仮面ライダーゼッツ Case5 墜ちる 感想

墜ちる・・・そして堕ちる。 Case5 墜ちる 感想です。

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感想

・・・悪い意味で予想外だった。
まさか結婚式が嫌なのではなくて飛行機に乗るのが嫌とか・・・そりゃ予想できんよ。しかも木登りして落ちたのが原因とか。
公式HPによると花嫁が結婚を拒む気持ちが見せた悪夢、という線もあったらしいですが簡単に推理されてしまうから少し外した、といった経緯があった模様。

まあ結婚が嫌というのは短絡的な予想と言えばそうなのですが・・・でも、一平の扱いも含めてモヤっとする終わり方だったような気もする。
怪事課の掴んだ新郎新婦両家の黒い噂ってなんだったんだ・・・。
まあ両親の関係がどうであれ、新郎新婦は良い関係だったという事で。

そして命を助けた恩人だからといって相手が惚れてくれるとか限らない、という現実的な悪夢を見せてくれたという事にしておき・・・やっぱり色々モヤっとする。

まあ新郎新婦に関してはおいといて。気になるのが怪事課。
というより南雲なすか。

あまりにも順応が早すぎやしないだろうか。
2話では違法スレスレというか多分違法な捜査をする上司にケリを決める現実派だったのに今回は普通に他人の家に潜り込むとか。
もう完全に堕ちてしまったのではないだろうか。上司が勝手にゼッツルームを私物化して紅茶風の燃料をがぶ飲みするのを咎めもしないし。
まあ恐らくエリートだったのにトラックが本部の怪事課に飛ばされた挙句、怪事課解体したけど秘密裏に動いてくれ、責任はとらん、みたいな事を言われたらやけになっても仕方ないのかもしれない。
なすか的にはどんな部署であろうとも結果を残せなければ終わりだ、みたいな感じなんですかね?恐らくなすかもナイトメアに感染する回があると思いますがその時のナイトメアは超強そう・・・いや絶対に強い。

それ以外に気になった点がいくつか。
ゼッツルームは莫の夢の存在ではなく他人が干渉できる場所の模様。色々謎が多いゼッツだけれどもさらに謎が深まった。なんでこんな物が急に生えてきたのだろうか。明らかに収納スペースに収まりきらないと思うのだけれども。クローゼットがフォーゼの月面基地へのゲートのようなものになっているのだろうか。

燃料風の紅茶は・・・実は紅茶なのではないだろうか。飲み干した富士見に影響なかったし。
実はゼロは燃料風といいつつ普通に紅茶でエネルギー補給をしていた可能性が?
もうゼロの存在自体よくわからないので紅茶で動いていました!とか言われても驚かない。

ゼッツは夢の中では強い、というかやりたい放題。
気流を操作して飛行機を操れるとか。ナイトメアがちょっと可哀そうになるぐらい。今回のはあくまで他人の夢なので莫自身はあまり干渉できないはず。それにも関わらずこの能力。いきなり獏の夢に放り込まれ変身した後は一方的にやられたガンナイトメアはちょっと可哀そうだった・・・

などなど色々気になる点はありましたが今回一番気になったのはねむ。
どうやらノクスと関係があるようですが次回それが明かされる?
これまでも莫と同様に他人の夢に干渉してきたねむ。そのねむの正体がいよいよ・・・いや、まだ早い?とはいえ多少は明かされることにはなりそう。エグゼイドのポッピーのようにねむはノクスと同種の存在とか?
まあそれは次回のお楽しみという事で。

という訳で色々と事実が明らかになってはいきますが、それにつれてどんどん南雲なすかが堕ちていくような気がしてきた Case5 墜ちる 感想でした。


以下 10月11日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

万津莫「正真正銘コードナンバー:7だ」

莫「みゆきさんの悩みはホントにそのことなんでしょうか・・・?」
富士見「本当かどうか夢で それを突き止めるのが君の務めだろ」
なすか「自信・・・ないんですか?自称エージェントなのに?」
莫「俺は・・・」
ゼロの声「あらゆる条件は整っている。あとは君の心一つで本物のエージェントになれるんだよ」
莫《俺は・・・》
莫「正真正銘コードナンバー:7だ」

富士見が莫の能力に全く疑問を感じていないのはボムナイトメアの件があったからなのだろうか。2話の時点で莫と同じ夢を見ていた事は理解しているのでボムナイトメアに体を乗っ取られて以降の夢も覚えている?いや、なさそう。うろ覚えぐらいの状態?
なんにせよ富士見の言葉が(も)きっかけとなって本物のエージェントになろうとする莫。これで色々と一安心・・・いや、結局無職なのはかわらないのですが。まあエージェント活動するには定職についていると色々不都合があるし。バイトにしてもブンブンジャーのようにブンブン抜けさせてくれる職場は少ないはず。そもそも悪夢が発生しそうなんで早退します!とか通用しないし・・・。
という訳で仮面ライダーとしては成長しつつある莫ですが社会人からは遠ざかっているような気がしないでもない。もっと富士見課長に権力があれば・・・あれ?怪事課は実質的には解体されたはずなので富士見は課長ではない?とにかく最終的には莫がエージェント活動を抜きにしても活躍できるようにはなってほしい。

万津美浪「はい?明日から1カ月 当番やる?」

美浪 「あっ今日ロケで早く出なきゃいけないから朝ご飯 食べちゃってくれる?」
莫「えっ?」
美浪 「よし・・・いただきます」
莫「いやいや いやいや・・・なんで俺の部屋で?」
美浪 「魚 焼くの失敗してリビングくさくて」
莫「もう よりによって なんで こんな時に・・・」
美浪 「はい?明日から1カ月 当番やる?」
莫「あっいや・・・どうぞ ごゆっくり。はい・・・」

エージェント美浪を見る限りマネージャの仕事は続いている模様。ロケはZ級グルメの話だろうか。なんにせよしばらく莫も食つなぐ事が出来てよかったですね・・・。妹が給料を稼いできて生活しているライダーというのも珍しいですが今は多様性の時代だから・・・。
それはともかく当番制であれば莫の不運は発生しないという事でいいのだろうか。買い物時に荷物を持とうとするとダメ。当番制で決めておけば問題なし。間接的に人助けをしても問題ない、という事ですかね?というかそうでないと日常生活が送れないのですが。
まあそれ以前に美浪の方が忙しそうなので1カ月ぐらい朝ごはんの当番をしてもいいのでは?と思えてしまう。もしかしたら朝ごはん以外は全部莫の担当なのかもしれないですが。

富士見鉄也

富士見「一見 普通の青年が極秘機関のエージェント。あり得ない話じゃない。交通事故のケガが あり得ない速さで完治したのも人と同じ夢を見られるのも特殊な訓練を受けていたからだな!?」
莫「いや その・・・」
富士見「君は何と戦っている!?ナイトメアか?そうだろ!?」
莫「めくるめく推理・・・さすが公安」

このシーンを見る限り富士見はボムナイトメアの件を覚えていない?2話の冒頭で一緒の夢を見ていたのは覚えているようですが、ナイトメア発生以降については何も触れていないので。覚えていたら言及するはずですし。
という事で富士見が莫を信じたのは・・・なんだろう。特殊な訓練を受けていたからだろうか。仮面ライダーをひたすら見続けるとか。なにせ特殊な訓練を受ければ怪我があり得ない速さで完治するとか思いつかないですよ。ケガが直るのは特殊体質か改造人間かごく一部の身体能力がおかしいライダー(Wの照井竜とか)だし。富士見は富士見で特殊な訓練を受けているに違いない。

南雲なすか

富士見「万津莫さん入りますよ」
なすか「ちょっ・・・バカ!ダメですって。何 言ってんですか・・・!」

最初はこんな風に常識的な反応をしていたのに・・・

富士見「どうやら自分がエージェントであることは家族にも隠しているらしいな」
なすか「そうですか」
バイクモードのゼロに跨るなすか

途中からこんな感じになってしまい・・・

莫「はあ・・・とりあえず この部屋 紅茶によく似た燃料 置いてあるんで気をつけてください」
富士見「くっ・・・!」
なすか「調査資料を拝見させてもらいました」

最後には普通に紅茶風燃料を飲みかけるのは如何なものかと思ってしまう。ちょっと富士見に毒され過ぎやしないだろうか。もしくは左遷されたと思い込んで色々と自暴自棄になっているのだろうか。バイクに乗ろうとしたのは・・・まあ前はデザグラでちょっと仮面ライダーやってましたしね。仕方ない。仮面ライダーならみんなバイクに乗っていても・・・デザグラライダーってギーツ以外はバイクに乗っているシーンが思い出せない。
とにかくなすかは色々と順応している、もしくは富士見に毒されているように思えてしまう。

麻宮みゆき

「19日夕方、東京、里の森公園で女子中学生が木から転落し一時、意識不明の重体となりました。消防が駆けつけ病院に搬送。意識は戻ったものの骨折をしていて重症とのことです。警察は中学生が木登りをしている最中に謝って転落したものとみています」

今回の話。別にオチがあれでもいいのですが、それならもう少し説明がほしかった。何故女子中学生が木登りをしていたのだろうか。この後、助けたのは一平。恐らく現在のようにストーキング一歩手前の行為をしていて発見したはず。多分。きっと。となると単独で木登りして落ちた、という事になるのですが・・・なんだろうか。なかなか想像しづらいシチュエーションなので何があったのかよくわからない。女子中学生が単独で木登りを始めるだろうか。それもお嬢様といっても差し支えないみゆきが。
いや、それなりに権力のある大臣(当時大臣だったかは不明)の娘のニュースはず。父親の権力によって伏せられた何か不都合な真相があったのだろうか・・・いや、ないか。あるとしても木登り途中でカラスに襲われて落ちた、みたいな話だったんだろうな、と予想しておきます。

ノクス「肉体 文明 精神 次元。この世界のあらゆるものは崩壊の定めにある。我々を除いてな・・・ねむ」

ノクス「肉体 文明 精神 次元。この世界のあらゆるものは崩壊の定めにある。我々を除いてな・・・ねむ」

なぜノクスたちだけが崩壊の定めから逃れられるのかは不明ですが、このシーンを見る限りノクスとねむは同族の可能性が高そう。やっぱりエグゼイドのようにノクスとねむはそれぞれ誰かの悪夢から生まれたナイトメアが進化した存在とかなんだろうか。
ただそれならなぜノクスがナイトメアを増やすような活動をして、ねむはそれを邪魔するような活動をしているように見えるのか、という疑問が残りますが。そもそもねむはナイトメアを怪物と認識しているっぽいですし。ねむが完全に目覚めたら・・・いや、完全に眠ったらノクスと同様の存在になる、とかそんな感じなんですかね?

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