胸に愛を抱いて車を飛ばしたら 第13話 家政婦激走! 竜儀の流儀 感想です。
感想
飛ばし過ぎだよ・・・どうしてカーレンジャー回は登場人物が暴走するのだろうか。
・・・まあ元ネタが激走ナンバーワンなので仕方ない。
ドンブラの雉野が激走鬼になったとしても。
召子さんが暴走レッドレーサーになったとしても。
元々が激走戦隊カーレンジャーである以上、メイン登場人物がどんな暴走をしたとしても仕方ない。
個人的にはゴーカイジャーのカーレンジャー回が一番飛ばし過ぎだとは思うのですがそれを書き出すと長くなるので止めときます。
カーレンジャーはともかく待ちに待った竜儀回。
やっぱり竜儀はいいところのお坊ちゃん、しかも世界に誇る天才外科医を輩出してきた名門中の名門とのこと。
次回予告で角乃が竜儀に媚びを売っている事からもその名門っぷりが・・・いや、角乃さん。あの次回予告の急変っぷりはないと思うの・・・
それはともかく竜儀の過去が明らかに・・・にはならず。
マナーノーワンとまともなマナーバトルが出来るぐらいしっかり教育された、というのはわかるのですが肝心なテガソード様にいやさかするまでの過程が不明。
4話で
陸王「君のお父さん お医者さんだったよね?連れて行くべきじゃない?」
竜儀「あの人は俺の話は聞かんだろう」
また10話で
竜儀「サービスだ。お前にも厄介な家族がいるんだな」
と、話していた事から恐らく父親に対して思うところがあるのでしょう。
天才外科医を代々輩出してきた、という事から自分の道を全て父親に決められてきた。そんな中、テガソード様の至れり尽くせりな御姿に心を奪われたのではないかと。
自分は決められたルールを守るだけではなく、自分の願いを持っても良いのだと・・・いや、なんか違う気がする。
竜儀はテガソード様に仕えしもの。外科医はケガは直せるけれども願いを叶える事は難しい。テガソード様ならば願いを叶える事が出来る。つまりケガだけではなく心を治す事もできるはず。
自分もそんな存在になりたい、もしくはそんな尊い存在のテガソード様の力になりたい・・・みたいな感じなのだろうか。
次回予告では「信じる心こそが生きる標となる」なのでやっぱり身体的だけではなく、心を救いたかった、みたいな展開?もしくは「あの頃は泣いてばかりだったな」なので厳しい家の教育に生きる気力を失いかけていた、みたいな展開?
その辺は次回明らかになると思うのですが・・・激走しすぎて暴走しまくっているカーレンジャーもいるのでどうなる事か。
なんにせよ暴走以上の暴神回をみせてほしいと思う 第13話 家政婦激走! 竜儀の流儀 感想でした。
以下 5月23日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
遠野吠
吠「いい加減・・・!キレたぜ!エンゲージ!くらえ!マナー違反頭突き!!」
マナーノーワン「ぐはあっ・・・!」
吠「ふう・・・やっと外れたぜ。「違反!違反!」って・・・それを指摘するのはマナー違反じゃねえのかよ!こんなムカつくもんがマナーなのか!?ああ!?」
竜儀「そうか・・・本当のマナーとは・・・!」
なんか竜儀がいい感じにまとめてくれましたが吠はいつも通りやりたい放題。吠はマナーを知る機会がなかったのは仕方ないのだけれどもだからと言って全力でマナー違反をしていいわけではない。とはいえそもそもマナーノーワンがマナーを押し付けてくるのが吠の暴走のきっかけであって・・・よくわからなくなってきた。
マナー云々はさておき。この相手の能力を逆手にとって攻撃するのはブンブンジャーのATMグルマーを思い出す。ゴジュウジャーの堤はどこまで行っているのだろうか。
百夜陸王
陸王「使わせてもらうよ!野獣遣い!エンゲージ!」
「センタイリング!ガオレンジャー!」
陸王「破邪百獣剣!ケーキ入刀!」
破邪百獣剣って一人でも使えましたっけ?全員から強制的に武器を奪う仮面ライダーカブトのパーフェクトゼクターじゃないのだから一人で使うのはなんか違う気もする。他のユニバース戦士も一人で合体技は使っていなかったような。という事は単にスイートケークに対するケーキ入刀をやりたかっただけ?
まあ結局クオンに止められていたので不発でしたがスイートケークは再生能力があるので一発ぐらい決めさせても良かったような気がする。ゲストユニバース戦士の能力は現時点ではあまり有効活用されていない気もするので陸王はきっちり決めてほしかった。
暴神竜儀
召子「もしや お話してないんですか?あなたのご身分を」
竜儀「言う必要もないだろう」
竜儀が他のメンバーに対して割とドライな対応をしていたのは自分のプライベートに干渉されたくなかったからなのかもしれない。
とはいえ幼少期の家庭環境に影響を受けた可能性もあるのでこの辺の竜儀の考え方は次回で明かされそうな気もする。
召子「さあ帰りましょう ぼっちゃま」
吠「帰る・・・?どこに?」
召子「もちろん ご実家にです。ぼっちゃまは代々 世界に誇る天才外科医を輩出してきた名門中の名門 暴神家の跡継ぎなのですよ」
禽次郎「もしかして おぼっちゃまなのか!?」
おぼっちゃまが原因で次回予告で角乃に狙われていたような。可哀そうな竜儀・・・はともかく角乃がなぜハイクラスに拘るのかも気になってしまう。緒乙の事件も関係なさそうなのですが。単純に探偵として食べていくには金払いがよい上客が多いに越した事はないので・・・営業?
それはともかく戦隊だと結構珍しい外科医の家系。キラメイジャーの小夜さんも医者の家系ではなかったような。というかキラメイジャーはほぼ家族関係が明かされていなかったはず。ラキア・・・ではなくシルバーぐらい?
ジュウオウジャーの大和はお父さんがお医者さんでしたが本人は医療関係者じゃないですし。そういった意味では竜儀の設定は意外にレアなのかもしれない。
竜儀「まず戦いは礼に始まり礼に終わる」
マナーノーワン「ほう・・・?」
竜儀・マナーノーワン「よろしくお願いいたします」
アイサツは絶対の礼儀だ。古事記にもそう書かれている・・・それは違うやつだった。まあ挨拶って大事ですよね。戦隊だと挨拶もせずに・・・名乗りが挨拶なのだろうか。だとすれば戦隊って礼儀正しいのだろうか。いや、礼に始まりは満たしているけれども礼に終わらない。爆発四散させて終わるので・・・この話はやめておきます。
マナーノーワン「ああっ!わたくしとしたことが名刺を切らしてしまっただと!?これではマナー違反を指摘される・・・あっ!ちょちょちょっと待て!すぐに・・・」
竜儀「そんなことはお気にならさず。名刺などなくとも こうして ごあいさつ させていただけるだけで光栄ですよ」
マナーノーワン「えっ?えっ?えっ?な・・・何ぃぃ~っ!マナー違反を犯したわたくしに こんなに親切にしてくれるとは・・・!なんと心地の良い・・・」
↓
マナーノーワン「本当のマナー・・・勉強させていただきました!」
竜儀「天罰。私こそがマナーナンバーワン!」
岸部露伴は動かないの富豪村みたいな戦いになるかと思いきや、珍しく敵ノーワンが納得して終わった回。まあ爆発四散はしているのですが。
というか今回は色々と珍しい回だったような気がする。マナーバトルのマナー自体は普通のマナー。他のノーワンのような拡大解釈をしていない。戦隊メンバーがマナーバトルを通して本当のマナーを理解する。そしてノーワンも納得して爆発四散。
そもそもの話、人に勝手にマナーバトルを仕掛ける事自体マナー以前の問題ではあるのですが・・・それはさておき良いナンバーワンバトルだったと思います。
家守召子
禽次郎「動けない・・・これは・・・君の指輪の力?」
召子「一時停止(ストップ)。便利な力です。安全を確保するには ぴったり!」
便利というか強すぎる能力な気がする。相手の動きを強制的に止めるとか。召子が好戦的なキャラじゃなくてよかった・・・いや、実際はアレでしたがそれはさておき。
戦闘時なら巡のリゲイン並みに有用な能力ですよね。まあ戦隊なので強敵相手には無効化されそうですが、それでも一獣一奏より圧倒的に使いやすい。次回の話で恐らく召子から竜儀に渡されることになるとは思うのですがストップからの竜儀の怪力が発動できるのであれば大体のノーワンは倒せそう。あまり便利過ぎるから登場機会減らされる、もしくはしばらく召子が保有している事になりそう?
召子「ぼっちゃま!ちょっと目を離した隙に こんなにも暴れんぼっちゃまになって・・・これ以上 看過はできません!」
竜儀「なんと言われようと俺は帰らない」
召子「なぜわかってくださらないのです?ぼっちゃま・・・私がどんなにぼっちゃまを心配しているか・・・安全に・・・安全に・・・!安全にー!!」
竜儀「ああっ・・・!」
暴走レッドレーサーに変身する召子
召子「安全にしないやつは処刑だコラァ!暴走安全!安全にしないなら その指輪を奪って家に連れて帰るぜ!ぼっちゃまよぉ!!」
竜儀「召子さん どうして・・・!?」
竜儀が暴れんぼっちゃまになったのは召子に影響されているような気もする。一見マナーがしっかりしているキャラっぽく見えますがマナー違反をした人間に対して実力行使ですからね。きっと幼少期の竜儀は召子の流儀を叩き込まれたに違いない。
か、どうかは次回明らかになるとして。
感想の項目でも書きましたがどうしてカーレンジャー関連のキャラは愛ゆえに暴走するのだろうか。元々のカーレンジャーは愛情で暴走するキャラはいなかった・・・戦隊メンバーと敵幹部が交換日記をするのは暴走じゃないよね?多分。
ともかくカーレンジャーが関わる戦隊は大抵暴走するのは確か。ゴーカイジャーのジェラシットは愛で暴走しない分まだまともだった・・・いや、ある意味一番暴走してたのはあいつだったような気がしないでもない。
ともかく召子さんは竜儀への家族的な愛情が強すぎる故の暴走だと思われるので次回はきっちり和解してほしいと思います。
猛原禽次郎
チョウ「さあ今 楽にしてあげまちゅからね!」
禽次郎「そのヘルパーさんのような口調・・・!もう我慢ならん!わしはな・・・こっちが老人だと思って赤ちゃん言葉で話しかけてくるやつが大っ嫌いなんじゃ!キューピッドアロー!」
「イーグルアローシュート!!」
チョウ「うわあっ・・・!ふざけんな!こっちも気ぃ使ってんだよ!!」
禽次郎はヘルパーさんと日常的に接するような環境だったのだろうか。そんんな状態のお父さんが手紙一つで家出しているとか・・・もっと息子さんは心配した方がいい。まあ回想を見る限り譲二は健康だったので奥さんがヘルパーを利用していたのでしょう。多分。
という事は逆に猛原家に来るヘルパーさんは老人に対しては赤ちゃん言葉を使うような人だったのだろうか。それはそれでちょっとアレですね。孫から頑固爺と呼ばれるような人物に赤ちゃん言葉で接するとか・・・強者過ぎる。奥さんに対してだけ赤ちゃん言葉使っていた可能性もありますが。
なんにせよ禽次郎が大嫌いというのも分かる超新星さんでした。
ブーケ
チョウ「でも・・・これは一体なんでちゅか?」
ブーケ「白夜陸王様ですよ!尊いお姿でしょ?
チョウ「ええ・・・」
ブーケ「わかりますか?この かっこよさ」
クオン《あの顔 ゴジュウジャーの・・・こいつ気づいてないのか?》
クオン「フンッ・・・へえ~。君とお似合いだね。いつか2人は結ばれるよ」
ブーケ「私は推しに対して そのような感情は・・・!」
こいつら本当に情報共有しないな・・・ファイヤキャンドルもブーケから情報もらっていなかったし個人主義過ぎる。きっちり情報共有しているのはナイフとケークさんだけじゃないですか・・・まあ文字通り色々共有しているのですが。
しかしクオンは何をしたいのだろうか。何か狙いがあってやっている訳でもなさそう?クオンって色々考えていはいるように見えるキャラですが精神的に病んでますしね。吠と女王関連以外は自分が楽しくなればそれでいい、というキャラなのかもしれない。
それはともかく不穏なフラグが立ったブーケはどうなってしまうのだろうか。さすがに優先順位は女王>陸王だと思うし・・・いや、ちょっと微妙な気もするけれども。陸王の正体を知った時のブーケがどうなるのか気になります。
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