他のユニバース戦士以上にかーなーり力の入った凱亜回だった 第12話 邪鬼、吼える!! 感想です。
・感想
他のユニバース戦士と扱いが違い過ぎる・・・あまりにも扱いが良すぎるのではないだろうか。
常夏ちゃんはともかく巡は泣いていいと思う。
ガオレンジャーの本編でも使われた「響の調べ」をゴジュウジャーの本編の展開に合わせてガッツリ使用。
特殊なノーワン、そしてそのノーワンに取り込まれた瑠菜との関係もガッツリ描かれ、さらには陸王との関係性もきちんと描かれハッピー・・・ではないにしろ希望が持てるエンディング。
何故これを他のユニバース戦士でやらないのか。巡なんて戦隊はチームワークや!とか言いながら5人中3人にオムライスを作らせた後に捕らわれ何故か5人にボッコボコにされるという悲劇的な結末を迎えたというのに・・・。
まあ戦隊マニアの巡は5体のロボにやられて満足できたのかもしれませんが・・・なんにせよ他のユニバース戦士との待遇が違い過ぎたと思ってしまう。この回は侑斗を宜しく!と言わんばかりにデネブが作ったのだろうか、と思ってしまった。
せっかくゲストで特撮関係者を出すなら毎回これぐらいやってほしい。大也・・・ではなく堤の回は期待しています。
感動的な本編はさておき。
気になる事が何点か。
女王は何故鬼ノーワンを「あのノーワンは貴重だ。逃がすでないぞ」と言ったのだろうか。完全な形で生成されなかったノーワンとのことですが女王はノーワンを使って何がしたいのか。
貴重であることは間違いないと思うのですが実際は破壊衝動に駆られ暴れるだけのノーワン。指輪を奪うハンターとしては使えない。他のノーワンのように女王に認められるためにバトルをしている訳ではない。単純に戦力としてほしいだけなのか。それとも人間の願いを無視して生成できるようにしたいのか。
なんにせよ女王は女王なりの願いがありそうですが・・・災厄に対抗する手段でも欲しているのだろうか。
クオンが何を願っているのか。
9話で吠を壊し、そして自分も壊してほしいと願っていたクオンですが今回はそういったこともなく、女王の貴重なサンプルを守るだけの戦い。女王に忠誠を誓っているのは間違いなさそうですがそれ以上に吠に対する執着の方が強そうな気がするんですよね。傷が悪化すると吠への執着が抑えられなくなるのか。それとも凱亜と陸王回なので空気を読んだのか。
どちらにせよ精神的に不安定な状態である事は間違いなさそう。
あとはノーワンの設定。
東映公式HPによるとノーワンはノーワンワールドでも不完全な存在の個体がいる模様。
1話の回想で謎のお姉さんが吠に対して「吠 願いを持ってはダメ」と言ってたのは願いを持つと近い願いを持つノーワンに取り込まれるから、とのこと。
お姉さんが吠に言った理由は判明したのですが・・・結局ノーワンってなんなのさ。自分たちの世界でもあやふやな存在っぽいですがどうやって生まれ、なぜ女王に認められたいのかわからなくなってきた。
さらに言えばクオンはノーワンに取り込まれていないのだろうか。あまりに特殊な願い過ぎて近い願いのノーワンがいなかったとか?もしくは特殊なノーワンが取りついた結果があの傷なのだろうか。
などと色々気になることはあるのですが・・・次回いよいよ竜儀回。
戦隊の初期メンバーで12話でようやくメイン回って満を持しすぎ、と思ったりしましたが初期メンバーなのに正式に戦隊入りしたのが40話以降のイヌブラザーとかいますしね。それに比べればマシ・・・いや、なぜその満を持した回によりにもよってカーレンジャーのユニバース戦士が絡んでくるのだろうか。嫌な予感しかしない。きっと竜儀の家族は偏差値が高い変人揃いなんだろうな、と邪推してしまう。
とは言えようやく竜儀のメイン回であることは確か。今回の凱亜回以上に気合の入った、爆走回を期待したい第12話 邪鬼、吼える!! 感想でした。
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