ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第34話 散ずる戦禍、灰色の輝き 感想

ふう・・・俺は何を見せられてるわけ?と思ってしまった 第34話 散ずる戦禍、灰色の輝き 感想です。

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感想

良い話なんですが・・・全体的に詰め込み過ぎなんですよ・・・。

今回の話だけでも
・陸王と玲のエピソード完結
・陸王と角乃のエピソード進展(完結?)
・陸王の最強フォーム・テガソードゴジュウレオン登場
・最終(?)ロボのリョウテガソード登場
・角乃と緒乙の再会
・アッサム王子の復活、そして別れ
・テガジューンに新たな感情の芽生え
・シャイニングナイフの覚悟
・ブライダンのチームワーク
・スイートケーク復活
ぐらいの要素があったような。
ああ、忘れていた。ベルルムさんお疲れ様でした。

と色々要素がてんこ盛り過ぎて玲さんと意気投合しそうになってしまった。
いくらなんでも多すぎる。
さらに言えば今回は坂本監督回。坂本監督の回って生身アクションシーンがやたら増えるんですよね。生身アクションしながらの変身は定番と言ってもいいと思いますがそれも含めて本当に詰め込み過ぎ。
とはいえ陸王の攻撃を角乃が受け止めるシーンなどは良いシーンでしたが。

とにかく色々と多すぎるので絞って感想を。
玲のエピソードはこれで終わりか。公式HPでもオールアップ記事が出ているし。ただし”一度”と書かれていたのでラストで再登場する可能性はありそうですが。厄災戦でレッドバスターに変身して、いや色々間違ってブルーバスターに変身して参戦してもいいと思う。

オールアップはともかくちょっと駆け足過ぎたなあ、という印象が残ってしまう。結局なんの病気なのかは謎だったし。そして何故緒乙を攫ったのかも不明。自身の病気を治すためのサンプル、と言われても、いまいちしっくりこない。
とはいえ公式HPでも緒乙を攫ったのではなく意識不明となった少女を助けたいと願ったから?みたいな事が書かれていたので・・・玲さんに関しては色々と想像してください、という事なんでしょうね。いや、今回の件に限らずゴジュウジャーは色々詰め込み過ぎて想像にお任せします、みたいなシーンが多い印象ですが。

ただ詰め込み過ぎだとは思ったけれども重要な、そして熱いシーンは抜けていなかったので結構満足な回でした。
大きなエピソードが終わったので次は箸休め回に・・・ここでダイレンジャーの野球回っすか・・・次回も詰め込み過ぎ回になりそう。
そもそもダイレンジャー回って最近やったばかりじゃないですか。ほらサッカー回とか・・・あれ?確認してみたらほぼ1年前だった。

色々詰め込み過ぎているのは私自身でその影響が出ているのかもしれない、と思ってしまった 第34話 散ずる戦禍、灰色の輝き 感想 でした。


以下 10月16日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

百夜陸王「どうやら僕は玲さんと死ぬより君たちと生きたいらしい。手を貸してくれるかい?」

陸王「せっかく決意したのに・・・フッ・・・フフフフ・・・どうやら僕は玲さんと死 ぬより君たちと生きたいらしい。手を貸してくれるかい?」
吠「フッ・・・いちいち聞くな」
玲「ふう・・・俺は何を見せられてるわけ?」

玲さんが見せられたのはゴーバスターズのMISSION49でやったヒロムとリュウジのシーンですよ・・・忘れちゃったんですか。いや玲さんとリュウジは関係なかったですね。すみません。
陸王がやったのは
角乃「へえ~・・・誰かにやられる予定でも?」
陸王「それは ないね。でも僕には僕の戦いがあるから」
という決意?
いや、この会話をした30話では決意してなかったはず。
玲を止めるという自分の戦いがある→玲を止めるなら自分を犠牲にしてでも、という決意をしたのは33話の
陸王《玲さん これ以上 あなたが苦しむなら僕は・・・!》
ですかね?
とにかくエンターをヒロム一人ではなくゴーバスターズ全員で・・・違った。玲を一人ではなくダチと協力して止めるという良いシーンですね。

玲「ぶさまな俺を見に来たのか?」
陸王「僕はもう 玲さんを一人にはしません。病気だって治す方法を必ず見つける」
玲「俺は もう 失うものは なんもない。とことん ぶざまに あらがってみるか。また お前のステージ 見に行ってもいいか?」
陸王「もちろんだよ。約束したでしょ?僕のステージで偏屈な玲さんを笑顔にするって」
玲「ハハッ・・・ありがとう・・・陸王」

玲さん関係の話はこれで終わりだろうか。
まあ玲さんが登場したのは21話。決着が34話なので十分過ぎるぐらいのエピソードはやった訳ですが。
そして数ヵ月後、そこには元気に走り回る玲の姿が!
玲「もう二度とあんなことはしないよ!」
みたいな感じで締めるんでしょう。多分。
玲さんも陸王も視聴者もみんな笑顔になれる良い締め方ですね。
まあ実際どう締めるのかは不明ですがこれで陸王個人の話は終わりなのか、それとも若干ギクシャクしたまま(恐らく)の角乃との関係を埋めるエピソードがあるのだろうか。

暴神竜儀「遠野・・・テガソード様と一つとなって いい気になるなよ!?私も いずれ すぐ融合してみせる!くっ・・・!」

吠「なんか いつもより気合入ってねえか?」
竜儀「遠野・・・テガソード様と一つとなって いい気になるなよ!?私も いずれ すぐ融合してみせる!くっ・・・!」

いつか いずれは 乗り越えてみせるから・・・
いや、U号だった。
それはともかく「いずれ すぐ」と色々感情が混じったような言い方が竜儀っぽい。実力から言えば吠が一番先に融合するのは仕方ない。ただしテガソード様と一緒に救世する自分もすぐに・・・みたいな。
まあ今回の最強フォームは全員用意されているっぽいので竜儀もあるとは思うのですがいつになるのか・・・いや、すぐですね。多分

一河角乃「あの時 決めたんだ。犯人を見つけたら この手で ぶん殴るって・・・だから手伝ってよね白夜」

陸王「あっ・・・角乃ちゃん!?」
角乃「後悔するよ。大切な人に会えなくなるって すっごくつらいから・・・それに あんたがこいつをやったら私が困るの。あの時 決めたんだ。犯人を見つけたら この手で ぶん殴るって・・・だから手伝ってよね白夜」
陸王「角乃ちゃん・・・ありがとう」

ぶん殴るの伏線を回収。
犯人が厄災に乗っ取られた状態で良かったですね・・・緒乙誘拐犯が一般通過犯罪者だったら粉みじんになっていたところですよ・・・。
しかしこのシーンは良い。二人でベルルムをぶん殴るシーンも良かったのですが・・・ギンガレッドに変身しなくてもいいのでは、と思ってしまった。まあ強化アイテムがあれば使いたいし、吠はワイルドゴジュウウルフになっているので角乃もユニコーン以外に変身してもいいと思うのですが・・・今回はラストまでゴジュウユニコーンで戦ってもいいんじゃないかと思ってしまった。

角乃「あっ・・・緒乙!やっと見つけた!」

やっと再会できた・・・けれども緒乙は元に戻るのだろうか。
指輪はテガソード様、もしくは指輪自身が認めない限り装着できないはず。となるとシンケンジャーの指輪が緒乙の復活には必要なはずだけれども・・・今、誰が持っているのだろうか。
とはいえ玲さんがどこから調達したか不明な生命維持装置っぽいのはあるのでしばらく指輪がなくてもなんとかなるはず。そして遅くとも最終回にはテガソード様がなんかいい感じに復活させてくれるはずなので問題はなさそうですね。

熊手真白  ベアックマ「熊手は お前らみたいな軟弱者とは違うクマ!」

吠「いや どう見ても天ぷらだろ。俺は つゆで ふにゃふにゃにしてから食べる派なんだ」
真白「そういうやつは大抵 魂もふにゃついたやつなんだ」
吠「ああ?なんだと?」
禽次郎「それは偏見だぞ。つまり君は あれか?天丼も あとのせサクサク派か?」
ベアックマ「もちろんクマ!熊手は お前らみたいな軟弱者とは違うクマ!」

真白はあとのせサクサク派。ただしその上からハチミツをかける圧倒的強者。魂ふにゃついたやつにはできない暴挙ですよね。
はちみつ食べたいなぁ、している熊は魂カッチカチの強者に決まっている。
・・・調べてわかったのですが某プさんは「はちみつ食べたいなぁ」と言った事がないらしい。その方が驚きですよ・・・

リョウテガソード「全てを凌駕する力・・・これが今の私だ!厄災の残滓よ。お前程度では相手にならん!」

テガソード「全てを凌駕する力・・・これが今の私だ!厄災の残滓よ。お前程度では相手にならん!」

これを見る限りリョウテガソードはテガソードオリジンより強そう?
いや、ぺスティスもオリジンになったら瞬殺していた気がする。そもそもオリジン形態で厄災を倒している訳でオリジンでも残滓程度では相手にならないはず。
という事は・・・どっちも強いという事でよろしいでしょうか?もしくは最終回でリョウテガソードオリジンみたいなのが登場するのかもしれない。
しかしリョウテガソードはデカすぎて使いづらいような。少なくともキングキャンデラークラスのやつには使う必要はなさそう。ある程度自由にサイズを変えられる厄災相手専用になるのだろうか。
そういえばシャイニングナイフは超巨大化したシーンがあったような?あれは厄災の伏線だったのだろうか。

アッサム「さらばだ。良きティータイムを過ごせよ!」

アッサム「我が故郷は輝ける遠い星 惑星アッサミカ。まもなく迎えが来る」
禽次郎「アッサム その冗談も もう飽きたぞ」
アッサム「冗談?なんのことだ?さらばだ。良きティータイムを過ごせよ!」
吠・禽次郎・竜儀「えーっ!」

アッサム王子があっさり帰っていった。
迎えが来るなら指輪の戦士として戦わなくて良かったのでは?と言いたいところですが一秒でも早く帰るために戦っていたのかもしれない。そりゃ餅つきなんてしている場合ではない。ティータイムは必要だったけれども。
とにかく竜儀の引退、からの復活のために色々と頑張ったキャラだとは思うのですが思った以上にあっさりの退場でした。

ファイヤキャンドル「悔しいが俺たちがお膳立てしてやったんだ。感謝しやがれ!」

ファイヤキャンドル「ゴジュウジャー!脇腹の傷を狙え!」
吠「ああ?」
角乃「なんで あんたが・・・」
ファイヤキャンドル「悔しいが俺たちがお膳立てしてやったんだ。感謝しやがれ!」
吠「ああ?礼は言わねえぞ。陸王 てめえが決めろ」

もうファイヤキャンドルは味方扱いでいいんじゃないかな・・・。
今週は吠たちが陸王にやっていた事と同じような事をシャイニングナイフにしていた訳だし。もう敵じゃなくてもいいよね。
とはいえブライダンは基本的には女王の意思のままに動く組織なのであくまで女王が変わらなければ敵対したままだとは思うのですが。

テガジューン「あんな感情が我にあったとはな・・・」

ファイヤキャンドル「女王・・・ここにいたのか!」
テガジューン「我ながら愚かだ・・・怒りのあまり乗り手もなく突撃し この様だ・・・」
ブーケ「いいえ。女王様の愛情 私は感動しました」
ファイヤキャンドル「大丈夫だ!シャイニングナイフのことは俺たちが なんとかする!」
テガジューン「あんな感情が我にあったとはな・・・」

という訳で変わりそうな女王。
怒りが理解したのであれば他の感情を理解するのも出来そうですが・・・その場合は人間界侵攻を止めるのだろうか。
ブライダンは不完全な人間界を再生するために戦っているはず。
自分にも不完全と思っていた人間と似たような感情がある。じゃあ人間界は不完全ではないのでは?みたいな感じで止めるのか、それとも今後の厄災との戦いで色々と心変わりしていくのだろうか。

ファイヤキャンドル「仲間を置いて一人で攻め込むつもりか?」
シャイニングナイフ「仲間・・・?私は厄災の出身だったんだぞ」
ブーケ「そんなこと関係ありません。大切なのは心です」
ファイヤキャンドル「お前は厄災か?それともブライダンか?」
シャイニングナイフ「はっ・・・!私はブライダン参謀隊長 知略のシャイニングナイフだ!我が妻の敵 取らせてもらう!」

大切なのは心。
という事はもうこいつら仲間でいいよね?と思ってしまうシーン。まあ一応まだ敵対はしているものの、もう味方扱いでいいんじゃね?と思ってしまう。28話とか戦隊以上に戦隊やっていたし。
それはともかく厄災出身者でもいいなら人間でもいいよね、という事になりそうですね。
・・・元々クオンがいた。ブライダンって最初からブライダン、人間、厄災全部揃っていたじゃないですか。人間界より柔軟な思考をしているんじゃなかろうか。やっぱり最後はブライダンと和解エンドとなりそう。

シャイニングナイフ「ハニー!生きていたのか!?ああ・・・ハニー!」

スイートケーク「なんか よーく寝てたみたい。ダーリン ここ どこ?」
シャイニングナイフ「ハニー!生きていたのか!?ああ・・・ハニー!」
スイートケーク「ダーリンったら どうしたの?」
シャイニングナイフ「すまなかった!」

アッサム王子よりあっさり生き返ったスイートケーク。
まあよく考えたら半身だけ死 ぬというのはちょっと不自然ですしね。融合の仕方にもよりますが。仮面ライダードライブで心肺停止した泊さんがベルトさんのおかげで復活できた、みたいな感じだったと想像しておきます。
もしくはナイフが無意識に手加減した可能性も・・・いや、普通にそっちの可能性が高そうですね。

ベルルム「具島玲・・・最後の最後で使えん愚物め!」

ベルルム「具島玲・・・最後の最後で使えん愚物め!」

という事は厄災は取りついても完全に自由に力を使える訳ではない?
真白「厄災は弱った人の心につけ込み食い物にする。夢を失い病に侵された具島の心はベルルムを育てる格好の餌だ」
という事なので餌にしているのは間違いないけれども力を十分に得るまでは自分自身で戦えない、という事っぽいですね。まあ今の幹部は残党か残滓らしいので厄災が完全復活したら幹部も餌なしで活動できそうですが。
という事は今後の敵はノーワンではなく厄災幹部になるのか。それとも徐々に入れ替わっていくのだろうか。

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