ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第16話 真・救世主ナンバーワン! 感想

なんか行ける気がする!  で、なんか行けなかった世界の救世主 第16話 真・救世主ナンバーワン! 感想です。

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感想

熊手真白は先代レッドで前回の指輪争奪戦チャンピオンで真・救世主か・・・属性盛り過ぎですね。

さらに言えば東映公式HPによると真白はヒーローとしての禁忌を犯している模様。具体的には世直しに「見返りを求めること」らしい。

そういえば基本的に戦隊もライダーも見返りを求めてやっている訳ではないですからね。仮面ライダーギーツは別でしたが、あれは特殊な例だし。

しかし気になるのが真白が前回の指輪争奪戦のチャンピオンという事。

つまりは世界は何度も指輪争奪戦を繰り返しているという事?

ラストで真白が「こんな指輪を集めたところで何もかえられやしない」 と言っていた事から世界を創世しなおす事はできるけれども根本的な事は変えられない、という事?

そして真白の願いは「テガソードを超え俺自身が新たな神になる。それが俺様の願いだ!」 とのこと。

つまりテガソードによる創世は限界がある。

だったら俺自身がそれを超える神になってやる、という事でしょうか?

デザグラの願いには限界がある。じゃあ俺が創世の力を使って「誰もが幸せになれる世界」 を創ってやるぜ、と神になったエースのようじゃないですか。

実際はギーツの世界と違ってゴジュウジャーの世界はオーディエンスを楽しませるための舞台設定という訳では・・・メタ的に言うと同じな気はしますが、ともかくギーツの世界とは違うはず。

ギーツはともかく真白には創世したい世界があるって事ですよね。

ただ今回登場したのは変にねじれてしまった世界を戻すために登場した模様。

テガジューンが「今は我に利のあるジューンの暦。これだけの指輪があれば始めてもよいかもしれぬ。かの儀式を」 

と、「なんか行ける気がする!」で全然ダメだった創世を救世するために登場した模様。テガナグール・・・ではなくグーデバーンを手に入れる為だったのかもしれませんが・・・ともかく世界を創世するだけではなく救世するつもりもある救世主様のようです。

次回はそんな救世主様の大運動会・・・まあ、運動会シーズンですしね。運動会ナンバーワンを決めるのはゴジュウジャーとして当然の事。

なぜ真白がテガソードを超える神となりたいのか、そしてなぜお金に執着するのか。色々と気になる謎が明かされていくのが楽しみ・・・ですが明かされるのか心配になる 第16話 真・救世主ナンバーワン! 感想 でした。

余談

クオンは創世が失敗する事を見越してゴジュウウルフの指輪を守っていた?

テガジューンの従順な手駒になっている訳ではなく、クオンなりの思惑がありそうですが果たして。


以下 6月11日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

遠野吠

吠「・・・ったく まねすんなよ」
禽次郎「まねじゃないし!」
角乃「助かったでしょ?お礼くらい言いなさいよ!」
吠「アオオオオオーン!!ああ・・・もう!」
角乃「なんかテンション高いわね」

今回の話は1話を思い出させるシーンが多かったのですが1話と違って吠にとって仲間はテンションが上がる存在になっていた模様。

ウルフデカリバー50入手時に吠の仲間に対する印象は変わったと思うのですが、やっぱり今は仲間が復活すると嬉しいっぽい?

とはいえ素直にそれを言える吠でもないので吠えてみた、といったところでしょうかね?

白夜陸王

陸王「ちょっと!静かにしてくれませんか!?8回目の大学受験 次こそ合格しないと僕の人生は・・・」
吠「おい!落ちるぞ」
陸王「その言葉を口にするなー!ああっ・・・!ああー!ダルマちゃーん!」
吠「はあ?」

何がどう間違ってこうなった。というか陸王はこの姿でもイケメンが隠しきれない。しかし8年目の浪人っていったい・・・と思ったのですが陸王の年齢は25歳の模様。つまり年の分、浪人し続けたという事でしょうね。

しかし他のメンバーと違って人生楽しんでいなさそうな。ちょっと可哀そう。

暴神竜儀

竜儀「今日も 佐織ちゃんは かわいいなあ お目々も そのお鼻も唇も ああベリーキュートだな」
佐織「やっだあ~!竜くんも ベリベリクール!」
吠「竜儀 管理人・・・一体 何が?」

もう竜儀はこっちでもいいんじゃないかな?召子さんじゃなくて管理人さんなのがちょっとアレですが。まあゲスト回でもない、一瞬だけのシーンにゲストを呼ぶのは色々難しかったのでしょう。

それはともかく竜儀のこれはこれで良かったんじゃないかなあと思えてしまう。碧君がどう思うか・・・公式HPによると存在自体が危ういっぽい。

やっぱりこの世界線はやめておいた方がいいと思えてきました。

猛原譲二

ヘルパー「猛原さん お花が きれいでちゅね~!」
譲二「うん きれい」

チョウ・シンセーさんも転生してこんなところに・・・か、どうかは別として今時赤ちゃん言葉使うヘルパーさんがいるだろうか。

それはともかく譲二は元の世界に比べて色々と年相応な感じになってしまったのだろうか。もし元の世界がこんな感じだったら手紙一つで失踪したのは社会的に色々とまずい事になりそうだし・・・譲二が一番変わってしまったのかもしれない。

一河角乃

吠「ハイクラスでラグジュアリーなお前が大根干し?」
角乃「いえいえ!私はオーガニックでエコロジーな人間ですよ。ああ~!いいですよね!丁寧な暮らしって」
吠「えっ?」

譲二が一番変わったと思うのですが角乃は・・・どうなんだろうか。緒乙関連の話がなければ元々こんな性格をしていたのかも・・・いや、回想を見る限りなさそうな気がする。とは言え他のキャラに比べたら一番ありそうな気もする。ハイクラスなセレブがオーガニックな生活をし始めてもおかしくはなさそうだし。なんとなくですが角乃は一度ハマると過度にハマりそうな性格をしていそう。

熊手真白

真白「金が欲しいか?」
強盗「なんだ?てめえは!」
真白「だったら俺様から奪ってみな」
強盗「金が惜しくねえのか?」
真白「惜しくねえ!」
強盗「上等だ!」
真白「だが お前には渡さねえ」

1話の

吠「やれるもんなら やってみやがれ」
強盗「てめえ・・・命が惜しくねえのか!?」
吠「惜しくねえ。だがお前には渡さねえ!」

このシーンのセルフオマージュですね。

1話の吠は文字通り自分の命は惜しくない状態でしたが真白はどうなんだろうか。やたら金に拘っているのは間違いないですが。ただし相手に請求するだけで、その後の追求はないんですよね。金を使って、いや金も使って世直しを、救世をしているのだろうか。金だろうがなんだろうが救世に繋がるなら何でも使ってやる!みたいな考えなのだろうか。

生徒「あの・・・!せめて お名前だけでも!」
真白「フッ名乗るほどの・・・男だぜ!俺様は熊手真白。人呼んでゴッドネス熊手。神をも恐れぬ世直し人だ。覚えておきな」

誰がゴッドネス熊手と呼んだのだろうか。テガソード様ですら「生きていたのか」 と、まるで亡くなったかのような反応をしていたのに。テガソード様は指輪の戦士の動向は大体把握しているので真白が生きていたら知っている可能性が高いはず。指輪が無くなっていたから知らなかったのか。それとも何かしらが原因で死んだとされていたのか。

なんにせよ恐らく「人呼んで」はされていないと思う。いるとしたら恐らくベアックマだけ。そしてベアックマは熊。人ではない。つまり自称ですね。多分。

吠「だとしても高え。ぼったくりだ!」
真白「ならサービスだ。お前のことも直してやる」
吠「思い出した・・・どうなってる!?あいつらは!?」

これが出来た理由は不明ですがどうやったのだろうか。破滅の王子の指輪を持っていたから?それとも吠がウルフの指輪を持っていたから?それとも前回の指輪争奪戦で勝利して得た能力なのだろうか。

となると他にも能力がありそうな気はしますが。ただ指輪争奪戦は願いが叶うだけで能力が手に入るわけではないっぽい?それとも救世主として必要な能力がなんとなく手に入るのだろうか。気になります。

真白「お前も同じだ2代目」
吠「てめえ・・・何者だ?なんで俺を2代目と呼ぶ?」
テガソード「やつは熊手真白。元ゴジュウウルフの指輪の契約者にして前回の指輪争奪戦のチャンピオンだ。指輪を全て集めた彼はユニバース大戦で私とともに戦った。そして世界を救うという願いを叶えたのだ」

「前回の」という事は指輪争奪戦自体は何度もやっているんですかね?1回目なら1回目と言いそうな気もするし。だとしたら真白が1代目ではない可能性もありますが。

それはともかく世界を救う願いを叶えた、というのは厄災を打ち倒した事を指すのか。それとも世界自体を改変したのか。指輪を全て集めると世界創世が出来るようなので真白はそれを使って世界自体を作り直すという手段で世界を救った、という可能性はあるのですが・・・なんにせよ真白の世界を救うという願いは完全には叶わなかったようですね。

真白「2代目!話には聞いてるぜ。お前は夢も願いもない つまらねえ凡人だとな!」
吠「あっ?」
真白「安心しな!お前に代わって俺様が世直ししてやる」
吠「てめえ・・・言わせておけば!凡人だの2代目だの勝手に俺を値踏みすんじゃねえ!エンゲージ!」
真白「懐かしいな その姿」
吠「気に食わねえ!てめえは引っ込んでろ!」
真白「やっと火がついたか。フッ・・・面白い。だったら世直し対決といくか?」
吠「上等だ!勝ったほうが本当のナンバーワン!」

これを見る限り真白は単に嫌味なやつではなく、相手に必要なものをくみ取って救ってやろう、みたいな考えをしているのかもしれない。

散々吠を煽りまくったのは全て吠に火をつける為。相手を救うためだったら煽りだろうか金の請求だろうが何でもやる、という性格?

そういえばテガソード様も禽次郎が捨てた指輪を送り返してあげたり、角乃が本当の願いを思い出すまで変身させなかったりと指輪の戦士の事を思って色々と過保護な性格をしていますが・・・真白もある意味ではテガソード様と似たような性格なのかもしれない。

となると・・・お節介ナンバーワンは角乃ではなく真白になってしまうような気がしてきた。

真白「グーデバーン 戦いの極意を教えてやろう。たとえハートは燃えてても ここは凍えるほどクールにな」
グーデバーン「はい!熊手さん!」

仮面ライダードライブのタイプテクニック・・・はちょっと違った。タイプテクニックはハートがクールになることが必要。初変身の時は怒りまくって頭も含めてクールになっていたような。

それはともかく真白はやっぱり面倒見のいい性格な気がする。生まれて間もないグーデバーンに対しては丁寧に。育ちの関係ではぐれ者になった吠に対してはそれなりに対応、と人に対して必要な救いを与えているような。

実際どこまで考えているのかは不明ですが救世主ナンバーワンを自称するだけあって人を救いたいと願っているのは間違いなさそうですね。

吠「結局お前も指輪バトルやるってことだな?」
真白「やるには やるがな・・・」
吠「いつの間に!?」
真白「こんな指輪を集めたところで何も変えられやしない」
角乃「あなたに願いはないってこと?」
ベアックマ「返答には課金が・・・」
真白「いや・・・ある。だが俺は もうテガソードには頼らねえ。テガソードを超え俺様自身が新たな神になる。それが俺様の願いだ!」

指輪を集めても何も変えられない。

それであればなぜ指輪バトルをやるのだろうか。人に集められたら面倒だから?少なくともテガジューンが全て集めてしまうと世界は終わりそうですが・・・それとも仮面ライダーギーツのエースのように自分の願いを変えつつ、本当の願いを叶えようとしているとか?

ということは本当の願いは「テガソードを超え俺様自身が新たな神になる」ではなく「世界を救う 」のが本当の願いなんでしょうか。テガソードに「世界を救う」を願っても本当の意味では世界を救えなかった。じゃあテガソード以上の神となって本当に世界を救ってやる、みたいな考えをしていそう。

テガソード

吠「で あの時 何が起こった?」
テガソード「あの時 確かに 破滅の王子は生まれた しかし本来 儀式には全てのセンタイリングが必要とされる」
吠「指輪は向こうにも集まってなかったってわけか」
テガソード「だから王子は不完全な形で生まれた。故に世界は終わることはなく いたずらにコードを書き換えられた。何もかも変わっているのは そのせいだ」
吠「元に戻すには どうすりゃいい?」
テガソード「それができるのは王子テガナグールだけだ」

儀式を起こすと新しいテガシリーズが創られ、そのテガによって世界は創世され、その世界は創世したテガによってルールが創られる、みたいな話なんだろうか。

だとするとテガソード様も以前の指輪バトルの勝者によって作られた存在?本来であれば指輪バトル毎に新しいテガが創られるけれども、前回は災厄との戦いでテガソードが力尽きてしまったので、新しいテガが創られず、新しい世界も創世されなかった。人間は新しい世界を創るためにテガソードを模したテガジューンを創って、そのテガジューンから新しい世界を創造しようとしたとか?

全然根拠のない話になってしまった。

ともかく今のテガソード様にはテガナグールが改変した世界を元に戻す力はない模様。

それともテガソード様は常に創世神。今回は儀式に本来関わらないはずの人工AIが絡んだせいで世界のコードが無茶苦茶になってしまった。それを修正するのは無理だよ、という話なんだろうか。この辺は終盤できっちり説明があってほしい。

真白「久しぶりだな テガソード。相変わらず つまんねえ面してやがる」
吠「知り合いか?」
テガソード「・・・ああ」

相変わらずつまんねえ、という事は以前と同じ顔をしている事は間違いなさそう。

そういえばテガソード様自身の願いってなんでしょうね?テガソード様は指輪バトルを通して人々の願いを叶えているけれども、テガソード様には自身の願いがない。それに対して真白は「つまんねえ」と言っているのだろうか。

真白は吠がやる気になった後「面白い」と言っているのでその人物自体を否定している訳ではなく心情的ななものに対して面白い、つまらない、と判断しているような気もするので・・・やっぱりテガソード様は真白が満足するような状態ではないような気もする。

グーデバーン

真白「どうした?そんなところに閉じこもって」
テガナグール「僕はわからないんだ。破滅の王子として突然 生み出されて何が正しいのか正しくないのか・・・」
真白「なら まずは 世界を知れ。喜びも悲しみも俺がお前に教えてやる」
テガナグール「世界を・・・知る?」
真白「俺様が お前の神になってやる!安心して出てこい!」

1話でテガソード様が吠に対してやった事を真白がテガナグールにやっているように見える・・・のですが漫画レベルEの魔王を思い出してしまった。あれは目的をインプットし忘れただけですが・・・こちらは想定外の創世をされて本当に何も知らないまま生み出されたっぽい?そりゃ自暴自棄にもなりますよ、という話なのですが真白はその破滅の王子も救おうとしているのか。それとも自身の目的のために使おうとしているのか。気になります。

テガナグール「あなたは一体・・・?」
真白「熊手真白。お前は?」
テガナグール「破滅の王子 テガナグール・・・」
真白「なんかセンスねえ。そうだな・・・グーでバーン・・・お前は今日からグーでバーンだ!」
テガナグール「グーデバーン・・・グーデバーン!」

テガナグールとグーデバーン。どちらがセンスのある名前か・・・中にイコール書いておけばちょっと大人な気がする。

まあ真白のネーミングセンスはともかくテガナグール改めグーデバーンが納得したのならいいんじゃないかな・・・多分。ゴッドネス熊手よりはいいと思う。

というかやっぱりゴッドネス熊手は人呼んで、ではなく自称だと思う。

クオン

テガソード「今の私には彼らには見えていない。遠野吠 お前の指輪だけが無事だったからだ」
吠「俺のだけ?」
テガソード「何者かがウルフの指輪を守ったのだろう。何者かが・・・」

クオンが守った?

となるとクオンは今回の創世は失敗すると想定していた?

もしくは別の目的があったけれども、たまたま吠を守る形になったとか。

守ったとしたら自分の事を忘れてほしくないと願ったのか。それともクオンと久光は別人格で久光が吠を守ろうとしたのか。

何が目的で指輪を守ったのかは不明ですがクオンは女王の従順な手駒というキャラではなさそうですね。

テガジューン

ファイヤキャンドル「うおーっ!どうして こうなった!?」
クオン「事態は深刻だね」
ブーケ「人間界の不完全さは相変わらずのままです」
ケーク「生成は失敗ってこと?」
ナイフ「うわあ~!ハニー!女王様の前で そんな はっきりと・・・!」
テガジューン「早く あの子を・・・テガナグールを連れ戻せ。このままでは 2つの世界は どうなるかわからぬ」
クオン「そのためには どこかに行ってしまった王子の指輪を手にしなくては」

この行き当たりばったり感・・・ちょっとこの首領ダメじゃないかな。

やっぱりノーワン怪人がなんか変なワードが紛れ込んでいるようにテガジューンもテガソードをコピーした時に余計なワードを入れていそうな気がする。

やはり「なんか行ける気がする!」で創世を成功させられるのは最高最善の魔王だけですね。他の一般首領はきっちり準備してからやった方がいい。とはいえそれはそれで計画成就前に戦隊に潰されるのですが。ガチの創世が出来た敵組織首領っていただろうか。リュウソウジャーのエラスとか?あれは創世神ではなく創造主?ゼンカイジャーの神は創世は出来てますが敵組織の首領じゃないし。

ともかくテガジューンはもう少し慎重に計画を練った方がいいとは思います。

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