映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 感想

ライダーキックは超カッコ良かった 映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 ネタバレありの感想です。

・感想
ブリザードソルベで敗北したカリエスにケーキングで挑んで敗北しているのが気になってしまった映画の感想。

タオリン関係の話はいいと思うんですよ。
ショウマはランゴ曰く「生まれてきたのは間違い」な存在。
タオリンはクラープ曰く174番目(数字うろ覚え)の培養体。
両者ともに世界から疎外感を感じていた事は確か。
世界から望まれていなかった存在の二人の力で世界を蝕む存在を打ち倒す、という流れはいいと思うのですが・・・最初からマスターモードでカリエスをぶん殴ってタオリンと幸果のハッピーエンドでもよかったんじゃないかと思えてしまう。

なにせカリエスはタオリンのガヴを使って強化されたC3でもマスターモードより若干強い?ぐらいの状態。C1ならマスターモードで圧倒できただろうにと思ってしまう。しかもタオリンのガヴを使わなければ時間制限もある状態。
なのにショウマはブリザードソルベで敗北したにも関わらず何故かスペックで劣るケーキングで挑んで敗北してタオリンを目の前で倒されるとか・・・その展開はどうなの?と思ってしまう。

テレビ本編のアラモード・モード登場回のようにマスターモードへの変身を妨害されてケーキングを使ったとかならわかるのですが・・・その辺が気になり過ぎてヘクセンハイムへの変身やショウマとタオリンのダブルパンチのシーンがいまいちに感じてしまった。

・・・のですがそれでもヘクセンハイムのライダーキックは非常にカッコよかった。個人的にガヴの独特なポーズのキックが好きだからなのだろうか。とにかくライダーキックは劇場版ライダーキックの中でもトップクラスに好きになりそう。

と、いった感じでケーキングでの敗北が気になり過ぎてその後の展開にいまいちハマれなかったと感じてしまいました。

あと気になってしまったのがストマック5兄弟の参戦シーン。
うちの末っ子たちに手を出すな、みたいな感じだったので異世界とは言え兄さんたちが双子とショウマのために戦ってくれると思ったのに・・・そんな事はなかった。シータとジープの為だったのね。

とはいえこれは意図的なシーンだとは思いますが。
タオリンの世界では絆斗の母親の早恵、ラキアの弟のコメルは生存。そしてストマック家も仲が良い状態。
世界のはぐれ者・・・じゃなかった。それはゴジュウジャーだった。世界から疎外されている二人がそれでも世界を守るために力を合わせて戦う、という展開に繋げるためにわざとショウマたちには他に家族がいないよ、とやっていたはず。
そういう意図があるとは思うのですが・・・それでもちょっと寂しいシーン。
ただしショウマ自身がある意味納得はしていたので良いシーンだったとも思いますが。テレビ本編では恐らくストマック兄弟全員退場する事になるだろうし余計にそう思えてしまう。

という訳で良いシーンも多かったのですがそれ以上に気になってしまう点が印象に残ってしまった 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 感想 でした。

以下雑記

・グロッタ・ストマック
姉さん・・・なんでそんなに丸太が似合うのだろうか。というかシーン毎に持っている得物が違っていたような?まあ大体どんな武器も似合うのですがそれでも丸太が似合い過ぎていた。

・シータとジープ
グロッタ姉さんとの連携技がカッコイイ。本編より仲良いですね。
しかしゴジュウジャーのビーチバレーでも似たようなシーンを見たような気がする。ただあちらはキャプテン翼っぽかったですが。

・タオリン
結局幸果はどういった経緯でタオリンと名付けたのだろうか。
※追記 行き倒れだったからタオリンな気がする。
あとタオリンはみちるの遺伝子(グラニュート側は不明?)から作られた培養体という解釈でいいのかな?
絆斗とラキアが異世界の自分に振れた時に電流が走っていましたがショウマとタオリンも同じ現象が起きていたので。

・ゼッツ
胸にベルト巻くのか。斬新ですね。
まあガッチャードの映画で登場したショウマもいきなり腹を出して変身していて斬新ではあったのですが。
しかしゼッツは夢関連のライダー?
主人公の名前は万津莫。莫は恐らく獏がモチーフ。獏は悪夢を食べるという伝承があったはずなので人々を悪夢から救う、みたいなライダーっぽい。
夢の中なら無敵だ、みたいなセリフがありましたが現実世界では力を発揮できないライダーなのだろうか。

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