いつか いずれは 葛藤も 乗り越えてみせてほしい 第14話 神聖従者と、テガソード伝説! 感想です。
感想
一番暴走していたのは召子ではなく竜儀だった・・・
ようやく竜儀の過去が明かされた訳ですが・・・ごめんなさい。あの回想だと危ないアレなやつにハマってしまったようにしか思えない。
自分の両親が自分を跡取りしか見ていないと感じる←わかる
人間であり続けるために光を求めていた←なんとなくわかる
この世界は嘘偽りによって歪められ~←わかりたくない
いや、実際にテガソード様に助けられたならまだしも家で本を見つけただけですよね?本を見つけた時点で何かあった訳でもない。ただ自分を救ってくれそうな光を見つけただけに過ぎない。
なのにあの信仰っぷりとは・・・
今回召子が暴走してはいましたがあれは竜儀を思う心が暴走してしまったもの。それも幼い頃に竜儀に助けられたから芽生えた信じる心。
竜儀も召子も信じる心で強くなったわけですが竜儀は信仰心がそのまま暴走してしまっているようにみえる。これはちょっと危ない。
まあ戦隊なのでテガソード様が世界を救ってくれるのは間違いないはず。戦隊の味方側が敵に回るなんて・・・ブンブンジャーの内藤雷太は味方側ではなかった。いいね?
ダイレンジャーの導師嘉挧は・・・色々謎があり過ぎてよくわからない。
ともかくテガソード様が偉大な存在なのは間違いないのですが・・・でも、だからといって両親が間違っているとは限らないですよね。
召子も本当は家に戻ってほしかったはず。
今回は「私も もっと信じてみます。ぼっちゃまのこと」と竜儀を信じて去ってはいきましたが、それは暴神家がぼっちゃまの為にならない存在だからではなく、坊ちゃまは私が守らなくてもいつかわかってくれる、と信じたからな気がする。
竜儀がいつ家出したのかは不明ですが大人になった今、両親と再会したら考え方がちょっとは変わるのではないかと思ったりも。
竜儀の話は仮面ライダーギーツの祢音のような話になりそうな気もする。祢音の願いは「本当の愛」。両親から愛を貰えていなかったと思っていたからこそ(実際に祢音が生み出された直後にはなかったはず)「本当の愛」を求めた訳ですが終盤にはその願いは叶っていた。
竜儀も同様に自身の本当の願いに気づく展開があるような気がする。
いつまでもテガソード様が「気ぃ使う」のもアレですしね。きっと竜儀は家族回があると予想しておきます。
さてようやく禽次郎のナレーションも入り、竜儀回も終わったところで次回は超展開(東映公式HP参照)らしい。
テガソード様とテガジューンの結婚らしいですがどうなる事か。
実は一番暴走していたのは召子でもなく竜儀でもなくテガジューンだった?的な話になりそうな気もしますが、どういう展開になるのか気になる 第14話 神聖従者と、テガソード伝説! 感想でした。
竜儀「だが父上も母上も私を暴神家の跡取りとしてしか見ていない。あの家では私は人形になってしまう。私は人間であり続けるため ずっと光を求めていた。そして あの日 出会ったのだ・・・この世界は嘘偽りによって歪められた不完全なもの。しかしテガソード様が真の力を得て この世に降臨する時 世界は悲しみのない楽園となる。それこそ私が出会った光だった。人がいかなる しがらみからも解放される。そんな世界があるのなら・・・だから私は全てをテガソード様に捧げる。それが私の願いだ」
以下 5月31日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
暴神竜儀
陸王「それで あの人と君は どういう関係なの?」
竜儀「召子さんは私を実家に連れ戻しに来たんだ。だが父上も母上も私を暴神家の跡取りとしてしか見ていない。あの家では私は人形になってしまう」
感想の項目でも書いたのですがこれは実際どうなんでしょうね。
回想を見る限り、かなり幼い頃にテガソード様と出会ったはず。その後すぐに家を出たのか、それとも高校ぐらいは出た後で家出したのか不明ですが竜儀は一度家に帰って話し合いをした方がいいような気もする。
竜儀ぼっちゃまの安全を第一に考えている召子が家に帰ろうと勧めている時点でそこまで悪い両親でもないと思うのですが。
とはいえ幼少期のトラウマというか刻まれた記憶を払拭するのは大変なはず。最終的には竜儀を信じる召子を信じて家に帰る、みたいな話になるのだろうか。
竜儀「私は人間であり続けるため ずっと光を求めていた。そして あの日 出会ったのだ・・・この世界は嘘偽りによって歪められた不完全なもの。しかしテガソード様が真の力を得て この世に降臨する時 世界は悲しみのない楽園となる。それこそ私が出会った光だった。人がいかなる しがらみからも解放される。そんな世界があるのなら・・・だから私は全てをテガソード様に捧げる。それが私の願いだ」
いかなる しがらみからも解放される・・・というのはちょっと危ない思想に思える。いや、なんか全てから解放してやるぜ、この世からもな、みたいな感じ?
これまでのテガソード様の指輪の戦士に対する過保護っぷりを見る限り、そんな事はないと思うのですが・・・なんにせよテガソード様に関する文献を読んだだけでここまでテガソード様を信じられる竜儀はちょっと怖い。ドラクエのしんじるこころでもみたのだろうか。両親は信じていない・・・いや、ある意味信じている?両親ともに俺を操り人形だとしか思ってない、間違いない、みたいな?
なんにせよこのエピソードだけ見ると竜儀の考えはちょっと危ないな、と思ってしまう。
竜儀「召子さん逃げろ」
召子「嫌です!ぼっちゃまも一緒に!」
竜儀「その必要はない。こいつらの力も俺は信じる!」
3話で「ある程度 集めたところで寝首をかけばいい」 と言っていた竜儀とは思えないセリフ。
ただもしかしたら竜儀自身信じやすいから一緒に戦う仲間でも距離を置いておきたい、と思っているのかもしれない?深入りすると別れがつらいから。
一緒に戦ってくれる仲間は大切。しかしそれ以上にテガソード様が大切。テガソード様が指輪を集めろと言っている以上、最終的には仲間となった人間とも戦わなければならない。最終的に敵となってしまうのであれば必要以上に接するのはやめておこう、みたいな。8話では「手を組んでいても我々はしょせんライバルです。あまり深入りしないほうがいいのでは?」 とも言ってるので。
逆に禽次郎は「人生最後に残るのは人との思い出だ。いずれ戦う定めでも それまでは楽しくやらなきゃ損」と言ってましたがこの辺は人生経験の違いが出ているような気もする。どんなに良い関係だろうとも最終的には別れる事は確実。だったら楽しもう、という事ですよね。
最終的にはゴジュウジャー全員で指輪バトルする事にはなると思うのですが、その時に竜儀が何を思うのか気になるところ。
召子「ぼっちゃまは もう守られなくても大丈夫なのですね」
カーレンジャーのセンタイリングを竜儀に渡す召子
召子「私も もっと信じてみます。ぼっちゃまのこと。旦那さまには私からうまく言っておきますから」
竜儀「ありがとう。召子さんも元気で」
召子「はい」
これで竜儀にストップの能力が追加。ストップからの怪力はかなり強力だと思うのですが指輪の併用はできないのだろうか。出来たら強力というか凶悪というか。
ただ今回竜儀が自力でストップを破っている事から強敵相手には通用しない能力な気がする。もしくは一時停止させて攻撃しても竜儀単体の攻撃では通用しないとか?とはいえ強力な能力なのは間違いないはず。
それはともかく結局劇中では召子の願いは明かされなかったのですが公式HPによると「竜儀坊ちゃまを暴神家に連れ戻したい」とのこと。なんだかんだ言ってこれまでのゲストユニバース戦士の願いは叶っている(堤と陸王被害者の会除く)ので召子の願いも叶いそうではあるのですが。最終的にはどうなることか。
竜儀「テガソード様どうです?あなた様にふさわしい美しい祭壇になりました!」
テガソード「ああ・・・いい感じだな・・・ナンバーワン・・・フッ」
竜儀「まさか お応えいただけるとは・・・!なんたる光栄!」
吠「テガソードも気ぃ使うことあんだな」
竜儀「いやさか~!」
テガソード様はいつでも気を使っていると思う。角乃とか本当の願いを思い出すまで変身させなかったし。
とはいえ角乃の件に関してはこのシーンでの気の使い方とは別のハズ。お前がナンバーワンだよ。多分。もうちょっとその気持ち抑えてもいいんだよ。みたいな気の使い方をしたのは初めてのはず。竜儀はもう少しテガソード様の事を考えてもいいのではなかろうか。
猛原禽次郎
禽次郎<赤ちゃん言葉で話すやつというのは敬老のマナーがなってない!暴神家のスーパー家政婦ことレッドレーサー家守召子さん。彼女はその心配性が加速して暴走族みたいになってしまったんだ!そんなピンチから ひとまず逃げてきた吠っちだったけど・・・>
ようやく禽次郎が担当。あまり今回の話と関係ないのがアレですがこれは前回のあらすじですしね。ともかくこれでゴジュウジャー全員担当したはず。次回以降はもう少し均等に担当やってもいいと思うのですが・・・敵幹部も担当する事があるので次の禽次郎の出番は遠くなりそうな気もする。
しかし見た目は若い禽次郎に赤ちゃん言葉で話すチョウさんは敬老のマナーは関係ないのではないだろうか。チョウはブーケにも赤ちゃん言葉だったし敬老のマナーではなく、普通にマナーがなっていない。
一河角乃
角乃「んっ?えっ!?あんた もしかして おぼっちゃん!?」
禽次郎「そうなんだよ!なっ?竜てゃ!」
竜儀「そんなことは どうでもいいだろう!」
角乃「よくないよ!水くさいなあ~!今さらだけど名刺渡しておくね!」
竜儀「・・・はい」
前回の次回予告でもあったこのシーン。やっぱり角乃は金目当てで人脈を広げようとしているのだろうか。まあ自分の稼ぎで家族を養っている身。稼げるチャンスがあるなら稼ぎたいと願うのは仕方ない・・・ような気もするけれども仲間の財産も目当てなキャラはなかなか珍しい気もする。
いや、ブンブンジャーの玄蕃もある意味大也の財産狙いのキャラだったような気もする。報酬はほぼ全て変身を維持するための飴ちゃん代になっていたらしいし。ただあれは調達屋の正当な報酬だし角乃とは違うような気がしないでもない。
家守召子
竜儀「召子さん!いい加減に怒るぞ!」
召子「えっ・・・あっ だって・・・だって ぼっちゃまは・・・あの時ぼっちゃまは私の世界を安全にしてくれた!だから私も・・・ぼっちゃまの安全を守るんだ!コラァ!」
↓
回想
竜儀「どうしたの?」
召子「お皿を割ってしまって旦那様に怒られたんです」
花冠を渡す竜儀
竜儀「泣くな」
この回想とその時にくれた花をお守りとして持っている召子を見る限り召子は竜儀に暴神家の家政婦以上の感情をもっていそうな気もしますがどうなんでしょうかね?
ゴジュウジャーは全員最終的にはぐれ者ではなくなるエンドだとは思うのですが竜儀と召子の関係がどうなるのか気になってしまう。まあそれ以上に気になるのは禽次郎ですが。戦い終わったら元の年齢に戻ってしまいそう。
ともかく召子は指輪こそ渡してしまいましたが今後も出番がありそうなキャラという解釈でいいのかな?
暴走レッドレーサー
召子「あっ!自転車安全注意!オラッ!」
自転車ごと人を蹴り倒す召子
禽次郎「大丈夫!?」
召子「坊ちゃまの近くを通る自転車は危険だろうがよ!」
カーレンジャーって凄いですよね。これ他のユニバース戦士でやったら批判殺到しそうじゃないですか。カーレンジャーなら許されるこの雰囲気。ある意味最強な気がする。
ただカーレンジャーって戦闘前のやり取りは独特過ぎるのですが戦闘時ってかなり熱血ヒーローしているんですよね。とは言え電気ウナギを食って電気を克服したりラスボス戦で腐った芋羊羹を食わせて弱体化させたりしているので・・・やっぱりカーレンジャーはカーレンジャーですね。
テガソード
吠「はあ・・・ほぼノーワンじゃねえか」
角乃「何が起きてるの?」
テガソード「どうやら・・・カーレンジャーリングの力が暴走し契約者の家守召子は我を失っている」
碧「お母さん・・・?」
竜儀「その声 テガソード様!?」
テガソード「こんなことは 初めてのことだ」
碧「何?それ お母さん。かっこいい!」
戦隊の守り神的存在がこんな登場の仕方をするのは初めて・・・でもないか。ゴセイジャーのマスターヘッドとかリュウソウジャーのセトーとか。ただし9話では看板使って話し出したり憑依する人物を選ばない(看板は人ですらないし)のは初めてのことだ、という気もする。ああ、でもなんかぬいぐるみとか使っていたキャラもいたような気がするし、シュリケンジャーはハムスター館長とかあったので全く前例がないわけではない・・・のだろうか。
ともかくテガソード様はゴジュウジャーの為を思って活動してくれるカッコイイ存在なのは間違いないですね。
ブライダン
ケーク「それに比べてガリュード様は・・・私を守ってくれた。まるで王子様のよ・う・に!」
ナイフ「王子様!?」
クオン「美しい君に傷がついては大変だからね。プリンセス」
ケーク「キャーッ!」
ナイフ「いやーっ!私を挟んで妻を口説くなー!」
クオン「今日も美しいよ。とても きれいだ」
ファイヤキャンドル「何やってんだ?てめえら」
全体的に何やってんだ?てめえら、という敵組織のやりとり。今回はノーワンが登場しない回だったし幹部に焦点が当たるのも仕方ないのだろうか。
やっていることは敵組織のイケメン担当が他の幹部を妻帯者のおっさんを挟んで口説く。そしてその後で盾として切り捨てる、という本当に何やってんだ、という流れだったのですが。
しかし今回ほぼ敵幹部が勢ぞろいしたのに(ブーケ除く)ロボ戦以外は苦戦しなかったような。敵幹部があまり強くないのか、それともゴジュウジャーが強いのか。ただ次回は首領のテガジューンが動き出すという事で何かしら変化が起きそう。話数的にはそろそろ幹部一人ぐらい退場してもおかしくはないのですが、どうなることか。
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