射士郎「お前を世界の敵にしたくない」 あとは察しろ バクアゲ43 豪快なハンドル 感想です。
感想
「本当に裏切ったんですか!?」・・・したわけではないのですが急展開には違いない。
という事で何がどうなったのかを察してみようと思います。
恐らく射士郎が大也から依頼されていた内容は内通者の存在の確認。
バクアゲ41でサッカー協会がハシリヤンに地球のサッカーを売り渡そうとしていたのを射士郎からの情報提供によって止めた、という話だったはず。
玄蕃「惑星ブレキがハシリヤンの手に落ちたのも彼らのような内通者による工作が大きかった」
とも言われているのでまずは内通者の工作を止めようとしたのだと思われます。
じゃあなんで射士郎が今回ブンブンチェンジャーを捨ててまでISA側についたのかと言われれば・・・ISAの内情を今以上に探るために常槍の信頼を得たかった。
もしくは予想以上に内通者の工作が早く大也が地球の敵にされそうだったので最悪の事態を回避したかった、ですかね?
最悪の事態は何も情報がないまま世界の敵とされ、無力化されること。手の打ちようが無くなってしまうので。
その前に最低限の情報を伝えて大也たちが行動を起こせるようにしたとか?
もしくはその両方?
常槍の信頼を得て、何かしらの作戦を実行しようとしていた射士郎。
完全には信頼されてはいないようですが少なくとも監視付きで最低限の行動はさせてもらえるっぽい。
なので信頼を得つつ、大也たちが動けるようにしたのが今回の行動なのでしょうか?
ブンブンジャーは世界の敵、そしてブンブンジャーは解散だ、と伝えれば大也はきっとわかってくれるはず。そう射士郎が考えていてもおかしくはなさそう。他のメンバー全員から「本当に裏切ったんですか?」されていましたが・・・まあ大也ならわかってくれるはず。
なにせバクアゲ4で
調「一歩でもここを出たらあなたたちを社会の敵としてISAは告発します。法的機関と連携し逮捕、拘束も辞さない特権を行使します」
大也「やってみろ。そっちのほうがバクアゲだ!」
とやった大也。
世界の敵になるから大人しくしてろ、と言われても大人しくしている訳がない。ましてやほかならぬ射士郎の発言。大也は射士郎の意志をきっちり理解したはず。・・・多分。
射士郎の真意が実際どうなのかは不明ですがそれでも裏切っていない事だけは確実に言える。
射士郎の眼が濁ったら一発で大也は見抜くし(バクアゲ37)。
射士郎は射士郎の戦いをしている事は間違いないですね。
しかし最終章という訳で色々と急展開となりますが・・・次回は大也対内藤っぽい。中盤から怪しい動きをみせていた内藤ですが、ここに来てその真意が明らかにされる模様。
東映公式HPの次回予告によると格差が幸せにとって重要だ、みたいな話になりそうですが・・・それに関しては次回明かされると思うのでまた今度。とにかく大也は信じていた人間に裏切られることになりそうですね。
「宇宙のならず者ごとき勝手にはさせんよ」するつもりの常槍
「その踊りに乗っかってやろうじゃないのさ」するつもりのワルイド
「お前を世界の敵にしたくない」射士郎。
各勢力がそれぞれの思惑で結末に向かおうとしている中、大也は「信じた道を走り続ける!」事が出来るのか。
気になる バクアゲ43 豪快なハンドル 感想でした。
以下 1月8日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
範道大也
大也「世界の敵か・・・最高のバクアゲだ!たとえ世界を敵に回しても俺は俺のハンドルを握る。それがブンブンジャーだ!信じた道を走り続ける!」
感想の項目でも書きましたがバクアゲ4の
調「一歩でもここを出たらあなたたちを社会の敵としてISAは告発します。法的機関と連携し逮捕、拘束も辞さない特権を行使します」
大也「やってみろ。そっちのほうがバクアゲだ!」
このシーンと似たようなセリフ。
世界がどんな状況であろうとも自分たちのハンドルを握り続けてやる、むしろ世界が敵の方がアガるだろ、という意味ですかね?
敵、ISAかハシリヤンが大也の弱点をついてくるとしたらここでしょうかね?
前提として大也は悲鳴を見過ごせない性分。世界が敵になって自分たちが世界の悲鳴を生み出す存在となってしまったらハンドルを握る事ができなくなりそう。
次回内藤の真意が明らかになりそうですが内藤はどう大也の精神をエグッてくるのか。そしてそれからどう大也がバクアゲするのか。気になるところです。
ブンブン「えっ・・・!?大也!これ見て。大也の資産なんだけど人のものになってる。名義が全部変わってる。Lightning Tech.に」
大也「代表が・・・?」
もしかして最初から奪うつもり大也に助力してきたとか?
大也に莫大な財を生み出す才能を見出した。その大也に先生のような存在として資金稼ぎの術を教えた。ただし資産を生み出す際に自身の会社の金を絡むようにしてあっていざとなれば名義を変更できるようにしておいた、とかですかね?だとしたら策士。
そして同時に今まで内藤が大也の事をかたくなに「少年」と呼び続けていたのはこの仕組みに気づかなかった事を揶揄していたのかもしれない。莫大な財を成したけれどもやっているけれども結局は大人の掌の上だよ、みたいな意味合いで「少年」だったのかもしれない。
鳴田射士郎
タカラバコグルマーにブンブンチェンジャーを投げ入れる射士郎
錠「何してるんですかシロ先輩!」
先斗「血迷ったか?」
射士郎「いやこれでいい」
↓
常槍「君がブンブンジャーを捨て我々ISAについたという証拠を見せてもらいたい。今回の苦魔獣は大切なものを奪うという能力を持っているそうだ」
射士郎「趣味が悪いな」
常槍「それでも君は私を選んだ。君はヒーローじゃない。裏の世界の住人だ」
いや、これでいいはず。射士郎はヒーロー。
となる展開が来るはず。多分。
多分というのはいざとなれば射士郎は自分を犠牲にして非合法な方法で常槍を仕留めに行く可能性がありそうなので。それをヒーローと呼んでいいのか・・・と細かい事を気にし出すと武力で相手を制圧云々は全て非合法な気もしてきたので止めときます。
とにかく射士郎はニチアサヒーローに相応しくない方法で常槍を仕留める手段は持ち合わせていそうですがそれを使う事なく戻ってきてほしいと思ってしまいます。
射士郎「ISAとハシリヤンはつながっている。地球は彼らに支配され どんなに逆らっても無駄だ。ブンブンジャーは・・・夢を追うのは終わりだ」
錠「まさか・・・自分たちを裏切るっていうんですか!」
未来「ウソ・・・だよね?何か考えがあるんでしょ!そうでしょ?」
射士郎「これからブンブンジャーは世界の敵になる。ブンブンジャーを解散しろ大也。お前を世界の敵にしたくない」
錠「世界の・・・敵?」
先斗「見損なったぞ情報屋!」
大也以外全員から「本当に裏切ったんですか!」される射士郎が可哀そう。そこまで信用なかったのだろうか。まあ未来からは「何か考えあるんでしょ」と言われているので完全に裏切ったとは思われていないと思う。多分。
しかしそれはさておき。射士郎はきっちりISAとハシリヤンはつながっていると明言しているんですよね。これに関して調さんが何も話さなかったのが気になりますが次回何かしらあるはず。
ただし次回はスピンドーが直接出向いてきてほぼ全滅回になりそうなのでISAとハシリヤンの繋がり云々については何も言われない可能性もありそう。それどころじゃない、という感じで。
振騎玄蕃
先斗「もう一つある。今も獄中の銀河通販王に いきなり罪が増えたことがわかった」
錠「そんなむちゃくちゃですよ!」
ビュン「ディスレースを倒した我々への報復だろう」
大也「玄蕃・・・」
玄蕃「大丈夫。私は大丈夫だ」
ビュン「今のままでは若旦那の親父の無実を証明しようにも握りつぶされるのがオチだ」
ブンブン「スピンドーを倒すしかない。あいつが作り上げたハシリヤンだ。あいつを倒して組織を分解するしかない!」
やりたい放題過ぎるハシリヤン。
しかし逆にこの辺に隙があるような気もする。不正の証拠が増えているという証拠でもあるので。流石にハシリヤンに乗っ取られた星すべてがハシリヤンの支配下という訳でないはず。ニーコラみたいな対ハシリヤン勢力もいるはず。
とはいえハシリヤンの不正を暴いて弱体化させる、というやり方はしないというか尺もないのでやらないと思うし・・・やっぱりスピンドーを倒してハシリヤンの影響力が弱まってから徐々に不正を暴いていく、みたいな流れになりそう。玄蕃の父親の無実が証明されるのは最終決戦後の後日談になりそうですね。
焔先斗
ジョー「あの紫 なかなかやるなあ。もっとド派手に暴れてみせろ。豪快チェンジ」
先斗「ん?なんだ?」
「ゴーカイジャー ゴーカイカスタム コングラッチレーション」
先斗「おお!またまたカオスだな!」
ビュン「見せてもらおう。宇宙海賊の大いなる力とやらを!」
本当にカオス。恐らくトッキュウオーも返していないのでやろうと思えばエンジンオー、トッキュウオー、ゴーカイオーすべてにカスタムできそう。エンジンオーはビュンがスピードルと知り合いらしいので呼べば来るはず。下手したらマッハルコンも呼べそうなので不完全なカンゼンゴーカイオーみたいな形態にもなれそう。さすがにカオス過ぎやしないだろうか。
とはいえさすがにメインボディはビュンディーなのでそこまでカオスにはしないと思う。最終決戦で他メカ同時使用ぐらいはするかもしれないですが。
細部調
先斗「で姐さん。ISAのほうは何かわかったか?」
未来「同僚の人に調べてもらってるんでしょ?」
調「それが・・・情報屋のほうはどうですか?」
自分で調べてもわからず。同僚の梅栖に聞いてもごまかされ。そして自分も話をはぐらかして・・・としていたら
射士郎「ISAとハシリヤンはつながっている」と言われてしまった調さんはどうするのだろうか。
これまでの話で完全にブンブンジャー派になっているのでここらで一発変身してもいいんじゃね?とは思ってしまいますが。それともあくまでISAとして出来る事をやろうとするのだろうか。結構気になります。
梅栖舞美
常槍「ブンブンジャーを捨てた証拠 確かに見せてもらった」
射士郎「趣味が悪いな」
常槍「では君の提案を採用しよう。ただちに取りかかりたまえ」
↓
常槍「目を離すな」
梅栖舞美「承知しました」
もうお互いがお互いを全く信頼していない信頼関係。戦隊の終盤とは思えない複雑な人間関係ですよね。
射士郎もISAもハシリヤンも互いが互いを出し抜こうとしているこの感じ。なかなか小難しい展開となっている気がする。
そしてそれをさらにややこしくしそうなのが梅栖。梅栖は常槍派と見せかけて本当に地球の未来を考えていそうな気もする。
根拠としては弱いですが
バクアゲ39でスピンドーに対して
舞美「勝手にさせてよろしいんですか?」
とならず者に好き勝手させたくないようなセリフがある事。
前回の42話でサンタに関してスピンドーに適当な事言っていた事、などからいざとなればブンブンジャー側につく可能性がありそうな気がする。
ゴーカイジャー
ブンブン「あいつは まさかゴーカイジャー!?」
調「ゴーカイジャー?」
ビュン「ああ。かつて その名を宇宙にとどろかせた伝説の宇宙海賊だ。だが なぜ・・・?」
だがなぜハシリヤンを放置していたのだろうか・・・と言い出すとゴーオンジャーにもトッキュウジャーにも・・・いや、ゴーカイジャーがいる世界観だと全戦隊がいる世界観にもなるので他の戦隊何してたんだ、みたいな話になるので止めときます。
まあ基本的にはその世代の問題はその世代の戦隊が解決するのがお約束ですからね。暗黙の了解を無意味に破ってはいけない。
ジョー・ギブケン
大也「初めて会った気がしないな」
ジョー「いや初めてだ」
まさかのマーベラスではなくジョーが出演。めちゃくちゃ忙しいだろうに。
それはともかくこのシーン。かなり細かいネタがちりばめられているっぽい。
まず「初めて会った気がしないな」というのは大也とジョーの役者さんが事務所の先輩後輩という関係から来るセリフの模様。それに対してジョーのセリフ「いや初めてだ」というのは・・・解説するのが難しいので詳しくは東映公式HPを参照してほしいのですが要は元々なかったセリフを今回担当の中澤監督がジョーの性格を考えて追加したセリフとのこと。
一見するとややちぐはぐなやり取りですが詳細を知るとなかなか印象的なシーンに見えますね。
二コーラ・キードアー
未来「これ二コーラのペンダント・・・」
玄蕃「何か伝えたいことがあると見たねえ」
↓
二コーラ「わらわは惑星トリクルに帰りハシリヤンを退け捕らわれの父王を助け悲鳴を上げる民を解放する!それがわらわが握るハンドルじゃ!」
どういった意図で渡したものなのか。メッセージがあるならジョーが伝えているはず。ジョーはその辺はきっちりしていそう。マーベラスなら渡せばなんとなくわかるだろう、でゴーカイに省きそう。スーパーヒーロー大戦とかマーベラスは全く何も言わずにライダーたちを時空の狭間送りにしていたしマーベラスならやりかねない。
マーベラスはともかく二コーラは自分は自分のハンドル握って惑星トリクルのハシリヤン退けたからブンブンジャーも自分のハンドル握って頑張れ、的な意図で渡したような気がする。自分は敗北してペンダントだけ残したよ、みたいなことはしないはず。それならそれについてジョーが言うはずだし。なんにせよこのタイミングで渡したという事は最終決戦に向けて重要なアイテムになるとは思います。
そしてゴーカイジャーが地球にいなかったのは二コーラを手伝っていた、みたいな話があってもおかしくはなさそう。元々ゴーカイジャーはシルバー除いて地球人いないですからね。他の星で活動していても不思議はないはず。
ワルイド・スピンドー
グランツ「ISAの本部長 実に食えない男。何やら画策している様子にございます」
スピンドー「う~ん。どの星の偉~い人たちもさあ最初はみんな おんなじこと考えるんだわ。まっ気がついた時にゃ あたしに踊らされてるんだけどね」
グランツ「御意」
スピンドー「その踊りに乗っかってやろうじゃないのさ」
グランツのセリフにちょっと違和感が。どこの星の偉い人も同じこと考えるならこれまでも似たような事がありそうなのに。
それでも常槍の事を報告するのはグランツなりのリスク排除のためだろうか。追跡隊長とかブンブンの生死未確認で処刑しましたよ、的な報告をして処刑されていたし。スピンドーがわかっている事だとしてもきっちり報告しておくのが一番リスクが低い、みたいな事を考えていそう。
しかしスピンドーの声で「踊らされる」的な事を言われると・・・僕に釣られてみる?と思い出してしまう。
サンシーター
ヤルカー「新年・・・」
サンシーター「あけましておめでとうございます」
デコトラーデ「よーし!今年こそギャーソリンをいっぱい集めて・・・」
イターシャ「スピンドー様へのお目通りがかなって・・・」
ヤルカー「大出世するカー!」
前回大也と賢者りそうになっていたイターシャは特に変わらず。まあクリスマスプレゼント貰ったから改心しましたよ、にはならないですよね。ただし何かしら変化があってもおかしくはないので次回以降のサンシーターの動きが気になるところです。
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