒトプレス

さすがにこれをやられたら生存は難しそう?
ヒトプレス化は解除できるのはショウマがやっているので確定。
ただし握りつぶされたらさすがに無理な気がする。
ヒトプレスは圧縮された状態らしいのでそこから潰されたら復元は無理ですよね。多分。

シータ「今頃お前のママは・・・」
2人「見知らぬグラニュートの腹の中!」
シータ「結局ランゴ兄さんたちは仕留め損ねたようだけど・・・」
ジープ「私たちが仕留めてあげる」
2人「やれ」

例え握りつぶされた状態で復元が可能だったとしても食われたら死亡確定なのですが「今頃」「「見知らぬ」というセリフからシータとジープはその場を見ていない可能性は高いはず。
この二人は性格悪そうなので知っていたらきっちり説明すると思うし。食われた可能性が高いけれども食われていない可能性もありそうですよね。
という事で生存している可能性は低いけれどもまだ死亡確定ではない、という解釈でいいのでしょうか?
もしくは死亡確定だけれどもなんか不思議なパワーで復活する可能性はありそう?

辛木田絆斗


絆斗「ちゃす!辛木田絆斗だ。最近モンスターの存在が世間に認知され始めた。俺にとっちゃ母親の敵。長年 地道に調べてたんだが ついにこの目で目撃した。ただモンスターを倒して回っているっぽい仮面ライダーってやつはいるし なんかモンスターに詳しいらしい おっさんが急に出てくるし・・・ああ もう・・・何がどうなってんだ!?」

今回はメインキャラが交代でナレーションを担当していくのだろうか。仮面ライダービルド方式になりそう?ビルドはビルドでナレーションがやりたい放題だった気がする。
それはともかく絆斗って結構口調が軽いですよね。というかメインのショウマ・絆斗・幸果全員軽い。ショウマと絆斗の設定は重いのですが。最序盤から母親が襲われていて生死不明(死亡した可能性が高い)というのは珍しい。そう考えると幸果もこの若さで社長やっているのも何かしら理由がありそうな気もする。

研造「ちなみに最近の俺はグラニュートを退治する方法を研究している」
絆斗「えっ?」
研造「そんな時に現れたのが先日のあいつ」
絆斗「仮面ライダー?」
研造「イエス。彼はこんなものを使っていたね。彼が何者なのか まだわからないが これがあれば彼のようにグラニュートを退治できるのかもしれない。俺や君でも」

絆斗は研造の研究でライダーになるっぽい?
この流れだと研造もなれそうですが研造は変身しないのだろうか。
試作品で危険性が高いので・・・絆斗は実験台にさせられそうな気もする。まあ性格的に自分から変身すると言い出す気もしますが。
ただその場合は眷属はどうするのだろうか。前回捕獲された2匹を改造して使っていくことになるのか。それとも次回の話でショウマと絆斗が意気投合。絆斗のために眷属を生み出すようになるとか?

酸賀研造


研造「オーケー。一から教えてあげよう。君がモンスターと呼んでいるのは異世界の知的生命体グラニュートという種族。腹部にも口があるのが特徴だ。こちらの世界に来る方法は不明だが目的はわかっている。人間のさらってお菓子のスパイスにするためだ」
絆斗「はあ・・・?お菓子?」
研造「中毒性の高い食べ物でね。やつらは闇菓子と呼んでいる。先日 君も見ただろう。小さい板のようにされた人間を。あれは君がわかるように言うと・・・フリーズドライみたいな技術でね。生きた人間を小さく圧縮することで取り扱いを楽にしてるんだろうなあ。俺が思うにこの世で起きている失踪事件の何割かはグラニュートによる人間狩りだ。さぞ うまいんだろうなあ。俺は食ったことないけど。どうした?」

絆斗「酸賀さんも俺と同じで誰にもモンスターの存在を信じてもらえない中 長年一人で調べてたみたいです」
塩谷「うーん・・・そいつ怪しくねえか?」
絆斗「えっ?」
塩谷「詳しすぎるよ。何をどう調べたら そこまでわかるんだよ?」
絆斗「ああ・・・元々はツチノコやイエティとかUMA的なものを研究してたらしいんすけど・・・」

何をどう調べたらそこまでわかるのだろうか。
グラニュート・闇菓子などの固有名詞は個人では調べようがないはず。グラニュートの協力者がいれば別ですがグラニュートが人間と情報共有する利点はなさそうだし。研造が人間側の情報を提供していれば別ですがストマック社もバイトやエージェントで情報を得ているはず。人間を保護していたショウマの父以外にも「いかれた」グラニュートがいてそいつから情報を得ているとか?
もしくはグラニュート側にも研造と同様に人間を研究しているグラニュートがいてそいつと意気投合。互いに情報交換し合っているとか?
ヒトプレスがいつから使われているか、どうやって人間界に来ているか知らない事からストマック社から情報を得ているわけではなさそう。もちろん研造が自身の知っている情報を偽っている可能性もありますがとにかくグラニュートに協力者がいる可能性は高そうな気がします。

絆斗「じゃあ・・・俺の母ちゃんも・・・グラニュートに・・・食われて・・・」
研造「母ちゃんも失踪を?」
絆斗「俺は見た。あの時・・・さらわれる瞬間を」
研造「ほう・・・圧縮されずに・・・ということは・・・人間圧縮技術は比較的最近のものと考えてよさそうだな。何年前?」

協力者の有無はさておき。研造はデリカシーがないですね。
闇菓子はさぞうまいんだろうな。
攫われた?何年前に?
とか実際に母親が攫われて食われた可能性の高い絆斗に言ってしまえるあたりヤバい。
ある意味科学者としては正しいのかもしれませんが人間性はどうなのかなと思ってしまう。
逆に絆斗を怒らせて知っている情報を全部吐かせようとした可能性もありますが・・・どちらにせよデリカシーはなさそう。

シータ ジープ


ジープ「まだバレてないよね?まだ私たちだけで遊びたいものね」

シータ「よう!赤ガヴ。まだ生きてたのか」
ジープ「とっくに死んだと思ってた」
ショウマ「シータ姉さん・・・ジープ兄さん・・・」
シータ「楽しそうにやってんじゃん」
ジープ「お前と一緒にいた人間たちも幸せそうで・・・」
シータ「いいスパイスになるかもな」ジープ「いいスパイスになるかもね」
2人「ハハハハハハ・・・!」

本当にこの二人は遊びたいだけの模様。
バイト君が倒されるのは仕入れに直結している重大な事案のはず。それを報告せずに煽りに来るとか。仕事に対してあまり熱心ではなさそう。
まあストマック社は同族経営どころか完全に兄弟だけで回している会社なので個人のモチベーションに差があってもおかしくはないですよね。
そもそもヒトプレス集めるのはこの二人ではなくバイト君でそれを管理しているだけの状態のはず。仕事がつまらないから遊んでやろう、と思うのがいてもおかしくはない気がする。

ジープ「ウソでしょ?」
シータ「俺たちのエージェントを・・・」
ショウマ「人間に手を出すのをやめろ!じゃなきゃ俺が・・・俺がお前らを倒す!さあ どうする?」
シータ「どうするだと?ハッ・・・赤ガヴのくせに偉そうに」
ジープ「このままで済むと思わないことね」

ここであっさり撤退したのが気になる。
戦闘能力があれば戦っていたはず。なにせ格下とみなしていた相手に自分の手ごまを破壊された状態。ショウマを生かしておく理由もない上に倒せばショウマを逃がしてしまった他の兄弟にも借りが作れるはず。
という事はやっぱりこの時点では戦闘能力はなさそう?
もしくは人間界では変身が禁止されている可能性とか?現時点ではひっそりと人狩りをしているので事荒立てなくないランゴあたりが人間界でグラニュートの姿を晒すのを禁止している可能性はありそう。
ショウマを倒すよりも禁止されているルールを破って罰を受けるのを嫌がった可能性があるとか?
なんにせよ現時点では人間界で戦えない可能性が高そうですね。

ニエルブ・ストマック


ジープ「えっ・・・ええシータ。最近よくバイトがいなくなるの」
ニエルブ「へえ~・・・改造の不具合で野垂れ死んでるのかな?」
ジープ・シータ「兄さんはなんの用でこっちに?」
ニエルブ「改造したバイトくんたちの不定期健診だったんだけど設計も見直してみようかな。じゃ」
ジープ・シータ「はあ・・・」
ジープ「まだバレてないよね?まだ私たちだけで遊びたいものね」
ニエルブ「あの2人も気づいたかな?」

ニエルブがラスボスな気がしてきた。
機密エリアで変身するというルールを守っていない。ショウマが生存している情報を共有しようとしていない。そして技術関連はニエルブ担当。
ラスボスかどうかは別としてニエルブはストマック社を裏切りそうな気がする。このシーンも不定期健診というのは建前でシータとジープの様子を探りに来たように思えるし。

塩谷「事実じゃなく酸賀の妄想が交ってるかもしれねえしな。全面的に信用するには様子見だ。うい」
絆斗「・・・うっす」
エージェント「・・・フン」

初見だと気が付かなかったのですがこのオレンジ色のエージェントはニエルブの眷属らしいですね。
という事はニエルブは自身のエージェントから情報を得ている模様。なんのために自身のエージェントを人間界に放っているのか。そして現時点では特に脅威でもなさそうな絆斗を見張っていたのか。
色々気になるところがありますがランゴは闇菓子製造以外の目的がありそうな気がする。

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